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== 自衛隊が登場する作品 ==
 
== 自衛隊が登場する作品 ==
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;[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]シリーズ
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:[[機械獣]]らと交戦するが、基本的にモブ扱いであっさりやられる。10年後を舞台とした『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]]』では既に[[統合軍司令|統合軍]]に編入されている。
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:;[[グレートマジンガー (桜多吾作版)]]
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::[[地獄大元帥]]が敢行した作戦に嵌った日本政府によって[[科学要塞研究所]]を制圧に乗り出すが失敗、岡部隊長(『マジンガーZ』からのセミレギュラー)は指揮権を部下に預けて単身[[剣鉄也|鉄也]]達に味方する道を選ぶ。
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::また、[[新住日重工]]社長・藤獰の命を受けた[[ブラック・グレート]]が駒門駐屯地を襲撃し、これを壊滅せしめている。
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::同作者の『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』では、「[[光子力研究所]]に襲撃を計った[[ピグマン子爵]]を'''在日米軍からちょろまかした新型地雷で吹き飛ばす'''」という切り札を見せた事も。
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;[[ゲッターロボ]]シリーズ
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:基本的に上記マジンガーシリーズと同じであるが、『[[ゲッターロボ アーク]]』では自衛隊出身者が多く登場しゲッターD2に乗り込んでいる。
 
;[[新世紀エヴァンゲリオン]]
 
;[[新世紀エヴァンゲリオン]]
:自衛隊はセカンドインパクト後に国連軍へと統合されたという設定であり、作中登場する国連軍の日本部隊は実質的に自衛隊である。それとは別に、独立した「日本軍」である「'''戦略自衛隊'''」も登場。管轄省庁は国防省で、国連軍に編入された自衛隊(防衛庁)とは管轄省庁が違う<ref>アニメ第七話のジェットアローン(JA)計画に防衛庁(現防衛省)が関わっている事が判明しているが「戦自の介入は認められず」と述べられている</ref>。
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:自衛隊は[[セカンドインパクト]]後に国連軍へと統合されたという設定であり、作中登場する国連軍の日本部隊は実質的に自衛隊である。
:[[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|劇場版]]においては、日本政府令の下[[ネルフ]]本部を襲撃する。ネルフが[[テロリスト]]と認定されたのもあるが'''降伏した非武装の一般職員を虐殺する'''ようなシーンもあり、覚醒した[[EVA弐号機]]には無双されてしまうなど悪役ややられ役的な比重が大きく扱いは悪い。
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:それとは別に、独立した「日本軍」である「'''戦略自衛隊'''」も登場。管轄省庁は国防省で、国連軍に編入された自衛隊(防衛庁)とは管轄省庁が違う<ref>アニメ第七話のジェットアローン(JA)計画に防衛庁(現防衛省)が関わっている事が判明しているが「戦自の介入は認められず」と述べられている</ref>。[[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|劇場版]]においては、日本政府令の下[[ネルフ]]本部を襲撃する。ネルフが[[テロリスト]]と認定されたのもあるが'''降伏した非武装の一般職員を虐殺する'''ようなシーンもあり、覚醒した[[EVA弐号機]]には無双されてしまうなど終始悪役・やられ役に徹している。
 
:SRWで劇場版が再現される場合は[[ティターンズ]]など別勢力に役割が割り振られている。
 
:SRWで劇場版が再現される場合は[[ティターンズ]]など別勢力に役割が割り振られている。
 
;[[フルメタル・パニックシリーズ]]
 
;[[フルメタル・パニックシリーズ]]
:登場するのは陸上自衛隊がメイン。
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:登場するのは陸上自衛隊がメイン。作中の主力陸戦兵器である[[アーム・スレイブ]]を陸上自衛隊が導入し、それに合わせた装備の最適化をしている点を除けば、駐屯地祭りでの市民との交流行事や新装備の開発や調達で起きる独特の苦労等、現実に近い自衛隊像として描かれている。
:作中の主力陸戦兵器である[[アーム・スレイブ]]を陸上自衛隊が導入し、それに合わせた装備の最適化をしている点を除けば、駐屯地祭りでの市民との交流行事や新装備の開発や調達で起きる独特の苦労等、現実に近い自衛隊像として描かれている。
   
;[[鉄のラインバレル (原作漫画版)|鉄のラインバレル]]
 
;[[鉄のラインバレル (原作漫画版)|鉄のラインバレル]]
 
:「'''[[特殊自衛隊]]'''」が[[主人公]]達の協力者として登場。ただし、[[鉄のラインバレル|アニメ版]]では一時的に敵に回ったことも。
 
:「'''[[特殊自衛隊]]'''」が[[主人公]]達の協力者として登場。ただし、[[鉄のラインバレル|アニメ版]]では一時的に敵に回ったことも。
 
;[[機動警察パトレイバー]]
 
;[[機動警察パトレイバー]]
 
:[[警察官|警視庁]]同様に[[レイバー]]が導入されている設定。「配備予定の軍事用レイバーが暴走してしまう」というエピソードが存在する。
 
:[[警察官|警視庁]]同様に[[レイバー]]が導入されている設定。「配備予定の軍事用レイバーが暴走してしまう」というエピソードが存在する。
;[[グレートマジンガー (桜多吾作版)]]
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:[[地獄大元帥]]が敢行した作戦に嵌った日本政府によって[[科学要塞研究所]]を制圧に乗り出すが失敗、岡部隊長(『マジンガーZ』からのセミレギュラー)は指揮権を部下に預けて単身[[剣鉄也|鉄也]]達に味方する道を選ぶ。
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:また、[[新住日重工]]社長・藤獰の命を受けた[[ブラック・グレート]]が駒門駐屯地を襲撃し、これを壊滅せしめている。
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:同作者の『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』では、「[[光子力研究所]]に襲撃を計った[[ピグマン子爵]]を'''在日米軍からちょろまかした[[核ミサイル|原子爆弾]]で吹き飛ばす'''」という切り札を見せた事も。
   
;ゴジラシリーズ([[ゴジラ対エヴァンゲリオン]])
 
;ゴジラシリーズ([[ゴジラ対エヴァンゲリオン]])
 
:現実に即した[[世界観]]である為、対[[ゴジラ]]戦力として頻繁に登場する(ただし、第1作目『ゴジラ』(1954)では制作時期の都合<ref>第1作目『ゴジラ』(1954)が公開された1954年当時、自衛隊は存在していなかった。一方、海上保安庁は終戦直後に発足しており、旧海軍の装備を一部引き継いでいた。</ref>で名称が「防衛隊」であった為、初期のシリーズでは「自衛隊」としての登場は少なかった)。
 
:現実に即した[[世界観]]である為、対[[ゴジラ]]戦力として頻繁に登場する(ただし、第1作目『ゴジラ』(1954)では制作時期の都合<ref>第1作目『ゴジラ』(1954)が公開された1954年当時、自衛隊は存在していなかった。一方、海上保安庁は終戦直後に発足しており、旧海軍の装備を一部引き継いでいた。</ref>で名称が「防衛隊」であった為、初期のシリーズでは「自衛隊」としての登場は少なかった)。
:配備戦力も現実のそれに準じる一方で、メーサー殺獣光線車や[[3式機龍|メカゴジラ]]のような超兵器を保有している作品もある。噛ませ犬的扱いされる場合もあったり、ゴジラの殺害は出来ていないものの、対怪獣戦としては一定の成果を挙げている作品が多い。
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:配備戦力も現実のそれに準じる一方で、メーサー殺獣光線車や[[3式機龍|メカゴジラ]]のような超兵器を保有している作品もある。噛ませ犬的扱いされる場合もあるが、ゴジラの殺害は出来ていないものの、対怪獣戦としては一定の成果を挙げている作品が多い。
 
:余談だが、主にゴジラシリーズに登場する自衛隊の事を映画制作会社に因んで(現実に存在する自衛隊と区別を付ける意味でも)「'''東宝自衛隊'''」という[[俗語・俗称|愛称]]で呼ぶファンも少なくない。
 
:余談だが、主にゴジラシリーズに登場する自衛隊の事を映画制作会社に因んで(現実に存在する自衛隊と区別を付ける意味でも)「'''東宝自衛隊'''」という[[俗語・俗称|愛称]]で呼ぶファンも少なくない。
 
;[[ガサラキ]]
 
;[[ガサラキ]]
 
:「'''特務自衛隊'''」が登場。海外派遣用に組織された第4の自衛隊であり、陸・海・空の各自衛隊から必要に応じて人員が集められている。その特殊性から階級の呼び方も軍隊式である。
 
:「'''特務自衛隊'''」が登場。海外派遣用に組織された第4の自衛隊であり、陸・海・空の各自衛隊から必要に応じて人員が集められている。その特殊性から階級の呼び方も軍隊式である。
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;[[クロムクロ (TV)|クロムクロ]]
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:小型ジオフレームのドワーフを採用している。富山県に降下した[[異星人]]の「エフィドルグ」の対処に当たるが、敵機の持つ能力「重力シールド」で攻撃が無効化され、苦戦する描写が多い。
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;[[勇気爆発バーンブレイバーン]]
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:人型機動兵器ティタノストライドを保有している。[[ハワイ]]・オアフ島での合同軍事演習に参加していたところ、デスドライヴズの襲撃を受け壊滅的な被害を受けるが、デスドライヴズに対抗する人類軍・ATFの最大戦力として活躍する。
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:本国の自衛隊もデスドライヴズの襲撃を受けるが、壊滅状態に陥っており、ATFの日本解放作戦「オペレーション・アップライジング」によってATFと合流する。
    
== 自衛隊関係者 ==
 
== 自衛隊関係者 ==
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:[[JUDA]]に出向してきた[[特殊自衛隊]]の隊長。
 
:[[JUDA]]に出向してきた[[特殊自衛隊]]の隊長。
 
;[[早乙女門子]]、[[身堂竜子]]
 
;[[早乙女門子]]、[[身堂竜子]]
:[[ビルドエンジェル隊]]加入前は自衛隊所属。
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:ビルドエンジェル隊加入前は自衛隊所属。
 
;[[家城茜]]
 
;[[家城茜]]
 
:特生自衛隊(対特殊生物自衛隊)の三尉。第1機龍隊オペレーター。
 
:特生自衛隊(対特殊生物自衛隊)の三尉。第1機龍隊オペレーター。
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;[[田所正蔵]]
 
;[[田所正蔵]]
 
:上司の渡部えりともども元自衛官。
 
:上司の渡部えりともども元自衛官。
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;[[セバスチャン]]
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:陸上自衛隊の一等陸尉。本名は「茂住敏幸」。
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;[[イサミ・アオ]]
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:陸上自衛隊3等陸尉。当初はティタノストライドのパイロットだが、突如現れた[[ブレイバーン]]に執着された結果、否応なしに専属パイロットとなる。
 
;[[特自隊員]]
 
;[[特自隊員]]
 
:特殊自衛隊の一般隊員。
 
:特殊自衛隊の一般隊員。
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
:『[[フルメタル・パニック!]]』設定。純粋な形での自衛隊は登場せず、[[練馬レッドドラゴン]]等は[[地球連邦軍]]の日本支部として纏められている。
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:『[[フルメタル・パニック!]]』設定。純粋な形での自衛隊は登場せず、練馬レッドドラゴン等は[[地球連邦軍]]の日本支部として纏められている。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
:『フルメタル・パニック!』設定。[[赤城龍之介]]率いる練馬レッドドラゴンが何度か[[ゾンダー]]相手に立ち向かっている他、二周目用シナリオでは[[習志野基地]]でのフェスティバルで[[ボン太くん]]との対戦になる。
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:『フルメタル・パニック!』設定。[[赤城龍之介]]率いる練馬レッドドラゴンが何度か[[ゾンダー]]相手に立ち向かっている他、二周目用シナリオでは習志野基地でのフェスティバルで[[ボン太くん]]との対戦になる。自衛隊と明言されていて会話シーンでは「隊員」表記であることから連合軍には含まれていないと思われるが、戦闘パイロットとしては「連合兵」名義である。所持戦力は[[M6 ブッシュネル]]及び[[ハリケーンMkIII]]
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
:『鉄のラインバレル』([[鉄のラインバレル|アニメ版]])設定。原作同様に一時的に[[JUDA]]と敵対するシナリオも。
 
:『鉄のラインバレル』([[鉄のラインバレル|アニメ版]])設定。原作同様に一時的に[[JUDA]]と敵対するシナリオも。
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:また、第3期からは『[[ガサラキ]]』の参戦に伴い、同作から特務自衛隊も登場。
 
:また、第3期からは『[[ガサラキ]]』の参戦に伴い、同作から特務自衛隊も登場。
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
:ワールド1では侵略者との戦闘を行っていることが語られている。ワールド3aには『フルメタル・パニック!』設定の自衛隊が存在するようだが具体的な活動は語られない。ワールド6aでは[[ドラゴ帝国]]に成す術がなく敗走しているようだ。ワールド6bでは50年前に各国の軍隊と協力して[[邪魔大王国]]の侵攻を食い止めていたが、現在は[[ザール星間帝国]]の侵略によって政府も軍もまともに機能していない状態。
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:[[世界観/DD|第1世界]]では侵略者との戦闘を行っていることが語られている。第3世界には『フルメタル・パニック!』設定の自衛隊が存在するようだが具体的な活動は語られない。第9世界では[[ドラゴ帝国]]に成す術がなく敗走しているようだ。第10世界では50年前に各国の軍隊と協力して[[邪魔大王国]]の侵攻を食い止めていたが、現在は[[ザール星間帝国]]の侵略によって政府も軍もまともに機能していない状態。
:なお、オリジナルの世界は第二次世界大戦があった世界でありながら自衛隊ではなく日本軍が存在するようだ。
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:なお、第11世界は第二次世界大戦があった世界でありながら自衛隊ではなく日本軍が存在するようだ。
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:2024年4月のイベント「私のように熱く叫び、戦うのだ!」では『[[勇気爆発バーンブレイバーン]]』の世界から自衛官[[イサミ・アオ]]が転移。同作にちなみ、金曜日にカレーが提供される習慣が触れられている。
    
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*自衛隊は実写作品にも協力する形で出演する事が多く、未曾有の災害や[[ゴジラ|怪獣襲来]]をテーマにした作品には積極的である。近年では、アニメ作品に協力する場合もある。
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*自衛隊は[[実写]]作品にも協力する形で出演する事が多く、未曾有の災害や[[ゴジラ|怪獣襲来]]をテーマにした作品には積極的である。近年では、アニメ作品に協力する場合もある。
 
**しかし、自衛隊の基本的概念が「防衛」である為、戦争(例:『戦国自衛隊』)もしくは自衛隊をモデルにした形の軍隊が登場する作品(例:『バトルロワイアル』)には一切協力していない。
 
**しかし、自衛隊の基本的概念が「防衛」である為、戦争(例:『戦国自衛隊』)もしくは自衛隊をモデルにした形の軍隊が登場する作品(例:『バトルロワイアル』)には一切協力していない。
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*上述した『DD』のイベント「私のように熱く叫び、戦うのだ!」にて触れられている話だが、現実の自衛隊でも金曜日の食事にカレーが提供されるという習慣があり、カレーに関するPRも積極的に行われている。これには諸説あるが、よく言われる「曜日感覚を失わないため」というのは後付けで言われているものである。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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