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4,095 バイト追加 、 2023年8月31日 (木) 06:50
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== 衝撃のアルベルト(Alberto the Impacter) ==
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{{登場人物概要
*[[登場作品]]:[[ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日]]
+
| 読み = しょうげきのアルベルト
*[[声優]]:秋元羊介
+
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日}}
*種族:地球人
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| 声優 = {{声優|秋元羊介|SRW=Y}}
*性別:男
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦64}}
*[[年齢]]:38歳
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| SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]]
*血液型:バシュタールA型
+
}}
*所属:[[BF団]]
  −
*階級:[[十傑集]]
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{{登場人物概要
 +
| タイトル = プロフィール
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| 種族 = [[種族::地球人]]
 +
| 性別 = [[性別::男]]
 +
| 年齢 = [[年齢::38]]歳
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| 血液型 = [[血液型::バシュタールA型]]
 +
| 所属 = {{所属 (人物)|BF団}}
 +
| 役職 = [[十傑集]]
 +
}}
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'''衝撃のアルベルト'''は『[[ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日]]』の登場人物。
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== 概要 ==
 
[[ジャイアント・ロボ]]を狙う[[BF団]]の[[十傑集]]の一人。
 
[[ジャイアント・ロボ]]を狙う[[BF団]]の[[十傑集]]の一人。
   −
衝撃波を自在に操る能力を持つ(そのことから衝撃の、という字を戴きに置いている)。その戦闘能力は、単身敵の基地に乗り込み、大打撃を与えるほど凄まじい。
+
インド系ヨーロッパ[[貴族]]の末裔で<ref>ホビージャパン『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日 30th ANNIVERSARY BOOK』P136より。</ref>、衝撃波を自在に操る能力を持つ(そのことから衝撃の、という字を戴きに置いている)。その戦闘能力は、単身敵の基地に乗り込み、大打撃を与えるほど凄まじい。
    
過去の[[国際警察機構]]のエキスパートとの戦いにおいて盟友・[[眩惑のセルバンテス]]を倒し、自分の右目を奪った[[戴宗]]に恨みを持っており、自分の手で彼を討つ事を望む。しかし、電磁ネットワイヤー作戦においての戴宗との戦いは、戴宗が命と引き換えにしてまで任務を優先した為、不完全な形で決着がついた。戦いの内容に満足出来ないアルベルトはやりきれない思いを抱える事になる。
 
過去の[[国際警察機構]]のエキスパートとの戦いにおいて盟友・[[眩惑のセルバンテス]]を倒し、自分の右目を奪った[[戴宗]]に恨みを持っており、自分の手で彼を討つ事を望む。しかし、電磁ネットワイヤー作戦においての戴宗との戦いは、戴宗が命と引き換えにしてまで任務を優先した為、不完全な形で決着がついた。戦いの内容に満足出来ないアルベルトはやりきれない思いを抱える事になる。
  −
オリジナルの出典は、『[[六神合体ゴッドマーズ]]』の原作でもある[[漫画]]『マーズ』に登場した無性生殖人間の一人。『マーズ』でも設定上では人間をはるかに超える身体能力を持っているはずなのだが、作中では披露する機会がなくメカや銃器に頼っていた。本作やSRWで大暴れする彼を見た後では、その姿に凄まじい違和感を覚える事だろう。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}
:本作にて、生身の体で[[第3使徒サキエル]]と壮絶な戦いを演じた。[[ネルフ]]職員も、[[碇ゲンドウ|ゲンドウ]]など一部を除いては驚愕していた。無敵とも言える身のこなしで、サキエルの攻撃は全て命中率0%。生身でも攻撃は強力だが、さすがに[[使徒]]の[[A.T.フィールド]]には弾かれてしまう。「防御攻撃」を選択すれば撃墜シーンが見られるのだが、生身の人間である彼が爆発する様は、『α』屈指の迷シーン。ちなみに、戦闘デモでは爆発せずに暗転する。使徒との戦いに比べればインパクトには欠けるものの、一般兵の操る[[ジェガン]]を生身で破壊する場面も。
+
:音声初収録。生身の体で[[第3使徒サキエル]]と壮絶な戦いを演じ、[[碇ゲンドウ]]など一部を除く[[ネルフ]]職員に驚愕される。生身なだけあり、HP200、装甲100と耐久力は無いに等しいが、運動性は200もあり、無敵とも言える身のこなしでサキエルの攻撃は全て命中率0%。生身でも攻撃は強力だが、さすがに[[使徒]]の[[A.T.フィールド]]には弾かれてしまう。「防御攻撃」を選択すれば撃墜シーンが見られるのだが、生身の人間である彼が爆発する様は、『α』屈指の迷シーン。ちなみに、戦闘デモでは爆発せずに暗転する。使徒との戦いに比べればインパクトには欠けるものの、一般兵の操る[[ジェガン]]を生身で破壊する場面も。
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
+
:敵として登場するステージではイベント戦闘後に撤退するため、アルベルトと直接戦闘をする機会はない。
::『α』であまりに反響があった為か、リメイク版の本作では終盤で再登場、[[精神コマンド]]を使えば[[EVA初号機 (暴走)|暴走初号機]]を撃破する事が可能。ちなみに運動性は999……と、ネタとしか言いようの無いキャラクターになっている。後にも先にもこれほどの回避率を誇る男はいないだろう。戴宗と決着を付け、崩壊するターミナルドグマで最期を迎えた。
+
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
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::『α』であまりに反響があった為か、リメイク版の本作では新規EDルート終盤で再登場、[[精神コマンド]]を使えば[[EVA量産機]]を撃破する事が可能。PS版よりも攻撃力や運動性が大きく上がっており、特に運動性は'''255'''という驚異的な高さ。追加ステージでは5段階改造されて'''280'''という恐ろしい値になっており、本人の回避の高さとサイズSSなのも相まって、後にも先にもこれほどの回避率を誇る男はいないだろう。ちなみに限界反応も初期値で999あり、追加ステージでは限界反応が採用されている作品では唯一4桁の数値を見せてくれる。戴宗と決着を付け、崩壊するターミナルドグマで最期を迎えた。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦64]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
:殆どイベント戦闘での登場になるがその内容は非常に濃い。[[東方不敗マスター・アジア]]と間違えられ、怒って間違えた相手の[[モビルスーツ]]を破壊するイベントや[[東方不敗]]や[[ドモン・カッシュ|ドモン]]との対決イベントがある。[[コ・エンシャク]]がシールド扱いで登場する。
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:初登場作品。殆どイベント戦闘での登場になるがその内容は非常に濃い。[[東方不敗マスター・アジア]]と間違えられ、怒って間違えた相手の[[モビルスーツ]]を破壊するイベントや、東方不敗や[[ドモン・カッシュ]]との対決イベントがある。[[コ・エンシャク]]がシールド扱いで登場する。
 
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== パイロットステータス設定の傾向 ==
  −
=== [[精神コマンド]] ===
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;[[スーパーロボット大戦α|α]]
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:[[加速]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[ド根性]]、[[隠れ身]]、[[魂]]
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  −
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
  −
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
  −
:[[底力]]
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== [[BGM|パイロットBGM]] ==
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== 装備・機能 ==
;「出撃!その名はジャイアント・ロボ!」
+
ここでは[[生身ユニット]]としての衝撃のアルベルトについて解説する。
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』にて採用。
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;「メイン・タイトル」
  −
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』にて採用。
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== 必殺技 ==
+
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
;パンチ
 
;パンチ
 
:『64』で使用。ごく普通に接近してパンチ。
 
:『64』で使用。ごく普通に接近してパンチ。
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:『α』で使用。素早い打撃を連続して加える。
 
:『α』で使用。素早い打撃を連続して加える。
 
;大衝撃波
 
;大衝撃波
:『α』で使用。強力な衝撃波を放つ。[[連邦兵]]の[[ジェガン]]を大破させたのはこの技。
+
:『α』で使用。強力な衝撃波を放つ。強制戦闘で[[連邦兵]]の[[ジェガン]]を大破させたのはこの技。
 +
:使用には気力が130必要だが、操作できるステージでは気力を上げる手段が無いため、PS版『α』では見る機会が強制戦闘の1回しかない。
 
:DC版『α』においては、気力を150まで高め、かつ魂をかければ'''EVA量産機をATフィールドごとぶち抜いて沈めることも可能。'''
 
:DC版『α』においては、気力を150まで高め、かつ魂をかければ'''EVA量産機をATフィールドごとぶち抜いて沈めることも可能。'''
   −
== 人間関係 ==
+
=== 特殊能力===
 +
;盾装備
 +
:『64』。'''[[コ・エンシャク]]がアルベルトを庇う'''というスパロボ史上前代未聞の盾。
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===移動タイプ===
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;[[陸]]
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:当たり前だが飛べない。
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:ちなみに陸専用というわけではないので'''海に潜ることもでき'''、設定上では'''宇宙にも出撃可能'''(ユニット・武器性能共に全地形適応がAである)。
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 +
===[[サイズ]]===
 +
;SS
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:[[生身ユニット]]であるため当然SSサイズ。
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==パイロットステータス==
 +
===[[能力|能力値]]===
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『α』では[[射撃 (能力)|射撃]]が最低クラスだが射撃武器を持っていないので関係ない。逆に[[技量]]、[[回避]]、[[命中]]はずば抜けた高さを持っており、全パイロット中でもトップの数値を持つ(技量のみ同率に[[イサム・ダイソン]]がいる)。
 +
 
 +
===[[精神コマンド]]===
 +
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
 +
:'''[[加速]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[ド根性]]、[[隠れ身]]、[[魂]]'''
 +
:ド根性を持っているものの基本的に被弾=撃墜なので意味がなく、それ以前に防御攻撃をしなければ攻撃を喰らうことすらない。
 +
 
 +
===[[特殊技能]](特殊スキル)===
 +
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
 +
:'''[[底力]]'''
 +
:精神コマンドのド根性同様、被弾=撃墜なのでほぼ意味がない。
 +
 
 +
==パイロットBGM==
 +
;「出撃!その名はジャイアント・ロボ!」
 +
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』にて採用。
 +
;「メイン・タイトル」
 +
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』にて採用。
 +
 
 +
==人間関係==
 
;[[諸葛亮孔明]]
 
;[[諸葛亮孔明]]
 
:上司。
 
:上司。
74行目: 107行目:  
:第1話で共に[[国際警察機構]]の[[北京]]支部を襲撃するが、第5話で彼に討たれる事に。
 
:第1話で共に[[国際警察機構]]の[[北京]]支部を襲撃するが、第5話で彼に討たれる事に。
   −
== 他作品との人間関係 ==
+
==他作品との人間関係==
 
;[[東方不敗マスター・アジア]]
 
;[[東方不敗マスター・アジア]]
 
:様々な意味で似たもの同士。『[[スーパーロボット大戦64|64]]』では[[戴宗]]に代わって彼が宿命の[[ライバル]]であり、激しい死闘を繰り広げる場面も。
 
:様々な意味で似たもの同士。『[[スーパーロボット大戦64|64]]』では[[戴宗]]に代わって彼が宿命の[[ライバル]]であり、激しい死闘を繰り広げる場面も。
 
;[[ドモン・カッシュ]]
 
;[[ドモン・カッシュ]]
:『64』では修行中の彼の前に姿を現し、生身で死闘を演じる場面も見られる。[[ライバル]]の[[東方不敗]]の弟子である彼の実力を認めている。
+
:『64』では修行中の彼の前に姿を現し、生身で死闘を演じる場面も見られる。ライバルの東方不敗の弟子である彼の実力を認めている。
 
;[[第3使徒サキエル]]
 
;[[第3使徒サキエル]]
 
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』における戦いでは、プレイヤーと[[ネルフ]]の面々にかつて無い程の'''衝撃'''を与えた。
 
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』における戦いでは、プレイヤーと[[ネルフ]]の面々にかつて無い程の'''衝撃'''を与えた。
 
;[[キール・ローレンツ]]
 
;[[キール・ローレンツ]]
 
:DC版『α』では、彼と他の[[ゼーレ]]の幹部を皆殺しにする。
 
:DC版『α』では、彼と他の[[ゼーレ]]の幹部を皆殺しにする。
:アルベルトにとって彼ら[[ゼーレ]]の委員会のメンバーは、[[諸葛亮孔明|孔明]]同様に「傍観者」であるとし、気に入らない存在だった。
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:アルベルトにとって彼らゼーレの委員会のメンバーは、[[諸葛亮孔明|孔明]]同様に「傍観者」であるとし、気に入らない存在だった。
 
;[[碇ゲンドウ]]
 
;[[碇ゲンドウ]]
 
:DC版『α』では彼の[[人類補完計画]]を阻止すべく、[[セントラルドグマ]]にて[[ロンド・ベル]]と共闘する。
 
:DC版『α』では彼の[[人類補完計画]]を阻止すべく、[[セントラルドグマ]]にて[[ロンド・ベル]]と共闘する。
   −
== 名台詞 ==
+
==名台詞==
 
;「何を言う戴宗!わしは納得いかんのだ!貴様との決着がこんなものでよいはずがあるまい!!」
 
;「何を言う戴宗!わしは納得いかんのだ!貴様との決着がこんなものでよいはずがあるまい!!」
 
:[[戴宗]]が電磁砲の制御装置をかばいアルベルトの直撃を受け死んでしまう。
 
:[[戴宗]]が電磁砲の制御装置をかばいアルベルトの直撃を受け死んでしまう。
 
;「あの女にはもう一度会いたいからな。何せ珍しい物を見せてもらったからな、他に類を見ないあの能力、BF団では誰かさんだけの能力だと思ったがな…」
 
;「あの女にはもう一度会いたいからな。何せ珍しい物を見せてもらったからな、他に類を見ないあの能力、BF団では誰かさんだけの能力だと思ったがな…」
 
:[[銀鈴]]のテレポート能力を見て幻夜の秘密に感づいた。
 
:[[銀鈴]]のテレポート能力を見て幻夜の秘密に感づいた。
;「十傑集を、なぁめるなァァァァァァァァァァ!!」
+
;「十傑集を……なぁめるなァァァァァァァァァァ!!」
:このあと[[ジャイアント・ロボ]]でも突入できない大怪球の高エネルギーを衝撃波で相殺するが…。ちなみに[[十傑集]]の一人である白昼の残月(未登場)の台詞に「十傑集が集まれば、大怪球の一つや二つ」というものがあるのだが、一人で何とか出来てしまうのだから、他のメンバーもいれば確かに一つや二つどうとでもできそうである。
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:このあと[[ジャイアント・ロボ]]でも突入できない大怪球の高エネルギーを衝撃波で相殺するが…。
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:ちなみに[[十傑集]]の一人である白昼の残月(SRW未登場)の台詞に'''「十傑集が集まれば、大怪球の一つや二つ」'''というものがあるのだが、実際にアルベルト一人で何とか出来てしまったのだから、他のメンバーもいれば確かに一つや二つどうとでもできそうである。
 
;「いいか小僧、わしは決してお前達に加担するのでもなければ、慣れ合うわけでもない!だがな、この作戦、たとえどんな裏があろうとこれだけはわかっているぞ…!そう、世界の運命はこんな若造などに好きにさせるものではない!全ては我々BF団と、貴様ら国際警察機構とで決着を付けるものだ!違うか!違うか!!違うかぁぁぁぁぁぁ!!」<br />「なぁ、戴宗……」
 
;「いいか小僧、わしは決してお前達に加担するのでもなければ、慣れ合うわけでもない!だがな、この作戦、たとえどんな裏があろうとこれだけはわかっているぞ…!そう、世界の運命はこんな若造などに好きにさせるものではない!全ては我々BF団と、貴様ら国際警察機構とで決着を付けるものだ!違うか!違うか!!違うかぁぁぁぁぁぁ!!」<br />「なぁ、戴宗……」
:声優の秋元羊介氏の熱演が光る魂の叫び。そして、大怪球のエネルギーを全て吸い取った為、体中にヒビが入って砕け散り、塵となってその生涯を終えた。
+
:声優の[[声優:秋元羊介|秋元羊介]]氏の熱演が光る魂の叫び。そして、大怪球のエネルギーを全て吸い取った為、体中にヒビが入って砕け散り、塵となってその生涯を終えた。
 +
:ちなみに「若造」というのは大怪球フォーグラーを放った幻夜ことエマニュエルのこと。
 
;「もとより何もかも覚悟の上よ!」
 
;「もとより何もかも覚悟の上よ!」
 
:水田麻里の漫画版での台詞。アニメでは事の真相を知らなかったが漫画版では孔明からの勧告を受けたうえで造反、国際警察機構の大怪玉フォーグラーの破壊に協力した。
 
:水田麻里の漫画版での台詞。アニメでは事の真相を知らなかったが漫画版では孔明からの勧告を受けたうえで造反、国際警察機構の大怪玉フォーグラーの破壊に協力した。
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== スパロボシリーズの名台詞 ==
+
==スパロボシリーズの名台詞==
 
;ゲリラ「き、聞いたことがある。素手でMSを破壊する奴がいると…」<br />アルベルト「ふん、貴様らごときでもわしの名をしっておるか。それに免じて楽に死なせてやろう」<br />ゲリラ「確か……あのドモン・カッシュの師匠……東方不敗、マスター・アジア!」<br />アルベルト「なんだとぉ!? 貴様、楽には死なさんぞ!!」
 
;ゲリラ「き、聞いたことがある。素手でMSを破壊する奴がいると…」<br />アルベルト「ふん、貴様らごときでもわしの名をしっておるか。それに免じて楽に死なせてやろう」<br />ゲリラ「確か……あのドモン・カッシュの師匠……東方不敗、マスター・アジア!」<br />アルベルト「なんだとぉ!? 貴様、楽には死なさんぞ!!」
 
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』より。アルベルトと遭遇したゲリラの痛恨の人違い。
 
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』より。アルベルトと遭遇したゲリラの痛恨の人違い。
 
:「楽に死なせてやろう」と言っていたアルベルトだったが、[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]と間違われて態度を一変させてしまう。やってることと声が同じなので、間違えるのも無理もないが…
 
:「楽に死なせてやろう」と言っていたアルベルトだったが、[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]と間違われて態度を一変させてしまう。やってることと声が同じなので、間違えるのも無理もないが…
 
;「あれが使徒か…」<br />「一つ試してみるか。諸葛亮孔明のいう通り、使徒が本当に人類の敵なのかどうかをな」
 
;「あれが使徒か…」<br />「一つ試してみるか。諸葛亮孔明のいう通り、使徒が本当に人類の敵なのかどうかをな」
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』第15話「使徒、襲来」にて。突然現れる上に'''生身で使徒と戦闘を敢行して、人類の敵かどうかを見極める'''際の台詞。正気の沙汰ではないが、倒せてしまいそうなのが不思議である。
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:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』第15話「使徒、襲来」にて。突然現れる上に'''生身で使徒と戦闘を敢行して、人類の敵かどうかを見極める'''際の台詞。正気の沙汰ではないが、倒せてしまいそうなのが不思議である。明らかに'''倒そうと思えば倒せるという前提で話を進めている。'''十傑集は伊達ではないということか。
 
;「笑止!!貴様らが何を企もうが、これだけはわかっているぞ!世界の運命は貴様らや孔明のような傍観者の好きにさせるものではない!!全てはこの戦いに関わるワシらの手で決着をつけるものだ!!」<br />「フン!ならば、ワシが先にこの手で貴様らの終わりを告げてくれる!あの世とやらでこの世界の行く末を見るがよいわ!!」
 
;「笑止!!貴様らが何を企もうが、これだけはわかっているぞ!世界の運命は貴様らや孔明のような傍観者の好きにさせるものではない!!全てはこの戦いに関わるワシらの手で決着をつけるものだ!!」<br />「フン!ならば、ワシが先にこの手で貴様らの終わりを告げてくれる!あの世とやらでこの世界の行く末を見るがよいわ!!」
 
:DC版『α』の終盤、[[ゼーレ]]の本拠地にて[[キール・ローレンツ|キール]]や[[イングラム・プリスケン|イングラム]]と対峙しての台詞。[[ケイサル・エフェス (人物)|アウグストゥス]]と[[ビッグ・ファイア]]による死と新生の真実を知って驚愕しながらも、原作同様、世界の決着は戦いの当事者である自分達の手で着けるものであると主張。[[人類補完計画|補完計画]]も[[GR計画]]も行き着く先は同じだと語る「傍観者」のキール達[[ゼーレ]]の面々に引導を渡す。
 
:DC版『α』の終盤、[[ゼーレ]]の本拠地にて[[キール・ローレンツ|キール]]や[[イングラム・プリスケン|イングラム]]と対峙しての台詞。[[ケイサル・エフェス (人物)|アウグストゥス]]と[[ビッグ・ファイア]]による死と新生の真実を知って驚愕しながらも、原作同様、世界の決着は戦いの当事者である自分達の手で着けるものであると主張。[[人類補完計画|補完計画]]も[[GR計画]]も行き着く先は同じだと語る「傍観者」のキール達[[ゼーレ]]の面々に引導を渡す。
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;「よく聞け!十傑集ともあろうこのワシが…死んだフリなどという恥知らずな真似までしたのはこの機会を待っていたからだ!」
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;大作「この機会って…」
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;銀鈴「Nervを壊滅させる機会…!?」
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;「ワシは決してお前達に荷担するものでもなければ、馴れ合うわけでもない。だがな、この作戦、例えどんな裏があろうともこれだけはわかっているぞ!」
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;「そう、世界の運命はこんな奴らなどに好きにさせるものではない!」
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;「全ては我々BF団と、貴様らロンド=ベルとで決着をつけるものだ!違うか?違うか!?違うかぁぁぁっ!?」
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:その後、リリスから複製された初号機と[[EVA量産機]]の前に生身ユニットと現れての台詞。なんと全て秋元氏によるDVE。この魂の一喝がLCL化して消えかかっていた[[碇シンジ|シンジ]]を奮起させ、復活させた。
 +
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==余談==
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*オリジナルの出典は、『[[六神合体ゴッドマーズ]]』の原作でもある[[漫画]]『マーズ』に登場する監視者の一人にして、「第三の神体」の搭乗者。『マーズ』でも設定上では人間をはるかに超える身体能力を持っているはずだが、作中では披露する機会がなくメカや銃器に頼っている。本作やSRWで大暴れする彼を見た後では、その姿に凄まじい違和感を覚える事だろう。
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== 脚注 ==
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<references />
    
{{DEFAULTSORT:しようけきのあるへると}}
 
{{DEFAULTSORT:しようけきのあるへると}}