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1,901 バイト追加 、 2023年5月14日 (日) 12:53
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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
 
| 読み = こりゅうおう
 
| 読み = こりゅうおう
| 外国語表記 = [[外国語表記::Hu Long Wang]]
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| 外国語表記 =  
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; 北米版OGシリーズ
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:[[外国語表記::Hu Long Wang]]
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;30
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:[[外国語表記::KoRyuOh]]
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]])
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]])
 
*{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
 
*{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
:シーズンパス「[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC1]]」の追加プレイアブル機体として参戦。[[龍虎王]]への変形も可能。
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:シーズンパス「[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC1]]」にて追加参戦。[[龍虎王]]への変形も可能。
:αシリーズから転移してきたようだが、「[[スーパーロボット大戦α|α]]」にはあった「ファングミサイル」「参式爆連打」がない。ただし、「ヴァリアブル・ドリル」は「タイラント・オーバー・ブレイク」にて使用する。
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:武装のラインナップは『第2次α』と同等で、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』にはあった「ファングミサイル」「参式爆連打」がなく、「ヴァリアブル・ドリル」は「タイラント・オーバー・ブレイク」の演出内でのみ使用する。
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:ミッション「我等二敵ナシ」をクリアするまでは「龍王破山剣・逆鱗断」が使えないため、序盤は虎龍王がボス殴りのメインになる。相変わらず空適性が苦しいため、強化パーツで補填しておきたい。
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:その他にも射程が短い、ブリットの[[エースボーナス]]が使いにくいと苦しい要素が多い。運用には愛が必要な機体となっている。
    
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}
 
:なんと第18話終了時に'''サラッと手に入る'''。イベント無しで虎龍王が参入するのは初。
 
:なんと第18話終了時に'''サラッと手に入る'''。イベント無しで虎龍王が参入するのは初。
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:シナリオでは(テキストだけの進行だったが)[[バラルの園|かつての因縁の跡地の地下]]を[[グルンガスト参式|参式]]と一緒にドリルで調査するという役目も(参式のほうは調査時のパイロットが誰だったかは明言されていない)。
 
;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]
 
:戦闘シーンは少ないが、[[アインストレジセイア]]を追い詰め、[[ツヴァイザーゲイン]]を猛撃でKO(ある意味ゲーム再現)するなど活躍している。
 
:戦闘シーンは少ないが、[[アインストレジセイア]]を追い詰め、[[ツヴァイザーゲイン]]を猛撃でKO(ある意味ゲーム再現)するなど活躍している。
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==== 武器 ====
 
==== 武器 ====
 
;ファング・ミサイル
 
;ファング・ミサイル
:虎龍王の口から牙の形をしたミサイルを射出する。第2次α以降はオミットされたがOG2ndにて復活。格闘属性でしかも有射程の全体攻撃なので、実は龍虎王の「龍王移山法」より使いやすかったりする。
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:口から牙の形をしたミサイルを射出する。
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:『第2次α』以降はオミットされたが『OG2nd』にて復活。格闘属性かつ有射程の全体攻撃なので、基礎威力こそ低いが龍虎王の「龍王移山法」よりも使いやすい。
 
;ランダム・ストライク「参式爆連打」
 
;ランダム・ストライク「参式爆連打」
:虎龍王の腕と脚との連撃。[[グルンガスト参式]]から継承した技。実は技自体は参式より先に登場している。[[第2次α]]以降はオミットされたがOG2ndにて復活。
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:拳と蹴りを交えた格闘術で、[[グルンガスト参式]]から継承した技。実は技自体は参式より先に登場している。『第2次α』以降はオミットされたが『OG2nd』にて復活。
 
;ソニック・シャウト「虎王咆哮」
 
;ソニック・シャウト「虎王咆哮」
:咆哮による衝撃波で攻撃。本来は虎王機の技なので、虎龍王でも使用可能。OGS以降はソニック・ジャベリンへの繋ぎで使用している。
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:咆哮による衝撃波で攻撃。本来は虎王機の技なので、虎龍王でも使用可能。『OGs』以降はソニック・ジャベリンへの繋ぎで使用している。
 
;タイガー・ナックル「虎王飛拳」  
 
;タイガー・ナックル「虎王飛拳」  
:虎龍王の腕を射出する。参式のブーストナックルの機能を取り込んだものであり、燃費や射程の面で主力になる。
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:虎龍王の腕を射出する。参式のブーストナックルの機能を取り込んだものであり、燃費や射程の面で主力になる。作品によっては発射後に虎の顔状のオーラを纏い、命中の瞬間に敵機に噛みつくこともある。
 
;ランダム・スパイク
 
;ランダム・スパイク
:虎龍王の得物であるヌンチャクによる連撃を浴びせる。この技の異称は『虎龍王・連挺乱打』。第2次OGではコンビネーション攻撃対応武器であり、これのためにブリットは参式では意味のない連続攻撃スキルを初期習得している。
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:虎龍王の得物であるヌンチャクによる連撃を浴びせる。この技の異称は『虎龍王・連挺乱打』。『OGs』では正拳突きを、『30』では廻し蹴りを最後に叩き込んで吹っ飛ばす。
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:『第2次OG』ではコンビネーション攻撃対応武器であり、これのためにブリットは参式では意味のない連続攻撃スキルを初期習得している。
 
:本来ヌンチャクは中国拳法の武器ではなく、琉球古武術の武器である。ブルース・リーが『燃えよドラゴン』で使用して以来有名となった。
 
:本来ヌンチャクは中国拳法の武器ではなく、琉球古武術の武器である。ブルース・リーが『燃えよドラゴン』で使用して以来有名となった。
 
;ヴァリアブル・ドリル「虎爪回転圏」
 
;ヴァリアブル・ドリル「虎爪回転圏」
:虎龍王の拳が回転し、ドリル状の手刀で貫く。ドリル・アタッカーの機能を利用していると思われる。α以外では単体武器としては登場せず、タイラントオーバーブレイクのトドメに使用される。OG2ndではついに演出ですら使われなくなってしまった。
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:虎龍王の拳が円錐状に変形して高速回転、ドリルとなった手刀で敵機を貫く。参式のドリル・アタッカーの機能を利用していると思われ、『OG2』ではこれの存在が虎龍王と龍虎王が参式の機能を内包していることを確認できる決め手となった。『α』以外では単体武器としては登場せず、タイラント・オーバー・ブレイクのトドメに使用される。『OG2nd』ではついに演出ですら使われなくなってしまったが、『α』準拠設定で参戦している『30』で演出に復活している。
 
;ソニック・ジャベリン「虎王神速槍」
 
;ソニック・ジャベリン「虎王神速槍」
:虎龍王の得物の槍で、敵を滅多刺しにする。必殺技の際はランダム・スパイクから変化させて使うことが多い。
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:虎龍王の得物の槍。穂先は通常の槍とは異なり薙刀状であるため、刺突のみならず斬撃も可能。通常時は術で縮小して格納、もしくは携帯しているらしく、『30』では掌に収まる小ささから術で拡大して使用する演出がある。必殺技の際はランダム・スパイクから変化させて使うことが多い。
:なお実際にはジャベリンは投擲用の槍であり、振り回して使うものではない。また外見はジャベリンではなく青龍偃月刀(つまり厳密に言うと槍ですらなく刀剣)だが、この武器は宋代以降に成立したものである。ランダム・スパイクといいこれといい、虎龍王は外界の情報には敏感なのかもしれない。
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:なお実際にはジャベリンは「投擲用の槍」を指す名称であり、振り回して使うものではない。また外見は青龍偃月刀(つまり厳密に言うと槍ですらなく刀剣)だが、この武器は宋代以降に成立したものである。ランダム・スパイクといいこれといい、虎龍王は外界の情報には敏感なのかもしれない。
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==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
 
;タイラント・ブレイク  
 
;タイラント・ブレイク  
:参式爆連打、ランダム・スパイク、ソニック・ジャベリン、ヴァリアブル・ドリルを次々と繰り出す乱舞技。
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:参式爆連打、ランダム・スパイク、ソニック・ジャベリン、ヴァリアブル・ドリルを次々と繰り出す連続攻撃。
 
:各種動作は既存武器の流用。実装は『α』のみ。
 
:各種動作は既存武器の流用。実装は『α』のみ。
 
;タイラント・オーバー・ブレイク「虎王乱撃」
 
;タイラント・オーバー・ブレイク「虎王乱撃」
:タイラント・ブレイクを上回る速度で繰り出す乱舞技。
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:タイラント・ブレイクを上回る速度で繰り出す渾身の乱舞攻撃。
:強化パーツ無しで陸適正Sであるため場合によっては龍虎王の「逆鱗断」よりも高威力だが、空適応がBであるため使い分けが寛容。
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:強化パーツ無しで陸適正Sであるため場合によっては龍虎王の「逆鱗断」よりも高威力だが、空適応がBであるため使い分けが肝要。
:参式を取り込む以前、つまり『オリジナルバージョン』の流れは、ランダム・スパイクによる猛撃の後、左アッパーで吹き飛ばすというシンプルかつ豪快なもの。
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:参式を取り込む以前、つまり『原流』は、ランダム・スパイクによる猛撃の後、左アッパーで吹き飛ばすというシンプルかつ豪快なもの。
 
:『α』では「タイラント・ブレイク」とは接近動作、動作の残像付与、動作量アップ、ヴァリアブル・ドリル前のカットイン追加はあれど構成そのものは同一。
 
:『α』では「タイラント・ブレイク」とは接近動作、動作の残像付与、動作量アップ、ヴァリアブル・ドリル前のカットイン追加はあれど構成そのものは同一。
 
:『第2次α』『GBA版OG2』では参式爆連打とヴァリアブル・ドリルが単独武器から外されたものの構成は同様。
 
:『第2次α』『GBA版OG2』では参式爆連打とヴァリアブル・ドリルが単独武器から外されたものの構成は同様。
:『OGS』以降ではようやく固有のグラフィックを与えられるようになった。
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:『OGs』以降ではようやく固有のグラフィックを与えられるようになった。
:『OGS』では2連パンチで打ち上げ→追いかけてランダム・スパイクで追撃して地面に叩き落とし→ソニック・ジャベリンで落下しつつ連続突き→追いついた所に連続パンチで押し込みながら地面を掘り進み→最後にヴァリアブル・ドリルを繰り出して地中で爆発、という構成となった。
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:『OGs』では2連パンチで打ち上げ→追いかけてランダム・スパイクで追撃して地面に叩き落とし→ソニック・ジャベリンで落下しつつ連続突き→追いついた所に連続パンチで押し込みながら地面を掘り進み→最後にヴァリアブル・ドリルを繰り出して地中で爆発、という構成となった。
 
:『OG2nd』『MD』ではソニック・ジャベリンまでは同じ構成だが、最後は身分身の術による猛攻<ref>ジ・インスペクターでツヴァイサーゲインの分身に対抗したシーンの再現。</ref>の後、落下地点に先回りしてアッパーで〆、に変更。今回復活の際に参式のパーツが消えたのか、ヴァリアブル・ドリルが完全に消えてしまっている。
 
:『OG2nd』『MD』ではソニック・ジャベリンまでは同じ構成だが、最後は身分身の術による猛攻<ref>ジ・インスペクターでツヴァイサーゲインの分身に対抗したシーンの再現。</ref>の後、落下地点に先回りしてアッパーで〆、に変更。今回復活の際に参式のパーツが消えたのか、ヴァリアブル・ドリルが完全に消えてしまっている。
:『30』では初手が2連パンチであること以外は『第2次α』での流れをほぼ踏襲。
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:『30』では初手が拳の二連撃であること以外は『第2次α』での流れをほぼ踏襲。トドメのヴァリアブル・ドリルも復活した。
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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:[[切り払い]]を発動する。
 
:[[切り払い]]を発動する。
 
;[[HP回復]](小)
 
;[[HP回復]](小)
:基本的には回避力で耐える機体なので、この効果が発揮されるのは稀。
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:基本的には回避で対応する機体だが、運悪く被弾した分の帳尻を合わせてくれる。
;[[EN回復]](小)
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;[[EN回復]](小/中)
:『30』で所持。
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:OGシリーズではカスタムボーナスで追加されるが、『30』では初期所持かつカスタムボーナスで一段階強化される。
 
;[[分身]]
 
;[[分身]]
:虎龍王の脚力を活かした「身分身の術」という体術で、高速移動して残像を形成する。元々は龍虎王の術であり、符を介して龍虎王から授けられた。その為、この術を譲渡した龍虎王は使用する事が出来ない(伝授したのではなく術自体を移動させている)。
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:龍虎王より授けられた「身分身の術」で残像を形成する。伝授したのではなく術自体を移動させているため、龍虎王はこれを使用する事が出来ない。
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:「龍虎王伝奇」にて移動の顛末が描かれている。
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:『30』では残像を形成せず、その場から消え去って攻撃をやり過ごしてから再出現するという、従来作の「分身」とは趣が異なる演出となっている。
 
;[[念動フィールド]]
 
;[[念動フィールド]]
:[[グルンガスト参式]]の機能を継承した物。ブリットの[[念動力]]も相当な水準になるが、どちらかというと[[虎龍王]]は回避する機体なので出番は少なめ。
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:[[グルンガスト参式]]の機能を継承した物。ブリットの[[念動力]]も相当な水準になるが、HP回復同様本機は回避で対応する機体なので出番は少なめ。
;[[変形]]
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;[[分離]][[変形]]
:[[龍虎王]]とへ分離変形する。
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:[[龍王機]][[虎王機]]へと分離、あるいは[[龍虎王]]に変形する。『α2』『OG2』『OGS』では分離は未実装。
;[[分離]]
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:[[龍王機]]と[[虎王機]]へと分離する。現在、実装しているのはαとOG2ndのみ。
      
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
2,327

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