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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| 読み = はやせ こういち
 
| 読み = はやせ こういち
| 外国語表記 = [[外国語表記::Kouichi Hayase]]
   
| 登場作品 =  
 
| 登場作品 =  
 
*{{登場作品 (人物)|鉄のラインバレル (原作漫画版)}}
 
*{{登場作品 (人物)|鉄のラインバレル (原作漫画版)}}
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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
| 種族 = 地球人(日本人)([[ファクター]])
+
| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)([[ファクター]])
 
| 性別 = [[性別::男]]
 
| 性別 = [[性別::男]]
 
| 生年月日 = 2005年1月23日
 
| 生年月日 = 2005年1月23日
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== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
[[格闘 (能力)|格闘]]・[[射撃]]がともに高く、射撃がやや腐り気味ではあるが攻撃面は優秀。反面機体が回避型なのにもかかわらず[[回避]]の値があまり高くないため被弾が嵩みがち。精神コマンドもほぼ攻撃一辺倒で、機体も燃費に難があるため継戦能力に乏しくとにかく乱戦は苦手。迂闊に敵陣に放り込まないようにしたい。
+
[[格闘 (能力)|格闘]]・[[射撃 (能力)|射撃]]がともに高く、射撃がやや腐り気味ではあるが攻撃面は優秀。反面機体が回避型なのにもかかわらず[[回避]]の値があまり高くないため被弾が嵩みがち。精神コマンドもほぼ攻撃一辺倒で、機体も燃費に難があるため継戦能力に乏しくとにかく乱戦は苦手。迂闊に敵陣に放り込まないようにしたい。
    
また[[技量]]がかなり低く、雑魚相手でも[[クリティカル]]をもらったり切り払われたりしがち。ラインバレルの豊富な回避技能もそのままだと活かしづらい。強制出撃のステージも多いため可能なら[[スキルパーツ]]で欠点を補強しておきたいところ。
 
また[[技量]]がかなり低く、雑魚相手でも[[クリティカル]]をもらったり切り払われたりしがち。ラインバレルの豊富な回避技能もそのままだと活かしづらい。強制出撃のステージも多いため可能なら[[スキルパーツ]]で欠点を補強しておきたいところ。
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後述するように色々とテコ入れの入った『UX』でもステータスの傾向そのものは同じ。漫画版とアニメ版でのキャラ付けの違いもあってか技量の低さは若干ましになったが、それでも高くはないのでフォローが欲しい。
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後述するように色々とテコ入れの入った『UX』でもステータスの傾向そのものは同じ。漫画版とアニメ版でのキャラ付けの違いもあってか技量が若干底上げされているが、それでも低水準ではあるのでフォローしておきたい。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
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:'''[[不屈]]、[[必中]]、[[正義]]、[[熱血]]、[[覚醒]]'''
 
:'''[[不屈]]、[[必中]]、[[正義]]、[[熱血]]、[[覚醒]]'''
 
:突撃に代わって[[EN]]消費が発生しない正義を覚えるようになった。改善はされているもののやはりラインバレルは燃費が悪いので相性はよく、ファクターの仕様変更でしぶとくなったこともあり敵陣に突っ込んでの反撃戦法が強力。ただしSP消費はかなり重く、その上乗機に[[MAP兵器]]が追加されて覚醒を使う機会が増えたので、戦況に応じてどの精神を使うべきか吟味する必要がある。
 
:突撃に代わって[[EN]]消費が発生しない正義を覚えるようになった。改善はされているもののやはりラインバレルは燃費が悪いので相性はよく、ファクターの仕様変更でしぶとくなったこともあり敵陣に突っ込んでの反撃戦法が強力。ただしSP消費はかなり重く、その上乗機に[[MAP兵器]]が追加されて覚醒を使う機会が増えたので、戦況に応じてどの精神を使うべきか吟味する必要がある。
:また、不屈と必中が初期習得なのに対して正義からは40レベル前後で一気に覚えるので、長期間にわたり精神2個での戦いを強いられる。幸いと言うか今作はラインバレルの性能が良く、優良なパートナーも多数存在するため、適度に「応援」をもらいつつボスを仕留めて行こう。どうしても気になるなら[[補給装置]]持ちと組ませて[[レベル]]上げに巻き込んでしまうのも一興。PUをRーダイガンと組むのがおすすめ
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:また、不屈と必中が初期習得なのに対して正義からは40レベル前後で一気に覚えるので、長期間にわたり精神2個での戦いを強いられる。幸いと言うか今作はラインバレルの性能が良く、優良なパートナーも多数存在するため、適度に「応援」をもらいつつボスを仕留めて行こう。どうしても気になるなら[[R-ダイガン]]等の[[補給装置]]持ちと組ませて[[レベル]]上げに巻き込んでしまうのも一興。
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
 
:'''[[不屈]]、[[必中]]、[[突撃]]'''
 
:'''[[不屈]]、[[必中]]、[[突撃]]'''
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:ただしあくまで「被弾直後に回復」するのであってダメージそのものを軽減できるわけではない点には注意が必要。ラインバレル自体は相変わらず回避型の機体であり、HPと装甲はそれなり程度。ボスや終盤の雑魚の高火力武器を無策で受ければ意外にあっさり落ちる。
 
:ただしあくまで「被弾直後に回復」するのであってダメージそのものを軽減できるわけではない点には注意が必要。ラインバレル自体は相変わらず回避型の機体であり、HPと装甲はそれなり程度。ボスや終盤の雑魚の高火力武器を無策で受ければ意外にあっさり落ちる。
 
:またHPが減りにくいので敵AIの仕様上集中攻撃を食らいやすく、[[フェストゥム]]や[[ELS]]など特殊撃墜能力を持つ敵は苦手。特に融合でENを削ってくるELSとは燃費の悪さもあって相性が悪い。スキルパーツがあるなら対策として[[撃ち落とし|銃の名手]]を習得させてしまうのもあり。
 
:またHPが減りにくいので敵AIの仕様上集中攻撃を食らいやすく、[[フェストゥム]]や[[ELS]]など特殊撃墜能力を持つ敵は苦手。特に融合でENを削ってくるELSとは燃費の悪さもあって相性が悪い。スキルパーツがあるなら対策として[[撃ち落とし|銃の名手]]を習得させてしまうのもあり。
:ファクター技能以外のラインナップは主人公格としてはやや平凡。底力は高レベルになるもののL以上に自己修復との相性が悪くあまり持っている意味がない。
+
:ファクター技能以外のラインナップは主人公格としてはやや平凡。底力は高レベルになるが、本作での自己修復の仕様とは非常に相性が悪いためいまひとつ活かしにくい。
:重用するならスキルパーツで何かしらの補強を入れておくといいだろう。火力重視なら[[インファイト]]や貴重だが[[アタッカー]]、継戦能力を高めるならガードや[[見切り]]、[[Eセーブ]]を持たせたい。射程は長いが足回りがやや弱いので[[ヒット&アウェイ]]も好相性。[[正義]]をかけての反撃無双プレイがしたいなら技量の強化か先手必勝が欲しくなるが[[カウンター]]をつけるのも手。
+
:物足りないと感じたら適宜[[スキルパーツ]]で補強するといいだろう。本作のラインバレルは乱戦に強いぶん継戦能力が重要になるので、できれば[[Eセーブ]]を持たせておきたいところ。
    
=== サポートアビリティ ===
 
=== サポートアビリティ ===
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;「絶望も想像の放棄だろうが!!!」
 
;「絶望も想像の放棄だろうが!!!」
 
:そしてシャングリラの絵美を殺そうと突撃したロストバレルに単身オーバーライドを行った際に言い放った言葉。
 
:そしてシャングリラの絵美を殺そうと突撃したロストバレルに単身オーバーライドを行った際に言い放った言葉。
 +
;「覚えておけ… これが想像の力だ」
 +
:沢渡の目の前で言い放った言葉。この時の浩一の体は'''左半身がビームソードの直撃で蒸発している'''状態である。
 +
;「もうアンタが絶望する必要はない」
 +
:絶望に囚われていた沢渡の対する痛恨の一言。
 +
;「想像は否定するモノじゃない――凌駕するモノだ」<br/>「だからアンタも想像しろ 皆殺しは絶望が導いた答えでしかない だから今度は――希望が導く答えを出すんだ そうすれば俺は正義の味方として アンタの想像を創造してやる」
 +
:沢渡の「テメェの存在が…何時も何時も俺の想像を否定しやがるッ!!!」という言葉に対する返し。
 +
;「殺したりなんかしない アンタは自分の責任を全うするまで死ぬな」
 +
:その後その場にいた全ての[[マキナ]]がラインバレル、浩一を「正義の味方」と認め跪き、沢渡が自分を殺せと涙を流し嘆いた際に。直後にラインバレルは左手を差し伸べ、沢渡はそれに手をのばすが先に浩一の限界が来てしまう…。
 +
;「…森次さん… …正義の味方を……やるには… 俺の体は…脆すぎる…… …みたいだ…」<br/>森次「分かったから今は喋るなッ」<br/>「…森…次さん… …お願いがあります……」
 +
:緊急手術のために搬送される中、森次に対しての最後の願い。これが本編で生身での最後の台詞になっている。
 +
;(…あれ… どこだ… ここ…… …そうか…… そうだった……)
 +
:第118話「抜錨」より。暗闇の中から覚醒した意識の中で。そして見えた[[推進派]]の姿を見て、何かを思い出している。
 +
;「お返しのお返しだ」
 +
:第119話「愛ゆえに究極であれ」より。ヒトマキナへの総攻撃をデウスエクスマキナの転送フィールドでヴァーダントへ返されそうになった所を、更に転送フィールドでヒトマキナに返した際に。
 +
;「――まったく 御大自ら早々にご登場とは―― ナイスな展開じゃないか」
 +
:そしてデウスエクスマキナへの啖呵。
 
;デウス『ほう……此の期に及んで他者を心配するか?』<br/>浩一「誰かを想うのはヒトとして当たり前のコトだ………それがわからないなら――ヒトを名乗るな クソ野郎が」
 
;デウス『ほう……此の期に及んで他者を心配するか?』<br/>浩一「誰かを想うのはヒトとして当たり前のコトだ………それがわからないなら――ヒトを名乗るな クソ野郎が」
 
:ヒトマキナの攻撃から加藤機関の面々を守る浩一に、デウスエクスマキナは問う。「なぜ守るのか」と。それに対して浩一はこう答えて、『ヒト』マキナのボスを断じる。
 
:ヒトマキナの攻撃から加藤機関の面々を守る浩一に、デウスエクスマキナは問う。「なぜ守るのか」と。それに対して浩一はこう答えて、『ヒト』マキナのボスを断じる。
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;「お前には分からないだろうな……抵抗したくでもできない人の馬鹿みたいな夢にすがるしかない人の気持ちは……でも俺にはわかる!! そういう人たちの気持ちがな! 今の俺には戦う力がある。確かにそれは城崎から貰ったもので、俺の力じゃない。俺の正義なんて、何の役にも立たないちっぽけなものかも知れない。だけどなりたいんだ!! 本当の正義の味方に!!」<BR/>「俺はジュディを忘れない。石神のおっさんの切実な願いを忘れない。昔の俺のような、力の無い人たちがいる。俺を信じて願ってくれた人たちがいる。だから俺は戦うんだ!!」
 
;「お前には分からないだろうな……抵抗したくでもできない人の馬鹿みたいな夢にすがるしかない人の気持ちは……でも俺にはわかる!! そういう人たちの気持ちがな! 今の俺には戦う力がある。確かにそれは城崎から貰ったもので、俺の力じゃない。俺の正義なんて、何の役にも立たないちっぽけなものかも知れない。だけどなりたいんだ!! 本当の正義の味方に!!」<BR/>「俺はジュディを忘れない。石神のおっさんの切実な願いを忘れない。昔の俺のような、力の無い人たちがいる。俺を信じて願ってくれた人たちがいる。だから俺は戦うんだ!!」
 
:久嵩との対話において、「今の人類は守る価値などない無力なマキナだ」と言われての返し。
 
:久嵩との対話において、「今の人類は守る価値などない無力なマキナだ」と言われての返し。
 +
:正義の味方とは本来、己で正義を掲げるのではなく、正義を抱く全ての人の味方となり、その力になる存在のコト。かつての自分のような「無力な正義」を現実にぶつける力になるのだと、「正義の味方」は吼える。
 
;「違う! 違うだろ! なんでだよ、どうして本当のことを言わないんだよ! 俺のため…? 理沙子のため…?」<br/>「そんなことは、どうでもいい…! お前自身はどうしたいんだよ! 本当のことを言えよ矢島!」<br/>「俺のためなんかじゃ、ないだろ! お前が、本当に守りたかったのも、俺をずっと守ってくれた理由も、全部理沙子のためだろ!」<br/>「お前は俺に言ったよな。大切なのはどうすればいいかじゃない、どうしたいかだって。」<br/>「そうなら言えばいいだろ! 好きなら好きって…あいつに言えよ! 理沙子本人にちゃんと言えよ!」<br/>「俺のことなんか、俺のことなんかを言い訳にするなぁ!」
 
;「違う! 違うだろ! なんでだよ、どうして本当のことを言わないんだよ! 俺のため…? 理沙子のため…?」<br/>「そんなことは、どうでもいい…! お前自身はどうしたいんだよ! 本当のことを言えよ矢島!」<br/>「俺のためなんかじゃ、ないだろ! お前が、本当に守りたかったのも、俺をずっと守ってくれた理由も、全部理沙子のためだろ!」<br/>「お前は俺に言ったよな。大切なのはどうすればいいかじゃない、どうしたいかだって。」<br/>「そうなら言えばいいだろ! 好きなら好きって…あいつに言えよ! 理沙子本人にちゃんと言えよ!」<br/>「俺のことなんか、俺のことなんかを言い訳にするなぁ!」
 
:いつまでも浩一のためと言い張る矢島と殴り合いをしながらの説得。彼自身気づいていた本音を言うことにより、矢島を説得することに成功した。
 
:いつまでも浩一のためと言い張る矢島と殴り合いをしながらの説得。彼自身気づいていた本音を言うことにより、矢島を説得することに成功した。
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'''[[UX]]'''
 
'''[[UX]]'''
 
;浩一「これでハッキリした…俺がどうしたいのか、何をすべきなのか! なあ、ベルジュ少尉!」<br/>アーニー「ああ、僕たちのすべきことはただひとつ! この連中を、叩き潰すッ!」
 
;浩一「これでハッキリした…俺がどうしたいのか、何をすべきなのか! なあ、ベルジュ少尉!」<br/>アーニー「ああ、僕たちのすべきことはただひとつ! この連中を、叩き潰すッ!」
:第1部第7話地上ルート「明日への道標」より。陸の卑劣な作戦から仲間を救うべく、アーニーと共に再び立ち上がる。
+
:第7話地上ルート「明日への道標」より。陸の卑劣な作戦から仲間を救うべく、アーニーと共に再び立ち上がる。
 
;「ちょっと! そんな言い方は無いんじゃないですか? こいつらだって…」
 
;「ちょっと! そんな言い方は無いんじゃないですか? こいつらだって…」
:第1部第18話「流れるは血、失うは涙」より。森次から「戦えない人間は不要」と言われた一騎をフォローする。
+
:第18話「流れるは血、失うは涙」より。森次から「戦えない人間は不要」と言われた一騎をフォローする。
 +
;「上等だよ! マキナとデウス・マキナ、どっちが上か決めようじゃないか!」
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:第32話「BIG"C"」に於ける[[ティトゥス]]との戦闘前会話。
 
;「いやぁ~、やっぱ、ステージの九条さんは輝いてるよな! 降矢のヤツが夢中になるのもわかるよ」
 
;「いやぁ~、やっぱ、ステージの九条さんは輝いてるよな! 降矢のヤツが夢中になるのもわかるよ」
:第2部第36話「天に選ばれし覇者」or「天に挑みし勇者」より。アルカトラズの慰問ライブにて。ステージで歌っている美海を褒める、という原作ではなかった微笑ましいシーンなのだが…(以下迷台詞へ)。
+
:第36話「天に選ばれし覇者」or「天に挑みし勇者」より。アルカトラズの慰問ライブにて。ステージで歌っている美海を褒める、という原作ではなかった微笑ましいシーンなのだが…(以下迷台詞へ)。
 
;「いや、俺は諦めない」<br/>「たとえ話が通じない相手だろうと、何度だって諦めずにわかりあおうとしてみせる。刹那さんがそうだったようにさ」
 
;「いや、俺は諦めない」<br/>「たとえ話が通じない相手だろうと、何度だって諦めずにわかりあおうとしてみせる。刹那さんがそうだったようにさ」
:第3部第43話[[竜宮島]]ルート「特異点」より。「君たちだって相手が話を聞かないといつかは諦めちゃうでしょ?」と言う来主に対して。刹那の影響を受け、善悪以外の大事なことに気付き始める。
+
:第43話[[竜宮島]]ルート「特異点」より。「君たちだって相手が話を聞かないといつかは諦めちゃうでしょ?」と言う来主に対して。刹那の影響を受け、善悪以外の大事なことに気付き始める。
 
;「ふざけるなって…! な、何が正義の味方だよ! 本当の正義の味方が…こんなに人を悲しませるのかよ!」<br/>「う、うっうぅぅ…チクショウ…! だから、嫌いなんだよ…大人ってヤツは…」
 
;「ふざけるなって…! な、何が正義の味方だよ! 本当の正義の味方が…こんなに人を悲しませるのかよ!」<br/>「う、うっうぅぅ…チクショウ…! だから、嫌いなんだよ…大人ってヤツは…」
:第3部第45話「ユダ」より。石神が死亡した際に。「これから生まれる新たな未来のための捨て石」という、「正義の味方」の末路を目の当たりにして、ハッピーエンドを望む「正義の味方」は涙する…
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:第45話「ユダ」より。石神が死亡した際に。「これから生まれる新たな未来のための捨て石」という、「正義の味方」の末路を目の当たりにして、ハッピーエンドを望む「正義の味方」は涙する…
 
;「だったら、創れるはずだ! 俺たちの意志で未来を…運命をッ!」
 
;「だったら、創れるはずだ! 俺たちの意志で未来を…運命をッ!」
 
:同上。[[石神邦生|石神]]生存フラグ成立時の展開。「これから生まれる新たな未来のための捨て石」になろうとした石神を救おうと、UX全部隊は全てを振り絞って転送フィールドの破壊を試み、「正義の味方」は石神に自分の手で未来を掴めると諭した。
 
:同上。[[石神邦生|石神]]生存フラグ成立時の展開。「これから生まれる新たな未来のための捨て石」になろうとした石神を救おうと、UX全部隊は全てを振り絞って転送フィールドの破壊を試み、「正義の味方」は石神に自分の手で未来を掴めると諭した。
 
:それが、ハッピーエンドを望む「正義の味方」とUX全体の「切実な願い」であることを。
 
:それが、ハッピーエンドを望む「正義の味方」とUX全体の「切実な願い」であることを。
 
;「それがアンタらの限界だというなら、俺はマキナも超えてやる!!」
 
;「それがアンタらの限界だというなら、俺はマキナも超えてやる!!」
:「麗しのディストピア」でのイベント戦闘台詞。平和の先に自滅の道があるならば、その道を変えるまで。それが出来ないと諦めるのがマキナの限界なら、それをも超えて全てを救ってみせると、正義の味方は咆哮する。救いたいと願う全てを救うために、人も機械も超えてみせると。
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:第46話「麗しのディストピア」でのイベント戦闘台詞。平和の先に自滅の道があるならば、その道を変えるまで。それが出来ないと諦めるのがマキナの限界なら、それをも超えて全てを救ってみせると、正義の味方は咆哮する。救いたいと願う全てを救うために、人も機械も超えてみせると。
 
;「それが…未来に証明する、俺達の正義だああァァァッ!」
 
;「それが…未来に証明する、俺達の正義だああァァァッ!」
:デウスに対してきった大いなる啖呵。元々は「華」の浩一の台詞が原典。あの世界の浩一が「ここにいる」ことを証明したように、この世界の浩一もまた、可能性という名の数多のラインを重ねたカタチ、それを証明するため未来に続く命を、守り続ける道を選ぶ。
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:同上。[[デウスエクスマキナ]]に対してきった大いなる啖呵。元々は「華」の浩一の台詞が原典。あの世界の浩一が「ここにいる」ことを証明したように、この世界の浩一もまた、可能性という名の数多のラインを重ねたカタチ、それを証明するため未来に続く命を、守り続ける道を選ぶ。
 
;「神様に逆らえないのがお前の限界だって言うなら…その限界を超えてみせろよ、来主ッ!」
 
;「神様に逆らえないのがお前の限界だって言うなら…その限界を超えてみせろよ、来主ッ!」
:第3部第47話「HEAVEN AND EARTH」に於ける[[来主操|操]]との戦闘前会話より。「機械仕掛けのヒト」の統率者に打ち勝った浩一のようにはなれないと諦念を吐露する操に浩一は啖呵を切った。戦いたくない心を持ちながら、人類との戦いを望む神様に従うしかないのが操自身の限界なら、その「限界」を超えて見せろと、人類とフェストゥムの未来を救おうとする「正義の味方」は諭した。
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:第47話「HEAVEN AND EARTH」に於ける[[来主操|操]]との戦闘前会話より。「機械仕掛けのヒト」の統率者に打ち勝った浩一のようにはなれないと諦念を吐露する操に浩一は啖呵を切った。戦いたくない心を持ちながら、人類との戦いを望む神様に従うしかないのが操自身の限界なら、その「限界」を超えて見せろと、人類とフェストゥムの未来を救おうとする「正義の味方」は諭した。
 
;「刹那さんの理想がもうすぐ届く! そうすれば、戦わなくて済むんだ!だから、応えてくれ! 俺たちの意思に!」
 
;「刹那さんの理想がもうすぐ届く! そうすれば、戦わなくて済むんだ!だから、応えてくれ! 俺たちの意思に!」
:第3部第48話「来るべき対話」に於ける刹那復帰後の[[ELS]]との戦闘前会話。人類存亡を賭けた対話を成功させるため、刹那を全力で援護する。
+
:第48話「来るべき対話」に於ける刹那復帰後の[[ELS]]との戦闘前会話。人類存亡を賭けた対話を成功させるため、刹那を全力で援護する。
 
;「九条さん、俺たちは正義の味方だろ?」<br/>「一緒に戦おうよ。人類のためだけじゃなくて、この宇宙全体の正義の味方になろうよ」
 
;「九条さん、俺たちは正義の味方だろ?」<br/>「一緒に戦おうよ。人類のためだけじゃなくて、この宇宙全体の正義の味方になろうよ」
 
:同上。シナリオエンドデモより。[[マクロス・フロンティア船団|フロンティア船団]]と共にバジュラの本星に向かった[[人類軍]]の追撃に難色を示した美海に対してこの台詞で諭した。
 
:同上。シナリオエンドデモより。[[マクロス・フロンティア船団|フロンティア船団]]と共にバジュラの本星に向かった[[人類軍]]の追撃に難色を示した美海に対してこの台詞で諭した。
 
:この説得で美海は戦う気になっただけでなく、戦いと挫折、葛藤を経て精神的に大きく成長したからこそ、この台詞は感慨深いものがある。
 
:この説得で美海は戦う気になっただけでなく、戦いと挫折、葛藤を経て精神的に大きく成長したからこそ、この台詞は感慨深いものがある。
;「あっちこっちでデカい顔してたケド、そろそろ年貢の納め時だな! かかって来い、小悪党! お前のくだらない世界征服の夢なんて、俺が一撃で消してやる…ッ!」
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;「あっちこっちでデカい顔してたケド、そろそろ年貢の納め時だな!」<br/>「かかって来い、小悪党! お前のくだらない世界征服の夢なんて、俺が一撃で消してやる…ッ!」
:第3部第49話「侵略の終焉」に於ける[[ハザード・パシャ|ハザード]]との戦闘前会話。あらゆる生命を踏み躙った「小悪党」に対して「正義の味方」のやることはただ一つ。「自分の支配する世界」の可能性ごとハザードを「[[ラインバレル|マキナ殺し]]」で叩き潰すのみである。
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:第49話「侵略の終焉」に於ける[[ハザード・パシャ|ハザード]]との戦闘前会話。あらゆる生命を踏み躙った「小悪党」に対して「正義の味方」のやることはただ一つ。「自分の支配する世界」の可能性ごとハザードを「[[ラインバレル|マキナ殺し]]」で叩き潰すのみである。
 
:しかし本作で数え切れないほどの悪逆の限りを尽くしてきたハザードも、ここでこうして'''小悪党'''と断じられているあたり、どんなに悪の限りを尽くしたところで、どのループでも最期は破滅する未来しか存在しないハザードは、小悪党の限界を越えられないということなのだろう。
 
:しかし本作で数え切れないほどの悪逆の限りを尽くしてきたハザードも、ここでこうして'''小悪党'''と断じられているあたり、どんなに悪の限りを尽くしたところで、どのループでも最期は破滅する未来しか存在しないハザードは、小悪党の限界を越えられないということなのだろう。
 
;「頭ごなしに理屈を押しつけられて、黙って従えるかよ! それにさァ…苦しんでるバジュラを見過ごすなんてできるワケないだろうが!」
 
;「頭ごなしに理屈を押しつけられて、黙って従えるかよ! それにさァ…苦しんでるバジュラを見過ごすなんてできるワケないだろうが!」
:第3部第50話「恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」に於ける[[クイーン・フロンティア]]との戦闘前会話。フォールドネットワークによる銀河支配は元より、人間と同じ心を持つ生き物であるバジュラを平然と道具にする醜悪な[[電脳貴族]]に、「正義の味方」は反発する。
+
:第50話「恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」に於ける[[クイーン・フロンティア]]との戦闘前会話。フォールドネットワークによる銀河支配は元より、人間と同じ心を持つ生き物であるバジュラを平然と道具にする醜悪な[[電脳貴族]]に、「正義の味方」は反発する。
 
;浩一「まったく、ナイスな展開だよ…! 正真正銘の邪神の子と、こんなトコで戦うだなんてな…!」<br/>マスターテリオン「それも若さゆえであろうが、己が身の程を超えた言質は身を滅ぼす、余の力にひれ伏し、思い知るがよい」<br/>浩一「今更、そんな言葉で怯むかよ! それに、ここがあらゆる時空に繋がってるって言うなら…俺たちはここでお前を倒す! そして、俺たちの正義を未来に証明してみせる!」
 
;浩一「まったく、ナイスな展開だよ…! 正真正銘の邪神の子と、こんなトコで戦うだなんてな…!」<br/>マスターテリオン「それも若さゆえであろうが、己が身の程を超えた言質は身を滅ぼす、余の力にひれ伏し、思い知るがよい」<br/>浩一「今更、そんな言葉で怯むかよ! それに、ここがあらゆる時空に繋がってるって言うなら…俺たちはここでお前を倒す! そして、俺たちの正義を未来に証明してみせる!」
:第3部第51話「STRANGE EONS」に於ける[[マスターテリオン]]との戦闘前会話。機械仕掛けの神の支配を乗り越え、真の邪神と激突する。
+
:第51話「STRANGE EONS」に於ける[[マスターテリオン]]との戦闘前会話。機械仕掛けの神の支配を乗り越え、真の邪神と激突する。
 
;「わかるか、俺たちの願いが! 命が創りあげるカタチが! そのカタチこそが、多くの可能性から未来を創る! ラインバレルだァァッ!」
 
;「わかるか、俺たちの願いが! 命が創りあげるカタチが! そのカタチこそが、多くの可能性から未来を創る! ラインバレルだァァッ!」
 
:最終話「命の始まり」に於ける[[カリ・ユガ]]との戦闘前会話より。可能性の往き付く先は終焉というユガの言葉を否定し、最後の戦いに挑む。
 
:最終話「命の始まり」に於ける[[カリ・ユガ]]との戦闘前会話より。可能性の往き付く先は終焉というユガの言葉を否定し、最後の戦いに挑む。
518行目: 536行目:  
:さらにPSPゲーム『鉄のラインバレル』収録の「らいんばれる劇場」では浩一の夢オチだが、絵美がナース服を着る場面も。
 
:さらにPSPゲーム『鉄のラインバレル』収録の「らいんばれる劇場」では浩一の夢オチだが、絵美がナース服を着る場面も。
 
;「な、なんなんだよコイツら…! ガンダムの着ぐるみが喋ってるのか!?」
 
;「な、なんなんだよコイツら…! ガンダムの着ぐるみが喋ってるのか!?」
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第1部第6話「クロガネと少年と正義の味方」より。ヒトガタに襲われていたところを[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]と[[孫権ガンダム|孫権]]に助けられたときに彼らの容姿に愕然としての一言。そりゃ、普通驚く。……しかし、'''ガンダムの着ぐるみ'''と言う辺り、浩一も[[ソレスタルビーイング (劇中劇)|あの映画]]を見たことがあるのだろうか?
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:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第6話「クロガネと少年と正義の味方」より。ヒトガタに襲われていたところを[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]と[[孫権ガンダム|孫権]]に助けられたときに彼らの容姿に愕然としての一言。そりゃ、普通驚く。……しかし、'''ガンダムの着ぐるみ'''と言う辺り、浩一も[[ソレスタルビーイング (劇中劇)|あの映画]]を見たことがあるのだろうか?
 
;「ナ、ナイスな展開じゃないか…!」
 
;「ナ、ナイスな展開じゃないか…!」
 
:『UX』第16話日本ルート「歩みよる魂」シナリオエンドデモより。何がナイスな展開なのかというと、「女湯に女が入っている」コト…。
 
:『UX』第16話日本ルート「歩みよる魂」シナリオエンドデモより。何がナイスな展開なのかというと、「女湯に女が入っている」コト…。
 
;「ひっ…!」
 
;「ひっ…!」
:『UX』第2部第36話「天に選ばれし覇者」or「天に挑みし勇者」より。美海の歌をたたえた直後に絵美に'''ファクターアイを発動させた目で'''睨まれて。一見なんてことのない台詞だが、スパロボプレイヤーの中には'''[[シオニー・レジス|某筆頭政務官]]'''の悲鳴を思い出してしまう人も多いのではないだろうか。
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:『UX』第36話「天に選ばれし覇者」or「天に挑みし勇者」より。美海の歌をたたえた直後に絵美に'''ファクターアイを発動させた目で'''睨まれて。一見なんてことのない台詞だが、スパロボプレイヤーの中には'''[[シオニー・レジス|某筆頭政務官]]'''の悲鳴を思い出してしまう人も多いのではないだろうか。
 
;「頼む! 匿ってくれ!」
 
;「頼む! 匿ってくれ!」
:CCにて、シンジに自身を匿うことを頼み込んで。文体だけ見ると「何者かに追跡されている」ようにも見えるが、実際は'''絵美と美海の修羅場に収拾がつかなかった'''為にこのような行動に及んだ。
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:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』にて、シンジに自身を匿うことを頼み込んで。文体だけ見ると「何者かに追跡されている」ようにも見えるが、実際は'''絵美と美海の修羅場に収拾がつかなかった'''為にこのような行動に及んだ。
 
:そのシンジからも「どっちが好きなのかハッキリすればいいのに」と心の中でバッサリ切り捨てられるという体たらくである。
 
:そのシンジからも「どっちが好きなのかハッキリすればいいのに」と心の中でバッサリ切り捨てられるという体たらくである。
 
;「クソッ! 自分で正義の味方を名乗るとか、痛い奴だな!」
 
;「クソッ! 自分で正義の味方を名乗るとか、痛い奴だな!」
:CCにて、[[カイルス]]を「バレンタインデーのイベントを滅茶苦茶にしようと企む首謀者(実際は[[マリーメイア軍|デキム一派]]残党の仕業だったが)」と思い込んで倒そうとし、更には自身を「正義の味方」と名乗った[[大場真来梓|真来梓]]に対し。
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:『CC』にて、[[カイルス]]を「バレンタインデーのイベントを滅茶苦茶にしようと企む首謀者(実際は[[マリーメイア軍|デキム一派]]残党の仕業だったが)」と思い込んで倒そうとし、更には自身を「正義の味方」と名乗った[[大場真来梓|真来梓]]に対し。
 
:そもそも'''当初から「正義の味方」を自称するお前が言うか'''、という話である(原作でも前述のように矢島にツッコまれている)。
 
:そもそも'''当初から「正義の味方」を自称するお前が言うか'''、という話である(原作でも前述のように矢島にツッコまれている)。