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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Doctrine of Rage]]
   
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
 
*{{登場作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
*{{登場作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
| 声優 = {{声優|石塚運昇}}
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| 声優 = {{声優|石塚運昇|SRW=Y}}
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|大籠之仁}}
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
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| SRWでの分類 = [[パイロット]]
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}}
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{{登場人物概要
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| タイトル = プロフィール
 
| 種族 = [[御使い]]
 
| 種族 = [[御使い]]
 
| 性別 = 男
 
| 性別 = 男
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| 髪型 = スキンヘッド
 
| 髪型 = スキンヘッド
 
| 所属 = 御使い
 
| 所属 = 御使い
| キャラクターデザイン = 大籠之仁
   
}}
 
}}
 
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'''怒りのドクトリン'''は『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]』の登場人物。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
[[御使い]]の一人にして、怒りを司るモノ。機械で出来たモノクルの様なものを右目につけた老人の姿をしている。
 
[[御使い]]の一人にして、怒りを司るモノ。機械で出来たモノクルの様なものを右目につけた老人の姿をしている。
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
:51話にて楽しみのテンプティと共に[[DVE]]付きで登場。61話で[[プロディキウム]]に乗り込んで直接対決となる。
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:初登場作品。第51話にて楽しみのテンプティと共に[[DVE]]付きで登場。第61話で[[プロディキウム]]に乗り込んで直接対決となる。
 
:そもそもがロクでもない御使いの中でも、特にわかりやすく頑迷な人物として描写されている。パイロットとしてはさすがに強力だが、底力がないのでいくら殴っても気力の分以上には硬くならず、さらに「消滅しようとする力」サイドなので[[熱気バサラ|バサラ]]の[[歌]]が効く。ヘリオース撃墜時に動ける味方を残しておき、出現したターンで袋叩きにして落としてしまうのがベター。
 
:そもそもがロクでもない御使いの中でも、特にわかりやすく頑迷な人物として描写されている。パイロットとしてはさすがに強力だが、底力がないのでいくら殴っても気力の分以上には硬くならず、さらに「消滅しようとする力」サイドなので[[熱気バサラ|バサラ]]の[[歌]]が効く。ヘリオース撃墜時に動ける味方を残しておき、出現したターンで袋叩きにして落としてしまうのがベター。
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:2018年8月13日に[[声優:石塚運昇|石塚運昇]]氏が鬼籍に入ったため、ドクトリン役がスパロボにおけるオリジナルキャラクター最後の収録となった。
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== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
全能力が高い強敵。技量に至っては初期値200と他を大幅に引き離している。
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全能力が高い強敵。[[技量]]に至っては初期値200と他を大幅に引き離している。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
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:本人の人間性からは想像のつかない前向きなラインナップ。アドヴェントも似たような構成であるあたり、御使いの共通項なのだろうか。
 
:本人の人間性からは想像のつかない前向きなラインナップ。アドヴェントも似たような構成であるあたり、御使いの共通項なのだろうか。
   −
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
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=== [[特殊スキル]] ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]
 
:'''[[超能力]]L9、[[ガード]]、[[プレッシャー]]L4、[[戦意高揚]]、[[精神耐性]]、[[気力+ボーナス]]、[[気力限界突破]]、[[3回行動]]'''
 
:'''[[超能力]]L9、[[ガード]]、[[プレッシャー]]L4、[[戦意高揚]]、[[精神耐性]]、[[気力+ボーナス]]、[[気力限界突破]]、[[3回行動]]'''
 
:さすがのラインナップだが「底力」がないので、プレッシャーの分以上には硬くならない。とはいえ気力が上がればガードと気力限界突破によって更に固くなるので注意。本人の能力が高い分、プレッシャーの無効化も中々厳しい。
 
:さすがのラインナップだが「底力」がないので、プレッシャーの分以上には硬くならない。とはいえ気力が上がればガードと気力限界突破によって更に固くなるので注意。本人の能力が高い分、プレッシャーの無効化も中々厳しい。
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=== 固有[[エースボーナス]] ===
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=== [[エースボーナス]] ===
;気力130以上で、1度だけ「熱血」と「かく乱」がかかる
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;気力130以上で、1度だけ「[[熱血]]」と「[[かく乱]]」がかかる
:天獄篇で採用。ハードだとこれを持って現れる。ただ、「熱血」は「ひらめき」で対処可能、「かく乱」は[[プロディキウム]]が鈍重なのであまり意味がない。
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:『天獄篇』で採用。ハードだとこれを持って現れる。ただ、「熱血」は「ひらめき」で対処可能、「かく乱」は[[プロディキウム]]が鈍重なのであまり意味がない。
 
:「熱血」はドクトリンの「怒り」による裁きを、「かく乱」はテンプティの「楽しみ」によるその場の引っ掻き廻しを意味しているという事か?
 
:「熱血」はドクトリンの「怒り」による裁きを、「かく乱」はテンプティの「楽しみ」によるその場の引っ掻き廻しを意味しているという事か?
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:また、御使いには同胞を手にかけるという概念がなければそれ以前に嘘をつくというのもあり得ないとされている為、サクリファイやアサキムを取り込んだ彼のついた嘘を鵜呑みにしてしまい、掌で踊らされた挙句に無理矢理吸収されてしまった。
 
:また、御使いには同胞を手にかけるという概念がなければそれ以前に嘘をつくというのもあり得ないとされている為、サクリファイやアサキムを取り込んだ彼のついた嘘を鵜呑みにしてしまい、掌で踊らされた挙句に無理矢理吸収されてしまった。
 
;[[哀しみのサクリファイ]]
 
;[[哀しみのサクリファイ]]
:同胞。御使いの意見に反したため次元牢に閉じ込める<ref>殺さないのは、上述のとおり手にかけるという概念が存在しないため。</ref>が、彼女がZ-BLUEを敵と定めた後、次元牢からの解放を許した。
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:同胞。御使いの意に反したため次元牢に閉じ込める<ref>殺さないのは、上述のとおり手にかけるという概念が存在しないため。</ref>が、彼女がZ-BLUEを敵と定めた後、次元牢からの解放を許した。
 
;[[楽しみのテンプティ]]
 
;[[楽しみのテンプティ]]
:同胞。実質彼女とコンビで行動しているが、テンプティは好奇心の赴くままに遊びまわるため、実質ドクトリンが一人で動いている。
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:同胞。彼女とコンビで行動しているが、テンプティは好奇心の赴くままに遊びまわるため、実質ドクトリンが一人で動いている。
 
;[[アサキム・ドーウィン]]
 
;[[アサキム・ドーウィン]]
 
:彼にすべてのスフィアの収集を命じた。アサキムにとっては、自分を無限獄に堕とした張本人。
 
:彼にすべてのスフィアの収集を命じた。アサキムにとっては、自分を無限獄に堕とした張本人。
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;「あの男…! 日輪の輝きを胸に秘めているか!」
 
;「あの男…! 日輪の輝きを胸に秘めているか!」
 
:[[破嵐万丈|万丈]]からの被弾時。後半は「カムヒア!ダイターン3」の引用。
 
:[[破嵐万丈|万丈]]からの被弾時。後半は「カムヒア!ダイターン3」の引用。
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;「異能生存体め…! 汝は再び神殺しの汚名を背負うつもりか!」
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:[[キリコ・キュービィー|キリコ]]からの被弾時。寧ろ美名のような気がするが。
 
;「これが…! 地球の[[サラリーマン]]と呼ばれし者の力か!」
 
;「これが…! 地球の[[サラリーマン]]と呼ばれし者の力か!」
 
:[[赤木駿介|赤木]]からの被弾時。「地球のサラリーマン」とさも大仰そうに言っているのが、笑いを誘う。
 
:[[赤木駿介|赤木]]からの被弾時。「地球のサラリーマン」とさも大仰そうに言っているのが、笑いを誘う。
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;「お前は痛みを感じないのか、傷だらけの獅子!?」
 
;「お前は痛みを感じないのか、傷だらけの獅子!?」
 
:ランドからの被弾時。痛みに耐えてこその「傷だらけの獅子」である事を知らないのであろうか。
 
:ランドからの被弾時。痛みに耐えてこその「傷だらけの獅子」である事を知らないのであろうか。
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;「これは…何が起きている…?」
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:反撃不能時の台詞。
    
=== インターミッション ===
 
=== インターミッション ===
 
;ドクトリン「いずれ彼らは進化からシンカに至る…だが、太陽の輝きは許されない」<BR/>テンプティ「じゃあ、どうすんの?」<BR/>ドクトリン「決まっている。あの世界の地球人は抹消だ。それが我々の務めなのだ」
 
;ドクトリン「いずれ彼らは進化からシンカに至る…だが、太陽の輝きは許されない」<BR/>テンプティ「じゃあ、どうすんの?」<BR/>ドクトリン「決まっている。あの世界の地球人は抹消だ。それが我々の務めなのだ」
:天獄篇第50話「星の向こうに」のエンドデモでのテンプティとの会話。天獄篇予告では最後の〆に使われていたが、ネタバレを防ぐため背景は黒い太陽ではなく蒼の地球になっていた。
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:『天獄篇』第50話「星の向こうに」のエンドデモでのテンプティとの会話。天獄篇予告では最後の〆に使われていたが、ネタバレを防ぐため背景は黒い太陽ではなく蒼の地球になっていた。
 
;ドクトリン「我らは至高神に仕え、全ての並行世界の父にして、兄である存在…」<BR/>テンプティ「要するに全ての生物の…ううん、全ての存在の頂点に立つ者だよ」
 
;ドクトリン「我らは至高神に仕え、全ての並行世界の父にして、兄である存在…」<BR/>テンプティ「要するに全ての生物の…ううん、全ての存在の頂点に立つ者だよ」
 
:第51話で現れた際の宣言。テンプティ共々DVE。
 
:第51話で現れた際の宣言。テンプティ共々DVE。
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:同上。本性を現したアドヴェントに追いつめられた際の台詞。
 
:同上。本性を現したアドヴェントに追いつめられた際の台詞。
 
:アドヴェントが同じ御使いであるサクリファイを取り込み、更に自分達を騙していた上に同様に消そうとしている事実を前に、彼の中の御使いとしての全てが崩壊していく。
 
:アドヴェントが同じ御使いであるサクリファイを取り込み、更に自分達を騙していた上に同様に消そうとしている事実を前に、彼の中の御使いとしての全てが崩壊していく。
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;「慈悲を、アドヴェント!」
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:アドヴェントに命乞いした時の場面。幾多の生命を慈悲もなく滅ぼしておきながら、いざ自分が同じ立場になった途端に無様に救いを請う姿は、御使いが長きにわたって見下してきた「下等な存在」そのものであった。
 
;「い、嫌だああああああっ!!」
 
;「い、嫌だああああああっ!!」
 
:断末魔。頑なに自分達が絶対者だと信じていた彼に訪れたのは、今まで自分達を否定してきた者達の言葉を証明するも同然の、裏切りと消滅という終焉だった。
 
:断末魔。頑なに自分達が絶対者だと信じていた彼に訪れたのは、今まで自分達を否定してきた者達の言葉を証明するも同然の、裏切りと消滅という終焉だった。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*ドクトリン(Doctrine)は[[英語]]で「教義」を意味する。さしずめ「怒りの教義」といったところか。
 
*ドクトリン(Doctrine)は[[英語]]で「教義」を意味する。さしずめ「怒りの教義」といったところか。
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== 脚注 ==
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<references />
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{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{DEFAULTSORT:いかりのとくとりん}}
 
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