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== 矢島英明(Hideaki Yajima) ==
+
{{登場人物概要
*[[登場作品]]:[[鉄のラインバレル]]
+
| 読み = やじま ひであき
*[[声優]]:四宮豪、大原さやか(小学生時)
+
| 登場作品 =  
*種族:地球人(日本人)
+
*{{登場作品 (人物)|鉄のラインバレル (原作漫画版)}}
*性別:男
+
*{{登場作品 (人物)|鉄のラインバレル}}
*生年月日:2004年8月2日
+
| 声優 = {{声優|四宮豪|SRW=Y}}<br />{{声優 (登場作品別)|大原さやか|鉄のラインバレル}}(幼少時代)
*[[年齢]]:15歳→18歳(原作漫画版)
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|下口智裕}}(原作漫画版)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|平井久司|鉄のラインバレル}}(アニメ版)
*身長:180cm
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦L}}
*体重:62kg
+
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
*血液型:A型
+
}}
*職業:中学3年生
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*所属:原作漫画版:[[JUDA]]特務室→[[加藤機関]] / アニメ版:[[加藤機関]]→JUDA特務室
  −
*趣味:野球
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*主な搭乗機:[[アパレシオン]]
  −
*キャラクターデザイン:下口智裕(原作漫画版)、平井久司(アニメ版)
     −
[[アパレシオン]][[ファクター]][[早瀬浩一|浩一]][[新山理沙子|理沙子]]とは幼馴染。
+
{{登場人物概要
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| タイトル = プロフィール
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| 種族 = [[種族::地球人]]([[種族::日本人]])<br />[[種族::ファクター]]
 +
| 性別 = [[性別::男]]
 +
| 生年月日 = 2004年8月2日
 +
| 年齢 = [[年齢::15]]歳 → [[年齢::18]]歳(原作漫画版)
 +
| 身長 = [[身長::180cm]]
 +
| 体重 = [[体重::62kg]]
 +
| 血液型 = [[血液型::A]]型
 +
| 所属 =
 +
*原作漫画版:{{所属 (人物)|JUDA}}特務室 → {{所属 (人物)|加藤機関}}
 +
*アニメ版:[[加藤機関]] → JUDA特務室
 +
| 学年 = 中学3年生
 +
| 好きな食べ物 = カレーライス
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| 趣味 = [[野球]]
 +
| マキナ = [[搭乗機::アパレシオン]]
 +
}}
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'''矢島英明'''は『[[鉄のラインバレル (原作漫画版)|鉄のラインバレル]]』の登場人物。
   −
真面目で心優しく正義感が強いと模範的な性格の持ち主であり、いじめられっ子だった浩一をよく助けていた。
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== 概要 ==
この事は良くも悪くも浩一に多大な影響を与えており、浩一の正義の味方への憧れと作中序盤に見せた増長の要因となっている。
+
[[アパレシオン]]の[[ファクター]]。[[早瀬浩一]]や[[新山理沙子]]とは幼馴染。
   −
原作漫画版、アニメ版の両方で暴走したアパレシオンにより一度死亡し、後にそのファクターとして蘇生している。
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真面目で心優しく[[正義|正義感]]が強いと模範的な[[性格]]の持ち主であり、いじめられっ子だった浩一をよく助けていた。この事は良くも悪くも浩一に多大な影響を与えており、浩一の正義の味方への憧れと作中序盤に見せた増長の要因となっている。
死亡時に千切れた右腕を浩一が持ち帰って矢島の家族に渡したため(原作漫画版では浩一が一週間の間昏睡状態だったためJUDAから矢島の家族に渡されている)、右腕の再生のみ行われずに軍用の義手となっている(原作漫画版では浩一が行方不明になっていた3年の間に見た目は生身の物と変わらないほどに精巧な物に変えている)。
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原作漫画版、アニメ版の両方で暴走したアパレシオンにより一度死亡し、後にそのファクターとして蘇生している。死亡時に千切れた右腕を浩一が持ち帰って矢島の家族に渡したため(原作漫画版では浩一が一週間の間昏睡状態だったためJUDAから矢島の家族に渡されている)、右腕の再生のみ行われずに軍用の義手となっている(原作漫画版では浩一が行方不明になっていた3年の間に見た目は生身の物と変わらないほどに精巧な物に変えている)。
    
=== 原作漫画版 ===
 
=== 原作漫画版 ===
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦L]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦L}}
:初参戦作。アニメ版設定で参戦。原作再現が初期から行われるので早々に登場し、エピローグにも出番がある。上記の通り外見変化があるので顔グラフィックが5つと多い(序盤のNPC時、敵時、イベント時の敵版ファクターアイ、味方通常とファクターアイ)。
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:初登場作品。アニメ版設定で参戦。原作再現が初期から行われるので早々に登場し、エピローグにも出番がある。上記の通り外見変化があるので顔グラフィックが5つと多い(序盤のNPC時、敵時、イベント時の敵版ファクターアイ、味方通常とファクターアイ)。
;[[スーパーロボット大戦UX]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}}
:原作漫画版の設定で参戦。『L』と同様に序盤に登場し、中盤頃に復帰する。漫画版設定のため敵対はせず、また原作とは違い(浩一達が高校進学していないのもあって)復学している。原作では中東の[[核ミサイル]]を狙撃するが、本作では『[[リーンの翼]]』絡みの演出で[[日本]]に迫った物を迎え撃つ。
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:原作漫画版設定で声を初収録。担当声優の四宮豪氏は『[[第2次Z]]』の[[伊集院ナオト|代役]]参加を経て、当作品が初の持ち役での出演となる。
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:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』と同様に序盤に登場し、中盤頃に復帰する。漫画版設定のため敵対はせず、また原作とは違い(浩一達が高校進学していないのもあって)復学している。原作では中東の[[核ミサイル]]を狙撃するが、本作では『[[リーンの翼]]』絡みの演出で[[日本]]に迫った物を迎え撃つ。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 
:
 
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== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
アパレシオンに乗るだけあり射撃・命中が高い。ファクターになる前からケンカが強いためか格闘も高いが、残念ながら意味はない。
 
アパレシオンに乗るだけあり射撃・命中が高い。ファクターになる前からケンカが強いためか格闘も高いが、残念ながら意味はない。
61行目: 75行目:  
:「闘志」が上位互換の効果を持つ新精神コマンド「理想」にバージョンアップした(ただし消費は少々高め)。
 
:「闘志」が上位互換の効果を持つ新精神コマンド「理想」にバージョンアップした(ただし消費は少々高め)。
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
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=== [[特殊スキル]] ===
 
原作の都合上参入が遅いこともあってか、スナイパーとして完成された技能を持って来て即戦力になる。特に[[ヒット&アウェイ]]を初期習得しているのが嬉しい。ただ、精神コマンドに[[不屈]]や[[ひらめき]]が無い都合上、ヒット&アウェイを活かしてメインで使うには、相手の射程外を取る等して多少運用に気を使う必要がある。
 
原作の都合上参入が遅いこともあってか、スナイパーとして完成された技能を持って来て即戦力になる。特に[[ヒット&アウェイ]]を初期習得しているのが嬉しい。ただ、精神コマンドに[[不屈]]や[[ひらめき]]が無い都合上、ヒット&アウェイを活かしてメインで使うには、相手の射程外を取る等して多少運用に気を使う必要がある。
 
;[[スーパーロボット大戦L|L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L|L]]
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:幼馴染。いじめられていた彼をよく助けていたが、そのことが浩一のコンプレックスであったと同時に、彼が「正義の味方」を目指す切っ掛となっていた。
 
:幼馴染。いじめられていた彼をよく助けていたが、そのことが浩一のコンプレックスであったと同時に、彼が「正義の味方」を目指す切っ掛となっていた。
 
;[[新山理沙子]]
 
;[[新山理沙子]]
:幼馴染。幼い頃から好意を抱いていた。長い間片思いだったが、[[デウスエクスマキナ]]戦後の浩一不在の間、いつの間にか両思いになっていた。
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:幼馴染。幼い頃から好意を抱いていた。長い間片思いだったが、[[デウスエクスマキナ]]戦後の浩一不在の間、いつの間にか両思いになっており、本編終了後には結婚しており『弘くん』と呼ばれる子供も生まれている。
 
;矢島紗季
 
;矢島紗季
 
:妹。父親がいないため、彼女と母親のために家を建てることが夢(アニメ版では母に楽をさせること)であった。
 
:妹。父親がいないため、彼女と母親のために家を建てることが夢(アニメ版では母に楽をさせること)であった。
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:彼から浩一の戦う理由に矢島自身が含まれていることを聞き、衝撃を受ける。
 
:彼から浩一の戦う理由に矢島自身が含まれていることを聞き、衝撃を受ける。
 
;[[道明寺誠]]
 
;[[道明寺誠]]
:同級生。矢島の告別式にも参列していた。原作では自分がいない間、浩一を支えていてくれたことを感謝している。
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:同級生。矢島の告別式にも参列していた。原作では自分がいない間、浩一を支えていてくれたことを感謝している。原作漫画版の最終決戦においても彼の乗るディスイーブⅣとの連携でヒトマキナを撃破している。
 
;[[中島宗美]]
 
;[[中島宗美]]
 
:原作では特務室の仲間。矢島同様、基本的にJUDA社にて待機しているため、防衛時は同時に出撃する。
 
:原作では特務室の仲間。矢島同様、基本的にJUDA社にて待機しているため、防衛時は同時に出撃する。
92行目: 106行目:  
:アニメ版ではアパレシオンのファクターとなった矢島を機関に所属させていた。その経緯で最初は味方であったが、後に自らの道を見出した矢島は彼と敵対する。
 
:アニメ版ではアパレシオンのファクターとなった矢島を機関に所属させていた。その経緯で最初は味方であったが、後に自らの道を見出した矢島は彼と敵対する。
 
;[[ジャック・スミス]]
 
;[[ジャック・スミス]]
:殆ど関わりは無いが、アニメ版では一応恋敵。『[[L]]』では彼から「可憐な少女の学友」と認識されている。
+
:殆ど関わりは無いが、アニメ版では一応恋敵。
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:『[[L]]』では彼から「可憐な少女の学友」と認識されている。
 
;[[沢渡拓郎]]
 
;[[沢渡拓郎]]
 
:原作漫画版にて戦闘。矢島のアパレシオンに7体のアルマを一瞬で仕留められ、「前のファクターより使いこなしてる」と言わしめる。
 
:原作漫画版にて戦闘。矢島のアパレシオンに7体のアルマを一瞬で仕留められ、「前のファクターより使いこなしてる」と言わしめる。
131行目: 146行目:  
:死に際に浩一に向けた台詞であり、彼の心に深く刻まれた。『UX』において矢島のこの台詞は[[カノン・メンフィス|カノン]]を筆頭に多くの人物に影響を与えている。
 
:死に際に浩一に向けた台詞であり、彼の心に深く刻まれた。『UX』において矢島のこの台詞は[[カノン・メンフィス|カノン]]を筆頭に多くの人物に影響を与えている。
 
;「気にするな…昔から、そうだっただろ?」
 
;「気にするな…昔から、そうだっただろ?」
:アパレシオンの攻撃から浩一の身代わりになったシーンより。直後、アパレシオンに激怒した浩一はラインバレルを呼び出すが…。別の場面でもこの台詞は度々使用される。
+
:アパレシオンの攻撃から浩一の身代わりになったシーンより。直後、アパレシオンに激怒した浩一はラインバレルを呼び出す。別の場面でもこの台詞は度々使用される。
    
=== 原作漫画版 ===
 
=== 原作漫画版 ===
;「浩一を追い込んでしまった俺の代償…――なんて言えば格好はいいけど多分 そんな自分を死んだコトにしたかっただけかもな」
+
;「浩一を追い込んでしまった俺の代償…――なんて言えば格好はいいけど多分 そんな自分を死んだコトにしたかっただけかもな」
 
:第62話「願う亡霊」より。JUDAに保管されていた自分の右腕を、自分自身で埋葬した理由。道明寺からは「アンタも相当面白いヤツだね」「さすが早瀬が憧れていただけはある」と賞賛された。
 
:第62話「願う亡霊」より。JUDAに保管されていた自分の右腕を、自分自身で埋葬した理由。道明寺からは「アンタも相当面白いヤツだね」「さすが早瀬が憧れていただけはある」と賞賛された。
;「自分だけが裏切られたと思って勝手に腐りやがって!!」<br/>「お前のその態度や行動も誰かを裏切っていると――何故気付かない!!!」<br/>「お前の守った人達まで勝手に意味の無いモノにするな!!」
+
;「自分だけが裏切られたと思って勝手に腐りやがって!! お前のその態度や行動も誰かを裏切っていると―何故気付かない!!!」<br/>「お前の守った人達まで勝手に意味の無いモノにするな!!」
:第63話「いちばん泣いた日」にて、お互いの機体から飛び出しての殴り合いをしながら<br/>ラインバレルの暴走や矢島の生存に自棄になり今までの自分の行動を「意味が無い」「自分の所為じゃない」と断ずる浩一を叱咤すると共に、今まで彼が為した事を肯定する言葉。
+
:第63話「いちばん泣いた日」より。お互いの機体から飛び出しての殴り合いをしながら<br/>ラインバレルの暴走や矢島の生存に自棄になり今までの自分の行動を「意味が無い」「自分の所為じゃない」と断ずる浩一を叱咤すると共に、今まで彼が為した事を肯定する言葉。
;「浩一…これからも俺はお前がピンチになれば迷わず助けようとするだろう」<br/>「でも、今のお前はもう守られるだけの人間じゃない」<br/>「だからさ――俺がピンチの時はお前も俺を守ってくれよ」
+
;「浩一…これからも俺はお前がピンチになれば迷わず助けようとするだろう でも 今のお前はもう守られるだけの人間じゃない だからさ――俺がピンチの時はお前も俺を守ってくれよ」
:壮絶な殴り合いの末、矢島は自分がファクターとして蘇生してしまってから長い間ただ怯えていた事、アパレシオンのコックピットに閉じこもりながら浩一のしてきた事を見た事を独白。そして自分の思いを素直に認め、かつての様に一方的に守るだけでなく、仲間として共に助け合い、戦って行きたいと言う思いを口にした。『L』ではこの台詞を取り入れている。
+
:同上。壮絶な殴り合いの末、矢島は自分がファクターとして蘇生してしまってから長い間ただ怯えていた事、アパレシオンのコックピットに閉じこもりながら浩一のしてきた事を見た事を独白。そして自分の思いを素直に認め、かつての様に一方的に守るだけでなく、仲間として共に助け合い、戦って行きたいと言う思いを口にした。『L』ではこの台詞を取り入れている。
;「なれよ、正義の味方に」<br/>「浩一らしくていいと思うぞ」
+
;「ああ なれよ正義の味方に 浩一らしくていいと思うぞ」
 
:回想、そして復帰後の和解場面より。「正義の味方」を目指す浩一への肯定。
 
:回想、そして復帰後の和解場面より。「正義の味方」を目指す浩一への肯定。
 
;「ああ――ただいま」
 
;「ああ――ただいま」
:浩一の「生きててくれて……本当にありがとう」と言う言葉への返答。
+
:第63話の締めの台詞。浩一の「生きててくれて……本当にありがとう」と言う言葉への返答。
;浩一「全く…ナイスな展開だよ…行くぞ矢島」<br />矢島「! 行くってお前――」<br />浩一「ゴチャゴチャ説明するよりも――この方が手っ取り早い」<br />矢島「はぁ~…まぁそれもそうだな」<br />浩一「'''来いラインバレル!!'''」<br />矢島「'''アパレシオン!!'''」
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;浩一「全く…ナイスな展開だよ…行くぞ矢島」<br />「! 行くってお前――」<br />浩一「ゴチャゴチャ説明するよりも――この方が手っ取り早い」<br />「はぁ~‥まぁそれもそうだな」<br />浩一「来いラインバレル!!」<br />「アパレシオン!!」
:理沙子への隠し事を弁解しようとするも加藤機関が襲来。そこでファクターであることを明かす方が分かりやすいと、マキナの同時召喚を行う。
+
:第69話「新たなる岐路」より。理沙子への隠し事を弁解しようとするも加藤機関が襲来。そこでファクターであることを明かす方が分かりやすいと、マキナの同時召喚を行う。
 
;「浩一も森次さんも居ない時に…全くナイスじゃない展開だな」
 
;「浩一も森次さんも居ない時に…全くナイスじゃない展開だな」
 
:加藤機関のJUDA奇襲に対して。矢島、宗美以外の特務室メンバーがおらず、浩一の口癖を口走る。UXでは後半部分が被弾時の台詞に採用されている。
 
:加藤機関のJUDA奇襲に対して。矢島、宗美以外の特務室メンバーがおらず、浩一の口癖を口走る。UXでは後半部分が被弾時の台詞に採用されている。
152行目: 167行目:  
:アメリカでのヒトマキナ戦にて。窮地に立たされたパラディン部隊に代わり、城崎とのコンビネーションによってヒトマキナを殲滅する。
 
:アメリカでのヒトマキナ戦にて。窮地に立たされたパラディン部隊に代わり、城崎とのコンビネーションによってヒトマキナを殲滅する。
 
===アニメ版===
 
===アニメ版===
;「傷は男の勲章なんだ!大事なものを守った証なんだぜ!」
+
;「傷は男の勲章なんだ! 大事なものを守った証なんだぜ!」
:回想にて、浩一のランドセルを取り返した幼き頃の矢島。理沙子から「昨日のキバイダーの台詞じゃない!」と突っ込まれてしまうも、浩一達には笑顔が戻る。
+
:♯19「届く陽、暴かれる陰」に於ける回想より。浩一のランドセルを取り返した幼き頃の矢島。理沙子から「昨日のキバイダーの台詞じゃない!」と突っ込まれてしまうも、浩一達には笑顔が戻る。
;「正義の味方にのぼせ上っていたのは俺の方か……」
+
;「正義の味方に…のぼせ上っていたのは……俺の方か……」
:「届く陽、暴かれる陰」にて、浩一との大喧嘩に敗北して。理沙子に拒絶されるのを恐れるあまり、浩一を言い訳にして逃げ回っていたことをようやく自覚。元々浩一を守ることが当然だと思っており、「正義の代償」前後の責任感に加え、実際にアパレシオンという力を手に入れたことで錯覚を起こしていた。その意味で、この時までの彼は増長していた浩一と同じだったと言える。
+
:同上。浩一との大喧嘩に敗北して。理沙子に拒絶されるのを恐れるあまり、浩一を言い訳にして逃げ回っていたことをようやく自覚。元々浩一を守ることが当然だと思っており、「正義の代償」前後の責任感に加え、実際にアパレシオンという力を手に入れたことで錯覚を起こしていた。その意味で、この時までの彼は増長していた浩一と同じだったと言える。
;「ビーム攻撃は防げても、実弾の直撃なら効くだろう!!」
+
;「ビーム攻撃は防げても、実弾の直撃なら効くだろう!」
:グラン・ネイドル戦で助っ人に現れた際の台詞。実弾武器を扱うアパレシオンの攻撃は、グラン・ネイドルの防御を破るには最適であった。もっとも、マサキからは「無謀」と評されたが、ラインバレルとのコンビネーションによって損傷を与えることに成功。
+
:同上。グラン・ネイドル戦で助っ人に現れた際の台詞。実弾武器を扱うアパレシオンの攻撃は、グラン・ネイドルの防御を破るには最適であった。
 
;「浩一、俺も戦わせてくれ!」<br/>「頼む!お前と一緒に戦いたいんだ!」
 
;「浩一、俺も戦わせてくれ!」<br/>「頼む!お前と一緒に戦いたいんだ!」
:浩一が守られる側から守る側へと成長したことを実感し、共に戦うことを望んだ。
+
:同上。浩一が守られる側から守る側へと成長したことを実感し、共に戦うことを望んだ。この直後、ラインバレルとのコンビネーションによって損傷を与えることに成功。
;矢島「ずっと…好きだった。俺は理沙子のことが、ずっと…」<br/>理沙子「…でも、ゴメン、私…」<br/>矢島「浩一が好きなんだろ」<br/>理沙子「え…?」<br/>矢島「分かってる。けど、ちゃんと言っておきたかったんだ。お前のことを好きな奴がここにもいた、って。覚えていてくれたら、嬉しい…」
+
;矢島「だから、ずっと…好きだった。俺は、理沙子のことが、ずっと…」<br/>理沙子「…でも、ゴメン、私…」<br/>矢島「浩一が好きなんだろ」<br/>理沙子「え…?」<br/>矢島「分かってる。けど、ちゃんと言っておきたかったんだ。お前のことを好きな奴がここにもいた、って。覚えていてくれたら、嬉しい…」
:第19話にて戦いが終わった後、矢島は理沙子に思いを告白。理沙子は一瞬困惑するが、矢島は理沙子の気持ちを察し『理沙子が好きな奴がもう一人いた事を覚えていてくれればいい』と伝えた。
+
:戦闘終了後、矢島は理沙子に思いを告白。理沙子は一瞬困惑するが、矢島は理沙子の気持ちを察し『理沙子が好きな奴がもう一人いた事を覚えていてくれればいい』と伝えた。
 
;「え…。いや…そんなことは…」
 
;「え…。いや…そんなことは…」
:第21話にて「浩一の側に居たいんじゃないか?」と理沙子を気遣い、彼女を側に居させるように促せるが、[[牧五郎]]に「今、自分を恰好いいと思っただろ」と言われた際の台詞。珍しく矢島が照れているシーン。<br/>最も直後に「年頃の女の子にはそういうのは通じないよ」とツッコまれてしまうのだが。
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:♯21「狂気の翼」より。「浩一の側に居たいんじゃないか?」と理沙子を気遣い、彼女を側に居させるように促せるが、[[牧五郎]]に「今、自分を恰好いいと思っただろ」と言われた際の台詞。珍しく矢島が照れているシーン。
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:最も直後に「年頃の女の子にはそういうのは通じないよ」とツッコまれてしまうのだが。
 
;「たまには俺達にカッコつけさせてくれよ、浩一!」
 
;「たまには俺達にカッコつけさせてくれよ、浩一!」
:第21話にて。フラッグに桐山率いる迅雷部隊が迫るも、浩一には山下の救出を優先させた。
+
:同上。フラッグに桐山率いる迅雷部隊が迫るも、浩一には山下の救出を優先させた。
;「どうせ一度は失くした命だ……これでみんなを護れるなら、惜しくはない!」
+
;「どうせ一度はなくした命だ…! これでみんなを守れるなら…惜しくないさ…!」
:ファイナルフェイズに際しての呟き。命を失う可能性がある最終作戦に、何の躊躇いもなく力を預けた。
+
:♯24「鋼鉄の華」より。ファイナルフェイズに際しての呟き。命を失う可能性がある最終作戦に、何の躊躇いもなく力を預けた。
;矢島「城崎さん、ここはいいよ」<br/>城崎「えっ?」<br/>矢島「今は忙しい時間帯じゃないし、俺一人で大丈夫だから」<br/>城崎「でも、そういうわけには…」<br/>矢島「いいって。それより大事なことがあるだろ?」
+
;「城崎さん、ここはいいよ」<br/>城崎「えっ?」<br/>「今は忙しい時間帯じゃないし、俺一人で大丈夫だから」<br/>城崎「でも、そういうわけには…」<br/>「いいって。それより、大事なことがあるだろ?」
:第26話にて、リゾート施設となったJUDAで、焼きそばの屋台を任されている城崎に対して。中々進展しない浩一との仲を気遣う。
+
:♯26「鉄の影」より。リゾート施設となったJUDAで、焼きそばの屋台を任されている城崎に対して。中々進展しない浩一との仲を気遣う。
    
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
178行目: 194行目:  
:3年ぶりに再会した理沙子を見てドギマギする浩一を睨み付ける絵美をなだめようとして。このときの絵美はファクターアイもさることながら、表情そのものが凄まじいものだった…。
 
:3年ぶりに再会した理沙子を見てドギマギする浩一を睨み付ける絵美をなだめようとして。このときの絵美はファクターアイもさることながら、表情そのものが凄まじいものだった…。
 
'''アニメ版'''
 
'''アニメ版'''
;「オレは昔から、一人で思いつめやすいタイプだと言われていた…」<br/>「不安だ…みんなの将来があまりにも不安だ…」<br/>「だから!オレがみんなの代わりに思い悩むしかないんだ!」
+
;「俺は昔から、一人で思いつめやすいタイプだと言われていた…不安だ…みんなの将来があまりにも不安だ…だから! 俺がみんなの代わりに思い悩むしかないんだ!」
:アニメ版第18話予告より。昔から気苦労が絶えないらしいが、城崎に何故か「あなた、最低です!」と言われてしまう。
+
:♯17の次回予告より。昔から気苦労が絶えないらしいが、城崎に何故か「あなた、最低です!」と言われてしまう。
    
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
192行目: 208行目:  
=== UX ===
 
=== UX ===
 
;「ちゃんと見ていたぞ、浩一…」
 
;「ちゃんと見ていたぞ、浩一…」
:第1部第22話「SUPER NOVA」より。核ミサイル狙撃時にて。宇宙にいる浩一の「は、はは・・・なァ、矢島…見てたか? 俺、世界を救ったんだ。凄いだろう?」という心情を見通してか(あるいは通信が繋がっていて本当に聞いていたのか)、地球から返答する。
+
:第22話「SUPER NOVA」より。核ミサイル狙撃時にて。宇宙にいる浩一の「は、はは・・・なァ、矢島…見てたか? 俺、世界を救ったんだ。凄いだろう?」という心情を見通してか(あるいは通信が繋がっていて本当に聞いていたのか)、地球から返答する。
 
;「ファクターとして生き返った事実…。それを受け入れるのに時間をかけてしまった…だがこれからは俺もUXのひとりとして戦う! アイツが帰る場所を守るためにもな…!」
 
;「ファクターとして生き返った事実…。それを受け入れるのに時間をかけてしまった…だがこれからは俺もUXのひとりとして戦う! アイツが帰る場所を守るためにもな…!」
:第2部第35話「選択-けつい-」に於ける初戦闘時の[[戦闘前会話]]。出撃できないラインバレルに代わり、加藤機関とホウジョウ軍の連合を迎撃する。
+
:第35話「選択-けつい-」に於ける初戦闘時の[[戦闘前会話]]。出撃できないラインバレルに代わり、加藤機関とホウジョウ軍の連合を迎撃する。
 
;「お、おい浩一。あまり迂闊なコトは言わない方が…」
 
;「お、おい浩一。あまり迂闊なコトは言わない方が…」
:第2部第36話「天に選ばれし覇者」or「天に挑みし勇者」より。アルカトラズ慰問ライブイベントの美海を見て喜ぶ浩一に対して。復帰して間もないが城崎との仲を把握している。直後、浩一は城崎からファクターアイで睨まれ…。
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:第36話「天に選ばれし覇者」or「天に挑みし勇者」より。アルカトラズ慰問ライブイベントの美海を見て喜ぶ浩一に対して。復帰して間もないが城崎との仲を把握している。直後、浩一は城崎からファクターアイで睨まれる。
 
;「ゆっくり、落ちついて。引き金に思いを乗せて…!」
 
;「ゆっくり、落ちついて。引き金に思いを乗せて…!」
:蒼穹作戦の最終局面にて、緊張する真矢にアドバイスを送る。
+
:第39話「蒼穹-そら-」より。蒼穹作戦の最終局面にて、緊張する真矢にアドバイスを送る。
 
;孫権「自分が強くなったなんて、勘違いするのは感心しないな」<br/>矢島「そうそう。あんまり調子に乗ってると、森次さんに本物の暴力を叩きこまれるぞ? なあ、浩一?」
 
;孫権「自分が強くなったなんて、勘違いするのは感心しないな」<br/>矢島「そうそう。あんまり調子に乗ってると、森次さんに本物の暴力を叩きこまれるぞ? なあ、浩一?」
:第3部第42話分岐前シナリオより。ファフナーで戦えるようになり、浮かれる[[西尾暉|暉]]に対して。実際に本物の暴力を目の当たりにしているため、あながち冗談にも聞こえない。
+
:第42話分岐前シナリオより。ファフナーで戦えるようになり、浮かれる[[西尾暉|暉]]に対して。実際に本物の暴力を目の当たりにしているため、あながち冗談にも聞こえない。
 
;「じゃあ一騎は、あの戦いからずっと総士とつながったまま…」
 
;「じゃあ一騎は、あの戦いからずっと総士とつながったまま…」
:第3部第42話竜宮島の防衛に残るルート「龍の輝き」より。[[真壁一騎|一騎]]が3ヶ月間、日常的にクロッシング状態にあったことを聞き、[[要咲良|咲良]]と共に驚く。
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:第42話竜宮島ルート「龍の輝き」より。[[真壁一騎|一騎]]が3ヶ月間、日常的にクロッシング状態にあったことを聞き、[[要咲良|咲良]]と共に驚く。
 
;「ひとつの未来を絶対と信じて、この月面にこもっていたお前にはわからないだろうがな!」
 
;「ひとつの未来を絶対と信じて、この月面にこもっていたお前にはわからないだろうがな!」
:[[デウスエクスマキナ]]戦にて。浩一の意思に希望を見出し、機械仕掛けの神と決戦する。
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:第46話「麗しのディストピア」に於ける[[デウスエクスマキナ]]との戦闘前会話。浩一の意思に希望を見出し、機械仕掛けの神と決戦する。
 
;「他に方法は無かったんですか、ノーヴル博士!」
 
;「他に方法は無かったんですか、ノーヴル博士!」
 
:対[[ノーヴル・ディラン]]用戦闘台詞。まさかの名指し。
 
:対[[ノーヴル・ディラン]]用戦闘台詞。まさかの名指し。
;「今はもう昔とは違う…!未来は俺たちの命が創るんだ!」
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;「今はもう昔とは違う…! 未来は俺たちの命が創るんだ!」
:[[カリ・ユガ]]との戦闘前台詞。かつて浩一に向けた言葉が含まれており、新たな可能性を目指す。
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:最終話「命の始まり」に於ける浩一と[[カリ・ユガ]]との戦闘前会話より。かつて浩一に向けた言葉が含まれており、新たな可能性を目指す。
 
;(たかがお土産を渡すだけに、なぜそんなもったいぶった演出を…)
 
;(たかがお土産を渡すだけに、なぜそんなもったいぶった演出を…)
 
:エピローグにて、「長崎名物カステラ入りお土産袋」を持つ森次に対して。そのいでたちは原作16巻に、2ページに渡り描かれている。
 
:エピローグにて、「長崎名物カステラ入りお土産袋」を持つ森次に対して。そのいでたちは原作16巻に、2ページに渡り描かれている。
 
;「確かに、今は昔とは違う…。ケド、俺は今…スパロボを遊びたい! これからも俺は、お前がクリアできなくなったら迷わず手伝おうとするだろう。お前はどうしたいんだ、浩一…?」
 
;「確かに、今は昔とは違う…。ケド、俺は今…スパロボを遊びたい! これからも俺は、お前がクリアできなくなったら迷わず手伝おうとするだろう。お前はどうしたいんだ、浩一…?」
 
:[[中断メッセージ/UX|中断台詞]]。苦戦する浩一を助けようとする…が、直後に「カッコよく誤魔化そうとしてる」ことがバレてしまう。
 
:[[中断メッセージ/UX|中断台詞]]。苦戦する浩一を助けようとする…が、直後に「カッコよく誤魔化そうとしてる」ことがバレてしまう。
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== 搭乗機体 ==
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;[[アパレシオン]]
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
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