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一般的に『ゲーム』における解決本として知られる。特にゲーム業界では重要な位置付けで、開発・販売元からの協力提供により販売される。
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'''攻略本'''(こうりゃくぼん)とは、ゲームの攻略情報が記載された本。一般的に『ゲーム』における解決本として知られる。特にゲーム業界では重要な位置付けで、開発・販売元からの協力提供により販売される。
    
== 概説 ==
 
== 概説 ==
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前述の通り、インターネットを用いた攻略サイトなどの出現により攻略本のリリースは減少こそしたものの、しかしながら攻略サイトの多くは有志による独自研究であることが多く、ゆえに「情報の精度や正確さ」においては開発側の協力を得て製作された攻略本にはどうしても劣るため、一部の難解な「[[隠し要素]]」は現在でも攻略本頼りなのが現状である。そのため、スパロボに限って言えば攻略本がリリースされることが完全に無くなる、ということは当分無さそうである。ただし、電子書籍などの進化にともない、紙媒体から電子媒体へと移行する可能性はある。事実、エンターブレイン刊行の「[[第3次Z天獄篇|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]パーフェクトバイブル」において、特典として付いてくる各種データやステージ情報、隠し要素などをまとめた「ポケットブック」がスマートフォン対応の電子書籍として(ギフトコードが)同封されている。
 
前述の通り、インターネットを用いた攻略サイトなどの出現により攻略本のリリースは減少こそしたものの、しかしながら攻略サイトの多くは有志による独自研究であることが多く、ゆえに「情報の精度や正確さ」においては開発側の協力を得て製作された攻略本にはどうしても劣るため、一部の難解な「[[隠し要素]]」は現在でも攻略本頼りなのが現状である。そのため、スパロボに限って言えば攻略本がリリースされることが完全に無くなる、ということは当分無さそうである。ただし、電子書籍などの進化にともない、紙媒体から電子媒体へと移行する可能性はある。事実、エンターブレイン刊行の「[[第3次Z天獄篇|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]パーフェクトバイブル」において、特典として付いてくる各種データやステージ情報、隠し要素などをまとめた「ポケットブック」がスマートフォン対応の電子書籍として(ギフトコードが)同封されている。
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[[スーパーロボット大戦UX]]』は隠し要素の大半が難解かつ煩雑だったために攻略サイトも断定的な情報をなかなか明示することが出来ず、結局攻略本がリリースされるまで正確な解法がよくわからずじまいだった隠し要素もあるため、一部ではここまで難解にしたのはそうした攻略サイトへの牽制では?という声すら上がったほどである。
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また、攻略本の売上にはゲーム自体の難易度や隠し要素の数なども関わっており、『[[スーパーロボット大戦MX]]』では難易度が低く隠し要素が殆どなかったため各社揃って攻略本の売上が低迷した<ref>『電撃ホビーマガジン 2005年6月号』131頁。</ref>という逸話を残している。逆に、『[[スーパーロボット大戦UX]]』は隠し要素の大半が難解かつ煩雑だったために攻略サイトも断定的な情報をなかなか明示することが出来ず、結局攻略本がリリースされるまで正確な解法がよくわからずじまいだった隠し要素もあるため、一部ではここまで難解にしたのはそうした攻略サイトへの牽制では?という声すら上がったほどである。
    
2010年代以降の傾向として、ハードの高性能化や技術の向上によって、スパロボに限らず1本のゲームそのもののボリュームが大きくなり、相対的に攻略本の情報量も多くなったことにより、一冊一冊が分厚く、そして高額になっている傾向がある(参考までに、エンターブレイン刊行の『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]パーフェクトバイブル』は1冊あたり500ページ超の大ボリュームで、価格も1800円(税別)である)。
 
2010年代以降の傾向として、ハードの高性能化や技術の向上によって、スパロボに限らず1本のゲームそのもののボリュームが大きくなり、相対的に攻略本の情報量も多くなったことにより、一冊一冊が分厚く、そして高額になっている傾向がある(参考までに、エンターブレイン刊行の『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]パーフェクトバイブル』は1冊あたり500ページ超の大ボリュームで、価格も1800円(税別)である)。
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