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『[[スーパーロボット大戦シリーズ]]』は全てが同じ[[世界観]]にあるわけでなく、シリーズ毎に別の世界観を持つ。例えば『[[αシリーズ]]』の世界観は、『[[旧シリーズ]]』の世界観とは別物である。しかし、パラレルワールドの設定を組み込むことにより、他のスパロボシリーズのバンプレストオリジナルの要素や設定を、別のスパロボシリーズにも持ち込むということが行われている。
 
『[[スーパーロボット大戦シリーズ]]』は全てが同じ[[世界観]]にあるわけでなく、シリーズ毎に別の世界観を持つ。例えば『[[αシリーズ]]』の世界観は、『[[旧シリーズ]]』の世界観とは別物である。しかし、パラレルワールドの設定を組み込むことにより、他のスパロボシリーズのバンプレストオリジナルの要素や設定を、別のスパロボシリーズにも持ち込むということが行われている。
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パラレルワールドという要素が具体的に扱われたのは『[[スーパーロボット大戦A]]』からである。「極めて近く、限りなく遠い世界に」というキャッチフレーズを指す通り、この作品に登場する敵対勢力[[シャドウミラー]]は平行世界から転移してきたという設定である。作品設定の中に過去のバンプレストが設定したオリジナルが含まれており、物語の構想を広げたという点では大きな通過点であろう(反面、このせいでストーリー性が難解・複雑になり、単純明快さが無くなったために、小さな子供のプレイヤーがストーリーを理解出来なくなってしまっている、という指摘もある)。
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パラレルワールドという要素が具体的に扱われたのは『[[スーパーロボット大戦A]]』からである。「極めて近く、限りなく遠い世界に」というキャッチフレーズを指す通り、この作品に登場する敵対勢力[[シャドウミラー]]は平行世界から転移してきたという設定で、彼らの来た世界は『'''[[あちらの世界]]'''』と呼称されてもいる。作品設定の中に過去のバンプレストが設定したオリジナルが含まれており、物語の構想を広げたという点では大きな通過点であろう(反面、このせいでストーリー性が難解・複雑になり、単純明快さが無くなったために、小さな子供のプレイヤーがストーリーを理解出来なくなってしまっている、という指摘もある)。
    
スーパーロボット大戦シリーズの姉妹作である『[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]』や『[[スーパーヒーロー作戦]]』にも扱われていて、後発作品である『スーパーロボット大戦αシリーズ』を経てさらに設定が難解になってきた。いろいろと設定を含ませる要素も数多く登場しており、ファンの創造性も大きく膨らんでいる。ヒーロー戦記の主人公ギリアムやスーパーヒーロー作戦の主人公であり「因果律の番人」の名前を持つイングラムは世界を飛び越えて『[[OGシリーズ]]』の世界やαシリーズの世界へとやってきた。彼らは時間移動と平行世界移動は同義として捉えている(時間分岐が起こる直前の世界に転移し、それぞれの事象を変動させることで結果的に時間を変化させることから同義として捉えることが可能になる。これはSF作品の定石の一つである)
 
スーパーロボット大戦シリーズの姉妹作である『[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]』や『[[スーパーヒーロー作戦]]』にも扱われていて、後発作品である『スーパーロボット大戦αシリーズ』を経てさらに設定が難解になってきた。いろいろと設定を含ませる要素も数多く登場しており、ファンの創造性も大きく膨らんでいる。ヒーロー戦記の主人公ギリアムやスーパーヒーロー作戦の主人公であり「因果律の番人」の名前を持つイングラムは世界を飛び越えて『[[OGシリーズ]]』の世界やαシリーズの世界へとやってきた。彼らは時間移動と平行世界移動は同義として捉えている(時間分岐が起こる直前の世界に転移し、それぞれの事象を変動させることで結果的に時間を変化させることから同義として捉えることが可能になる。これはSF作品の定石の一つである)
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