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77 バイト追加 、 2015年9月28日 (月) 14:03
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また「[[母艦]]」という用語は、ある特定の兵器を運用する移動基地としての役割を持ち、物資補給や対象兵器のメンテナンス等が行える艦を指す。上述の航空母艦の他、水上機が対象であれば「水上機母艦」、潜水艦が対象であれば「潜水母艦」となる。
 
また「[[母艦]]」という用語は、ある特定の兵器を運用する移動基地としての役割を持ち、物資補給や対象兵器のメンテナンス等が行える艦を指す。上述の航空母艦の他、水上機が対象であれば「水上機母艦」、潜水艦が対象であれば「潜水母艦」となる。
   
=== SF作品における戦艦 ===
 
=== SF作品における戦艦 ===
 
前項の基準に照らして言えば、特にスパロボに参戦するような作品の軍艦は「艦自体の戦闘力」と「艦載機動兵器の運用能力」を両立させた、戦艦と機動兵器母艦の折衷艦が大半である。これは「味方の艦にせよ敵将の艦にせよ、それ自体にも高い戦闘能力がないと見栄えしない」「作品のメインメカは艦載機の側であり、それらを搭載・運用できないと基本的にお話にならない」といった点を双方満たす艦を設定した結果であろうと思われる。
 
前項の基準に照らして言えば、特にスパロボに参戦するような作品の軍艦は「艦自体の戦闘力」と「艦載機動兵器の運用能力」を両立させた、戦艦と機動兵器母艦の折衷艦が大半である。これは「味方の艦にせよ敵将の艦にせよ、それ自体にも高い戦闘能力がないと見栄えしない」「作品のメインメカは艦載機の側であり、それらを搭載・運用できないと基本的にお話にならない」といった点を双方満たす艦を設定した結果であろうと思われる。
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この理由としては
 
この理由としては
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*発着艦には長大な滑走距離が必要なため、主砲や艦橋が邪魔。このため、伊勢型ではカタパルトで発艦させ、着艦はほかの空母に拾ってもらうというプランがあった。
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*主砲の衝撃により、繊細な艦載機の整備が行いにくい。また、甲板上にある艦載機が破損する恐れがある(当時の重巡洋艦でも搭載されていた20.3cm砲の衝撃ですら飛行機が破損する事例があった。なお、伊勢型の主砲はこれより遥かに大きい35.6cm砲である。)
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*このため、発着艦中は砲撃を行えない。爆風も飛行の妨げとなる。
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*飛行機用の燃料等は砲撃戦において誘爆の可能性があるため危険。
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・発着艦には長大な滑走距離が必要なため、主砲や艦橋が邪魔。このため、伊勢型ではカタパルトで発艦させ、着艦はほかの空母に拾ってもらうというプランがあった。
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といったことが挙げられる。
 
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・主砲の衝撃により、繊細な艦載機の整備が行いにくい。また、甲板上にある艦載機が破損する恐れがある(当時の重巡洋艦でも搭載されていた20.3cm砲の衝撃ですら飛行機が破損する事例があった。なお、伊勢型の主砲はこれより遥かに大きい35.6cm砲である。)
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・このため、発着艦中は砲撃を行えない。爆風も飛行の妨げとなる。
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・飛行機用の燃料等は砲撃戦において誘爆の可能性があるため危険。
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といったことがあげられる。
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=== スパロボにおける戦艦の位置づけ ===
 
=== スパロボにおける戦艦の位置づけ ===
 
スパロボには人型の機動兵器の他、敵味方双方に様々な軍艦が登場しているが、システム上のユニットを指す言葉としては「戦艦」でほぼ統一されている。これについては、艦を運用する者が必ずしも軍属で無い場合がある為、『軍艦』という呼称が適当ではない場合もある、という点が関係しているのだろう。
 
スパロボには人型の機動兵器の他、敵味方双方に様々な軍艦が登場しているが、システム上のユニットを指す言葉としては「戦艦」でほぼ統一されている。これについては、艦を運用する者が必ずしも軍属で無い場合がある為、『軍艦』という呼称が適当ではない場合もある、という点が関係しているのだろう。
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味方艦については、マップ攻略時には基地内等を除いてほぼ常時出撃させることになり、ユニットを搭載して艦内で回復・[[補給]]したり、ユニットを艦載して輸送することで移動距離を伸ばすといった重要な役割を担う。パイロットも大半は艦内に居住しており、[[インターミッション]]の会話等も艦内で行われる比率はかなり高い。また、自軍の司令基地でもあることから、撃墜されると敗北になることが殆ど。このような点から、味方艦については母艦としての役割が非常に色濃いと言える(「母艦」という呼称も「戦艦」と並んでよく用いられる用語の一つ。詳細は記事「[[母艦]]」を参照)。
 
味方艦については、マップ攻略時には基地内等を除いてほぼ常時出撃させることになり、ユニットを搭載して艦内で回復・[[補給]]したり、ユニットを艦載して輸送することで移動距離を伸ばすといった重要な役割を担う。パイロットも大半は艦内に居住しており、[[インターミッション]]の会話等も艦内で行われる比率はかなり高い。また、自軍の司令基地でもあることから、撃墜されると敗北になることが殆ど。このような点から、味方艦については母艦としての役割が非常に色濃いと言える(「母艦」という呼称も「戦艦」と並んでよく用いられる用語の一つ。詳細は記事「[[母艦]]」を参照)。
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なお、作中での戦闘力については、初期作品では味方戦艦の能力はあまり高く設定されておらず、HPがやや高い以外は貧弱な武装、劣悪な運動性、薄い装甲と三拍子揃った低スペックで、艦長の能力(特に[[精神コマンド]])も戦闘向きではない事が多く、それでいて機体サイズが大きいことも手伝って運動性以上に回避に難があり、敵に狙われやすいため前線に近付けること自体が危険というような、作品によっては戦闘ではほとんど役に立たないものすらあった。<br />
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なお、作中での戦闘力については、初期作品では味方戦艦の能力はあまり高く設定されておらず、HPがやや高い以外は貧弱な武装、劣悪な運動性、薄い装甲と三拍子揃った低スペックで、艦長の能力(特に[[精神コマンド]])も戦闘向きではない事が多く、それでいて機体サイズが大きいことも手伝って運動性以上に回避に難があり、敵に狙われやすいため前線に近付けること自体が危険というような、作品によっては戦闘ではほとんど役に立たないものすらあった。近年作品ではHPが大幅に上昇し、艦の武装や艦長の能力の見直しなどの調整がされて戦闘能力も全体的に向上しており、搭載武装の多さからくる高い継戦能力、HPの高さとサイズ差補正による堅牢性を活かした壁役としての使い道、[[スーパーロボット]]顔負けの高威力の武器を持つものもあるなど、初期の作品に比べると使い勝手は飛躍的に向上している。ブリッジクルーが精神コマンド要員として付随するケースが増えたのも見逃せない強化点である。そのため、近年の作品の戦艦は前述した折衷艦としてのイメージに近くなっている。
近年作品ではHPが大幅に上昇し、艦の武装や艦長の能力の見直しなどの調整がされて戦闘能力も全体的に向上しており、搭載武装の多さからくる高い継戦能力、HPの高さとサイズ差補正による堅牢性を活かした壁役としての使い道、[[スーパーロボット]]顔負けの高威力の武器を持つものもあるなど、初期の作品に比べると使い勝手は飛躍的に向上している。ブリッジクルーが精神コマンド要員として付随するケースが増えたのも見逃せない強化点である。
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<br />そのため、近年の作品の戦艦は前述した折衷艦としてのイメージに近くなっている。
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一方、敵艦については純粋に巨大で[[HP]]の高いユニット的位置付けである場合が多い。サイズ補正がダメージ計算にも適用される作品では火力・耐久性ともにプラス補正が掛かるため、艦長によっては馬鹿にできない戦闘能力を有することになる。一応当該の艦には多数の艦載機を搭載できるはずで、また少なからず「母艦」を名乗る敵艦もあることから、母艦としての役割も担っているはずであるのだが、「搭載」等の味方艦では可能な補給システムがない(かつ、それを前提とした行動を敵ユニットが行わない)ため、戦闘能力のみが艦の評価を左右することになる。<br />
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一方、敵艦については純粋に巨大で[[HP]]の高いユニット的位置付けである場合が多い。サイズ補正がダメージ計算にも適用される作品では火力・耐久性ともにプラス補正が掛かるため、艦長によっては馬鹿にできない戦闘能力を有することになる。一応当該の艦には多数の艦載機を搭載できるはずで、また少なからず「母艦」を名乗る敵艦もあることから、母艦としての役割も担っているはずであるのだが、「搭載」等の味方艦では可能な補給システムがない(かつ、それを前提とした行動を敵ユニットが行わない)ため、戦闘能力のみが艦の評価を左右することになる。近年では武装の一種として艦載機を出撃させるものを使用することにより、搭載能力が表現されることがある。OEでは敵艦専用の特殊能力として「艦船」が設定され、[[不動]]と同様の武器特殊能力無効化と「母艦」及び「艦船」に対するダメージ強化を併せ持っている。一方武器特殊能力「対艦」の対象ともなり、その場合高い倍率を受けた甚大なダメージを与えうる。
近年では武装の一種として艦載機を出撃させるものを使用することにより、搭載能力が表現されることがある。<br />
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OEでは敵艦専用の特殊能力として「艦船」が設定され、[[不動]]と同様の武器特殊能力無効化と「母艦」及び「艦船」に対するダメージ強化を併せ持っている。一方武器特殊能力「対艦」の対象ともなり、その場合高い倍率を受けた甚大なダメージを与えうる。
      
第3次Zでは新たな敵艦専用特殊能力「指揮系統中枢」(敵軍全機の命中率強化、重複あり)を追加された。強化補正を完全に消すためには、敵軍全艦を撃破する必要がある。
 
第3次Zでは新たな敵艦専用特殊能力「指揮系統中枢」(敵軍全機の命中率強化、重複あり)を追加された。強化補正を完全に消すためには、敵軍全艦を撃破する必要がある。
    
ちなみに、敵艦は撃破時に得られる[[資金]]が高く設定されているお金持ちユニットの場合が多い。このため、可能な限り「[[幸運]]」や「[[祝福]]」を併用して撃墜したい敵である。
 
ちなみに、敵艦は撃破時に得られる[[資金]]が高く設定されているお金持ちユニットの場合が多い。このため、可能な限り「[[幸運]]」や「[[祝福]]」を併用して撃墜したい敵である。
   
== 主な戦艦ユニット ==
 
== 主な戦艦ユニット ==
 
味方の中核艦としての役割を担っている艦については[[母艦]]を参照。
 
味方の中核艦としての役割を担っている艦については[[母艦]]を参照。
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一口に戦艦といっても、作品によりバリエーションは様々である。
 
一口に戦艦といっても、作品によりバリエーションは様々である。
   
=== 量産型戦艦 ===
 
=== 量産型戦艦 ===
 
同型艦が多数量産されているタイプ。ガンダムシリーズを始め、リアル系の作品の戦艦の大半はこのタイプ。それ以外でも汎用艦が登場する作品は多い。
 
同型艦が多数量産されているタイプ。ガンダムシリーズを始め、リアル系の作品の戦艦の大半はこのタイプ。それ以外でも汎用艦が登場する作品は多い。
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| [[グリンガル]] ||  
 
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| [[アドラティオ]] ||  
 
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| [[プルケリマ]] ||  
 
| [[プルケリマ]] ||  
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| [[ピア・デケム・ピット]]<br />[[ピア・デケム・ピーク]] ||  
 
| [[ピア・デケム・ピット]]<br />[[ピア・デケム・ピーク]] ||  
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| [[アルデバル]] / バン・アルデバル<br />[[プレイアデス・タウラ]] ||  
 
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