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『'''第3次スーパーロボット大戦α'''』は「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」のゲーム作品。「[[αシリーズ]]」の1つ。
    
==概要==
 
==概要==
 
[[αシリーズ]]の第4作目にしてシリーズ完結編。
 
[[αシリーズ]]の第4作目にしてシリーズ完結編。
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正式タイトルは『'''第3次スーパーロボット大戦α ~終焉の銀河へ~'''』であり、[[αシリーズ]]でタイトルに副題が付いたのは本作が唯一である。「○○編(篇)」という表現やスピンオフ作([[スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL|魔装機神]]等)を除けば2018年現在'''SRW全体でも唯一のケース'''と言える。
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正式タイトルは『'''第3次スーパーロボット大戦α ~終焉の銀河へ~'''』であり、αシリーズでタイトルに副題が付いたのは本作が唯一である。「○○編(篇)」という表現やスピンオフ作([[スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL|魔装機神]]等)を除けば2018年現在'''SRW全体でも唯一のケース'''と言える。
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全60話(進め方で話数は変化)。『[[マクロス7]]』や『[[勇者王ガオガイガーFINAL]]』、[[αシリーズ]]オリジナルの[[ゼ・バルマリィ帝国]]、α以来の参戦となる『[[トップをねらえ!]]』、そして寺田プロデューサー曰く「完結編まで参戦を暖めておいた」という『[[伝説巨神イデオン]]』と、展開が銀河規模の原作が多く、全スパロボ中でも最も規模の大きい戦乱を描いている。
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全60話(進め方で話数は変化)。『[[マクロス7]]』や『[[勇者王ガオガイガーFINAL]]』、αシリーズオリジナルの[[ゼ・バルマリィ帝国]]、『α』以来の参戦となる『[[トップをねらえ!]]』、そして[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]プロデューサー曰く「完結編まで参戦を暖めておいた」という『[[伝説巨神イデオン]]』と、展開が銀河規模の原作が多く、全スパロボ中でも最も規模の大きい戦乱を描いている。
    
参戦作品及び使用可能な機体とキャラクター、話のボリューム、全銀河規模の敵勢力…等等、シリーズ完結編らしく、とにかくあらゆる面において圧倒的な容量を誇るという点が本作の最大の特徴。批判もあるものの前作を上回る圧倒的な内容量と話のスケールに対する賞賛の声も多くシリーズを大過なく締めくくった作品として受け入れられている。
 
参戦作品及び使用可能な機体とキャラクター、話のボリューム、全銀河規模の敵勢力…等等、シリーズ完結編らしく、とにかくあらゆる面において圧倒的な容量を誇るという点が本作の最大の特徴。批判もあるものの前作を上回る圧倒的な内容量と話のスケールに対する賞賛の声も多くシリーズを大過なく締めくくった作品として受け入れられている。
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戦闘アニメの流用が多い(とはいうものの、主要流用元である[[第2次スーパーロボット大戦α]]のアニメの質自体は元々高い)。
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戦闘アニメの流用が多い(とはいうものの、主要流用元である『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』のアニメの質自体は元々高い)。
    
オープニングムービーが本作から大幅に強化されており、6分以上にもなる迫力のある内容となっている。
 
オープニングムービーが本作から大幅に強化されており、6分以上にもなる迫力のある内容となっている。
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インターミッション会話デモのレイアウトがα外伝までのバストアップ方式に戻ったが、会話時のアニメーションは廃止されている。
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インターミッション会話デモのレイアウトが『[[α外伝]]』までのバストアップ方式に戻ったが、会話時のアニメーションは廃止されている。
    
== システム ==
 
== システム ==
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=== 新システム ===
 
=== 新システム ===
 
;[[サブシナリオ]]
 
;[[サブシナリオ]]
:『[[スーパーロボット大戦GC]]』から輸入された要素だが、GCのそれとは異なりプレイ内容は本編シナリオには引き継がれない。
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:『[[スーパーロボット大戦GC]]』から輸入された要素だが、『GC』のそれとは異なりプレイ内容は本編シナリオには引き継がれない。
 
:全シナリオチャートを埋めると全ルートの主人公が一堂に会する「スペシャルシナリオ」が解禁される。
 
:全シナリオチャートを埋めると全ルートの主人公が一堂に会する「スペシャルシナリオ」が解禁される。
 
;EXハードモード / スペシャルモード
 
;EXハードモード / スペシャルモード
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;新精神コマンド
 
;新精神コマンド
 
:「[[勇気]]」「[[絆]]」「[[士気]]」「[[情熱]]」が初登場。また「[[見切り]]」が「[[直感]]」の名称で再登場。
 
:「[[勇気]]」「[[絆]]」「[[士気]]」「[[情熱]]」が初登場。また「[[見切り]]」が「[[直感]]」の名称で再登場。
:士気と情熱は通常のスパロボにおいては本作限りとなったが『[[無限のフロンティアシリーズ]]』にて効果を変えて再登場している。
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:士気と情熱は通常のスパロボにおいては本作限りとなったが「[[無限のフロンティアシリーズ]]」にて効果を変えて再登場している。
 
;戦闘BGMの変更点
 
;戦闘BGMの変更点
 
:本作から作品カテゴリを超えたBGM設定が可能となった。
 
:本作から作品カテゴリを超えたBGM設定が可能となった。
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== 話題 ==
 
== 話題 ==
*セガとのコラボレーションで『[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]』の機体が参戦し、話題を呼んだ。ただし本作ではほぼゲスト出演のようなもので、ストーリーの再現は[[スーパーロボット大戦K]]で初めて行われた。
   
*本作で主題歌として採用された「[[GONG]]」はその熱い曲調と熱唱ぶりが評判を呼び、スパロボユーザー以外からの支持も獲得。今日JAM Projectを代表する曲となっている。
 
*本作で主題歌として採用された「[[GONG]]」はその熱い曲調と熱唱ぶりが評判を呼び、スパロボユーザー以外からの支持も獲得。今日JAM Projectを代表する曲となっている。
*今回は二周目以降にイデオンENDに進むことができる。『[[伝説巨神イデオン]]』の原作を忠実に再現している為、[[F完結編]]のカヲルEND以来久々のバッドエンドである。
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*今回は二周目以降にイデオンENDに進むことができる。『[[伝説巨神イデオン]]』の原作を忠実に再現している為、『[[F完結編]]』のカヲルEND以来久々のバッドエンドである。
*[[宇宙世紀]]ガンダム系キャラの[[カットイン]]は多くが[[第2次α]]のものを元に若干の動作(アニメーション)を取るように変更されている。
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*[[宇宙世紀]]ガンダム系キャラの[[カットイン]]は多くが『[[第2次α]]』のものを元に若干の動作(アニメーション)を取るように変更されている。
 
*第49話など一部のシナリオで突如「オートモード」に切り替わり、テキストが自動進行する演出が存在する。
 
*第49話など一部のシナリオで突如「オートモード」に切り替わり、テキストが自動進行する演出が存在する。
*神谷明氏が[[流竜馬]]、[[竜崎一矢]]、[[ツワブキ・サンシロー]]、[[ひびき洸]]、[[ロイ・フォッカー]]の1人5役を演じていたのも話題となった。
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*神谷明氏が[[流竜馬]]、[[竜崎一矢]]、[[ツワブキ・サンシロー]]、[[ひびき洸]]、[[ロイ・フォッカー]]の1人5役を演じているのも話題となった。
    
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
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*★[[電脳戦機バーチャロン マーズ]]
 
*★[[電脳戦機バーチャロン マーズ]]
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『トップをねらえ!』『エヴァンゲリオン(劇場版含む)』がαから、『劇場版マクロス』『マクロスプラス』『ダンクーガ』『ライディーン』がα外伝からの復帰参戦。
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『トップをねらえ!』『エヴァンゲリオン(劇場版含む)』が『α』から、『劇場版マクロス』『マクロスプラス』『ダンクーガ』『ライディーン』が『α外伝』からの復帰参戦。それ以外は全て『第2次α』からの継続参戦となる。
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それ以外は全て第2次αからの継続参戦となる。
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セガのゲーム「[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]」の機体が参戦し、話題を呼んだ。ただし本作ではほぼゲスト出演のようなもので、ストーリーの再現は『[[スーパーロボット大戦K]]』で初めて行われた。
    
== 世界観 ==
 
== 世界観 ==
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;[[トウマ・カノウ]]
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;トウマ・カノウ
:スーパー系男性主人公。ダブルG(ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン)三号機になるはずだったロボット、[[雷鳳]]に乗る。<br />[[封印戦争]][[第2次α]])時、[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]の駆る[[ダイゼンガー]]に命を救われたことがある。スパロボシリーズ初の、何の特殊背景も持たない純粋な一般人主人公。
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:スーパー系男性主人公。ダブルG(ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン)三号機になるはずだったロボット、雷鳳に乗る。
;[[クスハ・ミズハ]]
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:[[封印戦争]](『[[第2次α]]』)時、[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]の駆る[[ダイゼンガー]]に命を救われたことがある。スパロボシリーズ初の、何の特殊背景も持たない純粋な一般人主人公。
:スーパー系女性主人公。前作([[第2次α]])、初代[[α]]からの続投。唯一シリーズを通して主人公を張っている。[[イルイ・ガンエデン]]と[[ブルックリン・ラックフィールド|ブリット]]と共に、[[テスラ・ライヒ研究所]]で[[鋼機人]](ヒューマシン)のテストパイロットをしていたが、再び[[超機人]]の因縁に巻き込まれる。《'''[[念動力]]Lv9'''》は健在。
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;クスハ・ミズハ
;[[クォヴレー・ゴードン]]
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:スーパー系女性主人公。『[[α]]』、『第2次α』からの続投。唯一シリーズを通して主人公を張っている。[[イルイ・ガンエデン]]と[[ブルックリン・ラックフィールド|ブリット]]と共に、[[テスラ・ライヒ研究所]]で[[鋼機人]](ヒューマシン)のテストパイロットをしていたが、再び[[超機人]]の因縁に巻き込まれる。《'''[[念動力]]Lv9'''》は健在。
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;クォヴレー・ゴードン
 
:リアル系男性主人公。[[ロンド・ベル]]隊に新たに配属になったパイロット。過去・素性が不明な謎の男。最初から《[[集束攻撃]]》、《[[SP回復]]》を持つ。作品中では[[イングラム・プリスケン]]と関係が深く、彼と同様に世界に関わる設定を持つ。
 
:リアル系男性主人公。[[ロンド・ベル]]隊に新たに配属になったパイロット。過去・素性が不明な謎の男。最初から《[[集束攻撃]]》、《[[SP回復]]》を持つ。作品中では[[イングラム・プリスケン]]と関係が深く、彼と同様に世界に関わる設定を持つ。
;[[セレーナ・レシタール]]
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;セレーナ・レシタール
:リアル系女性主人公。特務部隊「チーム・ジェルバ」の生き残りで、潜入工作、および格闘が得意な女スパイ。スタン・ビュート(電磁鞭)を自在に操る。[[ASソレアレス]]という機体に乗る。<br />自立型のロボット、[[エルマ]]をパートナーとし、チーム・ジェルバを壊滅させた敵と、隊の最後の任務だったミッション・ドールの謎を追う。
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:リアル系女性主人公。特務部隊「チーム・ジェルバ」の生き残りで、潜入工作、および格闘が得意な女スパイ。スタン・ビュート(電磁鞭)を自在に操る。ASソレアレスという機体に乗る。
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:自立型のロボット、[[エルマ]]をパートナーとし、チーム・ジェルバを壊滅させた敵と、隊の最後の任務だったミッション・ドールの謎を追う。
    
その他詳細は[[オリジナル要素/第3次α]]を参照。
 
その他詳細は[[オリジナル要素/第3次α]]を参照。
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