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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| 読み = しば ひろし
 
| 読み = しば ひろし
| 外国語表記 = [[外国語表記::Hiroshi Shiba]]
   
| 登場作品 =  
 
| 登場作品 =  
 
*{{登場作品 (人物)|鋼鉄ジーグ (TV)|鋼鉄ジーグ}}
 
*{{登場作品 (人物)|鋼鉄ジーグ (TV)|鋼鉄ジーグ}}
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| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
 
| 異名 = [[異名::不死身の宙]]
 
| 異名 = [[異名::不死身の宙]]
| 種族 = 地球人(日本人・[[サイボーグ]])
+
| 種族 = [[種族::地球人]](日本人・[[サイボーグ]])
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| 年齢 = 18歳(『鋼鉄神ジーグ』においては計算上68歳)
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| 年齢 = [[年齢::18]]歳(『鋼鉄神ジーグ』においては計算上68歳)
| 所属 = [[ビルドベース]]<br/>司馬モータース
+
| 所属 = {{所属 (人物)|ビルドベース}}<br/>{{所属 (人物)|司馬モータース}}
| 職業 = レーサー兼司馬モータース[[社長]]
+
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| 変身形態 = [[サイボーグ宙]]
+
;司馬モータース
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:[[役職::社長]]
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| 職業 = レーサー
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| 変身形態 = '''[[サイボーグ宙]]'''
 
}}
 
}}
 
'''司馬宙'''は『[[鋼鉄ジーグ (TV)|鋼鉄ジーグ]]』の[[主人公]]。
 
'''司馬宙'''は『[[鋼鉄ジーグ (TV)|鋼鉄ジーグ]]』の[[主人公]]。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 +
=== [[鋼鉄ジーグ (TV)|鋼鉄ジーグ]] ===
 
本作の主人公にして[[鋼鉄ジーグ]]本人。戦闘の際は[[サイボーグ宙]]に変身する。
 
本作の主人公にして[[鋼鉄ジーグ]]本人。戦闘の際は[[サイボーグ宙]]に変身する。
   −
本業はモーターカーレースのレーサーであるが、本人も気付かぬうちに[[サイボーグ]]化されていた為、大クラッシュでマシーンを大破させてもほぼ無傷でレースに復帰出来る事から「不死身の宙」としての二つ名が通っていた。しかしそれはレーサーとしての腕を保証していないようにも取れ、あまり良い意味合いには見えない。
+
本業はモーターカーレースのレーサーであるが、本人も気付かぬうちに[[サイボーグ]]化されていた為、大クラッシュでマシーンを大破させてもほぼ無傷でレースに復帰出来る<ref>本人はマシーン・ファーザーから宣告されるまで自身がサイボーグだとは気づいておらず、周囲も気づいていないため、食事シーンをはじめとした人間の生理現象はサイボーグ化後も普通に描かれている。TV版では変身前の彼は'''ただただ不死身なだけ'''である。</ref>事から「不死身の宙」としての二つ名が通っていた。しかしそれはレーサーとしての腕を保証していないようにも取れ、あまり良い意味合いには見えない。
    
ぶっきらぼうで熱くなり易い[[性格]]だが、根は人一倍家族想いの好青年であり、父・[[司馬遷次郎]]亡き後の大黒柱として司馬家を守ろうとする強固な意志を秘めている。
 
ぶっきらぼうで熱くなり易い[[性格]]だが、根は人一倍家族想いの好青年であり、父・[[司馬遷次郎]]亡き後の大黒柱として司馬家を守ろうとする強固な意志を秘めている。
   −
レーサーの傍ら、修理工場である司馬モータースの[[社長]]業務も兼任しており、普段は自宅と棟続きの作業場でメカニックとしての腕を揮う。
+
レーサーの傍ら、整備工場である司馬モータースの[[社長]]業務も兼任しており、普段は自宅と棟続きの作業場でメカニックとしての腕を揮う。カーレースとは別に、愛用のオートバイを所持していたが、作中で全損し新型に乗り換えている<ref>玩具では乗り換え後のオートバイが「マグネライダー」の名で商品化している。</ref>。
 +
 
 +
=== [[鋼鉄神ジーグ]]===
 +
同作にも出演するが、同作は安田達矢氏による'''漫画版の続編'''という名目<ref>実際には、一部設定の違いにより[[平行世界]]扱いが正しい。</ref>なので、TV版と設定は繋がっていない。また、[[声優]]も初代TV版とは異なっている。容姿も両頬にヒビ割れのような痕が奔っている点が異なる。
 +
 
 +
『鋼鉄神』では50年前の戦いで行方不明となっており、争奪戦の果て[[邪魔大王国]]に拉致されてしまう。銅鐸を求めた[[妃魅禍]]に拷問されてしまい、後半救助された時には[[珠城つばき]]を利用した妃魅禍により既に銅鐸が抜き取られた後だった。しかし50年の時を超えて、過去の仲間たちと再会、新たな戦友と合流した。
 +
 
 +
銅鐸争奪戦という前半のストーリーの都合もあって、救助されるまでの出番はかなり少ないが、最終決戦にて銅鐸を取り戻した際はその力を存分に振るった。変身前の状態で[[ハニワ幻神]]を素手で倒す、宇宙空間に生身で飛び出し平然と変身する等、超人的な能力が際立って描かれた。
   −
続編『[[鋼鉄神ジーグ]]』にも登場する。ただし、同作は安田達矢氏による'''漫画版の続編'''なので、TV版と設定は繋がっていない。また、[[声優]]も初代TV版とは異なっている。
+
戦いの経験や、『鋼鉄神』の主役である[[草薙剣児]]との対比もあってか、落ち着き払った歴戦の勇士としての風格が出ている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
パイロットとしては「[鋼鉄ジーグ]」名義なため、宙自身はインターミッション等の会話シーンがメインとなる。
+
パイロットとしては、『L』の例外を除きほぼ「[[鋼鉄ジーグ]]」名義なため、宙自身はインターミッション等の会話シーンがメインとなる。
 
=== 『鋼鉄ジーグ』設定 ===
 
=== 『鋼鉄ジーグ』設定 ===
 
==== [[αシリーズ]] ====
 
==== [[αシリーズ]] ====
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
:初参戦作品。ダイナミック繋がりの[[剣鉄也]]や、同じ[[サイボーグ]]の[[獅子王凱]]との絡みが多い。また声優が[[アムロ・レイ]]の古谷徹なので、[[ガンダムタイプ]]の敵や[[シャア・アズナブル]]と戦うと[[特殊戦闘台詞]]が出てくる。CGデモではサイボーグ宙やジーグヘッドへの変身、鋼鉄ジーグへのビルドアップも再現されている。[[強運]]を持つため資金稼ぎに活用したいが、本作のジーグの性能はイマイチなのが辛い所。
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:初登場作品。ダイナミック繋がりの[[剣鉄也]]や、同じ[[サイボーグ]]の[[獅子王凱]]との絡みが多い。また声優が[[アムロ・レイ]]の古谷徹なので、[[ガンダムタイプ]]の敵や[[シャア・アズナブル]]と戦うと[[特殊戦闘台詞]]が出てくる。CGデモではサイボーグ宙やジーグヘッドへの変身、鋼鉄ジーグへのビルドアップも再現されている。[[強運]]を持つため資金稼ぎに活用したいが、本作のジーグの性能はイマイチなのが辛い所。
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
:凱が[[エヴォリュダー]]になった事に対し、複雑な感情を抱きながらも祝福していた。また、[[サイボーグ]]である為、[[パレッス粒子]]の効果を受けない数少ないパイロットである(厳密に言えばアンドロイドではなくサイボーグである宙の脳は人間のままのはずなので神経系をリラックスさせる粒子の影響が全く出ないというのはおかしいのだが)。EDでは経営者としての側面が垣間見れる場面も。能力的には火力の向上と[[魂]]の追加で強運を生かしやすくなった。小隊長能力により、序盤からサイズ差のある相手に対しても全力を発揮できるが、逆に[[サイズ差補正無視]]を習得する事は出来ない。一見、何の問題もなさそうに思えるが、小隊員になった時の火力低下が著しいものになってしまう。
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:凱が[[エヴォリュダー]]になった事に対し、複雑な感情を抱きながらも祝福していた。また、[[サイボーグ]]である為、[[パレッス粒子]]の効果を受けない数少ないパイロットである(厳密に言えばアンドロイドではなくサイボーグである宙の脳は人間のままのはずなので神経系をリラックスさせる粒子の影響が全く出ないというのはおかしいのだが)。エンディングでは経営者としての側面が垣間見れる場面も。能力的には火力の向上と[[魂]]の追加で強運を生かしやすくなった。小隊長能力により、序盤からサイズ差のある相手に対しても全力を発揮できるが、逆に[[サイズ差補正無視]]を習得する事は出来ない。一見、何の問題もなさそうに思えるが、小隊員になった時の火力低下が著しいものになってしまう。
    
==== 単独作品 ====
 
==== 単独作品 ====
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
:序章ワールド1より参戦。
+
:序章ワールド1より参戦。自身がサイボーグだと知る前の、司馬モータースで働く彼の姿が序章で描かれており、同じくまだ戦いとは遠い時代の[[ショウ・ザマ]]らバイク繋がりの常連客との絡みが存在する。
 +
:3章Part2では、「異次元の鍵」という設定のもと銅鐸そのものが埋め込まれていたという『鋼鉄神』に近い設定になっていたが、それ故に同パートにてヒミカに銅鐸を抉り取られ重傷を負ってしまう。
    
=== 『鋼鉄神ジーグ』設定 ===
 
=== 『鋼鉄神ジーグ』設定 ===
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==== 携帯機シリーズ ====
 
==== 携帯機シリーズ ====
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦K}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦K}}
:『鋼鉄神』設定で初登場。[[草薙剣児]]が乗る鋼鉄ジーグとの区別の為、宙がビルドアップする方は「'''磁偉倶'''('''ジーグ''')」という表記になった。戦闘台詞は旧作以上に猛々しくなっており、[[流竜馬 (OVA)|OVA版竜馬]]のような戦闘台詞まである。能力値は微妙に剣児より高い。
+
:『鋼鉄神』設定で初登場。[[草薙剣児]]が乗る[[鋼鉄ジーグ (新)|鋼鉄ジーグ]]との区別の為、宙がビルドアップする方は「'''磁偉倶'''('''ジーグ''')」という表記になった。戦闘台詞は旧作や本編以上に猛々しくなっており、[[流竜馬 (OVA)|OVA版竜馬]]のような戦闘台詞まである。能力値は微妙に剣児より高い。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦L}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦L}}
:前作と違い、参戦時期が邪魔大王国の決戦間近でジーグのシナリオがすぐ終わるため、今ひとつ目立たない。しかし、前作で再現を端折られてしまった美和との再会や、原作の再起イベントが概ね再現されているなど、ルート別だが前作よりもイベントが増えている点では優遇されている。1ステージだけ本名名義でビッグシューターに乗る。
+
:前作で再現を端折られてしまった美和との再会や、原作の再起イベントが概ね再現されているなど、ルート別だが前作よりもイベントが充実している。反面、それゆえか参戦時期も原作通り、『鋼鉄神』の最終決戦内であるため、今一つ目立たないのは不遇。1ステージだけ本名名義でビッグシューターに乗る。
 +
:なお、『K』でのOVA版竜馬のような台詞は色々と問題だったのか、流石に別の台詞に差し替えられている(後述)。
 +
 
 +
==== 単独作品 ====
 +
;スーパーロボット大戦DD
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:2章Part2で『鋼鉄ジーグ』版の宙の平行世界の同一人物として存在が語られる。
    
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
[[鋼鉄ジーグ]]」名義でのもの。
+
基本的には「[[鋼鉄ジーグ]](磁偉倶)」名義。『[[スーパーロボット大戦L|L]]』でのみ「司馬宙」名義でパイロット扱いとなるステージがある。
 +
 
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
[[防御]]・[[格闘 (能力)|格闘]]・[[命中]]に優れる。諸々の事情で小隊長の時にフルスペックが発揮できる。携帯機では剣児の合体攻撃要員になっていることが多いが、単体火力なら上。
+
[[防御#防御(パイロット能力)|防御]]・[[格闘 (能力)|格闘]]・[[命中#命中(能力)|命中]]に優れる。諸々の事情で小隊長の時にフルスペックが発揮できる。携帯機では剣児の合体攻撃要員になっていることが多いが、単体火力なら上。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
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;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
:'''[[サイボーグ]](宙)'''
 
:'''[[サイボーグ]](宙)'''
:攻撃力、照準値に補正がかかる。
+
:攻撃力・照準値が増加する。
 
:'''[[反骨心]](宙)'''
 
:'''[[反骨心]](宙)'''
:与ダメージに補正がかかり、HP30%以下の時ステージ中一度だけ「[[不屈]]」(レベルが上がると「[[直撃]]」も追加される)がかかる。
+
:与ダメージが増加する。HP30%以下の時ステージ中一度だけ「[[不屈]]」(レベルが上がると「[[直撃]]」も追加される)がかかる。
 
:'''[[闘争心]](宙)'''
 
:'''[[闘争心]](宙)'''
:攻撃力が増加する。攻撃を命中させたときの気力上昇量が増加する。
+
:攻撃力・攻撃を命中させたときの気力上昇量が増加する。
 +
:'''[[アタッカー]](宙)'''
 +
:攻撃力・照準値が増加する。気力が130、150以上のとき、ステージ中一度「[[熱血]]」(レベルが上がると「[[直感]]」が追加される)がかかる。
 +
:'''[+][[気力限界突破]](宙)'''
 +
:攻撃力・防御力・気力上限が増加する。
    
=== [[小隊長能力]] ===
 
=== [[小隊長能力]] ===
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;「鋼鉄ジーグのうた」
 
;「鋼鉄ジーグのうた」
 
:OPテーマ。「ダンダン」「バンバン」などの擬音が多用されているのが特徴。「'''ハニワ幻人、全滅だ!'''」など、一部ヒーローアニメとしては過激な歌詞が見られる。
 
:OPテーマ。「ダンダン」「バンバン」などの擬音が多用されているのが特徴。「'''ハニワ幻人、全滅だ!'''」など、一部ヒーローアニメとしては過激な歌詞が見られる。
;「ひろしのテーマ」
  −
:EDテーマ。平仮名なのはやはり「宙」を「ひろし」とは読みにくいからなのだろうか?「ダー!」「ハー!」「トー!」などの熱いシャウトに加え、OPと同様「ダンダン」の擬音も使用される。
      
=== [[鋼鉄神ジーグ]] ===
 
=== [[鋼鉄神ジーグ]] ===
 
;「STORMBRINGER」
 
;「STORMBRINGER」
:OPテーマ。どことなく和風で、かつ力強い。JAMの曲である。
+
:オープニングテーマ。どことなく和風で、かつ力強い。JAMの曲である。
 
;「Dead or Alive」
 
;「Dead or Alive」
 
:挿入歌。『L』では美和ともども専用曲に。
 
:挿入歌。『L』では美和ともども専用曲に。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 +
=== 共通 ===
 
;[[司馬遷次郎]]
 
;[[司馬遷次郎]]
 
:父。アニメ版では、宙は彼に勝手に[[サイボーグ]]に改造され、6年間もの間、気付きもしなかった。宙に理不尽な説教をしたり、意味不明な特訓を課したりすることがしばしばあり、衝突することも多い。
 
:父。アニメ版では、宙は彼に勝手に[[サイボーグ]]に改造され、6年間もの間、気付きもしなかった。宙に理不尽な説教をしたり、意味不明な特訓を課したりすることがしばしばあり、衝突することも多い。
:漫画版では[[邪魔大王国]]の攻撃から遷次郎を庇って致命傷を負った宙を救うための処置だったため、むしろ感謝している側面が強い。
+
:漫画版では[[邪魔大王国]]の攻撃から遷次郎を庇って致命傷を負った宙を救うための処置だったため、むしろ感謝している側面が強い。『鋼鉄神』ではその設定を踏襲しながらも'''彼が100歳を超えてなお生きているため、50年もの時を経て再会を果たした。'''
 
;[[司馬菊江]]
 
;[[司馬菊江]]
 
:母。包容力と芯の強さを併せ持ち、[[卯月美和|美和]]からも慕われている。
 
:母。包容力と芯の強さを併せ持ち、[[卯月美和|美和]]からも慕われている。
 
;[[司馬まゆみ]]
 
;[[司馬まゆみ]]
:妹。明るく活発な幼稚園児。[[鋼鉄ジーグ]]のファンを自認するが、兄・宙がジーグと同一人物である事には気付いていない。
+
:妹。明るく活発な幼稚園児。[[鋼鉄ジーグ]]のファンを自認するが、アニメ版では兄・宙がジーグと同一人物である事には気付いていない。
 
;[[大利所長]]
 
;[[大利所長]]
 
:[[ビルドベース]]責任者。劇中、宙が敬語で接する数少ない相手。
 
:[[ビルドベース]]責任者。劇中、宙が敬語で接する数少ない相手。
 
;[[卯月美和]] / [[珠城美和]]
 
;[[卯月美和]] / [[珠城美和]]
:パートナー。宙は「ミッチー」と呼んでいる。『[[鋼鉄神ジーグ]]』では、かつての[[邪魔大王国]]との決戦から約50年の歳月を経て美和は普通に歳を取ってしまったが、宙はその間、極めて時間進行が遅いゾーンの中にいた為、若い姿のままで再会する事となった(そもそも[[サイボーグ]]の彼がこれ以上歳を取るかどうかも怪しいが…)。
+
:パートナー。宙は「ミッチー」と呼んでいる。
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:『[[鋼鉄神ジーグ]]』では、かつての[[邪魔大王国]]との決戦から約50年の歳月を経て美和は普通に歳を取ってしまったが、宙はその間、極めて時間進行が遅いゾーンの中にいた為、若い姿のままで再会する事となった(そもそも[[サイボーグ]]の彼がこれ以上歳を取るかどうかも怪しいが…)。
 
:勘違いされがちだが、そもそも二人の間にあるのは家族愛であるため、半世紀経とうが年の差がもの凄いことになろうが、片方が行方不明の間もう片方は別の相手と結婚して子供を作っていようが、二人の絆は揺るぐことはない。
 
:勘違いされがちだが、そもそも二人の間にあるのは家族愛であるため、半世紀経とうが年の差がもの凄いことになろうが、片方が行方不明の間もう片方は別の相手と結婚して子供を作っていようが、二人の絆は揺るぐことはない。
 +
;[[ヒミカ]] / [[妃魅禍]]
 +
:宿敵・[[邪魔大王国]]の女王。宙の体内に存在する銅鐸を求め、激しく対立する。…が、当のヒミカは[[竜魔帝王|彼女が復活させた新たなる敵]]に抹殺されてしまうものの、[[レイゴン|意外な形]]で再び相まみえる。
 +
:『鋼鉄神』では[[珠城つばき]]を操ることで宙から銅鐸を抜き取ることに成功し、最後まで敵対する。
 +
;[[イキマ]] / [[壱鬼馬]]
 +
:邪魔大王国の三大幹部。アニメ第1話にて父を拷問し、結果的に死に至らしめた仇敵の一人。
 +
:一方、[[漫画]]版では逆に彼が宙を襲って瀕死の重傷を負わせ、[[サイボーグ宙]]誕生の原因となる。『鋼鉄神』でもその設定がベースであり、50年前からの宿敵である宙と再び相対した時は笑みすら浮かべていた。
 +
=== 鋼鉄ジーグ ===
 
;チビ
 
;チビ
 
:SRW未登場。司馬モータース唯一の社員。宙を若大将と呼んで慕う。
 
:SRW未登場。司馬モータース唯一の社員。宙を若大将と呼んで慕う。
 
;黒鷲のドン、パンチョ
 
;黒鷲のドン、パンチョ
 
:SRW未登場。自称宙のライバルとその舎弟。後にメカドンなるメカに乗り、共闘する仲間に。
 
:SRW未登場。自称宙のライバルとその舎弟。後にメカドンなるメカに乗り、共闘する仲間に。
 +
=== 鋼鉄神ジーグ ===
 
;[[草薙剣児]]
 
;[[草薙剣児]]
:[[鋼鉄神ジーグ]]』では後輩であり、彼の兄貴分となる。最終決戦では彼と共闘し、ダブルジーグの強さを存分に見せつけた。最後は彼をアシストし、その勝利に大きく貢献した。Lでは彼の戦闘前会話に割り込んで助言していることが多い。
+
:鋼鉄ジーグとしての後輩であり、彼の兄貴分となる。最終決戦では彼と共闘し、ダブルジーグの強さを存分に見せつけた。最後は彼をアシストし、その勝利に大きく貢献した。『L』では彼の戦闘前会話に割り込んで助言していることが多い。
 +
:『DD』ではTV版設定の宙と、並行世界の人物として対面を果たしており、戦闘経験のない彼に特訓をつけている。
 +
;[[珠城つばき]]
 +
:銅鐸の巫女であることから、[[妃魅禍]]に操られ宙の銅鐸を抜き取ってしまう。
 +
:最終決戦ではビッグシューターに同乗していたが、宙が普段着でビッグシューターから月面に飛び降りた際は剣児共々驚愕していた。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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;[[剣鉄也]]
 
;[[剣鉄也]]
 
:[[αシリーズ]]では戦闘マシンとしての自らに苦悩する宙に、自らの経験を基にアドバイスした戦友。『[[第2次α]]』VN作戦ルート第30話では、共に[[コロス]]が発生させた異空間に引きずり込まれ窮地に陥るが、直前まで彼と行っていた特訓が功を奏し、[[ジーグ・パーンサロイド|パーンサロイド]]との初合体に成功している。
 
:[[αシリーズ]]では戦闘マシンとしての自らに苦悩する宙に、自らの経験を基にアドバイスした戦友。『[[第2次α]]』VN作戦ルート第30話では、共に[[コロス]]が発生させた異空間に引きずり込まれ窮地に陥るが、直前まで彼と行っていた特訓が功を奏し、[[ジーグ・パーンサロイド|パーンサロイド]]との初合体に成功している。
;[[兜甲児_(OVA)]]
+
;[[兜甲児 (OVA)]]
:『[[DD]]』での司馬モータースの客の一人。
+
:『[[DD]]』での司馬モータースの客の一人であり、そのためバイクという共通の趣味・話題を持つ。
    
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
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;[[葵豹馬]]
 
;[[葵豹馬]]
 
:『[[DD]]』での司馬モータースの客の一人。
 
:『[[DD]]』での司馬モータースの客の一人。
 +
;[[ハーマン]]
 +
:『DD』では『鋼鉄神』版の宙を50年前の新兵時代に目撃しており、尊敬の念を抱いていた。本編では『鋼鉄ジーグ』版の宙と出会っており、既視感を抱かれている。
    
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
;[[アムロ・レイ]]
 
;[[アムロ・レイ]]
:TV版の宙と[[声優]]が同じであり、[[αシリーズ]]では[[声優ネタ]]で専用の援護台詞あり。美和が宙とアムロの声が似ているとの印象を抱く場面はあるが、宙とアムロ自身の絡みは初対面時以外、あまり無い。
+
:TV版の宙と[[声優]]が同じであり、[[αシリーズ]]では[[声優ネタ]]で専用の援護台詞がある。作中では美和が宙とアムロの声が似ているとの印象を抱く場面はあるが、宙とアムロ自身の絡みは初対面時以外あまり無い。
 
;[[シャア・アズナブル]]
 
;[[シャア・アズナブル]]
 
:『[[第2次α]]』では[[声優ネタ]]で専用の戦闘台詞がある。宙に妹がいることを知って、[[セイラ・マス|セイラ]]のことを思い出している場面もあった。
 
:『[[第2次α]]』では[[声優ネタ]]で専用の戦闘台詞がある。宙に妹がいることを知って、[[セイラ・マス|セイラ]]のことを思い出している場面もあった。
171行目: 206行目:  
=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
 
;[[ショウ・ザマ]]
 
;[[ショウ・ザマ]]
:『[[DD]]』での司馬モータースの客の一人。
+
:『[[DD]]』での司馬モータースの客の一人。そのため、彼の連絡先を知っていた。
 +
:しかし、彼のためにモトクロスバイクの調整を仕上げてから数日後、突然彼が音信不通になる。次に彼と再会したのは戦場の中、互いに変わり果てた姿となってだった。
    
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
187行目: 223行目:  
;「チャンネル・セェット!」
 
;「チャンネル・セェット!」
 
:次回予告のナレーションでの〆の台詞。スパロボにおいても[[中断メッセージ]]として採用された。
 
:次回予告のナレーションでの〆の台詞。スパロボにおいても[[中断メッセージ]]として採用された。
 +
;「…俺は生きている!? どうなってんだこれは…おっ、いけね!」
 +
:第1話より。カーレース中、妨害工作(タイヤの通り道に'''バナナの皮を撃ち出す''')により滑ってクラッシュし、マシンから投げ出された上に後続に撥ねられ、更に生身で轢かれた直後の台詞。人間なら間違いなく死んでいる大事故にも関わらず、この台詞を吐けるくらいにはピンピンしており、身内も観客も、自分自身ですらも驚愕していた。が、レース中であると思い出し即座に乗り直しレースに復帰、見事1位を獲得する。
 +
:この時点で既にサイボーグの身体に改造されていたという伏線となる展開だが、いくら身体は無事とはいえ即座にレースに復帰できるあたり、生来の彼の精神も相当タフである。
 +
;(父さん! 父さんにそんな事情があるとは知らずに、逆らったりして悪かったよ。俺はやる。やるぜ! 父さんの代わりにヒミカをやっつけてみせる!! ヒミカ…貴様の思い通りにはさせないぞ!!)
 +
:同話。喪ったはずの父がマシーン・ファーザーとなって姿を現し、父が古代からの敵に備えていたこと、そして宙自身がその敵に対抗する切り札・鋼鉄ジーグであることを教えられ、ビルドベースから飛び出してのモノローグ。
 +
:何よりも、到底人間とは思えない自身こそが、マシーン・ファーザーの言葉が事実である証明となってしまっていたため、このモノローグの時点で既に戦いへの覚悟は決まっていた。
 
;「ドンガラドンガラまったくうるせぇやつらだぜ」
 
;「ドンガラドンガラまったくうるせぇやつらだぜ」
 
:第17話より。ドンのメカドン2号の建造の騒音に憤っての一言。昼夜問わずに行われ、夜も寝付けなかった。
 
:第17話より。ドンのメカドン2号の建造の騒音に憤っての一言。昼夜問わずに行われ、夜も寝付けなかった。
207行目: 249行目:  
:実際、宙はこの次の話の冒頭にて自責の念からか、殺した赤ん坊の悪夢に苦しめられる事になった。
 
:実際、宙はこの次の話の冒頭にて自責の念からか、殺した赤ん坊の悪夢に苦しめられる事になった。
   −
=== 鋼鉄神版 ===
+
=== 鋼鉄神ジーグ ===
 
;「ああ…大丈夫だ、まゆみ。前にもこんな風に、オヤジに命を助けてもらったな」<br />「あの時、一度死んだものだと思っていたが、まさかまた命を救われるとはな…」
 
;「ああ…大丈夫だ、まゆみ。前にもこんな風に、オヤジに命を助けてもらったな」<br />「あの時、一度死んだものだと思っていたが、まさかまた命を救われるとはな…」
 
:第11話より。遷次郎の治療により宙は一命を取り留める。兄を心配するまゆみに「お兄ちゃんは大丈夫なんだよね?不死身なんだよね?」と問われた後、彼女の頭をなでながら。
 
:第11話より。遷次郎の治療により宙は一命を取り留める。兄を心配するまゆみに「お兄ちゃんは大丈夫なんだよね?不死身なんだよね?」と問われた後、彼女の頭をなでながら。
 
;「元気そうだな…」<br />「……''戻ってきたよ。ミッチー''」
 
;「元気そうだな…」<br />「……''戻ってきたよ。ミッチー''」
:第11話にて、年老いた[[珠城美和|ミッチー]]と再会して。台詞こそ少ないものの、演出も相まって感動のシーン。
+
:第11話にて、年老いた[[珠城美和|ミッチー]]と再会して。一度は手を重ねたものの、ゾーンが作ってしまった50年もの時間の隔たりを感じ、引っ込めてしまいそうになった<ref>宙は当時視神経の回復途中で、外見を判別できず、ミッチーの手の感触で彼女が年老いてしまったことを察してしまったため。</ref>ミッチーの手を宙の方から取り握って。
 +
:台詞こそ少ないものの、演出も相まって感動のシーン。
 
;「貴様など、俺の拳で充分だ!!」
 
;「貴様など、俺の拳で充分だ!!」
 
:第11話にて。この時宙は銅鐸がなく、ビルドアップどころかサイボーグチェンジすらできない状態だったのだが、この台詞の後本当に拳一つで[[ハニワ幻神]]を倒してしまう。
 
:第11話にて。この時宙は銅鐸がなく、ビルドアップどころかサイボーグチェンジすらできない状態だったのだが、この台詞の後本当に拳一つで[[ハニワ幻神]]を倒してしまう。
 
;「必要無い」
 
;「必要無い」
:第12話にて、普段着のまま宇宙空間に出て。この瞬間まで剣児とつばきは宙が[[サイボーグ]]である事に気付いていなかった。この台詞と共に流れ出す挿入歌『Dead or Alive』をバックにサイボーグに変身するシーンは旧作ファンならずとも必見。
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:第12話にて、普段着のまま[[ビッグシューター (新)]]から宇宙空間に出て。この瞬間まで剣児とつばきは宙が[[サイボーグ]]である事に気付いていなかった。この台詞と共に流れ出す挿入歌『Dead or Alive』をバックにサイボーグに変身するシーンは旧作ファンならずとも必見。
 
;「それはこっちの台詞だ!''邪魔大王国…貴様達こそ、全滅だッ!!''」
 
;「それはこっちの台詞だ!''邪魔大王国…貴様達こそ、全滅だッ!!''」
:第12話にて、サイボーグにチェンジした後、かつての強敵の復活に喜ぶかのように「跡形もなく'''全滅にしてくれるわ!'''」と言う[[壱鬼馬]]を目の前に言い放った台詞。この直後に、彼が振り下ろした剣を避けて跳び蹴りで吹き飛ばす。諏訪部氏の熱演と挿入歌が相まって、非常に燃えるシーンである。歌詞のインパクトが強い旧作の主題歌に対するオマージュだろう。
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:第12話にて、サイボーグにチェンジした後、かつての強敵の復活に喜ぶかのように「跡形もなく'''全滅にしてくれるわ!'''」と言う[[壱鬼馬]]を目の前に言い放った台詞。この直後に、彼が'''「死ねぇっ!!」と振り下ろした'''剣を避けて跳び蹴りで吹き飛ばす。諏訪部氏の熱演と挿入歌が相まって、非常に燃えるシーンである。歌詞のインパクトが強い旧作の主題歌に対するオマージュだろう。
 
;「頼んだぜ、ミッチー!」
 
;「頼んだぜ、ミッチー!」
:ビッグシューターを駆り戦うミッチーに対して。50年の歳月を感じさせないほど強い絆が感じられる。
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:その後、ビッグシューターを駆り現れたミッチーに対して。50年の歳月を感じさせないほど強い絆が感じられる。
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;「鋼鉄ジーグ!」<br />「ビルドアップ!!」
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:ミッチーの放ったジーグパーツを迎え、[[鋼鉄ジーグ]]に合体する際の掛け声。続いて剣児もビルドアップするのだが、剣児達のそれよりビルドアップが速いあたり、初代の意地を見せている。
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:ちなみに、剣児とはビルドアップ時の掛け声が逆で、ジーグヘッドへの変形の際に「鋼鉄ジーグ!」、合体完了後に「ビルドアップ!!」と言っている。
 
;剣児「次は!!」<br />磁偉具「どいつだッ!!」
 
;剣児「次は!!」<br />磁偉具「どいつだッ!!」
 
:第12話ラスト、[[阿磨疎]]をダブルスピンストームで葬り去った後、地球を背にして。
 
:第12話ラスト、[[阿磨疎]]をダブルスピンストームで葬り去った後、地球を背にして。
 +
:『K』ではダブルスピンストームのトドメ演出で発言、ジーグブリーカーのトドメ演出では一人で全て発言する。…のだが、何故か背景の書き文字まで含めて「次'''の相手'''はどいつだ!!」<ref>書き文字の表記。</ref>と改変されてしまっている。『L』でも同様。
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;「剣児! 俺の銅鐸を受け取れ!」
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:最終話。[[珠城つばき]]が死んだと誤認し、[[荒之皇]]に取り込まれてしまった剣児を救うため、自らの銅鐸を取り出し剣児に託す。剣児はその銅鐸を通してつばきの声を聴き、その想いに応えるかのように現れる鋼の神、鋼鉄神ジーグ…!
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
234行目: 283行目:  
:この他、[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]P曰く「ジオン公国の野望は鋼鉄ジーグが打ち砕く!」という台詞も考えていたらしいが、流石に自粛したとのこと<ref>エンターブレイン『第2次スーパーロボット大戦α パーフェクトバイブル』509頁。</ref>。
 
:この他、[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]P曰く「ジオン公国の野望は鋼鉄ジーグが打ち砕く!」という台詞も考えていたらしいが、流石に自粛したとのこと<ref>エンターブレイン『第2次スーパーロボット大戦α パーフェクトバイブル』509頁。</ref>。
 
;「これじゃあ手も足も出せないぜ…」
 
;「これじゃあ手も足も出せないぜ…」
:[[ジーグヘッド]]形態での反撃不能台詞。出せないというか'''手も足も無い'''。
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:[[ジーグヘッド]]形態での反撃不能台詞。出せないというか'''手も足も(ついでに胴体も)無い'''。
    
==== [[αシリーズ]] ====
 
==== [[αシリーズ]] ====
261行目: 310行目:  
::第29話「押された烙印」より。[[エヴォリュダー]]に進化した事で生身の肉体に戻った[[獅子王凱|凱]]を祝福した際、申し訳なさそうな表情を浮かべる彼へ、逆に励ましの言葉を贈る。<br />実はこの一連の台詞は、本来は[[DVE]]として使用される予定があったのか、没データにフルボイスで収録されている。
 
::第29話「押された烙印」より。[[エヴォリュダー]]に進化した事で生身の肉体に戻った[[獅子王凱|凱]]を祝福した際、申し訳なさそうな表情を浮かべる彼へ、逆に励ましの言葉を贈る。<br />実はこの一連の台詞は、本来は[[DVE]]として使用される予定があったのか、没データにフルボイスで収録されている。
 
:;「悪いが、そんなにヤワな頭はしてねえぜ!」
 
:;「悪いが、そんなにヤワな頭はしてねえぜ!」
::クォヴレー編第34話「虚ろな魂の虜囚」orセレーナ編第34話「べトレイヤー」より。[[αナンバーズ]]の熱血漢ぶりを揶揄する[[孫光龍]]に対しての返答。この後、彼に「君が言うと説得力があるなぁ」と言い返されてしまう。
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::クォヴレー編第34話「虚ろな魂の捕囚」orセレーナ編第34話「べトレイヤー」より。[[αナンバーズ]]の熱血漢ぶりを揶揄する[[孫光龍]]に対しての返答。この後、彼に「君が言うと説得力があるなぁ」と言い返されてしまう。
 
:;「いくぞ、バラン・ドバン! 名前通りにバランバランにしてやるぜ!」
 
:;「いくぞ、バラン・ドバン! 名前通りにバランバランにしてやるぜ!」
 
::[[バラン・ドバン]]と対決した時の台詞。バラン自身は面白いと評したが、それはプレイヤーの多くも同様に感じた事であろう。
 
::[[バラン・ドバン]]と対決した時の台詞。バラン自身は面白いと評したが、それはプレイヤーの多くも同様に感じた事であろう。
275行目: 324行目:  
::EDより。母・[[司馬菊江|菊江]]や[[大利所長]]の支援を受け、戦士としての人生に一先ずの区切りをつけた宙の新たな戦いが始まる。
 
::EDより。母・[[司馬菊江|菊江]]や[[大利所長]]の支援を受け、戦士としての人生に一先ずの区切りをつけた宙の新たな戦いが始まる。
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==== その他 ====
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==== 単独作品 ====
 
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
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:;「[[デーモン]]もハニワ幻人も全滅だ!」
 
:;「[[デーモン]]もハニワ幻人も全滅だ!」
::第1章Part2「デーモン、卑劣な罠」での発言。結託した超古代の魔物たちに啖呵を切ってみせる。
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::1章Part2「デーモン、卑劣な罠」での発言。結託した超古代の魔物たちに啖呵を切ってみせる。
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:;「俺もだ。こっちの世界の司馬遷次郎は、肉体があって、100歳まで生きてるなんてよ」
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::2章Part2「もう一つの鋼鉄ジーグ」より。平行世界の[[ビルドベース]]の面々と顔合わせする中で。父親が生きているのもそうだが、そもそも100歳まで現役で科学者をやっている人間という時点で信じられない元気さである。
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:;「甲児並に熱血漢のアムロ大尉とか。ジオン公国の野望は俺が打ち砕く!!…って叫ぶぐらいのさ」
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::2章Part2「ウェイト・アンド・シー」より。平行世界の人物の話題についての発言の一つ。アムロからの返答は「可能性はゼロじゃないが…」。熱血漢のアムロは『冒険王』の[[漫画|漫画版]]『機動戦士ガンダム』から、台詞自体は上記の没になった戦闘台詞が由来と思われる[[声優ネタ]]。
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:;「お前さんの場合は、まずはジーグへの合体時間の短縮からだな。いつでも特訓には付き合ってやるよ」
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::2章Part3「ゾーンの鼓動」より。ジーグパーツを使いたいと口走った剣児に対して、訓練が必要と言ったつばきに続いての言葉。実際、『鋼鉄神』の方の磁偉倶は合体速度が剣児より早い。現役の『鋼鉄ジーグ』の頃の宙と、まだ合流したての剣児の差がどれほどかは不明だが、目に見えて速いのは間違いないだろう。
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:;剣児「人質を取っておいて、勝負だあ!? きっと罠だぜ!」<br />宙「と、お前が思うぐらいだから、間違いなくそうだろうな」
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::2章Part5「甦れ!! 運命のハニワ幻人」より。美和達を人質にとり、邪魔大王国から勝負を持ち掛けられた際の剣児とのやり取り。気持ちは分かるが酷い言いようである。
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:;宙「ちぇっ、久々に富士山五合目までバイクで上がろうと思ったんだけどな」<br />鉄也「どうしてもと言うなら、ビッグシューターで行け」<br />宙「それじゃ、つまんねえんだよ。途中からのヘアピンカーブを攻めたいんだ」<br />甲児「あー、わかるわかる。最後の方は景色もいいしな。駿河湾や南アルプスが見えるんだ」<br />宙「そうそう、まるで空へ向かって走ってるような感じでさ」
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::2章Part11「強襲! 甦ったあしゅら男爵!」にて。元の世界に戻った際、遠出しようかと語ったところ、美和や鉄也に止められた時の台詞。『DD』では甲児は司馬モータースの常連で、戦前から既知の仲だったため、途中からツーリング談義に花を咲かせている。
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:;イキマ「鋼鉄ジーグへ変身せずに逃げればいいものを! それでは文字通り、手も足も出まい!」<br />宙「ふん、その手足が来たんだよ!」
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::2章Part11「激突! マジンガーZ対地獄王ゴードン」にて。[[イキマ]]に捕獲され拷問を受けるが、宙は邪魔大王国の場所を突き止めるためにわざと捕まっており、それが叶わないや否やジーグヘッド形態で[[幻魔要塞ヤマタノオロチ]]から脱出。その際のイキマとのやり取りであり、この直後宙を追って仲間達が駆け付けてくる。上述した過去作での反撃不能台詞をネタにしたものと思われる。
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:;「黙れ、お前達こそ全滅だ! 鋼鉄ジーグの力、見せてやる!!」
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::3章Part2「逆襲!! 新兵器パーンサロイド」より、銅鐸を抉り取られ重傷を負いながらも復活を果たした際、[[イキマ]]に切った啖呵。『鋼鉄神ジーグ』での上述の復活戦の台詞、および『鋼鉄ジーグ』のEDテーマ「ひろしのテーマ」をネタにしたであろう台詞である。
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:;「宙で構いませんよ。もう1人の俺が戻ってきたら…そうだな、鋼鉄宙とでも呼んでもらいましょうか」
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::3章Part9「侵入! 高千穂の峰へ!」より。並行世界の家族と会った際、呼び名に悩む[[司馬菊江]]に対して。周囲には安直と認識され突っ込みを受けるが、内心は自身がサイボーグであることの自虐的なニュアンスが含まれているのではないかと[[神足麻依子]]は推測している。
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:;「ミッチー! 予備のパーツを出して、ガオーマシンへ張り付かせろ!」<br />「行くぞ! ビルドアップ! ファイナルフュージョン!!」
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::3章Part10「さらばGGG」より。ガオーマシンが破壊され窮地に陥る[[ガイガー]]、新型のガオーマシンは到着したものの[[GGG]]は壊滅しファイナルフュージョンのプログラム参照が不可能なため合体不可能という絶望的な状況で宙は「いや、俺にいい考えがあるぜ!」と即答、ガオーマシンの射出を頼みながら自らは突然ビルドオフする。味方が行動の意図を読めず混乱する中、宙がこの台詞と共に敢行したのは、'''ジーグパーツの磁力でガオーマシンを巻き込む形で[[スターガオガイガー]]をファイナルフュージョンさせながら自身も同時にビルドアップする'''という荒業であった。
    
=== 鋼鉄神版 ===
 
=== 鋼鉄神版 ===
 
==== 戦闘台詞 ====
 
==== 戦闘台詞 ====
 
;「皆殺しにしてやるぜ!!」<br />「塵になるのはてめぇらだ!!」
 
;「皆殺しにしてやるぜ!!」<br />「塵になるのはてめぇらだ!!」
:『K』の戦闘台詞。[[流竜馬 (OVA)|どこか]]で聞いた事がある台詞である。
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:『K』の戦闘台詞。[[流竜馬 (OVA)|どこか]]で聞いた事がある台詞である。確かに歴戦の勇士ではあるが、『鋼鉄神』作中より遥かに凶悪になってしまっている。
 
;「勝つのはこの俺だぁっ!」<br />「磁偉具が相手だっ!」
 
;「勝つのはこの俺だぁっ!」<br />「磁偉具が相手だっ!」
 
:『L』の戦闘台詞。さすがにそのまま引用はまずいと思ったか、前述の台詞と入れ替わる形で新規に追加された。
 
:『L』の戦闘台詞。さすがにそのまま引用はまずいと思ったか、前述の台詞と入れ替わる形で新規に追加された。
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;「ビルドオフ!」
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:[[鋼鉄ジーグ (新)]]の特殊合体攻撃「鋼鉄神ジーグ」の演出で発言。
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:原作では最終決戦で敵にビルドアップ解除まで追い込まれての最終手段で銅鐸を託していたのだが、SRWでは宙が自分から分離し銅鐸を託すため、合体解除台詞が追加されている。この後は原作通り上記の「俺の銅鐸を受け取れ!」に続く。
    
==== 携帯機シリーズ ====
 
==== 携帯機シリーズ ====
308行目: 378行目:  
::当然邪心の塊であるネオスゴールドには聞き入れてもらえなかった。
 
::当然邪心の塊であるネオスゴールドには聞き入れてもらえなかった。
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== 関連機体 ==
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== 搭乗機体・関連機体 ==
;[[サイボーグ宙]] / [[ジーグヘッド]]
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;[[鋼鉄ジーグ]](磁偉倶)
:宙がサイボーグに変化した姿。そこからジーグヘッドに変形し、鋼鉄ジーグへと合体をする。
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:宙が変身した[[ジーグヘッド]]がビッグシューターから発射されたパーツと合体した形態。
:;[[鋼鉄ジーグ]]
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:『鋼鉄神ジーグ』版はSRWでは「磁偉倶」と呼称されている。
::ビッグシューターから発射されたパーツがジーグヘッドと合体した形態。
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;[[ビッグシューター (新)]]
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:『鋼鉄神ジーグ』で終盤搭乗。
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== 余談 ==
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*「宙」と書いて「ひろし」と読む名前は、名前だけに使う人名訓であり、通常の漢字読みではないため、OPのキャスト表記では「宙(ひろし)」と括弧で読み方が記載されている。
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== 脚注 ==
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<references />
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
<amazon>B001AC3VZI</amazon>
 
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== 脚注 ==
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<references />
      
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