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| 所属部隊 = 機動部隊(GGG)
 
| 所属部隊 = 機動部隊(GGG)
 
| 学年 = 3年1組(小学校)
 
| 学年 = 3年1組(小学校)
| 役職 = 特別隊員(GGG)
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| 役職 =  
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*GGG特別隊員(TVシリーズ&FINAL)
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*少年GGG隊 隊員(覇界王・序)
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*GGGブルー機動隊長(覇界王・本編)
 
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口癖は「うわっはー!!」。元々父親である[[天海勇]]が言う台詞であり、それが移ったものである。
 
口癖は「うわっはー!!」。元々父親である[[天海勇]]が言う台詞であり、それが移ったものである。
   −
冒頭の8年前、[[ギャレオン]]によって天海夫妻に託される。以来、その[[愛|愛情]]を一身に受けて、ごく普通の子供として育てられる。優しく礼儀正しく元気で勇気ある少年なのだが、勉強嫌いなのかいつも遊んでばかりいるのが玉に瑕。[[初野華]]とは幼なじみの間柄で、クラスでも公認のカップル。
+
両親同様に優しい性格であり、元気で勇気ある少年。一方で勉強はあまりしないほうだったり、学校に遅刻したり、ゲームやラジロボに夢中になるといった等身大の少年の姿も見せる。[[初野華]]とは幼なじみの間柄でクラスでも公認のカップル。
   −
実は機界昇華寸前の[[三重連太陽系]]「緑の星」からギャレオンによって[[地球]]に運ばれてきた[[宇宙人]]で、[[EI-02]]の出現を契機に秘められた力に目覚め、[[GGG]]に協力するようになる。その力は[[ゾンダー人間|ゾンダー化された人間]]を核から救い出す「浄解」や、[[獅子王凱]]の[[Gストーン]]をアジャストするなど、[[ゾンダー]]とGストーンに密接に関わっている。浄解時に体が緑に発光し八枚の光の羽を持つ姿になるが、これは浄解モードと呼ばれている。それ以外にも、強力なバリアを持ち宇宙空間を生身で飛行することも出来、また生体への治癒能力やサイコキネシス、テレパスなどが使えるようである。浄解の際に使う呪文はラテン語をベースにしたもの。
+
実は機界昇華寸前の[[三重連太陽系]]「緑の星」からギャレオンによって[[地球]]に運ばれてきた[[宇宙人]]で、8年前(物語冒頭)に天海夫妻に託されて以来、その[[愛|愛情]]を一身に受けてごく普通の地球人の子供として育てられてきた。<br>[[EI-02]]の出現を契機に秘められた力に目覚め、[[GGG]]に協力するようになる。その力は[[ゾンダー人間|ゾンダー化された人間]]を核から救い出す「浄解」や、[[獅子王凱]]の[[Gストーン]]をアジャストするなど、[[ゾンダー]]とGストーンに密接に関わっている。浄解時に体が緑に発光し八枚の光の羽を持つ姿になるが、これは浄解モードと呼ばれている。それ以外にも、強力なバリアを持ち宇宙空間を生身で飛行することも出来、また生体への治癒能力やサイコキネシス、テレパスなどが使えるようである。浄解の際に使う呪文はラテン語をベースにしたもの。
    
生まれ故郷「緑の星」で実の親に名付けられた名は「ラティオ」であり、ラテン語で理性を意味する。三重連太陽系赤の星の出身者([[ソルダートJ]]や[[戒道幾巳]]など)は護を緑の星での本名で呼ぶ。
 
生まれ故郷「緑の星」で実の親に名付けられた名は「ラティオ」であり、ラテン語で理性を意味する。三重連太陽系赤の星の出身者([[ソルダートJ]]や[[戒道幾巳]]など)は護を緑の星での本名で呼ぶ。
   −
地球人としてごく普通に育った身の上ながら、実際は別の惑星で生まれた宇宙人であり、今まで愛し育ててくれた両親が実の親ではなかったことに困惑し悩む事も多かったが、素直で優しく、愛する人たちを護るためには命の危険も顧みず戦いに飛び込む勇気ある少年であり、GGGとの関わり合いや、周囲の支えもあって次第に自身の力を受け入れるようになった。
+
その出自ゆえに、自身の出生の経緯と能力や今まで愛し育ててくれた両親が実の親ではなかったことに困惑し悩む事も多かったが、素直で優しく、愛する人たちを護るためには命の危険も顧みず戦いに飛び込む勇気ある少年であり、GGGとの関わり合いや周囲の支えもあって、次第に自身の力を受け入れるようになった。
    
[[Zマスター]]の脅威から宇宙が生み出した天然の抗体でもあり、能力を解析することで緑の星でGストーンが生み出され、それを受け継いだ地球でサイボーグ・ガイやガオガイガーが生み出されることとなる。またゾンダー勢力からは「'''カインの造りし破壊マシン'''」と呼ばれるが、これは元来機械であるゾンダーや原種が生命体の存在を機械的に解釈するための表現である(なので、カインの息子であるラティオ=護は、ゾンダー勢力からすると「カインが造った、ゾンダーを破壊する力を持ったマシン」という認識になる)。
 
[[Zマスター]]の脅威から宇宙が生み出した天然の抗体でもあり、能力を解析することで緑の星でGストーンが生み出され、それを受け継いだ地球でサイボーグ・ガイやガオガイガーが生み出されることとなる。またゾンダー勢力からは「'''カインの造りし破壊マシン'''」と呼ばれるが、これは元来機械であるゾンダーや原種が生命体の存在を機械的に解釈するための表現である(なので、カインの息子であるラティオ=護は、ゾンダー勢力からすると「カインが造った、ゾンダーを破壊する力を持ったマシン」という認識になる)。
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テレビシリーズ最終回において、別の星の[[機界新種]]の脅威にさらされているかもしれない人々の助けになるべく、ギャレオンと共に宇宙に旅立つ。
 
テレビシリーズ最終回において、別の星の[[機界新種]]の脅威にさらされているかもしれない人々の助けになるべく、ギャレオンと共に宇宙に旅立つ。
   −
続編のOVAにおいて、本当は、カインのテレパシーで呼び出されていたことが判明。だが、そのカインは[[ソール11遊星主]]の[[ペイ・ラ・カイン]]であり、遊星主の罠にはまってしまう。[[天海護 (レプリジン)|自身のレプリジン]]に助けられた護は、[[レプリ地球]]でGGGと再会。彼らと共に遊星主と戦い、自身は、ペイ・ラ・カインと交戦。戦い終えた後、[[戒道幾巳]]と共に、地球に帰還させられ、華や両親との再会を果たす。
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続編のOVAにおいて、本当は、カインのテレパシーで呼び出されていたことが判明。だが、そのカインは[[ソール11遊星主]]の[[ペイ・ラ・カイン]]であり、遊星主の罠にはまってしまう。[[天海護 (レプリジン)|自身のレプリジン]]に助けられた護は、[[レプリ地球]]でGGGと再会。彼らと共に遊星主と戦い、自身はペイ・ラ・カインと交戦。戦いが終わった後は戒道と共に地球に帰還させられ、華や両親との再会を果たす。
   −
『[[覇界王 ガオガイガー対ベターマン|覇界王~ガオガイガー対ベターマン~]]』Number.01以降ではかつての凱のような精悍な青年に成長した姿で登場。新生GGG機動部隊の隊長となり、[[戒道幾巳]]と共にガオガイゴーのパイロットとなっている。
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『[[覇界王 ガオガイガー対ベターマン|覇界王~ガオガイガー対ベターマン~]]』Number.01以降ではかつての凱のような精悍な青年に成長した姿で登場。新生GGG機動部隊の隊長となり、戒道と共にガオガイゴーのパイロットとなっている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:初登場作品。[[NPC]]だが声が収録されている。[[ゾンダー]]絡みのイベントで出番は多い。「浄解」のシーンはデモが用意されている。年が近い[[真田ケン太]]や[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]と親しくなる。
 
:初登場作品。[[NPC]]だが声が収録されている。[[ゾンダー]]絡みのイベントで出番は多い。「浄解」のシーンはデモが用意されている。年が近い[[真田ケン太]]や[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]と親しくなる。
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
:前作同様出番が多い。[[レプリジン]]ではあったが、敵となって凱と対峙する。今回も声が入っている。ちなみに凱に対しては専用台詞があるが、同時登場のゴルディマーグは戦えないため、汎用台詞はイベントでしか聞けない。
+
:前作同様出番が多い。今回も声が入っている。『FINAL』の再現のため、[[天海護 (レプリジン)|レプリジンの護]]が登場する。
 
:第28話「いつか星の海で」ではさすがに原作の死亡イベントは再現されず、消耗して撤退したところをイルイに助けられる、という形になっている。
 
:第28話「いつか星の海で」ではさすがに原作の死亡イベントは再現されず、消耗して撤退したところをイルイに助けられる、という形になっている。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
:既に力を使い、[[GGG]]に協力している部分からスタートしている。時限爆弾を捨て身で運ぶなど、一人で積極的な行動を起こすことも。第2部で登場するレプリジンはレプリソルダートJを伴っており、原作・『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』と比べてどうも言動が乱暴。[[ゴライオン]]が出て来るため、汎用台詞も表示される。
+
:既に力を使い、[[GGG]]に協力している部分からスタートしている。時限爆弾を捨て身で運ぶなど、一人で積極的な行動を起こすことも。
 +
:第2部からはレプリジンも登場。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}
 
:本作では中断メッセージには登場しないが、[[DVE]]で声が収録されて居る。『W』同様に、シナリオ開始時点で既にGGGに協力している。今回はミス一番星コンテストにて[[大河幸太郎|大河長官]]に指名される形で[[戦術指揮]]を担当。
 
:本作では中断メッセージには登場しないが、[[DVE]]で声が収録されて居る。『W』同様に、シナリオ開始時点で既にGGGに協力している。今回はミス一番星コンテストにて[[大河幸太郎|大河長官]]に指名される形で[[戦術指揮]]を担当。
77行目: 81行目:  
:序章ワールド2より登場。支援ユニットパーツとしてボイスが収録されている。
 
:序章ワールド2より登場。支援ユニットパーツとしてボイスが収録されている。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
:『覇界王』設定での初参戦であり、パイロットとして初めて使用できる。設定に合わせてボイスは完全新録。
+
:『覇界王』設定での初参戦であり、パイロットとして初めて使用できる。成人後という設定に合わせてボイスは完全新録。
 +
:ただ、声変わりしたという設定はあるものの、[[初野華|嫁]]ともども担当声優が変更されておらず声が非常に若々しいままとなっている。
 
:初期状態では[[ガオガイゴー]]のサブパイロット。本作では本来メインパイロットを務める覚醒人凱号状態では出撃出来ないが、『操縦者交代』コマンドを使用することでガオガイゴーのメインパイロットにすることもできる。
 
:初期状態では[[ガオガイゴー]]のサブパイロット。本作では本来メインパイロットを務める覚醒人凱号状態では出撃出来ないが、『操縦者交代』コマンドを使用することでガオガイゴーのメインパイロットにすることもできる。
:エースボーナスは『勇気使用時に魂が発動する』と非常に強力なのだが、毎ターン発動するうえにターン開始時にメインパイロットにしておかなければ発動しない戒道のボーナスと違い交代してから精神を使えばよいという能動的発動なうえ、'''使った後に交代すれば戒道でも恩恵を受けられてしまう。'''そのため、特に拘りがなければボーナス習得以後はサブパイロットに収まることになる。
+
:エースボーナスは後に帰還する凱と同じ「気力150以上で勇気使用時に魂が発動する」であり非常に強力。ただ、'''発動後にメインパイロットを交代しても魂が引き継がれる'''仕様であり、相方である戒道のエースボーナスがフェイズ開始時メインパイロットの場合に効果が発動する都合上、特に拘りがなければボーナス習得以後はサブパイロットに収まることになる。
 
:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「防御アップ」。
 
:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「防御アップ」。
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;[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
;[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
:'''[[根性]]、[[不屈]]、[[鉄壁]]、[[必中]]、[[気合]]、[[勇気]]'''
 
:'''[[根性]]、[[不屈]]、[[鉄壁]]、[[必中]]、[[気合]]、[[勇気]]'''
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:序盤は敵の攻撃をその身で受けて対応する防御系精神に偏重。「鉄壁」とバリアとの相性が良く、後半は「気合」役としても悪くない。最後はやはり「勇気」。本人のエースボーナスとしても、終盤の[[ファイナル・ガオガイガー]]のサブパイロットとしても重要になる。
    
=== [[特殊スキル]] ===
 
=== [[特殊スキル]] ===
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=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
;気力150以上で精神コマンド「勇気」を使用すると「[[魂]]」がかかる
 
;気力150以上で精神コマンド「勇気」を使用すると「[[魂]]」がかかる
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。
+
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。[[獅子王凱]]と寸分違わず同じ内容。
 +
:よく勘違いされているが、取得しても'''護がメインパイロットの状態で「勇気」を使わなければ発動しない'''ため、護に交代してから発動しよう。先述の通り、エースボーナス発動後に搭乗者を交代すれば「魂」を相方に引き継がせることができる。なお仕様上、交代ができないファイナル・ガオガイガーでは死にボーナス。
    
=== [[戦術指揮]] ===
 
=== [[戦術指揮]] ===
100行目: 107行目:     
=== サポーターコマンド ===
 
=== サポーターコマンド ===
;超力ガッツ
+
{| class="wikitable"
:使用したパイロットの気力+15、状態異常を解除する。
+
|-
:[[卯都木命]]のコマンドに加入。そのため命と連名となっているが、一時的に[[機界新種|諸事情]]により護一人になるタイミングが存在する。
+
! コマンド名 !! 作品 !! 名義 !! S-SP !! 使用時 !! パッシブ
 +
|-
 +
! 超力ガッツ
 +
| style="text-align:center;" | [[スーパーロボット大戦T|T]]
 +
| [[卯都木命|命]]&護<ref>命が[[機界新種]]となっている間は護一人となる。</ref>
 +
| style="text-align:center;" | 30
 +
| 気力+15、状態異常を解除
 +
| -
 +
|-
 +
|}
    
=== サポートアビリティ ===
 
=== サポートアビリティ ===
129行目: 145行目:  
;マザー
 
;マザー
 
:実母。
 
:実母。
 +
;天海翼(SRW未登場)
 +
:『覇界王』での全ての決着後、初野華との間に生まれた子供。
    
=== GGG ===
 
=== GGG ===
 
;[[獅子王凱]]
 
;[[獅子王凱]]
:兄貴分。(初対面では)おじさん→凱さん→凱兄ちゃんと呼び方が変化した。おじさん呼ばわりは何気にトラウマのようで別ゲームなどで他の人間に呼ばれた際は凱をピンチにしたことも。
+
:兄貴分。(初対面では)おじさん→凱さん→凱兄ちゃんと呼び方が変化した。おじさん呼ばわりは凱にトラウマとして残ってしまったようだが、後に時を経て成長した護自身に跳ね返ってしまうことに…。
 
;[[ギャレオン]]
 
;[[ギャレオン]]
 
:いつも見守ってくれるライオンロボット。実は父・カインの分身的存在。
 
:いつも見守ってくれるライオンロボット。実は父・カインの分身的存在。
141行目: 159行目:  
;[[初野華]]
 
;[[初野華]]
 
:ガールフレンド。北海道では幼馴染、[[東京]]ではクラスメイト。最終話では結婚するが小学生なので当然だが法的な婚姻ではない事実婚であり、婚約と言ったほうが正しいかもしれない。
 
:ガールフレンド。北海道では幼馴染、[[東京]]ではクラスメイト。最終話では結婚するが小学生なので当然だが法的な婚姻ではない事実婚であり、婚約と言ったほうが正しいかもしれない。
:10年後も関係は良好だが、まだ法律上の夫婦にはなっていない。
+
:10年後も関係は良好だが、まだ法律上の夫婦にはなっていなかった。『覇界王』での決着後にめでたく本当の夫婦となる。
 
;[[牛山末男]]、[[数納鷹泰]]、[[狐森レイコ]]
 
;[[牛山末男]]、[[数納鷹泰]]、[[狐森レイコ]]
 
:仲の良いクラスメイトたち。末男と鷹泰とはラジロボ仲間でもある。また、第19話では3人揃って、教頭先生に叱られてもいる。
 
:仲の良いクラスメイトたち。末男と鷹泰とはラジロボ仲間でもある。また、第19話では3人揃って、教頭先生に叱られてもいる。
149行目: 167行目:  
;護の担任
 
;護の担任
 
:お団子ヘアの眼鏡をかけた妙齢の女性。幾多の[[ゾンダー]]事件において、狼狽したり、腰を抜かしたりするが教師としての責任感はあり、生徒を避難させる姿を見せる。
 
:お団子ヘアの眼鏡をかけた妙齢の女性。幾多の[[ゾンダー]]事件において、狼狽したり、腰を抜かしたりするが教師としての責任感はあり、生徒を避難させる姿を見せる。
 +
;教頭先生
 +
:末男と鷹泰と共に遅刻した際に叱られた上、直後に[[ペンチノン]]の手でEI-19と化した教頭先生によって、学校に閉じ込められてしまう。事件解決後は護たちも教頭も改善された。
    
=== その他 ===
 
=== その他 ===
157行目: 177行目:     
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 +
=== [[勇者シリーズ]] ===
 +
;[[ウォルフガング]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では、[[ゾンダー]]となった彼を浄解して人間に戻した。
 +
;[[カトリーヌ・ビトン]]
 +
:『T』では、これまで散々敵対し自分たちの邪魔をしてきたくせに、何食わぬ顔で仲間入りした彼女の厚顔無恥ぶりに、流石の護も非難の声を上げた。
 +
;[[友永勇太]]
 +
:『30』では「勇者」としての後輩で、彼にとっては憧れの存在。正式に対面を果たした際のやり取りや、後に『護兄ちゃん』と呼んで慕うなど、かつての凱と護と同様の関係となる。
 +
;[[ブレイブポリス]]
 +
:『30』ではGGG勇者ロボの勇気を受け継ぐ新たな勇者として期待している。特に[[シャドウ丸]]は自身の警護役だった[[ボルフォッグ]]と同じ忍者ロボとあってか、思い入れが少々過剰になっている。
 +
 +
=== その他スーパー系 ===
 
;[[真田ケン太]]
 
;[[真田ケン太]]
 
:同年代の友人。無限力[[ビムラー]]に選ばれた、人間(有機生命)とメカ(機械)の調停者たる存在。『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』EDでは星の海へと旅立つ彼を見送る(つまり本編最終話とは逆の立場)事に。
 
:同年代の友人。無限力[[ビムラー]]に選ばれた、人間(有機生命)とメカ(機械)の調停者たる存在。『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』EDでは星の海へと旅立つ彼を見送る(つまり本編最終話とは逆の立場)事に。
;[[イルイ・ガンエデン]]
+
;[[日向仁]]
:同年代の友人。星の海への道を閉ざさんとする[[ナシム・ガンエデン|ヒトの造りし機械神]]の半身。
+
:[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では彼のメダルを返して以来の友人となる。ちなみに護より2つ年上。
 +
;[[竹尾ワッ太]]
 +
:『T』では先輩的な立場。
 +
;[[ゼンカイザー]] / 五色田介人、[[ゼンカイジュラン]] / ジュラン、[[ゼンカイガオーン]] / ガオーン
 +
:『DD』の期間限定イベント「激突、王と王の戦い」にて、Gアイランドシティにて聞き込み調査を行う彼らに遭遇、GGGとの橋渡しとなる。
 +
;[[兜シロー]]
 +
:『30』では幼馴染の一人。
 +
;[[渓]]([[早乙女元気 (OVA)|早乙女元気]])
 +
:『30』では幼馴染の一人だが、「元気」が実は女の子だったことには気づいていなかった。
 +
 
 +
=== リアル系 ===
 
;[[相良宗介]]
 
;[[相良宗介]]
 
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』にて共演。最初は護をテロリストの少年兵だと誤解する場面もあったが、すぐに誤解は解ける。その後は護を「GGGの戦士」と評し、一目置くようになる。
 
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』にて共演。最初は護をテロリストの少年兵だと誤解する場面もあったが、すぐに誤解は解ける。その後は護を「GGGの戦士」と評し、一目置くようになる。
 
;[[ヒイロ・ユイ]]、[[デュオ・マックスウェル]]
 
;[[ヒイロ・ユイ]]、[[デュオ・マックスウェル]]
 
:『W』では職業柄、プリベンターと行動することがあったらしく、お互いに面識がある。
 
:『W』では職業柄、プリベンターと行動することがあったらしく、お互いに面識がある。
;[[日向仁]]
  −
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では彼のメダルを返して以来の友人となる。ちなみに護より2つ年上。
   
;[[シュンカ・ザマ]]
 
;[[シュンカ・ザマ]]
 
:『BX』にて、ビショット軍に避難所を攻撃された際、近くに居合わせた彼に助けられる。
 
:『BX』にて、ビショット軍に避難所を攻撃された際、近くに居合わせた彼に助けられる。
 
;[[ホウメイ]]
 
;[[ホウメイ]]
 
:『BX』にて、母の得意料理であるトロピカルハンバーグを作ってもらった。曰く、「お母さんのとは違うけど、美味しい」とのこと。
 
:『BX』にて、母の得意料理であるトロピカルハンバーグを作ってもらった。曰く、「お母さんのとは違うけど、美味しい」とのこと。
;[[カトリーヌ・ビトン]]
+
 
:[[スーパーロボット大戦T|T]]』では、これまで散々敵対し自分たちの邪魔をしてきたくせに、何食わぬ顔で仲間入りした彼女の厚顔無恥ぶりに、流石の護も非難の声を上げた。
+
=== バンプレストオリジナル ===
;[[竹尾ワッ太]]
+
;[[イルイ・ガンエデン]]
:『T』では先輩的な立場。
+
:同年代の友人。星の海への道を閉ざさんとする[[ナシム・ガンエデン|ヒトの造りし機械神]]の半身。
 
;[[ラミィ・アマサキ]]
 
;[[ラミィ・アマサキ]]
 
:『T』では自身や戒道同様、地球に流れ着いてきた異星人の一人。
 
:『T』では自身や戒道同様、地球に流れ着いてきた異星人の一人。
   −
== 名台詞 ==
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== 名(迷)台詞 ==
 
;「クーラティオー、テネリタース、セクティオ、サルース、コクトゥーラ!」
 
;「クーラティオー、テネリタース、セクティオ、サルース、コクトゥーラ!」
:浄解の呪文であり、「[[ラテン語]]」である。直訳すると「治療、繊細、切り取り、安全、分解」となる。また、最後に「ウィータ」は「人生」となる。
+
:浄解の呪文であり、「[[ラテン語]]」である。直訳すると「治療、繊細、切り取り、安全、分解」となる。31原種の核の浄解も同じだが、呪文を放つ手が異なる。また、最後に「ウィータ」は「人生」となる。
 +
;「壊れてもいないのに捨てるなんて、始めから買わなきゃいいのにね」
 +
:第1話の最初の台詞。カモメ第一小学校の三年一組のクラスメートたちと一緒に社会科見学として夢の島を訪れた時に捨てられたロボットの玩具を拾いながらぼやく。
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:なお、この時護が持っている玩具は前作『勇者指令ダグオン』に登場するダグファイヤーに酷似しており、「[[エグゼブ|ロボットアニメに登場するロボットの玩具はテレビ番組の放送が終わったら見向きもされなくなり、最終的には捨てられる''']]」という残酷な現実を現しており、護の台詞は『[[勇者シリーズ]]』に留まらず、'''ロボットアニメに対するメタフィクションな皮肉'''とも取れる。
 
;「天海護…9歳!所属と番号は…ありません!」
 
;「天海護…9歳!所属と番号は…ありません!」
 
:[[GGG]]ベイタワー基地へ向かうエレベーターのセキュリティに名前、年齢、所属、認識番号を問われて。『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では[[DVE]]。
 
:[[GGG]]ベイタワー基地へ向かうエレベーターのセキュリティに名前、年齢、所属、認識番号を問われて。『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では[[DVE]]。
198行目: 240行目:  
:第33話、学校からの帰り道で華と別れた後、勇から今度の休日に華を誘って釣りに行こうと言われた事を思い出して。この時、赤面になっている辺り、意識している様子。
 
:第33話、学校からの帰り道で華と別れた後、勇から今度の休日に華を誘って釣りに行こうと言われた事を思い出して。この時、赤面になっている辺り、意識している様子。
 
;「こんな時…僕にできる事は…」
 
;「こんな時…僕にできる事は…」
;「超龍神…お願い…力を貸して…!」
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;「超竜神…お願い…力を貸して…!」
:第42話、原種たちの猛攻により追い詰められる勇者ロボ軍団。護は発掘された超龍神の元に行き呼びかけ、その直後に超龍神が輝き出す。
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:第42話、原種たちの猛攻により追い詰められる勇者ロボ軍団。護は発掘された超竜神の元に行き呼びかけ、その直後に超竜神が輝き出す。
 
;「宇宙人だって嫌われたって構わない! 僕は華ちゃんを守るんだ!!」
 
;「宇宙人だって嫌われたって構わない! 僕は華ちゃんを守るんだ!!」
 
:第44話、ゾンダーロボ(EI-74)に捕われた華ちゃんを助けに向かった時の台詞。
 
:第44話、ゾンダーロボ(EI-74)に捕われた華ちゃんを助けに向かった時の台詞。
207行目: 249行目:  
;凱「俺たちの、俺たちの文明は……間違っていたのか!?」
 
;凱「俺たちの、俺たちの文明は……間違っていたのか!?」
 
;「僕たちが、物を大切にしないから…!? 何でもかんでもゴミにしちゃうから…!? だから滅ぼすの!?」
 
;「僕たちが、物を大切にしないから…!? 何でもかんでもゴミにしちゃうから…!? だから滅ぼすの!?」
:最終話、[[ゾヌーダロボ]]の猛攻により東京都庁一帯が焼け野原となった後で。この辺も第1話と対になっているが、ゴミ関連が本作のテーマではないので、少々こじつけ感がある。
+
:最終話、[[ゾヌーダロボ]]の猛攻により、東京都庁一帯が焼け野原となった際に発言。この辺も第1話と対になっているがゴミ関連が本作のテーマではないので少々こじつけ感がある。
 
;「奇跡が…起きたよ…」
 
;「奇跡が…起きたよ…」
 
:同話、ゾヌーダとの戦いで戦死した護であったが、凱の浄解で蘇生。命を安心させるかのように呟く。
 
:同話、ゾヌーダとの戦いで戦死した護であったが、凱の浄解で蘇生。命を安心させるかのように呟く。
222行目: 264行目:  
:そしてこう続く。『覇界王』9話にて、バイオネットに囚われていたアルエットを助けた後、彼女から「坊や」呼ばわりされての発言。漫画版では「ず~ん」と頭を垂らしており、相当のショックを受けていた。
 
:そしてこう続く。『覇界王』9話にて、バイオネットに囚われていたアルエットを助けた後、彼女から「坊や」呼ばわりされての発言。漫画版では「ず~ん」と頭を垂らしており、相当のショックを受けていた。
 
:なお、この台詞はTVシリーズ1話における凱の「おじさんはないだろ!」のセルフオマージュでもあるほか、『覇界王』2話では十四歳の護が当時を思い返し、おじさん呼ばわりは申し訳なかったなと思う場面が描かれていた。
 
:なお、この台詞はTVシリーズ1話における凱の「おじさんはないだろ!」のセルフオマージュでもあるほか、『覇界王』2話では十四歳の護が当時を思い返し、おじさん呼ばわりは申し訳なかったなと思う場面が描かれていた。
;「ゾンダーを…ゾンダーを感じる! ざーんす」
+
;護「そういうものなんだ」<br />幾巳(そういうものなんだな…)
:[[勇者特急マイトガイン]]のラジオドラマ『嵐を呼ぶハネムーン』にて。正確には護本人ではなく、彼の声マネをした悪役の台詞。
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:漫画版『覇界王』第23話。凱がアルエットとも再会を果たし、「大きくなったな」と声をかけたところ、それは子供への挨拶と反発されたのを見ての感想。二人揃って乙女心が分かっていない。護に関しては無表情で2コマ使ってこれである。
:この台詞を聞いた舞人は、思わず「本当か、護!?」と反応してしまうのだった(いわゆる[[声優ネタ]])。
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== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
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=== 戦闘台詞 ===
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;「ぼ、僕には[[初野華|華ちゃん]]がいるんだ…!」
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:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で、対[[ファサリナ]]との[[特殊戦闘台詞]]
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:[[勇者王ガオガイガー|TV版]]や[[勇者王ガオガイガーFINAL|FINAL]]の頃と違って、青年になった今の護には元娼婦の彼女の色香はかなり強烈だったようで、'''永遠の愛を誓った筈の華に対する[[愛]]が一瞬揺らぎかけてる。'''何も、そこまで昔の[[獅子王凱|凱]]と一緒になる事はないだろうに…。この時の護の様子を華が知ったら、どうなるのやら…。やはり、護も[[勇者]]以前に色を好む男の子だったというワケである……。
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== スパロボシリーズの迷台詞 ==
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=== [[αシリーズ]] ===
 
;「僕は…僕は……」<br />「原種だ!!」
 
;「僕は…僕は……」<br />「原種だ!!」
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』第13話「もう一度、自らの足で」より。パスダー戦後、新たに姿を現した原種の存在を感知することができず、苦悩していた護。ようやく原種の存在を感知することができたシーン…なのだが、テキストで読むと、原作未見のプレイヤーにはまるで自分が原種であると気付いたかのように読めてしまう。ちなみに、台詞の間には感知の効果音が入っている。と言っても、原作でも台詞は全く同じなのだが。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』第13話「もう一度、自らの足で」より。パスダー戦後、新たに姿を現した原種の存在を感知することができず、苦悩していた護。ようやく原種の存在を感知することができたシーン…なのだが、テキストで読むと、原作未見のプレイヤーにはまるで自分が原種であると気付いたかのように読めてしまう。ちなみに、台詞の間には感知の効果音が入っている。と言っても、原作でも台詞は全く同じなのだが。
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== 関連機体 ==
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=== 単独作品 ===
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;介人「5人揃って…機界戦隊ゼンカイジャー!!」<br />護「…どう見ても三人、だよね?」
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:『DD』の期間限定イベント「激突、王と王の戦い」にて。この時ゼンカイジャーは2名程人質になっており、GGGと合流できたのは3人。5人揃っていないのに言い間違えた[[ゼンカイザー|介人]]に素で容赦ない突っ込みを入れる。
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;[[友永勇太|勇太]]「ごめんなさい、おじさん。ぶつかっちゃって…」<br />「そっちはいいけど、おじさんはやめてよ…僕、二十歳なのに」<br />「…これくらいの年頃だと大人はみんな、おじさんに見えるんだな…」
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:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』「勇者の系譜」にて、勇太との初対面のシーン。10年前の凱との出会いがリフレインされている。
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== 搭乗機体・関連機体 ==
 
;[[ギャレオン]]
 
;[[ギャレオン]]
 
:彼と同じくカインが遺した遺産。護に危険が及ぶと必ず現れる。
 
:彼と同じくカインが遺した遺産。護に危険が及ぶと必ず現れる。
 
;[[ガオガイゴー]]
 
;[[ガオガイゴー]]
 
:『覇界王 ガオガイガー対ベターマン』にて護が乗る勇者王。
 
:『覇界王 ガオガイガー対ベターマン』にて護が乗る勇者王。
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;[[ファイナル・ガオガイガー]]
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:[[獅子王凱|凱]]と共にファイナル・ガイガーにダブルフュージョンしている。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*実は、最終回「いつか星の海で」でのゾヌーダ戦で'''一度死亡している'''。ゾヌーダロボの攻撃を受け止め切れなくなって吹き飛んだ際に首が明後日の方向に曲がっており、Gストーンの奇跡がなければ、そのまま死んでいた。
 
*実は、最終回「いつか星の海で」でのゾヌーダ戦で'''一度死亡している'''。ゾヌーダロボの攻撃を受け止め切れなくなって吹き飛んだ際に首が明後日の方向に曲がっており、Gストーンの奇跡がなければ、そのまま死んでいた。
 
*ゲーム『サンライズ英雄譚2』においてはガオファイガーとレプリガオガイガーとの戦いが描かれたものの、発売時点でOVAが完結していなかったために詳細が判明していないレプリジンの説明がつけられなかったのか、レプリジンではなく本物の護であったとして仲間になり、彼がガオガイガーを操縦することになる(ガオガイガーのデザイン自体はレプリガオガイガーのものとなっていた)。
 
*ゲーム『サンライズ英雄譚2』においてはガオファイガーとレプリガオガイガーとの戦いが描かれたものの、発売時点でOVAが完結していなかったために詳細が判明していないレプリジンの説明がつけられなかったのか、レプリジンではなく本物の護であったとして仲間になり、彼がガオガイガーを操縦することになる(ガオガイガーのデザイン自体はレプリガオガイガーのものとなっていた)。
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*『[[勇者特急マイトガイン]]』のラジオドラマ『嵐を呼ぶハネムーン』では護と声優が同じ悪役がいる上に同作の主役の[[旋風寺舞人]]も[[獅子王凱]]と同じ演者の為、悪役が「ゾンダーを…ゾンダーを感じる! ざーんす」と護の声真似をし、それに舞人が思わず「本当か、護!?」と反応してしまう、作品を超えた[[声優ネタ]]が存在する。
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*演者の伊藤舞子は前作『勇者指令ダグオン』第47話に出演し、女性や少年の声を担当(特に少年のほうの声はよく聞いてみると護に似ている)したが伊藤によると「ガオガイガーが主役としてのデビューゆえ、アフレコの雰囲気を掴むための出演だった」とのこと<ref>[https://hobbyjapan.co.jp/ggg/s001.php]、覇界王〜ガオガイガー対ベターマン〜、2023年11月23日閲覧。</ref>。
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== 脚注 ==
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<references />
 
{{DEFAULTSORT:あまみ まもる}}
 
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[[category:登場人物あ行]]
 
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[[category:勇者王ガオガイガー]]
 
[[category:勇者王ガオガイガー]]
 
[[category:覇界王 ガオガイガー対ベターマン]]
 
[[category:覇界王 ガオガイガー対ベターマン]]
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