声優とは、声で演じることを生業とする職種、或いはこの職業に就いている人を指す言葉。


スパロボシリーズにおける声優

スパロボシリーズにおいては、原作を再現するために多くの声優が関わっており、過去の作品に声を当てていた人を探し出すときの苦労などのエピソードもある。

スパロボでは収録された音声は基本的に使い回して使用する。音声ライブラリがある程度完成されている場合、開発コストや声優のスケジュールも絡むことから新規の収録が行われない場合もある。

原作再現の観点から、一度収録を行ったオリジナル声優が鬼籍に入ってしまった場合は代役を用いた新規収録はせず、以降の作品ではライブラリ出演となる(オリジナルキャラクターに関してはその限りではない)。ただし、原作サイド(公式の続編や、ゲーム作品など)で後任キャストが決まっている場合、声優の変更が行われるケースも存在する。

なお、新規参戦のキャラクターのために収録スケジュールを組むことが必須となった場合、同作品で共演する声優が同じキャラクターについても積極的に新規の収録が行われることが多い。余談ではあるが声優のギャラはゲームの場合ワード数(セリフ数)で決まるので、ついで録りだからと言っても録った分だけギャラは支払われる。

また、各作品の参戦にも声優の問題が絡んでいることがある。一例としてグレンダイザーは主役のオリジナルキャストである富山敬が鬼籍に入ったからというのが大きい。代役起用も『IMPACT』まではリメイク作品でグレンダイザーだけ外すわけにはいかなかったというのが大きい。他にもスパロボでは『東映版ゲッターロボ』で有名な神谷明氏も『Zシリーズ』の1作目を最後に全ての主役作品が家庭用作品には一切参戦していない。これらの事から、声優が理由で参戦できない作品も少なからず存在している。

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