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| タイトル = プロフィール
 
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| 変身形態 = '''[[サイボーグ宙]]'''
 
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本作の主人公にして[[鋼鉄ジーグ]]本人。戦闘の際は[[サイボーグ宙]]に変身する。
 
本作の主人公にして[[鋼鉄ジーグ]]本人。戦闘の際は[[サイボーグ宙]]に変身する。
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本業はモーターカーレースのレーサーであるが、本人も気付かぬうちに[[サイボーグ]]化されていた為、大クラッシュでマシーンを大破させてもほぼ無傷でレースに復帰出来る事から「不死身の宙」としての二つ名が通っていた。しかしそれはレーサーとしての腕を保証していないようにも取れ、あまり良い意味合いには見えない。
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本業はモーターカーレースのレーサーであるが、本人も気付かぬうちに[[サイボーグ]]化されていた為、大クラッシュでマシーンを大破させてもほぼ無傷でレースに復帰出来る<ref>本人はマシーン・ファーザーから宣告されるまで自身がサイボーグだとは気づいておらず、周囲も気づいていないため、食事シーンをはじめとした人間の生理現象はサイボーグ化後も普通に描かれている。TV版では変身前の彼は'''ただただ不死身なだけ'''である。</ref>事から「不死身の宙」としての二つ名が通っていた。しかしそれはレーサーとしての腕を保証していないようにも取れ、あまり良い意味合いには見えない。
    
ぶっきらぼうで熱くなり易い[[性格]]だが、根は人一倍家族想いの好青年であり、父・[[司馬遷次郎]]亡き後の大黒柱として司馬家を守ろうとする強固な意志を秘めている。
 
ぶっきらぼうで熱くなり易い[[性格]]だが、根は人一倍家族想いの好青年であり、父・[[司馬遷次郎]]亡き後の大黒柱として司馬家を守ろうとする強固な意志を秘めている。
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レーサーの傍ら、整備工場である司馬モータースの[[社長]]業務も兼任しており、普段は自宅と棟続きの作業場でメカニックとしての腕を揮う。
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レーサーの傍ら、整備工場である司馬モータースの[[社長]]業務も兼任しており、普段は自宅と棟続きの作業場でメカニックとしての腕を揮う。カーレースとは別に、愛用のオートバイを所持していたが、作中で全損し新型に乗り換えている<ref>玩具では乗り換え後のオートバイが「マグネライダー」の名で商品化している。</ref>。
    
=== [[鋼鉄神ジーグ]]===
 
=== [[鋼鉄神ジーグ]]===
同作にも出演するが、同作は安田達矢氏による'''漫画版の続編'''<ref>実際には、一部設定の違いによる[[平行世界]]扱い。</ref>なので、TV版と設定は繋がっていない。また、[[声優]]も初代TV版とは異なっている。容姿も両頬にヒビ割れのような痕が奔っている点が異なる。
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同作にも出演するが、同作は安田達矢氏による'''漫画版の続編'''という名目<ref>実際には、一部設定の違いにより[[平行世界]]扱いが正しい。</ref>なので、TV版と設定は繋がっていない。また、[[声優]]も初代TV版とは異なっている。容姿も両頬にヒビ割れのような痕が奔っている点が異なる。
    
『鋼鉄神』では50年前の戦いで行方不明となっており、争奪戦の果て[[邪魔大王国]]に拉致されてしまう。銅鐸を求めた[[妃魅禍]]に拷問されてしまい、後半救助された時には[[珠城つばき]]を利用した妃魅禍により既に銅鐸が抜き取られた後だった。しかし50年の時を超えて、過去の仲間たちと再会、新たな戦友と合流した。
 
『鋼鉄神』では50年前の戦いで行方不明となっており、争奪戦の果て[[邪魔大王国]]に拉致されてしまう。銅鐸を求めた[[妃魅禍]]に拷問されてしまい、後半救助された時には[[珠城つばき]]を利用した妃魅禍により既に銅鐸が抜き取られた後だった。しかし50年の時を超えて、過去の仲間たちと再会、新たな戦友と合流した。
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銅鐸争奪戦という前半のストーリーの都合もあって、救助されるまでの出番はかなり少ないが、最終決戦にて銅鐸を取り戻した際はその力を存分に振るった。
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銅鐸争奪戦という前半のストーリーの都合もあって、救助されるまでの出番はかなり少ないが、最終決戦にて銅鐸を取り戻した際はその力を存分に振るった。変身前の状態で[[ハニワ幻神]]を素手で倒す、宇宙空間に生身で飛び出し平然と変身する等、超人的な能力が際立って描かれた。
    
戦いの経験や、『鋼鉄神』の主役である[[草薙剣児]]との対比もあってか、落ち着き払った歴戦の勇士としての風格が出ている。
 
戦いの経験や、『鋼鉄神』の主役である[[草薙剣児]]との対比もあってか、落ち着き払った歴戦の勇士としての風格が出ている。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:序章ワールド1より参戦。自身がサイボーグだと知る前の、司馬モータースで働く彼の姿が序章で描かれており、同じくまだ戦いとは遠い時代の[[ショウ・ザマ]]らバイク繋がりの常連客との絡みが存在する。
 
:序章ワールド1より参戦。自身がサイボーグだと知る前の、司馬モータースで働く彼の姿が序章で描かれており、同じくまだ戦いとは遠い時代の[[ショウ・ザマ]]らバイク繋がりの常連客との絡みが存在する。
:2章Part2では平行世界の同一人物として『鋼鉄神ジーグ』版の存在が語られる。
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:3章Part2では、「異次元の鍵」という設定のもと銅鐸そのものが埋め込まれていたという『鋼鉄神』に近い設定になっていたが、それ故に同パートにてヒミカに銅鐸を抉り取られ重傷を負ってしまう。
    
=== 『鋼鉄神ジーグ』設定 ===
 
=== 『鋼鉄神ジーグ』設定 ===
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:前作で再現を端折られてしまった美和との再会や、原作の再起イベントが概ね再現されているなど、ルート別だが前作よりもイベントが充実している。反面、それゆえか参戦時期も原作通り、『鋼鉄神』の最終決戦内であるため、今一つ目立たないのは不遇。1ステージだけ本名名義でビッグシューターに乗る。
 
:前作で再現を端折られてしまった美和との再会や、原作の再起イベントが概ね再現されているなど、ルート別だが前作よりもイベントが充実している。反面、それゆえか参戦時期も原作通り、『鋼鉄神』の最終決戦内であるため、今一つ目立たないのは不遇。1ステージだけ本名名義でビッグシューターに乗る。
 
:なお、『K』でのOVA版竜馬のような台詞は色々と問題だったのか、流石に別の台詞に差し替えられている(後述)。
 
:なお、『K』でのOVA版竜馬のような台詞は色々と問題だったのか、流石に別の台詞に差し替えられている(後述)。
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==== 単独作品 ====
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;スーパーロボット大戦DD
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:2章Part2で『鋼鉄ジーグ』版の宙の平行世界の同一人物として存在が語られる。
    
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
基本的には「[[鋼鉄ジーグ]]」か「磁偉倶」名義。『[[スーパーロボット大戦L|L]]』でのみ「司馬宙」名義でパイロット扱いとなるステージがある。
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基本的には「[[鋼鉄ジーグ]](磁偉倶)」名義。『[[スーパーロボット大戦L|L]]』でのみ「司馬宙」名義でパイロット扱いとなるステージがある。
    
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
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;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
:'''[[サイボーグ]](宙)'''
 
:'''[[サイボーグ]](宙)'''
:攻撃力、照準値に補正がかかる。
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:攻撃力・照準値が増加する。
 
:'''[[反骨心]](宙)'''
 
:'''[[反骨心]](宙)'''
:与ダメージに補正がかかり、HP30%以下の時ステージ中一度だけ「[[不屈]]」(レベルが上がると「[[直撃]]」も追加される)がかかる。
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:与ダメージが増加する。HP30%以下の時ステージ中一度だけ「[[不屈]]」(レベルが上がると「[[直撃]]」も追加される)がかかる。
 
:'''[[闘争心]](宙)'''
 
:'''[[闘争心]](宙)'''
:攻撃力が増加する。攻撃を命中させたときの気力上昇量が増加する。
+
:攻撃力・攻撃を命中させたときの気力上昇量が増加する。
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:'''[[アタッカー]](宙)'''
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:攻撃力・照準値が増加する。気力が130、150以上のとき、ステージ中一度「[[熱血]]」(レベルが上がると「[[直感]]」が追加される)がかかる。
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:'''[+][[気力限界突破]](宙)'''
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:攻撃力・防御力・気力上限が増加する。
    
=== [[小隊長能力]] ===
 
=== [[小隊長能力]] ===
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;[[司馬遷次郎]]
 
;[[司馬遷次郎]]
 
:父。アニメ版では、宙は彼に勝手に[[サイボーグ]]に改造され、6年間もの間、気付きもしなかった。宙に理不尽な説教をしたり、意味不明な特訓を課したりすることがしばしばあり、衝突することも多い。
 
:父。アニメ版では、宙は彼に勝手に[[サイボーグ]]に改造され、6年間もの間、気付きもしなかった。宙に理不尽な説教をしたり、意味不明な特訓を課したりすることがしばしばあり、衝突することも多い。
:漫画版では[[邪魔大王国]]の攻撃から遷次郎を庇って致命傷を負った宙を救うための処置だったため、むしろ感謝している側面が強い。
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:漫画版では[[邪魔大王国]]の攻撃から遷次郎を庇って致命傷を負った宙を救うための処置だったため、むしろ感謝している側面が強い。『鋼鉄神』ではその設定を踏襲しながらも'''彼が100歳を超えてなお生きているため、50年もの時を経て再会を果たした。'''
 
;[[司馬菊江]]
 
;[[司馬菊江]]
 
:母。包容力と芯の強さを併せ持ち、[[卯月美和|美和]]からも慕われている。
 
:母。包容力と芯の強さを併せ持ち、[[卯月美和|美和]]からも慕われている。
 
;[[司馬まゆみ]]
 
;[[司馬まゆみ]]
:妹。明るく活発な幼稚園児。[[鋼鉄ジーグ]]のファンを自認するが、兄・宙がジーグと同一人物である事には気付いていない。
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:妹。明るく活発な幼稚園児。[[鋼鉄ジーグ]]のファンを自認するが、アニメ版では兄・宙がジーグと同一人物である事には気付いていない。
 
;[[大利所長]]
 
;[[大利所長]]
 
:[[ビルドベース]]責任者。劇中、宙が敬語で接する数少ない相手。
 
:[[ビルドベース]]責任者。劇中、宙が敬語で接する数少ない相手。
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;[[草薙剣児]]
 
;[[草薙剣児]]
 
:鋼鉄ジーグとしての後輩であり、彼の兄貴分となる。最終決戦では彼と共闘し、ダブルジーグの強さを存分に見せつけた。最後は彼をアシストし、その勝利に大きく貢献した。『L』では彼の戦闘前会話に割り込んで助言していることが多い。
 
:鋼鉄ジーグとしての後輩であり、彼の兄貴分となる。最終決戦では彼と共闘し、ダブルジーグの強さを存分に見せつけた。最後は彼をアシストし、その勝利に大きく貢献した。『L』では彼の戦闘前会話に割り込んで助言していることが多い。
:『DD』ではTV版設定の宙と、並行世界の人物として対面を果たす。
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:『DD』ではTV版設定の宙と、並行世界の人物として対面を果たしており、戦闘経験のない彼に特訓をつけている。
 
;[[珠城つばき]]
 
;[[珠城つばき]]
 
:銅鐸の巫女であることから、[[妃魅禍]]に操られ宙の銅鐸を抜き取ってしまう。
 
:銅鐸の巫女であることから、[[妃魅禍]]に操られ宙の銅鐸を抜き取ってしまう。
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:[[αシリーズ]]では戦闘マシンとしての自らに苦悩する宙に、自らの経験を基にアドバイスした戦友。『[[第2次α]]』VN作戦ルート第30話では、共に[[コロス]]が発生させた異空間に引きずり込まれ窮地に陥るが、直前まで彼と行っていた特訓が功を奏し、[[ジーグ・パーンサロイド|パーンサロイド]]との初合体に成功している。
 
:[[αシリーズ]]では戦闘マシンとしての自らに苦悩する宙に、自らの経験を基にアドバイスした戦友。『[[第2次α]]』VN作戦ルート第30話では、共に[[コロス]]が発生させた異空間に引きずり込まれ窮地に陥るが、直前まで彼と行っていた特訓が功を奏し、[[ジーグ・パーンサロイド|パーンサロイド]]との初合体に成功している。
 
;[[兜甲児 (OVA)]]
 
;[[兜甲児 (OVA)]]
:『[[DD]]』での司馬モータースの客の一人。
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:『[[DD]]』での司馬モータースの客の一人であり、そのためバイクという共通の趣味・話題を持つ。
    
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
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;[[葵豹馬]]
 
;[[葵豹馬]]
 
:『[[DD]]』での司馬モータースの客の一人。
 
:『[[DD]]』での司馬モータースの客の一人。
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;[[ハーマン]]
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:『DD』では『鋼鉄神』版の宙を50年前の新兵時代に目撃しており、尊敬の念を抱いていた。本編では『鋼鉄ジーグ』版の宙と出会っており、既視感を抱かれている。
    
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
;[[アムロ・レイ]]
 
;[[アムロ・レイ]]
:TV版の宙と[[声優]]が同じであり、[[αシリーズ]]では[[声優ネタ]]で専用の援護台詞あり。美和が宙とアムロの声が似ているとの印象を抱く場面はあるが、宙とアムロ自身の絡みは初対面時以外、あまり無い。
+
:TV版の宙と[[声優]]が同じであり、[[αシリーズ]]では[[声優ネタ]]で専用の援護台詞がある。作中では美和が宙とアムロの声が似ているとの印象を抱く場面はあるが、宙とアムロ自身の絡みは初対面時以外あまり無い。
 
;[[シャア・アズナブル]]
 
;[[シャア・アズナブル]]
 
:『[[第2次α]]』では[[声優ネタ]]で専用の戦闘台詞がある。宙に妹がいることを知って、[[セイラ・マス|セイラ]]のことを思い出している場面もあった。
 
:『[[第2次α]]』では[[声優ネタ]]で専用の戦闘台詞がある。宙に妹がいることを知って、[[セイラ・マス|セイラ]]のことを思い出している場面もあった。
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:次回予告のナレーションでの〆の台詞。スパロボにおいても[[中断メッセージ]]として採用された。
 
:次回予告のナレーションでの〆の台詞。スパロボにおいても[[中断メッセージ]]として採用された。
 
;「…俺は生きている!? どうなってんだこれは…おっ、いけね!」
 
;「…俺は生きている!? どうなってんだこれは…おっ、いけね!」
:第1話より。カーレース中、妨害工作によりクラッシュし、マシンから投げ出された上に後続に生身で轢かれた直後の台詞。人間なら間違いなく死んでいる大事故にも関わらず、この台詞を吐けるくらいにはピンピンしており、身内も観客も、自分自身ですらも驚愕していた。が、レース中であると思い出し即座に乗り直しレースに復帰、見事1位を獲得する。
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:第1話より。カーレース中、妨害工作(タイヤの通り道に'''バナナの皮を撃ち出す''')により滑ってクラッシュし、マシンから投げ出された上に後続に撥ねられ、更に生身で轢かれた直後の台詞。人間なら間違いなく死んでいる大事故にも関わらず、この台詞を吐けるくらいにはピンピンしており、身内も観客も、自分自身ですらも驚愕していた。が、レース中であると思い出し即座に乗り直しレースに復帰、見事1位を獲得する。
 
:この時点で既にサイボーグの身体に改造されていたという伏線となる展開だが、いくら身体は無事とはいえ即座にレースに復帰できるあたり、生来の彼の精神も相当タフである。
 
:この時点で既にサイボーグの身体に改造されていたという伏線となる展開だが、いくら身体は無事とはいえ即座にレースに復帰できるあたり、生来の彼の精神も相当タフである。
 
;(父さん! 父さんにそんな事情があるとは知らずに、逆らったりして悪かったよ。俺はやる。やるぜ! 父さんの代わりにヒミカをやっつけてみせる!! ヒミカ…貴様の思い通りにはさせないぞ!!)
 
;(父さん! 父さんにそんな事情があるとは知らずに、逆らったりして悪かったよ。俺はやる。やるぜ! 父さんの代わりにヒミカをやっつけてみせる!! ヒミカ…貴様の思い通りにはさせないぞ!!)
236行目: 249行目:  
:実際、宙はこの次の話の冒頭にて自責の念からか、殺した赤ん坊の悪夢に苦しめられる事になった。
 
:実際、宙はこの次の話の冒頭にて自責の念からか、殺した赤ん坊の悪夢に苦しめられる事になった。
   −
=== 鋼鉄神版 ===
+
=== 鋼鉄神ジーグ ===
 
;「ああ…大丈夫だ、まゆみ。前にもこんな風に、オヤジに命を助けてもらったな」<br />「あの時、一度死んだものだと思っていたが、まさかまた命を救われるとはな…」
 
;「ああ…大丈夫だ、まゆみ。前にもこんな風に、オヤジに命を助けてもらったな」<br />「あの時、一度死んだものだと思っていたが、まさかまた命を救われるとはな…」
 
:第11話より。遷次郎の治療により宙は一命を取り留める。兄を心配するまゆみに「お兄ちゃんは大丈夫なんだよね?不死身なんだよね?」と問われた後、彼女の頭をなでながら。
 
:第11話より。遷次郎の治療により宙は一命を取り留める。兄を心配するまゆみに「お兄ちゃんは大丈夫なんだよね?不死身なんだよね?」と問われた後、彼女の頭をなでながら。
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:第12話にて、普段着のまま[[ビッグシューター (新)]]から宇宙空間に出て。この瞬間まで剣児とつばきは宙が[[サイボーグ]]である事に気付いていなかった。この台詞と共に流れ出す挿入歌『Dead or Alive』をバックにサイボーグに変身するシーンは旧作ファンならずとも必見。
 
:第12話にて、普段着のまま[[ビッグシューター (新)]]から宇宙空間に出て。この瞬間まで剣児とつばきは宙が[[サイボーグ]]である事に気付いていなかった。この台詞と共に流れ出す挿入歌『Dead or Alive』をバックにサイボーグに変身するシーンは旧作ファンならずとも必見。
 
;「それはこっちの台詞だ!''邪魔大王国…貴様達こそ、全滅だッ!!''」
 
;「それはこっちの台詞だ!''邪魔大王国…貴様達こそ、全滅だッ!!''」
:第12話にて、サイボーグにチェンジした後、かつての強敵の復活に喜ぶかのように「跡形もなく'''全滅にしてくれるわ!'''」と言う[[壱鬼馬]]を目の前に言い放った台詞。この直後に、彼が振り下ろした剣を避けて跳び蹴りで吹き飛ばす。諏訪部氏の熱演と挿入歌が相まって、非常に燃えるシーンである。歌詞のインパクトが強い旧作の主題歌に対するオマージュだろう。
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:第12話にて、サイボーグにチェンジした後、かつての強敵の復活に喜ぶかのように「跡形もなく'''全滅にしてくれるわ!'''」と言う[[壱鬼馬]]を目の前に言い放った台詞。この直後に、彼が'''「死ねぇっ!!」と振り下ろした'''剣を避けて跳び蹴りで吹き飛ばす。諏訪部氏の熱演と挿入歌が相まって、非常に燃えるシーンである。歌詞のインパクトが強い旧作の主題歌に対するオマージュだろう。
 
;「頼んだぜ、ミッチー!」
 
;「頼んだぜ、ミッチー!」
 
:その後、ビッグシューターを駆り現れたミッチーに対して。50年の歳月を感じさせないほど強い絆が感じられる。
 
:その後、ビッグシューターを駆り現れたミッチーに対して。50年の歳月を感じさせないほど強い絆が感じられる。
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::第29話「押された烙印」より。[[エヴォリュダー]]に進化した事で生身の肉体に戻った[[獅子王凱|凱]]を祝福した際、申し訳なさそうな表情を浮かべる彼へ、逆に励ましの言葉を贈る。<br />実はこの一連の台詞は、本来は[[DVE]]として使用される予定があったのか、没データにフルボイスで収録されている。
 
::第29話「押された烙印」より。[[エヴォリュダー]]に進化した事で生身の肉体に戻った[[獅子王凱|凱]]を祝福した際、申し訳なさそうな表情を浮かべる彼へ、逆に励ましの言葉を贈る。<br />実はこの一連の台詞は、本来は[[DVE]]として使用される予定があったのか、没データにフルボイスで収録されている。
 
:;「悪いが、そんなにヤワな頭はしてねえぜ!」
 
:;「悪いが、そんなにヤワな頭はしてねえぜ!」
::クォヴレー編第34話「虚ろな魂の虜囚」orセレーナ編第34話「べトレイヤー」より。[[αナンバーズ]]の熱血漢ぶりを揶揄する[[孫光龍]]に対しての返答。この後、彼に「君が言うと説得力があるなぁ」と言い返されてしまう。
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::クォヴレー編第34話「虚ろな魂の捕囚」orセレーナ編第34話「べトレイヤー」より。[[αナンバーズ]]の熱血漢ぶりを揶揄する[[孫光龍]]に対しての返答。この後、彼に「君が言うと説得力があるなぁ」と言い返されてしまう。
 
:;「いくぞ、バラン・ドバン! 名前通りにバランバランにしてやるぜ!」
 
:;「いくぞ、バラン・ドバン! 名前通りにバランバランにしてやるぜ!」
 
::[[バラン・ドバン]]と対決した時の台詞。バラン自身は面白いと評したが、それはプレイヤーの多くも同様に感じた事であろう。
 
::[[バラン・ドバン]]と対決した時の台詞。バラン自身は面白いと評したが、それはプレイヤーの多くも同様に感じた事であろう。
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:;「[[デーモン]]もハニワ幻人も全滅だ!」
 
:;「[[デーモン]]もハニワ幻人も全滅だ!」
::第1章Part2「デーモン、卑劣な罠」での発言。結託した超古代の魔物たちに啖呵を切ってみせる。
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::1章Part2「デーモン、卑劣な罠」での発言。結託した超古代の魔物たちに啖呵を切ってみせる。
 
:;「俺もだ。こっちの世界の司馬遷次郎は、肉体があって、100歳まで生きてるなんてよ」
 
:;「俺もだ。こっちの世界の司馬遷次郎は、肉体があって、100歳まで生きてるなんてよ」
::第2章Part2「もう一つの鋼鉄ジーグ」より。平行世界の[[ビルドベース]]の面々と顔合わせする中で。父親が生きているのもそうだが、そもそも100歳まで現役で科学者をやっている人間という時点で信じられない元気さである。
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::2章Part2「もう一つの鋼鉄ジーグ」より。平行世界の[[ビルドベース]]の面々と顔合わせする中で。父親が生きているのもそうだが、そもそも100歳まで現役で科学者をやっている人間という時点で信じられない元気さである。
 
:;「甲児並に熱血漢のアムロ大尉とか。ジオン公国の野望は俺が打ち砕く!!…って叫ぶぐらいのさ」
 
:;「甲児並に熱血漢のアムロ大尉とか。ジオン公国の野望は俺が打ち砕く!!…って叫ぶぐらいのさ」
::第2章Part2「ウェイト・アンド・シー」より。平行世界の人物の話題についての発言の一つ。アムロからの返答は「可能性はゼロじゃないが…」。熱血漢のアムロは『冒険王』の[[漫画|漫画版]]『機動戦士ガンダム』から、台詞自体は上記の没になった戦闘台詞が由来と思われる[[声優ネタ]]。
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::2章Part2「ウェイト・アンド・シー」より。平行世界の人物の話題についての発言の一つ。アムロからの返答は「可能性はゼロじゃないが…」。熱血漢のアムロは『冒険王』の[[漫画|漫画版]]『機動戦士ガンダム』から、台詞自体は上記の没になった戦闘台詞が由来と思われる[[声優ネタ]]。
 
:;「お前さんの場合は、まずはジーグへの合体時間の短縮からだな。いつでも特訓には付き合ってやるよ」
 
:;「お前さんの場合は、まずはジーグへの合体時間の短縮からだな。いつでも特訓には付き合ってやるよ」
::第2章Part3「ゾーンの鼓動」より。ジーグパーツを使いたいと口走った剣児に対して、訓練が必要と言ったつばきに続いての言葉。実際、『鋼鉄神』の方の磁偉倶は合体速度が剣児より早い。現役の『鋼鉄ジーグ』の頃の宙と、まだ合流したての剣児の差がどれほどかは不明だが、目に見えて速いのは間違いないだろう。
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::2章Part3「ゾーンの鼓動」より。ジーグパーツを使いたいと口走った剣児に対して、訓練が必要と言ったつばきに続いての言葉。実際、『鋼鉄神』の方の磁偉倶は合体速度が剣児より早い。現役の『鋼鉄ジーグ』の頃の宙と、まだ合流したての剣児の差がどれほどかは不明だが、目に見えて速いのは間違いないだろう。
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:;剣児「人質を取っておいて、勝負だあ!? きっと罠だぜ!」<br />宙「と、お前が思うぐらいだから、間違いなくそうだろうな」
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::2章Part5「甦れ!! 運命のハニワ幻人」より。美和達を人質にとり、邪魔大王国から勝負を持ち掛けられた際の剣児とのやり取り。気持ちは分かるが酷い言いようである。
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:;宙「ちぇっ、久々に富士山五合目までバイクで上がろうと思ったんだけどな」<br />鉄也「どうしてもと言うなら、ビッグシューターで行け」<br />宙「それじゃ、つまんねえんだよ。途中からのヘアピンカーブを攻めたいんだ」<br />甲児「あー、わかるわかる。最後の方は景色もいいしな。駿河湾や南アルプスが見えるんだ」<br />宙「そうそう、まるで空へ向かって走ってるような感じでさ」
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::2章Part11「強襲! 甦ったあしゅら男爵!」にて。元の世界に戻った際、遠出しようかと語ったところ、美和や鉄也に止められた時の台詞。『DD』では甲児は司馬モータースの常連で、戦前から既知の仲だったため、途中からツーリング談義に花を咲かせている。
 +
:;イキマ「鋼鉄ジーグへ変身せずに逃げればいいものを! それでは文字通り、手も足も出まい!」<br />宙「ふん、その手足が来たんだよ!」
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::2章Part11「激突! マジンガーZ対地獄王ゴードン」にて。[[イキマ]]に捕獲され拷問を受けるが、宙は邪魔大王国の場所を突き止めるためにわざと捕まっており、それが叶わないや否やジーグヘッド形態で[[幻魔要塞ヤマタノオロチ]]から脱出。その際のイキマとのやり取りであり、この直後宙を追って仲間達が駆け付けてくる。上述した過去作での反撃不能台詞をネタにしたものと思われる。
 +
:;「黙れ、お前達こそ全滅だ! 鋼鉄ジーグの力、見せてやる!!」
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::3章Part2「逆襲!! 新兵器パーンサロイド」より、銅鐸を抉り取られ重傷を負いながらも復活を果たした際、[[イキマ]]に切った啖呵。『鋼鉄神ジーグ』での上述の復活戦の台詞、および『鋼鉄ジーグ』のEDテーマ「ひろしのテーマ」をネタにしたであろう台詞である。
 +
:;「宙で構いませんよ。もう1人の俺が戻ってきたら…そうだな、鋼鉄宙とでも呼んでもらいましょうか」
 +
::3章Part9「侵入! 高千穂の峰へ!」より。並行世界の家族と会った際、呼び名に悩む[[司馬菊江]]に対して。周囲には安直と認識され突っ込みを受けるが、内心は自身がサイボーグであることの自虐的なニュアンスが含まれているのではないかと[[神足麻依子]]は推測している。
 +
:;「ミッチー! 予備のパーツを出して、ガオーマシンへ張り付かせろ!」<br />「行くぞ! ビルドアップ! ファイナルフュージョン!!」
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::3章Part10「さらばGGG」より。ガオーマシンが破壊され窮地に陥る[[ガイガー]]、新型のガオーマシンは到着したものの[[GGG]]は壊滅しファイナルフュージョンのプログラム参照が不可能なため合体不可能という絶望的な状況で宙は「いや、俺にいい考えがあるぜ!」と即答、ガオーマシンの射出を頼みながら自らは突然ビルドオフする。味方が行動の意図を読めず混乱する中、宙がこの台詞と共に敢行したのは、'''ジーグパーツの磁力でガオーマシンを巻き込む形で[[スターガオガイガー]]をファイナルフュージョンさせながら自身も同時にビルドアップする'''という荒業であった。
    
=== 鋼鉄神版 ===
 
=== 鋼鉄神版 ===
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;[[鋼鉄ジーグ]](磁偉倶)
 
;[[鋼鉄ジーグ]](磁偉倶)
 
:宙が変身した[[ジーグヘッド]]がビッグシューターから発射されたパーツと合体した形態。
 
:宙が変身した[[ジーグヘッド]]がビッグシューターから発射されたパーツと合体した形態。
:SRWで『鋼鉄神ジーグ』のみが参戦する場合は「磁偉倶」と呼称されている。
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:『鋼鉄神ジーグ』版はSRWでは「磁偉倶」と呼称されている。
 
;[[ビッグシューター (新)]]
 
;[[ビッグシューター (新)]]
 
:『鋼鉄神ジーグ』で終盤搭乗。
 
:『鋼鉄神ジーグ』で終盤搭乗。
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