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この作品では、歴史的勝者であることが約束されている[[地球連邦軍|連邦軍]]の負の面が大きく描かれ(ただし、[[コウ・ウラキ|主人公]]や所属する[[アルビオン隊]]メンバーは概ね良識的な軍人である)、それに対抗するジオン将兵達はほとんどが理想と義を重んじる兵士として描かれている。
 
この作品では、歴史的勝者であることが約束されている[[地球連邦軍|連邦軍]]の負の面が大きく描かれ(ただし、[[コウ・ウラキ|主人公]]や所属する[[アルビオン隊]]メンバーは概ね良識的な軍人である)、それに対抗するジオン将兵達はほとんどが理想と義を重んじる兵士として描かれている。
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こういったキャラクター描写には「[[デラーズ・フリート]]らジオン残党の[[テロリスト|行為]]を正当化しているのではないか」との批判もあるが、それに対して[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]艦隊が理想の裏にある現実を突きつける役割を担われており、ジオン残党を一方的に正義側に描いているわけではない。そもそもデラーズ・フリートは「軍人としての栄光」に酔っているだけで(元ジオン公国民を含めた)多くの一般市民の事は考えていない<ref>この点は最終話エピローグにおいて、[[デラーズ・フリート]]が行った[[地球]]への[[コロニー落とし]]([[星の屑作戦]])が、ジオン残党および[[スペースノイド]]への[[30バンチ事件|弾圧]]を行う[[ティターンズ]]の成立に正当性を与えた事からも明白である。</ref>(尤も、デラーズ・フリートにとって「ジオン'''共和国'''民」は敗北主義者の[[三輪防人|非国民]]なのだろうが)。主題歌にある通り'''「勝利者などいない戦い」'''として物語は収束していくこととなる。
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こういったキャラクター描写には「[[デラーズ・フリート]]らジオン残党の[[テロリスト|行為]]を正当化しているのではないか」との批判もあるが、それに対して[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]艦隊が理想の裏にある現実を突きつける役割を担われており、ジオン残党を一方的に正義側に描いているわけではない<ref>この点は最終話エピローグにおいて、[[デラーズ・フリート]]が行った[[地球]]への[[コロニー落とし]]([[星の屑作戦]])が原因で、ジオン残党および[[スペースノイド]]への[[30バンチ事件|弾圧]]を行う[[ティターンズ]]の成立を招いた事実からも明白である。</ref>。主題歌にある通り'''「勝利者などいない戦い」'''として物語は収束していくこととなる。
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[[核ミサイル|戦略核搭載]]の[[モビルスーツ]]であるGP02A[[ガンダム試作2号機]]の開発など、現場の責任問題では収まらない様々な問題を含むため、大事件ながら作中世界では宇宙世紀0099年に情報が公開されるまで'''事件や機体の存在自体が「正史として記録されていない」'''事になっていた<ref>メタ的には、作品は古いが時代設定は新しい『[[機動戦士Ζガンダム]]』に本作の技術が継承されていない理由付けである。</ref>。ただし軍関係者などは流石に隠しきれず、漫画『デイアフタートゥモロー』では[[アムロ・レイ]]も知っていたことになっている。また、書籍『アナハイム・ジャーナル』によると前述のとおり宇宙世紀0099年に一般公開された事となっている。
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[[核ミサイル|戦略核搭載]]の[[モビルスーツ]]であるGP02A[[ガンダム試作2号機]]の開発など、現場の責任問題では収まらない様々な問題を含むため、大事件ながら作中世界では宇宙世紀0099年に情報が公開されるまで'''事件や機体の存在自体が「正史として記録されていない」'''事になっていた。ただし軍関係者などは流石に知っており、漫画『デイアフタートゥモロー』では[[アムロ・レイ]]も知っていたことになっている。また、書籍『アナハイム・ジャーナル』ではGPシリーズの記録は宇宙世紀0099年に一般公開された事となっている。
    
劇場用に編集された『ジオンの残光』、シーマを中心として描かれた[[ドラマCD]]『宇宙の蜻蛉』、同じく劇中では描かれなかった戦闘を描いたドラマCD『ルンガ沖砲撃戦』などもある。
 
劇場用に編集された『ジオンの残光』、シーマを中心として描かれた[[ドラマCD]]『宇宙の蜻蛉』、同じく劇中では描かれなかった戦闘を描いたドラマCD『ルンガ沖砲撃戦』などもある。
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:「[[ソロモンの悪夢]]」の[[異名]]を持つジオンのエース。星の屑作戦の表舞台で大暴れする。とにかく頭の固い硬派な武人。
 
:「[[ソロモンの悪夢]]」の[[異名]]を持つジオンのエース。星の屑作戦の表舞台で大暴れする。とにかく頭の固い硬派な武人。
 
;[[シーマ・ガラハウ]]
 
;[[シーマ・ガラハウ]]
:元[[ジオン軍]]特殊部隊員。星の屑作戦の裏で暗躍する。ジオン軍に居た頃から汚れ仕事ばかりやらされていたため、デラーズの言う「大義」なんてものは信用していない。
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:元[[ジオン軍]]特殊部隊員。星の屑作戦の裏で暗躍する。ジオン軍に居た頃から汚れ仕事ばかりやっていた。
::ゲーム『ギレンの野望』以降は、初めての汚れ仕事は(コロニー落とし用の)コロニーに毒ガスを注入する際に睡眠薬と騙されたもので、自責の念で号泣するぐらいであった。その後、責任まで擦りつけられた事で今の性格となってしまった。
   
:戦艦リリー・マルレーンの艦長でもあり、彼女が率いる艦隊は海兵よりむしろ[[海賊]](正確に言えば、[[宇宙海賊]])に近い。
 
:戦艦リリー・マルレーンの艦長でもあり、彼女が率いる艦隊は海兵よりむしろ[[海賊]](正確に言えば、[[宇宙海賊]])に近い。
 
;[[ケリィ・レズナー]]
 
;[[ケリィ・レズナー]]