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338 バイト追加 、 2020年8月2日 (日) 22:55
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どの作品においても他作品のキャラクターと絡むイベントが多く目立ち、その中で精神的成長を遂げていくという役割となっており、常に好待遇の[[主人公]]キャラである。『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の[[シン・アスカ]]、『[[機動戦艦ナデシコ]]』の[[ダイゴウジ・ガイ]]、『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』の[[ギュネイ・ガス]]([[D]]、および[[第3次Z]])と並んでスパロボで救われたキャラクターと言っても過言ではない。
 
どの作品においても他作品のキャラクターと絡むイベントが多く目立ち、その中で精神的成長を遂げていくという役割となっており、常に好待遇の[[主人公]]キャラである。『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の[[シン・アスカ]]、『[[機動戦艦ナデシコ]]』の[[ダイゴウジ・ガイ]]、『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』の[[ギュネイ・ガス]]([[D]]、および[[第3次Z]])と並んでスパロボで救われたキャラクターと言っても過言ではない。
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同時に貞本エヴァと同じく、公認(公式に非ず)二次創作面の修正から、原作の持つイメージ、魅力が最も削がれる結果となった最たるキャラクターでもあると言える。この辺りは作品同様、 寺田氏の述べた「スパロボでエヴァの魅力を再現するのは不可能」という側面に含まれる範疇であると云える。俗にスパシン<ref>スーパーシンジの略。原作ではありえないような能力を持たされたファンの二次創作におけるシンジの[[俗語・俗称|俗称]]。広義的には[[スパロボ補正]]のシンジもこれに含まれる。</ref>とも呼ばれ、原作との乖離を嫌う人と、原作では見られなかった成長を歓迎する人とで評価は分かれる。
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同時に貞本エヴァと同じく、公認(公式に非ず)二次創作面の修正から、原作の持つイメージ、魅力が最も削がれる結果となったキャラクターでもあると言える。この辺りは作品同様、 寺田氏の述べた「スパロボでエヴァの魅力を再現するのは不可能」という側面に含まれる範疇であると云える。俗にスパシン<ref>スーパーシンジの略。原作ではありえないような能力を持たされたファンの二次創作におけるシンジの[[俗語・俗称|俗称]]。広義的には[[スパロボ補正]]のシンジもこれに含まれる。</ref>とも呼ばれ、原作との乖離を嫌う人と、原作では見られなかった成長を歓迎する人とで評価は分かれる。
    
=== 旧世紀版 ===
 
=== 旧世紀版 ===
 
==== [[旧シリーズ]] ====
 
==== [[旧シリーズ]] ====
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
:初登場作品。仲間になった直後に[[ブライト・ノア|ブライト]]から「どことなく[[機動戦士ガンダム|昔]]の[[アムロ・レイ|アムロ]]を思い起こさせる」と評される(当のアムロは「やめてくれよ、昔の話を持ち出すのは」とブライトに返している)。物語中盤で[[ネルフ]]を脱走したところをアムロに保護され、ブライトに[[修正]]を受ける(この時のやりとりは、かつてアムロがブライトに修正を受けた時と同じ)。これが庵野監督の提案だったのはあまりにも有名。[[EVA]]チームの中では[[格闘 (能力)|格闘]]・[[SP]]に加え[[精神コマンド]](習得ラインナップは[[シャア・アズナブル|クワトロ]]と同一)の利便性や[[シンクロ率]]の成長率に最も優れ、初号機も[[強化パーツ]]を2個付けられるので一番使いやすいが、[[技量]]が低いので被弾時の[[クリティカル]]には特に注意したい。破壊されると、[[修理費]]が凄い上に初号機が[[暴走]]してしまうので多大な代償が伴う。性格は「弱気」。また初出撃前後のシナリオ限定で戦闘セリフが違う。
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:初登場作品。仲間になった直後に[[ブライト・ノア|ブライト]]から「どことなく[[機動戦士ガンダム|昔]]の[[アムロ・レイ|アムロ]]を思い起こさせる」と評される(当のアムロは「やめてくれよ、昔の話を持ち出すのは」とブライトに返している)。物語中盤で[[ネルフ]]を脱走したところをアムロに保護され、ブライトに[[修正]]を受ける(この時のやりとりは、かつてアムロがブライトに修正を受けた時と同じ)。これが庵野監督の提案だった<ref>[https://news.denfaminicogamer.jp/kikakuthetower/170731/2#i-2 【寺田P×奈須きのこ:対談】庵野「シャアをエヴァに乗せて」→スパロボPはなぜ断ったのか!? Pが語る原作とゲームの狭間の葛藤。そしてFGOがスパロボから継承したもの] 2020年8月2日閲覧。</ref>のはあまりにも有名。[[EVA]]チームの中では[[格闘 (能力)|格闘]]・[[SP]]に加え[[精神コマンド]](習得ラインナップは[[シャア・アズナブル|クワトロ]]と同一)の利便性や[[シンクロ率]]の成長率に最も優れ、初号機も[[強化パーツ]]を2個付けられるので一番使いやすいが、[[技量]]が低いので被弾時の[[クリティカル]]には特に注意したい。破壊されると、[[修理費]]が凄い上に初号機が[[暴走]]してしまうので多大な代償が伴う。性格は「弱気」。また初出撃前後のシナリオ限定で戦闘セリフが違う。
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:アムロか[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の[[説得]]次第で、仲間になった[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]と友人になる。ならなかった場合は条件次第でバッドエンドに進行してしまうというある意味重要キャラ。[[レイン・ミカムラ|レイン]]が艦を降りたと聞いて脱走しようとする[[ドモン・カッシュ|ドモン]]を諭すという意外な役回りも担う。能力的には、EVAチーム中一番の[[シンクロ率]]補正で機体サイズや[[運動性]]以上に避けて当ててくれる。本作もEVAチームで最も使いやすいのは変わらないのだが、[[地形適応]]の[[宇宙]]Bと機体の攻撃力不足のせいで一線級の活躍は難しくなっている。また、シンジの場合一部マップで味方する[[連邦兵]][[レディ・アン|ら]]が勝手に突っ込んでやられていく度に性格「弱気」が災いして[[気力]]が下がっていってしまう。気力100未満だとプログレッシブナイフが使えなくなるので、その手のシチュエーションが多発する終盤では要注意。<br/>なお隠しルートに進むと、対[[第14使徒ゼルエル|ゼルエル]]戦以降戦闘セリフが悲鳴や叫び声ばかりになり、精神的に追い詰められている状況が描写される。
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:アムロか[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の[[説得]]次第で、仲間になった[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]と友人になる。ならなかった場合は条件次第でバッドエンドに進行してしまうというある意味重要キャラ。[[レイン・ミカムラ|レイン]]が艦を降りたと聞いて脱走しようとする[[ドモン・カッシュ|ドモン]]を諭すという意外な役回りも担う。能力的には、EVAチーム中一番の[[シンクロ率]]補正で機体サイズや[[運動性]]以上に避けて当ててくれる。本作もEVAチームで最も使いやすいのは変わらないのだが、[[地形適応]]の[[宇宙]]Bと機体の攻撃力不足のせいで一線級の活躍は難しくなっている。また、シンジの場合一部マップで味方する[[連邦兵]][[レディ・アン|ら]]が勝手に突っ込んでやられていく度に性格「弱気」が災いして[[気力]]が下がっていってしまう。気力100未満だとプログレッシブナイフが使えなくなるので、その手のシチュエーションが多発する終盤では要注意。
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:なお隠しルートに進むと、対[[第14使徒ゼルエル|ゼルエル]]戦以降戦闘セリフが悲鳴や叫び声ばかりになり、精神的に追い詰められている状況が描写される。
    
==== [[αシリーズ]] ====
 
==== [[αシリーズ]] ====
[[αシリーズ]]では、[[α]]から[[第3次α]]までの間に2年の歳月が経っている。[[第3次α]]の時点でシンジは16歳のはずだが、中学生の制服を着ていると本編で発言しており、EVAパイロット組は中学留年の可能性がある(アニメ本編で私服がないレイの為の措置とも言える)。
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αシリーズでは、『[[α]]』から『[[第3次α]]』までの間に2年の歳月が経っている。『第3次α』の時点でシンジは16歳のはずだが、中学生の制服を着ていると本編で発言しており、EVAパイロット組は中学留年の可能性がある(アニメ本編で私服がないレイの為の措置とも言える)。
    
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
:[[A.T.フィールド]]がかなり使いやすくなったのでさらに強くなった。暴走に関しても「[[テム=レイの回路]]」を付ければ修理費10に抑えられる。[[EVA初号機]]の武器追加もあり、盾役以外にもボス戦もこなせるようになった。本作では二回行動可能レベルがLv80と非常に高くほぼ不可能。今回はカトル以外にも[[草間大作]]とも仲が良い。またイサムが[[銀鈴]]のナンパに失敗した現場に大作と居合わせて「野郎と飲みたい時もあるのさ」への答えに「女の人にフラれた時ですか?」と突っ込んだ意外な一面も。ルートと選択肢次第でフラグが立っていき、全て立つとネルフが[[ティターンズ]]と[[ゼーレ]]の襲撃を受けた際に、[[宇宙]]から駆け付けるという見せ場が用意される。なお[[第3次α]]では、[[α]]でフラグが立っていない場合のみ発生する、ミサトが[[人類補完計画]]についてシンジに話した場面の事が語られていたり、[[鈴原トウジ|トウジ]]がエヴァのパイロットとして復帰していない事から、フラグが立っていないのが正史の模様。
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:[[A.T.フィールド]]がかなり使いやすくなったのでさらに強くなった。暴走に関しても「[[テム=レイの回路]]」を付ければ修理費10に抑えられる。[[EVA初号機]]の武器追加もあり、盾役以外にもボス戦もこなせるようになった。本作では二回行動可能レベルがLv80と非常に高くほぼ不可能。今回はカトル以外にも[[草間大作]]とも仲が良い。またイサムが[[銀鈴]]のナンパに失敗した現場に大作と居合わせて「野郎と飲みたい時もあるのさ」への答えに「女の人にフラれた時ですか?」と突っ込んだ意外な一面も。ルートと選択肢次第でフラグが立っていき、全て立つとネルフが[[ティターンズ]]と[[ゼーレ]]の襲撃を受けた際に、[[宇宙]]から駆け付けるという見せ場が用意される。なお『第3次α』では、『α』でフラグが立っていない場合のみ発生する、ミサトが[[人類補完計画]]についてシンジに話した場面の事が語られていたり、[[鈴原トウジ|トウジ]]がエヴァのパイロットとして復帰していない事から、フラグが立っていないのが正史の模様。
 
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
 
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
 
::能力的な変化はPS版から見られないが、DC版新規ルートにて見せ場が増えた。なんとシンジとゲンドウの[[EVA初号機]]同士の戦いが見られる。
 
::能力的な変化はPS版から見られないが、DC版新規ルートにて見せ場が増えた。なんとシンジとゲンドウの[[EVA初号機]]同士の戦いが見られる。
 
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;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
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;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
:「バルマー戦役を潜り抜け、人間的に成長したシンジ」として登場。別名「男前」。発売前、ゲーム雑誌等で躍動感溢れるカットインを披露した。性格も「強気」になり、その男前っぷりは[[キラ・ヤマト]]が増長した際に存分に発揮され、'''旧シリーズでの自分に対するアムロと同じ立ち位置になった'''(ミサトから「その道の先達」と太鼓判を押されている)。終盤のEVAシナリオでは一度は弱気になってしまい、[[ゼーレ]]の発動させた[[人類補完計画]]によって[[EVA初号機]]に取り込まれるも、[[αナンバーズ]]の仲間達に救われ、カヲルと「再会」し、父ゲンドウと全ての決着を着けた後、両親の遺志を継いで改めて[[地球]]を守るために戦うことを決意。[[αナンバーズ]]の皆からTV版最終話のように祝福され、同時にトウジたちと再会を果たす。不参戦の期間はアスカと同棲しており、彼女を知るメンバーからは大いに驚かれていた。エンディングでは[[第3新東京市]]に移住して普通の学生に戻ったが、仮に再び[[地球]]が危機にさらされるのならば、戦いに身を投じるつもりであると発言している。
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:「バルマー戦役を潜り抜け、人間的に成長したシンジ」として登場。別名「男前」。発売前、ゲーム雑誌等で躍動感溢れるカットインを披露した。性格も「強気」になり、その男前っぷりは[[キラ・ヤマト]]が増長した際に存分に発揮され、'''旧シリーズでの自分に対するアムロと同じ立ち位置になった'''(ミサトから「その道の先達」と太鼓判を押されている)。終盤のEVAシナリオでは一度は弱気になってしまい、[[ゼーレ]]の発動させた[[人類補完計画]]によって[[EVA初号機]]に取り込まれるも、[[αナンバーズ]]の仲間達に救われ、カヲルと「再会」し、父ゲンドウと全ての決着を着けた後、両親の遺志を継いで改めて[[地球]]を守るために戦うことを決意。αナンバーズの皆からTV版最終話のように祝福され、同時にトウジたちと再会を果たす。不参戦の期間はアスカと同棲しており、彼女を知るメンバーからは大いに驚かれていた。エンディングでは[[第3新東京市]]に移住して普通の学生に戻ったが、仮に再び地球が危機にさらされるのならば、戦いに身を投じるつもりであると発言している。
    
==== Scramble Commanderシリーズ ====
 
==== Scramble Commanderシリーズ ====
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==== [[Zシリーズ]] ====
 
==== [[Zシリーズ]] ====
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
:[[ボランティア部]]の一員となり、日常パートでも同年代や先輩分のキャラクター達と絡む場面が多く、中でも作品のストーリーもよく絡む『[[アクエリオンEVOL (TV)|アクエリオンEVOL]]』の[[ジン・ムソウ]]とは親友となっている。今作のシンジは良くも悪くも『大人』に導かれ、旧版とは完全に違う道筋を歩いていると強調するかのように成長していくのだが……。
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:[[ボランティア部]]の一員となり、日常パートでも同年代や先輩分のキャラクター達と絡む場面が多く、中でも作品のストーリーもよく絡む『[[アクエリオンEVOL (TV)|アクエリオンEVOL]]』の[[ジン・ムソウ]]とは親友となっている。今作のシンジは良くも悪くも「大人」に導かれ、旧版とは完全に違う道筋を歩いていると強調するかのように成長していくのだが……。
 
:顔グラフィックは怒涛の49枚。
 
:顔グラフィックは怒涛の49枚。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
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==== 携帯機シリーズ ====
 
==== 携帯機シリーズ ====
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
:原作再現は第8の使徒戦で終了するが、彼の成長は描かれ、原作『破』終盤とほぼ同じ言動が見られる場面もある。原作のイベントも多数描かれるが、最初主人公や[[鉄のラインバレル]]のキャラと同じ学校に通っていた関係でそちらとの絡みも多く、特に[[早瀬浩一]]の正義は最初の頃は「身勝手な正義」と呼べるものであったものの、それに大きく救われていた事を後半で言葉にし、浩一の奮起を促す事になる。<br />余談だがこの作品においてシンジは[[レイ・ザ・バレル|綾波じゃない方のレイ]]と組むことが多い。
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:原作再現は第8の使徒戦で終了するが、彼の成長は描かれ、原作『破』終盤とほぼ同じ言動が見られる場面もある。原作のイベントも多数描かれるが、最初主人公や[[鉄のラインバレル]]のキャラと同じ学校に通っていた関係でそちらとの絡みも多く、特に[[早瀬浩一]]の正義は最初の頃は「身勝手な正義」と呼べるものであったものの、それに大きく救われていた事を後半で言葉にし、浩一の奮起を促す事になる。
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:余談だがこの作品においてシンジは[[レイ・ザ・バレル|綾波じゃない方のレイ]]と組むことが多い。
    
==== VXT三部作 ====
 
==== VXT三部作 ====
 
;[[スーパーロボット大戦V]]
 
;[[スーパーロボット大戦V]]
:中盤から加入
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:中盤から加入。
 
:本作では、[[EVA初号機|初号機]]と[[EVA第13号機|第13号機]]が乗り換え式なので、2機のEVAに乗ることとなる。今回は物語が独自の形で進む事となる。新劇場版だが序盤の展開が変更されたため、父親とのいざごさはほとんどなくレイを守るために自ら初号機に搭乗。更に中盤で3号機ごとアスカが第9使徒にとりこまれ父ゲンドウがシンジに対して一度はアスカごと3号機を撃墜する命令を出されるもシンジの強い信念と息子の強く成長した姿を見たゲンドウは遂に心が折れたのか「やって見せろ」と後押しされシンジは遂にこれをやり遂げることに成功した。その後シンジは仲間達と共にイスカンダルへと長い旅路に向かうことになり旅立ちの間際にゲンドウから「必ず無事に帰ってきてくれ」「この後一緒に母さんの墓参りに行こう」と父から不器用ながらその優しさを見せられ笑顔で約束を交わすなど原作以上に親子関係は終始良好な関係を築くことに成功している。アスカとの関係も良好なままでゲンドウとの距離も縮まるためZシリーズのように中途半端に放置、という扱いにはならない。新劇場版設定では『L』と並んで幸せな作品かもしれない。
 
:本作では、[[EVA初号機|初号機]]と[[EVA第13号機|第13号機]]が乗り換え式なので、2機のEVAに乗ることとなる。今回は物語が独自の形で進む事となる。新劇場版だが序盤の展開が変更されたため、父親とのいざごさはほとんどなくレイを守るために自ら初号機に搭乗。更に中盤で3号機ごとアスカが第9使徒にとりこまれ父ゲンドウがシンジに対して一度はアスカごと3号機を撃墜する命令を出されるもシンジの強い信念と息子の強く成長した姿を見たゲンドウは遂に心が折れたのか「やって見せろ」と後押しされシンジは遂にこれをやり遂げることに成功した。その後シンジは仲間達と共にイスカンダルへと長い旅路に向かうことになり旅立ちの間際にゲンドウから「必ず無事に帰ってきてくれ」「この後一緒に母さんの墓参りに行こう」と父から不器用ながらその優しさを見せられ笑顔で約束を交わすなど原作以上に親子関係は終始良好な関係を築くことに成功している。アスカとの関係も良好なままでゲンドウとの距離も縮まるためZシリーズのように中途半端に放置、という扱いにはならない。新劇場版設定では『L』と並んで幸せな作品かもしれない。
  
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