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{{登場作品概要
**2012年1月1日 ～ 2012年11月25日 HDリマスター版放映。 全48話
| 読み = きどうせんしガンダムシード
| 外国語表記 = MOBILE SUIT GUNDAM SEED<ref>[https://www.gundam-seed.net/about/ 機動戦士ガンダムSEEDシリーズ公式サイト]より。</ref>
| 原作 = 矢立肇<br />富野由悠季
| 著者 =
| 作画 =
| 挿絵 =
| 監督 = 福田己津央
| シリーズ構成 = 両澤千晶
| 脚本 =
| キャラクターデザイン = 平井久司
| メカニックデザイン = 大河原邦男<br />山根公利
| 音楽 = 佐橋俊彦
| 制作 = サンライズ（第9スタジオ）
| 放送局 = MBS制作・TBS系列
| 配給元 =
| 発売元 =
| 掲載誌 =
| 出版社 =
| レーベル =
| 配信元 =
| 放送期間 = 2002年10月5日 - <br />2003年9月27日<hr />'''HDリマスター版'''<br />2012年1月1日 - 11月25日
| 公開日 =
| 発売日 =
| 発表期間 =
| 刊行期間 =
| 配信開始日 =
| 話数 = 全50話<br />全48話（HDリマスター版）
| 巻数 =
| シリーズ = [[ガンダムシリーズ]]
*[[コズミック・イラ|C.E.]]シリーズ
| 前作 =
| 次作 = [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
| 劇場版 =
| アニメ版 =
| 漫画版 =
| 小説版 =
| 初登場SRW = [[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
| 初クレジットSRW =
| 備考 =
| その他 =
}}
『'''機動戦士ガンダムSEED'''』はサンライズ制作のテレビアニメ作品。
== 概要 ==
== 概要 ==
[[ガンダムシリーズ]]の一作であり、[[宇宙世紀]]シリーズ以外では初めて『機動戦士』のタイトルが冠せられた作品。本作から主なテレビシリーズはTBS系列「土6」（後の「日5」）枠での放送となる。
[[ガンダムシリーズ]]の一作であり、[[宇宙世紀]]シリーズ以外では初めて『機動戦士』のタイトルが冠せられた作品。本作から主なテレビシリーズはTBS系列「土6」（後の「日5」）枠での放送となる。
21世紀の新しいガンダムシリーズを標榜し、「21世紀のファーストガンダム」の謳い文句は有名。以前の平成ガンダム作品にも多くのパロディ・オマージュが散見されたものの、それらよりも[[機動戦士ガンダム|ファーストガンダム]]を彷彿とさせるシーンが多く、かつ同様のコンセプトの作品であり監督が当時スタッフとして参加していた『[[機甲戦記ドラグナー]]』を思わせる点も見受けられる。前半を踏襲した展開だが、後半からは独自の展開に進んでゆく。
幾つかのセンセーショナルな描写により従来ファンの間で賛否両論を招くも、結果的に新たなガンダムシリーズの支持層を得たため商業的に成功を収めた。その後アジア圏でも放送され人気を博しプラモデルが好セールスとなり、その関係で外伝作品の『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]』が現在も継続展開するなど、長期シリーズとなっている。
2012年1月より、新規カットの追加・一部BGMがリミックスされたHDリマスター版がTOKYO MXとBS11にて放送された（前年12月よりバンダイチャンネルで先行配信）。
2012年1月より、新規カットの追加・一部BGMがリミックスされたHDリマスター版がTOKYO MXとBS11にて放送された（前年12月よりバンダイチャンネルで先行配信）。
*[[メカ＆キャラクターリスト/モバイル]]
*[[メカ＆キャラクターリスト/モバイル]]
*[[メカ＆キャラクターリスト/CC]]
*[[メカ＆キャラクターリスト/CC]]
*[[メカ＆キャラクターリスト/X-Ω]]
*[[メカ＆キャラクターリスト/X-Ω/第1期]]
*[[メカ＆キャラクターリスト/DD]]
=== [[アークエンジェル隊|アークエンジェルクルー]]とその関係者 ===
=== [[アークエンジェル隊|アークエンジェルクルー]]とその関係者 ===
;[[ムルタ・アズラエル]]
;[[ムルタ・アズラエル]]
:[[ブルーコスモス]]の盟主。
:[[ブルーコスモス]]の盟主。
;[[連合士官]]
:
;[[連合兵]]
:
=== その他 ===
=== その他 ===
;[[ジョージ・グレン]]
;[[ジョージ・グレン]]
:ファースト・コーディネイター。多彩な分野で優れた功績を残した。劇中では既に故人。
:ファースト・コーディネイター。多彩な分野で優れた功績を残した。劇中では既に故人。
;[[マルキオ導師]]
;[[マルキオ]]
:導師と呼ばれるが詳しい人物背景は全く不明。アストレイシリーズでも登場する。
:導師と呼ばれるが詳しい人物背景は全く不明。アストレイシリーズでも登場する。
;[[エル]]
;[[エル]]
*[[メカ＆キャラクターリスト/モバイル]]
*[[メカ＆キャラクターリスト/モバイル]]
*[[メカ＆キャラクターリスト/CC]]
*[[メカ＆キャラクターリスト/CC]]
*[[メカ＆キャラクターリスト/X-Ω]]
*[[メカ＆キャラクターリスト/X-Ω/第1期]]
*[[メカ＆キャラクターリスト/DD]]
=== 連合の機動兵器 ===
=== 連合の機動兵器 ===
:ジンの上位機で指揮官などが使用。クルーゼが操縦するシグーはさながら（色こそ違えど）SEED版[[シャア専用ザク]]。
:ジンの上位機で指揮官などが使用。クルーゼが操縦するシグーはさながら（色こそ違えど）SEED版[[シャア専用ザク]]。
;[[ディン]]
;[[ディン]]
:一般用、[[ディン (クルーゼ専用)]]の2種類が登場。単機での大気圏飛行が可能な機体。
:一般用、クルーゼ専用の2種類が登場。単機での大気圏飛行が可能な機体。
;[[バクゥ]]
;[[バクゥ]]
:地上戦用の4足歩行型MS。ミサイル装備型、レールガン装備型がある。
:地上戦用の4足歩行型MS。ミサイル装備型、レールガン装備型がある。
:SEED版[[ゴッグ]]。
:SEED版[[ゴッグ]]。
;[[ゲイツ (SEED)|ゲイツ]]
;[[ゲイツ (SEED)|ゲイツ]]
:SEED版[[ゲルググ]]。一般用、[[ゲイツ (クルーゼ専用)]]が登場。コンテストでの一般公募デザインをリファインした機体。
:SEED版[[ゲルググ]]。一般用、クルーゼ専用機が登場。コンテストでの一般公募デザインをリファインした機体。
=== オーブの機動兵器 ===
=== オーブの機動兵器 ===
:エターナルの艦首に装備されているフリーダムとジャスティスの強化ユニット。射撃性能が強化され、無数の敵を一瞬で戦闘不能にするほど。ジャスティスは戦闘スタイルが射撃型にシフトし、マルチロックオンも使用できるようになる。
:エターナルの艦首に装備されているフリーダムとジャスティスの強化ユニット。射撃性能が強化され、無数の敵を一瞬で戦闘不能にするほど。ジャスティスは戦闘スタイルが射撃型にシフトし、マルチロックオンも使用できるようになる。
=== 戦艦 ===
=== 艦船 ===
;[[アークエンジェル]]
;[[アークエンジェル]]
:連合が5体のGと共に開発した新型戦艦。
:連合が5体のGと共に開発した新型戦艦。
:ナタルが艦長を務めるアークエンジェル級2番艦。色がやや黒く、艦橋のアンテナユニットなどデザインが少し違う。
:ナタルが艦長を務めるアークエンジェル級2番艦。色がやや黒く、艦橋のアンテナユニットなどデザインが少し違う。
;[[アガメムノン級宇宙空母]]
;[[アガメムノン級宇宙空母]]
:
:連合の宇宙母艦。
;[[ドレイク級護衛艦]]
:連合の小型護衛艦。
;[[ダニロフ級イージス艦]]
;[[ダニロフ級イージス艦]]
:
:連合のイージス艦。
;[[ナスカ級高速戦闘艦]]
;[[ナスカ級高速戦闘艦]]
:ザフトの高速艦。同級に[[ヴェサリウス]]等。
:ザフトの高速戦闘艦。同級に'''[[ヴェサリウス]]'''等。
;[[ローラシア級MS搭載艦]]
;[[ローラシア級MS搭載艦]]
:ザフトのMS運用母艦。同級に[[ガモフ]]。
:ザフトのMS運用母艦。同級に'''[[ガモフ]]'''。
;[[ボズゴロフ級潜水母艦]]
;[[ボズゴロフ級潜水母艦]]
:MS運用潜水艦。
:ザフトのMS運用潜水艦。
;[[レセップス]]
;[[レセップス]]
:バルトフェルド隊の旗艦となる地上戦艦。続編でも同型艦が登場した。
:バルトフェルド隊の旗艦となる地上戦艦。続編でも同型艦が登場した。
;[[エターナル]]
;[[エターナル]]
:フリーダムとジャスティス用に開発された専用高速戦艦。核エンジン搭載型MS用の巨大補助兵装ミーティアを艦首に装備している。
:フリーダムとジャスティス用に開発された専用高速戦艦。核エンジン搭載型MS用の巨大補助兵装ミーティアを艦首に装備している。
;[[クサナギ]]
:オーブ軍イズモ級二番艦。
;[[オーブ軍イージス艦]]
;[[オーブ軍イージス艦]]
:
:オーブ軍のイージス艦。
=== [[MSV|SEED MSV]] ===
=== [[MSV|SEED MSV]] ===
*I.W.S.P.
*I.W.S.P.
**[[ストライクガンダムI.W.S.P.]]
**'''[[ストライクガンダムI.W.S.P.]]'''
**スカイグラスパーI.W.S.P.
**'''[[I.W.S.P. スカイグラスパー]]'''
**ストライクルージュI.W.S.P.
**ストライクルージュI.W.S.P.
:
:
;[[東アジア共和国]]
;[[東アジア共和国]]
:
;[[ユーラシア連邦]]
:
:
;[[アフリカ共同体]]
;[[アフリカ共同体]]
:[[タッシル]]を拠点にザフトのバルトフェルド隊に抗戦するゲリラ組織。[[カガリ・ユラ・アスハ]]が素性を隠して参加している。
:[[タッシル]]を拠点にザフトのバルトフェルド隊に抗戦するゲリラ組織。[[カガリ・ユラ・アスハ]]が素性を隠して参加している。
;三隻同盟
;三隻同盟
:地球連合あるいはプラントによって事実上放逐された[[アークエンジェル]]、クサナギ、[[エターナル]]の三隻の[[母艦]]からなる武装勢力の仮称。
:地球連合あるいはプラントによって事実上放逐された[[アークエンジェル]]、[[クサナギ]]、[[エターナル]]の三隻の[[母艦]]からなる武装勢力の仮称。
:[[キラ・ヤマト]]ら主人公側が劇中後半から所属する勢力で、泥沼状態となった連合・プラント間の戦争を終わらせる為に独自の行動を取る。
:[[キラ・ヤマト]]ら主人公側が劇中後半から所属する勢力で、泥沼状態となった連合・プラント間の戦争を終わらせる為に独自の行動を取る。
;[[血のバレンタイン]]
;[[血のバレンタイン]]
:地球連合軍がスペースコロニー「ユニウスセブン」を核攻撃した事件。2月14日だったことからこう呼ばれる。
:地球連合軍がスペースコロニー「ユニウスセブン」を核攻撃した事件。2月14日だったことからこう呼ばれる。
;[[ヤキン・ドゥーエ戦役]]
;[[第1次連合・プラント大戦]]
:
:作中での一連の戦争の呼び名。ただしHDリマスター発表後に付けられたものであり、作中本編では使用されていない。
;[[オーブ解放作戦]]
;[[オーブ解放作戦]]
:
:
:
:
:;「INVOKE -インヴォーク-」（第1期）
:;「INVOKE -インヴォーク-」（第1期）
::歌:T.M.Revolution
::作詞：井上秋緒、作曲・編曲：浅倉大介、歌：T.M.Revolution
::第1期OP。T.M.Revolutionは『DESTINY』でも第1期OPと挿入歌を担当している。『第3次α』で採用。
::第1期OP。T.M.Revolutionは『DESTINY』でも第1期OPと挿入歌を担当している。
::『第3次α』『DD』で採用。『DD』ではイベント「退紅に染まる海」にてクエストBGMに採用。
:;「moment」（第2期）
:;「moment」（第2期）
::歌:Vivian or Kazuma
::作詞・歌：Vivian or Kazuma、作曲・編曲：土橋安騎夫
:;「Believe」（第3期）
:;「Believe」（第3期）
::歌:玉置成実
::作詞：西尾佐栄子、作曲：あおい吉勇、編曲：斉藤真也、歌：玉置成実
::『DD』で採用。イベント「己が信じる正義」にてクエストBGMに採用。
:;「Realize」（第4期）
:;「Realize」（第4期）
::歌:玉置成実
::作詞：BOUNCEBACK、作曲：大谷靖夫、編曲：荒井洋明・大谷靖夫、歌：玉置成実
::『第3次α』『J』で採用。
::『第3次α』『J』『DD』で採用。『DD』ではイベント「隼の瞳に映る流星」「シューティング・スターズ」にてクエストBGMに採用。
:
:
;エンディングテーマ
;エンディングテーマ
:
:
:;「あんなに一緒だったのに」（第1期・第2期）
:;「あんなに一緒だったのに」（第1期・第2期）
::作曲･編曲:梶浦由記 歌:See-Saw
::作曲・編曲：梶浦由記、歌：See-Saw
::『W』で採用。
::『W』で採用。
:;「RIVER」（第3期）
:;「RIVER」（第3期）
::歌:石井竜也
::歌：石井竜也
:;「FIND THE WAY」（第4期、HD版では44話と最終話のみ）
:;「FIND THE WAY」（第4期、HD版では44話と最終話のみ）
::歌:中島美嘉
::歌：中島美嘉
::『W』でまさかの採用。１周目クリア後、戦闘BGMに設定可能。
::『W』でまさかの採用。エンディングで使用され、2周目以降に戦闘BGMに設定可能。
:;「Distance」（HD版第4期）
:;「Distance」（HD版第3・4期）
::歌:FictionJunction
::歌：FictionJunction
:
:
;挿入歌
;挿入歌
:
:
:;「Meteor -ミーティア-」
:;「Meteor -ミーティア-」
::歌:T.M.Revolution
::歌：T.M.Revolution
::『DESTINY』のスペシャルエディションでも使用された。
::『DESTINY』のスペシャルエディションでも使用された。
::『Z』で採用。
:;「暁の車」
:;「暁の車」
::作詞･作曲･編曲:梶浦由記 歌:Fiction Junction YUUKA
::作詞・作曲・編曲：梶浦由記、歌：Fiction Junction YUUKA
::[[カガリ・ユラ・アスハ]]のテーマ。
::[[カガリ・ユラ・アスハ]]のテーマ。
::スペシャルエディションIIの主題歌としても使用された。
::ボーカルは後に『[[マクロスゼロ]]』で[[マオ・ノーム]]を演じる南里侑香氏。
:
:
;劇中BGM
;劇中BGM
:;「STRIKE出撃」
:;「STRIKE出撃」
::『J』で採用。
::『J』で採用。
:;「翔べ!フリーダム」
:;「翔べ！フリーダム」
::『W』で採用。
::『W』で採用。
== 登場作と扱われ方 ==
== 登場作と扱われ方 ==
『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』で行われた次に参戦して欲しい作品アンケートでトップだった<ref>『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ プレイヤーズバイブル』117頁。</ref>ことから、放送終了の1年10ヶ月後という早いペースで『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』に参戦している。直後の作品『[[スーパーロボット大戦J|J]]』でも続けて中心作品の一つとして扱われていたが、その後は外伝作品の『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY|ASTRAY]]』『[[機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY|X ASTRAY]]』や続編の『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|DESTINY]]』も参戦するようになったため、扱われ方は小さくなっている。
=== [[αシリーズ]] ===
=== [[αシリーズ]] ===
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
:初参戦。一応は原作の流れに沿っているが、主な舞台が宇宙圏に移り変わりつつあった[[αシリーズ]]の流れで、不自然に地球圏に戻る、なんてことも。ザフトが敵として現れた際には『[[マクロスプラス]]』の機体である[[ゴーストX-9]]を引き連れることが多い。
:初参戦作品。上記の通り比較的早いペースで参戦しているだけでなく、ストーリーの中心作品の一つとしてシナリオの再現や[[DVE]]の収録も豊富に行われており、『[[MSV|SEED MSV]]』の機体<ref>ストライクルージュI.W.S.P.が登場。ただし、I.W.S.P.をストライクやスカイグラスパーへ装備させることはできない。</ref>も登場するなどかなり優遇された扱われ方をしている。
:また、[[ザフト]]や[[地球連合軍]]は『[[マクロスプラス]]』の[[ゴーストX-9]]を引き連れていることが多い。
:前述の通り、難のある部分の多い参戦ではあったが、[[DVE]]の数は非常に豊富であり、扱いが悪いとも言い切れない。
=== 携帯機シリーズ ===
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦J]]
;[[スーパーロボット大戦J]]
:作品世界の根本に関わっているせいか、原作シナリオを殆ど弄られていない。現時点で唯一ムウの死亡回避イベントが用意されていない作品。
:『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』と同様にストーリーの中心作品の一つとして参戦しており、原作シナリオをかなり忠実に再現している。また、今作では[[世界観/J|作品世界]]のベースにもなっている。
;[[スーパーロボット大戦W]]
;[[スーパーロボット大戦W]]
:基本的なストーリーの流れは踏襲しているが、同時進行である『ASTRAY』『X ASTRAY』を中心として展開する。そのため、ルート選択によっては本作のメンバーを使うことが殆ど無い事もある。
:第2部から登場。基本的なストーリーの流れはなぞられているものの、『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY|ASTRAY]]』『[[機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY|X ASTRAY]]』を中心に展開されていくため、立ち位置的には添え物に近いものがある。なお、進め方によっては[[アークエンジェル|AA]]クルー、ザラ隊共に死者を一人も出させないことも可能となっている。
:そもそも今作におけるSEEDシリーズのキャラクターは第二部にならないと登場しない。例外的にムウだけは第一部序盤からスポット参戦するがそれでも正式参戦は終盤。また、重要なイベントが殆どがダイジェスト化、あるいはカットされておりいざ展開されても話に絡むメンツが揃っていない事も。さらに自軍への合流も非常に遅く、ほぼいるだけ参戦と言ってもいい。キャラの生存率に関しては非常に高く、フラグ立てを頑張ればAAクルー・ザラ隊共に死者を一人も出させないことも可能。
:また、『[[MSV|SEED MSV]]』のメカ、キャラクターが『ASTRAY』名義で多数登場している。
;[[スーパーロボット大戦K]]
;[[スーパーロボット大戦K]]
:シナリオは『DESTINY』準拠であり、機体も『DESTINY』のものばかり。一応[[バクゥ]]が本作名義での出典になっているが、『DESTINY』でも出演しているため実質本作は'''いないのに参戦'''も同然となっている。
:『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|DESTINY]]』がメインで扱われているため本作は[[いるだけ参戦]]…と言いたいところだが、本作名義で参戦しているのは[[バクゥ]]のみ<ref>なお、バクゥは『DESTINY』にも登場している。</ref>と、実質的には'''いないのに参戦'''という状態に近い。
:では一体なぜ本作が参戦しているのか探してみると、『DESTINY』劇中にて[[SEED]]が不発に終わったカガリがSEEDを発動しているので、'''彼女にSEED技能を持たせるためだけに参戦させたと思われる'''。
:『DESTINY』劇中では不発に終わった[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]の[[SEED]]（[[特殊技能]]）習得、カガリが降りた[[ストライクルージュ|エールルージュ]]の[[エールストライクガンダム|エールストライク]]への変化<ref>『DESTINY』劇中に登場したトリコロールカラーのストライクルージュはストライクガンダムとは細部が若干異なっている。</ref>のために参戦したのでは？とも見られている。
;[[スーパーロボット大戦L]]
;[[スーパーロボット大戦L]]
:今回は『SEED』にしか登場していないデュエルとバスターが隠し機体となっている。また、本作からの登場機体が『K』よりも増しており、ジンやシグーなどがザコ敵として登場している。
:一部の機体が登場するだけの[[いるだけ参戦]]。[[隠し要素/L|条件]]を成立させることで[[デュエルガンダム アサルトシュラウド|デュエル]]と[[バスターガンダム|バスター]]が入手可能となっている。
=== 単独作品 ===
=== 単独作品 ===
:
:
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
:『W』以来のシナリオ再現が行われる。
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』以来のシナリオ再現が行われる。
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
:ストーリーに絡んで来るのは第2章からで、なんと'''キラが[[STAR DRIVER 輝きのタクト|南十字島]]へ漂流してくる'''。今作で[[パーフェクトストライクガンダム]]が初登場。ストーリー再現は第3章まで。
:[[キラ・ヤマト|キラ]]が[[STAR DRIVER 輝きのタクト|南十字島]]へ漂着するというかたちで第2章からストーリーにかかわり始め、第3章まで再現が展開される。また、今作で[[パーフェクトストライクガンダム]]が初登場となった。
;[[スーパーロボット大戦DD]]
:ワールド3の構成作品として参戦。音声収録作品への本格参戦は『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』以来ということもあってか、序章ワールド3から2章Part1までにかけて主に後半の原作再現が久方ぶりに行われ、イベントで流れる新規アレンジBGMも3曲あるなど優遇された扱いを受けている。
:また、『L』以来のしっかりとした戦闘シーンのあるスパロボの参戦という事もあるのか、一部機体の戦闘演出がリマスター版を意識したものとなっている。
:所属する第3世界で世界観を共有しているのは現在の所[[フルメタル・パニック! シリーズ]]のみで、過去作と比べるとやや原作に近い雰囲気だったが、異世界のゲートの出現を切っ掛けに状況が変わっていき、[[オーブ解放作戦]]辺りから原作とは異なる点が多くなっていく。2章part1にて原作イベント終了となるが、キラを含めた[[アークエンジェル隊]]はその後もプレイヤー部隊「[[ディバイン・ドゥアーズ]]」の一員として戦い続け、更に生き延びたアズラエルが何者かの策略で新たな敵勢力の一員として再登場する等、オリジナルの展開が描かれる事になり、そのまま3章Part7にて『DESTINY』設定に移行となる。生存した[[ナタル・バジルール]]を始め、『SEED』にしか登場しない人物が『DESTINY』設定の展開にも登場するケースが多い。
== 各話リスト ==
== 各話リスト ==
!話数!!サブタイトル!!登場メカ!!備考!!再現スパロボ
!話数!!サブタイトル!!登場メカ!!備考!!再現スパロボ
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|PHASE-01||偽りの平和|| || ||[[第3次α]]、[[J]]
|PHASE-01||偽りの平和|| || || 『[[第3次α]]』『[[J]]』
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|PHASE-02||その名はガンダム|| || ||
|PHASE-02||その名はガンダム|| || || 『第3次α』
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|PHASE-03||崩壊の大地|| || ||
|PHASE-03||崩壊の大地|| || || 『第3次α』
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|PHASE-04||サイレントラン|| || ||
|PHASE-04||サイレントラン|| || ||
|PHASE-07||<ruby><rb>宇宙</rb><rt>そら</rt></ruby>の傷跡|| || ||
|PHASE-07||<ruby><rb>宇宙</rb><rt>そら</rt></ruby>の傷跡|| || ||
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|PHASE-08||敵軍の歌姫|| || ||
|PHASE-08||敵軍の歌姫|| || || 『第3次α』
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|PHASE-09||消えていく光|| || ||
|PHASE-09||消えていく光|| || || 『第3次α』
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|PHASE-10||分かたれた道|| || ||
|PHASE-10||分かたれた道|| || ||
|PHASE-11||目覚める刃|| || ||
|PHASE-11||目覚める刃|| || ||
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|PHASE-12||フレイの選択|| || ||
|PHASE-12||フレイの選択|| || || 『第3次α』
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|PHASE-13||<ruby><rb>宇宙</rb><rt>そら</rt></ruby>に降る星|| ||||
|PHASE-13||<ruby><rb>宇宙</rb><rt>そら</rt></ruby>に降る星|| || || 『第3次α』
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|PHASE-14||果てし無き時の中で|| ||OP変更<br>総集編<br>※HD版では除外||
|PHASE-14||果てし無き時の中で|| ||OP変更<br>総集編<br>※HD版では除外||
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|-
|PHASE-15||それぞれの孤独|| || ||
|PHASE-15||それぞれの孤独|| || || 『第3次α』
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|-
|PHASE-16||燃える砂塵|| || ||
|PHASE-16||燃える砂塵|| || || 『第3次α』
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|PHASE-17||カガリ再び|| || ||
|PHASE-17||カガリ再び|| || ||
|PHASE-19||宿敵の牙|| || ||
|PHASE-19||宿敵の牙|| || ||
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|PHASE-20||おだやかな日に|| || ||
|PHASE-20||おだやかな日に|| || || 『第3次α』
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|PHASE-21||砂塵の果て|| || ||
|PHASE-21||砂塵の果て|| || || 『第3次α』『J』『W』
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|-
|PHASE-22||紅に染まる海|| || ||
|PHASE-22||紅に染まる海|| || ||
|PHASE-23||運命の出会い|| || ||
|PHASE-23||運命の出会い|| || ||
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|PHASE-24||二人だけの戦争|| || ||
|PHASE-24||二人だけの戦争|| || || 『第3次α』
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|PHASE-25||平和の国|| || ||
|PHASE-25||平和の国|| || || 『第3次α』『J』
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|PHASE-26||モーメント|| ||総集編<br>※HD版では除外||
|PHASE-26||モーメント|| ||総集編<br>※HD版では除外||
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|PHASE-27||果てなき<ruby><rb>輪舞</rb><rt>ロンド</rt></ruby>|| ||OP・ED変更||
|PHASE-27||果てなき<ruby><rb>輪舞</rb><rt>ロンド</rt></ruby>|| ||半総集編<br>OP・ED変更||
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|-
|PHASE-28||キラ|| || ||
|PHASE-28||キラ|| || ||『[[DD]]』
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|-
|PHASE-29||さだめの楔|| || ||
|PHASE-29||さだめの楔|| || ||『DD』
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|-
|PHASE-30||閃光の<ruby><rb>刻</rb><rt>とき</rt></ruby>|| || ||
|PHASE-30||閃光の<ruby><rb>刻</rb><rt>とき</rt></ruby>|| || ||
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|-
|PHASE-31||慟哭の空|| || ||
|PHASE-31||慟哭の空|| || || 『第3次α』『J』『W』『DD』
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|PHASE-32||約束の地に|| || ||
|PHASE-32||約束の地に|| || ||
|PHASE-34||まなざしの先|| || ||
|PHASE-34||まなざしの先|| || ||
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|PHASE-35||舞い降りる剣|| || ||
|PHASE-35||舞い降りる剣|| || || 『第3次α』『J』『W』『DD』
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|PHASE-36||正義の名のもとに|| || ||
|PHASE-36||正義の名のもとに|| || ||
|PHASE-37||神のいかずち|| || ||
|PHASE-37||神のいかずち|| || ||
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|PHASE-38||決意の砲火|| || ||
|PHASE-38||決意の砲火|| || || 『第3次α』『J』『W』
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|PHASE-39||アスラン|| || ||
|PHASE-39||アスラン|| || || 『第3次α』『J』
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|PHASE-40||暁の<ruby><rb>宇宙</rb><rt>そら</rt></ruby>へ|| ||ED変更||
|PHASE-40||暁の<ruby><rb>宇宙</rb><rt>そら</rt></ruby>へ|| ||ED変更||『DD』
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|PHASE-41||ゆれる世界|| ||OP変更||
|PHASE-41||ゆれる世界|| ||OP変更||
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|PHASE-42||ラクス出撃|| || ||
|PHASE-42||ラクス出撃|| || || 『第3次α』『DD』
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|PHASE-43||立ちはだかるもの|| || ||
|PHASE-43||立ちはだかるもの|| || ||
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|PHASE-44||螺旋の邂逅|| || ||
|PHASE-44||螺旋の邂逅|| || || 『DD』
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|PHASE-45||開く扉|| || ||
|PHASE-45||開く扉|| || ||
|PHASE-47||悪夢は再び|| || ||
|PHASE-47||悪夢は再び|| || ||
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|PHASE-48||怒りの日|| || ||
|PHASE-48||怒りの日|| || || 『第3次α』『DD』
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|PHASE-49||終末の光|| || ||
|PHASE-49||終末の光|| || || 『第3次α』『J』『W』
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|FINAL-<br />PHASE||終わらない明日へ|| || ||第3次α
|FINAL-<br />PHASE||終わらない明日へ|| || || 『第3次α』『J』『W』『DD』
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|AFTER-<br />PHASE||星のはざまで|| ||DVD特典エピソード||
|AFTER-<br />PHASE||星のはざまで|| ||DVD特典エピソード||
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== 主要スタッフ ==
=== スペシャルエディション ===
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!話数!!サブタイトル!!備考
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| スペシャルエディション || 虚空の戦場 ||PHASE-01～PHASE-21
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| スペシャルエディションII || 遥かなる暁 ||PHASE-22～PHASE-40
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| スペシャルエディションIII || 鳴動の<ruby><rb>宇宙</rb><rt>そら</rt></ruby> ||PHASE-41～FINAL-PHASE
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== 余談 ==
== 余談 ==
*午後6時というほぼ全ての年齢層の視聴者が目にする時間帯に放送する番組にも関わらず、性行為の暗喩及び残酷な死亡シーンは物議を醸し、BPO(番組倫理・番組向上機構)には視聴者の意見が多数寄せられ、TBSが名指しで回答を求められる事態となった<ref>[https://www.bpo.gr.jp/?p=1925 『機動戦士ガンダムSEED』に関する毎日放送からの回答]</ref>。通常は、「アニメ。人間同士の戦争をテーマにした作品であるが、人の死をここまで鮮明に写す必要はあるのか？ 子供が観るに相応しい作品とは言い難い。」という具合に指摘をするのが一般的であり、作品名を名指しで具体的に表記するケースはごく稀なケースで、当時は重大な案件だったことが窺える。
*土曜日の夕方という時間帯の放送でありながら性行為を暗喩するようなシーン、残酷な死亡シーンが描かれていたため、放送局のTBSはBPO（番組倫理・番組向上機構）から名指しで回答を求められる事態となった<ref>[https://www.bpo.gr.jp/?p=1925 『機動戦士ガンダムSEED』に関する毎日放送からの回答]</ref>。
**当時の「土6」枠（というよりはMBS制作アニメ全般）はこうした過激なシーンが多く描写される傾向にあり、その都度BPOに意見が多く寄せられていた。その後「日5」枠となってからはこうした傾向は徐々に抑えられている。
**当時の「土6」枠を始めとしたMBS制作アニメは全般的にこのような過激なシーンが多く描写される傾向にあり、その都度BPOに意見が多く寄せられていた。その後「日5」枠となってからはこうした傾向は徐々に抑えられている。
**なお、「スペシャルエディション」<ref>全50話の本編を、第一部「虚空の戦場」第二部「遥かなる暁」第三部「鳴動の宇宙」の三本の作品にして新規カットを交えて編集・再構築した物。一部二部は地上波で放映されたが、三部のみDVDで展開されている。</ref>で、例の性的なシーンは'''事後描写'''に加え、'''暗がりの中での行為中'''のカットも追加されている。
**なお、「スペシャルエディション」<ref>全50話の本編に新規カットを交えて編集・再構築された作品。第一部「虚空の戦場」、第二部「遥かなる暁」、第三部「鳴動の宇宙」の三作品として製作されており、一部二部は地上波でも放映された。</ref>では、前述の性的なシーンは暗がりの中での行為中のカットや事後描写も追加されている。
**もっともその後、同時間帯で放送された『[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ|鉄血のオルフェンズ]]』や『水星の魔女』で同様に過激な描写がBPOへ苦情が入るようになって以降、上記の描写への不満はネット上では滅多に見られなくなった。
*ファーストからガンダムシリーズは低視聴率に悩まされがちであるがSEEDは最高視聴率8％で歴代5位かつ平成以降の作品で2位の記録（1位は『DESTINY』の8.2％）をたたき出し、平均視聴率は6.2％で歴代3位の記録という好成績を叩き出した。これはガンダムシリーズに限らず土6枠として見ても「ウルトラシリーズ」「[[ゾイドシリーズ]]」など視聴者層が男児層に切り替わり視聴率の下落が続いた中、初めて上昇する事に成功しており「土6」枠という存在を救ったとも言える。
*当初、ときた洸一氏による[[漫画|コミカライズ]]が月刊『コミックボンボン』にて連載される予定だったが、諸事情でお蔵入りとなり、連載は月刊『マガジンZ』一本のみに絞られることとなった。
**その後、この件で編集部は上層部から大目玉を食らったらしく、急遽高山瑞穂<ref>過去に『覇王マガジン』にて『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESITNY』を連載していた漫画家。</ref>氏による連載が決定されたとのこと。なお、『ボンボン』では別冊付録の読み切りとしての掲載となり、残りはコミックス描き下ろしとなっている。
*本作は楽曲面でも大きな反響を呼んでおり、主題歌のほとんどがオリコンランク入りを果たしている。
**キャリアこそあったものの、それまではほぼ無名に近かったSee-Sawこと石川智晶氏と梶浦由記氏は、第1期エンディングテーマ「あんなに一緒だったのに」のヒットにより知名度が爆発的に上昇した。
**他にも、「SUIT CD vol.4」に収録されていた劇中の挿入歌「暁の車」はファンの要望によりシングルカットされ、そのシングルCDがオリコンにランクインするという「アニメの挿入歌」としては異例ともいえるヒットを叩き出している。
*設定や劇中で見られた過激な殲滅やウイルスデマなどは本作放送当時は「現実味が無い」などと否定的に評価されることも少なくなかったが、後に現実世界でも同様の問題が起こるようになるなど、結果的に未来を予見する事となった。また、コーディネイターの存在も、ゲノム編集技術の進歩と共に現実味を帯びてきている。
*2006年には、続編の『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』ではなく、本タイトルでの劇場版制作がアナウンスされていたが、その後長い間音沙汰が無かった。様々な事情から企画が頓挫したのだと思われていたが、2021年に20周年企画「GUNDAM SEED PROJECT ignited」が発表され、外伝作品や新作ゲームなどと共に、劇場版が制作中であると発表され<ref>[https://hobby.dengeki.com/news/1264425/ 「機動戦士ガンダム SEED」シリーズの新プロジェクトが始動！ガンプラ「MG エクリプスガンダム」が発売決定!!TVシリーズの続編となる劇場作品や新作ゲームも ] 2021年5月28日閲覧。</ref>、後に『DESTINY』の後の話である劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の公開が告知された。
*2023年には、ガンダムシリーズ5作目となるパチンコ機「CRフィーバー機動戦士ガンダムSEED」が発売された。主題歌のライブイベントも含めたキャンペーンやテレビCMなど大々的に宣伝された。
== 脚注 ==
== 脚注 ==