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滅多に依頼が来ないため金欠でまともな食事もとれず、知り合いのシスター・[[ライカ・クルセイド|ライカ]]に食事をたかる日々を送っている。
 
滅多に依頼が来ないため金欠でまともな食事もとれず、知り合いのシスター・[[ライカ・クルセイド|ライカ]]に食事をたかる日々を送っている。
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過去にミスカトニック大学の陰秘学科で魔術を学んでいたが、在学中のある出来事が切っ掛けで中退し、現在では魔術を忌避している。しかしその(魔術に関わっていた)経歴から覇道財閥に探し出され、[[デモンベイン]]の運用に必要な「力ある魔導書」の捜索を依頼される。その最中に[[ブラックロッジ]]に追われる[[アル・アジフ]]と遭遇し、訳も分からぬまま強制的に契約を結ばされてしまい、さらに[[デモンベイン]]にも成り行きで乗り込んでしまう。<br/>当初はブラックロッジとの戦いにあまり乗り気でなかったが、[[マスターテリオン]]の邪悪を目の当たりにしたことで決意を固める。同時にデモンベインを巡っての瑠璃との対立もあったが和解し、正式に覇道財閥のバックアップを受けてアーカムシティを守る正義のヒーローとしてデモンベインを駆る。
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過去にミスカトニック大学の陰秘学科で魔術を学んでいたが、在学中のある出来事が切っ掛けで中退し、現在では魔術を忌避している。しかしその魔術に関わっていた経歴から覇道財閥に探し出され、[[デモンベイン]]の運用に必要な「力ある魔導書」の捜索を依頼される。その最中に[[ブラックロッジ]]に追われる[[アル・アジフ]]と遭遇し、訳も分からぬまま強制的に契約を結ばされてしまい、さらに[[デモンベイン]]にも成り行きで乗り込んでしまう。<br/>当初はブラックロッジとの戦いにあまり乗り気でなかったが、[[マスターテリオン]]の邪悪を目の当たりにしたことで決意を固める。同時にデモンベインを巡っての瑠璃との対立もあったが和解し、正式に覇道財閥のバックアップを受けてアーカムシティを守る正義のヒーローとしてデモンベインを駆る。
    
基本的にお人好しの熱血漢であり、誰かを助けるために危険を顧みず戦える強靭さを持つ。もっともそれが原因で厄介事を抱え込むことも多いので、貧乏クジを引きやすい性分と言えるかもしれない。<br/>
 
基本的にお人好しの熱血漢であり、誰かを助けるために危険を顧みず戦える強靭さを持つ。もっともそれが原因で厄介事を抱え込むことも多いので、貧乏クジを引きやすい性分と言えるかもしれない。<br/>
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大学時代は上昇志向の強いエリートだったためか、時折インテリらしい一面を見せることも。探偵としての腕前も決して悪くは無い模様。アニメ版では女性にだらしない一面が多く見られるが、ゲーム版では異性としてよほど意識しない限りは平然としていることが多い。
 
大学時代は上昇志向の強いエリートだったためか、時折インテリらしい一面を見せることも。探偵としての腕前も決して悪くは無い模様。アニメ版では女性にだらしない一面が多く見られるが、ゲーム版では異性としてよほど意識しない限りは平然としていることが多い。
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魔術に関する知識・素養があり(それでも魔導書抜きではダウジング程度しか魔術の行使はできないが)、アルと契約したことでその力を借りて「マギウス・スタイル」に変身することができるようになる。この状態では翼(マギウス・ウィング)の発現など、魔術師として十分な超人的能力を発揮できる。とはいえ、序盤は知識・経験が圧倒的に足りていなかったため、アルの指導のもとに特訓をしていくことになる。終盤ではアルのサポート無しでも少しくらいは魔術を行使することが可能になり、『機神咆吼』EDや『機神飛翔』では非変身状態でクトゥグア&イタクァを召喚して[[白兵戦]]に用いている。
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魔術に関する知識・素養があり<ref>それでも魔導書抜きではダウジング程度しか魔術の行使はできないが</ref>、アルと契約したことでその力を借りて「マギウス・スタイル」に変身することができるようになる。この状態では翼(マギウス・ウィング)の発現など、魔術師として十分な超人的能力を発揮できる。とはいえ、序盤は知識・経験が圧倒的に足りていなかったため、アルの指導のもとに特訓をしていくことになる。終盤ではアルのサポート無しでも少しくらいは魔術を行使することが可能になり、『機神咆吼』EDや『機神飛翔』では非変身状態でクトゥグア&イタクァを召喚して[[白兵戦]]に用いている。
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尚、アニメ版では'''愛車'''を所持していたり部屋の電話が問題なく使えたりと、貧困に喘いでいるとはいえ原作よりも多少は生活に余裕がある様子(原作ゲーム版では'''水と塩だけで何日間も飢えを凌いでいたり、部屋の電気・ガス・水道の全てが止められる'''など、冒頭からかなり悲惨な状況に陥っている)。<br/>
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尚、アニメ版では'''愛車'''を所持していたり部屋の電話が問題なく使えたりと、貧困に喘いでいるとはいえ原作よりも多少は生活に余裕がある様子。原作ゲーム版では'''水と塩だけで何日間も飢えを凌いでいたり、部屋の電気・ガス・水道の全てが止められる'''など、冒頭からかなり悲惨な状況に陥っている。<br/>
なお、覇道財閥御用達になって多額の報酬を貰うようになってからも貧乏生活が改善された様子はないままだが、これには報酬の殆どを世話になっているライカの教会に匿名で寄付しているからという理由がある。が、結局食事に困って教会にタカりに行くので本末転倒もいいところである(自分の食い扶持は自分で稼いでいるとも言えなくはないし、タカる頻度もかなり下がっているようだが)。アニメ版の[[ドラマCD]]では口座を持っていなかったため、報酬が貰えていなかったことが判明した。
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なお、覇道財閥御用達になって多額の報酬を貰うようになってからも貧乏生活が改善された様子はないままだが、これには報酬の殆どを世話になっているライカの教会に匿名で寄付しているからという理由がある。が、結局食事に困って教会にタカりに行くので本末転倒もいいところである。自分の食い扶持は自分で稼いでいるとも言えなくはないし、タカる頻度もかなり下がっているようだが。アニメ版の[[ドラマCD]]では口座を持っていなかったため、報酬が貰えていなかったことが判明した。
    
原作版の瑠璃ルートでは、デモンベインと世界構造に関わるとんでもない真実が明らかになる。
 
原作版の瑠璃ルートでは、デモンベインと世界構造に関わるとんでもない真実が明らかになる。
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:初登場作品。声優の伊藤健太郎氏は同作の第2弾CMでもナレーションを務めた。舞台がアメリカ繋がりの『[[HEROMAN]]』組とは序盤から強く絡む。
 
:初登場作品。声優の伊藤健太郎氏は同作の第2弾CMでもナレーションを務めた。舞台がアメリカ繋がりの『[[HEROMAN]]』組とは序盤から強く絡む。
 
:原作でもそうだったが、IMではツッコミ役の印象が強い。反面貧乏ネタは控えめだが、貧乏一辺倒の中断メッセージがあったりと所々にきっちり仕込まれている。
 
:原作でもそうだったが、IMではツッコミ役の印象が強い。反面貧乏ネタは控えめだが、貧乏一辺倒の中断メッセージがあったりと所々にきっちり仕込まれている。
:また、アニメ版再現ということでアル復活後は容姿が変化する。それにより、アトランティス・ストライクとレムリア・インパクトにはカットインが4種も存在する。これに合わせて顔グラもUXのキャラクター達の中では一騎と肩を並べるほど多い(通常時のものが表情変化込みで6種類、戦闘用のものがマギウス前期・後期、黒装束、旧神化状態の4つ)。
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:また、アニメ版再現ということでアル復活後は容姿が変化する。それにより、アトランティス・ストライクとレムリア・インパクトにはカットインが4種も存在する。これに合わせて顔グラもUXのキャラクター達の中では一騎と肩を並べるほど多く、通常時のものが表情変化込みで6種類、戦闘用のものがマギウス前期・後期、黒装束、旧神化状態の4つ。
 
:女装イベントは再現されなかったが、エンディングでしっかりとネタが拾われている。
 
:女装イベントは再現されなかったが、エンディングでしっかりとネタが拾われている。
    
== パイロットステータスの傾向 ==
 
== パイロットステータスの傾向 ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
基礎は典型的なスーパー系だが、[[魔術師]]技能でどんどん底上げされていくため、実際の数値は非常に高くなる。とは言え[[回避]]は流石にあまり期待できない(ただし[[分身|ニトクリスの鏡]]と[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]と回避系能力が豊富なお蔭で思ったよりは回避してくれる)。
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基礎は典型的なスーパー系だが、[[魔術師]]技能でどんどん底上げされていくため、実際の数値は非常に高くなる。とは言え[[回避]]は流石にあまり期待できない。ただし[[分身|ニトクリスの鏡]]と[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]と回避系能力が豊富なお蔭で思ったよりは回避してくれる。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
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=== 共通 ===
 
=== 共通 ===
 
;「憎悪の空より来たりて――」<br>「正しき怒りを胸に――」<br>「我等は魔を断つ剣を執る!」<br>「汝、無垢なる刃――デモンベイン!」
 
;「憎悪の空より来たりて――」<br>「正しき怒りを胸に――」<br>「我等は魔を断つ剣を執る!」<br>「汝、無垢なる刃――デモンベイン!」
:デモンベイン招喚・出撃時の決め台詞。別名「'''世界最強の聖句'''」。場合によってはアルと分担して言う。UXではDVEで、しかも複数回ある(使い回しではなく、ボイスの調子が毎回違う)。
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:デモンベイン招喚・出撃時の決め台詞。別名「'''世界最強の聖句'''」。場合によってはアルと分担して言う。UXではDVEで、しかも複数回ある<ref>使い回しではなく、ボイスの調子が毎回違う</ref>。
 
;「――正しき怒りと憎悪に応え!」<br>「我等は魔を断つ剣を執る!」<br>「汝、無垢なる刃――デモンベイン!」
 
;「――正しき怒りと憎悪に応え!」<br>「我等は魔を断つ剣を執る!」<br>「汝、無垢なる刃――デモンベイン!」
 
:上述の決め台詞の別バージョン。正式なものは上の台詞であるが、原作ゲーム版では所々でこちらの口上もあげている。<br>招喚というよりも、名乗りを上げる際に使われている印象が強い。
 
:上述の決め台詞の別バージョン。正式なものは上の台詞であるが、原作ゲーム版では所々でこちらの口上もあげている。<br>招喚というよりも、名乗りを上げる際に使われている印象が強い。
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:連邦軍兵士との特殊戦闘台詞。健太郎氏の名演技もあって、ヘタレ感満載である。
 
:連邦軍兵士との特殊戦闘台詞。健太郎氏の名演技もあって、ヘタレ感満載である。
 
;「金以外の借りなら、すぐ返してやらあっ!」
 
;「金以外の借りなら、すぐ返してやらあっ!」
:反撃時。何処となく[[クロウ・ブルースト|彼]]を連想させる台詞である([[クロウ・ブルースト|その彼]]自身も九郎を思わせる発言をしていたりするが)。
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:反撃時。何処となく[[クロウ・ブルースト]を連想させる台詞である。その彼自身も九郎を思わせる発言をしていたりするが)。
 
;「くそっ! 金なのは見た目だけかよ!」
 
;「くそっ! 金なのは見た目だけかよ!」
 
:[[フェストゥム]]との特殊戦闘台詞。この生命体を構成しているのはシリコンであるため、この様に憤慨する。
 
:[[フェストゥム]]との特殊戦闘台詞。この生命体を構成しているのはシリコンであるため、この様に憤慨する。
283行目: 283行目:  
;九郎「み、水着にうつつを抜かしているようじゃ、水着が、水着を…デへ、デヘヘ…」<br/>アル「うつつを抜かしておるのは汝だ! この大うつけがぁぁぁ!」
 
;九郎「み、水着にうつつを抜かしているようじゃ、水着が、水着を…デへ、デヘヘ…」<br/>アル「うつつを抜かしておるのは汝だ! この大うつけがぁぁぁ!」
 
:ジョーイに「海にうつつを抜かすな」といった直後に'''水着姿の女性陣に鼻の下を伸ばしている'''。当然、アルの怒号と共に魔法で吹っ飛ばされてしまう。
 
:ジョーイに「海にうつつを抜かすな」といった直後に'''水着姿の女性陣に鼻の下を伸ばしている'''。当然、アルの怒号と共に魔法で吹っ飛ばされてしまう。
:これに限らず、今作では[[ウェスパシアヌス]]の策略により理性を失って'''アルに[[キスシーン|接吻]]する'''、戦いが終わった後に[[エンネア]]に乗っかられる、[[ヒトマキナ]]との戦いの前に[[ユリアンヌ・フェイスフル|ユリアンヌ]]の巨乳を凝視する、と言った行動をしてはアルの魔法で制裁を受けてしまう羽目に。なおPS2版では暑さでだらけるだけで、鼻の下を伸ばしている描写はない(むしろ女性陣が水着でいることにツッコミを入れている)。
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:これに限らず、今作では[[ウェスパシアヌス]]の策略により理性を失って'''アルに[[キスシーン|接吻]]する'''、戦いが終わった後に[[エンネア]]に乗っかられる、[[ヒトマキナ]]との戦いの前に[[ユリアンヌ・フェイスフル|ユリアンヌ]]の巨乳を凝視する、と言った行動をしてはアルの魔法で制裁を受けてしまう羽目に。なおPS2版では暑さでだらけるだけで、鼻の下を伸ばしている描写はなく、むしろ女性陣が水着でいることにツッコミを入れている。
 
;「こんなに若いのに、こっちの親父さんと…は、犯罪だ…」
 
;「こんなに若いのに、こっちの親父さんと…は、犯罪だ…」
 
:UX第38話にて[[イアン・ヴァスティ|イアン]]と[[リンダ・ヴァスティ|リンダ]]の年齢差に愕然として。
 
:UX第38話にて[[イアン・ヴァスティ|イアン]]と[[リンダ・ヴァスティ|リンダ]]の年齢差に愕然として。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*元ネタとなっているのは、[[クトゥルフ神話]]をモチーフとした小説群『タイタス・クロウ・サーガ』(ブライアン・ラムレイ著)の主人公であるオカルト探偵、タイタス・クロウである(「タイ→"大"」「タス→足す→ + →"十字"」「クロウ→"九郎"」)。
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*元ネタとなっているのは、[[クトゥルフ神話]]をモチーフとした小説群『タイタス・クロウ・サーガ』(ブライアン・ラムレイ著)の主人公であるオカルト探偵、タイタス・クロウである。
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**「タイ→"大"」「タス→足す→ + →"十字"」「クロウ→"九郎"」。
 
**原作初期は魔術知識を駆使し作戦を考える英国紳士だったが、ド・マリニーの時計で時空の旅に旅立ち[[サイボーグ]]になってからは'''自らの体で戦う異世界ファンタジーの主人公と化している'''。ヒロインもいるのでその点は九郎に近いかも知れない。
 
**原作初期は魔術知識を駆使し作戦を考える英国紳士だったが、ド・マリニーの時計で時空の旅に旅立ち[[サイボーグ]]になってからは'''自らの体で戦う異世界ファンタジーの主人公と化している'''。ヒロインもいるのでその点は九郎に近いかも知れない。
 
*外見的には幼い少女そのものであるアルとの関係上、何かと'''ロリコン'''として見られがちであり、一部のファンからは「'''マスター・オブ・ネクロロリコン'''」(→マスター・オブ・ネクロノミコン)、「'''シャイニングガチペドロリコン'''」(→シャイニングトラペゾヘドロン)などの[[異名|あだ名]]がつけられている。
 
*外見的には幼い少女そのものであるアルとの関係上、何かと'''ロリコン'''として見られがちであり、一部のファンからは「'''マスター・オブ・ネクロロリコン'''」(→マスター・オブ・ネクロノミコン)、「'''シャイニングガチペドロリコン'''」(→シャイニングトラペゾヘドロン)などの[[異名|あだ名]]がつけられている。
 
**一応フォローすると、原作ゲーム版では瑠璃やライカと結ばれるルートも存在するため、厳密には「ストライクゾーンが広い」と言えるかもしれないが……
 
**一応フォローすると、原作ゲーム版では瑠璃やライカと結ばれるルートも存在するため、厳密には「ストライクゾーンが広い」と言えるかもしれないが……
 
*他には「'''フランスパン'''」とも呼ばれている。何がフランスパンかというと、元が18禁ゲームということからであるため検索するなら自己責任で。
 
*他には「'''フランスパン'''」とも呼ばれている。何がフランスパンかというと、元が18禁ゲームということからであるため検索するなら自己責任で。
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== 脚注 ==
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<references />
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{{DEFAULTSORT:たいしゆうし くろう}}
 
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[[Category:登場人物た行]]
 
[[Category:登場人物た行]]
 
[[Category:機神咆吼デモンベイン]]
 
[[Category:機神咆吼デモンベイン]]
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