白鳥ユキナ

2015年8月6日 (木) 22:47時点におけるオオクラ (トーク | 投稿記録)による版

白鳥ユキナ(Yukina Shiratori)

白鳥九十九の妹。当初は木連の正義を信奉する、ブラザー・コンプレックスな少女として登場。地球から帰還した九十九が厭戦的な物言いをする様になったのは、地球人女のハルカ・ミナトに誑かされたからだと誤解する。

兄に無断で漂流者を装いナデシコに潜入するが、ミナトを含めたナデシコクルーの人となりを知り、「地球人は悪逆非道」という図式に疑問を抱く。さらに、ナデシコが軍部と対立してでも自分をかばってくれたことから、木連と地球の和平を肯定するようになる。同時に兄とも仲直りするが、それから月日をおかずに死別してしまう。それも、木連人である草壁春樹の謀略と、兄の親友である月臣の手によって…。

劇場版ではハルカ・ミナトに引き取られて日本のオオイソシティの高校に通い、学校では陸上部に所属し、夏のインターハイに出場予定。ジュンを手玉にとって、ナデシコCに搭乗する。

なお、木連人なのにゲキ・ガンガー3が嫌いであったが、兄の死と共に考えを改め、劇場版ではゲキ・ガンガー3のストラップをバッグにつけていた。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
TV版設定で登場。
スーパーロボット大戦R
過去編にてTV版設定で登場。和平の使者である九十九に連れられて地球を訪れる。詳しい描写はないが、GEAR本部に滞在している模様。
本作では一貫して「木連の正義を信望するブラコン少女」と描かれている。他作品キャラとの会話は滅多になく、「地球人」という民族そのものを馬鹿にした物言いが目に付く。さらに、草壁や月臣の卑劣な行為を知っても、「ご先祖様を追い出した地球人が元凶だ」とまで言い放つ。
スーパーロボット大戦J
TV版設定で登場。記憶喪失を装うが、Dボゥイという前例があったためすぐに見破られてしまった。
スーパーロボット大戦W
今回は第1部ではTV版。第2部では劇場版設定で登場。ブラコン気味の彼女も、さすがに兄がニートと化したことについては本気で頭を抱えていた。劇場版設定では高校生だが、陣代高校に通っているかは描写がないので不明。さすがに成長期で片づけるには苦しいのであえて描写しなかったのであろう。

単独作品

スーパーロボット大戦MX
劇場版設定で登場。

人間関係

白鳥九十九
兄。しかし原作では死別する。スパロボでは大体生存条件があったり無条件で生存したりする。ガイそっくり。
ハルカ・ミナト
戦時中は「兄を誑かした」と誤解していたが、紆余曲折を経て兄との仲を認める。終戦後は彼女と一緒に暮らす。Wでは正式に義理の姉に。
アオイ・ジュン
劇場版からは彼を振り回す。異性としての興味はないらしく、小説版ではからかったりもした。
ホシノ・ルリ
TV版では歳が近いためか、ルリの方から対抗意識を寄せられていたフシがある。Rでは「バカばっか」という台詞を無意識に横取りしてしまう。
テンカワ・アキト
スパロボではあまり再現されないが、TV版では「軍から逃亡する際に身体を密着させて顔を赤らめる」という地味なフラグが立っていた。
月臣元一朗
兄の親友。原作では、兄の仇でもある。
草壁春樹
兄の上司で、母国の実質的指導者。Rでは卑劣さを知りながらも、地球人を元凶扱いすることで、草壁への信望を保っていた。

他作品との人間関係

出雲銀河
Rにて「だいたい、木連だって元は地球人だろうが」と言われるが、「うっさいわね!」と返答して険悪な雰囲気になる。
神北恵子
Rにて、和平の使者に相応しくない攻撃的な態度を「お兄さんの邪魔をする気なの?」と、たしなめられる。年齢と実戦経験では恵子の方が上であるためか、あっさり引き下がる。
神勝平 / ウィッツ・スー
Rにて、攻撃的な態度を勝平からは「生意気」、ウィッツからは「まともな反応」と評される。

名台詞

「あなたのユキナになりますから」