差分

1,513 バイト追加 、 2024年4月11日 (木)
1行目: 1行目: −
特定の[[パイロット]]が乗るユニット同士が戦闘すると、戦闘前に会話が起きるイベントの事。『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』等のように、戦闘後に会話が起きる場合もある。
+
'''戦闘前会話'''とは、特定の[[パイロット]]が乗るユニット同士が戦闘すると、戦闘前に会話が起きるイベントのこと。
   −
また、特定の機体が条件である場合や、そのキャラにとっての初戦闘時等、相手を限定しない場合もたまにある。その場合は「戦闘前台詞」と区別されることもある。
+
== 概要 ==
 +
基本的に原作にて因縁のあるキャラなどで発生する。初期のシリーズでは頻度も多くなかったが、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』あたりから全体的に戦闘前会話が増加し、他作品のキャラクター同士でも会話が起こり、[[ラストボス|ラスボス]]や特定のボスキャラ等は各作品の[[主人公]]クラスほぼ全員に戦闘前会話が用意されるようになっていった。特にラスボスの場合だと、原作のストーリー的に主要なキャラクターや[[母艦]]の艦長クラスにも会話があるケースもある。主人公のほかのキャラも一緒に言うこともある。
   −
初期のシリーズでは基本的に原作にて因縁のあるキャラぐらいしか発生せず、その頻度も多くなかったが、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』あたりから全体的に戦闘前会話が増加し、他作品のキャラクター同士でも会話が起こり、[[ラストボス|ラスボス]]や特定のボスキャラ等は各作品の[[主人公]]クラスほぼ全員に戦闘前会話が用意されており、特にラスボスの場合だと、原作のストーリー的に主要なキャラクターや[[母艦]]の艦長クラスにも会話があるケースもある。主人公のほかのキャラも一緒に言うこともある。
+
[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』など、戦闘後に会話が起きる場合もある。また、特定の機体が条件である場合や、そのキャラにとっての初戦闘時等、相手を限定しない場合もたまにある。その場合は「戦闘前台詞」と区別されることもある。
    
また場合によっては[[DVE]](原作再現のケースが多い)が発生し、あるいは乗っているユニットによって同じキャラクター同士でも会話の内容が違ってくる場合も。
 
また場合によっては[[DVE]](原作再現のケースが多い)が発生し、あるいは乗っているユニットによって同じキャラクター同士でも会話の内容が違ってくる場合も。
21行目: 22行目:  
:版権作品では初めてほとんどの[[主人公]]クラスと会話が発生する。一応、[[ジャミトフ・ハイマン|ジャミトフ]]が熟練度「難」でしか登場しない故でもあるが。
 
:版権作品では初めてほとんどの[[主人公]]クラスと会話が発生する。一応、[[ジャミトフ・ハイマン|ジャミトフ]]が熟練度「難」でしか登場しない故でもあるが。
 
;VS[[シャア・アズナブル]]([[第2次スーパーロボット大戦α]]、[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]])
 
;VS[[シャア・アズナブル]]([[第2次スーパーロボット大戦α]]、[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]])
:ほとんどの主人公クラスとの会話イベントが発生する。主人公によっても違ってくるが、最低でも二つのシナリオでシャアと対決する事になり、特に『[[スーパーロボット大戦α|α]]』『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』で共闘した主人公は未だ「[[クワトロ・バジーナ|クワトロ大尉]]と呼び、最後まで説得を試みようとするキャラもいる。
+
:ほとんどの主人公クラスとの会話イベントが発生する。主人公によっても違ってくるが、最低でも二つのシナリオでシャアと対決する事になり、特に『[[スーパーロボット大戦α|α]]』『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』で共闘した主人公は未だ「[[クワトロ・バジーナ|クワトロ大尉]]」と呼び、最後まで説得を試みようとするキャラもいる。
 
:ただし、オリジナル主人公では最終戦で会話があるのは[[アイビス・ダグラス|アイビス]]のみである([[アラド・バランガ|アラド]]は序盤。[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]は面識がないが、シャア自身は前作における未来の[[平行世界]]の彼を知っている。クワトロ時代のシャアを知っている筈の[[クスハ・ミズハ|クスハ]]には無い)。
 
:ただし、オリジナル主人公では最終戦で会話があるのは[[アイビス・ダグラス|アイビス]]のみである([[アラド・バランガ|アラド]]は序盤。[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]は面識がないが、シャア自身は前作における未来の[[平行世界]]の彼を知っている。クワトロ時代のシャアを知っている筈の[[クスハ・ミズハ|クスハ]]には無い)。
 
:一方、『第3次Z時獄篇』では行いを糾弾しつつも、その内容は「どうして俺たちに言ってくれない」と一人で抱え込んだことを責めるものが大半。
 
:一方、『第3次Z時獄篇』では行いを糾弾しつつも、その内容は「どうして俺たちに言ってくれない」と一人で抱え込んだことを責めるものが大半。
39行目: 40行目:  
;VS[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ・ヴィ・ヴリタニア]](第2次スーパーロボット大戦Z再世篇)
 
;VS[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ・ヴィ・ヴリタニア]](第2次スーパーロボット大戦Z再世篇)
 
:第57話[[ゼロレクイエム]]ルート「ゼロ・レクイエム」より。全ての戦闘前会話において、最後にルルーシュの心の声が入る。
 
:第57話[[ゼロレクイエム]]ルート「ゼロ・レクイエム」より。全ての戦闘前会話において、最後にルルーシュの心の声が入る。
;VS[[アドヴェント|聖アドヴェント]]([[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]])
+
;VS[[イドム]]([[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]])
 +
:第20話「未知なる恐怖」、第20話「導く者」、第21話「遭遇」より。ルーク・アダモン同様、出撃できるパイロット全員にある…かと思いきや[[アマタ・ソラ|アマタ]]以外の[[エレメント]]はなぜか発生しない。また、[[AG]]も発生しないが後々の展開を考えると意図的に外されてるものと思われる。
 +
;VS[[アドヴェント|聖アドヴェント]](第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇)
 
:第62話(最終話)「果てなき世界」より。([[Zシリーズ|王道シリーズ]]最終作の[[ラストボス|ラスボス]]というのもあるが)上記のルーク・アダモンと同じくそのとき出撃できる[[パイロット]]や艦長全員に戦闘前会話が存在する。
 
:第62話(最終話)「果てなき世界」より。([[Zシリーズ|王道シリーズ]]最終作の[[ラストボス|ラスボス]]というのもあるが)上記のルーク・アダモンと同じくそのとき出撃できる[[パイロット]]や艦長全員に戦闘前会話が存在する。
 
;VS[[魔獣ホープス]]([[スーパーロボット大戦X]])
 
;VS[[魔獣ホープス]]([[スーパーロボット大戦X]])
62行目: 65行目:  
;[[ロミナ・ラドリオ]]VS[[アウグストゥス]]([[スーパーロボット大戦UX]])
 
;[[ロミナ・ラドリオ]]VS[[アウグストゥス]]([[スーパーロボット大戦UX]])
 
:第43話[[ユニオン (00)|ユニオン]]ルート「THE RETURN OF THE SORCERER」で発生。「地球皇帝」を名乗るアウグストゥスをロミナ姫が批判する。
 
:第43話[[ユニオン (00)|ユニオン]]ルート「THE RETURN OF THE SORCERER」で発生。「地球皇帝」を名乗るアウグストゥスをロミナ姫が批判する。
 +
;[[立上芹]]VS[[ELS]]([[スーパーロボット大戦UX]])
 +
:第48話「来るべき対話」で発生。元々原作でフェストゥムの事を理解しようとしていたためか、ELSとの対話を目指すこの話で主人公及び00のキャラ以外では唯一会話が存在する。
 
;[[ゴーグ]]or[[ジョルディ・ボーダー]]VS[[リディ・マーセナス]]([[スーパーロボット大戦BX]])
 
;[[ゴーグ]]or[[ジョルディ・ボーダー]]VS[[リディ・マーセナス]]([[スーパーロボット大戦BX]])
 
:第32話「対の獣と光」で発生。スパロボシリーズでは初(?)となる、作品の壁を越えて越えて一括となる戦闘前会話になる。
 
:第32話「対の獣と光」で発生。スパロボシリーズでは初(?)となる、作品の壁を越えて越えて一括となる戦闘前会話になる。
 
;[[リオン・榊]]VS[[ロッド・バルボア]]([[スーパーロボット大戦BX]])
 
;[[リオン・榊]]VS[[ロッド・バルボア]]([[スーパーロボット大戦BX]])
 
:敵対時に発生する会話はさらでも、特筆すべきはキャンペーンマップ「兵どもの夢」において。[[ブライティクス|自軍部隊]]を二分して各作品の主人公同士で会話が発生するこのマップにおいて、唯一の例外としてかつての親友と同じ名の相手である彼とのやり取りも行われる。
 
:敵対時に発生する会話はさらでも、特筆すべきはキャンペーンマップ「兵どもの夢」において。[[ブライティクス|自軍部隊]]を二分して各作品の主人公同士で会話が発生するこのマップにおいて、唯一の例外としてかつての親友と同じ名の相手である彼とのやり取りも行われる。
 +
;[[ルルーシュ・ランペルージ]]、[[枢木スザク]]VS[[マリーメイア兵]]([[スーパーロボット大戦X]])
 +
:第19話「決別」で発生。本作でのマリーメイア軍は[[ゼロレクイエム]]後に行動を起こしており、ゼロレクイエムでも終わらなかった戦いの相手として、初遭遇となったこのマップでそれぞれ反応している。
    
== 主人公以外で大ボス格と会話のあるキャラクター ==
 
== 主人公以外で大ボス格と会話のあるキャラクター ==
77行目: 84行目:  
<!-- :[[Zシリーズ]]では主要なボス格との会話が用意されている。 -->
 
<!-- :[[Zシリーズ]]では主要なボス格との会話が用意されている。 -->
 
<!-- カレンはゼロ加入前のごく一部くらいで、基本的には対象外です。 -->
 
<!-- カレンはゼロ加入前のごく一部くらいで、基本的には対象外です。 -->
;[[剣鉄也 (OVA)|剣]][[剣鉄也 (真マジンガー)|鉄也]](『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』版、『[[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]』版)
+
;[[剣鉄也 (OVA)|剣]][[剣鉄也 (真マジンガー)|鉄]][[剣鉄也|也]](『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』版、『[[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]』版、『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY|INFINITY]]』版)
:両作品における彼は主人公ではないのだが、OVA版は『[[スーパーロボット大戦W|W]]』で主に分岐時に、真マジンガー版は『[[スーパーロボット大戦V|V]]』や『[[スーパーロボット大戦X|X]]でボス格との会話が用意された。特に両作品では対峙することのなかったTV版での因縁の敵・[[暗黒大将軍]]との会話もあるのが印象的。
+
:これらの作品における彼は主人公ではないのだが、OVA版は『[[スーパーロボット大戦W|W]]』で主に分岐時に、真マジンガー版は『[[スーパーロボット大戦V|V]]』や『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で、INFINITY版は『[[スーパーロボット大戦T|T]]』や『[[スーパーロボット大戦30|30]]』でボス格との会話が用意された。特にOVA版と真版では対峙することのなかったTV版での因縁の敵・[[暗黒大将軍]]との会話もあるのが印象的。
 
;[[ボン太くん]]
 
;[[ボン太くん]]
 
:対戦する敵のリアクションがいちいち極端で、ムキになるか、心癒されるかのどちらかが大半。
 
:対戦する敵のリアクションがいちいち極端で、ムキになるか、心癒されるかのどちらかが大半。
89行目: 96行目:  
:彼も『α外伝』の[[シュウ・シラカワ|シュウ]]等、主人公達とともに戦闘前会話が用意されている。『α外伝』ではシュウくらいだったのだが、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では完全に主人公クラスに用意された。逆に、[[一条輝|輝]]の影が薄くなりがちな一因かもしれないが。
 
:彼も『α外伝』の[[シュウ・シラカワ|シュウ]]等、主人公達とともに戦闘前会話が用意されている。『α外伝』ではシュウくらいだったのだが、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では完全に主人公クラスに用意された。逆に、[[一条輝|輝]]の影が薄くなりがちな一因かもしれないが。
   −
なお、『[[スーパーロボット大戦W|W]]』の[[ホシノ・ルリ]]のように「主人公なのにボス格との会話が用意されない」キャラクターや、『[[スーパーロボット大戦A|A]]』(GBA版)の[[コウ・ウラキ]]や『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』の[[グッドサンダーチーム]]のように肝心のラスボス戦でのみ、会話が発生しないケースも稀に存在する。
+
なお、『[[スーパーロボット大戦W|W]]』の[[ホシノ・ルリ]]や『[[スーパーロボット大戦30|30]]』の[[大河新次郎]]のように「主人公なのにボス格との会話が用意されない」キャラクターや、『[[スーパーロボット大戦A|A]]』(GBA版)の[[コウ・ウラキ]]や『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』の[[グッドサンダーチーム]]のように「肝心のラスボス戦でのみ会話が発生しない」ケースも稀に存在する。
    
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
2,327

回編集