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== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
=== 来歴 ===
 
=== 来歴 ===
幼少期、母親(発見された際、もう一人既に死亡していた男性がいたが、それが父親であるかどうかは実は明確にされていない)と共に旅客機の墜落事故に合い、ソ連により救出された身元不明の少年。母親の命は部下の命と天秤にかけた[[アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン]]によって見捨てられており、最期に宗介に掛けた言葉は「イキナサイ」だった。
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幼少期、母親<ref>発見された際、もう一人既に死亡していた男性がいたが、それが父親であるかどうかは実は明確にされていない。</ref>と共に北極海に墜落した旅客機に乗り合わせ、秘密作戦中にもかかわらず現地に駆け付けたソ連軍により救出された身元不明の少年。母親の命は部下の命と天秤にかけた[[アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン]]によって見捨てられており、最期に宗介に掛けた言葉は「イキナサイ」だった。
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「相良宗介」という名前は、彼がソ連軍に救出された際、衣服に書かれていた「'''さがらそうすけ'''」という名前らしきモノにカリーニンが漢字を当てたもので、そもそも本当に彼の名前が「さがらそうすけ」なのかすら定かではない(カリーニンが当時の乗客名簿を調べた際には「さがら」という苗字は見つからなかった)。
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「相良宗介」という名前は、彼がソ連軍に救出された際、衣服に書かれていた「'''さがらそうすけ'''」という名前らしきモノに、元駐日ソ連大使館員で日本語を解するカリーニンが漢字を当てたもので、そもそも本当に彼の名前が「さがらそうすけ」なのかすら定かではない。後にカリーニンが当時の乗客名簿を調べた際には「さがら」という苗字は見つからなかった。
    
彼はKGB(ソビエト連邦国家保安委員会)の特殊セッション「ナージャ」において暗殺者として仕込まれ、非常に優秀な成績を収め、アフガニスタン(アニメ版では「ヘルマジスタン」という架空の国)のゲリラ、通称「バダフシャンの虎」と呼ばれたマジード将軍の元にし向けられたが、[[暗殺]]に失敗した。そのまま殺されそうなところを不憫に思ったマジードによって助けられ、その後はアフガン・ゲリラの「カシム」として戦場で名を馳せ生きていくこととなる。
 
彼はKGB(ソビエト連邦国家保安委員会)の特殊セッション「ナージャ」において暗殺者として仕込まれ、非常に優秀な成績を収め、アフガニスタン(アニメ版では「ヘルマジスタン」という架空の国)のゲリラ、通称「バダフシャンの虎」と呼ばれたマジード将軍の元にし向けられたが、[[暗殺]]に失敗した。そのまま殺されそうなところを不憫に思ったマジードによって助けられ、その後はアフガン・ゲリラの「カシム」として戦場で名を馳せ生きていくこととなる。
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戦場にてカリーニンと再会した後、生き残る術としてカリーニンが長年培ってきた戦闘技術を教えられる。その後ソ連による総攻撃でゲリラ組織が崩壊し、地獄のアフガンからカリーニンと共に脱出した彼は[[傭兵]]として世界各地を転戦するが、再び戦場で離ればなれになってしまう。それからも生きるために傭兵として各地を転戦するが、本編開始の1年2年ほど前、中米の小国ベリーズに設置された[[ミスリル]]の訓練キャンプに参加し、そこで起きた事件解決の際に見せた手腕によりミスリル西太平洋艦隊特別対応班に選抜された。この時は「ソウスキー・セガール」と名乗っていたが、日本語の名前を聞き間違えられたのか偽名として自分で名乗ったのかは不明。
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戦場にてカリーニンと再会した後、生き残る術としてカリーニンが長年培ってきた戦闘技術を教えられる。その後ソ連による総攻撃でゲリラ組織が崩壊し、地獄のアフガンからカリーニンと共に脱出した彼は[[傭兵]]として世界各地を転戦するが、再び戦場で離ればなれになってしまう。それからも生きるために傭兵として各地を転戦するが、本編開始の1年2年ほど前、中米の小国ベリーズに設置された[[ミスリル]]の訓練キャンプに参加し、そこで起きた事件解決の際に見せた手腕によりミスリル西太平洋艦隊特別対応班に選抜された。この時は書類に記載された「ソウスキー・セガール」で呼ばれていたが、日本語の名前を聞き間違えられたのか偽名として自分で名乗ったのかは不明。
    
宗介がミスリルに入隊して約1年後の春、転機が訪れる。[[日本]]の女子高生[[千鳥かなめ]]の護衛のため、彼は普通の学生に混じって学校生活を送る事になる。様々な出会い、経験によって彼は次第に年相応の人間らしさを取り戻してゆく。もっとも護衛任務というのは名目上の話であり、本来の彼の役割は'''囮'''。
 
宗介がミスリルに入隊して約1年後の春、転機が訪れる。[[日本]]の女子高生[[千鳥かなめ]]の護衛のため、彼は普通の学生に混じって学校生活を送る事になる。様々な出会い、経験によって彼は次第に年相応の人間らしさを取り戻してゆく。もっとも護衛任務というのは名目上の話であり、本来の彼の役割は'''囮'''。
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=== 人物 ===
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===人物===
幼少期の育った環境のため、感情表現が苦手(喜びや悲しみなどを感じはするが、笑う・泣くことが出来ない)。平和な社会の常識がなく、基本的に寝る時はナイフを握り目を開けたままベッドの下で眠り、2時間ごとに目を覚ます。「見ず知らずの人間が刃物を持って背後に立つ」という状況が耐え難いため、理髪店に行くこともできず、散髪は自分のナイフで済ませている。紛争地の古強者の感覚で現代日本社会に入り込んだ事によって、彼の周囲では火薬の匂いが絶えることがない。もっとも、前述の通り物語が進むにつれ人間らしさと常識を身につけており、本人も「いつかは銃の必要のない人間になる」と発言しており、当初は1日に3回あった爆破騒ぎも、作中で半年が過ぎるころには、3日に1回にまで減っていった。ただし、人間らしさを身に着けていくにつれ、自分の生きてきた酷い経歴について考え、自分の居場所は平和な世界ではないという考えも出てきた(生きるために、泣いて命乞いする捕虜を殺すといった非道な行為を平然と行ってきたため)。
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幼少期の育った環境のため、感情表現が苦手。具体的には喜びや悲しみなどを感じはするが、笑う・泣くことが出来ない。平和な社会の常識がなく、基本的に寝る時はナイフを握り目を開けたままベッドの下で眠り、2時間ごとに目を覚ます。「見ず知らずの人間が刃物を持って背後に立つ」という状況が耐え難いため、理髪店に行くこともできず、散髪は自分のナイフで済ませている。紛争地の古強者の感覚で現代日本社会に入り込んだ事によって、彼の周囲では火薬の匂いが絶えることがない。もっとも、前述の通り物語が進むにつれ人間らしさと常識を身につけており、本人も「いつかは銃の必要のない人間になる」と発言しており、当初は1日に3回あった爆破騒ぎも、作中で半年が過ぎるころには、3日に1回にまで減っていった。ただし、人間らしさを身に着けていくにつれ、自分の生きてきた酷い経歴<ref>生きるために、泣いて命乞いする捕虜を殺すといった非道な行為を平然と行ってきたため。</ref>について考え、自分の居場所は平和な世界ではないという考えも出てきた。
    
作中初期に任務のための偽装とはいえ、学校に通うことは喜んで受け入れており、授業態度は非常にまじめ。これは、紛争地域で育ったがゆえに、まともな教育を受けたことが無く、その価値を知っているため。そのため、短編シリーズでかなめが学校をサボろうとしたときは、「世の中には勉強したくてもできない子供がたくさんいるのに」という、小学生に対する母親のような説教をしたこともあった。職業柄、英語および理数系科目は得意。また、軍人としての経験により長距離走は彼の独壇場となっている。逆に日本人としての文化的背景・感性を要する国語(特に古文)・日本史が苦手。
 
作中初期に任務のための偽装とはいえ、学校に通うことは喜んで受け入れており、授業態度は非常にまじめ。これは、紛争地域で育ったがゆえに、まともな教育を受けたことが無く、その価値を知っているため。そのため、短編シリーズでかなめが学校をサボろうとしたときは、「世の中には勉強したくてもできない子供がたくさんいるのに」という、小学生に対する母親のような説教をしたこともあった。職業柄、英語および理数系科目は得意。また、軍人としての経験により長距離走は彼の独壇場となっている。逆に日本人としての文化的背景・感性を要する国語(特に古文)・日本史が苦手。
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長年の経験から兵士としての技能やマインドセットは非常に高く、各種兵装に精通しており、若年ながら、選りすぐりを集めたミスリルの中でも、更に選りすぐりが集まるSRT(特別対応班)に選抜されるほどである。専門分野は偵察作戦とサボタージュ(『破壊活動』の意であり、一般的な用例である『怠業』とは異なる)、[[アーム・スレイブ|AS]]の操縦。この内、ASの操縦にかけては、ASが実戦投入された最初期から鹵獲した[[Rk-92 サベージ|サベージ]]に乗ってソ連軍と戦っていたため、世界有数の実力を持っている。幼少期から戦場で生き抜いてきたため、人を殺した数は軽く3桁を超え、息をするように人を殺せる。命乞いする捕虜を射殺した経験や、背中を見せ泣いて逃げる敵兵を殺した経験もなどあり、本編では作中で目的のために非人道的行動を取る事もある。しかし、育ての親であるカリーニンからは最終決戦時に「(人を殺める兵士としての)才能が無い」と言われ、驚いていた。(宗介自身は技能として才能がないと思っていた。)
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長年の経験から兵士としての技能やマインドセットは非常に高く、各種兵装に精通しており、若年ながら、選りすぐりを集めたミスリルの中でも、更に選りすぐりが集まるSRT(特別対応班)に選抜されるほどである。専門分野は偵察作戦とサボタージュ(『破壊活動』の意であり、一般的な用例である『怠業』とは異なる)、[[アーム・スレイブ|AS]]の操縦。この内、ASの操縦にかけては、ASが実戦投入された最初期から鹵獲した[[Rk-92 サベージ|サベージ]]に乗ってソ連軍と戦っていたため、世界有数の実力を持っている。幼少期から戦場で生き抜いてきたため、人を殺した数は軽く3桁を超え、息をするように人を殺せる。命乞いする捕虜を射殺した経験や、背中を見せ泣いて逃げる敵兵を殺した経験もなどあり、本編では作中で目的のために非人道的行動を取る事もある。しかし、育ての親であるカリーニンからは最終決戦時に「(人を殺める兵士としての)才能が無い」と言われ、驚いていた(宗介自身は技能として才能がないと思っていた。)
自分がどう呼ばれるかについてはあまり頓着しておらず、アフガニスタン時代の仲間やガウルンからは、少年時代の名前である「カシム」と呼ばれている。ミスリルの傭兵スカウト訓練キャンプにおいて、宗介と初めて出会った際に、[[メリッサ・マオ]]は「ソウスキー・セガール」と呼んでいた(書類がそのようになっていたため)。また、ミスリルに入る前まで(傭兵時代)の知り合いも「セガール」と呼ぶものがいる。
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少年期の大半をアフガニスタンという多民族地帯で過ごし、その後世界各地の戦場を転戦したため、話せる言語は確認できたうちでも日本語、[[英語]]、ロシア語、アフガン方言でのペルシャ語、スペイン語、ウルドゥー語と実に幅広い。戒律を守ることには熱心ではない(豚肉を平気で食べるなど)が、イスラム教徒であり、コーランの暗唱ができる。逆に日本文化との接点に欠けるため古文・日本史が苦手で、日本語自体も相手の質問に「肯定だ(アファーマティブ)」と答えるなど、軍用語の直訳を多用し、若干肩肘を張った感がある。ただし、これは彼に日本語を教えた人物であるカリーニンの影響によるところが大きい。
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自分がどう呼ばれるかについてはあまり頓着しておらず、アフガニスタン時代の仲間やガウルンからは、少年時代の名前である「カシム」と呼ばれている。[[メリッサ・マオ]]が、ミスリルの傭兵スカウト訓練キャンプにおいて宗介と初めて出会った際には、先述した通り書類に書かれていた「ソウスキー・セガール」と呼んでいた。ミスリルに入る以前からの知り合いにも「セガール」と呼ぶものがいる。
また発音も日本育ちのドイツ人であるクルツに比べても流暢に日本語を発音することができないようだ。
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少年期の大半をアフガニスタンという多民族地帯で過ごし、その後世界各地の戦場を転戦したため、話せる言語は確認できたうちでも日本語、[[英語]]、ロシア語、アフガン方言でのペルシャ語、スペイン語、ウルドゥー語と実に幅広い。戒律を守ることには熱心ではない(豚肉を平気で食べるなど)が、イスラム教徒であり、コーランの暗唱ができる。逆に日本文化との接点に欠けるため古文・日本史が苦手なのは先述通り。またそもそもしゃべる日本語自体も相手の質問に「肯定だ(アファーマティブ)」と答えるなど、軍用語の直訳を多用し、若干肩肘を張った感がある。ただし、これは彼に日本語を教えた人物であるカリーニンの影響によるところが大きい。発音も日本育ちのドイツ人であるクルツに比べても流暢ではないようだ。
    
知識や経験が豊富なため、基本どのような武器でも兵器でも使いこなすことができるが、信頼性の高い武器や兵器を好み、逆に[[ラムダ・ドライバ]]のような必要な時に確実に動作しない兵器は毛嫌いしている。AS搭乗時の主武装は機種を問わず、多種多様な弾頭をセレクトできるOTOメララ社の「ボクサー」57mm散弾砲および76㎜散弾砲。ちなみに武器が使えないと戦闘に支障が出るという事もなく、前述のようにアフガン時代のろくな装備も無かった戦闘経験から不利な戦況での戦いになれており、原作小説では素手で武装した男を倒すことはおろか、手錠を付けられた状態から、武装した警官数人を殺す事も可能であり、基本的に状況を選ばず戦える。
 
知識や経験が豊富なため、基本どのような武器でも兵器でも使いこなすことができるが、信頼性の高い武器や兵器を好み、逆に[[ラムダ・ドライバ]]のような必要な時に確実に動作しない兵器は毛嫌いしている。AS搭乗時の主武装は機種を問わず、多種多様な弾頭をセレクトできるOTOメララ社の「ボクサー」57mm散弾砲および76㎜散弾砲。ちなみに武器が使えないと戦闘に支障が出るという事もなく、前述のようにアフガン時代のろくな装備も無かった戦闘経験から不利な戦況での戦いになれており、原作小説では素手で武装した男を倒すことはおろか、手錠を付けられた状態から、武装した警官数人を殺す事も可能であり、基本的に状況を選ばず戦える。
ASに置いての戦闘ではいかに戦況が不利な状況でも互角以上に闘い抜き勝利しており、特にサベージ搭乗時の戦果は凄まじく、度々作中では第二世代ASとしては前例がないほどのほとんど不可能な戦果を挙げている。
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ASに置いての戦闘ではいかに戦況が不利な状況でも互角以上に闘い抜き勝利しており、特にサベージ搭乗時の戦果は凄まじく、度々作中では第二世代ASとしては前例がないほどのほとんど不可能な戦果を挙げている。本編中盤以降は単身・生身という圧倒的不利な状況で戦うことが多く、単身で多数のアマルガムの兵士や等身大AS[[アラストル]]を撃破しており、生身での戦闘能力に置いても非凡さが窺える。
本編中盤以降は単身・生身という圧倒的不利な状況で戦うことが多く、単身で多数のアマルガムの兵士や等身大AS[[アラストル]]を撃破しており、生身での戦闘能力に置いても非凡さが窺える。
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ちなみにスパロボやふもっふでは愛銃であるグロック19を発砲しているシーンが豊富にあるものの、原作小説における本編シリーズではハンドガン程度ではどうにもならない事が多く、当然高威力高レートのカービン銃やアサルトライフルを好んで使うため、所謂サイドアームでしかないグロック19はあまり発砲した事がなかったりする。
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ちなみにスパロボやふもっふでは愛銃であるグロック19を発砲しているシーンが豊富にあるものの、原作小説における本編シリーズではハンドガン程度ではどうにもならない事が多く、当然高威力高レートのカービン銃やアサルトライフルを好んで使うため、所謂サイドアームでしかないグロック19はあまり発砲した事がなかったりする。なお、このグロックはメリダ島の最終決戦後にそのまま放棄してきたようである。
    
このグロッグ19だが、信頼性や即応性は確かにあるのだが、その特殊な仕様故「セーフティが解除されてないぞ?」や「弾切れでハンマーだけガチガチ鳴る」等のありがちなネタが出来ないため、持たせたのは失敗だったと賀東は語っていた。
 
このグロッグ19だが、信頼性や即応性は確かにあるのだが、その特殊な仕様故「セーフティが解除されてないぞ?」や「弾切れでハンマーだけガチガチ鳴る」等のありがちなネタが出来ないため、持たせたのは失敗だったと賀東は語っていた。
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=== [[小説|小説版]]での動向 ===
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===[[小説|小説版]]での動向===
 
物語初期は任務で各地を転戦する傍ら、陣代高校で囮としてとんちんかんな学生生活を続けながらも、かなめを狙う敵と戦っていたが、中盤からはこれを根底から引っ繰り返す悲劇に見舞われる。
 
物語初期は任務で各地を転戦する傍ら、陣代高校で囮としてとんちんかんな学生生活を続けながらも、かなめを狙う敵と戦っていたが、中盤からはこれを根底から引っ繰り返す悲劇に見舞われる。
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その後は米軍にレーバテインごと鹵獲され、後にカリフォルニアに移送されるはずだったが、アルを奪って脱走。救出に来たクルツ達にアルを渡すと自身はその足で陣代高校に直行し、ようやくかなめとの再会を果たした。
 
その後は米軍にレーバテインごと鹵獲され、後にカリフォルニアに移送されるはずだったが、アルを奪って脱走。救出に来たクルツ達にアルを渡すと自身はその足で陣代高校に直行し、ようやくかなめとの再会を果たした。
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その後の動向は明確にされていない<ref>原作者・賀東招二はその後の宗介とかなめの物語を書いていない理由を問われ、「直後の三日間なら書けるが、'''書いても甘々ラブラブにしかならないので腹立つ'''」と冗談とも本気ともつかないような回答をしている。</ref><ref>短編「テッサの墓参り」では本編エピローグの三ヶ月後が舞台になっているが、テッサは彼と電話等の連絡しか取っておらず直接会っていない事を愚痴にする場面が存在する。</ref>が、弱体化したとはいえ依然存在するアマルガムの息が掛かった米軍に追われていることや、かなめがささやきを失っても、ウィスパード時代に蓄積されたブラックテクノロジーの記憶や異常に発達した知能を狙う組織や企業が多いことから、逃亡生活に移っていると思われ、かなめを救い出しても彼の戦いは当分終わることがなさそうである。ちなみに戸籍も学籍もミスリルが偽装したことが日本政府にバレているため使う事はできない。身体的にはナムサクでクラマから受けた傷が肝臓に達していたため代謝機能に後遺症が残っている。アルコールも一生摂取できないと診断されているが、宗介は飲む気がない<ref>イスラム教の戒律を積極的に守る気はないが、「アルコールは脳細胞を破壊する」と考えていることと、実際に香港で一口飲んで辟易したため。</ref>ので意に介していない。
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以降の動向は、当初は彼とかなめが直接登場せず関係者が語る形だったため<ref>原作者・賀東招二は後述する25周年新作を発表する以前、その後の宗介とかなめが直接登場する物語を書いていない理由を問われた際、「直後の三日間なら書けるが、'''書いても甘々ラブラブにしかならないので腹立つ'''」と冗談とも本気ともつかないような回答をしている。後年、『フルメタル・パニック!family』では本当に甘々ラブラブな生活を描いており、あとがきにて「当時は続編を書くつもりはなかったが、時間が経ったことで考えが変わった」と述べている。</ref><ref>短編「テッサの墓参り」では本編エピローグの三ヶ月後が舞台になっているが、テッサは彼と電話等の連絡しか取っておらず直接会っていない事を愚痴にする場面が存在する。</ref>詳細不明だったが、弱体化したとはいえ依然存在するアマルガムの息が掛かった米軍に追われていることや、かなめがささやきを失っても、ウィスパード時代に蓄積されたブラックテクノロジーの記憶や異常に発達した知能を狙う組織や企業が多いことから、逃亡生活に移っていると思われ、かなめを救い出しても彼の戦いは当分終わることがなさそうである。ちなみに戸籍も学籍もミスリルが偽装したことが日本政府にバレているため使う事はできない。身体的にはナムサクでクラマから受けた傷が肝臓に達していたため代謝機能に後遺症が残っている。アルコールも一生摂取できないと診断されているが、宗介は飲む気がない<ref>イスラム教の戒律云々以前に、彼が「アルコールは脳細胞を破壊する」と考えていることと、実際に香港で一口飲んで辟易したため。</ref>ので意に介していない。後に2023年に、連載開始から25周年を記念した企画として『フルメタル・パニック!family』が発表され、そちらで漸く最終巻から20年後の彼らが描かれるようになり、20年経ってもかなめと共に住処を転々としている模様。
 
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続編『アナザー』では直接の登場こそないが、宗介の起こした事件や騒動が陣代高校の伝説となっていることが語られている。また劇中ある元ミスリル関係者の娘が、「セガールみてぇに強い<ref>読者にとってセガールといえば一部の登場人物の宗介の呼び名(短編では自身でも名乗ったりしている)だが、『アナザー』主人公の発言によれば、フルメタの世界には我々の現実同様'''格闘技の素養を生かした超人的な役を演じる、スティーヴン・セガールという名のアクション俳優'''が存在している。</ref>パパの昔の仲間たち」なる人々に協力をして貰おうとするも止められており、ファンにはニヤりとする表現になっている。
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== 登場作品と役柄 ==
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==登場作品と役柄==
 
原作小説版が参戦する以前はシリアス長編とふもっふの短編がストーリー上で同時に再現されるため、両作の性格が混ざった様なキャラクターにされている事が多く、アニメ版や原作とは別人になりがち(キャラが崩壊しているレベルではないが)。また、ロボットアニメトップクラスの悲惨な境遇ではあるが、触れられることもない。彼のことをカタカナ表記で「ソースケ」と呼ぶのは同じ「フルメタ」のキャラクターに限定され、他作品のキャラクターはオリジナルを含め「宗介」呼び。
 
原作小説版が参戦する以前はシリアス長編とふもっふの短編がストーリー上で同時に再現されるため、両作の性格が混ざった様なキャラクターにされている事が多く、アニメ版や原作とは別人になりがち(キャラが崩壊しているレベルではないが)。また、ロボットアニメトップクラスの悲惨な境遇ではあるが、触れられることもない。彼のことをカタカナ表記で「ソースケ」と呼ぶのは同じ「フルメタ」のキャラクターに限定され、他作品のキャラクターはオリジナルを含め「宗介」呼び。
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原作小説版の宗介の結末は上記の通りかなめとの再会は果たせたものの、幸せとは言い難く身体的にも立場的にもかなり過酷な状況のまま物語を終えているが、スパロボではその辺りがうまく改変されZシリーズでは無事に学校を卒業、『V』においても復学できているなどいずれの作品でも最後は平穏な生活を送れることが示唆されている<ref>原作では先述の通り決着後も米軍に追われている上、身体に後遺症が残っている。また戸籍も学籍も偽装だと明らかになっているので、学校は退学処分になっている上に日本にも居る事はできない。</ref>。
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原作小説版が非常にハードな作風で知られ宗介の結末は上記の通りかなめとの再会は果たせたものの、完全なハッピーエンドとは言い難く身体的にも立場的にもかなり過酷な状況のまま物語を終えているが、スパロボではあまりストーリーや設定の再現が行われていないため、かなめが狙われない、『V』においても復学できているなどいずれの作品でも最後は平穏な生活を送れることが示唆されている<ref>原作では先述の通り決着後もかなめが狙われている状況から変わっておらず、宗介自身も米軍に追われ、身体に後遺症が残っている。また戸籍も学籍も偽装だと明らかになっているので、学校は退学処分になっている上に日本にも居る事はできない。『family』では日本に戻ってきたがそれ以前には世界中を飛び回っていた様子がある。</ref>。
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=== [[Zシリーズ]] ===
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===[[Zシリーズ]]===
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
 
:音声初収録。『W』以来7年ぶりの参戦。今作では宗介のモデルとなった[[キリコ・キュービィー]]と共演。
 
:音声初収録。『W』以来7年ぶりの参戦。今作では宗介のモデルとなった[[キリコ・キュービィー]]と共演。
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:[[ARX-8 レーバテイン 緊急展開ブースターXL-3装備|ブースター装備]]を活用しようとすると、素の状態では空陸ともにユニット地形適応がBという難点がある。宗介の空をAまたは陸をSに養成するか、強化パーツで補おう。
 
:[[ARX-8 レーバテイン 緊急展開ブースターXL-3装備|ブースター装備]]を活用しようとすると、素の状態では空陸ともにユニット地形適応がBという難点がある。宗介の空をAまたは陸をSに養成するか、強化パーツで補おう。
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=== 携帯機シリーズ ===
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===携帯機シリーズ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}
 
:初登場作品。[[性格]]は被弾すると[[気力]]が下がる「[[冷静]]」であるにも関わらず[[援護防御]]持ちであり(但し、Jではメインパイロット全員が最終的に援護防御を習得する)、[[気力]]が下がると効果が下がる[[ラムダ・ドライバ]]付の[[アーバレスト]]で隙あらば援護防御しようとする。ナデシコルート第11話「敵の新型兵器を叩け!」でスポット参戦し、その後に原作のかなめ絡みのイベントを経て参入する。
 
:初登場作品。[[性格]]は被弾すると[[気力]]が下がる「[[冷静]]」であるにも関わらず[[援護防御]]持ちであり(但し、Jではメインパイロット全員が最終的に援護防御を習得する)、[[気力]]が下がると効果が下がる[[ラムダ・ドライバ]]付の[[アーバレスト]]で隙あらば援護防御しようとする。ナデシコルート第11話「敵の新型兵器を叩け!」でスポット参戦し、その後に原作のかなめ絡みのイベントを経て参入する。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
 
:『[[新機動戦記ガンダムW]]』の[[ヒイロ・ユイ]]と仲が良い。携帯栄養食は揃ってフルーツ味らしい。また、『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|Endless Waltz]]』における「戦う事でしか己の存在価値を見出せない兵士」の一人という扱いも受けていた。第2部ではヒイロの復帰が遅い分、復讐者と化した[[テンカワ・アキト]]が宗介の後押しをしていた。また、宿敵の[[ガウルン]]とも原作とは違った形で決着をつける事となった。今回は[[援護防御]]はないので勝手に被弾しようとはしない。ラムダ・ドライバが発動できない第1部序盤や第2部中盤は戦力的にはキツイのでクルツとマオを使って[[合体攻撃]]でカバーするとよい。
 
:『[[新機動戦記ガンダムW]]』の[[ヒイロ・ユイ]]と仲が良い。携帯栄養食は揃ってフルーツ味らしい。また、『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|Endless Waltz]]』における「戦う事でしか己の存在価値を見出せない兵士」の一人という扱いも受けていた。第2部ではヒイロの復帰が遅い分、復讐者と化した[[テンカワ・アキト]]が宗介の後押しをしていた。また、宿敵の[[ガウルン]]とも原作とは違った形で決着をつける事となった。今回は[[援護防御]]はないので勝手に被弾しようとはしない。ラムダ・ドライバが発動できない第1部序盤や第2部中盤は戦力的にはキツイのでクルツとマオを使って[[合体攻撃]]でカバーするとよい。
:余談だが、Wでの初戦闘の際、彼が乗っていたのは、なんと[[ボン太くん]]である。(つまり、パイロットとして初登場するのもボン太くんとして、である。それでいいのか。)
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:余談だが、『W』での初戦闘の際、彼が乗っていたのは、なんと[[ボン太くん]]である(つまり、パイロットとして初登場するのもボン太くんとして、である。それでいいのか)。
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=== VXT三部作 ===
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===VXT三部作===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}
 
:一部ウルズチームメンバーと共に、初登場は13話。今作ではフルメタの時系列が『TSR』以後からであり、『ふもっふ』が空気参戦なため、天獄篇同様ギャグ要素は少なめで原作の雰囲気に近い。
 
:一部ウルズチームメンバーと共に、初登場は13話。今作ではフルメタの時系列が『TSR』以後からであり、『ふもっふ』が空気参戦なため、天獄篇同様ギャグ要素は少なめで原作の雰囲気に近い。
109行目: 106行目:  
:アーバレスト大破後の展開が変更されており、表向きは'''重傷を負って入院している'''事でアマルガムの目を誤魔化して、実際は軽傷のままナムサクに向かっている。さらにナムサクでは原作とは違い'''無傷で生還'''。これは自部隊のメンバーもテッサなどの数名を除いては知らなかったため、サベージに乗って現れた際に驚かれていた。
 
:アーバレスト大破後の展開が変更されており、表向きは'''重傷を負って入院している'''事でアマルガムの目を誤魔化して、実際は軽傷のままナムサクに向かっている。さらにナムサクでは原作とは違い'''無傷で生還'''。これは自部隊のメンバーもテッサなどの数名を除いては知らなかったため、サベージに乗って現れた際に驚かれていた。
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=== 単独作品 ===
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===単独作品===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
:M9 ガーンズバック、アーバレスト、レーバテイン、[[ボン太くん]]、[[サベージ (クロスボウ)|クロスボウ]]に搭乗。
 
:M9 ガーンズバック、アーバレスト、レーバテイン、[[ボン太くん]]、[[サベージ (クロスボウ)|クロスボウ]]に搭乗。
115行目: 112行目:  
:2018年10月にはΩスキル搭載のレーバテインが登場。演出で声がついた。
 
:2018年10月にはΩスキル搭載のレーバテインが登場。演出で声がついた。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
:序章ワールド3より参戦。本作では最初からアーバレストに搭乗。
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:序章ワールド3より参戦。本作では最初からアーバレストに搭乗。『ふもっふ』が未参戦で『TSR』の原作再現も濃いため、従来よりもギャグ成分が抜けた長編寄りの雰囲気が強い。
 
:2020年12月のイベント「[[クロッシング・パイロット]]第4弾」では、[[ボルテスV]]に搭乗。[[ボルト・クルーザー]]を担当し、メインパイロットとなる。音声が新規収録されており、各種武装名を叫んでくれる<ref name="CP04">2020年12月4日の「生スパロボチャンネル」によれば、寺田プロデューサーが作成した収録台本では「宗介は健一のように叫んだりしないだろう」との考えから「ボルテスバズーカ」と語尾を伸ばさない形でセリフが記載されていたが、リアルタイムで『ボルテスV』を視聴していた関智一氏が'''本家本元ばりにバズーカの後を伸ばしたイントネーションでの叫び声を自然としていたらしい'''。この時天空剣Vの字斬りの台詞を聞いた出演者達も「この宗介は絶対に'''わかっている'''」と評している。</ref>。なお、武装名を叫ぶことについては「必要ならば適応する」ということで普通に叫んでくれる<ref>[[左近寺公三|左近寺博士]]によれば必須というよりは、気合入れのようなものらしいが。</ref>。
 
:2020年12月のイベント「[[クロッシング・パイロット]]第4弾」では、[[ボルテスV]]に搭乗。[[ボルト・クルーザー]]を担当し、メインパイロットとなる。音声が新規収録されており、各種武装名を叫んでくれる<ref name="CP04">2020年12月4日の「生スパロボチャンネル」によれば、寺田プロデューサーが作成した収録台本では「宗介は健一のように叫んだりしないだろう」との考えから「ボルテスバズーカ」と語尾を伸ばさない形でセリフが記載されていたが、リアルタイムで『ボルテスV』を視聴していた関智一氏が'''本家本元ばりにバズーカの後を伸ばしたイントネーションでの叫び声を自然としていたらしい'''。この時天空剣Vの字斬りの台詞を聞いた出演者達も「この宗介は絶対に'''わかっている'''」と評している。</ref>。なお、武装名を叫ぶことについては「必要ならば適応する」ということで普通に叫んでくれる<ref>[[左近寺公三|左近寺博士]]によれば必須というよりは、気合入れのようなものらしいが。</ref>。
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=== 関連作品 ===
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===関連作品===
 
;[[Another Century's Episode:R]]
 
;[[Another Century's Episode:R]]
 
:お台場で[[クガヤマ・タクマ]]の[[プラン1501 ベヘモス|ベヘモス]]を破壊した直後、[[クルツ・ウェーバー]]・[[メリッサ・マオ]]・[[テレサ・テスタロッサ]]・[[千鳥かなめ]]とともに「惑星エリア」へ転移させられる。ズレた感性は相変わらず。
 
:お台場で[[クガヤマ・タクマ]]の[[プラン1501 ベヘモス|ベヘモス]]を破壊した直後、[[クルツ・ウェーバー]]・[[メリッサ・マオ]]・[[テレサ・テスタロッサ]]・[[千鳥かなめ]]とともに「惑星エリア」へ転移させられる。ズレた感性は相変わらず。
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== パイロットステータス ==
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==パイロットステータス==
=== [[能力|能力値]] ===
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===[[能力|能力値]]===
[[射撃]]、[[命中]]、[[回避]]が高い。『J』・『W』では[[性格]]は冷静であるため、被弾は禁物。『第3次Z』では原作版を意識してか[[強運]]を持っている。
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[[射撃 (能力)|射撃]]、[[命中#命中(能力)|命中]]、[[回避#回避(能力)|回避]]が高めに育つ典型的リアル系射撃寄りパイロット。乗機にバリアがあるため不意の被弾にも耐えやすいが『J』・『W』では[[性格]]は冷静であるため、被弾は禁物。『第3次Z』以降では原作終盤の展開を意識してか[[強運]]を持っている事も多い。
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=== [[精神コマンド]] ===
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===[[精神コマンド]]===
 
;[[スーパーロボット大戦J|J]]
 
;[[スーパーロボット大戦J|J]]
 
:'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''
 
:'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''
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:'''[[突撃]]、[[加速]]、[[不屈]]、[[直感]]、[[集中]]、[[魂]]'''
 
:'''[[突撃]]、[[加速]]、[[不屈]]、[[直感]]、[[集中]]、[[魂]]'''
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=== [[特殊スキル]] ===
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===[[特殊スキル]]===
 
;[[スーパーロボット大戦J|J]]
 
;[[スーパーロボット大戦J|J]]
 
:'''[[斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[底力]]L7、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[コンボ]]L2'''
 
:'''[[斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[底力]]L7、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[コンボ]]L2'''
155行目: 152行目:  
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
:'''ウルズ7'''
 
:'''ウルズ7'''
:与ダメージと照準値、運動性に補正がかかる。
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:与ダメージ・照準値・運動性が増加する。
 
:'''ゲリラ戦法'''
 
:'''ゲリラ戦法'''
:攻撃力に補正がかかる。気力が130以上の時、ステージ中一度だけ「[[奮起]]」(レベルが上がると「[[ひらめき]]」も追加される)がかかる。
+
:攻撃力が増加する。気力が130以上の時、ステージ中一度だけ「[[奮起]]」(レベルが上がると「[[ひらめき]]」も追加される)がかかる。
 
:'''[[集中力]](宗介)'''
 
:'''[[集中力]](宗介)'''
:運動性に補正がかかる。攻撃を回避した時の気力上昇量が増加する。
+
:運動性が増加する。攻撃を回避した時の気力上昇量が増加する。
 
:'''チームワーク(ミスリル)'''
 
:'''チームワーク(ミスリル)'''
:攻撃力に補正がかかる。気力上限20増加(重複不可。効果最大のもののみ有効。LV20時に追加。)。
+
:攻撃力・気力上限が増加する。
 
:期間限定ミッションでのみ入手可能。
 
:期間限定ミッションでのみ入手可能。
 +
:'''闘争心(宗介)'''
 +
:気力が10上昇する毎に、攻撃力・運動性が増加する。
 +
:'''覚悟(宗介)'''
 +
:攻撃力・運動性が増加する。自分のアクション開始時に気力が上昇する。
 +
:'''[X]SRT'''
 +
:出撃後1度だけ、戦闘終了時にHP50%以下のとき、不屈(レベルが上がると「[[直感]]」も追加される)がかかる。攻撃力・照準値・気力上限が増加する。
   −
=== [[エースボーナス]] ===
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===[[エースボーナス]]===
;[[射撃]]、[[格闘]]、[[技量]]、[[命中]]+10
+
;[[射撃 (能力)|射撃]]、[[格闘 (能力)|格闘]]、[[技量]]、[[命中#命中(能力)|命中]]+10
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』で採用。ステータスが順当に強化されるが、周回を重ねて[[PP]]が溜まるごとにうまみが消えていく。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』で採用。ステータスが順当に強化されるが、周回を重ねて[[PP]]が溜まるごとにうまみが消えていく。
 
;すべての能力+10
 
;すべての能力+10
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』で採用。『時獄篇』のボーナスに[[防御]]、[[回避]]が追加され、地味にパワーアップ。周回を重ねるごとにうまみが消えるのは変わらないが、そもそも『天獄篇』は一周目がキツイので有難い。終盤では+10程度では焼け石に水となってしまうが。
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:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』で採用。『時獄篇』のボーナスに[[防御#防御(パイロット能力)|防御]]、回避が追加され、地味にパワーアップ。周回を重ねるごとにうまみが消えるのは変わらないが、そもそも『天獄篇』は一周目がキツイので有難い。終盤では+10程度では焼け石に水となってしまうが。
 
;出撃時、気力が+10され、SPに最大値の20%が足される。
 
;出撃時、気力が+10され、SPに最大値の20%が足される。
 
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で採用。『第3次Z』とは全く別のボーナスになった。SPボーナスのおかげでアルと精神コマンドを上手く使い分けていけば戦いやすくなる。気力+10も気力が大きく影響するラムダ・ドライバ搭載機に乗る宗介にとっては有難いボーナス。
 
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で採用。『第3次Z』とは全く別のボーナスになった。SPボーナスのおかげでアルと精神コマンドを上手く使い分けていけば戦いやすくなる。気力+10も気力が大きく影響するラムダ・ドライバ搭載機に乗る宗介にとっては有難いボーナス。
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== 人間関係 ==
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==人間関係==
=== ミスリル ===
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===ミスリル===
 
;[[テレサ・テスタロッサ]]
 
;[[テレサ・テスタロッサ]]
 
:上司。原作において、彼女からの好意に男としてキッチりとケジメをつけた。
 
:上司。原作において、彼女からの好意に男としてキッチりとケジメをつけた。
181行目: 184行目:  
:同僚にして悪友。頼れる相棒。ミスリル入隊前に一度敵対勢力として交戦したコトもある(が、当の本人たちはその事実に気づいていない)。
 
:同僚にして悪友。頼れる相棒。ミスリル入隊前に一度敵対勢力として交戦したコトもある(が、当の本人たちはその事実に気づいていない)。
 
;[[アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン]]
 
;[[アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン]]
:本人は覚えていないが命の恩人。宗介の過去を知っている唯一の人物で、宗介も実の父親の様に慕っていたが後半ではカリーニンがアマルガムに与するため敵対関係となってしまい最後は宗介自身の手で引導を渡すことになった。
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:本人は覚えていないが命の恩人。宗介の過去を知っている唯一の人物。ミスリルが偽造した宗介の身分証明でも養父として記載され、宗介も実の父親の様に慕っていた。後半ではカリーニンがアマルガムに与するため敵対関係となってしまい最後は宗介自身の手で引導を渡すことになった。
 
;[[リチャード・ヘンリー・マデューカス]]
 
;[[リチャード・ヘンリー・マデューカス]]
 
:上司。テッサに付く悪い虫扱いとしてマークされている。宗介本人からすればとんだとばっちりとも言えなくもない。
 
:上司。テッサに付く悪い虫扱いとしてマークされている。宗介本人からすればとんだとばっちりとも言えなくもない。
193行目: 196行目:  
:[[千鳥かなめ]]の'''本命の'''護衛。宗介の初期の奇行の原因。
 
:[[千鳥かなめ]]の'''本命の'''護衛。宗介の初期の奇行の原因。
   −
=== 陣代高校 ===
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===陣代高校===
 
;[[千鳥かなめ]]
 
;[[千鳥かなめ]]
 
:護衛対象でクラスメート。全てを犠牲にしてでも守りたい人物。宗介にとっての戦う理由。
 
:護衛対象でクラスメート。全てを犠牲にしてでも守りたい人物。宗介にとっての戦う理由。
216行目: 219行目:  
;[[大貫善治]]
 
;[[大貫善治]]
 
:陣代高校の用務員。ふもっふにて一成と共に(悪気はなかったが)、大貫が可愛がっていた鯉の「カトリーヌ」を殺し夕食として食べさせた事で怒り狂った彼に絶対絶命の窮地に追い込まれた。原作ではその後、桜の「グレース」を倒してしまったことで再び覚醒させてしまうが、この時は一成と共に無力化に成功している。
 
:陣代高校の用務員。ふもっふにて一成と共に(悪気はなかったが)、大貫が可愛がっていた鯉の「カトリーヌ」を殺し夕食として食べさせた事で怒り狂った彼に絶対絶命の窮地に追い込まれた。原作ではその後、桜の「グレース」を倒してしまったことで再び覚醒させてしまうが、この時は一成と共に無力化に成功している。
;小暮一郎  
+
;小暮一郎
 
:SRW未登場。陣代高校の体育教師で生徒指導も担当。陰険な性格で、問題行動を起こしまくる宗介を目の敵にしている。逆に宗介からは「立派な指導教官」と好印象を持たれており、小暮が休職した際には珍しくしんみりしていた。
 
:SRW未登場。陣代高校の体育教師で生徒指導も担当。陰険な性格で、問題行動を起こしまくる宗介を目の敵にしている。逆に宗介からは「立派な指導教官」と好印象を持たれており、小暮が休職した際には珍しくしんみりしていた。
 
;水星庵
 
;水星庵
 
:SRW未登場。美術教師。彼もまた宗介と同等クラスの変人である為、気が合うのだが宗介の方は彼の言動をほとんど理解していない。後にほぼ偶然ながら神楽坂との仲を取り持つ事になる。
 
:SRW未登場。美術教師。彼もまた宗介と同等クラスの変人である為、気が合うのだが宗介の方は彼の言動をほとんど理解していない。後にほぼ偶然ながら神楽坂との仲を取り持つ事になる。
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=== 敵・その他 ===
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===敵・その他===
 
;[[ガウルン]]
 
;[[ガウルン]]
 
:アフガニスタンでゲリラをしていた頃からの最大にして最悪最強(凶)の宿敵。何度も立ちふさがり宗介達を苦しめ、死闘を繰り広げた。
 
:アフガニスタンでゲリラをしていた頃からの最大にして最悪最強(凶)の宿敵。何度も立ちふさがり宗介達を苦しめ、死闘を繰り広げた。
231行目: 234行目:  
:アニメ第1作では対決した事がある。原作には登場しない。
 
:アニメ第1作では対決した事がある。原作には登場しない。
 
;シロ
 
;シロ
:一時期(猫と偽って)飼っていたトラ。後にメリダ島に送られ、彼(彼女?)と思われるトラがマオらの命を救う事になる。その後、メリダ島決戦でテッサ達が脱出に使用した飛行機に何故か檻に入れられて乗せられており、脱出後ハワイの動物園に引き取られた。
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:一時期(猫と偽って)飼っていた[[虎|トラ]]。後に[[メリダ島]]に送られ、彼(彼女?)と思われるトラがマオらの命を救う事になる。その後、メリダ島決戦でテッサ達が脱出に使用した飛行機に何故か檻に入れられて乗せられており、脱出後ハワイの動物園に引き取られた。
 
;マジード将軍
 
;マジード将軍
:「バダフシャンの虎」と謳われたアフガニスタン(ヘルマジスタン)のゲリラ指揮官。優秀な戦術家なだけでなく詩人、建築学者としても知られていた人物。<br/>慈悲深い男でもあり、自分を暗殺すべくソ連から送られた宗介を殺さず「カシム」と名付けて自分の子として迎え、戦う術以外にも慈悲の心を授けた。<br/>実在したアフガンゲリラの司令官、アフマド・シャー・マスード氏がモデルと思われる。
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:「バダフシャンの虎」と謳われたアフガニスタン(ヘルマジスタン)のゲリラ指揮官。優秀な戦術家なだけでなく詩人、建築学者としても知られていた人物。<br />慈悲深い男でもあり、自分を暗殺すべくソ連から送られた宗介を殺さず「カシム」と名付けて自分の子として迎え、戦う術以外にも慈悲の心を授けた。<br />実在したアフガンゲリラの司令官、アフマド・シャー・マスード氏がモデルと思われる。
 
;[[クラマ]]
 
;[[クラマ]]
 
:原作「燃えるワン・マン・フォース」で戦った。彼との戦いで銃撃されたことで肝臓を損傷しており、これが後々まで後遺症を残している。
 
:原作「燃えるワン・マン・フォース」で戦った。彼との戦いで銃撃されたことで肝臓を損傷しており、これが後々まで後遺症を残している。
245行目: 248行目:  
:初対面では'''カリーニンが色ボケしたらこうなるかもしれない'''とこれまた大変失敬な印象を抱いた。
 
:初対面では'''カリーニンが色ボケしたらこうなるかもしれない'''とこれまた大変失敬な印象を抱いた。
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== 他作品との人間関係 ==
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==他作品との人間関係==
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
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===[[ガンダムシリーズ]]===
 
;[[ヒイロ・ユイ]]
 
;[[ヒイロ・ユイ]]
 
:似たような経歴なので気が合う。『[[W]]』ではヒイロがOVA版の為、ヒイロが宗介を導く役に。『[[第3次Z]]』ではヒイロには刹那、宗介にはヒビキと互いに相棒がいるため、序盤をのぞけばWほどの絡みはない。
 
:似たような経歴なので気が合う。『[[W]]』ではヒイロがOVA版の為、ヒイロが宗介を導く役に。『[[第3次Z]]』ではヒイロには刹那、宗介にはヒビキと互いに相棒がいるため、序盤をのぞけばWほどの絡みはない。
268行目: 271行目:  
:『V』では彼女達に勉強を教えたり、遊び相手になっていたようだが、作中で具体的な描写は無く、果たしてどのような遊びだったのか、勉強をきちんと教えられたのかは甚だ疑問である。
 
:『V』では彼女達に勉強を教えたり、遊び相手になっていたようだが、作中で具体的な描写は無く、果たしてどのような遊びだったのか、勉強をきちんと教えられたのかは甚だ疑問である。
   −
=== リアル系 ===
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===リアル系===
 
;[[テンカワ・アキト]]
 
;[[テンカワ・アキト]]
 
:『[[W]]』前半は彼のラーメンを食い逃げしたが、後半はヒイロに代わり、復讐者となった彼が宗介を自らと同じ轍を踏まないよう導く。
 
:『[[W]]』前半は彼のラーメンを食い逃げしたが、後半はヒイロに代わり、復讐者となった彼が宗介を自らと同じ轍を踏まないよう導く。
289行目: 292行目:  
:宗介のモチーフとなった人物。『第3次Z時獄篇』での初邂逅の際には、共に敵だと勘違いして'''沈黙のまま動けずにいた'''(更にその場に現れたヒイロも参加しているが)。
 
:宗介のモチーフとなった人物。『第3次Z時獄篇』での初邂逅の際には、共に敵だと勘違いして'''沈黙のまま動けずにいた'''(更にその場に現れたヒイロも参加しているが)。
 
;[[ブールーズ・ゴウト]]
 
;[[ブールーズ・ゴウト]]
:昔馴染みの武器商人で彼を通して[[ボン太くん]]のパーツを購入している。また、原作に出てくるベアール(SWR未登場)の立ち位置に当たる。
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:昔馴染みの武器商人で彼を通して[[ボン太くん]]のパーツを購入している。また、原作に出てくるベアール(SRW未登場)の立ち位置に当たる。
 
;[[枢木スザク]]
 
;[[枢木スザク]]
 
:『第3次Z』では似た境遇を持つ者としてシンパシーを感じ、スランプに陥った彼の再起に尽力する。本人曰く「宗介は僕の夢」。
 
:『第3次Z』では似た境遇を持つ者としてシンパシーを感じ、スランプに陥った彼の再起に尽力する。本人曰く「宗介は僕の夢」。
299行目: 302行目:  
:『V』にて、似たような生い立ちを持つ事と朗らかな性格と相まってか、宗介の戦争ボケに妙に馴染んでいた。
 
:『V』にて、似たような生い立ちを持つ事と朗らかな性格と相まってか、宗介の戦争ボケに妙に馴染んでいた。
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=== スーパー系 ===
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===スーパー系===
 
;兜甲児([[兜甲児 (OVA)|OVA]] / [[兜甲児 (真マジンガー)|真マジンガー]])、[[弓さやか]]、[[ボス]]、[[ヌケ]]、[[ムチャ]]
 
;兜甲児([[兜甲児 (OVA)|OVA]] / [[兜甲児 (真マジンガー)|真マジンガー]])、[[弓さやか]]、[[ボス]]、[[ヌケ]]、[[ムチャ]]
 
:以上の5人は『[[J]]』、『[[W]]』、『[[第3次Z]]』共にシチュエーションこそ異なるが同じ学校に通う。
 
:以上の5人は『[[J]]』、『[[W]]』、『[[第3次Z]]』共にシチュエーションこそ異なるが同じ学校に通う。
311行目: 314行目:  
:『第3次Z時獄篇』ではDトレーダーにおいて、色々な意味で只者ではないと評した。声優も同じく関智一氏である。
 
:『第3次Z時獄篇』ではDトレーダーにおいて、色々な意味で只者ではないと評した。声優も同じく関智一氏である。
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=== [[バンプレストオリジナル]] ===
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===[[バンプレストオリジナル]]===
 
;[[紫雲統夜]]
 
;[[紫雲統夜]]
 
:『[[スーパーロボット大戦J|J]]』では、彼と同じ学校に通っているが、統夜がナデシコに乗り込んだあとに転入したため学生としての関わりは薄い。パイロットであることは知っていたため、ハイジャックに巻き込まれた際は共闘した。ちなみに3人娘もED次第で後輩になる。
 
:『[[スーパーロボット大戦J|J]]』では、彼と同じ学校に通っているが、統夜がナデシコに乗り込んだあとに転入したため学生としての関わりは薄い。パイロットであることは知っていたため、ハイジャックに巻き込まれた際は共闘した。ちなみに3人娘もED次第で後輩になる。
326行目: 329行目:  
:あまりの恋愛面での鈍さに、「ひどい男」と断言している。
 
:あまりの恋愛面での鈍さに、「ひどい男」と断言している。
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== 名台詞 ==
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==名台詞==
=== アニメ化エピソード ===
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===アニメ化エピソード===
 
;「肯定だ」
 
;「肯定だ」
:物事を肯定する時によく使う台詞。日本語として意味は通じるので問題は無いが、英語圏の軍隊が使う「affirmative(アファーマティブ」)」を直訳した日本語であり、一般的な日本人はおろか[[自衛隊]]などの[[日本]]の防衛組織の関係者でも使用しない言葉である。
+
:物事を肯定する時によく使う台詞。日本語として意味は通じるので問題は無いが、英語圏の軍隊が使う「affirmative(アファーマティブ)」を直訳した日本語であり、一般的な日本人はおろか[[自衛隊]]などの[[日本]]の防衛組織の関係者でも使用しない言葉である。
;「素人……? 俺は素人ではない。専門家だ」
+
; 「素人……? 俺は素人ではない。専門家だ」
 
:素人と書いて「アマチュア」と読み、専門家と書いて「スペシャリスト」と読む。
 
:素人と書いて「アマチュア」と読み、専門家と書いて「スペシャリスト」と読む。
 
;「痛いじゃないか、千鳥」<br />「なかなか痛いぞ」
 
;「痛いじゃないか、千鳥」<br />「なかなか痛いぞ」
343行目: 346行目:  
;「テロリスト、か…」
 
;「テロリスト、か…」
 
:「ふもっふ」第1話にて。かなめからの差し入れのお弁当に添えられていた手紙の署名を見て呟いた一言。
 
:「ふもっふ」第1話にて。かなめからの差し入れのお弁当に添えられていた手紙の署名を見て呟いた一言。
;(何とも無防備だな…いや、気にするな。これはただの石けん、彼はただの店員だ…。いつもここで失敗する。しかし…)<br/>「これはタオルだ…タオル、タオル、タオルタオルタオルタオルタオル…」<br/>「クロスをかけられているのも切り落とされた髪が衣服に付着しないようにするためで決して両手の自由を奪うためではない。そしてこれは、ただの、ただの、ただのハサ、ハサミ…!!」
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;(何とも無防備だな…いや、気にするな。これはただの石けん、彼はただの店員だ…。いつもここで失敗する。しかし…)<br />「これはタオルだ…タオル、タオル、タオルタオルタオルタオルタオル…」<br />「クロスをかけられているのも切り落とされた髪が衣服に付着しないようにするためで決して両手の自由を奪うためではない。そしてこれは、ただの、ただの、ただのハサ、ハサミ…!!」
 
:『TSR』第6話にて。普通の高校生らしく、美容院で散髪しようとする。何でもないことなのだと自分に言い聞かせるが、「赤の他人が刃物を持って背後に立つ」という状況に反応し、結局店員に銃を突きつけてしまうことに。コミカルな描写に留まっているが、平和な日常に適応しきれない彼の苦悩を表すワンシーンである。
 
:『TSR』第6話にて。普通の高校生らしく、美容院で散髪しようとする。何でもないことなのだと自分に言い聞かせるが、「赤の他人が刃物を持って背後に立つ」という状況に反応し、結局店員に銃を突きつけてしまうことに。コミカルな描写に留まっているが、平和な日常に適応しきれない彼の苦悩を表すワンシーンである。
 
:ちなみに、散髪はこの後でかなめにやってもらうのだが、宗介は途中で寝ており、宗介にとってかなめの存在が特別である事が上記のシーンの対比でよく分かる。
 
:ちなみに、散髪はこの後でかなめにやってもらうのだが、宗介は途中で寝ており、宗介にとってかなめの存在が特別である事が上記のシーンの対比でよく分かる。
 
;「ウルズ7より各位へ、待たせてすまなかったな。 あとは俺に任せてくれ」
 
;「ウルズ7より各位へ、待たせてすまなかったな。 あとは俺に任せてくれ」
 
:『[[フルメタル・パニック! The Second Raid|TSR]]』最終話でゲイツらに追い詰められたミスリルの助太刀に入って。
 
:『[[フルメタル・パニック! The Second Raid|TSR]]』最終話でゲイツらに追い詰められたミスリルの助太刀に入って。
;宗介「ヴェノムが5機…普通なら逃げる所だが…」<br />アル「いいえ、行けます。軍曹」<br />宗介「そうだ、いくぞ!」
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;宗介「ヴェノムが5機…普通なら逃げる所だが…」<br />アル《いいえ、行けます。軍曹》<br />宗介「そうだ、いくぞ!」
 
:上記からコダール5機を前にして。直前まで生気の抜けたような状態だったとは思えないほどの自信と気迫に満ちている。この後、これまで全く使いこなせていなかったラムダ・ドライバ全開で5機のコダールをあっという間に屠ってしまう。
 
:上記からコダール5機を前にして。直前まで生気の抜けたような状態だったとは思えないほどの自信と気迫に満ちている。この後、これまで全く使いこなせていなかったラムダ・ドライバ全開で5機のコダールをあっという間に屠ってしまう。
 
:「普通なら逃げるところだが…」以降は『第3次Z時獄篇』や『W』で強敵を相手にした際の掛け合いとして採用されている。
 
:「普通なら逃げるところだが…」以降は『第3次Z時獄篇』や『W』で強敵を相手にした際の掛け合いとして採用されている。
360行目: 363行目:  
;「テッサ……いつもすまない。君には……迷惑ばかりかけている。君はすごい子だ。もし俺が君の立場だったら、ずっと前に重荷で押しつぶされてるかもしれない。だから…テッサ、本当に君のことは尊敬している。俺にとっては、君は上官なだけじゃない。大切な仲間だ。なにか問題があったら……その、いつでも俺に言ってくれ。力になる」
 
;「テッサ……いつもすまない。君には……迷惑ばかりかけている。君はすごい子だ。もし俺が君の立場だったら、ずっと前に重荷で押しつぶされてるかもしれない。だから…テッサ、本当に君のことは尊敬している。俺にとっては、君は上官なだけじゃない。大切な仲間だ。なにか問題があったら……その、いつでも俺に言ってくれ。力になる」
 
:同じく最終話。テッサが護衛解任の件で謝罪した直後、彼女もかなめたちとなんら変わりのない一人の少女である事を悟り、想いを口にする。この場面からテッサを「上官」としてではなく、「友人」として対等の立場として見るようにもなった。
 
:同じく最終話。テッサが護衛解任の件で謝罪した直後、彼女もかなめたちとなんら変わりのない一人の少女である事を悟り、想いを口にする。この場面からテッサを「上官」としてではなく、「友人」として対等の立場として見るようにもなった。
:なお、『TSR』が地上波で放映された際は放送時間の都合により、この会話に入る直前にEDに入ってしまっている。それを意識したのかは不明だが、時獄篇ではこの会話に入る前に[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の乱入により遮られてしまい、天獄篇まで先伸ばしとなった。
+
:なお、『TSR』が地上波で放映された際は放送時間の都合により、この会話に入る直前にEDに入ってしまっている。それを意識したのかは不明だが、時獄篇ではこの会話に入る前に[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の乱入により遮られてしまい、天獄篇まで先伸ばしとなった。ディスク版ではこの後テッサがはしゃぎすぎてずっこける場面まできちんと入っている。
 +
:ちなみに、当のテッサはOVA版「わりと暇な戦隊長の一日」冒頭にて、この時の記憶で発令所の人員が全員宗介になって「好きだ」と連呼される夢を見る等、しばらくお花畑状態が続いていた様子。
   −
=== 原作小説版 ===
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===原作小説版===
 
;「あなたの言っていることが、僕にはよくわからない。戦って死ぬこと以外に、なにがある? あなたはなぜ、あそこで僕を殺さずにこんなところに連れてきて、そんな話を聞かせるのか?」
 
;「あなたの言っていることが、僕にはよくわからない。戦って死ぬこと以外に、なにがある? あなたはなぜ、あそこで僕を殺さずにこんなところに連れてきて、そんな話を聞かせるのか?」
:短編「極北からの声」より。一緒に暮そうというカリーニンの提案を聞いての、余りにも純粋かつ不気味な疑問。その時カリーニンは、「戦争は関係ない。それが君に必要なことだからだ」と答えるのが精一杯だった……。
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:外伝「極北からの声」より。一緒に暮そうというカリーニンの提案を聞いての、余りにも純粋かつ不気味な疑問。その時カリーニンは、「戦争は関係ない。それが君に必要なことだからだ」と答えるのが精一杯だった……。
 
;「彼女を連れ帰る。なにがあっても。どんなことがあっても。この場所に連れて帰ってくる。」<br />「悪いのは俺だ。彼女にはなんの咎もない。俺は彼女を、必ずここに連れ戻す。必ずだ。」
 
;「彼女を連れ帰る。なにがあっても。どんなことがあっても。この場所に連れて帰ってくる。」<br />「悪いのは俺だ。彼女にはなんの咎もない。俺は彼女を、必ずここに連れ戻す。必ずだ。」
 
:『つづくオン・マイ・オウン』より。レナードのべリアルに完膚なきまでに敗北し、アマルガムにかなめをさらわれてクラスメイト全員に自分の素性を告げた後の宣言。あても方策も無く、愛機と相棒、後ろ盾すら失った彼だが戦う意思までは失っていなかった。全クラスメイトの前で堂々とこう宣言し、一人戦場へと戻る…
 
:『つづくオン・マイ・オウン』より。レナードのべリアルに完膚なきまでに敗北し、アマルガムにかなめをさらわれてクラスメイト全員に自分の素性を告げた後の宣言。あても方策も無く、愛機と相棒、後ろ盾すら失った彼だが戦う意思までは失っていなかった。全クラスメイトの前で堂々とこう宣言し、一人戦場へと戻る…
;宗介「人間の死は絶対的なものだ。二度と戻らない。何かのからくりで同じ人間を再生できたとしてもそれは別人だ」<br/>レナード「どうしてだ?肉体も記憶も同一ならそれは同一人物だろう」<br/>宗介「違う。死そのものが人間の一部だからだ。最後の瞬間までがその人物のものだ。だから誰もが真剣になるし、全身全霊をかけて戦う。それだけが唯一不変絶対的なルールだ」
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;宗介「人間の死は絶対的なものだ。二度と戻らない。何かのからくりで同じ人間を再生できたとしてもそれは別人だ」<br />レナード「どうしてだ?肉体も記憶も同一ならそれは同一人物だろう」<br />宗介「違う。死そのものが人間の一部だからだ。最後の瞬間までがその人物のものだ。だから誰もが真剣になるし、全身全霊をかけて戦う。それだけが唯一不変絶対的なルールだ」
 
:『せまるニック・オブ・タイム』にてヤムスクの研究所で崩落した瓦礫により閉じ込められた宗介とレナードの会話において、かなめの力を使って世界を正しい形に戻すと言うレナードに対して宗介が返した言葉。
 
:『せまるニック・オブ・タイム』にてヤムスクの研究所で崩落した瓦礫により閉じ込められた宗介とレナードの会話において、かなめの力を使って世界を正しい形に戻すと言うレナードに対して宗介が返した言葉。
;「アル。回線E2の暗号化を解除しろ。すべての緊急周波数で公開発信。デコイもすべて同じ設定に」<br/>アル《敵に通信内容を?》<br/>「傍受させてやれ。この機体がラジオ局、俺がDJだ」
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;「アル。回線E2の暗号化を解除しろ。すべての緊急周波数で公開発信。デコイもすべて同じ設定に」<br />アル《敵に通信内容を?》<br />「傍受させてやれ。この機体がラジオ局、俺がDJだ」
 
:『ずっとスタンド・バイ・ミー』上巻ラスト、メリダ島に突入成功した後、デコイを撒いた直後に燻っていた疑問と迷いを直前の戦闘ではっきりしてきた気がしたため、かなめに呼びかけるためにアルに命令をする際の会話。
 
:『ずっとスタンド・バイ・ミー』上巻ラスト、メリダ島に突入成功した後、デコイを撒いた直後に燻っていた疑問と迷いを直前の戦闘ではっきりしてきた気がしたため、かなめに呼びかけるためにアルに命令をする際の会話。
 
;「千鳥かなめ、聞こえるか!?」<br />「…オープン回線で呼びかけてる。返事ができないなら、聞いていてくれ! 俺は来たぞ。すぐそこまで来ている!」<br />「俺は君を連れ戻しに来た。わかるか?連れ戻しに来た!」<br />(中略)<br />「何が「一緒に帰ろう」だ。おまえは、大嘘つきの、クソ女だ! 違うというなら、俺を殴りに来い! 俺の前までやってきて、スリッパやらハリセンやらで、俺の頭をはたいて見せろ!」<br />「答えてみろ、千鳥!」
 
;「千鳥かなめ、聞こえるか!?」<br />「…オープン回線で呼びかけてる。返事ができないなら、聞いていてくれ! 俺は来たぞ。すぐそこまで来ている!」<br />「俺は君を連れ戻しに来た。わかるか?連れ戻しに来た!」<br />(中略)<br />「何が「一緒に帰ろう」だ。おまえは、大嘘つきの、クソ女だ! 違うというなら、俺を殴りに来い! 俺の前までやってきて、スリッパやらハリセンやらで、俺の頭をはたいて見せろ!」<br />「答えてみろ、千鳥!」
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:『V』では困難ルートEDで発言しているが『V』最後のDVEは[[沖田十三|沖田艦長]]に譲ったため声なしである。
 
:『V』では困難ルートEDで発言しているが『V』最後のDVEは[[沖田十三|沖田艦長]]に譲ったため声なしである。
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== 迷台詞 ==
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==迷台詞==
名台詞を見る通り決める時は決める人物なのだが、普段の日常においては圧倒的に迷台詞の方が多い。最も、ボケているようにしか見えない言動は裏を返せば[[カノン・メンフィス|幼いころから戦い漬けの日々を送った事で]][[人類軍|「平和な日々」を知らないから]]というあまり笑えないものでもある。
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名台詞を見る通り決める時は決める人物なのだが、普段の日常においては圧倒的に迷台詞の方が多い。もっとも、ボケているようにしか見えない言動は裏を返せば[[カノン・メンフィス|幼いころから戦い漬けの日々を送った事で]][[人類軍|「平和な日々」を知らないから]]というあまり笑えないものでもある。
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=== 長編 ===
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===長編===
 
;「俺は前の学校でも同じクラブに所属していて活躍した。雇っておいても損はないと思うぞ。どうだ?」
 
;「俺は前の学校でも同じクラブに所属していて活躍した。雇っておいても損はないと思うぞ。どうだ?」
 
:第1話、着替え中の部室に堂々と入ってきて場を騒がせる。直後、この台詞でごまかすが、その部活は'''女子'''ソフトボール部だったために、かなめ含む部員からパイプイスに括りつけられた。ちなみに手錠を外すことが出来なかったらしく、この格好のまま潜伏先へ帰っている。
 
:第1話、着替え中の部室に堂々と入ってきて場を騒がせる。直後、この台詞でごまかすが、その部活は'''女子'''ソフトボール部だったために、かなめ含む部員からパイプイスに括りつけられた。ちなみに手錠を外すことが出来なかったらしく、この格好のまま潜伏先へ帰っている。
;宗介「去年のゲートのモチーフは『平和』だったと聞く。そこで今年は――『保安』だ。このゲートは治安維持用の観測・防衛ポイントを兼ねているのだ。北アイルランドやパレスチナの街中には似たような施設がしばしば見られる。」<br/>かなめ「ここは北アイルランドでもパレスチナでもないの!東京よ!?」<br/>宗介「問題ない。……まだ未完成だが、他に銃座やサーチライトラウドスピーカーも付ける予定だ。人の集まる催しを狙って、重武装のテロリストが襲撃しても、かなりの時間、持ちこたえられるように設計してある」
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;宗介「去年のゲートのモチーフは『平和』だったと聞く。そこで今年は――『保安』だ。このゲートは治安維持用の観測・防衛ポイントを兼ねているのだ。北アイルランドやパレスチナの街中には似たような施設がしばしば見られる。」<br />かなめ「ここは北アイルランドでもパレスチナでもないの!東京よ!?」<br />宗介「問題ない。……まだ未完成だが、他に銃座やサーチライトラウドスピーカーも付ける予定だ。人の集まる催しを狙って、重武装のテロリストが襲撃しても、かなりの時間、持ちこたえられるように設計してある」
 
:文化祭のゲートに150万もかけて作っていたものの正体を説明して。しかし、この後に本当に'''学校がテロリストに制圧されてしまう'''とは、宗介自身思ってもいなかったのではないだろうか?
 
:文化祭のゲートに150万もかけて作っていたものの正体を説明して。しかし、この後に本当に'''学校がテロリストに制圧されてしまう'''とは、宗介自身思ってもいなかったのではないだろうか?
 
;「ではその男だけでは不十分だな。後ろの荷台に武器が積んであるから捨てるといい」
 
;「ではその男だけでは不十分だな。後ろの荷台に武器が積んであるから捨てるといい」
 
:テロリストに追われ、カーチェイス中、身を軽くする為に裏切り者の男を捨てようかと提案したマオとクルツに対して。いやいや、捨てちゃダメだろう…当然二人からは「早く言え!」と怒鳴られた。
 
:テロリストに追われ、カーチェイス中、身を軽くする為に裏切り者の男を捨てようかと提案したマオとクルツに対して。いやいや、捨てちゃダメだろう…当然二人からは「早く言え!」と怒鳴られた。
;宗介「旅行中、何らかの事故があった際の措置については触れられていますが……事故ではなくテロ活動が起きた際の、学校側の対応について一切説明がありません」<br/>恵理「何を言っているんですか、あなたは……」<br/>宗介「我が校は本年四月、実際に手痛い教訓を学んだはずですが」<br/>恵理「不吉な事をいわないでちょうだい。二度も三度も、あんなことがあってたまりますか!いちいち気にしてたら、どこの学校も修学旅行や遠足なんて、できなくなります!」<br/>宗介「そうやって、たかをくくるのが危険なのです」
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;宗介「旅行中、何らかの事故があった際の措置については触れられていますが……事故ではなくテロ活動が起きた際の、学校側の対応について一切説明がありません」<br />恵理「何を言っているんですか、あなたは……」<br />宗介「我が校は本年四月、実際に手痛い教訓を学んだはずですが」<br />恵理「不吉な事をいわないでちょうだい。二度も三度も、あんなことがあってたまりますか!いちいち気にしてたら、どこの学校も修学旅行や遠足なんて、できなくなります!」<br />宗介「そうやって、たかをくくるのが危険なのです」
 
:「踊るベリー・メリー・クリスマス」序盤における、神楽坂恵理との問答。以下、問答が長々と続くため割愛する。この後、二度どころか三度目もあるのだが…ちなみに二度目をやったのは、他ならぬ'''ミスリルの面々だったりする'''。
 
:「踊るベリー・メリー・クリスマス」序盤における、神楽坂恵理との問答。以下、問答が長々と続くため割愛する。この後、二度どころか三度目もあるのだが…ちなみに二度目をやったのは、他ならぬ'''ミスリルの面々だったりする'''。
 
;「よくわからんが、人手不足が深刻化している様子だな……」
 
;「よくわからんが、人手不足が深刻化している様子だな……」
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;「……『余計な機材』ならまだあるぞ…」<br />アル《なんでしょう?》<br />「お前だ。お前を取り外してゴミ箱に捨てて代わりに[[ECS]]を付けるべきだ」
 
;「……『余計な機材』ならまだあるぞ…」<br />アル《なんでしょう?》<br />「お前だ。お前を取り外してゴミ箱に捨てて代わりに[[ECS]]を付けるべきだ」
 
:レーバテインにECSをはじめとした『余計な機材』が積まれていないと言う事を聞かされて。これに対してアルも「私がいなければ(レーバテインは)'''デッドウェイトだらけの欠陥M9'''にしかならない」と反論。せっかく再会しても彼とアルは万事こんな調子である……。
 
:レーバテインにECSをはじめとした『余計な機材』が積まれていないと言う事を聞かされて。これに対してアルも「私がいなければ(レーバテインは)'''デッドウェイトだらけの欠陥M9'''にしかならない」と反論。せっかく再会しても彼とアルは万事こんな調子である……。
;「どうしても心配なら、俺が抱いてやるぞ」<br/>「二人で熱い運動を楽しめば、すっきりして仕事に集中できるだろうからな」
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;「どうしても心配なら、俺が抱いてやるぞ」<br />「二人で熱い運動を楽しめば、すっきりして仕事に集中できるだろうからな」
 
:最終決戦を目前に控えて、うろ覚えのセクハラ発言。彼なりにマオを元気付けようとしたのだろうが、当の彼女の対応は初めて珍獣を見たかのような視線だった。
 
:最終決戦を目前に控えて、うろ覚えのセクハラ発言。彼なりにマオを元気付けようとしたのだろうが、当の彼女の対応は初めて珍獣を見たかのような視線だった。
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=== 短編 ===
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===短編===
 
;「君は甘い」<br />「こういう形のテロこそ、安全な国での最大の脅威なのだ。つい最近もアメリカで、海軍の退役大佐が自宅の郵便受けを開けて、上半身を吹き飛ばされる事件があった。俺とて油断は許されない」<br />「俺を恨んでいる者は多いからな。ソ連KGBの暗殺者かもしれんし、麻薬カルテルの傭兵かもしれん。イスラム原理主義のテロリストという可能性も……」
 
;「君は甘い」<br />「こういう形のテロこそ、安全な国での最大の脅威なのだ。つい最近もアメリカで、海軍の退役大佐が自宅の郵便受けを開けて、上半身を吹き飛ばされる事件があった。俺とて油断は許されない」<br />「俺を恨んでいる者は多いからな。ソ連KGBの暗殺者かもしれんし、麻薬カルテルの傭兵かもしれん。イスラム原理主義のテロリストという可能性も……」
 
:『南から来た男』において、靴箱を誰かが開けた痕跡を見つけ、爆発物が仕掛けられたと見なして検査作業をしている際の釈明。これを聞いたかなめは「よほど後ろめたい人生を送ってきたのね」「変わった友達が多い」と皮肉った。
 
:『南から来た男』において、靴箱を誰かが開けた痕跡を見つけ、爆発物が仕掛けられたと見なして検査作業をしている際の釈明。これを聞いたかなめは「よほど後ろめたい人生を送ってきたのね」「変わった友達が多い」と皮肉った。
416行目: 420行目:  
;「千鳥…すまんがあの少年と、運命を共にしてくれ」<br />「『テロリストには譲歩しない』これは国際常識だ」
 
;「千鳥…すまんがあの少年と、運命を共にしてくれ」<br />「『テロリストには譲歩しない』これは国際常識だ」
 
:『妥協無用のホステージ』において、前述の『南から来た男』での一件もあって自分への報復の為にかなめを人質に取った'''不良グループのリーダー阿久津万里の弟である芳樹を人質にした'''宗介。吊り下げられた芳樹を支えるロープを一本一本爆破するという日本人からすれば極悪非道(原作では'''芳樹にも爆破物が仕込まれており、どのスイッチでそれが爆発するかはわからない'''という超鬼畜仕様)な手を持って対抗した。『テロリストには譲歩しない』という言葉自体は国際的には正論であり、守るべきルールであることは言うまでもないが、'''その前に一般常識を学ぶべきである'''。
 
:『妥協無用のホステージ』において、前述の『南から来た男』での一件もあって自分への報復の為にかなめを人質に取った'''不良グループのリーダー阿久津万里の弟である芳樹を人質にした'''宗介。吊り下げられた芳樹を支えるロープを一本一本爆破するという日本人からすれば極悪非道(原作では'''芳樹にも爆破物が仕込まれており、どのスイッチでそれが爆発するかはわからない'''という超鬼畜仕様)な手を持って対抗した。『テロリストには譲歩しない』という言葉自体は国際的には正論であり、守るべきルールであることは言うまでもないが、'''その前に一般常識を学ぶべきである'''。
:なお、実際は芳樹と合意の上での狂言&ブラフであり、ロープで吊り下げた際もワイヤで固定するなど安全には配慮していた。<ref>かなめが人質にされたことには実は内心かなり焦っていたらしく、直接小学校に押しかけて芳樹に助力を依頼したことが芳樹自身の口から明かされた。アニメではこのシーンが回想として描かれたが、その時の宗介は表情から焦っていたことが分かる。</ref>なお、協力してくれた芳樹への報酬は当人の要望によりラジコン(原作では[[コン・バトラーV|光る超電磁ヨーヨー]])である。
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:なお、実際は芳樹と合意の上での狂言&ブラフであり、ロープで吊り下げた際もワイヤで固定するなど安全には配慮していた<ref>かなめが人質にされたことには実は内心かなり焦っていたらしく、直接小学校に押しかけて芳樹に助力を依頼したことが芳樹自身の口から明かされた。アニメではこのシーンが回想として描かれたが、その時の宗介は表情から焦っていたことが分かる。</ref>。なお、協力してくれた芳樹への報酬は当人の要望によりラジコン(原作では[[コン・バトラーV|光る超電磁ヨーヨー]])である。
 
:余談ではあるが、フジテレビで『ふもっふ』が放送されていた頃は、長崎で幼児誘拐殺人事件が発生した時期であり、このエピソードはそれを連想させるという理由で放送が見送られた。
 
:余談ではあるが、フジテレビで『ふもっふ』が放送されていた頃は、長崎で幼児誘拐殺人事件が発生した時期であり、このエピソードはそれを連想させるという理由で放送が見送られた。
:第3次時獄篇では対テロリスト用特殊セリフとして後者のセリフがアレンジされている。
+
:第3次Z時獄篇では対テロリスト用特殊セリフとして後者のセリフがアレンジされている。
 
;「誰にでも大切なものはある」<br />「例えばおまえ。……そう、そこのおまえだ」<br />「おまえの名前は高山清司。硝子山高校二年。西山中学に通う、十四歳の妹を可愛がっている。その妹は普段、夕方六時ごろに弁天通りを通って帰宅する。人通りが少ない道だ。どこかの悪党に狙われないか、心配だな」<br />「それから……おまえだ、伊達悠太」<br />「ボタンインコを飼っているそうだな。一一歳の時に、親に懇願して買ってもらった。名前は『ポンちゃん』だ。聞いた話では、ボタンインコはすぐに死ぬらしい。窓の隙間から部屋に殺虫剤を流し込まれただけで、もだえ苦しみ痙攣した挙げ句に――」<br />「おびえることはない。俺はおまえのインコの話をしただけだ。ほかには……」
 
;「誰にでも大切なものはある」<br />「例えばおまえ。……そう、そこのおまえだ」<br />「おまえの名前は高山清司。硝子山高校二年。西山中学に通う、十四歳の妹を可愛がっている。その妹は普段、夕方六時ごろに弁天通りを通って帰宅する。人通りが少ない道だ。どこかの悪党に狙われないか、心配だな」<br />「それから……おまえだ、伊達悠太」<br />「ボタンインコを飼っているそうだな。一一歳の時に、親に懇願して買ってもらった。名前は『ポンちゃん』だ。聞いた話では、ボタンインコはすぐに死ぬらしい。窓の隙間から部屋に殺虫剤を流し込まれただけで、もだえ苦しみ痙攣した挙げ句に――」<br />「おびえることはない。俺はおまえのインコの話をしただけだ。ほかには……」
 
:同話にて、「ここで弟可愛さに折れたら部下に示しが付かない」と苦悩する阿久津万里に対して。不良グループの面々の詳細なプロフィールと「大切なもの」を言い当て、彼らの戦意を徹底的にへし折ると同時に、万里の面目を保てるようにした。もはや主人公とは思えない残虐非道な台詞である。
 
:同話にて、「ここで弟可愛さに折れたら部下に示しが付かない」と苦悩する阿久津万里に対して。不良グループの面々の詳細なプロフィールと「大切なもの」を言い当て、彼らの戦意を徹底的にへし折ると同時に、万里の面目を保てるようにした。もはや主人公とは思えない残虐非道な台詞である。
428行目: 432行目:  
:ただ、コッペパンは不人気でいつも売れ残るため、購買闘争に参加する必要もない。無論、本当に撃つつもりはない。だが、このときに威嚇として撃った一発の空砲とその後の宗介のこの言葉で、詰め掛けていた生徒たちが我先に逃げ出そうとパニックを引き起こし、それに巻き込まれたおばちゃんは負傷により休業してしまう。
 
:ただ、コッペパンは不人気でいつも売れ残るため、購買闘争に参加する必要もない。無論、本当に撃つつもりはない。だが、このときに威嚇として撃った一発の空砲とその後の宗介のこの言葉で、詰め掛けていた生徒たちが我先に逃げ出そうとパニックを引き起こし、それに巻き込まれたおばちゃんは負傷により休業してしまう。
 
:ちなみに、ネット上ではこの台詞がクローズアップされ'''「相良軍曹はコッペパン好き」'''としても有名になっていたりする。
 
:ちなみに、ネット上ではこの台詞がクローズアップされ'''「相良軍曹はコッペパン好き」'''としても有名になっていたりする。
;「それのどこが悪いのだ。隊の一員の失態は、全員で責任をとるのが常識だろう」<br/>「クラスが一個の生物として機能し、作戦目的を遂行できるように教育しているのだ、小暮先生は。立派ではないか」
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;「それのどこが悪いのだ。隊の一員の失態は、全員で責任をとるのが常識だろう」<br />「クラスが一個の生物として機能し、作戦目的を遂行できるように教育しているのだ、小暮先生は。立派ではないか」
 
:同じく『すれ違いのホスティリティ』にて、かなめが「小暮先生は'''気に入らない生徒に難癖をつけて『連帯責任』と称してクラス全員に長距離走させたりする'''陰険なタイプ」と言ったのを聞いて。
 
:同じく『すれ違いのホスティリティ』にて、かなめが「小暮先生は'''気に入らない生徒に難癖をつけて『連帯責任』と称してクラス全員に長距離走させたりする'''陰険なタイプ」と言ったのを聞いて。
 
:本物の軍人である宗介にとっては、小暮の職権乱用による陰険なイビリも指導教官としての責務を果たしているとしか思えなかった。
 
:本物の軍人である宗介にとっては、小暮の職権乱用による陰険なイビリも指導教官としての責務を果たしているとしか思えなかった。
;「頻繁に怒鳴る過酷な職務だからな…。過労かもしれん、気の毒に…」<br/>「アレルギー性鼻炎の一種だ。持病を圧して出勤してくるとは、やはり小暮先生は…」
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;「頻繁に怒鳴る過酷な職務だからな…。過労かもしれん、気の毒に…」<br />「アレルギー性鼻炎の一種だ。持病を圧して出勤してくるとは、やはり小暮先生は…」
 
:で、小暮が宗介の仕掛けたトラップに引っかかって担架に運ばれた時の台詞。当然かなめに注意されてしまう。
 
:で、小暮が宗介の仕掛けたトラップに引っかかって担架に運ばれた時の台詞。当然かなめに注意されてしまう。
 
:というのも、宗介が仕掛けたトラップはパンの入ったケースに触れると高圧電流が流れる物<ref>かかったら失神は確実、意識が回復しても頭痛や嘔吐、動悸や息切れ、倦怠感などに苦しむ。</ref>と、ケースを覆った防水シートをはがすと催涙ガスが噴出する物<ref>吸引したら目や鼻、喉に激しい痛みを与え、さらには呼吸困難、頭痛や吐き気などの症状を引き起こす。</ref>と余りにもヤバイものであるため。
 
:というのも、宗介が仕掛けたトラップはパンの入ったケースに触れると高圧電流が流れる物<ref>かかったら失神は確実、意識が回復しても頭痛や嘔吐、動悸や息切れ、倦怠感などに苦しむ。</ref>と、ケースを覆った防水シートをはがすと催涙ガスが噴出する物<ref>吸引したら目や鼻、喉に激しい痛みを与え、さらには呼吸困難、頭痛や吐き気などの症状を引き起こす。</ref>と余りにもヤバイものであるため。
439行目: 443行目:  
:十日後、パン屋の業務が完了した一方、[[常盤恭子|恭子]]から小暮が休職したことを知って。
 
:十日後、パン屋の業務が完了した一方、[[常盤恭子|恭子]]から小暮が休職したことを知って。
 
:…そのきっかけは、病気――ではなく小暮が懲りずに'''対トラップ用装備一式<ref>ゴム手袋とガスマスクを着用。</ref>を着用した状態で裁縫針<ref>なお、アニメでは上の2回も含めて何故か毎回蚊に纏わりつかれて叩き潰すシーンがあり、この時も纏わりつかれていたのだが裁縫針を指の間に挟んでいたので'''蚊と一緒に自分の頬を裁縫針で刺してしまう大ボケをかます'''。</ref>をパンに仕込む犯行現場を校長に直接目撃された'''ことであった(なお、かなめに注意された為、トラップは仕掛けられなかった)。
 
:…そのきっかけは、病気――ではなく小暮が懲りずに'''対トラップ用装備一式<ref>ゴム手袋とガスマスクを着用。</ref>を着用した状態で裁縫針<ref>なお、アニメでは上の2回も含めて何故か毎回蚊に纏わりつかれて叩き潰すシーンがあり、この時も纏わりつかれていたのだが裁縫針を指の間に挟んでいたので'''蚊と一緒に自分の頬を裁縫針で刺してしまう大ボケをかます'''。</ref>をパンに仕込む犯行現場を校長に直接目撃された'''ことであった(なお、かなめに注意された為、トラップは仕掛けられなかった)。
:宗介は最後まで小暮がしようとした裏工作を知らず、また体調を崩した小暮を好意的解釈し続けたため、小暮に対する評価が上がりまくってしまった。
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:宗介は最後まで小暮がしようとした裏工作を知らず、また体調を崩した小暮を好意的解釈し続けたため、小暮に対する評価が上がりまくってしまった。宗介の見上げる空には迷彩服で敬礼する小暮の姿が映っていた……。
 
;「実弾が効かんとは…実弾が効かんとは…」
 
;「実弾が効かんとは…実弾が効かんとは…」
 
:『善意のトレスパス』にて、[[大貫善治|大貫さん]]の暴走によって一時的に現実逃避した台詞。この時目は虚ろな状態になっていた…。
 
:『善意のトレスパス』にて、[[大貫善治|大貫さん]]の暴走によって一時的に現実逃避した台詞。この時目は虚ろな状態になっていた…。
445行目: 449行目:  
:『一途なステイク・アウト』([[ボン太くん]]初登場エピソード)にて、デートするかなめを恭子と共に尾行しての一幕。一見平静を保っているが、見ての通り言葉が支離滅裂であり明らかに動揺している事がわかる(しかも徐々に冷や汗をかいている)。
 
:『一途なステイク・アウト』([[ボン太くん]]初登場エピソード)にて、デートするかなめを恭子と共に尾行しての一幕。一見平静を保っているが、見ての通り言葉が支離滅裂であり明らかに動揺している事がわかる(しかも徐々に冷や汗をかいている)。
 
:原作小説版ではさらに自分は冷静だと証明するために行った銃の分解整備に失敗している。
 
:原作小説版ではさらに自分は冷静だと証明するために行った銃の分解整備に失敗している。
;かなめ「義理と人情、漢気溢れる任侠の世界…」<br/>宗介「おんどれも吐いた唾ぁ飲んどけよ?」<br/>かなめ「堪えて堪えて堪えぬいて」<br/>宗介「一発でコロッと逝きよりますけぇ」<br/>かなめ「心を濡らす細雪…」<br/>宗介「この喧嘩、ワシに任すのですか任さんのですか」<br/>かなめ「うるさい!」<br/>宗介「次回、『仁義なきファンシー』。この作品を、故・深作欣二監督に捧げます」<br/>かなめ「やめなさい、迷惑でしょうが」
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;かなめ「義理と人情、漢気溢れる任侠の世界…」<br />宗介「おんどれも吐いた唾ぁ飲んどけよ?」<br />かなめ「堪えて堪えて堪えぬいて」<br />宗介「一発でコロッと逝きよりますけぇ」<br />かなめ「心を濡らす細雪…」<br />宗介「この喧嘩、ワシに任すのですか任さんのですか」<br />かなめ「うるさい!」<br />宗介「次回、『仁義なきファンシー』。この作品を、故・深作欣二監督に捧げます」<br />かなめ「やめなさい、迷惑でしょうが」
 
:『ふもっふ』より、『仁義なきファンシー』の次回予告全文('''原文ママ''')。確かに[[ボン太くん|アレ]]を見たら深作欣二も墓の下で引きつけ起こしそうである…。
 
:『ふもっふ』より、『仁義なきファンシー』の次回予告全文('''原文ママ''')。確かに[[ボン太くん|アレ]]を見たら深作欣二も墓の下で引きつけ起こしそうである…。
 
;「やはり使えるではないか。なぜ売れなかったのだろう?」
 
;「やはり使えるではないか。なぜ売れなかったのだろう?」
459行目: 463行目:  
:この一連のシーンは見る者に強烈な印象を刻んだ戦争映画『フルメタル・ジャケット』に出てくるハートマン軍曹とその海兵隊のやり取りを彷彿させる。…というか、完全に海兵隊のノリ。英語音声版は流石本場と言うべきか、完全に強襲作戦前の海兵隊状態。こうして試合は始まった。
 
:この一連のシーンは見る者に強烈な印象を刻んだ戦争映画『フルメタル・ジャケット』に出てくるハートマン軍曹とその海兵隊のやり取りを彷彿させる。…というか、完全に海兵隊のノリ。英語音声版は流石本場と言うべきか、完全に強襲作戦前の海兵隊状態。こうして試合は始まった。
 
:なお原作では、宗介の台詞の一番最後に「クソ野郎共」がつく。さすがにまずかったためかアニメでは割愛されている。
 
:なお原作では、宗介の台詞の一番最後に「クソ野郎共」がつく。さすがにまずかったためかアニメでは割愛されている。
;「戦いはいつも空しい。彼らは身を以ってそれを俺に教えてくれた…」  
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;「戦いはいつも空しい。彼らは身を以ってそれを俺に教えてくれた…」
 
:郷田たちの試合を見終えた後の感想。'''洗脳しておいてこの言い草'''なので、当然かなめにハリセンではたかれた。
 
:郷田たちの試合を見終えた後の感想。'''洗脳しておいてこの言い草'''なので、当然かなめにハリセンではたかれた。
;「少なくとも、死に至る病ではなかったという事だ」<br/>「だが、いずれにしても…俺の命はそう長くはない…」
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;「少なくとも、死に至る病ではなかったという事だ」<br />「だが、いずれにしても…俺の命はそう長くはない…」
 
:ふもっふ最終話「五時間目のホット・スポット」にて宗介が陣代高校に持ち込み、同級生の小野寺が誤って開封したことで学校中に蔓延した細菌兵器の詳細をかなめに告げて。
 
:ふもっふ最終話「五時間目のホット・スポット」にて宗介が陣代高校に持ち込み、同級生の小野寺が誤って開封したことで学校中に蔓延した細菌兵器の詳細をかなめに告げて。
 
:曰く、細菌兵器「フルモンティ・バクテリア」は感染した人間の身に着けた石油製品の服を食い尽くすという'''別の意味でヤバい代物だった'''ため、下段の台詞では(冷静に言っているものの)かなりの量の冷や汗をかき、それに巻き込まれたクラスメイトに追われる羽目になった。
 
:曰く、細菌兵器「フルモンティ・バクテリア」は感染した人間の身に着けた石油製品の服を食い尽くすという'''別の意味でヤバい代物だった'''ため、下段の台詞では(冷静に言っているものの)かなりの量の冷や汗をかき、それに巻き込まれたクラスメイトに追われる羽目になった。
 
:オチからして馬鹿馬鹿しいことこの上ないエピソードではあるが、'''実は長編『つづくオン・マイ・オウン』の伏線にもなっており'''、結果的にこの騒動のおかげで[[陣代高校]]の生徒たちが助かることとなった。
 
:オチからして馬鹿馬鹿しいことこの上ないエピソードではあるが、'''実は長編『つづくオン・マイ・オウン』の伏線にもなっており'''、結果的にこの騒動のおかげで[[陣代高校]]の生徒たちが助かることとなった。
 
;「ウルズ7より本部へ! 現在、凶暴な現地人に包囲されている! 至急脱出の手配を! 繰り返す! 至急脱出の手配を!」
 
;「ウルズ7より本部へ! 現在、凶暴な現地人に包囲されている! 至急脱出の手配を! 繰り返す! 至急脱出の手配を!」
:アニメ版で追加されたシーン<ref>原作小説では上記の「俺の命はそう長くはない…」と戦慄するところで話が終わっている。</ref>。人気のない廊下で通信回線を介して[[ミスリル]]本部に助けを求めようとするも、生徒に見つかってしまい、エンドカードも'''「クラスメイトと思われる集団たちに追い詰められて絶体絶命の宗介」'''のシーンで締めくくられた。。
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:アニメ版で追加されたシーン<ref>原作小説では上記の「俺の命はそう長くはない…」と戦慄するところで話が終わっている。</ref>。人気のない廊下で通信回線を介して[[ミスリル]]本部に助けを求めようとするも、生徒に見つかってしまい、エンドカードも'''「クラスメイトと思われる集団たちに追い詰められて絶体絶命の宗介」'''のシーンで締めくくられた。
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== スパロボシリーズの名台詞 ==
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==スパロボシリーズの名台詞==
=== [[Zシリーズ]] ===
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===[[Zシリーズ]]===
 
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z 時獄篇]]'''
 
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z 時獄篇]]'''
 
;「待て、千鳥。正確なデータで行わないとシミュレーションなど何の意味もないぞ。単分子カッターで戦闘機を攻撃するなど、現実にはあり得ん。実にナンセンスだ」
 
;「待て、千鳥。正確なデータで行わないとシミュレーションなど何の意味もないぞ。単分子カッターで戦闘機を攻撃するなど、現実にはあり得ん。実にナンセンスだ」
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:確かに初登場の[[スーパーロボット大戦J|J]]では単分子カッターに空適正が無かったのだが、第3次ZではBとはいえ空適正があるので、宗介の方が現実を見ていない可能性も…。
 
:確かに初登場の[[スーパーロボット大戦J|J]]では単分子カッターに空適正が無かったのだが、第3次ZではBとはいえ空適正があるので、宗介の方が現実を見ていない可能性も…。
 
:そもそも原作でもワイヤーガンを駆使して船の上に次々と飛び移りながら落としていくと言うアルにさえ「想定されていないナンセンスな戦術」と言われる事を平気でやってのけているので全然説得力がない。
 
:そもそも原作でもワイヤーガンを駆使して船の上に次々と飛び移りながら落としていくと言うアルにさえ「想定されていないナンセンスな戦術」と言われる事を平気でやってのけているので全然説得力がない。
:そして[[スーパーロボット大戦BX|BX]]にて[[ガンシップ|戦闘ヘリ]]と[[エスクワィアー|戦車]]が[[ガンダム]]や[[バルキリー]]はおろか[[スーパーロボット]]と渡り合っているという絵面的にも「あり得ん」事になっているのだが……。
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:そして[[スーパーロボット大戦BX|BX]]にて[[ガンシップ|戦闘ヘリ]]と[[エスクワィアー|戦車]]が[[ガンダム]]や[[バルキリー]]はおろか[[スーパーロボット]]と渡り合っているという絵面的にも「あり得ん」事になっているのだが……。更に言えば、過去には生身で[[第3使徒サキエル|使徒]]と[[衝撃のアルベルト|戦う人]]もいたわけで……。
 
;「TDD-1は潜水艦という特性上、地形適応に難が…」
 
;「TDD-1は潜水艦という特性上、地形適応に難が…」
 
:中断メッセージで[[リチャード・ヘンリー・マデューカス|マデューカス]]から「テスタロッサ大佐をエースにしているんだろうな」と詰問されての返答。
 
:中断メッセージで[[リチャード・ヘンリー・マデューカス|マデューカス]]から「テスタロッサ大佐をエースにしているんだろうな」と詰問されての返答。
 
:確かに[[トゥアハー・デ・ダナン|ダナン]]は[[海]]でしか使えないのでこの発言は正論であるが、マデューカスは「言い訳かね?」と睨みつかせた。が、まさか[[宇宙]]でも使用できるようになるとは宗介やプレイヤーは想像もしていなかったであろう。
 
:確かに[[トゥアハー・デ・ダナン|ダナン]]は[[海]]でしか使えないのでこの発言は正論であるが、マデューカスは「言い訳かね?」と睨みつかせた。が、まさか[[宇宙]]でも使用できるようになるとは宗介やプレイヤーは想像もしていなかったであろう。
 
;「勉強だ。もうすぐテストがあるからな。1185作ろう…室町幕府」
 
;「勉強だ。もうすぐテストがあるからな。1185作ろう…室町幕府」
:中断メッセージより。日本史の勉強をしているのだが、間違えて覚えてしまったらしく(正しくは鎌倉幕府)、クルツに突っ込まれている。TSR Scene 01のやり取りが元になっている。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』でも採用されているがVの宗介は陣代高校が閉鎖されているため、もうすぐテストどころか学生ですらない。役に立ったんだろうか。
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:中断メッセージより。日本史の勉強をしているのだが、間違えて覚えてしまったらしく(正しくは鎌倉幕府)、クルツに突っ込まれている。TSR Scene 01のやり取りが元になっている。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』でも採用されているがVの宗介は陣代高校が閉鎖されているため、もうすぐテストどころか学生ですらない。役に立ったんだろうか。『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』では「いい箱」表記でTSRのシナリオ再現が行われた2章Part8で用いられている。
:余談だが、かつて鎌倉幕府は1192年に源頼朝が征夷大将軍に任官して始まったとされていたが、頼朝の権力・統治機構はそれ以前から存続しており、実質的な成立は1185年とする説が2006年頃からは優勢となっている。前述のScene 01は2005年7月放送で、宗介の台詞内の年号は1192年となっていた。
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:余談だが、かつて鎌倉幕府は1192年に源頼朝が征夷大将軍に任官して始まったとされていたが、頼朝の権力・統治機構はそれ以前から存続しており、実質的な成立は諸国に守護・地頭を設置する権限を得た1185年とする説が2006年頃からは優勢となっていた。その後は段階的に成立したと考えられるようになり、『時獄篇』の頃には既に日本史の教科書には特定の年に成立したとは明記しないようになった。前述のScene 01は2005年7月放送で、宗介の台詞内の年号は1192年となっていた。
;「だが、お前が命懸けで千鳥と俺を助けてくれたのは事実だ。…こんなものしかないが、礼として受け取ってくれ」<br/>「携行食糧のカロリーフレンド…。ちなみに俺はフルーツ派だ」
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;「だが、お前が命懸けで千鳥と俺を助けてくれたのは事実だ。…こんなものしかないが、礼として受け取ってくれ」<br />「携行食糧のカロリーフレンド…。ちなみに俺はフルーツ派だ」
 
:第8話「ボーイ・ミーツ・ガール」より。ハイジャック事件後で[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]に窮地を救われ、感謝の印として彼にカロリーフレンドを差し出した際に……という、'''『W』をやったユーザーにはデジャ・ヴュしか感じない場面'''。しかもわざわざ自分からフルーツ派だと言っている。…ライターがお遊びで入れたのか、はたまた[[虚憶]]でもあったのだろうか。
 
:第8話「ボーイ・ミーツ・ガール」より。ハイジャック事件後で[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]に窮地を救われ、感謝の印として彼にカロリーフレンドを差し出した際に……という、'''『W』をやったユーザーにはデジャ・ヴュしか感じない場面'''。しかもわざわざ自分からフルーツ派だと言っている。…ライターがお遊びで入れたのか、はたまた[[虚憶]]でもあったのだろうか。
 
:なお、後の第4期アニメIVでもかなめにカロリーメイトを出すシーンがあるが、やはりフルーツ味である。割と珍しいスパロボからアニメへの逆輸入ネタである。
 
:なお、後の第4期アニメIVでもかなめにカロリーメイトを出すシーンがあるが、やはりフルーツ味である。割と珍しいスパロボからアニメへの逆輸入ネタである。
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;「勝った!」
 
;「勝った!」
 
:19話にて。ヤシマ作戦で陽電子砲第3射発射の際、ヒビキは射撃の弾道修正を行うためにジェニオンに向けて撃つことを促す。そしてヒビキの想いに応えるようにジェニオンが変形。それを見た宗介は勝利を確信する。
 
:19話にて。ヤシマ作戦で陽電子砲第3射発射の際、ヒビキは射撃の弾道修正を行うためにジェニオンに向けて撃つことを促す。そしてヒビキの想いに応えるようにジェニオンが変形。それを見た宗介は勝利を確信する。
;「そうだ、どんどん来い!」<br/>「お前らも今日で見納めにしてやる! 」
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;「そうだ、どんどん来い!」<br />「お前らも今日で見納めにしてやる! 」
 
:アルの[[サブパイロット]]加入後の戦闘台詞。元ネタは原作小説の終盤における宗介の台詞で、この他アルと宗介の原作小説の掛け合いが幾つも用意されている。
 
:アルの[[サブパイロット]]加入後の戦闘台詞。元ネタは原作小説の終盤における宗介の台詞で、この他アルと宗介の原作小説の掛け合いが幾つも用意されている。
 
;「兵士は生還する事が最大の任務だ。お前はそれを果たした」
 
;「兵士は生還する事が最大の任務だ。お前はそれを果たした」
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;(すまない、もう少しアクションシーンが多いと思っていたのだが…)
 
;(すまない、もう少しアクションシーンが多いと思っていたのだが…)
 
:ネオ・ジオン静観ルート第27話「堕ちた巨人」にて、かなめを誘い、一緒に『アクエリアの舞う空』を観て彼女から「宗介にしては意外だ」と言われて。宗介らしいズレた発言。
 
:ネオ・ジオン静観ルート第27話「堕ちた巨人」にて、かなめを誘い、一緒に『アクエリアの舞う空』を観て彼女から「宗介にしては意外だ」と言われて。宗介らしいズレた発言。
;宗介「俺にとってはミスリル以上に大切な場所だ…! そして、そこにはお前以上の強敵が待つ!」<br/>ゲイツ「その敵とは!?」<br/>宗介「まだ残っている夏休みの宿題だ!!」
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;宗介「俺にとってはミスリル以上に大切な場所だ…! そして、そこにはお前以上の強敵が待つ!」<br />ゲイツ「その敵とは!?」<br />宗介「まだ残っている夏休みの宿題だ!!」
 
:第40話ミスリルルートにて。迷いを振り切り、ラムダ・ドライバを作動した宗介。ミスリルよりも大切な場所に帰るため、そしてゲイツ以上の強敵と戦うため、今はただ、敵を倒す。
 
:第40話ミスリルルートにて。迷いを振り切り、ラムダ・ドライバを作動した宗介。ミスリルよりも大切な場所に帰るため、そしてゲイツ以上の強敵と戦うため、今はただ、敵を倒す。
 
:無論、それを聞いたゲイツは'''「何だ、そりゃぁぁ!!」'''と仰天することに。
 
:無論、それを聞いたゲイツは'''「何だ、そりゃぁぁ!!」'''と仰天することに。
;宗介「自分から懲罰を望むか。いい心がけだ」<br/>グーラ「勝手に決めるな。僕はお前達を倒して、自分の力を証明する!」<br/>宗介「では、俺はそれを迎え撃つ!お互いに恨みっこなしでいくぞ! そして、俺達が勝ったら、お前は正太郎と一緒にゴミ拾いをやってもらう!」<br/>グーラ「何故、そうなる!?」<br/>宗介「先任士官に口答えは許さん!それがボランティア部のルールだ!」
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:これを'''9月7日'''に言っているのが宗介らしい。別ルートの[[竹尾ワッ太|小学生]]は8月末に強引に終わらせているのだが。
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;宗介「自分から懲罰を望むか。いい心がけだ」<br />グーラ「勝手に決めるな。僕はお前達を倒して、自分の力を証明する!」<br />宗介「では、俺はそれを迎え撃つ!お互いに恨みっこなしでいくぞ! そして、俺達が勝ったら、お前は正太郎と一緒にゴミ拾いをやってもらう!」<br />グーラ「何故、そうなる!?」<br />宗介「先任士官に口答えは許さん!それがボランティア部のルールだ!」
 
:第51話にてグーラと戦う際に。
 
:第51話にてグーラと戦う際に。
 
;「それが何だ!俺はいつだって俺だ!もうお前ごときの言葉に惑わされんぞ!」
 
;「それが何だ!俺はいつだって俺だ!もうお前ごときの言葉に惑わされんぞ!」
 
:第55話「飛べ、宇宙へ」よりガウルンと対峙した際に、「お前は変わった」とガウルンに言われて。
 
:第55話「飛べ、宇宙へ」よりガウルンと対峙した際に、「お前は変わった」とガウルンに言われて。
;「少なくともマシンのスペックに頼り、戦場で余裕を見せるような男よりはマシな兵士のつもりだ」<br/>「赤い彗星の伝説にこだわり、前線に出てきた時点でお前の敗北は決まった…! 俺の学校がある地球にあんな岩の塊を落とさせてたまるものか!」
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;「少なくともマシンのスペックに頼り、戦場で余裕を見せるような男よりはマシな兵士のつもりだ」<br />「赤い彗星の伝説にこだわり、前線に出てきた時点でお前の敗北は決まった…! 俺の学校がある地球にあんな岩の塊を落とさせてたまるものか!」
 
:第57話「BEYOND THE TIME」に於けるフロンタルとの戦闘前会話。[[ARX-7 アーバレスト|アーバレスト]]では[[シナンジュ]]を止められないと嘯かれても、余計な言葉を発しない宗介に「優秀な兵士」と賞賛したフロンタルへの皮肉。
 
:第57話「BEYOND THE TIME」に於けるフロンタルとの戦闘前会話。[[ARX-7 アーバレスト|アーバレスト]]では[[シナンジュ]]を止められないと嘯かれても、余計な言葉を発しない宗介に「優秀な兵士」と賞賛したフロンタルへの皮肉。
 
:「赤い彗星」を演じ、アクシズを落とそうとするフロンタルを止めるため、そして[[陣代高校]]がある地球を守るため、彼は困難な任務を遂行する。
 
:「赤い彗星」を演じ、アクシズを落とそうとするフロンタルを止めるため、そして[[陣代高校]]がある地球を守るため、彼は困難な任務を遂行する。
;「下らんな」<br/>「俺はお前の背景や心情には何の興味もない。戦場に立っている以上、お前は俺の敵以外の何者でもない。 俺にとって、敵とは排除するだけの存在だ。身の上話がしたいのなら、酒でも飲んで、その辺の酔っ払いに相手をしてもらえ」<br/>「無駄口を叩いてる暇があるのか! このドシロウトが!」<br/>「そういう虚勢を張る兵士にロクな奴がいないのはどこの世界でも共通だ。 ガドライト・メオンサム! 最低の兵士にして、最悪の指揮官! お前は俺が叩く!」
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;「下らんな」<br />「俺はお前の背景や心情には何の興味もない。戦場に立っている以上、お前は俺の敵以外の何者でもない。 俺にとって、敵とは排除するだけの存在だ。身の上話がしたいのなら、酒でも飲んで、その辺の酔っ払いに相手をしてもらえ」<br />「無駄口を叩いてる暇があるのか! このドシロウトが!」<br />「そういう虚勢を張る兵士にロクな奴がいないのはどこの世界でも共通だ。 ガドライト・メオンサム! 最低の兵士にして、最悪の指揮官! お前は俺が叩く!」
 
:ガドライト(58話)との戦闘前会話。怒りと諦めの境目から吐き出される恨み節を容赦なく切って捨て、更に「兵士・指揮官として最低最悪」とまで断ずる。
 
:ガドライト(58話)との戦闘前会話。怒りと諦めの境目から吐き出される恨み節を容赦なく切って捨て、更に「兵士・指揮官として最低最悪」とまで断ずる。
 
:宗介にとって対峙しているのは「敵」でしかなく、亡国のトップエースだろうがサード・ステージのリアクターだろうが、そんな要素は瑣末事でしかない。
 
:宗介にとって対峙しているのは「敵」でしかなく、亡国のトップエースだろうがサード・ステージのリアクターだろうが、そんな要素は瑣末事でしかない。
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'''[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z 天獄篇]]'''
 
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z 天獄篇]]'''
;「三流の安セリフだな」<BR/>AT乗り「何っ!?」<BR/>「挑発のつもりなら、[[ヒビキ・カミシロ|俺の友人]]を見習い、もっとマシなセリフを吐くんだな」<BR/>「あいつなら、お前達のような単細胞を一発で噴火させるようなキツいやつをかましてくれる!」
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;「三流の安セリフだな」<BR />AT乗り「何っ!?」<BR />「挑発のつもりなら、[[ヒビキ・カミシロ|俺の友人]]を見習い、もっとマシなセリフを吐くんだな」<BR />「あいつなら、お前達のような単細胞を一発で噴火させるようなキツいやつをかましてくれる!」
:宗介救出ルート第19話。試合前に闇討ちをかけ、いかにもな挑発セリフを吐くチーム・オーガの傭兵に対して。無二の親友たるヒビキの煽りスキルを引き合いに出して逆に挑発する。<BR/>ヒビキと宗介の友情を感じさせるシーンではあるのだが、宗介の中でも「ヒビキ=煽りキャラ」の図式が成り立っていたようだ。
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:宗介救出ルート第19話。試合前に闇討ちをかけ、いかにもな挑発セリフを吐くチーム・オーガの傭兵に対して。無二の親友たるヒビキの煽りスキルを引き合いに出して逆に挑発する。<BR />ヒビキと宗介の友情を感じさせるシーンではあるのだが、宗介の中でも「ヒビキ=煽りキャラ」の図式が成り立っていたようだ。
;(カリーニン少佐も指摘していたが、多元世界における兵器の進化のスピードは異常だ)<BR/>(ASに限らず、カミーユたちの話ではモビルスーツやその他の機動兵器も同様だと聞く)<BR/>(それらに共通しているのは基本的に人型であることだが、これは偶然か……?)
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;(カリーニン少佐も指摘していたが、多元世界における兵器の進化のスピードは異常だ)<BR />(ASに限らず、カミーユたちの話ではモビルスーツやその他の機動兵器も同様だと聞く)<BR />(それらに共通しているのは基本的に人型であることだが、これは偶然か……?)
 
:「怒りのナムサク」におけるモノローグで、多元世界におけるロボット兵器について。
 
:「怒りのナムサク」におけるモノローグで、多元世界におけるロボット兵器について。
;「…時獄戦役の時、自分も最悪の状況に落ち込みました」<BR/>「今のヒビキと自分を比べるのは無理があるかも知れませんが、自分はヒビキが壁を乗り越える事を信じます」<BR/>「あいつは自分の中から希望を見つけられる男です」
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;「…時獄戦役の時、自分も最悪の状況に落ち込みました」<BR />「今のヒビキと自分を比べるのは無理があるかも知れませんが、自分はヒビキが壁を乗り越える事を信じます」<BR />「あいつは自分の中から希望を見つけられる男です」
: 第32話にて。実際この時のヒビキはZ-BULEの中で誰よりも宗介が立ち直る事を信じていた。そして、宗介もまた、ヒビキが立ち直る事を信じている。ヒビキとの友情を感じさせる台詞。
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:第32話にて。実際この時のヒビキはZ-BULEの中で誰よりも宗介が立ち直る事を信じていた。そして、宗介もまた、ヒビキが立ち直る事を信じている。ヒビキとの友情を感じさせる台詞。
 
;(待っているぞ、ヒビキ。お前が再び立ち上がるのを)
 
;(待っているぞ、ヒビキ。お前が再び立ち上がるのを)
 
;(俺の信じる男が、そんなヤワなはずがないからな)
 
;(俺の信じる男が、そんなヤワなはずがないからな)
: 同話にて、出撃に向かう前のモノローグ。友の復帰を信じて、宗介は戦場へと向かう。
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:同話にて、出撃に向かう前のモノローグ。友の復帰を信じて、宗介は戦場へと向かう。
 
;「だが、お前は生きている!!」
 
;「だが、お前は生きている!!」
: ヒビキの過去を知ったZ-BLUEの皆の中で真っ先に呼びかける。
+
:ヒビキの過去を知ったZ-BLUEの皆の中で真っ先に呼びかける。
 
;「俺がわざわざ戦場でわざわざ涙声で説得をするとでも思ったか?」
 
;「俺がわざわざ戦場でわざわざ涙声で説得をするとでも思ったか?」
 
;「残念だったな。俺が乗ってるのはガンダムではなく、ASだ」
 
;「残念だったな。俺が乗ってるのはガンダムではなく、ASだ」
 
:第41話にて。かなめを叱咤しながらソフィアをコケにしている場面にて挟まれた一言。「涙声で説得」する場面はガンダムシリーズでは数多くみられるが、やはり声優ネタと見るべきか。
 
:第41話にて。かなめを叱咤しながらソフィアをコケにしている場面にて挟まれた一言。「涙声で説得」する場面はガンダムシリーズでは数多くみられるが、やはり声優ネタと見るべきか。
 
;「キリコに戦術ごと借りて来た。もうその機体ではラムダ・ドライバは張れまい」
 
;「キリコに戦術ごと借りて来た。もうその機体ではラムダ・ドライバは張れまい」
:第41話にて。アルが制御するレーバテインでベリアルを押さえ込み、触れ得ざるもの――キリコから「借りてきた戦術」<ref>[[バーグラリードッグ]]の「アサルト・コンバット」。</ref>を以て、悪魔の名を持つ機動兵器をアーマーマグナムの一発で破壊した。<BR/>悪魔の心臓に食い込んだ'''「もう一つの折れた針」'''がレナードを追い詰める。
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:第41話にて。アルが制御するレーバテインでベリアルを押さえ込み、触れ得ざるもの――キリコから「借りてきた戦術」<ref>[[バーグラリードッグ]]の「アサルト・コンバット」。</ref>を以て、悪魔の名を持つ機動兵器をアーマーマグナムの一発で破壊した。<BR />悪魔の心臓に食い込んだ'''「もう一つの折れた針」'''がレナードを追い詰める。
 
;「人の恋路を邪魔するやつは、馬に代わって俺が討つ!」
 
;「人の恋路を邪魔するやつは、馬に代わって俺が討つ!」
 
:対ミカゲ。言うまでもなく[[ドモン・カッシュ|声優ネタ]]である。
 
:対ミカゲ。言うまでもなく[[ドモン・カッシュ|声優ネタ]]である。
 
;「了解です、カリーニン少佐! 俺は…イキマス!!」
 
;「了解です、カリーニン少佐! 俺は…イキマス!!」
 
:最終話。亡きカリーニンから激励を受けると共に彼が最期に残した言葉の意味を理解する。
 
:最終話。亡きカリーニンから激励を受けると共に彼が最期に残した言葉の意味を理解する。
;「だが、安心しろ。新しい世界がどうのという手間は俺が省いてやる! お前を倒して、宇宙の崩壊を止めてな!」<BR/>「覚悟しろ、宇宙の独裁者! お前がどれだけ気取ろうが、俺の土俵に引きずり込んで白黒をつけてやる!」<BR/>「ただの兵士に…一人の人間に敗北する事でお前に史上最大、空前絶後の赤っ恥をかかせてやるぞ!!」
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;「だが、安心しろ。新しい世界がどうのという手間は俺が省いてやる! お前を倒して、宇宙の崩壊を止めてな!」<BR />「覚悟しろ、宇宙の独裁者! お前がどれだけ気取ろうが、俺の土俵に引きずり込んで白黒をつけてやる!」<BR />「ただの兵士に…一人の人間に敗北する事でお前に史上最大、空前絶後の赤っ恥をかかせてやるぞ!!」
 
:最終話。神を名乗る男に、宗介のやることはただ一つ。神の企みを木っ端微塵にぶち壊して台無しにすることのみ。宇宙の独裁者が齎らす偽りの救済を焼き尽くさんと、炎の魔剣が燃え上がる。
 
:最終話。神を名乗る男に、宗介のやることはただ一つ。神の企みを木っ端微塵にぶち壊して台無しにすることのみ。宇宙の独裁者が齎らす偽りの救済を焼き尽くさんと、炎の魔剣が燃え上がる。
   −
=== 携帯機シリーズ ===
+
===携帯機シリーズ===
 
'''[[スーパーロボット大戦J|J]]'''
 
'''[[スーパーロボット大戦J|J]]'''
 
;「俺もその意見に同感だ。銃後の戦いは、その重要性において前線のそれに劣る物ではない」
 
;「俺もその意見に同感だ。銃後の戦いは、その重要性において前線のそれに劣る物ではない」
:第38話「道を選ぶとき」より。アークエンジェルからの脱退を決意するも、自分だけが艦を降りる後ろめたさに燻っていたカズイに対して、「戦場じゃなくたって、誰かの役に立つことはできるじゃない。それで良いと思うよ」と告げたかなめとともに彼を励ます。<br/>原作ではイマイチ煮え切らない様子だったカズイだが、本作では彼らのおかげで大分前向きな気持ちで艦を去ることができたようだ。
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:第38話「道を選ぶとき」より。アークエンジェルからの脱退を決意するも、自分だけが艦を降りる後ろめたさに燻っていたカズイに対して、「戦場じゃなくたって、誰かの役に立つことはできるじゃない。それで良いと思うよ」と告げたかなめとともに彼を励ます。<br />原作ではイマイチ煮え切らない様子だったカズイだが、本作では彼らのおかげで大分前向きな気持ちで艦を去ることができたようだ。
 
;「傭兵にも倫理がある。裏切りと虐殺は、死んでもやるなと教えられた」
 
;「傭兵にも倫理がある。裏切りと虐殺は、死んでもやるなと教えられた」
 
:第49話「憎悪の果て」シナリオデモより。[[ジェネシス]]が発射されれば[[地球]]の殆どの生命が奪われることに対して、各版権主人公とともにジェネシスへの否定を発した時の言葉。ただし原作では泣いて命乞いをする捕虜を(情報を漏らさないため)殺したこともあり、作戦で100人以上殺していると書かれている。あくまで「必要でない」「殺すための殺し」は、ということである。
 
:第49話「憎悪の果て」シナリオデモより。[[ジェネシス]]が発射されれば[[地球]]の殆どの生命が奪われることに対して、各版権主人公とともにジェネシスへの否定を発した時の言葉。ただし原作では泣いて命乞いをする捕虜を(情報を漏らさないため)殺したこともあり、作戦で100人以上殺していると書かれている。あくまで「必要でない」「殺すための殺し」は、ということである。
554行目: 559行目:  
;「いや…俺はフルーツ味しか食わん」
 
;「いや…俺はフルーツ味しか食わん」
 
:第9話地上でハイジャックに対処ルート「戦うボーイズ・アンド・ガールズ」より。ハイジャック事件にて、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]に窮地を救われ、感謝の印として彼にカロリーフレンドを差し出した際、彼に「チョコレート味か?」と問われて。
 
:第9話地上でハイジャックに対処ルート「戦うボーイズ・アンド・ガールズ」より。ハイジャック事件にて、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]に窮地を救われ、感謝の印として彼にカロリーフレンドを差し出した際、彼に「チョコレート味か?」と問われて。
;ヒイロ「相良……どうやらお前も僚友には恵まれんらしいな」<BR/>宗介「肯定だ、遺憾ながら……どうやら、そのあたりも俺とお前は似た境遇らしい」
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;ヒイロ「相良……どうやらお前も僚友には恵まれんらしいな」<BR />宗介「肯定だ、遺憾ながら……どうやら、そのあたりも俺とお前は似た境遇らしい」
 
:第10話「赤と白の悪魔」より。この後、クルツとデュオに「そりゃどういう意味だ」とツッコミを食らうわけだが……。時獄篇の[[ムッツリ5]]&[[貧乏クジ同盟]]に通ずるものがある一幕。
 
:第10話「赤と白の悪魔」より。この後、クルツとデュオに「そりゃどういう意味だ」とツッコミを食らうわけだが……。時獄篇の[[ムッツリ5]]&[[貧乏クジ同盟]]に通ずるものがある一幕。
 
;「俺も学校に通い、ストレスというものの存在を知った。そして、ある人物曰くどうやら俺はストレスの種らしい」<br>「だが、千鳥はこうも言っていた。ストレスのまったくない生活なんて味気ないともな」<br>「お前の極端なやり方は否定すべきだ。俺はお前を倒す!」
 
;「俺も学校に通い、ストレスというものの存在を知った。そして、ある人物曰くどうやら俺はストレスの種らしい」<br>「だが、千鳥はこうも言っていた。ストレスのまったくない生活なんて味気ないともな」<br>「お前の極端なやり方は否定すべきだ。俺はお前を倒す!」
560行目: 565行目:  
;「相手はモビルスーツだ。コックピット以外で相手の動きを一撃で止めるとしたら…」<br />「何を言っているのかわからんが、その頭部を破壊する…!」
 
;「相手はモビルスーツだ。コックピット以外で相手の動きを一撃で止めるとしたら…」<br />「何を言っているのかわからんが、その頭部を破壊する…!」
 
:Wで[[イザーク・ジュール|イザーク]]に対して言い放った台詞。言うまでもなく[[声優ネタ]]であり、[[ガンダムファイト]]ネタである。
 
:Wで[[イザーク・ジュール|イザーク]]に対して言い放った台詞。言うまでもなく[[声優ネタ]]であり、[[ガンダムファイト]]ネタである。
;「いいだろう、俺も賛成だ」<br/>「ガウルン! これで終わりだ!!」
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;「いいだろう、俺も賛成だ」<br />「ガウルン! これで終わりだ!!」
 
:第44話火星の後継者を追うルート「帰るべきデイ・バイ・デイ」より。ゲイツとの決着の後、「まだやるべき事がある」とその場に残った宗介の前に現れたのは、ガウルンの操るサベージだった。原作通り宗介を巻き込み自爆したかに見えた彼はまだ生きており、宗介に最後の勝負を持ちかける。この形こそが二人の決着には相応しいと、彼らは最初で最後の意気投合を果たし、長きに渡るその因縁に幕を下ろした。
 
:第44話火星の後継者を追うルート「帰るべきデイ・バイ・デイ」より。ゲイツとの決着の後、「まだやるべき事がある」とその場に残った宗介の前に現れたのは、ガウルンの操るサベージだった。原作通り宗介を巻き込み自爆したかに見えた彼はまだ生きており、宗介に最後の勝負を持ちかける。この形こそが二人の決着には相応しいと、彼らは最初で最後の意気投合を果たし、長きに渡るその因縁に幕を下ろした。
 
;「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死ねばいい…というやつか」
 
;「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死ねばいい…というやつか」
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:これまた[[ドモン・カッシュ|宗介と声が似たガンダムファイター]]を[[声優ネタ|彷彿させる台詞]]となっており、ノアルはそれに感心している。
 
:これまた[[ドモン・カッシュ|宗介と声が似たガンダムファイター]]を[[声優ネタ|彷彿させる台詞]]となっており、ノアルはそれに感心している。
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=== VXT三部作 ===
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===VXT三部作 ===
 
'''[[スーパーロボット大戦V|V]]'''
 
'''[[スーパーロボット大戦V|V]]'''
 
;「兵士から漫画家への転職か…。なかなかに異色だな」<br />かなめ「兵士と高校生の掛け持ちのあんたが言うのもアレだけどね…」
 
;「兵士から漫画家への転職か…。なかなかに異色だな」<br />かなめ「兵士と高校生の掛け持ちのあんたが言うのもアレだけどね…」
 
:第18話「迫るデンジャラスゴールド」より、[[アマノ・ヒカル]]の自己紹介を受けて。確かにその通りである。
 
:第18話「迫るデンジャラスゴールド」より、[[アマノ・ヒカル]]の自己紹介を受けて。確かにその通りである。
 
:ちなみに現実にも『バキシリーズ』の作者である自衛隊に所属していた経歴を持つ漫画家・板垣恵介氏のような例が実在する。
 
:ちなみに現実にも『バキシリーズ』の作者である自衛隊に所属していた経歴を持つ漫画家・板垣恵介氏のような例が実在する。
;「ぐずぐずしているな!ケツに卵の殻をつけたヒヨッコ共が!」<br/>「貴様等の目と耳は何のためにある!?手と足はなんのためについている!?このヒヨコ未満のタマゴ共が!」<br/>「敵は目の前にいるんだぞ!ケツを蹴り飛ばされたくなければ、さっさと己の任務を果たせ!」
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;「ぐずぐずしているな!ケツに卵の殻をつけたヒヨッコ共が!」<br />「貴様等の目と耳は何のためにある!?手と足はなんのためについている!?このヒヨコ未満のタマゴ共が!」<br />「敵は目の前にいるんだぞ!ケツを蹴り飛ばされたくなければ、さっさと己の任務を果たせ!」
 
:第31話「灼熱のダカール」より、[[ロニ・ガーベイ]]や[[マリーダ・クルス|バンシィのパイロット]]の暴走で部隊やダカールに被害が起こり事態を打開するために[[シャンブロ]]を破壊することを突きつけられた[[バナージ・リンクス]]と[[ハサウェイ・ノア]]に投げつけた言葉。
 
:第31話「灼熱のダカール」より、[[ロニ・ガーベイ]]や[[マリーダ・クルス|バンシィのパイロット]]の暴走で部隊やダカールに被害が起こり事態を打開するために[[シャンブロ]]を破壊することを突きつけられた[[バナージ・リンクス]]と[[ハサウェイ・ノア]]に投げつけた言葉。
;宗介「それよりもだ…ハサウェイ、バナージ!」<br/>バナージ「!」<br/>ハサウェイ「は、はい!」<br/>宗介「兵士の任務は、勝利だ!お前達はそれを放棄する気か!?」<br/>バナージ「俺は…兵士じゃありません!」<br/>宗介「ならば、勝利を放棄する腰抜けか!?」<br/>ハサウェイ「何が言いたいんです!?」<br/>宗介「この場合の勝利とは、敵の戦略を叩く事…!敵兵の生死は問わん!」<br/>ハサウェイ「あ…」
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;宗介「それよりもだ…ハサウェイ、バナージ!」<br />バナージ「!」<br />ハサウェイ「は、はい!」<br />宗介「兵士の任務は、勝利だ!お前達はそれを放棄する気か!?」<br />バナージ「俺は…兵士じゃありません!」<br />宗介「ならば、勝利を放棄する腰抜けか!?」<br />ハサウェイ「何が言いたいんです!?」<br />宗介「この場合の勝利とは、敵の戦略を叩く事…!敵兵の生死は問わん!」<br />ハサウェイ「あ…」
 
:そして色々なやり取りの後、改めてバナージとハサウェイに対して。
 
:そして色々なやり取りの後、改めてバナージとハサウェイに対して。
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=== 単独作品 ===
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===単独作品 ===
 
'''[[スーパーロボット大戦DD|DD]]'''
 
'''[[スーパーロボット大戦DD|DD]]'''
;「超電磁ゴマァァァ!!」<br />「ボルテスバズーカー!!」<br />「天くぅぅぅ剣!!」<br/>「天空剣! Vの字斬りぃぃぃ!!」
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;「超電磁ゴマァァァ!!」<br />「ボルテスバズーカー!!」<br />「天くぅぅぅ剣!!」<br />「天空剣! Vの字斬りぃぃぃ!!」
:[[ボルテスV]]搭乗時の台詞の数々。本家本元と同じイントネーションが特徴的だが、当初の収録台本からは変更されているらしい<ref name="CP04"/>。
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:[[ボルテスV]]搭乗時の台詞の数々。本家本元と同じイントネーションが特徴的だが、当初の収録台本からは変更されているらしい<ref name="CP04" />。
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;「自分は推定十代だ」
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:2章Part14「激突! 機界四天王」より。浮上する第2世界の東京に潜入して[[天海護]]らを救出しようとした際、(護はいなかったが)その場に居た[[数納鷹泰]]に「おじさん」と言われての返し。子供に言うことではないが、宗介自体も正式な年齢が分かっていないのでこう返すしかなかった。第3世界では絶対に吐けないであろう台詞。なお2章Part8ではマオから原作通りに偽装年齢と混同されて17歳と呼ばれているので、原作設定を知らないプレイヤーは混乱するかもしれない。
   −
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
+
==スパロボシリーズの迷台詞==
=== [[Zシリーズ]] ===
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===[[Zシリーズ]]===
 
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z 時獄篇]]'''
 
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z 時獄篇]]'''
 
;「お前は男と女…どっちだ?」
 
;「お前は男と女…どっちだ?」
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;「た、助かる…」
 
;「た、助かる…」
 
:上記のセリフの後、キリコからボン太くんを受け取って。'''冷や汗ダラダラ'''の緊張顔で答えており、よっぽどショックだった模様。
 
:上記のセリフの後、キリコからボン太くんを受け取って。'''冷や汗ダラダラ'''の緊張顔で答えており、よっぽどショックだった模様。
;ヒビキ「照れてるのか…? カレン相手に信じられないが…」<br/>甲児「カレンの本性を知らないからな」<br/>宗介「そうだな。恐怖で青くなるならともかく、赤くなるとしたら、異常を考えた方がいい」
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;ヒビキ「照れてるのか…? カレン相手に信じられないが…」<br />甲児「カレンの本性を知らないからな」<br />宗介「そうだな。恐怖で青くなるならともかく、赤くなるとしたら、異常を考えた方がいい」
 
:初対面の[[紅月カレン|カレン]]に対して照れる[[ジン・ムソウ|ジン]]を見て。揃いも揃ってあんまりな言い草にカレンを怒らせる結果に…。
 
:初対面の[[紅月カレン|カレン]]に対して照れる[[ジン・ムソウ|ジン]]を見て。揃いも揃ってあんまりな言い草にカレンを怒らせる結果に…。
;宗介「問題ない。ショットガンを使用したスナイピングのコツはこの前、学んだ」<br/>クルツ「出来んのかよ、そんな事!?」<br/>宗介「問題ない。千鳥に見せてもらったテレビドラマでは軍団を率いた刑事がやっていた」
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;宗介「問題ない。ショットガンを使用したスナイピングのコツはこの前、学んだ」<br />クルツ「出来んのかよ、そんな事!?」<br />宗介「問題ない。千鳥に見せてもらったテレビドラマでは軍団を率いた刑事がやっていた」
 
:「猫と仔猫のR&R」より、クルツとの戦闘前会話から。ドラマ「西部警察」の大門警部が元ネタで、クルツも「まさにダイモンダイだよ!」と突っ込まれる始末。まあ、それを見せてるかなめもかなめだが…。
 
:「猫と仔猫のR&R」より、クルツとの戦闘前会話から。ドラマ「西部警察」の大門警部が元ネタで、クルツも「まさにダイモンダイだよ!」と突っ込まれる始末。まあ、それを見せてるかなめもかなめだが…。
;アル「はい。私の計算ではマオ曹長が勝利する確率は99.99%を超えていました」<br/>宗介「その1000回に1回の奇跡を起こしたのは大佐殿のガッツだ」
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;アル《はい。私の計算ではマオ曹長が勝利する確率は99.99%を超えていました》<br />宗介「その1000回に1回の奇跡を起こしたのは大佐殿のガッツだ」
 
:援軍後の戦闘前会話。直後にアルから「0.01%は10000回に1回の確率」と訂正される。
 
:援軍後の戦闘前会話。直後にアルから「0.01%は10000回に1回の確率」と訂正される。
 
;(この男の加入で、Z-BLUEは変わる……ムッツリ5が、6になる……)
 
;(この男の加入で、Z-BLUEは変わる……ムッツリ5が、6になる……)
610行目: 617行目:  
;「ボランティア部のみんなとか?」
 
;「ボランティア部のみんなとか?」
 
:第55話「飛べ、宇宙へ」にてかなめが赤面しながら「一緒にいたい」と言ったのを受けて。この朴念仁すぎる返答には、流石の[[赤木駿介|赤木]]もドン引きしていた。
 
:第55話「飛べ、宇宙へ」にてかなめが赤面しながら「一緒にいたい」と言ったのを受けて。この朴念仁すぎる返答には、流石の[[赤木駿介|赤木]]もドン引きしていた。
;「俺は…厄介者…足手まとい…お荷物…いらない子…」<br/>「俺は…心臓に向かう折れた針…巨大な不発弾…」
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;「俺は…厄介者…足手まとい…お荷物…いらない子…」<br />「俺は…心臓に向かう折れた針…巨大な不発弾…」
: 「いがみ合う双子」クリアデモにて。自分が普段からトラブルメーカー扱いされていた事にようやく気付き、ショックを受ける。途中[[キリコ・キュービィー|違う人]]が混じっているが。
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:「いがみ合う双子」クリアデモにて。自分が普段からトラブルメーカー扱いされていた事にようやく気付き、ショックを受ける。途中[[キリコ・キュービィー|違う人]]が混じっているが。
    
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z 天獄篇]]'''
 
'''[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z 天獄篇]]'''
620行目: 627行目:  
;「千鳥かなめ、聞こえるか!? 俺は君を連れ戻しに来た!正直に言うぞ、千鳥かなめ。俺は君にがっかりしている。俺はもっとすごい女だと思っていた。たった一度ゲームオーバーになっただけでゲームを中断するようなヤワな女だとは、とても……」
 
;「千鳥かなめ、聞こえるか!? 俺は君を連れ戻しに来た!正直に言うぞ、千鳥かなめ。俺は君にがっかりしている。俺はもっとすごい女だと思っていた。たった一度ゲームオーバーになっただけでゲームを中断するようなヤワな女だとは、とても……」
 
:同じく中断メッセージにて。上記最終巻でのかなめへの呼びかけが元になっているが、見ての通り'''完全にノリが短編コメディのものと化している'''。しかも、次はプレイヤーのところへ'''「36時間はゲームを続けるよう説得という名の脅迫」'''をしようとしている(当然かなめにハリセンではたかれた)。破界篇において[[ダレ・コチャック|24時間連続プレイをやらかして爆死した男]]がいたのを、宗介は知っているのだろうか……。
 
:同じく中断メッセージにて。上記最終巻でのかなめへの呼びかけが元になっているが、見ての通り'''完全にノリが短編コメディのものと化している'''。しかも、次はプレイヤーのところへ'''「36時間はゲームを続けるよう説得という名の脅迫」'''をしようとしている(当然かなめにハリセンではたかれた)。破界篇において[[ダレ・コチャック|24時間連続プレイをやらかして爆死した男]]がいたのを、宗介は知っているのだろうか……。
;「………」<br />レド「………」<br />「………」<br />レド「………」<br />「………」<br />レド「………」
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; 「………」<br />レド「………」<br />「………」<br />レド「………」<br />「………」<br />レド「………」
 
:序盤翠の地球ルートにて、レドへの尋問の対応…なのだが、ムッツリ同士故か見ての通り全く会話になっていない。[[キリコ・キュービィー|仲間内では]][[ヒイロ・ユイ|これで通じた男達]]もいたが、今度ばかりは流石に無理だったので結局、かなめが交代する事となった。
 
:序盤翠の地球ルートにて、レドへの尋問の対応…なのだが、ムッツリ同士故か見ての通り全く会話になっていない。[[キリコ・キュービィー|仲間内では]][[ヒイロ・ユイ|これで通じた男達]]もいたが、今度ばかりは流石に無理だったので結局、かなめが交代する事となった。
 
;「よくわからんが、人とのつながりを大切にしろ。お前も、陣代高校に転入する時にそう言っていた」
 
;「よくわからんが、人とのつながりを大切にしろ。お前も、陣代高校に転入する時にそう言っていた」
 
:22話「再会の火の星」にてクルツに対して。言ってる事は正しいのだが、[[貧乏クジ同盟]]加盟させられた時の発言なので……。
 
:22話「再会の火の星」にてクルツに対して。言ってる事は正しいのだが、[[貧乏クジ同盟]]加盟させられた時の発言なので……。
;かなめ「みんなの知ってる、クールでワイルドで影のあるヒビキ君は死んだ!」<BR/>「ここにいるのは、空気も読めないくせに彼女を作ったボンクラだ!」
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;かなめ「みんなの知ってる、クールでワイルドで影のあるヒビキ君は死んだ!」<BR />「ここにいるのは、空気も読めないくせに彼女を作ったボンクラだ!」
 
:第51話。陣代高校の面々に送るビデオレターを撮っている最中、涼音がヒビキとの関係をカミングアウト。ボス達に続いて煽ったかなめに便乗して叩いた軽口。
 
:第51話。陣代高校の面々に送るビデオレターを撮っている最中、涼音がヒビキとの関係をカミングアウト。ボス達に続いて煽ったかなめに便乗して叩いた軽口。
 
:直後にヒビキからも'''「お前の言う台詞かよ!」'''と逆襲されるが。
 
:直後にヒビキからも'''「お前の言う台詞かよ!」'''と逆襲されるが。
631行目: 638行目:  
:ちなみに「時空震動帰り」の部分はフルメタシナリオの決着にて、宗介を襲う物が核ミサイルから[[時空振動弾]]へと変更されたため、そこから来ている。
 
:ちなみに「時空震動帰り」の部分はフルメタシナリオの決着にて、宗介を襲う物が核ミサイルから[[時空振動弾]]へと変更されたため、そこから来ている。
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=== 携帯機シリーズ ===
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===携帯機シリーズ===
 
'''[[スーパーロボット大戦J|J]]'''
 
'''[[スーパーロボット大戦J|J]]'''
 
;「なに!? まさか、敵の潜入を許したのか!? さてはパイロットを一人一人毒殺し、内部から我々に揺さぶりをかけるつもりか。いったいどこの組織が…。いやこうしてはいられん。すぐにでも犯人を探しだし拘束しなくては。千鳥、俺は艦内での銃使用の許可を艦長殿にもらってくる。ここを動くな。甲児、豹馬、デビッド、カガリ、ドモン、お前たちも来い。2チームで敵を狩り出すぞ」
 
;「なに!? まさか、敵の潜入を許したのか!? さてはパイロットを一人一人毒殺し、内部から我々に揺さぶりをかけるつもりか。いったいどこの組織が…。いやこうしてはいられん。すぐにでも犯人を探しだし拘束しなくては。千鳥、俺は艦内での銃使用の許可を艦長殿にもらってくる。ここを動くな。甲児、豹馬、デビッド、カガリ、ドモン、お前たちも来い。2チームで敵を狩り出すぞ」
643行目: 650行目:  
:熱血クーデターの直後、「レッツゴー ゲキ・ガンガー3」で真に戦うべき敵をガルラと見定めた[[木連]]の兵達が鼓舞される中、思い切り雰囲気に呑まれて発した台詞。叫んだ直後にハッとして狼狽えている。一方の[[ヒイロ・ユイ|ムッツリコンビの相方]]が完全に付いていけなかったのとは対照的である。[[ダイゴウジ・ガイ|中の人が同じであるナデシコのキャラ]]の性格が乗り移ったのだろうか?
 
:熱血クーデターの直後、「レッツゴー ゲキ・ガンガー3」で真に戦うべき敵をガルラと見定めた[[木連]]の兵達が鼓舞される中、思い切り雰囲気に呑まれて発した台詞。叫んだ直後にハッとして狼狽えている。一方の[[ヒイロ・ユイ|ムッツリコンビの相方]]が完全に付いていけなかったのとは対照的である。[[ダイゴウジ・ガイ|中の人が同じであるナデシコのキャラ]]の性格が乗り移ったのだろうか?
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=== VXT三部作 ===
+
===VXT三部作 ===
 
'''[[スーパーロボット大戦V|V]]'''
 
'''[[スーパーロボット大戦V|V]]'''
 
;「そうだな…射撃訓練と格闘訓練、どっちがいい?」<br />かなめ「それがあんたにとっての遊びか…」
 
;「そうだな…射撃訓練と格闘訓練、どっちがいい?」<br />かなめ「それがあんたにとっての遊びか…」
 
:第15話アルゼナルルートにてヴィヴィアンから「何? ソースケが遊んでくれるの?」と言われて。どう見ても遊びではない内容だが、ヴィヴィアンは突っ込んだり引くこともなく受け応えるなど、妙に馴染んでいた。
 
:第15話アルゼナルルートにてヴィヴィアンから「何? ソースケが遊んでくれるの?」と言われて。どう見ても遊びではない内容だが、ヴィヴィアンは突っ込んだり引くこともなく受け応えるなど、妙に馴染んでいた。
;「シミュレーターでのお前の戦闘データをアルと千鳥に分析してもらったが…」<br/>「お前の腕では、[[Ξガンダム|あの機体]]のスペックを引き出す事は出来ん」
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;「シミュレーターでのお前の戦闘データをアルと千鳥に分析してもらったが…」<br />「お前の腕では、[[Ξガンダム|あの機体]]のスペックを引き出す事は出来ん」
 
:DLC「潜航の[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]」にて。これはハサウェイの腕以上にメンタル的な部分が大きく、実際それを克服したシナリオ上では宗介もハサウェイの腕を認めている。
 
:DLC「潜航の[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]」にて。これはハサウェイの腕以上にメンタル的な部分が大きく、実際それを克服したシナリオ上では宗介もハサウェイの腕を認めている。
 
:…のだが、今作ではΞガンダムをハサウェイよりパイロット能力に優れているが、デフォルト機体の性能が低い[[キンケドゥ・ナウ|他パイロット]]に[[乗り換え|奪われ]]がちなのでシャレになっていない…。
 
:…のだが、今作ではΞガンダムをハサウェイよりパイロット能力に優れているが、デフォルト機体の性能が低い[[キンケドゥ・ナウ|他パイロット]]に[[乗り換え|奪われ]]がちなのでシャレになっていない…。
;「ぐずぐずするな、千鳥!それとも本当に拷問されたいのか!?」<br/>「言っておくが、手加減はなしだ!これも君の言う、『あなたのためを思って』のもの!言わば、愛のムチだ!」<br/>「それならば、俺はどこまでも残酷になれる!君を奪ったソフィアが、泣いて許しを請おうが俺は電流の出力を最大にする!」<br/>「その後は、器具を使い…」
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;「ぐずぐずするな、千鳥!それとも本当に拷問されたいのか!?」<br />「言っておくが、手加減はなしだ!これも君の言う、『あなたのためを思って』のもの!言わば、愛のムチだ!」<br />「それならば、俺はどこまでも残酷になれる!君を奪ったソフィアが、泣いて許しを請おうが俺は電流の出力を最大にする!」<br />「その後は、器具を使い…」
 
:第50話より、かなめを取り戻すためなら拷問でもエクソシストでも何でもやると豪語した際の具体的な拷問の内容。もちろん、この後目覚めたかなめにツッコミを入れられる。
 
:第50話より、かなめを取り戻すためなら拷問でもエクソシストでも何でもやると豪語した際の具体的な拷問の内容。もちろん、この後目覚めたかなめにツッコミを入れられる。
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=== 単独作品 ===
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===単独作品 ===
 
'''[[スーパーロボット大戦DD|DD]]'''
 
'''[[スーパーロボット大戦DD|DD]]'''
;「拘束が目的ならば、腰骨を砕く必要はない。搬送に支障をきたす上、高度な治療を要するからな」<br/>「だが…万一、そのような事態になれば、俺は必ず千鳥の所に駆け付け、守ってみせる」<br/>「護衛役として、当然の義務だ」
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;「拘束が目的ならば、腰骨を砕く必要はない。搬送に支障をきたす上、高度な治療を要するからな」<br />「だが…万一、そのような事態になれば、俺は必ず千鳥の所に駆け付け、守ってみせる」<br />「護衛役として、当然の義務だ」
 
:第1章Part7第3話『キラとアスラン』より。ベッドに縛り付けてでもかなめを戦わせないという宗介に、クルツが「そのまま腰砕けにしちまうのも手だぜ」と軽口を叩いた際の発言。腰砕けで一つの言葉(クルツの発言なので当然性的な隠語)なのだが、字面通り腰を砕いてどうする。
 
:第1章Part7第3話『キラとアスラン』より。ベッドに縛り付けてでもかなめを戦わせないという宗介に、クルツが「そのまま腰砕けにしちまうのも手だぜ」と軽口を叩いた際の発言。腰砕けで一つの言葉(クルツの発言なので当然性的な隠語)なのだが、字面通り腰を砕いてどうする。
 
:しかし、2行目の発言で少しは期待できるかと思った矢先、トドメの最下段の台詞でやはりクルツの期待も空振りに終わり、「ちょっとでも期待した俺が馬鹿だったぜ…」と呆れ果ててしまうのだった。
 
:しかし、2行目の発言で少しは期待できるかと思った矢先、トドメの最下段の台詞でやはりクルツの期待も空振りに終わり、「ちょっとでも期待した俺が馬鹿だったぜ…」と呆れ果ててしまうのだった。
;「蒼斧…だったな。高校生活とアルバイトの両立は難しい。その覚悟はあるか?」<br/>「学業との両立は、お前が思っている何倍も困難な道のりだ。現に俺は古文や歴史という苦手科目を勉強する時間を捻出するのに苦労している」<br/>「先達として助言させてもらえば、学校生活それ自体にも罠が存在する。生徒会勤務を命じられたり、美術のモデルになったり…」<br/>「[[郷田優|ラグビー部を鍛えなおしたり]]、[[常盤恭子|仲間を人質に取られたり]]、爆弾を仕掛けられたり、[[ぽに男|変質者を捕まえたり]]、大変なことが多い」<br/>「挙げ句の果てには[[大貫善治|人知を超えた用務員]]と死闘を演じたこともあった。まったく、学校生活とは油断がならない」
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;「蒼斧…だったな。高校生活とアルバイトの両立は難しい。その覚悟はあるか?」<br />「学業との両立は、お前が思っている何倍も困難な道のりだ。現に俺は古文や歴史という苦手科目を勉強する時間を捻出するのに苦労している」<br />「先達として助言させてもらえば、学校生活それ自体にも罠が存在する。生徒会勤務を命じられたり、美術のモデルになったり…」<br />「[[郷田優|ラグビー部を鍛えなおしたり]]、[[千鳥かなめ|仲間を人質に取られたり]]、爆弾を仕掛けられたり、[[ぽに男|変質者を捕まえたり]]、大変なことが多い」<br />「挙げ句の果てには[[大貫善治|人知を超えた用務員]]と死闘を演じたこともあった。まったく、学校生活とは油断がならない」
 
:第2章Part9第4話『ラプラスの呼び声』より。ディバイン・ドゥアーズに参加した蛍汰に対して、学校生活とパイロットの両立の困難さを説く。前半はまだ正論だが後半になるにつれてどんどんおかしくなっていく。聞いていたカミーユからも「お前だけだ」と突っ込まれ、当の蛍汰も頷くことに。
 
:第2章Part9第4話『ラプラスの呼び声』より。ディバイン・ドゥアーズに参加した蛍汰に対して、学校生活とパイロットの両立の困難さを説く。前半はまだ正論だが後半になるにつれてどんどんおかしくなっていく。聞いていたカミーユからも「お前だけだ」と突っ込まれ、当の蛍汰も頷くことに。
   −
== 搭乗機体 ==
+
==搭乗機体==
 
;[[Rk-92 サベージ]]
 
;[[Rk-92 サベージ]]
 
:カシム時代の頃から(正確には初期型のRk-91だが)長年乗り続けた機体。作中も『戦うボーイ・ミーツ・ガール』で搭乗している。ちなみに、作中で初めて搭乗した機体はサベージの前身であるRk-89シャムロック(SRW未登場)であるとされていたが、途中で設定変更されRk-91となった。
 
:カシム時代の頃から(正確には初期型のRk-91だが)長年乗り続けた機体。作中も『戦うボーイ・ミーツ・ガール』で搭乗している。ちなみに、作中で初めて搭乗した機体はサベージの前身であるRk-89シャムロック(SRW未登場)であるとされていたが、途中で設定変更されRk-91となった。
678行目: 685行目:  
:上述のように'''盗品を改造した物'''なのだが、スパロボシリーズではミスリルが開発した、あるいは宗介がボン太くんの着ぐるみを購入して改造した設定の作品もある。
 
:上述のように'''盗品を改造した物'''なのだが、スパロボシリーズではミスリルが開発した、あるいは宗介がボン太くんの着ぐるみを購入して改造した設定の作品もある。
   −
=== SRWでの搭乗機体 ===
+
===SRWでの搭乗機体===
 
;[[ボルテスV]]([[ボルト・クルーザー]])
 
;[[ボルテスV]]([[ボルト・クルーザー]])
 
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』のイベント「クロッシング・パイロット第4弾」にて搭乗。
 
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』のイベント「クロッシング・パイロット第4弾」にて搭乗。
   −
== 余談 ==
+
==余談==
 
*原作者・賀東招二氏によると、宗介のモデルは『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の主人公、[[キリコ・キュービィー]]との事。両者とも干し肉が好物で酒が苦手であり、飲酒した際の反応も似通っている。
 
*原作者・賀東招二氏によると、宗介のモデルは『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の主人公、[[キリコ・キュービィー]]との事。両者とも干し肉が好物で酒が苦手であり、飲酒した際の反応も似通っている。
 
*宗介の生年月日については『月刊ドラゴンマガジン』にて、誕生日が'''1984年7月7日'''と記載されているが、前述の通り宗介は身元不明である為、本編中では彼の生年月日を知っている者はいないはずである。そもそも体格や本編での経過時間と大きく矛盾する設定となっている。
 
*宗介の生年月日については『月刊ドラゴンマガジン』にて、誕生日が'''1984年7月7日'''と記載されているが、前述の通り宗介は身元不明である為、本編中では彼の生年月日を知っている者はいないはずである。そもそも体格や本編での経過時間と大きく矛盾する設定となっている。
689行目: 696行目:  
**上記の理由故に、作中時点での宗介の正確な[[年齢]]も不明であるが、原作[[小説]]『極北からの声』において、約13年前にカリーニンが彼を救出した時、カリーニンから見て宗介が'''4、5歳くらいに見えた'''との記述がある。
 
**上記の理由故に、作中時点での宗介の正確な[[年齢]]も不明であるが、原作[[小説]]『極北からの声』において、約13年前にカリーニンが彼を救出した時、カリーニンから見て宗介が'''4、5歳くらいに見えた'''との記述がある。
 
*同じく角川版権・京都アニメーション制作の『らき☆すた』では度々作中作のキャラとして登場しており、12話では同じ関智一氏演じるアニメ店長が「3年前からブロマイドが売れ残ってる」「[[テレサ・テスタロッサ|大佐]]なんか即日完売した」と自虐ネタを発している。
 
*同じく角川版権・京都アニメーション制作の『らき☆すた』では度々作中作のキャラとして登場しており、12話では同じ関智一氏演じるアニメ店長が「3年前からブロマイドが売れ残ってる」「[[テレサ・テスタロッサ|大佐]]なんか即日完売した」と自虐ネタを発している。
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*[[ぽに男]]のモデルである漫画家の井上よしひさ氏が手掛けた漫画『おじいちゃんは少年探偵』には、宗介をモデルにした傭兵犬'''「ソース(サハラ犬尉)」'''が、賀東氏の了承のもと登場している。
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*2023年に発表された後日談小説では、かなめと結婚しており、'''二児の父親'''になっているとのこと。
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== 脚注 ==
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==脚注==
 
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{{DEFAULTSORT:さから そうすけ}}
 
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[[Category:登場人物さ行]]
 
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[[Category:フルメタル・パニック! シリーズ]]
 
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