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幼少時に[[歌]]の力で大きな山を動かせると信じ、ギターを手に一人山の前で歌っていた姿を放浪中の[[レイ・ラブロック]]に見出され、本格的に音楽の道へと進む。その後成長した彼は、レイ、[[ビヒーダ・フィーズ]]と共に[[マクロス7船団]]の未登録者が移り住む「アクショ」で「FIRE BOMBER」としての活動を開始する。
 
幼少時に[[歌]]の力で大きな山を動かせると信じ、ギターを手に一人山の前で歌っていた姿を放浪中の[[レイ・ラブロック]]に見出され、本格的に音楽の道へと進む。その後成長した彼は、レイ、[[ビヒーダ・フィーズ]]と共に[[マクロス7船団]]の未登録者が移り住む「アクショ」で「FIRE BOMBER」としての活動を開始する。
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他人からの束縛や強制を何よりも嫌う奔放な性格で、歌を聞かせたい相手がいる場所ならどこであってもライブ会場となる。そんな彼が劇中で最も力を入れている会場こそ「戦場」であり、レイから譲り受けた[[VF-19改 ファイアーバルキリー]]を駆り、敵味方の区別無く歌を聴かせまくった。なお、いつ修得したのか不明だが、その操縦技量は天才的で、超高等技術「QM69」をギターを弾きながらやってのける腕前。この為、敵弾にはまず当たらない。レイがかつて軍に所属していたことを考えると、レイのレクチャーを受けたものと考えられる(一方でガウォーク形態を[[ミリア・ファリーナ・ジーナス]]に教えられるまで、存在時代を知らなかった等の穴が存在していた)。乗機のファイアーバルキリーは操縦桿がギター型になっている特殊な機体ではあるが、バサラ自身は旧式機を含めた通常機体でも問題なく'''操縦桿をギターで動かし操縦できる'''
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他人からの束縛や強制を何よりも嫌う奔放な性格で、歌を聞かせたい相手がいる場所ならどこであってもライブ会場となる。そんな彼が劇中で最も力を入れている会場こそ「戦場」であり、レイから譲り受けた[[VF-19改 ファイアーバルキリー]]を駆り、敵味方の区別無く歌を聴かせまくった。なお、いつ修得したのか不明だが、その操縦技量は天才的で、超高等技術「QM69」をギターを弾きながらやってのける腕前。この為、敵弾にはまず当たらない。レイがかつて軍に所属していたことを考えると、レイからレクチャーを受けたものと考えられる(一方でガウォーク形態を[[ミリア・ファリーナ・ジーナス]]に教えられるまで、存在自体を知らなかった等の穴が存在していた)。乗機のファイアーバルキリーは操縦桿がギター型になっている特殊な機体ではあるが、バサラ自身は旧式機を含めた通常機体でも問題なく'''操縦桿をギターで動かし操縦できる'''。シティ内で軽く見せたバイクの操縦等もプロレベルだった為、基本的に操縦センスに天賦の才能がある様子。続々編に当たるマクロス⊿においでまでシリーズ最強の天才パイロットとして公式認定されているマックスが、劇中で唯一自分と比べた事のあるパイロットがバサラである(実際にはバサラは初めてマックスの操縦を見た際に「速い!」と驚いていたので、多少のレベル差はあるようである)。
シティ内で軽く見せたバイクの操縦等もプロレベルだった為、基本的に操縦センスに天賦の才能がある様子。続々編に当たるマクロス⊿においでまでシリーズ最強の天才パイロットとして公式認定されているマックスが、劇中で唯一自分と比べた事のあるパイロットがバサラである(実際にはバサラは初めてマックスの操縦を見た際に「速い!」と驚いていたので、多少のレベル差はあるようである)。
      
[[プロトデビルン]]と戦う防衛部隊、特に[[ガムリン木崎]]からは露骨に邪魔がられ、嫌悪感を剥き出しにされていたが、命を張って歌を歌い続けるバサラの姿は次第に彼らの心をも動かしていく。
 
[[プロトデビルン]]と戦う防衛部隊、特に[[ガムリン木崎]]からは露骨に邪魔がられ、嫌悪感を剥き出しにされていたが、命を張って歌を歌い続けるバサラの姿は次第に彼らの心をも動かしていく。
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ロボットアニメの[[主人公]]なのにまともに戦う描写が全くない珍しいキャラクター。ただし、劇中で数回だけミサイルを撃った事がある。その中にはガムリンを守る為に撃った事も含まれており、ガムリンに向かって激昂していた。彼曰く、「'''ミサイルなんてくだらねぇぜ! 俺の歌を聴けぇっ!!'''」との事。
 
ロボットアニメの[[主人公]]なのにまともに戦う描写が全くない珍しいキャラクター。ただし、劇中で数回だけミサイルを撃った事がある。その中にはガムリンを守る為に撃った事も含まれており、ガムリンに向かって激昂していた。彼曰く、「'''ミサイルなんてくだらねぇぜ! 俺の歌を聴けぇっ!!'''」との事。
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原作者兼監督の河森正治によればバサラが常識を逸したレベルで歌に拘っていたのは、初代マクロス制作時目標としていた「歌で戦争を終わらせた」と評価を受けた物の、最終的に武力を行使していた(ミンメイアタック)事に悔いが残っていた為で、真に「全ての争いを歌で終わらせる存在」という想いで生まれたキャラクターであるとしている。それ故にシリーズ全編を通しても規格外である彼は、他作品とコラボしても本人が直接登場して他マクロスキャラと面識を持つことは(スパロボを含めたゲーム以外では)ほぼない。マクロスFにおいて劇場版のゲスト扱いとしてですらバサラが出演させていない理由として河森正治は、「バサラがいると事態を一人で全て解決してしまうから」と回答している。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
:音声初収録作品。担当声優の神奈氏は本作でゲームの音声収録に初参加となる。
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:音声初収録作品。担当声優の神奈氏は本作で初の持ち役での参加となる。
 
:本作中の物語におけるキーパーソンで、[[αナンバーズ]]最大の鍵となる。今回は[[シャロン・アップル]]、[[リン・ミンメイ]]、[[ラクス・クライン]]といった歌姫と呼ばれている者達とのジョイントが見られる。シャロンの歌にも、[[パレッス粒子]]にも動じず無限に出現する宇宙怪獣にまで[[歌]]を聴かせる辺り、流石はバサラという事か。本作の主題歌「[[GONG]]」を劇中で作曲したのは彼となっており、最終話で大きな意味を持つ(ちなみにバサラの歌パートを担当した福山芳樹氏はJAM Projectのメンバーであり、GONGにも参加している)。
 
:本作中の物語におけるキーパーソンで、[[αナンバーズ]]最大の鍵となる。今回は[[シャロン・アップル]]、[[リン・ミンメイ]]、[[ラクス・クライン]]といった歌姫と呼ばれている者達とのジョイントが見られる。シャロンの歌にも、[[パレッス粒子]]にも動じず無限に出現する宇宙怪獣にまで[[歌]]を聴かせる辺り、流石はバサラという事か。本作の主題歌「[[GONG]]」を劇中で作曲したのは彼となっており、最終話で大きな意味を持つ(ちなみにバサラの歌パートを担当した福山芳樹氏はJAM Projectのメンバーであり、GONGにも参加している)。
 
:彼の誕生は[[アカシックレコード]]によって待ち望まれていた為、彼のいた周辺宙域は意図的に時間の流れが速められており、『[[超時空要塞マクロス]]』の伝説の歌姫[[リン・ミンメイ]]との共演が可能となった。[[アニマスピリチア]]は、[[サイコドライバー]]とは異なるプロセスで[[アカシックレコード]]にアクセス出来る存在として注視され、歌で[[ゼ・バルマリィ帝国]]の兵士に施された洗脳を解くなどしていた。[[ルアフ・ガンエデン]]によれば、[[アカシックレコード]]の時間歪曲が無くとも彼とバサラは出会う運命になるようであった。
 
:彼の誕生は[[アカシックレコード]]によって待ち望まれていた為、彼のいた周辺宙域は意図的に時間の流れが速められており、『[[超時空要塞マクロス]]』の伝説の歌姫[[リン・ミンメイ]]との共演が可能となった。[[アニマスピリチア]]は、[[サイコドライバー]]とは異なるプロセスで[[アカシックレコード]]にアクセス出来る存在として注視され、歌で[[ゼ・バルマリィ帝国]]の兵士に施された洗脳を解くなどしていた。[[ルアフ・ガンエデン]]によれば、[[アカシックレコード]]の時間歪曲が無くとも彼とバサラは出会う運命になるようであった。
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;[[ガムリン木崎]]
 
;[[ガムリン木崎]]
 
:当初はバサラの事を不快に思っていたが、ミレーヌとの交流を通じてバサラの歌を認めるようになり、バサラがミサイルを撃とうとした時は文字通り体を張って止め、叱咤激励した。
 
:当初はバサラの事を不快に思っていたが、ミレーヌとの交流を通じてバサラの歌を認めるようになり、バサラがミサイルを撃とうとした時は文字通り体を張って止め、叱咤激励した。
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:とあるゴシップ記事ではガムリンとの[[渚カヲル|あらぬ噂]]を立てられたことも…。
 
;[[北条アキコ]]
 
;[[北条アキコ]]
 
:FIRE BOMBERのプロデューサー。さすがのバサラも思うところがあるのかプロデューサーの彼女に対しては'''敬語を使う'''。
 
:FIRE BOMBERのプロデューサー。さすがのバサラも思うところがあるのかプロデューサーの彼女に対しては'''敬語を使う'''。
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:同話、バロータ軍との戦闘で足を撃たれたミリアに向けて。当然「誰がおばさんですって!?」と怒られる。
 
:同話、バロータ軍との戦闘で足を撃たれたミリアに向けて。当然「誰がおばさんですって!?」と怒られる。
 
;「解ってねぇな。敵だから聴かせるんだよ」
 
;「解ってねぇな。敵だから聴かせるんだよ」
:第16話。FIRE BOMBERの歌に反応を見せた捕虜のバロータ兵に歌を聴かせようとミレーヌが難色を示す中、肯定的な態度を取る。
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:第16話。FIRE BOMBERの歌に反応を見せた捕虜のバロータ兵に歌を聴かせることにミレーヌが難色を示す中、肯定的な態度を取る。
 
;「な。敵だからって戦うばかりが能じゃないだろ」
 
;「な。敵だからって戦うばかりが能じゃないだろ」
 
:同話。自意識を取り戻したバロータ兵ことイリーナ早川を前に驚愕したミレーヌに向けて。
 
:同話。自意識を取り戻したバロータ兵ことイリーナ早川を前に驚愕したミレーヌに向けて。
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;「うおおおっ! 銀河よ! 運命よ! 俺の歌を聴けーっ!!」
 
;「うおおおっ! 銀河よ! 運命よ! 俺の歌を聴けーっ!!」
 
:「死闘、未来を賭けて」より。αナンバーズ別動隊壊滅の報に沈む一行の中、その理不尽な運命に抗うかのように「POWER TO THE DREAM」を熱唱する。時空をも超えるバサラの歌が宇宙空間に響き渡る。
 
:「死闘、未来を賭けて」より。αナンバーズ別動隊壊滅の報に沈む一行の中、その理不尽な運命に抗うかのように「POWER TO THE DREAM」を熱唱する。時空をも超えるバサラの歌が宇宙空間に響き渡る。
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===イデエンド限定===
 
;「俺のハートはアカシックなんとかに届かなかったってのか!?」<br/>ミレーヌ「ダメ…なのかな… もう…どうやっても…」
 
;「俺のハートはアカシックなんとかに届かなかったってのか!?」<br/>ミレーヌ「ダメ…なのかな… もう…どうやっても…」
:「銀河に君と」での台詞。バサラの歌をもってしても、STMCに――そして滅びの運命に抗うことができず、バサラとミレーヌはついに絶望に立たされてしまう…。
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:「銀河に君と」での台詞。バサラの歌をもってしても、STMCに――そして滅びの運命に抗うことができず、バサラとミレーヌはついに絶望に立たされてしまう……。
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===ノーマルルート&ハードルート限定===
 
;「へへっ、こいつは銀河最高の観客数だぜ! 銀河の全てよ! 俺の歌を聴けーっ!!」
 
;「へへっ、こいつは銀河最高の観客数だぜ! 銀河の全てよ! 俺の歌を聴けーっ!!」
:「果てしなき流れの果てに」での台詞。運命に抗うために立ち向かった人類と異星人たち、そして銀河を滅ぼす化身たるSTMC。そしてバサラは銀河に生けるものすべての生命に全身全霊の歌を響かせる。
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:「果てしなき流れの果てに」での台詞。
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:運命に抗うために立ち向かった人類と異星人たち、そして銀河を滅ぼす化身たる[[宇宙怪獣|STMC]]。
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:バサラは銀河に生けるものすべての生命に全身全霊の歌を響かせる。
 
;「鳴らすぜ!! 生命のゴングを!!」
 
;「鳴らすぜ!! 生命のゴングを!!」
:[[ケイサル・エフェス]]との最終決戦より。バサラのシャウトで満身創痍のαナンバーズは一斉に奮い立ち、大逆襲へと転じる事に。正真正銘、反撃の'''[[GONG]]'''である。このことを考えれば、第3次αでの主人公の一人と言っていいかもしれない。
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:ノーマルルート&ハードルート最終話における、[[ケイサル・エフェス]]との最終決戦より。
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:バサラのシャウトで満身創痍のαナンバーズは一斉に奮い立ち、大逆襲へと転じる事に。
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:正真正銘、反撃の'''[[GONG]]'''である。
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:このことを考えれば、第3次αでの主人公の一人と言っていいかもしれない。
 
;「ノれてねえ奴だな…恨み節なんて聴きたくねえぜ」<br />「ケイ何とか野郎! お前の説教はもう飽き飽きだ! 歌うぜ、俺は!!」<br />「それじゃあファイナルステージ、いくぜーっ! 俺の歌を聴けーっ!!」
 
;「ノれてねえ奴だな…恨み節なんて聴きたくねえぜ」<br />「ケイ何とか野郎! お前の説教はもう飽き飽きだ! 歌うぜ、俺は!!」<br />「それじゃあファイナルステージ、いくぜーっ! 俺の歌を聴けーっ!!」
:戦闘前会話。バサラから漲る生命の息吹きに、さしもの[[ケイサル・エフェス (人物)|霊帝]]も怯むのみであった。ちなみに、やっぱり名前を覚えられていない。
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:[[GONG]]イベント後の[[ケイサル・エフェス]]との戦闘前会話。
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:バサラから漲る生命の息吹に、さしもの[[ケイサル・エフェス (人物)|霊帝]]も怯むのみであった。
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:ちなみに、やっぱり名前を覚えられていない。
 
;「大したことじゃねえよ、[[ゲペルニッチ|ゲペ]]…」
 
;「大したことじゃねえよ、[[ゲペルニッチ|ゲペ]]…」
:ハード側最終戦闘後、オービットベースへ帰還した際に、[[ゲペルニッチ]]より感嘆の言葉を聞いた時の返答。最後の最後まで名前を覚えられなかった模様。そのためかゲペルニッチ本人より「'''ゲペルニッチだ'''」と補足していた。
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:ハードルートにおける最終決戦後、オービットベースへ帰還した際に、[[イワーノ・ゲペルニッチ|ゲペルニッチ]]より感嘆の言葉を聞いた時の返答。
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:最後の最後まで名前を覚えられなかった模様。
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:そのためかゲペルニッチ本人より「'''ゲペルニッチだ'''」と補足していた。
    
=== Zシリーズ ===
 
=== Zシリーズ ===
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