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| :原作通りランタオ島でドモンと戦った後に亡くなり埋葬されていた。しかし'''DG細胞により蘇生させられ、自らの蘇生理由を悟ると改めて意志の力でDG細胞を制御下に置く'''<ref>そのため原作の[[シュバルツ・ブルーダー]]同様の生体アンドロイド、すなわち機械と人間の中間的な存在であるゾンダリアンやエヴォリュダーに近い存在になっている。凱のGストーンの誤認を招くというクロスオーバーもある。</ref>という驚愕の復活を果たし、主人公部隊の前にマスターガンダムとともに姿を現す。 | | :原作通りランタオ島でドモンと戦った後に亡くなり埋葬されていた。しかし'''DG細胞により蘇生させられ、自らの蘇生理由を悟ると改めて意志の力でDG細胞を制御下に置く'''<ref>そのため原作の[[シュバルツ・ブルーダー]]同様の生体アンドロイド、すなわち機械と人間の中間的な存在であるゾンダリアンやエヴォリュダーに近い存在になっている。凱のGストーンの誤認を招くというクロスオーバーもある。</ref>という驚愕の復活を果たし、主人公部隊の前にマスターガンダムとともに姿を現す。 |
| :再び生を得たマスターの目的は、人類の未来を拓くため、「黄昏の時代」における人々の見えない倦怠を吹き飛ばし、閉塞した時代を打破すること。その手段は人々の心に訴える「真のガンダムファイト」により、全人類に流派東方不敗の思想を学ばせる(マスターの言葉を借りれば'''「全人類を自らの弟子にする」<ref>ある意味、シャアの「粛清を通じて全人類をニュータイプにする」という思想をポジティヴ化したものとも言える。</ref>''')ことで、心身を強くすることを図ることだった。その筆頭には成長したドモンを据えれば万全だと考えていたが、肝心のドモンが迷いに囚われていたので、改めて相応しい器に鍛え上げるため、あえて敵を装い乗り越えるべき壁として立ちはだかった。後に多くの仲間たちと共に切磋琢磨し、迷いを乗り越えて新たな強さを得たドモンの成長を大いに喜ぶと共に、「真のガンダムファイト」によって全人類の闘志を呼び覚ました。 | | :再び生を得たマスターの目的は、人類の未来を拓くため、「黄昏の時代」における人々の見えない倦怠を吹き飛ばし、閉塞した時代を打破すること。その手段は人々の心に訴える「真のガンダムファイト」により、全人類に流派東方不敗の思想を学ばせる(マスターの言葉を借りれば'''「全人類を自らの弟子にする」<ref>ある意味、シャアの「粛清を通じて全人類をニュータイプにする」という思想をポジティヴ化したものとも言える。</ref>''')ことで、心身を強くすることを図ることだった。その筆頭には成長したドモンを据えれば万全だと考えていたが、肝心のドモンが迷いに囚われていたので、改めて相応しい器に鍛え上げるため、あえて敵を装い乗り越えるべき壁として立ちはだかった。後に多くの仲間たちと共に切磋琢磨し、迷いを乗り越えて新たな強さを得たドモンの成長を大いに喜ぶと共に、「真のガンダムファイト」によって全人類の闘志を呼び覚ました。 |
− | :敵として現れた際に「弱いものは滅ぶしかない」と弱肉強食の論理に染まったような口ぶりを見せていたが、これも立場上「人は弱いままでは滅ぶしかない。しかしそのままにするつもりはない」という真意をあえてぼかしていたため。そのため愛する地球を滅ぼそうとする[[ゾンダー]]や[[クラックス・ドゥガチ]]、人に[[幸せの時|歪んだ善意]]を押し付ける[[カギ爪の男]]などに対しては、敵味方の枠を超えて叩き潰しに現れる。全ての行動に一貫性があり、根底にあるのは'''「愛」そのもの'''。人類と地球を愛するゆえに立ち上がり、かつて人類に絶望した自らの行動を正した愛弟子を厳しくも鍛え直し、導いていくなど、情の厚さが強調して描かれている。 | + | :敵として現れた際に「弱いものは滅ぶしかない」と弱肉強食の論理に染まったような口ぶりを見せていたが、これも立場上「人は弱いままでは滅ぶしかない。しかしそのままにするつもりはない」という真意をあえてぼかしていたため。そのため、地球へのコロニー落としを強行しようとするネオ・ジオンに愛する地球を滅ぼそうとする[[ゾンダー]]や[[クラックス・ドゥガチ]]、人に[[幸せの時|歪んだ善意]]を押し付ける[[カギ爪の男]]などに対しては、敵味方の枠を超えて叩き潰しに現れる。全ての行動に一貫性があり、根底にあるのは'''「愛」そのもの'''。人類と地球を愛するゆえに立ち上がり、かつて人類に絶望した自らの行動を正した愛弟子を厳しくも鍛え直し、導いていくなど、情の厚さが強調して描かれている。 |
| + | :地球人の戦闘能力の高さを評価している[[UND]]のスカウト対象にも当然入っており、多くの版権主人公が「A級対象」という高いスカウトランクを誇る中でも、東方不敗は「S級対象」となっている事が[[ルーディー・ピーシーザルト]]によって明かされている。 |
| :[[ホシノ・ルリ]]同様、スキルラーニングで習得できない3つのスキルを持つがマスターガンダムの武装は全て[[サイズ差補正無視]]が付いているため、同スキルを習得できないようになっている。 | | :[[ホシノ・ルリ]]同様、スキルラーニングで習得できない3つのスキルを持つがマスターガンダムの武装は全て[[サイズ差補正無視]]が付いているため、同スキルを習得できないようになっている。 |
| :激闘ルートのエンディングではアルティメットガンダムを連れ、[[ゾンダー]]に機界昇華された星々を元に戻す旅に出る。元に戻した後は、去り際に'''『異星人であることを明かすつもりだ』'''という『新』を意識したような発言をしている。 | | :激闘ルートのエンディングではアルティメットガンダムを連れ、[[ゾンダー]]に機界昇華された星々を元に戻す旅に出る。元に戻した後は、去り際に'''『異星人であることを明かすつもりだ』'''という『新』を意識したような発言をしている。 |
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| :また、今自分がいる世界を「偽りの世界」と認識しているなど早い段階で記憶を取り戻しており、味方にそれを問われた際はいずれそのことを話すと言っていたが、明かされることなく終わった。 | | :また、今自分がいる世界を「偽りの世界」と認識しているなど早い段階で記憶を取り戻しており、味方にそれを問われた際はいずれそのことを話すと言っていたが、明かされることなく終わった。 |
| ; {{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}} | | ; {{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}} |
− | :イベント「轟き叫べ! 愛の名を!」では『超級!』でのテキーラガンダムのエピソードを参考にしたのか、'''ネオジャパンの開発した特効薬によって病が完治し'''、レイン達に流派東方不敗の手ほどきをしている。同イベントでボイス付きパイロットパーツが登場。'''主人公であるドモンより早い実装となる'''(2020年現在ドモンのボイス付きPPは未だに実装されていない)。 | + | :イベント「轟き叫べ! 愛の名を!」では『超級!』でのテキーラガンダムのエピソードを参考にしたのか、'''ネオジャパンの開発した特効薬によって病が完治し'''、レイン達に流派東方不敗の手ほどきをしている。同イベントでボイス付きパイロットパーツが登場。'''『Gガンダム』唯一のボイスパーツ実装となった'''(主人公であるドモンはΩスキル演出のみのボイス実装で、パイロットパーツには実装されなかった)。 |
| :2020年9月のイベント「並行世界大冒険であります!」では[[生身ユニット]]として登場。SR・SSRファイターでSSRは大器型。『F』以来23年ぶりの生身参戦で、恒常的に味方で使用できる生身ユニットとしては本作が初となる。何気にマスターガンダム搭乗時と精神コマンドが変更されている。 | | :2020年9月のイベント「並行世界大冒険であります!」では[[生身ユニット]]として登場。SR・SSRファイターでSSRは大器型。『F』以来23年ぶりの生身参戦で、恒常的に味方で使用できる生身ユニットとしては本作が初となる。何気にマスターガンダム搭乗時と精神コマンドが変更されている。 |
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| ;マスタークロス | | ;マスタークロス |
| :彼を象徴する武器…というより布。原作ではこれを[[デスアーミー]]に巻きつけて転倒させたり、発射された実弾を掴んで投げ返したりと生身でMSを撃破する超人ぶりを大いに発揮していた。 | | :彼を象徴する武器…というより布。原作ではこれを[[デスアーミー]]に巻きつけて転倒させたり、発射された実弾を掴んで投げ返したりと生身でMSを撃破する超人ぶりを大いに発揮していた。 |
| + | :流派東方不敗にとって、なんの変哲もない布ですら凶器にすることができるのだ。 |
| :なお、弟子のドモンもハチマキで[[キラル・メキレル|キラル]]のバイザーを砕いており、布を武器にするのはれっきとした[[流派東方不敗]]の技な様子。 | | :なお、弟子のドモンもハチマキで[[キラル・メキレル|キラル]]のバイザーを砕いており、布を武器にするのはれっきとした[[流派東方不敗]]の技な様子。 |
| :ちなみに『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では計算上、初期レベルでも[[クリティカル]]が出れば'''[[第3使徒サキエル]]の[[A.T.フィールド]]を突き破ってダメージを与える'''ことが可能。ゲーム本編では[[使徒]]と顔を合わせる機会はないが、出会ったら生身のまま使徒を殲滅する姿が拝めたかも知れない。 | | :ちなみに『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では計算上、初期レベルでも[[クリティカル]]が出れば'''[[第3使徒サキエル]]の[[A.T.フィールド]]を突き破ってダメージを与える'''ことが可能。ゲーム本編では[[使徒]]と顔を合わせる機会はないが、出会ったら生身のまま使徒を殲滅する姿が拝めたかも知れない。 |
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| === リアル系 === | | === リアル系 === |
| ;[[テンカワ・アキト]] | | ;[[テンカワ・アキト]] |
− | :『T』ではドモンからの薫陶を受けたアキトの動きに流派東方不敗の流れがあると看破し、孫弟子とみなしてその腕を見極めんとする。 | + | :『T』ではドモンからの薫陶を受けたアキトの動きに流派東方不敗の流れがあると看破し、孫弟子とみなしてその腕を見極めんとする。『T』における東方不敗の目的(全人類に流派東方不敗を学ばせる)を考えると自分の目標を最初に達成した人物とも言える。 |
| ;[[北辰]] | | ;[[北辰]] |
| :『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では、木連との和平交渉が決裂しかぐらづきから脱出する際に彼が率いる北辰衆と交戦するが、彼らの包囲網をドモンと共に放つ必殺技・超級覇王電影弾を放って一蹴し突破する。 | | :『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では、木連との和平交渉が決裂しかぐらづきから脱出する際に彼が率いる北辰衆と交戦するが、彼らの包囲網をドモンと共に放つ必殺技・超級覇王電影弾を放って一蹴し突破する。 |
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| :「この世は常に新しい波乱に満ち溢れている! 嘆きと助けを求める声は天を破らんばかりだ! 見よ、そのため東方は赤く燃えているではないか! 流派東方不敗の役目は王者の風を吹かせ、それを鎮めることなのだ!」という意味が込められている。 | | :「この世は常に新しい波乱に満ち溢れている! 嘆きと助けを求める声は天を破らんばかりだ! 見よ、そのため東方は赤く燃えているではないか! 流派東方不敗の役目は王者の風を吹かせ、それを鎮めることなのだ!」という意味が込められている。 |
| :原典の「新一派 東方不敗 王者之風 全新招式 石破天驚 看招 血染東方一片紅」とは意味が異なるが、死の間際の問答後にこちらも登場した。 | | :原典の「新一派 東方不敗 王者之風 全新招式 石破天驚 看招 血染東方一片紅」とは意味が異なるが、死の間際の問答後にこちらも登場した。 |
− | :『第2次G』や『新』ではマップ上の生身アイコンで、『F』では専用デモで再会の演舞バージョンを再現。『T』ではエーストークであろうことか[[ラミィ・アマサキ|ラミィ]]に続きを促す(そしてラミィも律儀に乗っかかる)。 | + | :『第2次G』や『新』ではマップ上の生身アイコンで、『F』では専用デモで再会の演舞バージョンを再現。『T』ではエーストークであろうことか[[ラミィ・アマサキ|ラミィ]]に続きを促す(そしてラミィも律儀に乗っかる)。 |
| ;「つまりはっ、『ハメルンの笛吹き』ッ!」 | | ;「つまりはっ、『ハメルンの笛吹き』ッ!」 |
| :新宿にて、デスアーミーの群れを一掃するため、一か所に集めて海に追い落とす作戦を披露した際に。作戦内容及びその童話になぞらえた作戦名自体には問題はないのだが、この台詞の際東方不敗は自らのお下げを横笛に見立てて口元に当てるという、彼の容姿や性格とのギャップが著しい、普通ならどう考えても笑わせようとしてるとしか思えない珍奇な決めポーズをとる。が、作中では別にギャグシーンとしては扱われておらず、そのまま話が進む。この辺がGガンダムのノリである。 | | :新宿にて、デスアーミーの群れを一掃するため、一か所に集めて海に追い落とす作戦を披露した際に。作戦内容及びその童話になぞらえた作戦名自体には問題はないのだが、この台詞の際東方不敗は自らのお下げを横笛に見立てて口元に当てるという、彼の容姿や性格とのギャップが著しい、普通ならどう考えても笑わせようとしてるとしか思えない珍奇な決めポーズをとる。が、作中では別にギャグシーンとしては扱われておらず、そのまま話が進む。この辺がGガンダムのノリである。 |
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| ;「ふん…さっきは言いおったな…! 言いたい事があるならはっきり言えと!」<br />「ならば言ってやろう…そう! だからお前はアホなのだぁ!!」 | | ;「ふん…さっきは言いおったな…! 言いたい事があるならはっきり言えと!」<br />「ならば言ってやろう…そう! だからお前はアホなのだぁ!!」 |
| :ゴッドガンダムに乗り移らんと生身で飛び出したドモンを前にして。直後ディスタントクラッシャーでドモンを狙う。しかし、それを阻んだのは[[シャイニングガンダム|ドモンのかつての愛機]]であった。 | | :ゴッドガンダムに乗り移らんと生身で飛び出したドモンを前にして。直後ディスタントクラッシャーでドモンを狙う。しかし、それを阻んだのは[[シャイニングガンダム|ドモンのかつての愛機]]であった。 |
− | ;「ドモォォォン!」<br />「ド…ドモン!新しいガンダムなぞ、乗れると思うなよ!物事はそう簡単にいかんという事を、このワシが身をもって教えてくれるわぁっ!」<br />「うはははははは! ざまぁみろぉ!」
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− | :シャイニングガンダムという犠牲を払いながらも、なんとかキャリアーの下にたどり着いたドモンだったが、東方不敗は執念深くドモンを追い詰めていく。三行目はドモンが乗り込もうとしたゴッドガンダムのキャリアーを攻撃しながら。実に大人気ない。
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− | ;「出てこぉいドモォォン! 決着は生身でつけようぞぉ! そう、''今さらなんでメカに頼ろうものかぁ!!''出ろぉ! 貴様も武闘家ならば、自分の体で闘ってみろぉっ!」
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− | :新型の[[ゴッドガンダム]]に乗り込んだドモンを引きずり出そうと躍起になる。……さり気なくガンダムファイトを、或いはこの作品がロボットアニメだという事を全否定している気がしなくもない。なおメカに頼るなと言いながらこの後に'''メカ(マスターガンダム)の電撃でドモンをあぶり出そうとする'''辺り相当焦っていた様子。
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| ;「最後のパワーで、一気に再生してくれるわぁぁ!! 勝負だドモォォンッ! …ぬぅっ!?」<br />ドモン「お前と遊んでいる暇はない!! 俺はネオホンコンへ…行くッ!!」<br />「うあぁぁぁぁ…ぬおぉぉぉぉぉ!?!」 | | ;「最後のパワーで、一気に再生してくれるわぁぁ!! 勝負だドモォォンッ! …ぬぅっ!?」<br />ドモン「お前と遊んでいる暇はない!! 俺はネオホンコンへ…行くッ!!」<br />「うあぁぁぁぁ…ぬおぉぉぉぉぉ!?!」 |
| :ギアナ高地編クライマックス。ゴッドガンダムが起動を果たすが、東方不敗はそれを何するものぞと破損した部分を再生させドモンに立ち向かう。しかしネオホンコンへ急ぐドモンにとってはただの悪足掻きに過ぎなかった。頭部を摑まれ、地面に叩きつけられた挙げ句最大出力のバーニアのバックファイアで引導を渡されてしまう。そんな馬鹿なと言わんばかりにホワイトアウトしていく東方不敗。ここで退場か、と思いきや…。 | | :ギアナ高地編クライマックス。ゴッドガンダムが起動を果たすが、東方不敗はそれを何するものぞと破損した部分を再生させドモンに立ち向かう。しかしネオホンコンへ急ぐドモンにとってはただの悪足掻きに過ぎなかった。頭部を摑まれ、地面に叩きつけられた挙げ句最大出力のバーニアのバックファイアで引導を渡されてしまう。そんな馬鹿なと言わんばかりにホワイトアウトしていく東方不敗。ここで退場か、と思いきや…。 |
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| ;「止めろドモン!貴様、実の兄をその手で殺めるつもりかぁ!!」 | | ;「止めろドモン!貴様、実の兄をその手で殺めるつもりかぁ!!」 |
| :デビルガンダムに飛び移ったシュバルツに促され、とどめの石破天驚拳を放とうとするドモンを必死で制止する。 | | :デビルガンダムに飛び移ったシュバルツに促され、とどめの石破天驚拳を放とうとするドモンを必死で制止する。 |
− | :デビルガンダムの破壊を食い止めるために情に訴えるという一見姑息な物言いに聞こえるが、東方不敗の真意を踏まえると、自分自身が加担した陰謀に意図せずして巻き込んでしまった愛弟子に、肉親殺しという重い罪を背負わせたくないという彼の思いが垣間見える一言だと言えよう。 | + | :デビルガンダムの破壊を食い止めるために情に訴えるという姑息な物言いに聞こえるが、東方不敗の真意を踏まえると、自分自身が加担した陰謀に意図せずして巻き込んでしまった愛弟子に、肉親殺しという重い罪を背負わせたくないという彼の思いが垣間見える一言ともとれる。 |
| ;「ドモンよ…デビルガンダムがもともとは地球再生のために造られたという事はシュバルツから聞いたであろう。<br />だが、地球に落下したショックで異変が生じ、地球再生のための三大理論を飛躍させ、ある答えを導き出した。それこそが人類抹殺よ…」<br />ドモン「あ、あんた…!?」<br />「分からぬか? 地球を汚す人類そのものがいなければ、自然は自ずと蘇る。<br />そして最強の力を持ったデビルガンダムさえいればもう誰も地球へ降りられなくなる…。<br />ふははは…はははははは…そうだ…それがいい…! それが一番だ!<br />''そのためならば人類など滅びてしまえぇっ!''うぁっはっはっはっは…!」<br />ドモン「し…師匠…」 | | ;「ドモンよ…デビルガンダムがもともとは地球再生のために造られたという事はシュバルツから聞いたであろう。<br />だが、地球に落下したショックで異変が生じ、地球再生のための三大理論を飛躍させ、ある答えを導き出した。それこそが人類抹殺よ…」<br />ドモン「あ、あんた…!?」<br />「分からぬか? 地球を汚す人類そのものがいなければ、自然は自ずと蘇る。<br />そして最強の力を持ったデビルガンダムさえいればもう誰も地球へ降りられなくなる…。<br />ふははは…はははははは…そうだ…それがいい…! それが一番だ!<br />''そのためならば人類など滅びてしまえぇっ!''うぁっはっはっはっは…!」<br />ドモン「し…師匠…」 |
| :ドモンとウォンにデビルガンダムの真意「人類抹殺」を憂いしく語り、自身の心中を絶望と共に吐露する。小説版の東方不敗の設定がここにある。後半部の狂ったような笑いの中にも彼の哀しみが感じられる。ドモンはあまりの事に言葉を失い、ウォンはその様子を「狂っている」と評した。IMPACTではシュバルツも[[飛影]]に助けられてこの場に居合わせたが、彼ですら東方不敗の真の目的には唖然としていた。Jではあの[[ムルタ・アズラエル]]でさえ「イカれている」と称している。 | | :ドモンとウォンにデビルガンダムの真意「人類抹殺」を憂いしく語り、自身の心中を絶望と共に吐露する。小説版の東方不敗の設定がここにある。後半部の狂ったような笑いの中にも彼の哀しみが感じられる。ドモンはあまりの事に言葉を失い、ウォンはその様子を「狂っている」と評した。IMPACTではシュバルツも[[飛影]]に助けられてこの場に居合わせたが、彼ですら東方不敗の真の目的には唖然としていた。Jではあの[[ムルタ・アズラエル]]でさえ「イカれている」と称している。 |
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| ;「あぁ…ドモン…お前と新宿で出会わなければ…お前がガンダムファイターになどならなければ…」<br />「こんな…こんなことにはならなんだのに…」 | | ;「あぁ…ドモン…お前と新宿で出会わなければ…お前がガンダムファイターになどならなければ…」<br />「こんな…こんなことにはならなんだのに…」 |
| :自身を超えた弟子に抱えられ、彼は涙を流しながら、ギアナ高地での激闘の際に漏らした恨み言を再び繰り返しながら、後悔の念を吐露する…。本当は戦いたくなどなかった。戦いたくなかったのに、天の悪戯か、弟子であるドモンにまで忌まわしいガンダムファイトの魔の手が及び、不本意ながらも巻き込んでしまった。こんな馬鹿げた覇権争いに弟子だけは関わってもらいたくなかった。なのに神よ、あんまりではないかと言わんばかりに残酷な運命の非道さを東方不敗は呪うしかなかった…。 | | :自身を超えた弟子に抱えられ、彼は涙を流しながら、ギアナ高地での激闘の際に漏らした恨み言を再び繰り返しながら、後悔の念を吐露する…。本当は戦いたくなどなかった。戦いたくなかったのに、天の悪戯か、弟子であるドモンにまで忌まわしいガンダムファイトの魔の手が及び、不本意ながらも巻き込んでしまった。こんな馬鹿げた覇権争いに弟子だけは関わってもらいたくなかった。なのに神よ、あんまりではないかと言わんばかりに残酷な運命の非道さを東方不敗は呪うしかなかった…。 |
− | ;「見よ! 東方は赤く燃えているッ……あぁぁぁ……」 | + | ;「見よ! 東方は赤く燃えているぅあぁぁぁ……」 |
| :東方不敗、暁に死す。天下の英傑は、自身を越えた戦士となった弟子に後を託して、彼の腕の中で静かに天に召されていった。<br />実はこのシーン、今川監督の当初の構想では「天破侠乱」の部分に入る前に師匠がこと切れ、残りの部分をドモンが独りで叫んだ直後に師匠の死に気づいて慟哭するという流れだったのだが、あえて未練が如く、最後まで叫ばせた、という逸話がある。(監督曰く、『師匠が絵コンテから『わしはまだ死なんぞぉ!』と叫んでいた』、とのこと)ときた洸一の漫画版ではこの構想どおり、ドモンが「見よ!東方は!」の部分で東方不敗は事切れ、最後の「赤く燃えている!」はドモン一人の絶叫となった。 | | :東方不敗、暁に死す。天下の英傑は、自身を越えた戦士となった弟子に後を託して、彼の腕の中で静かに天に召されていった。<br />実はこのシーン、今川監督の当初の構想では「天破侠乱」の部分に入る前に師匠がこと切れ、残りの部分をドモンが独りで叫んだ直後に師匠の死に気づいて慟哭するという流れだったのだが、あえて未練が如く、最後まで叫ばせた、という逸話がある。(監督曰く、『師匠が絵コンテから『わしはまだ死なんぞぉ!』と叫んでいた』、とのこと)ときた洸一の漫画版ではこの構想どおり、ドモンが「見よ!東方は!」の部分で東方不敗は事切れ、最後の「赤く燃えている!」はドモン一人の絶叫となった。 |
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| == 迷台詞 == | | == 迷台詞 == |
| + | ;「ドモォォォン!」<br />「ド…ドモン!新しいガンダムなぞ、乗れると思うなよ!物事はそう簡単にいかんという事を、このワシが身をもって教えてくれるわぁっ!」<br />「うはははははは! ざまぁみろぉ!」 |
| + | :シャイニングガンダムという犠牲を払いながらも、なんとかキャリアーの下にたどり着いたドモンだったが、東方不敗は執念深くドモンを追い詰めていく。三行目はドモンが乗り込もうとしたゴッドガンダムのキャリアーを攻撃しながら。実に大人気ない。 |
| + | ;「出てこぉいドモォォン! 決着は生身でつけようぞぉ! そう、''今さらなんでメカに頼ろうものかぁ!!''出ろぉ! 貴様も武闘家ならば、自分の体で闘ってみろぉっ!」 |
| + | :新型の[[ゴッドガンダム]]に乗り込んだドモンを引きずり出そうと躍起になる。……さり気なくガンダムファイトを、或いはこの作品がロボットアニメだという事を全否定している気がしなくもない。なおメカに頼るなと言いながらこの後に'''メカ(マスターガンダム)の電撃でドモンをあぶり出そうとする'''辺り相当焦っていた様子。 |
| ;「くっそぅ…何という映画館だ。椅子はスプリングがへたってギシギシ言うし、前の客が食べ残した菓子や紙コップは落ちとるし…ワシはポップコーンが落ちてると知らずに踏んづけて歩いたこの(床をきゅっきゅっと踏み鳴らす音)っちゅう感覚が大っ嫌いなんじゃ。しかも緑色の非常灯は眩しいし、床はガキがこぼしたモナカアイスでギトギトギトギトギトギトギトギト…ええい喧しい!映画館で騒ぐなこの小僧!!」 | | ;「くっそぅ…何という映画館だ。椅子はスプリングがへたってギシギシ言うし、前の客が食べ残した菓子や紙コップは落ちとるし…ワシはポップコーンが落ちてると知らずに踏んづけて歩いたこの(床をきゅっきゅっと踏み鳴らす音)っちゅう感覚が大っ嫌いなんじゃ。しかも緑色の非常灯は眩しいし、床はガキがこぼしたモナカアイスでギトギトギトギトギトギトギトギト…ええい喧しい!映画館で騒ぐなこの小僧!!」 |
| :ドラマCD「世界高達骨牌拳」にて、映画館で発した不満。本編ではどうか分からないが、どうも映画を見るときには相当な拘りがある様子。そしていい席を探して館内をドタドタ騒がしく走り回っていたサイ・サイシーに一喝。映画館ではお静かに。 | | :ドラマCD「世界高達骨牌拳」にて、映画館で発した不満。本編ではどうか分からないが、どうも映画を見るときには相当な拘りがある様子。そしていい席を探して館内をドタドタ騒がしく走り回っていたサイ・サイシーに一喝。映画館ではお静かに。 |
450行目: |
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| :地球を愛する彼にとってはまさしく噴飯ものの愚行に映ったのだろう。 | | :地球を愛する彼にとってはまさしく噴飯ものの愚行に映ったのだろう。 |
| ;「黙れ、黙れ黙れ黙れ黙れ黙れえええいっ! そんな悠長なことを言っていては手遅れなのだ!」<br />「人類は今までいくつコロニーを落とした!? いくつ核を使った!? そしてこれからどれだけ使うのだ!?」 | | ;「黙れ、黙れ黙れ黙れ黙れ黙れえええいっ! そんな悠長なことを言っていては手遅れなのだ!」<br />「人類は今までいくつコロニーを落とした!? いくつ核を使った!? そしてこれからどれだけ使うのだ!?」 |
− | :今までの地球破壊の悪行、そして[[アクシズ|後に行われるであろう更なる悪行]]に対して怒りをぶち撒ける。事実、地球を破壊出来るほどの兵器などは一度放たれれば歯止めが効かなくなり、誰も止めなければ気付いた頃にはもう手遅れか気付けないまま破滅するかの場合が様々な作品でほぼ共通している事からも彼の怒りも尤もである。 | + | :今までの地球破壊の悪行、そして[[アクシズ|後に行われるであろう更なる悪行]]に対して怒りをぶち撒ける。事実、地球を破壊出来るほどの兵器などは一度放たれれば歯止めが効かなくなり、誰も止めなければ気付いた頃にはもう手遅れか気付けないまま破滅するかのどちらかに陥ってしまうものであり、様々な創作作品においても共通している。彼の怒りも尤もである。 |
| ;「わしはもうしばらく人間を見る。この破壊が人間の業なのか、戦争による悲劇なのかを見極めるためにな」 | | ;「わしはもうしばらく人間を見る。この破壊が人間の業なのか、戦争による悲劇なのかを見極めるためにな」 |
| :生存フラグを立てて彼が自軍に加わった際、(今までの行いが行いだけに)皆から自軍入りの真意を問われて。 | | :生存フラグを立てて彼が自軍に加わった際、(今までの行いが行いだけに)皆から自軍入りの真意を問われて。 |
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| :没シナリオでアクシズ落としを企むシャアへの批難。 | | :没シナリオでアクシズ落としを企むシャアへの批難。 |
| :原作の「だから~」ではなく「やはり」と断言してしまっている辺り、人類抹殺という同じ思想を抱いていたマスターからしてみてもシャアのやり口は許容できかねるものだったのだろう。確かに、守りたいはずの地球そのものを巻き添えにして破壊するのでは本末転倒である。 | | :原作の「だから~」ではなく「やはり」と断言してしまっている辺り、人類抹殺という同じ思想を抱いていたマスターからしてみてもシャアのやり口は許容できかねるものだったのだろう。確かに、守りたいはずの地球そのものを巻き添えにして破壊するのでは本末転倒である。 |
| + | |
| ==== [[スーパーロボット大戦R|R]] ==== | | ==== [[スーパーロボット大戦R|R]] ==== |
| ;「…騒がしいぞドモン。男子足るもの、軽々しく泣くものではない」 | | ;「…騒がしいぞドモン。男子足るもの、軽々しく泣くものではない」 |
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| **東方不敗マスター・アジアが死去した後、『アニメージュ』では巻頭に[[トッド・ギネス #余談|追悼特集が企画される]]ほど読者から人気があった事がわかる。 | | **東方不敗マスター・アジアが死去した後、『アニメージュ』では巻頭に[[トッド・ギネス #余談|追悼特集が企画される]]ほど読者から人気があった事がわかる。 |
| *あまりアニメーションが無いウィンキースパロボシリーズでは、戦闘画面において全ユニット中最もよく動いている。 | | *あまりアニメーションが無いウィンキースパロボシリーズでは、戦闘画面において全ユニット中最もよく動いている。 |
− | *立ち位置をシャアと同じくする東方不敗であるが、シャアの人類粛清の目的に「人類を残らず強制的に宇宙にあげさせ全人類の革新をもたらす」というもう1つの側面があることから「独善的ながらも人類を見限らずに彼なりに導こうとする意志があった」といえるのに対し、彼の場合は「人類そのものに憎悪に等しい感情を抱き完全な抹殺を目的としている」点が決定的に違う点である。 | + | *人類粛清、地球に取り残された人々の立場の差を考えず一方的に邪魔者と断じている<ref>本作では力関係は完全にコロニー>地球なので、地球に取り残された人々の立場は、宇宙世紀作品のアースノイドの下流階級出身者以上に弱いと言える。また東方不敗同様、破壊をもたらすガンダムファイトを快く思わない人々も多く存在している。</ref>など、立ち位置をシャアと同じくする東方不敗であるが、シャアの目的には「地球環境の保全」の他に「人類を残らず強制的に宇宙にあげさせ全人類の革新をもたらす」というもう1つの側面があることか、「独善的ながらも人類を見限らずに彼なりに導こうとする意志があった」といえるのに対し、彼の場合は「人類そのものを完全に見限り完全な抹殺を目的としている」というところが決定的に違う点である。<ref>逆に、シャアは人類粛清の手段に[[アクシズ]]落としという甚大な物理的破壊を生じさせる手段を用いているため、'''「荒廃した地球環境の保全という目的に矛盾している」'''という点が東方不敗と大きく異なる。(この点は『R』の没シナリオにおける東方不敗のセリフでも言及されている)</ref> |
− | **逆に、シャアは人類粛清の手段に[[アクシズ]]落としという甚大な物理的破壊を生じさせる手段を用いているため、'''目的遂行に伴う地球及び自然環境への悪影響は考慮していない'''という点が東方不敗と大きく異なっており、同じ目的でもどこに到達点を置くかという点で明確に違いがある。
| + | **その一方で、あくまで地球環境を守ることを第一目的としているためか「地球上から人類がいなくなればそれでいい」と考えている節<ref>「人類を地球上から一掃すればデビルガンダムの力で誰も地球に近寄れなくなる」という旨の発言をしている。</ref>もあり、コロニー居住者たちの殲滅まで考えていたかどうかは不明。 |
− | ***しかしながら、仮に暴走したデビルガンダムが地球人類抹殺に成功したとして、その時点で暴走を止めて本来の目的である地球浄化の役割に立ち返るという保証は一切ないことには留意すべきではある。「'''人類を滅ぼしてもなお暴走が止まず、地球上のあらゆる自然物にDG細胞を植え付けようとする可能性も十分にありうる'''」という点では、東方不敗の考えは非常に危うい可能性の上に成り立っていると言えるからである。視聴者の中にはこの点を挙げて彼の思想を批判的に見る向きも存在している。 | + | **いずれにせよ、仮に暴走したデビルガンダムが地球人類抹殺に成功したとしても、その時点で暴走を止めて本来の目的である地球浄化の役割に立ち返る保証は一切ない。「'''人類を滅ぼしてもなお暴走が止まず、地球上のあらゆる自然物にDG細胞を植え付けようとする可能性も十分にありうる'''」という点では、東方不敗の考えは非常に危うい可能性の上に成り立っていると言える。この点については批判的に見る向きもないわけではないが、強く地球を思うあまりに盲目的になっていたがゆえとも言える。 |
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