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| 読み = ゆうづき きょうしろう
 
| 読み = ゆうづき きょうしろう
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|闘将ダイモス}}
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|闘将ダイモス}}
| 声優 = {{声優|曽我部和恭}}(原作)<br/>{{代役|梁田清之}}(SRW[[代役]])
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| 声優 = {{声優|曽我部和恭}}<br/>{{代役|梁田清之}}(SRW[[代役]])
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|聖悠紀}}(原案)<br>{{キャラクターデザイン|金山明博}}
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|聖悠紀}}(原案)<br/>{{キャラクターデザイン|金山明博}}(アニメ版)
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
+
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
:初登場作品。ガルバーだけでなく『[[勇者ライディーン]]』の[[ブルーガー]]にも搭乗できるが、ストーリー途中でナナとどちらかを選んでパイロットから外さなければならない。
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:初登場作品。ガルバーだけでなく『[[勇者ライディーン]]』の[[ブルーガー]]にも搭乗できるが、ストーリー途中で[[和泉ナナ|ナナ]]とどちらかを選んでパイロットから外さなければならない。
 
:[[加速]]と[[ひらめき]]を持ちアイテム回収役に向いているが、[[神宮寺力]]同様に2回行動のレベルが高いのでユニットの補給装置をうまく生かすことが難しい。さらに、原作では宇宙船のパイロットで、『第4次』のEDでは[[土星]]探査に行っているのに、宇宙適正はBである。
 
:[[加速]]と[[ひらめき]]を持ちアイテム回収役に向いているが、[[神宮寺力]]同様に2回行動のレベルが高いのでユニットの補給装置をうまく生かすことが難しい。さらに、原作では宇宙船のパイロットで、『第4次』のEDでは[[土星]]探査に行っているのに、宇宙適正はBである。
 
:リアル系ルートの場合、ブルーガーのパイロットも3人から1人を選ばなければならないが、京四郎と神宮寺は精神コマンドが被り気味であることも考慮して選ぶとよい。
 
:リアル系ルートの場合、ブルーガーのパイロットも3人から1人を選ばなければならないが、京四郎と神宮寺は精神コマンドが被り気味であることも考慮して選ぶとよい。
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:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}
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::一矢・ナナ同様、シナリオ『ダカールの日』で[[三輪防人|三輪長官]]と戦闘させると会話が発生するようになった。ナナと択一で外した後なので、一度のプレイではどちらかの会話しか見ることは出来ない。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
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;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
:曽我部和恭氏が当時声優を引退していたため[[代役]]で音声初収録。低コストで空が飛べて移動力が高く、[[修理装置]]まで付いている[[ガルバーFXII]]の機体性能とサブパイロットの[[和泉ナナ|ナナ]]の存在、そして彼自身の[[加速]]と[[友情]]が非常に有用であるため、小隊員としてレギュラー入りは堅い。
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:音声初収録。曽我部和恭氏が引退していたため、梁田氏が[[代役]]を担当。低コストで空が飛べて移動力が高く、[[修理装置]]まで付いている[[ガルバーFXII]]の機体性能とサブパイロットの[[和泉ナナ|ナナ]]の存在、そして彼自身の[[加速]]と[[友情]]が非常に有用であるため、小隊員としてレギュラー入りは堅い。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
:『第2次α』と比較して偵察の代わりにひらめきを覚えるため、強力な全体攻撃にも対応できるのが大きい。原作の再現がない「[[いるだけ参戦]]」であるため、出番は少なくなっている。同じアフロヘアーである『[[伝説巨神イデオン]]』の[[ユウキ・コスモ|コスモ]]とのイベントもある。
 
:『第2次α』と比較して偵察の代わりにひらめきを覚えるため、強力な全体攻撃にも対応できるのが大きい。原作の再現がない「[[いるだけ参戦]]」であるため、出番は少なくなっている。同じアフロヘアーである『[[伝説巨神イデオン]]』の[[ユウキ・コスモ|コスモ]]とのイベントもある。
    
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT}}
 
:シーン2「戦場の愛」で参戦。乗機が改造されている事もあって、戦力になりうる。必修精神コマンドは、[[熱血]]と[[必中]]。
 
:シーン2「戦場の愛」で参戦。乗機が改造されている事もあって、戦力になりうる。必修精神コマンドは、[[熱血]]と[[必中]]。
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]
+
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}}
 
::[[援護]]攻撃を覚えたことで、より使える男に。サポートに[[和泉ナナ|ナナ]]もつくし、[[集中]]を習得すれば攻守ともに万能だ。必修精神コマンドは、[[加速]]、[[熱血]]、[[必中]]。
 
::[[援護]]攻撃を覚えたことで、より使える男に。サポートに[[和泉ナナ|ナナ]]もつくし、[[集中]]を習得すれば攻守ともに万能だ。必修精神コマンドは、[[加速]]、[[熱血]]、[[必中]]。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
 
:スーパー系では第3話から参戦。最初から援護を2回使えるが、ガルバーでは火力に期待できない。
 
:スーパー系では第3話から参戦。最初から援護を2回使えるが、ガルバーでは火力に期待できない。
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:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
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::[[防塵装置]]を[[ガルバーFXII]]に装備させることで、[[ナナフシ]]攻略戦に参加できるようになった。しかし、出撃条件が限定的なためか、同話に出撃できる全員に設定されていたナナフシ破壊時のセリフに京四郎の分が存在しない。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦MX]][[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE}}
:中盤、一矢とともに[[火星]]から脱出して味方に参入。[[ガルバーFXII]]に[[修理装置]]と[[補給装置]]が付いているため、サポートキャラとしての有用性が高い……が、対抗馬となるキャラも多いのが難。『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]]』の[[草壁春樹|草壁]]に対して、ルードヴィヒ・ベルネの格言を用いて啖呵を切る戦闘前会話がある。また[[カットイン]]も追加された。
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:中盤、一矢とともに[[火星]]から脱出して味方に参入。[[ガルバーFXII]]に[[修理装置]]と[[補給装置]]が付いているため、サポートキャラとしての有用性が高い……が、対抗馬となるキャラも多いのが難。『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]]』の[[草壁春樹|草壁]]に対して、ドイツの政治的作家・文芸評論家のルートヴィヒ・ベルネの格言を用いて啖呵を切る戦闘前会話がある。また[[カットイン]]も追加された。
    
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
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;命中率+10%、回避率+10%
 
;命中率+10%、回避率+10%
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。
 +
 +
=== [[エースボーナス]] ===
 +
;移動後に[[補給]]可能
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:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』。かなり強力な効果。
 +
:本作のガルバーはサポート機としては性能が高めで、多少強化してやれば雑魚散らしくらいなら問題なく任せられる程度の火力と回避力を持っているので、やろうと思えば習得はそこまで厳しくない。
 +
:問題は作品そのものの難易度が高いので(特に1週目は)ガルバーにリソースを割く余裕がなくなりがちという点。
    
== パイロットBGM ==
 
== パイロットBGM ==
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=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
 +
;[[フォルモッサ・シェリル]]
 +
:『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』では、[[ギジェ・ザラル|ギジェ]]を喪い、傷心のあまり自暴自棄になって酒浸りになり、物騒な発言を辞めようとしない彼女の悲しみが理解できたのか、彼女を一喝しようとした一矢を窘めて擁護した。
 
;[[草壁春樹]]
 
;[[草壁春樹]]
 
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』で競演。作中では彼のせいで[[火星]]を脱出する羽目になり、後に草壁の行動を下記の通り得意の格言を用いて批判している。
 
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』で競演。作中では彼のせいで[[火星]]を脱出する羽目になり、後に草壁の行動を下記の通り得意の格言を用いて批判している。
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:彼女の眼鏡姿を「野に咲く可憐なスミレの如し」と称賛。当然、アイビスは大いに憤慨する事に。
 
:彼女の眼鏡姿を「野に咲く可憐なスミレの如し」と称賛。当然、アイビスは大いに憤慨する事に。
   −
== 名台詞 ==
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== 名(迷)台詞 ==
 +
;「一矢…!その気迫だ。天は自らを助ける者を助ける」
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:7話より。エリカが死んでしまったとされた後、その悲しみを抱えて空手の修練をする一矢の拳が全く衰えていないことに感心して。
 +
;「天は我を見放した…」
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:11話より。かつてフランス語を教えていた玲子から結婚を迫られた際、それが自身の放った不用意な言葉にあると知った時の台詞。元ネタは映画『八甲田山』から。
 +
;「けっ、張り切りやがって。よっぽどエリカの濡れ衣が晴れたってことが嬉しいらしいぜ。今のあいつは犬の気絶」<br>「''ワン、パターン''。つまり一つの事しか頭にねぇって訳さ。エリカの事だけよ」
 +
:16話。エリカが一矢の父・勇を殺したと苦悩を打ち明けるもそれが過失による事故であった事が判明し、上機嫌で訓練に入れ込む一矢を見て評する。直後、ナナからはヤキモチとからかわれた。
 +
:京四郎には珍しく、[[ダ・サイダー|この人]]といい勝負のダジャレであり、[[マキ・イズミ|この人]]に至っては同じネタを使われている。
 
;「おじいさん…」
 
;「おじいさん…」
 
:21話のラストでこれまでのわだかまりが解けてこれまで先生と呼んでいた祖父である夕月一刀斎を初めて祖父として呼んだ際の台詞。
 
:21話のラストでこれまでのわだかまりが解けてこれまで先生と呼んでいた祖父である夕月一刀斎を初めて祖父として呼んだ際の台詞。
 
;「三輪の野郎、どうして俺達が行くまで待てねえんだ。どうして貴様そう英雄になりたがる!」
 
;「三輪の野郎、どうして俺達が行くまで待てねえんだ。どうして貴様そう英雄になりたがる!」
 
:28話で民間人を巻き込んだ[[核ミサイル|水爆]]投下作戦を知ったときの怒り。
 
:28話で民間人を巻き込んだ[[核ミサイル|水爆]]投下作戦を知ったときの怒り。
;「やめろー一矢! これ以上やったら三輪が死んじまうぞ!」
+
;「フン、犬も三日飼えば恩は忘れねえって言うぜ。」
:40話で一矢が怒りが頂点に達した拳で容赦なく、三輪を滅多打ちにするところを必死に止める台詞。一矢は空手の達人であり、一矢に殴らせなかったのは人を殺してしまう恐れがあったからである。
+
:38話より。エリカが自らオルバンの元へ花嫁として向かった事実に対し、事の真相を知らずエリカを信じつつあった自分らが馬鹿を見たと感じた際の台詞。この事で二人は仲違いをするが…
 +
;「まるで形無しじゃねえか…参ったぜ」
 +
:同話、一矢の壮絶な過去を知った事で自分の認識が誤っていたと感じ、直ぐに一矢を協力する。
 +
;「やめろぉ一矢!これ以上やったら三輪が死んじまうぞ!」
 +
:40話で一矢が怒りが頂点に達した拳で容赦なく、三輪を滅多打ちにするところを必死に止める台詞。一矢は空手の達人であり、一矢に殴らせなかったのは一矢を人殺しにさせないためであったからである(実際、京四郎はこれ以前に躊躇なく切ろうとしていた)。
   −
== 格言 ==
+
=== 格言 ===
 
;「ゲーテ曰く、去る者は日々に疎しってな。」
 
;「ゲーテ曰く、去る者は日々に疎しってな。」
 
:最初の格言。親しい者でも遠く離れれば次第に交情が薄れてしまうという意味で、ここではダイモライトの発見という偉業を成し遂げながら、地球からの迎えがなく、また連絡がとれない状況への不満から言うのだが、当の地球はバーム星人の攻撃でそれどころではない状況であった。
 
:最初の格言。親しい者でも遠く離れれば次第に交情が薄れてしまうという意味で、ここではダイモライトの発見という偉業を成し遂げながら、地球からの迎えがなく、また連絡がとれない状況への不満から言うのだが、当の地球はバーム星人の攻撃でそれどころではない状況であった。
 
;「マルクス曰く、全てを疑え」
 
;「マルクス曰く、全てを疑え」
 
:第4話でエリカを疑い、強引なやり方で記憶を取り戻そうとした京四郎と医師に激怒し、殴りかかる一矢に対して冷徹に言い放つ。元々はフランスの哲学者であるデカルトの言葉で、マルクスはこの言葉を愛用した。
 
:第4話でエリカを疑い、強引なやり方で記憶を取り戻そうとした京四郎と医師に激怒し、殴りかかる一矢に対して冷徹に言い放つ。元々はフランスの哲学者であるデカルトの言葉で、マルクスはこの言葉を愛用した。
;「一矢…!その気迫だ。天は自らを助ける者を助ける」
+
;「悲しみは万里の長城よりも長し、か…」
:7話より。エリカが死んでしまったとされた後、その悲しみを抱えて空手の修練をする一矢の拳が全く衰えていないことに感心して。意味は自分自身で努力する者は必ず天の助けで報われるということ。
+
:第10話、バーム星人憎さのあまり横暴な振る舞いをする鬼頭を見かねた一也に対して宥める際に。彼が戦いにおいて妻子を失ったため憎しみに走るのも無理はないと理解していた。
;「天は我を見放した…」
  −
:11話より。かつてフランス語を教えていた玲子から結婚を迫られた際、それが自身の放った不用意な言葉にあると知った時の台詞。元ネタは映画『八甲田山』から。
  −
;「フン、犬も三日飼えば恩は忘れねえって言うぜ。」
  −
:38話より。エリカが自らオルバンの元へ花嫁として向かった事実に対し、事の真相を知らずエリカを信じつつあった自分らが馬鹿を見たと感じた際の台詞。元ネタはことわざ。
     −
== スパロボシリーズの名台詞 ==
+
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 
=== 戦闘台詞 ===
 
=== 戦闘台詞 ===
 
;京四郎「野郎!ぶった切ってやる!」<br />ナナ「刀もないのに?」
 
;京四郎「野郎!ぶった切ってやる!」<br />ナナ「刀もないのに?」
:戦闘時の掛け合いの1つ。確かに近接武器のないガルバーでそれは無茶というものだが、[[超電磁ロボ コン・バトラーV|前々作]]や[[超電磁マシーン ボルテスV|前作]]で[[葵豹馬|主人]][[剛健一|公達]]が乗っていたのは刃物のついた[[バトルジェット|戦闘]][[ボルト・クルーザー|機]]だった。
+
:戦闘時の掛け合いの1つ。確かに近接武器のないガルバーでそれは無茶というものだが、[[長浜ロマンロボシリーズ]]の[[超電磁ロボ コン・バトラーV|前々作]]や[[超電磁マシーン ボルテスV|前作]]で[[葵豹馬|主人]][[剛健一|公達]]が乗っていたのは刃物のついた[[バトルジェット|戦闘]][[ボルト・クルーザー|機]]だったし、[[MSV|後の]][[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY|作品]]では[[エドワード・ハレルソン|戦闘機の翼でロボットを切り裂いた逸話を持つパイロット]]も登場した。
    
=== αシリーズ ===
 
=== αシリーズ ===
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;「そいつが長官をやってるってのが問題なんだよ」
 
;「そいつが長官をやってるってのが問題なんだよ」
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])』より。[[ルクレツィア・ノイン|ノイン]]や[[ブライト・ノア|ブライト艦長]]が[[三輪防人|三輪長官]]の無茶振りを受け、「いちいち目くじらを立てていても始まらない」と割り切った際に。確かに無能で人間性にも大いに問題がある三輪長官のような人間が何故に[[地球連邦軍|連邦軍]]という巨大な軍事組織の長官になり得たのか、よくよく考えるととても不思議である。
+
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])』より。[[ルクレツィア・ノイン|ノイン]]や[[ブライト・ノア|ブライト艦長]]が[[三輪防人|三輪長官]]の無茶振りを受け、「いちいち目くじらを立てていても始まらない」と割り切った際に。確かに無能で人間性にも大いに問題がある三輪長官のような人間が何故に[[地球連邦軍|連邦軍]]という巨大な軍事組織の長官になり得たのか、よくよく考えるととても不思議である。同作には各組織に[[スパイ]]を[[シャドウミラー|送り込んでいる集団]]がいるため彼らの暗躍という可能性もあるが。
 
;「やれやれ、また[[三輪防人|三輪長官]]の顔をみるはめになりそうだぜ」
 
;「やれやれ、また[[三輪防人|三輪長官]]の顔をみるはめになりそうだぜ」
 
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])』より。[[星の屑作戦]]による[[コロニー落とし]]を辛くも阻止した後、上層部に今後どうするかを伺うことになることを仄めかすブライト艦長らの言葉に、つい漏らした本音。この台詞を逆に考えると「可能な限りは顔も見たくない」という意味になるため、彼がどれほど三輪長官を嫌っているかがよくわかる。
 
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])』より。[[星の屑作戦]]による[[コロニー落とし]]を辛くも阻止した後、上層部に今後どうするかを伺うことになることを仄めかすブライト艦長らの言葉に、つい漏らした本音。この台詞を逆に考えると「可能な限りは顔も見たくない」という意味になるため、彼がどれほど三輪長官を嫌っているかがよくわかる。
184行目: 203行目:  
;「何故、事情説明をする為にあんな仕掛けとセットが必要なんだ?」
 
;「何故、事情説明をする為にあんな仕掛けとセットが必要なんだ?」
 
:初めて『[[なぜなにナデシコ]]』を知ったキャラが大抵思い描くツッコミを、『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では京四郎が発することに。
 
:初めて『[[なぜなにナデシコ]]』を知ったキャラが大抵思い描くツッコミを、『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では京四郎が発することに。
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;(故人曰く、『花は根に鳥は故巣に』…火星から始まった俺達の旅も、ようやく終わりを迎えるか…)
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:『MX』第46~48話(『PORTABLE』では第47~49話)「キミノオモイデニ、サヨナラ」より。「[[火星の後継者]]」鎮圧に成功し、再会を果たした一矢とエリカを見守りつつ、崇徳院の和歌を引用して2人を祝福する。
 
;「奴が素直に反省するタマだったら、バーム戦争はもっと早く終わってたぜ」
 
;「奴が素直に反省するタマだったら、バーム戦争はもっと早く終わってたぜ」
 
:『MX』第54話(『MX PORTABLE』では第55話)「遙か久遠の彼方」より。三輪が現れた際、一度は失脚したにも関わらず、全く改心しなかった彼に呆れていたナナに対して言った台詞。
 
:『MX』第54話(『MX PORTABLE』では第55話)「遙か久遠の彼方」より。三輪が現れた際、一度は失脚したにも関わらず、全く改心しなかった彼に呆れていたナナに対して言った台詞。
192行目: 213行目:  
=== αシリーズ ===
 
=== αシリーズ ===
 
;「故人曰く『狡兎死して走狗烹らる』。あの男はジオン・ダイクンの遺児なんだろ。連邦の器に収まるとは思えんね」
 
;「故人曰く『狡兎死して走狗烹らる』。あの男はジオン・ダイクンの遺児なんだろ。連邦の器に収まるとは思えんね」
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』アイビス編第3話「闘将、火星に立つ」より。行方知れずのクワトロを案じる[[プリベンター]]の面々へ、史記からの引用を絡めて発した台詞。シャアの逆襲を予見したかの如き痛烈なる皮肉に、流石の[[破嵐万丈|万丈]]も「笑えない冗談」と不快感を露わにする。
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:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』アイビス編第3話「闘将、火星に立つ」より。行方知れずのクワトロを案じる[[プリベンター]]の面々へ、史記からの引用を絡めて発した台詞。シャアの逆襲を予見したかの如き痛烈なる皮肉に、流石の[[破嵐万丈|万丈]]も「笑えない冗談」と不快感を露わにする。ちなみに、『狡兎死して走狗烹らる』とは中国の故事で、『獲物であるウサギを刈り尽くしてしまえば、猟犬は不要になり、煮て食べられてしまう。転じて、軍事的に優れた才能を持つ功臣も、戦争が終われば不要どころか、自分を脅かすかもしれない危険な存在だと思われて殺される』という意味である。
 
;「故人曰く『男子厨房に入らず』…時代は流れたもんだ…」<br />「ち…、相手がもっと大きければ俺の剣術で…痛っ!」
 
;「故人曰く『男子厨房に入らず』…時代は流れたもんだ…」<br />「ち…、相手がもっと大きければ俺の剣術で…痛っ!」
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』アイビス編第5話「木星帝国」より。ジャガイモの皮剥きに悪戦苦闘中の台詞。クールな皮肉屋らしからぬ不器用さを周囲から弄られまくり、愚痴をこぼしていた。元々は孟子の『君子は厨房を遠ざく』で、豚や鶏など動物の処理をするときの話なので、ジャガイモの皮剥きには当てはまらない。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』アイビス編第5話「木星帝国」より。ジャガイモの皮剥きに悪戦苦闘中の台詞。クールな皮肉屋らしからぬ不器用さを周囲から弄られまくり、愚痴をこぼしていた。元々は孟子の『君子は厨房を遠ざく』で、豚や鶏など動物の処理をするときの話なので、ジャガイモの皮剥きには当てはまらない。
 
;「故人曰く『人生は学校である。そこでは幸福より不幸の方が良い教師である』…フリーチェの言葉だ」<br />「お前に説教するつもりはない。だが、少しは周りにも目を向けてみるんだな」
 
;「故人曰く『人生は学校である。そこでは幸福より不幸の方が良い教師である』…フリーチェの言葉だ」<br />「お前に説教するつもりはない。だが、少しは周りにも目を向けてみるんだな」
:上述の台詞の後に一矢とサンシローの境遇を知ったアイビスに対して。
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:上述の台詞の後に一矢とサンシローの境遇を知ったアイビスに対して。ちなみに、フリーチェとは旧ソ連の文芸学者『ウラジミール・マキシモヴィチ・フリーチェ』のこと。
;「古人曰く『人間には幸福よりも不幸のほうが二倍も多い』…。ホメロスの言葉だ…」<br />「俺達の場合はそれがどうやら三倍から四倍らしいな」
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;「故人曰く『人間には幸福よりも不幸のほうが二倍も多い』…。ホメロスの言葉だ…」<br />「俺達の場合はそれがどうやら三倍から四倍らしいな」
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』の第34話「怒りの強念者」より。[[αナンバーズ]]が連邦軍から反逆者扱いされている状況でブリットが[[孫光龍]]との戦闘で重傷を負ってしまった後の台詞。
+
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』の第34話「怒りの強念者」より。[[αナンバーズ]]が連邦軍から反逆者扱いされている状況でブリットが[[孫光龍]]との戦闘で重傷を負ってしまった後の台詞。ホメロスとは、紀元前8世紀・古代ギリシャの詩人で、『イーリアス』と『オデュッセイア』の著者とされる人物。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;「故人曰く、『断じて行えば、鬼神もこれを避く』…一矢、貴様を信じるぞ」
 
;「故人曰く、『断じて行えば、鬼神もこれを避く』…一矢、貴様を信じるぞ」
 
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』第18話宇宙ルート「火星からの逃亡者」より。[[ガルバーFXII|ガルバー]]を地球に先行させるべく、[[アルベロ・エスト|アルベロ]]率いる[[ギガノス帝国|ギガノス軍]]への囮役を引き受けた一矢に、史記の故事成語を絡め彼の覚悟を汲み取る。
 
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』第18話宇宙ルート「火星からの逃亡者」より。[[ガルバーFXII|ガルバー]]を地球に先行させるべく、[[アルベロ・エスト|アルベロ]]率いる[[ギガノス帝国|ギガノス軍]]への囮役を引き受けた一矢に、史記の故事成語を絡め彼の覚悟を汲み取る。
;「もはや、こいつには語る言葉はない…だが、敢えて言おう!古人曰く『政府は帆であり、国民は風であり、国家は船であり時代は海である』…ベルネの言葉だ!お前達は民という風無きまま時代という大海に漕ぎ出した!待つのは滅びだけだ!」
+
;「もはや、こいつには語る言葉はない…だが、敢えて言おう!故人曰く『政府は帆であり、国民は風であり、国家は船であり時代は海である』…ベルネの言葉だ!お前達は民という風無きまま時代という大海に漕ぎ出した!待つのは滅びだけだ!」
 
:『MX』第46~48話(『PORTABLE』では第47~49話)「キミノオモイデニ、サヨナラ」より。[[草壁春樹]]に攻撃を仕掛けた際の特殊台詞。敵に対して直接格言を言った珍しいケースであり、シリーズ全体を通して戦闘前会話そのものが少ないキャラということもあり、極めてレアな台詞になっている。
 
:『MX』第46~48話(『PORTABLE』では第47~49話)「キミノオモイデニ、サヨナラ」より。[[草壁春樹]]に攻撃を仕掛けた際の特殊台詞。敵に対して直接格言を言った珍しいケースであり、シリーズ全体を通して戦闘前会話そのものが少ないキャラということもあり、極めてレアな台詞になっている。
;(故人曰く、『花は根に鳥は故巣に』…火星から始まった俺達の旅も、ようやく終わりを迎えるか…)
  −
:同上。「[[火星の後継者]]」鎮圧に成功し、再会を果たした一矢とエリカを見守りつつ、崇徳院の和歌を引用して2人を祝福する。
      
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
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