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| Cygames原作・大張正己監督によるオリジナルアニメ作品。 | | Cygames原作・大張正己監督によるオリジナルアニメ作品。 |
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− | 発表当初はタイトルに反してミリタリー系[[リアルロボット]]作品のように宣伝が行われていたが、第1話のラスト5分に主役ロボの[[ブレイバーン]]を登場させ、リアルロボット系の世界観に[[スーパーロボット]]が現れる作風である事が明かされ、同時に公式サイトなども大幅に変更された<ref>ただし、タイトル名やロゴデザイン、[[ゾンビランドサガ|同じCygamesが関与したアニメで同様の試みを行った前例]]の存在などもあり、多くの視聴者からは「何かあるな」と勘付かれていた。</ref>。ブレイバーンの存在は本放送まで徹底的に秘匿されており、第1話の先行上映会においても箝口令が敷かれた程である。 | + | 発表当初はタイトルに反してミリタリー系[[リアルロボット]]作品のようなプロモーションが行われていたが、第1話のラスト5分に主役ロボの[[ブレイバーン]]を登場させ、リアルロボット系の世界観に[[スーパーロボット]]が現れる作風である事が明かされ、同時に公式サイトなども大幅に変更された<ref>ただし、タイトル名やロゴデザイン、[[ゾンビランドサガ|同じくCygames原作アニメにおいて同様の試みを行った前例]]の存在などもあり、本作でも何らかの仕掛けが用意されていることを推察する視聴者は少なくなかった。</ref>。ブレイバーンの存在は本放送まで徹底的に秘匿されており、第1話の先行上映会においても箝口令が敷かれた程である。 |
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− | 大張監督が得意とする[[勇者シリーズ]]を彷彿とさせる作風であるが、一方で主人公[[イサミ・アオ]]に執着するブレイバーンのキャラクター性や、それに戸惑いながらも共に戦うことになる仲間たちなど、一風変わった作風が話題を読んだ。また、スーパーロボットたるブレイバーンと共闘するリアルロボット「ティタノストライド」の存在や、空母・イージス艦等の実在兵器のミリタリックな描写など、スーパー・リアルの範疇に捕らわれないメカシーンも見逃せないポイントとなっている。 | + | 大張監督が得意とする[[勇者シリーズ]]を彷彿とさせる作風であるが、一方で主人公[[イサミ・アオ]]に執着するブレイバーンのキャラクター性や、それに戸惑いながらも共に戦うことになる仲間たちなど、一風変わった作風が話題を呼んだ。また、スーパーロボットたるブレイバーンと共闘するリアルロボット「ティタノストライド」の存在や、空母・イージス艦等の実在兵器のミリタリックな描写など、スーパー・リアルの範疇に捕らわれないメカシーンも見逃せないポイントであり、異文明との出会いやタイムパラドックスの要素を持たせたストーリーなどSFアニメとしても見ごたえのある内容となっている。 |
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| ==ストーリー== | | ==ストーリー== |
− | 人型機動兵器ティタノストライドが実戦配備された近未来。ハワイ・オアフ島での演習に参加していた自衛隊のパイロット[[イサミ・アオ]]は、アメリカ海兵隊の軍人[[ルイス・スミス]]と出会い、友情を交わす。
| + | 人型機動兵器ティタノストライドが実戦配備された近未来。[[ハワイ]]・オアフ島での演習に参加していた自衛隊のパイロット[[イサミ・アオ]]は、アメリカ海兵隊の軍人[[ルイス・スミス]]と出会い、友情を交わす。 |
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| しかし、突如として宇宙から巨大な塔のような物体と共に謎の機動兵器が現れ、迎撃に出動したティタノストライド部隊は全滅してしまう。撤退を命じられながらも動くことができなかったイサミだったが、その時宇宙から降りてきた謎のロボット[[ブレイバーン]]に助けられる。 | | しかし、突如として宇宙から巨大な塔のような物体と共に謎の機動兵器が現れ、迎撃に出動したティタノストライド部隊は全滅してしまう。撤退を命じられながらも動くことができなかったイサミだったが、その時宇宙から降りてきた謎のロボット[[ブレイバーン]]に助けられる。 |
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| ;[[ブレイバーン]] | | ;[[ブレイバーン]] |
| :デスドライヴズの襲来と共にイサミの前に現れた謎のロボット。 | | :デスドライヴズの襲来と共にイサミの前に現れた謎のロボット。 |
| + | :;バーンブレイバーン |
| + | ::ブレイバーンとバーンドラゴンが合体した形態。 |
| ;バーンドラゴン | | ;バーンドラゴン |
| :ブレイバーンのサポートメカ。 | | :ブレイバーンのサポートメカ。 |
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| :アメリカ軍の主力量産型TS。 | | :アメリカ軍の主力量産型TS。 |
| :;M2 ストラグル・ライノス | | :;M2 ストラグル・ライノス |
− | ::近接戦闘型のTS。 | + | ::イクシード・ライノスの近接戦闘型。 |
| :;M2 ブラスト・ライノス | | :;M2 ブラスト・ライノス |
− | ::遠距離戦闘型のTS。 | + | ::イクシード・ライノスの遠距離戦闘型。 |
− | ;M2A1 ディンゴ | + | :;M2A1 ディンゴ |
− | :シェリー専用の重武装TS。 | + | ::イクシード・ライノスを元とした重武装TS。 |
| ;XM3 ライジング・オルトス | | ;XM3 ライジング・オルトス |
| :日米共同開発の新型復座式TS。 | | :日米共同開発の新型復座式TS。 |
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| ::ゾルダートテラーの派生機で水中型。 | | ::ゾルダートテラーの派生機で水中型。 |
| ;[[スペルビア]] | | ;[[スペルビア]] |
− | :「高慢」の名を冠するデスドライヴズ。 | + | :「高慢」の名を冠し、ブレイバーンと推して参ることを望むデスドライヴズ。 |
| ;クピリダス | | ;クピリダス |
− | :「強欲」の名を冠するデスドライヴズ。 | + | :「強欲」の名を冠し、パワーファイトを得意とするデスドライヴズ。 |
| ;クーヌス | | ;クーヌス |
− | :「淫蕩」の名を冠するデスドライヴズ。 | + | :「淫蕩」の名を冠し、時間や空間を操るデスドライヴズ。 |
| ;ヴァニタス | | ;ヴァニタス |
− | :「虚栄」の名を冠するデスドライヴズ。 | + | :「虚栄」の名を冠し、オールレンジ攻撃を得意とするデスドライヴズ。 |
| ;ペシミズム | | ;ペシミズム |
− | :「悲観」の名を冠するデスドライヴズ。 | + | :「悲観」の名を冠し、霧を発生させるデスドライヴズ。 |
| ;セグニティス | | ;セグニティス |
− | :「怠惰」の名を冠するデスドライヴズ。 | + | :「怠惰」の名を冠し、関西弁を喋るデスドライヴズ。 |
| ;イーラ | | ;イーラ |
− | :「憤怒」の名を冠するデスドライヴズ。 | + | :「憤怒」の名を冠し、戦闘能力が高いデスドライヴズ。 |
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| ==用語== | | ==用語== |
| ;アド・リムパック | | ;アド・リムパック |
− | :ハワイ諸島で行われた世界各国軍による合同軍事演習。正式名称は先進的環太平洋合同演習(Advanced Rim of the Pacific Exercise)。 | + | :[[ハワイ]]諸島で行われた世界各国軍による合同軍事演習。正式名称は先進的環太平洋合同演習(Advanced Rim of the Pacific Exercise)。 |
| ;ATF(Allied Task Force) | | ;ATF(Allied Task Force) |
| :アド・リムパックへの参加中、デスドライヴズの襲撃を受けた各国軍の生き残りが[[ブレイバーン]]を中核として結成した対デスドライヴズ組織。 | | :アド・リムパックへの参加中、デスドライヴズの襲撃を受けた各国軍の生き残りが[[ブレイバーン]]を中核として結成した対デスドライヴズ組織。 |
| + | ;ブレイブナイツ |
| + | :ブレイバーンを支援するために結成された独立小隊。ATFのみならず、日本で合流した自衛隊や在日米軍の残存兵から少数精鋭が集められている。 |
| ;オペレーション・アップライジング | | ;オペレーション・アップライジング |
| :ATF結成後、デスドライヴズからの日本の奪還と救出を目的とした作戦。 | | :ATF結成後、デスドライヴズからの日本の奪還と救出を目的とした作戦。 |
− | ;ブレイブナイツ
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− | :ブレイバーンを支援するために結成された独立小隊。ATFのみならず、日本で合流した自衛隊や在日米軍の残存兵から少数精鋭が集められている。
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| ;ティタノストライド | | ;ティタノストライド |
− | :本作に登場する人型装甲兵器。略称は「TS」。実戦配備が進んだ後、「軍の花形」として扱われており、TSパイロット志願者が増えた結果、航空機パイロットが不足しているという。 | + | :本作に登場する人型装甲兵器。略称は「TS」。実戦配備が進んだ後、「軍の花形」として扱われており、TSパイロット志願者が増えた結果、航空機パイロットが不足しているという。なお、TSパイロットの[[コールサイン]]には「ダイダラ」「タイタン」など、各国の「巨人」にまつわる単語が使用されている。 |
− | :なお、TSパイロットの[[コールサイン]]には「ダイダラ」「タイタン」など、各国の「巨人」にまつわる単語が使用されている。
| + | ;高機動武装換装システム |
| + | :通称「HiMACS(High Mobility Armament Conversion System)」。アメリカ軍製のティタノストライドに採用されている機構。戦場・戦局に合わせて機体を換装できる。 |
| ;ビルドバーン | | ;ビルドバーン |
| :ブレイバーンが作り上げた超次元3Dプリンター。ブレイバーン曰く「作れないものはない」らしい。ブレイバーンの武器やサポートメカすらも作り出している。 | | :ブレイバーンが作り上げた超次元3Dプリンター。ブレイバーン曰く「作れないものはない」らしい。ブレイバーンの武器やサポートメカすらも作り出している。 |
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| ;オープニングテーマ | | ;オープニングテーマ |
| : | | : |
− | :;「ババーンと推参! バーンブレイバーン」 | + | :;「ババーンと推参!バーンブレイバーン」 |
| ::作詞:古屋真 / 作曲・編曲:加藤裕介 / 歌:[[ブレイバーン]](鈴村健一) | | ::作詞:古屋真 / 作曲・編曲:加藤裕介 / 歌:[[ブレイバーン]](鈴村健一) |
| ::平成期の王道ロボットアニソン調の主題歌。第1話では挿入歌およびエンディングテーマとして使用。挿入歌としては'''ブレイバーン自身が作中で実際に流しており'''、その事をイサミに突っ込まれている。 | | ::平成期の王道ロボットアニソン調の主題歌。第1話では挿入歌およびエンディングテーマとして使用。挿入歌としては'''ブレイバーン自身が作中で実際に流しており'''、その事をイサミに突っ込まれている。 |
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| ===単独作品=== | | ===単独作品=== |
| ;[[スーパーロボット大戦DD]] | | ;[[スーパーロボット大戦DD]] |
− | :初参戦作品。放送中における参戦発表となった。2024年4月中旬以降に期間限定イベント「私のように熱く叫び、戦うのだ!」が開催予定であり、放送終了直後のタイミングとなる。同イベントは『バーンブレイバーン』第6話後に主要人物が『DD』の世界に転移する形での参戦。また、直前のメインストーリー3章Part11と地続きになる番外編であり、メインストーリーと関わるショートシナリオイベントとなっている。 | + | :初参戦作品。放送中における参戦発表となった。2024年4月中旬以降に期間限定イベント「私のように熱く叫び、戦うのだ!」が開催予定であり、放送終了直後のタイミングとなる。 |
| + | :参戦イベントは『バーンブレイバーン』第6話中に主要人物が『DD』の世界に転移する形での参戦。また、直前のメインストーリー3章Part11と地続きになる番外編であり、メインストーリーと関わるショートシナリオイベントとなっている。 |
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| == 各話リスト == | | == 各話リスト == |
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| ==余談== | | ==余談== |
− | *本作の企画の根底には「映画『インデペンデンス・デイ』など異星人の侵略者と既存兵器で戦うSF作品に、もしもスーパーロボットが現れたら」というものがあり、ブレイバーンが現れるまでの第1話の流れも、それらSF作品を踏襲したものとなっている。 | + | *本作の企画の根底には「映画『インデペンデンス・デイ』など異星人の侵略者と既存兵器で戦うSF作品に、もしもスーパーロボットが現れたら」というコンセプトがあり、事実ブレイバーンが現れるまでの第1話の流れも、それらSF作品を踏襲したものとなっている。 |
− | *ブレイバーンのキャラクター性もあってか、「令和の[[勇者シリーズ]]」「汚い[[スーパー戦隊シリーズ|ニチアサ]]<ref>『ブレイバーン』と同時期に女児アニメを元ネタにしたアニメ『魔法少女にあこがれて』が放送しており、主に両者を一纏めにしたネタ呼称。</ref>」とネタ的に評す声も多く見られている。 | + | *本作の[[次回予告]]は本放送後にCygames公式によりインターネット上で公開する形式を採っているが、各デスドライヴズ幹部の退場した翌日には次回予告に先んじて「Memories of Deathdrives」という'''敵役の追悼動画'''が公開されるのがお約束になっている。 |
− | *各デスドライヴズ幹部の退場時は、Cygames公式より「Memories of Deathdrives」という'''敵役の追悼動画'''が公開されるのがお約束になっている。
| + | *番組終了後、エンドカード(提供クレジット画面)で毎回様々なイラストが挿入される<ref>放送後も公式SNSなどでイラストが閲覧可能。</ref>が、第1話で「新しい地図」メンバーの草彅剛氏<ref>その<s>壊滅的な画力</s>個性的な画風により「画伯」という渾名を持つことで有名。</ref>が描いたブレイバーンが披露され予想外の人物からの寄稿に、こちらも多くの反響があった。 |
− | *番組終了後、エンド絵(提供イラスト)で毎回様々なイラストが挿入されるが、第1話のエンド絵のみアイドルユニットSMAP(現:新しい地図)の草彅剛氏(画伯'''※画力最悪''')が描いたブレイバーンが披露され予想外の人物からの寄稿に、こちらも多くの反響があった。 | + | *本放送は大張監督の家族も視聴しており、第1話の放送終了後にはその作風について'''家族会議'''が開かれたとのこと。 |
− | *本放送は大張監督の家族も視聴しており、第1話の放送終了後に家族会議が開かれたとのこと。
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| ==脚注== | | ==脚注== |
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| {{DEFAULTSORT:ゆうきはくはつ はあんふれいはあん}} | | {{DEFAULTSORT:ゆうきはくはつ はあんふれいはあん}} |
| [[Category:登場作品]] | | [[Category:登場作品]] |
− | [[Category:勇気爆発バーンブレイバーン]] | + | [[Category:勇気爆発バーンブレイバーン|*ゆうきはくはつ はあんふれいはあん]] |