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== 告白シーン(Declaration Scene) ==
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今まで隠していた事実や想いなどを告白するシーン。狭義では、異性に対して自分の思いのたけをぶつけるシーン。この項ではこちらについて取り扱う。
 
今まで隠していた事実や想いなどを告白するシーン。狭義では、異性に対して自分の思いのたけをぶつけるシーン。この項ではこちらについて取り扱う。
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== 主な告白シーン ==
 
== 主な告白シーン ==
;[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]
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:第52話で、誤解から来た[[兜甲児|甲児]]と[[弓さやか|さやか]]の痴話喧嘩がきっかけで、機械獣との戦闘で重傷を負った甲児が怪我を押して自分の代わりに[[マジンガーZ]]を操縦するさやかとボスを助けるべく、[[アフロダイA]]で現場に駆けつけ乗機を交換した後に、何とか機械獣バズソンM1を撃破するが戦闘をしたせいで傷口が開いてしまいさやかの腕の中で力尽きた甲児にさやかが「'''甲児くん、お願い死なないで。あたしは貴方が大好き!いつか貴方のお嫁さんになりたかったのに、どうして死んじゃったのよ!!'''」と告白している。横で見ていた[[ボス]]も嫉妬する事無く涙を流して悲しんだが、それは甲児の狂言であり告白もしっかり聞いているが、これに対して「'''悪いけどね、おめえさまのようなじゃじゃ馬と結婚する気はさらさらないッスよ、ホント。エヘッ'''」と拒否している。このデリカシーのない態度にさやかが血眼になって激怒したのは言うまでもない。
   
;[[闘将ダイモス]]
 
;[[闘将ダイモス]]
 
:告白シーンとしては、記憶喪失の[[エリカ (ダイモス)|エリカ]]に[[竜崎一矢|一矢]]が「初めて会った時から~」と想いを伝えるシーンになるのだろうか。当時のスーパー系作品において、主人公とヒロインが告白によって明確な関係に進むことが皆無に等しかった中、いきなり愛をぶちまけてしまう彼の根性は立派。
 
:告白シーンとしては、記憶喪失の[[エリカ (ダイモス)|エリカ]]に[[竜崎一矢|一矢]]が「初めて会った時から~」と想いを伝えるシーンになるのだろうか。当時のスーパー系作品において、主人公とヒロインが告白によって明確な関係に進むことが皆無に等しかった中、いきなり愛をぶちまけてしまう彼の根性は立派。
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;[[超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか]]
 
;[[超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか]]
 
:泣きながら立ち去る[[リン・ミンメイ|ミンメイ]]を追わず、[[一条輝|輝]]は[[早瀬未沙|未沙]]に想いを告げる。そしてその直後、輝はミンメイに歌うことを頼むという建前で彼女を振った。恋愛路線まっしぐらの本作における最大の見せ場。ミンメイ派の方はぜひとも『[[スーパーロボット大戦α]]』をプレイされたし。
 
:泣きながら立ち去る[[リン・ミンメイ|ミンメイ]]を追わず、[[一条輝|輝]]は[[早瀬未沙|未沙]]に想いを告げる。そしてその直後、輝はミンメイに歌うことを頼むという建前で彼女を振った。恋愛路線まっしぐらの本作における最大の見せ場。ミンメイ派の方はぜひとも『[[スーパーロボット大戦α]]』をプレイされたし。
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;[[魔法騎士レイアース]]
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:原作が少女漫画のため、恋愛描写も非常に多い。原作とアニメ版では描写が異なっており、原作では[[ランティス]]が[[獅堂光|光]]に「ケッコンしたいやつはいるのか?」とプロポーズともとれる言葉を送るも光にはイマイチ通じていなかったが、アニメ版では光からランティスへ告白する。しかし、これが永久の別れとなった可能性もある。他にも[[龍咲海|海]]と[[アスコット]]/[[クレフ]](アニメ版)、[[鳳凰寺風|風]]と[[フェリオ]]、[[ザガート]]と[[エメロード]]/[[アルシオーネ]]など多数。
 
;[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
 
;[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
 
:[[シロー・アマダ|シロー]]の[[アイナ・サハリン|アイナ]]への告白は、ガンダム系主人公には珍しく鮮烈の一言。「好きだ! アイナ!」と正にファイト一発な場面で叫んでみたり「俺は生きる…生きてアイナと添い遂げる!」「アイナーッ!! 聞こえてるんだろ!? アイナァァッ!!」など、[[ニュータイプ]]な主人公達は決して口にしないであろう直球台詞の数々は、声優・檜山氏の熱血ボイスと見事にマッチしている。
 
:[[シロー・アマダ|シロー]]の[[アイナ・サハリン|アイナ]]への告白は、ガンダム系主人公には珍しく鮮烈の一言。「好きだ! アイナ!」と正にファイト一発な場面で叫んでみたり「俺は生きる…生きてアイナと添い遂げる!」「アイナーッ!! 聞こえてるんだろ!? アイナァァッ!!」など、[[ニュータイプ]]な主人公達は決して口にしないであろう直球台詞の数々は、声優・檜山氏の熱血ボイスと見事にマッチしている。
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:本編にて[[ウィッツ・スー]]が[[トニヤ・マーム]]に指輪を贈るシーンが該当。上記にある通り、普通なら[[死亡フラグ]]として扱われるはずが、見事に生還。それどころか花嫁を連れて帰郷という、ある意味男として最高の働きをやってのけた。
 
:本編にて[[ウィッツ・スー]]が[[トニヤ・マーム]]に指輪を贈るシーンが該当。上記にある通り、普通なら[[死亡フラグ]]として扱われるはずが、見事に生還。それどころか花嫁を連れて帰郷という、ある意味男として最高の働きをやってのけた。
 
;[[機動戦艦ナデシコ]]
 
;[[機動戦艦ナデシコ]]
:最終話、[[テンカワ・アキト|アキト]]と[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]は全周囲放送で痴話喧嘩を大公開。さんざん揉めた後、最終的にはキスで丸く収まった。この時のユリカの「私はアキトが大好き!」という言葉は、意外なことにアキトへの初告白であった。
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:最終話、[[テンカワ・アキト|アキト]]と[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]は全周囲放送で痴話喧嘩を大公開。さんざん揉めた後、最終的にはキスで丸く収まった。この時のユリカの「私はアキトが大好き!」という言葉は、意外なことに初セリフであった(いつもは「アキトは私が好き!」と言っていた)。しかし、続編の劇場版でこの2人は…。
 
;[[勇者王ガオガイガー]]
 
;[[勇者王ガオガイガー]]
:同じく最終話、[[獅子王凱|凱]]が[[ゾヌーダ]]化した[[卯都木命|命]]を奇跡の力で再生し、自身の生身の身体をも取り戻したシーン。感動の場面…のはずなのだが、二人とも全裸というシチュエーションがよくネタにされる。ちなみにラスボスに取り込まれたヒロインを一騎打ちで主人公が助け出すという点では後述の[[ドモン・カッシュ|誰かさん]]とそっくりなのだが、スパロボでは未だ共演したことがない。<br />尚、最終話には[[初野華|華]]の[[天海護|護]]への告白もあり、こちらはしごく正統派。
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:同じく最終話、[[獅子王凱|凱]]が[[ゾヌーダ]]化した[[卯都木命|命]]を奇跡の力で再生し、自身の生身の身体をも取り戻したシーン。感動の場面…のはずなのだが、二人とも全裸というシチュエーションがよくネタにされる。ちなみにラスボスに取り込まれたヒロインを一騎打ちで主人公が助け出すという点では後述の[[ドモン・カッシュ]]とそっくり。両者はスパロボでは長らく共演したことがなかったがこの度[[スーパーロボット大戦T]]にてようやく共演。<br />尚、最終話には[[初野華|華]]の[[天海護|護]]への告白もあり、こちらはしごく正統派。
 
;[[ラーゼフォン (TV)|ラーゼフォン]]
 
;[[ラーゼフォン (TV)|ラーゼフォン]]
 
:作品としては[[紫東遙|遙]]の[[神名綾人|綾人]]への想いが主題で、最終的には綾人もそれを受け入れ自身の想いを遙に伝える。が、告白シーンとしては[[朝比奈浩子|浩子]]の綾人への告白の方が有名であろう。スパロボでの再現もほぼ完璧に近い。
 
:作品としては[[紫東遙|遙]]の[[神名綾人|綾人]]への想いが主題で、最終的には綾人もそれを受け入れ自身の想いを遙に伝える。が、告白シーンとしては[[朝比奈浩子|浩子]]の綾人への告白の方が有名であろう。スパロボでの再現もほぼ完璧に近い。
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;[[機動戦士ガンダム00]]
 
;[[機動戦士ガンダム00]]
 
:1stシーズン最終話で'''[[グラハム・エーカー|グラハム]]が「この気持ち、まさしく愛だ!」とまさかの[[ガンダムエクシア|ガンダム]]への愛を告白する'''。当然刹那はドン引きしたが、さらに「愛を超越すればそれは憎しみとなる!」と続く。
 
:1stシーズン最終話で'''[[グラハム・エーカー|グラハム]]が「この気持ち、まさしく愛だ!」とまさかの[[ガンダムエクシア|ガンダム]]への愛を告白する'''。当然刹那はドン引きしたが、さらに「愛を超越すればそれは憎しみとなる!」と続く。
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;[[アイドルマスター XENOGLOSSIA]]
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:「[[勇者警察ジェイデッカー|心を持ったロボットとの交流]]」がテーマの一つでもあるためか、[[天海春香|ヒロイン]]がロボである[[インベル]]へ向けての告白となっている。さらに内容も「敵に洗脳された相手は告白により正気へと戻る」というドラマチックなものである。
    
=== 特に恥ずかしい告白 ===
 
=== 特に恥ずかしい告白 ===
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:元々アクエリオンシリーズはぶっ飛んだ演出が顕著だが、最終話における[[アマタ・ソラ|アマタ]]の[[ミコノ・スズシロ|ミコノ]]への告白も例に漏れていない。創聖合体により[[トワノ・ミカゲ|ミカゲ]]の手からミコノを救出し、熱い告白をする。その瞬間[[アクエリオンEVOL]]は純白のアクエリオンLOVEへと姿を変え、祝福の涙で荒廃した二つの星を救うのだった…。ちなみに、この時の告白は宇宙規模とかなり凄い。第3次Zでも正史及びIFルートどちらでも再現される。
 
:元々アクエリオンシリーズはぶっ飛んだ演出が顕著だが、最終話における[[アマタ・ソラ|アマタ]]の[[ミコノ・スズシロ|ミコノ]]への告白も例に漏れていない。創聖合体により[[トワノ・ミカゲ|ミカゲ]]の手からミコノを救出し、熱い告白をする。その瞬間[[アクエリオンEVOL]]は純白のアクエリオンLOVEへと姿を変え、祝福の涙で荒廃した二つの星を救うのだった…。ちなみに、この時の告白は宇宙規模とかなり凄い。第3次Zでも正史及びIFルートどちらでも再現される。
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== 主な告白シーン([[バンプレストオリジナル]]) ==
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これらの作品の内、Gガンダム、キングゲイナー、エウレカセブンの3つを指して「'''世界三大恥ずかしい告白シーン'''」というあだ名で呼ばれることが多い。
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== 主な告白シーン(バンプレストオリジナル) ==
 
;副主人公→主人公 ([[第4次スーパーロボット大戦]])
 
;副主人公→主人公 ([[第4次スーパーロボット大戦]])
 
:火星での最終決戦前、副主人公から主人公への告白シーンが用意されている。主人公毎に異なるので全8パターン。特に[[イルムガルト・カザハラ|イルム]]→[[リン・マオ|リン]]の告白パターンは、リンの今で言うところのツンデレな態度や、そんな彼女に対するイルムの男前な告白台詞によってプレイヤーからの評価が非常に高く必見である。
 
:火星での最終決戦前、副主人公から主人公への告白シーンが用意されている。主人公毎に異なるので全8パターン。特に[[イルムガルト・カザハラ|イルム]]→[[リン・マオ|リン]]の告白パターンは、リンの今で言うところのツンデレな態度や、そんな彼女に対するイルムの男前な告白台詞によってプレイヤーからの評価が非常に高く必見である。
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:「終末の黙示」にてヤンロンがエルシーネとの最後の別れの瞬間に自分の気持ちをエルシーネに伝えた。
 
:「終末の黙示」にてヤンロンがエルシーネとの最後の別れの瞬間に自分の気持ちをエルシーネに伝えた。
 
;[[アユル・ディラン|アユル]]→[[ジン・スペンサー|ジン]] ([[スーパーロボット大戦UX]])
 
;[[アユル・ディラン|アユル]]→[[ジン・スペンサー|ジン]] ([[スーパーロボット大戦UX]])
:UXとの最後の戦いを前に、「たとえ自分が死んだとしてもアユルを命の始まりに到達させてみせる」と決意を固めるジンに、アユルは「ジンを失って得る命なんていらない」と拒絶し、「ずっと一緒にいて欲しい」と懇願する。しかし、直後の戦闘で二人は…。
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:UXとの最後の戦いを前に、「たとえ自分が死んだとしてもアユルを命の始まりに到達させてみせる」と決意を固めるジンに、アユルは「ジンを失って得る命なんていらない」と拒絶し、「ずっと一緒にいて欲しい」と懇願する。
 
;[[ティール・カーヴェイ|ティール]]→[[フィリス・ジャラヴ|フィリス]] ([[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]])
 
;[[ティール・カーヴェイ|ティール]]→[[フィリス・ジャラヴ|フィリス]] ([[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]])
:[[ヨーテンナイ]]との最終決戦直前に。このシーンをバラすか誤魔化すかでEDに変化が出るが……。
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:[[ヨーテンナイ]]との最終決戦直前に。このシーンをバラすか誤魔化すかでEDに変化が出る。
 
;[[西条涼音|涼音]]→[[ヒビキ・カミシロ|ヒビキ]] ([[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]])
 
;[[西条涼音|涼音]]→[[ヒビキ・カミシロ|ヒビキ]] ([[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]])
:時獄篇ではあくまで戦場のパートナーとして描かれた2人だが天獄篇では関係に変化が生じてくる。Z-BLUEが15話で全滅寸前に追い込まれた際、単身犠牲になることを決意したヒビキに対して「私のために生きて!一人にしないで!」と発言した後は涼音の方が積極的になってくる。アムブリエルと人格統合後、Z-BLUEに復帰した直後に改めて告白するが、ヒビキの方は垣間見たスフィアの意味とその恐ろしさで一杯一杯であり、返事をするどころか考える余裕もなかった。
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:時獄篇ではあくまで戦場のパートナーとして描かれた2人だが天獄篇では関係に変化が生じてくる。Z-BLUEが15話で全滅寸前に追い込まれた際、単身犠牲になることを決意したヒビキに対して「私のために生きて!一人にしないで!」と発言した後は涼音の方が積極的になってくる。アムブリエルと人格統合後、Z-BLUEに復帰した直後に改めて告白するが、ヒビキの方は垣間見たスフィアの意味とその恐ろしさで一杯一杯であり、返事をするどころか考える余裕もなかった。
    
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[[Category:小辞典]]
 
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