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作中では未知の巨大生物として扱われている。擬態「獣」との名の通り、多くの個体は基本形態が四足歩行のヤマアラシに似た獣のような姿をしており、知能や攻撃方法も基本的に獣のそれ。彼等は様々な生物・無生物を取り込んで、その能力を自分の物として進化していく。
 
作中では未知の巨大生物として扱われている。擬態「獣」との名の通り、多くの個体は基本形態が四足歩行のヤマアラシに似た獣のような姿をしており、知能や攻撃方法も基本的に獣のそれ。彼等は様々な生物・無生物を取り込んで、その能力を自分の物として進化していく。
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擬態獣は街を破壊し人類やその他全ての生物に危害をもたらす為、当然ながら駆逐の対象とされており、その対策として世界各地で[[ゴーダンナー]]を始めとする[[スーパーロボット]]や様々な機動兵器が開発される事になっている。しかし、その特性故に下手をするとそのスーパーロボットや機動兵器までもが取り込まれ、擬態獣側に強大な戦力を与えてしまう危険性もあり、実際に劇中では[[セレブレイダー]]やクラブマリナー、ファットボーイ、サンダーボーイといった兵器が擬態獣に寄生・あるいは取り込まれる形で戦力として運用。終盤にはゴーダンナーですらも餌食となってしまっている。
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擬態獣は街を破壊し人類やその他全ての生物に危害をもたらす為、当然ながら駆逐の対象とされており、その対策として世界各地で[[ゴーダンナー]]を始めとする[[スーパーロボット]]や様々な機動兵器が開発される事になっている。しかし、その特性故に下手をするとそのスーパーロボットや機動兵器までもが取り込まれ、擬態獣側に強大な戦力を与えてしまう危険性もあり、実際に劇中では[[セレブレイダー]]やクラブマリナー、ファットボーイ、サンダーボーイといった兵器が擬態獣に寄生・あるいは取り込まれる形で戦力として運用。終盤にはゴーダンナーすら餌食となっている。
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そして、機動兵器をも寄生や取り込みによって利用出来るという特性以上に厄介なのは、擬態獣が持つ特有の病原体である「インサニアウイルス」にある。この病原体は擬態獣に接触した者が感染してしまう可能性が極めて高く、それによって「[[ラビッドシンドローム]]」という擬態獣に近い異形な存在に変質していきやがては暴走してしまう[[医療・病障害 #病障害|病気]]に罹る事になってしまう。この病気に最もかかりやすいのは、擬態獣と戦うロボット乗り達で、特に闘争心の強い男性の方は感染率が跳ね上がる事になる。また、ホルモンバランスによっては女性であっても高確率で感染し、ラピッドシンドロームを発症させてしまう(感染したのは[[シャドウ (ゴーダンナー)|シャドウ・ダラウェイ]])。したがって、作中での描写は擬態というよりも、むしろ[[同化]]に近いと言える。逆に[[光司鉄也]]、ナイト・ヴァレンタイン、クララチョフの様に擬態獣に関わった男性のロボット乗りであっても、発症どころか感染の兆候さえ見せない者もいる。
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そして特性以上に厄介なのは、擬態獣が保有する病原体「インサニアウイルス」の存在にある。このウイルスは擬態獣に接触することで感染し、感染者を擬態獣に近い異形の存在へ変質させる「[[ラビッドシンドローム]]」と呼ばれる[[医療・病障害 #病障害|感染症]]を引き起こす。この感染症に最もかかりやすいのは、擬態獣と戦うロボット乗りであり、特に闘争心の強い男性である場合は更に感染率が高くなる。また、ホルモンバランスによっては女性であっても高確率で感染し、ラピッドシンドロームを発症させてしまう(感染したのは[[シャドウ (ゴーダンナー)|シャドウ・ダラウェイ]])。したがって、作中での描写は擬態というよりも、むしろ[[同化]]に近いと言える。ただし[[光司鉄也]]、ナイト・ヴァレンタイン、クララチョフなど擬態獣に関わった男性のロボット乗りであっても、発症はおろか感染の兆候さえ見せない者も少数ながら存在する。
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なお、擬態獣の行動目的は不明であり、作中では最後まで擬態獣の正体や出自について一切わからないまま、『SECOND SEASON』最終話で「最後の擬態獣」が倒された(これに関しては'''「『ゴーダンナー!!』の物語はラビッドシンドロームを主体にしたドラマこそが本筋であり、擬態獣はそのための道具立てに過ぎなかった」'''という見方もできる)。
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なお、擬態獣の行動目的は不明であり、作中では最後まで擬態獣の正体や出自について一切わからないまま、『SECOND SEASON』最終話で「最後の擬態獣」が倒された(これに関しては'''「『ゴーダンナー!!』の物語はラビッドシンドロームを主体にしたドラマこそが本筋であり、擬態獣はそのための舞台装置に過ぎなかった」'''という見方もできる)。
    
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==