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*外国語表記:[[外国語表記::Eiji Kiriyama]]
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{{登場人物概要
*[[登場作品]]:
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| 読み = きりやま えいじ
**[[鉄のラインバレル (原作漫画版)]]
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| 登場作品 =
**[[鉄のラインバレル]]
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*{{登場作品 (人物)|鉄のラインバレル (原作漫画版)}}
*[[声優]]:速水奨、庄司将之(少年時代)
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*{{登場作品 (人物)|鉄のラインバレル}}
*種族:地球人(日本人・静岡出身)([[ファクター]])→[[マキナ人間]](アニメ版のみ)
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| 声優 = {{声優|速水奨|SRW=Y}}<br/>庄司将之(少年時代)<br/>西墻由香(幼少時代)
*性別:男
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|下口智裕}}(原作漫画版)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|平井久司|鉄のラインバレル}}(アニメ版)
*生年月日:1994年6月29日
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦L}}
*[[年齢]]:25歳
+
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
*身長:187cm
+
}}
*体重:68kg
+
 
*血液型:B型
+
{{登場人物概要
*好きな食べ物:百合子の手料理
+
| タイトル = プロフィール
*嫌いな食べ物:貝類
+
| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)([[ファクター]])→[[マキナ人間]](アニメ版のみ)
*趣味:機械いじり
+
| 性別 = [[性別::男]]
*所属:[[キリヤマ重工]]
+
| 生年月日 = 1994年6月29日
*役職:キリヤマ重工5代目社長⇒(加藤機関部隊長兼任)
+
| 年齢 = [[年齢::25]]
*[[マキナ]][[プリテンダー]]
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| 出身 = 静岡県
*キャラクターデザイン:下口智裕、平井久司(アニメ版)
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| 身長 = [[身長::187 cm]]
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| 体重 = [[体重::68 kg]]
 +
| 血液型 = [[血液型::B]]型
 +
| 所属 = キリヤマ重工
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| 役職 = [[役職::社長]] ⇒ (加藤機関部隊長兼任)
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| 趣味 = 機械いじり
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| 好きな食べ物 = 百合子の手料理
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| 嫌いな食べ物 = 貝類
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| マキナ = [[プリテンダー]]
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}}
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'''桐山英治'''は『[[鉄のラインバレル (原作漫画版)|鉄のラインバレル]]』の登場人物。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
キリヤマ重工5代目社長で[[プリテンダー]]の[[ファクター]]。[[森次玲二]]とは同級生であり、幼馴染の親友同士。
 
キリヤマ重工5代目社長で[[プリテンダー]]の[[ファクター]]。[[森次玲二]]とは同級生であり、幼馴染の親友同士。
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幼い頃は何かあるたびに森次を守っていたが、森次が自らの力を自覚していくにつれ、無茶をする森次を桐山が尻拭いをするという関係は変わらないも、守る立場が守られる立場へと逆転していった。だが彼の森次への思いは歪んでおり、「森次を救う正義の味方」という自らの正義に忠実すぎたが故に彼が自らの庇護対象でなくなることを許容できず、裏で不良たちを雇い森次にけしかけていた。やがて森次の体に痛覚が無いことを知ると、体の痛みではなく心の痛みを与えようと姉の森次百合子を間接的に殺害するという暴挙に出る<ref> 明確に描写されたのは原作漫画版のみだが、アニメ版でもドラマCDでこの件が語られている </ref> 。
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幼い頃は何かあるたびに森次を守っていたが、森次が自らの力を自覚していくにつれ、無茶をする森次を桐山が尻拭いをするという関係は変わらないながらも、守る立場が守られる立場へと逆転していった。だが彼の森次への思いは歪んでおり、「森次を救う正義の味方」という自らの正義に忠実すぎたが故に彼が自らの庇護対象でなくなることを許容できず、裏で不良たちを雇い森次にけしかけていた。やがて森次の体に痛覚が無いことを知ると、体の痛みではなく心の痛みを与えようと姉の森次百合子を間接的に殺害するという暴挙に出る<ref> 明確に描写されたのは原作漫画版のみ </ref> 。
    
彼がクーデターまがい<ref> アニメ版では本当にクーデター。 </ref> の軍事行動を起こしたのは主に[[JUDA]]社の乗っ取りのためだが、そのJUDA社乗っ取りを企んだそもそもの理由は森次の所属する特務部を取り込み、自らの支配下に置くこと。つまり、彼の目的は徹頭徹尾'''森次を自らの庇護下に置き、彼を救う正義の味方になること'''であり、自らの力をひけらかしたり、父親を「パパ」と呼んだりすることからもわかるように、体は大人になっても心は中学生時代からまったく成長していない幼稚さが目立つ人物である。
 
彼がクーデターまがい<ref> アニメ版では本当にクーデター。 </ref> の軍事行動を起こしたのは主に[[JUDA]]社の乗っ取りのためだが、そのJUDA社乗っ取りを企んだそもそもの理由は森次の所属する特務部を取り込み、自らの支配下に置くこと。つまり、彼の目的は徹頭徹尾'''森次を自らの庇護下に置き、彼を救う正義の味方になること'''であり、自らの力をひけらかしたり、父親を「パパ」と呼んだりすることからもわかるように、体は大人になっても心は中学生時代からまったく成長していない幼稚さが目立つ人物である。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦L]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦L}}
:初登場作。アニメ版設定なので敵として登場。マキナ人間として復活した後は命中率・回避率共に高くなっている。
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:初登場作品。アニメ版設定なので敵として登場。マキナ人間として復活した後は命中率・回避率共に高くなっている。
 
:ルートによってはマキナ人間となった状態しか戦えない事も。
 
:ルートによってはマキナ人間となった状態しか戦えない事も。
;[[スーパーロボット大戦UX]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}}
:原作漫画版で登場。終盤で原作同様に[[月]]突入作戦前に森次と和解し、自軍に加入する。
+
:原作漫画版設定で初登場、および音声を初収録。終盤で原作同様に[[月]]突入作戦前に森次と和解し、自軍に加入する。
 
:エンディングでは原作と異なり社長には復帰せず、完全に職を森次に譲っている。
 
:エンディングでは原作と異なり社長には復帰せず、完全に職を森次に譲っている。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 
:イベント「未来へ繋ぐ想い」にて[[カイルス]]と合流。
 
:イベント「未来へ繋ぐ想い」にて[[カイルス]]と合流。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
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:原作漫画版設定。2019年7月のイベント「希望が導いた想像」にて名前のみ登場。原作終盤の設定のため、桐山社長として名前が挙がる。
   −
== パイロットステータス設定の傾向 ==
+
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
『[[スーパーロボット大戦L|L]]』では能力自体はそこそこだが、ラインバレル勢で最大の[[回避]]が問題。マキナ人間化してからは全能力が一律で5上がり、森次より強くなる(回避に至っては125とスティング、グレイスと同値)。
 
『[[スーパーロボット大戦L|L]]』では能力自体はそこそこだが、ラインバレル勢で最大の[[回避]]が問題。マキナ人間化してからは全能力が一律で5上がり、森次より強くなる(回避に至っては125とスティング、グレイスと同値)。
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:'''[[必中]]、[[加速]]、[[集中]]、[[突撃]]、[[熱血]]'''
 
:'''[[必中]]、[[加速]]、[[集中]]、[[突撃]]、[[熱血]]'''
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
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=== [[特殊スキル]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦L|L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L|L]]
 
:
 
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:昔からの親友。桐山が掲げている正義は自身のものというより、学生時代に彼が掲げていたものである。
 
:昔からの親友。桐山が掲げている正義は自身のものというより、学生時代に彼が掲げていたものである。
 
;森次百合子
 
;森次百合子
:原作では彼女を間接的に死に追いやる。『[[L]]』ではこの設定が取り入れられている。
+
:原作では彼女を間接的に死に追いやる。
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:『L』ではこの設定が取り入れられている。
 
;桐山修蔵
 
;桐山修蔵
 
:父親。英治によって無理やり退陣させられた元代表で、英治の暴走を止めるべくその行いを森次に詫び、息子の救いを求めた。アニメには未登場。
 
:父親。英治によって無理やり退陣させられた元代表で、英治の暴走を止めるべくその行いを森次に詫び、息子の救いを求めた。アニメには未登場。
:UXでは名前のみ言及され、原作同様に成敗された息子を海外へ旅立たせた。
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:『UX』では名前のみ言及され、原作同様に成敗された息子を海外へ旅立たせた。
 
;[[早瀬浩一]]
 
;[[早瀬浩一]]
 
:最終的に英治の正義を間違いだと断罪した。
 
:最終的に英治の正義を間違いだと断罪した。
 
;[[道明寺誠]]
 
;[[道明寺誠]]
:アニメ版ではクーデターの際に特自隊員である彼を手中に収める。最も、彼は結局裏切るのだが。
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:アニメ版ではクーデターの際に[[特自隊員]]である彼を手中に収める。もっとも、彼は結局裏切るのだが。
 
;[[菅原マサキ]]
 
;[[菅原マサキ]]
:アニメ版では敗北後に彼に拾われ、[[マキナ人間]]に改造される。原作漫画版ではヒトマキナとの戦いに際し同僚となる。
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:アニメ版では敗北後に彼に拾われ、[[マキナ人間]]に改造される。
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:原作漫画版ではヒトマキナとの戦いに際し同僚となる。
 
;[[ユリアンヌ・フェイスフル]]
 
;[[ユリアンヌ・フェイスフル]]
 
:[[迅雷 (ラインバレル)|迅雷]]開発アドバイザーであり、英治の右腕的存在。
 
:[[迅雷 (ラインバレル)|迅雷]]開発アドバイザーであり、英治の右腕的存在。
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;「なぁにどうせ昔からお前を守るコトが俺の役目だったんだ それに前にも言っただろ――」<br />「俺はお前の味方だって」
 
;「なぁにどうせ昔からお前を守るコトが俺の役目だったんだ それに前にも言っただろ――」<br />「俺はお前の味方だって」
 
:雨の中痛みに傷ついた森次に優しく手をさしのべながらの一言。言葉と行動だけ見れば善意に満ちているが、その表情は'''悦楽に満ちた笑顔で醜悪に歪んでおり'''、森次は自らの過ちを悟ることとなった。
 
:雨の中痛みに傷ついた森次に優しく手をさしのべながらの一言。言葉と行動だけ見れば善意に満ちているが、その表情は'''悦楽に満ちた笑顔で醜悪に歪んでおり'''、森次は自らの過ちを悟ることとなった。
;「なァ、玲二……お、お前はひとつだけ間違ってるよ」<br />「ぼ、僕は……お前だけの正義の味方になりたかったんだよ……」
+
;「なァ 玲二…お、お前はひとつだけ間違ってるよ」<br />「ぼ、僕は――お前だけの正義の味方になりたかったんだよ」
:原作漫画版で早瀬に倒された後、改めて森次に語った自分の本心。だが森次はこの本心もすでに理解していた。『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では[[DVE]]で再現されている。
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:第40話「黄昏の断罪」より。浩一に倒された後、改めて森次に語った自分の本心。だが森次はこの本心もすでに理解していた。『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では[[DVE]]で再現されている。
;「こんな僕でもまだ必要としてくれたんだ…捨て駒だろうと全うしてみせるよ」
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;「こんな僕でも まだ必要としてくれたんだ…捨て駒だろうと全うしてみせるよ」
:単独で敵拠点突入という、生存確率の低い作戦に決死の覚悟で挑む。
+
:第86話「新生の翼」より。単独で敵拠点突入という、生存確率の低い作戦に決死の覚悟で挑む。
;「何してるプリテンダー!? 僕は逃げるつもりはない!!!」<br />「「僕の命を守る」?そ れなら尚更逃げるコトはやめてくれ」<br />「お前には解らないだろうな…ここで逃げるというコトはね 僕にとっては――」<br />「命を失う以上のコトなんだよ!!!」
+
;「畜生!! このままなんの役にも立たずに終われるかァ!!!」
:月のジャミング施設破壊の任を帯びて向かった先でヒトマキナに包囲され、絶体絶命の危機を迎えながらも、自身やファクターを守ろうと自発的に離脱しようとしたプリテンダーを制止して命がけで戦いに挑む桐山英治。以前やアニメ版とは完全に別人である。
+
:第87話「月世界へいく」より。月のジャミング施設による電波妨害でプリテンダーの制御や視界を奪われた状態から妨害範囲を抜けた途端に唐突に現れた地表を目前に発した台詞。直後に変形をしながらの強行着陸に成功しているが…。
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;「それなら―― ビンゴだ… 見るからに電波を発してそうなのがあるじゃないか… 場所的にも間違いない―― アレがジャミング施設だな」
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:第88話「月の電波塔」より。着陸した所が[[東京]]と酷似している事から即座に東京タワーを目的地だと確信する(同作での地球に有ったものは[[王政陸]]によって破壊されている)。
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;「何してるプリテンダー!? 僕は逃げるつもりはない!!!」<br />「「僕の命を守る」? それなら尚更逃げるコトはやめてくれ」<br />「お前には解らないだろうな…ここで逃げるというコトはね 僕にとっては―――」<br />「命を失う以上のコトなんだよ!!!」
 +
:第89話「抑圧からの解放」より。月のジャミング施設破壊の任を帯びて向かった先でヒトマキナに包囲され、絶体絶命の危機を迎えながらも、自身やファクターを守ろうと自発的に離脱しようとしたプリテンダーを制止して命がけで戦いに挑む桐山英治。以前やアニメ版とは完全に別人である。
 
;「ナーブクラックの機動を舐めるなよ」
 
;「ナーブクラックの機動を舐めるなよ」
:大型ミサイルによるジャミング施設の破壊を妨害するヒトマキナ丙型だったが、桐山は二発目のミサイルに無線式ナーブクラックを打ち込み、その推進力でもって変幻自在の機動を描き施設の破壊を成し遂げることに成功。ヒトマキナの想像を見事に凌駕して見せたのだった。
+
:同上。大型ミサイルによるジャミング施設の破壊を妨害するヒトマキナ丙型だったが、桐山は二発目のミサイルに無線式ナーブクラックを打ち込み、その推進力でもって変幻自在の機動を描き施設の破壊を成し遂げることに成功。ヒトマキナの想像を見事に凌駕して見せたのだった。
 
:なおこの台詞、実は4巻の陸戦でイズナが言った台詞の対応。
 
:なおこの台詞、実は4巻の陸戦でイズナが言った台詞の対応。
;「ありがとう…早瀬君…」<br />「過去にあんな酷いコトをした僕を……助けたいって思ってくれただけで僕は十分だよ……」
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;「ありがとう…早瀬君…」<br />「過去に あんな酷いコトをした僕を………助けたいって思ってくれただけで僕は十分だよ……」
:任務を達成するも、ヒトマキナに包囲され蹂躙されるプリテンダーのコクピットからの言葉。改心した桐山の誠実さが窺い知れる。
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:同上。任務を達成するも、ヒトマキナに包囲され蹂躙されるプリテンダーのコクピットからの言葉。改心した桐山の誠実さが窺い知れる。
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;桐山「そうか…… なにをしたのか知らないケド 取り返しのつかないコトなら 僕も前にしてしまったよ」<br/>「それは決して赦されるコトじゃない」<br/>森次「英治…」<br/>桐山「奪ってしまったモノを返すコトはもう出来ない…… …だからせめてこれ以上 他の誰かが大切なモノを奪われないように僕は全力で戦う」<br/>「それだけが―― 僕に許された[[正義]]だから」<br/>森次「…そうだな…」
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:第118話「抜錨」より。森次が「[[早瀬浩一|取り返しのつかないコト]]をしてしまったかもしれん」と漏らした際に、改めて返した言葉。森次に赦されてなお、桐山自身は自身を赦していないコトを語っている。
    
=== アニメ版 ===
 
=== アニメ版 ===
;「親愛なる国民の諸君! 見てくれたかい? この桐山栄治の華麗なる活躍を!今日からボクが、正義の味方だ!」
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;「親愛なる国民の諸君! 見てくれたかい? この桐山栄治の華麗なる活躍を! 今日から僕が、正義の味方だ!」
:14話次回予告。絵美からの感想(?)は無論「あなた、最低です!」であった。
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:♯13の次回予告より。絵美からの感想(?)は無論「あなた、最低です!」であった。
;「親愛なる国民の諸君! 逆らうヤツは、ボクのプリテンダーでプチッといくよ! プチッと! だってこのボクこそがこの国の正義なん…」
+
:絵美役の能登麻美子氏は「'''桐山は浩一と同じくらい言いやすい相手でした'''」とコメントしている。
:15話次回予告。まさかの二連続だが、それを言いきる前に絵美に「あなた、最低です!」とぶった切られてしまう。
+
;「親愛なる国民の諸君! 逆らうやつは、ボクのプリテンダーでプチッといくよ。プチッと。だって、この僕こそがこの国の正義なん…」
 +
:♯14の次回予告。まさかの二連続だが、それを言いきる前に絵美に「あなた、最低です!」とぶった切られてしまう。
 
;「玲二は何も悪くない! 悪いのは、玲二の正義を認めない世界の方だ! この腐った世界が百合子さんを殺したんだ!」
 
;「玲二は何も悪くない! 悪いのは、玲二の正義を認めない世界の方だ! この腐った世界が百合子さんを殺したんだ!」
 
:21話「狂気の翼」での森次の回想にて。
 
:21話「狂気の翼」での森次の回想にて。
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:第36話「正義のために」より。『L』での最期の台詞。マキナ人間と化しながらも、最後まで彼は自分を失わなかった。
 
:第36話「正義のために」より。『L』での最期の台詞。マキナ人間と化しながらも、最後まで彼は自分を失わなかった。
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=== UX ===
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=== UX ===
 
;「コイツが報告にあった小型ガンダムか? 解剖して我が社の新製品開発の参考にさせてもらうのもいいかな…!」
 
;「コイツが報告にあった小型ガンダムか? 解剖して我が社の新製品開発の参考にさせてもらうのもいいかな…!」
 
:対[[龍装劉備ガンダム|劉備]]、[[曹操ガンダム|曹操]]、[[孫権ガンダム|孫権]]との戦闘前会話。
 
:対[[龍装劉備ガンダム|劉備]]、[[曹操ガンダム|曹操]]、[[孫権ガンダム|孫権]]との戦闘前会話。
154行目: 175行目:  
;「宇宙人め…! 地球は我々人間のモノだ!」
 
;「宇宙人め…! 地球は我々人間のモノだ!」
 
:[[フェストゥム]]との特殊戦闘台詞。元ネタは恐らく『ウルトラセブン』第42話「ノンマルトの使者」のラストにて海底人ノンマルトの基地を壊滅させた際のキリヤマ隊長の名台詞「海も我々人間のモノだ!」であろう。
 
:[[フェストゥム]]との特殊戦闘台詞。元ネタは恐らく『ウルトラセブン』第42話「ノンマルトの使者」のラストにて海底人ノンマルトの基地を壊滅させた際のキリヤマ隊長の名台詞「海も我々人間のモノだ!」であろう。
 +
:余談ではあるが、ノンマルトは地球の先住民を名乗る種族であり、同エピソードはキリヤマ隊長含め地球人側の正当性に疑問を抱かせるような結末となっている。
 +
:奇しくも「遥か昔に地球に飛来したミールが人類の進化の引き金となった」という設定がフェストゥムにもあるため、恐らくその点を意識したセリフ回しなのだろう。
 +
;「君のその戦い方は…!」<br />「無駄に被害が広がる戦い方はよすんだ!」
 +
:いずれも[[九条美海|美海]]に対する援護攻撃および援護防御台詞。原作では絡みが少なかったが、彼女の戦い方は知っていた様子。
 
;「地球の平和は、人類の手で守り抜かなきゃならないんだ!誰の手も借りない!」
 
;「地球の平和は、人類の手で守り抜かなきゃならないんだ!誰の手も借りない!」
 
:[[カリ・ユガ]]との特殊戦闘台詞。邪神によって可能性を生みすぎた世界を閉じようとする「神」に、「一人の人間」として桐山が挑む。そう、人類の手で平和を守りぬくために。
 
:[[カリ・ユガ]]との特殊戦闘台詞。邪神によって可能性を生みすぎた世界を閉じようとする「神」に、「一人の人間」として桐山が挑む。そう、人類の手で平和を守りぬくために。
 
:そして、この台詞もまた、『ウルトラセブン』最終話「史上最大の侵略(後編)」のクライマックスにおけるキリヤマ隊長の名台詞が元ネタであると思われる。
 
:そして、この台詞もまた、『ウルトラセブン』最終話「史上最大の侵略(後編)」のクライマックスにおけるキリヤマ隊長の名台詞が元ネタであると思われる。
 +
:原作者の清水・下口両氏は[[ULTRAMAN (アニメ)|ウルトラマンシリーズのスピンオフ漫画]]を執筆しており、ウルトラマンとは縁深い。
    
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
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