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=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
『スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY』と同様の経緯で発生した事件。ただし実際には交渉相手は[[エアロゲイター]]ではなく、エアロゲイターを装ったゲストであった。そこで地球は異星人に全面降伏する手筈となっていた。しかしそれに反発するEOTI機関により、新型機であるグランゾンとそのパイロットであるシュウが双方に攻撃。これにより会談は決裂し(告死鳥戦記ではこの時、Fと同様に政府高官とゲストの要人の大半が死亡したことが語られている)、EOTI機関はディバイン・クルセイダーズを名乗り連邦政府に宣戦を布告した。第2次OGでゲストが本格登場したこともあり、特異点崩壊の際にシュウが改めてその事実を語っている。旧シリーズと異なり、表向きシロガネとグランゾンの竣工式として公開されていたため、事件そのものも特に秘匿されていない。また、このときの映像がDCのプロパガンダとして広まったため、ヴァルシオンを差し置いてグランゾンがDCの旗機と認識されるに至っていたようである(コトブキヤ グランゾンの解説書より)。
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『スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY』と同様の経緯で発生した事件だが、その背景設定はより細かくなっている。
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地球に落ちた隕石[[メテオ3]]から得られた超技術EOTを管理していた[[EOT特別審議会]]は、もしもメテオ3を落とした異星人が本格的に地球に攻めてきたらかないっこないと判断。ならば和平交渉の道を探るのかといえばそうはせず、無条件の完全降伏をするべきと主張したのである。この裏には審議会が無条件降伏を果たした功労者と異星人側に認められれば、異星人支配下の地球で審議会が特権階級につくことができるという打算もあったようだ。
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審議会は「メテオ3を落とした異星人(つまりは[[エアロゲイター]])のメッセンジャー」として接触してきた[[ニブハル・ムブハル]]のコネクションを使i
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異星人と会談を行えるようセッティングしたのだが、なんとそこにやってきたのは'''エアロゲイターを装った[[ゾヴォーク]]'''であった。審議会はそのことには気づくこともなく、ゾヴォークに対して地球の情報を売ってしまう。
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一方、この売国計画を知った[[EOTI機関]]のビアン博士とシュウは、彼らの正体がバルマーではないことも気づいており、地球を売り渡すために行われた会談を襲撃することで決裂させた(告死鳥戦記ではこの時、Fと同様に政府高官とゲストの要人の大半が死亡したことが語られている)。そしてEOTI機関はディバイン・クルセイダーズを名乗り連邦政府に宣戦を布告した。
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第2次OGでこの時に南極にやってきた「ゲスト」のコードネームで呼ばれた宇宙人、すなわちゾヴォークが本格登場したこともあり、特異点崩壊の際にシュウが改めてその事実を語っている。
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旧シリーズと異なり、表向きシロガネとグランゾンの竣工式として公開されていたため、事件そのものも特に秘匿されていない。また、このときの映像がDCのプロパガンダとして広まったため、ヴァルシオンを差し置いてグランゾンがDCの旗機と認識されるに至っていたようである(コトブキヤ グランゾンの解説書より)。
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余談だが、第2次OGにて[[D]]のキャラが参戦したため、南極には[[ファブラ・フォレース]]があるはずだが、この事件で何らかの影響を受けたかは現状では不明。ただし、この事件や[[アインスト]]の襲撃が機動兵器に乗るきっかけのひとつになったことを[[ジョシュア・ラドクリフ|ジョッシュ]]が語っている。
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余談だが、第2次OGにて[[D]]のキャラが参戦したため、南極には[[ファブラ・フォレース]]があることになった。南極でのグランゾンの破壊行動がファブラ・フォレースへの干渉となったかどうかについては不明だが、南極事件と[[アインスト]]の襲撃が[[ジョシュア・ラドクリフ|ジョッシュ]]が機動兵器に乗るきっかけになったという設定がある。
    
=== 関連人物(共通) ===
 
=== 関連人物(共通) ===
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:警備任務に就いていたが、この時点では裏の事情を知る由もなかった。後に「暁の決戦」で真相が明かされた時に驚愕することになった。なおリュウセイはこの関係で[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL|OG版LOE]]における事件の回想シーンにも登場している。
 
:警備任務に就いていたが、この時点では裏の事情を知る由もなかった。後に「暁の決戦」で真相が明かされた時に驚愕することになった。なおリュウセイはこの関係で[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL|OG版LOE]]における事件の回想シーンにも登場している。
 
;[[ニブハル・ムブハル]]
 
;[[ニブハル・ムブハル]]
:作中では謎の人物であるが、[[ゾヴォーグ]]側の人間である可能性は高い。恐らく彼が会談の仲介役を行っていたものと推察される。
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:異星人とコネクションを持つ謎の人物で、会談の仲介役を行っていた。審議会からは[[エアロゲイター]]の人間と思われていたようだが、実際は[[ゾヴォーグ]]の出身。
 
;[[ジョシュア・ラドクリフ]]
 
;[[ジョシュア・ラドクリフ]]
 
:直接には関わっていないが、この事件と後の[[アインスト]]襲撃が機動兵器に搭乗するきっかけとなった。
 
:直接には関わっていないが、この事件と後の[[アインスト]]襲撃が機動兵器に搭乗するきっかけとなった。
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