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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| 読み = シバ シゲオ
 
| 読み = シバ シゲオ
| 外国語表記 = Shigeo Shiba
   
| 登場作品 =  
 
| 登場作品 =  
 
*{{登場作品 (人物)|機動警察パトレイバー}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動警察パトレイバー}}
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
通称「シゲさん」。警視庁特車二課整備班主任の「若頭」<ref>年齢は漫画・各種アニメでは明らかにされていないが、パトレイバーの物語がスタートする1998年の時点で「若頭」と言われておかしくない年齢、つまり遊馬などほぼ20代で構成される第二小隊の面々とさほど年齢が離れているようには描かれていない。これに対し実写版の設定年齢は、演者の千葉と同じ1954年生まれのため一回りほど年上である。</ref>的存在である。陽気な[[性格]]で、整備の腕は一級品。どちらかというとソフトウェア関係の方が得意なようで、劇場版では[[篠原HOS]]には何らかの細工がされている疑惑を持ち、起動画面だけを従来のOSに貼り付けて書き換えを行ったように見せかけていたことからもその腕前がうかがえる。
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通称「シゲさん」。警視庁特車二課整備班主任の「若頭」<ref>年齢は漫画・各種アニメでは明らかにされていないが、パトレイバーの物語がスタートする1998年の時点で「若頭」と言われておかしくない年齢、つまり遊馬などほぼ20代で構成される第二小隊の面々とさほど年齢が離れているようには描かれていない。これに対し[[実写]]版の設定年齢は、演者の千葉と同じ1954年生まれのため一回りほど年上である。</ref>的存在である。陽気な[[性格]]で、整備の腕は一級品。どちらかというとソフトウェア関係の方が得意なようで、劇場版では[[篠原HOS]]には何らかの細工がされている疑惑を持ち、起動画面だけを従来のOSに貼り付けて書き換えを行ったように見せかけていたことからもその腕前がうかがえる。
    
原作から10数年後の特車2課を描いた[[小説]]『番狂わせ』と、実写作品『THE NEXT GENERATION -PATLABOR-』(どちらも押井守の作品)では、整備班長として本編の登場人物の中で特車2課に残っているただ1人の人物<ref>一応もう一人、斯波の右腕としてTV版と劇場版2で登場する整備班員「ぶち山」こと淵山義勝が登場しているが、彼はTV版と劇場版で名前以外のキャラクターが根本的に異なる。実写版は押井が手がけた劇場版に準拠したキャラクターで配役されている。</ref>となっている。
 
原作から10数年後の特車2課を描いた[[小説]]『番狂わせ』と、実写作品『THE NEXT GENERATION -PATLABOR-』(どちらも押井守の作品)では、整備班長として本編の登場人物の中で特車2課に残っているただ1人の人物<ref>一応もう一人、斯波の右腕としてTV版と劇場版2で登場する整備班員「ぶち山」こと淵山義勝が登場しているが、彼はTV版と劇場版で名前以外のキャラクターが根本的に異なる。実写版は押井が手がけた劇場版に準拠したキャラクターで配役されている。</ref>となっている。
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:実はHOSに見せかけた起動画面があっただけで、九八式は安全その物であった。これを聞いた遊馬は自分がいいように使われていたと悟った。
 
:実はHOSに見せかけた起動画面があっただけで、九八式は安全その物であった。これを聞いた遊馬は自分がいいように使われていたと悟った。
 
;「二足歩行ロボットという存在自体が、純粋な工学技術の成果というよりある種の願望やフェティッシュの産物だったんだ!!要するに…」
 
;「二足歩行ロボットという存在自体が、純粋な工学技術の成果というよりある種の願望やフェティッシュの産物だったんだ!!要するに…」
;淵山「でも…自分は嫌いじゃないスけど]
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;淵山「でも…自分は嫌いじゃないスけど」
 
;「俺だってそうだよっ!!」
 
;「俺だってそうだよっ!!」
 
:実写版TNG第0話。かつての特車二課栄光の日々の郷愁に始まり、レイバー運用が衰退した世知辛さを熱弁。
 
:実写版TNG第0話。かつての特車二課栄光の日々の郷愁に始まり、レイバー運用が衰退した世知辛さを熱弁。
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:劇場版3公開時に制作されたミニアニメ「ミニパト」第二弾「あヽ栄光の98式AV!」における陳述。ここでも押井節が全開され、彼によってロボットアニメというものが事細かく解説される。
 
:劇場版3公開時に制作されたミニアニメ「ミニパト」第二弾「あヽ栄光の98式AV!」における陳述。ここでも押井節が全開され、彼によってロボットアニメというものが事細かく解説される。
 
:尚、[[声優:千葉繁|千葉繁]]氏は熱演のあまり、本作の収録中に口の中を4箇所切ったという逸話がある。
 
:尚、[[声優:千葉繁|千葉繁]]氏は熱演のあまり、本作の収録中に口の中を4箇所切ったという逸話がある。
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;「帝都を守るハイテク部隊と言われながらその実、回された機械はセコハン!散々だったぜ創立当時はぁ!今じゃやっと新型も配属されたけどなんだぁい、なんだぁい第二小隊のやつらぁ!出動すりゃあぶち壊す、あっという間にガタがくる!てめえら人間じゃねえやぁ!!」
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: CD「PATLABOR Vol.3 SONG COLLECTION“INTERMISSION”」の6トラック目及び「機動警察パトレイバー PATLABOR CD BOX」のDisc 1の8トラック目に収録されている「整備員の詩」の間奏の台詞。
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:この歌は斯波繁男役の[[声優:千葉繁|千葉繁]]氏が歌っており、冒頭はフォークソング風に歌うが、サビに入った瞬間千葉氏の歌声の声色及びテンションがMAXに上がり、上記の間奏へと繋がる。尚、この間奏のバックには
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:;「手前(てめえ)、生国(しょうごく)発します…千葉県松戸市です!日本一!日本一のシバ・シゲオ!!」
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: の台詞が流れる。斯波繁男ファンのみならず千葉繁氏ファンなら必聴の歌である。またこの歌はJOYSOUNDにて配信されているので興味がある方は是非歌って欲しい。
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: 尚、余談ではあるが実写版TNG0話には「'''正しい整備員の詩'''」という挿入歌が流れ、作詞・作曲は斯波繁男名義(実際には作詞:児島由美氏、作曲:川井憲次氏)となっている。
 
;「ハイパーテクノロジーの急速な発展と共に、あらゆる分野に進出した、汎用人間型作業機械、レイバー…しかしそれは、『レイバー犯罪』と呼ばれる、新たな社会的脅威をも生み出すことになった…警視庁は、本庁警備部内に特科車両二課を創設して、これに対抗した…通称『特車二課』、パトロール・レイバー中隊、『パトレイバー』の誕生である…」
 
;「ハイパーテクノロジーの急速な発展と共に、あらゆる分野に進出した、汎用人間型作業機械、レイバー…しかしそれは、『レイバー犯罪』と呼ばれる、新たな社会的脅威をも生み出すことになった…警視庁は、本庁警備部内に特科車両二課を創設して、これに対抗した…通称『特車二課』、パトロール・レイバー中隊、『パトレイバー』の誕生である…」
:実写版TNG第0話、第2話~第11話冒頭のアバンでのナレーション。アーリーデイズのナレーションに近い。厳密には斯波の台詞ではないが、斯波繁男役の[[声優:千葉繁]]氏がナレーションを担当している。
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:実写版TNG第0話、第2話~第11話冒頭のアバンでのナレーション。アーリーデイズのナレーションに近い。厳密には斯波の台詞ではないが、斯波繁男役の[[声優:千葉繁|千葉繁]]氏がナレーションを担当している。
 
;「そして月日は流れ、2013年東京…特車二課の第一小隊は解散、第二小隊は、かろうじて存続している状況である…これは、存続問題が見え隠れする中奮闘する、三代目、特車二課第二小隊の、物語である…」
 
;「そして月日は流れ、2013年東京…特車二課の第一小隊は解散、第二小隊は、かろうじて存続している状況である…これは、存続問題が見え隠れする中奮闘する、三代目、特車二課第二小隊の、物語である…」
 
:実写版第2話~第11話冒頭のアバンでのナレーション。上記のナレーションに続いて流れ、現在の特車二課第二小隊の姿が語られる。
 
:実写版第2話~第11話冒頭のアバンでのナレーション。上記のナレーションに続いて流れ、現在の特車二課第二小隊の姿が語られる。
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