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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| 読み = つるぎ てつや
 
| 読み = つるぎ てつや
| 外国語表記 = [[外国語表記::Tetsuya Tsurugi]]
   
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|マジンガーZ (TV)|マジンガーZ}}
 
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:{{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}
 
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;INFINITY
 
;INFINITY
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| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br>[[サポートユニット]]
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| 年齢 = [[年齢::18]]歳<ref>第18話までは22歳で設定されていた。</ref>
 
| 年齢 = [[年齢::18]]歳<ref>第18話までは22歳で設定されていた。</ref>
 
| 身長 = [[身長::180 cm]]
 
| 身長 = [[身長::180 cm]]
| 所属 = {{所属 (人物)|科学要塞研究所}}
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| 所属 = {{所属 (人物)|科学要塞研究所}}(TV版)<br />{{所属 (人物)|光子力研究所}}(OVA版)<br />{{所属 (人物)|新国連統合軍}}(INFINITY)
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
小型戦闘機[[ブレーンコンドル]]及び、[[グレートマジンガー]]の専任パイロット。
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小型戦闘機[[ブレーンコンドル]]及び、[[グレートマジンガー]]の専任[[パイロット]]。
   −
TV版『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』最終回に先駆けて公開された劇場映画『マジンガーZ対暗黒大将軍』のクライマックスで、衝撃的なデビューを飾る。
+
TV版『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』最終回に先駆けて公開された劇場映画『マジンガーZ対暗黒大将軍』のクライマックスで、衝撃的なデビューを飾っている。
   −
7歳の時に孤児院から[[兜剣造]]に引き取られ、グレートマジンガーのパイロットになる為に育てられた。厳しい訓練の結果、生身での戦闘やバイクの操縦にも習熟している'''[[戦闘のプロ]]'''。ちなみに、ロケットパンチ付きのバイク(「ジェットバイ」とも呼称)を愛車にしている。
+
[[兜甲児]][[マジンガーZ]]が倒れた後、愛機・グレートマジンガーと共に地上侵略に乗り出した[[闇の帝王]]を首魁とする[[ミケーネ帝国]]との過酷な戦いへ身を投じる事になる。
   −
元来優しい[[性格]]だが、その生い立ちとニヒルな物言いの為、周囲には冷たい印象を与え、衝突する事も多い。また、プロフェッショナルとしての自覚は強いものの、そのプライドの高さ故に窮地に陥る事も多く、劇場版『グレートマジンガー対ゲッターロボ』では[[ゲッターチーム]]と功名を争って苦戦するなど、精神面の未熟さも目立つ。
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=== [[性格|人物]] ===
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非常に大人びた武骨な表情が特徴的だが、年齢はまだ10代後半の18歳と若い。
   −
自分を育ててくれた兜剣造には、肉親の情のようなものを感じていたが、[[兜甲児]]がアメリカから帰国すると、甲児と剣造の親子の間柄に嫉妬し、自分の居場所が失われかねないことへの危惧から甲児に対する敵愾心を募らせていく。甲児に対する挑発的な言動やスタントプレイが目立ち、、[[マジンガーZ]]との連携を拒否するなど戦線に重大な悪影響を及ぼす行動を繰り返すようになる。その後、甲児達の仲間を思いやる様を見て考えを改めるが、その際の戦闘でピンチに陥り、彼を救おうとした剣造が[[特攻]]の末、命を落としてしまった。甲児とシローの父を奪ってしまったことへの深い後悔と罪悪感の中、剣造を弔うかのように奮戦し、[[ミケーネ帝国]]に対して勝利を収めた。そして自分に対し一切遺恨を残すまいとする甲児を前に改めて和解した。
+
前作の主人公の甲児が江戸っ子気質でやや軟派であったのに対し、硬派で激戦を繰り広げてきた一流の格闘家の様な佇まいをしている。普段はクールでニヒルな雰囲気が強いが、パートナーの[[炎ジュン]]と比べても好戦的でプライドの高い気質の持ち主で、何かと競争意識が強く常に一番優秀である事を望んでいる。この負けず嫌い振りは育った環境で醸成されたのではなく元からだった様で、小学生時代に友人のサブローがカナリアを飼っていたのに対抗してそれよりも大きく強い鷹を飼っていたりもしている。しかし、プライドの高さが足枷になってしまう事もしばしばで、劇場版『グレートマジンガー対ゲッターロボ』では、同じく正義の為に戦うスーパーロボットのパイロットである[[ゲッターチーム]]とも功名を争って苦戦する展開を演じている。ただ、年下の子供である[[兜シロー]]には気さくな兄貴分と言える一面を見せる事があり、敵戦闘獣を抑えているジュンと[[ボス]]の二人が自分達ごと攻撃しろと言った際にも躊躇も見せて謝罪しながら攻撃を行う等、仲間思いな面も持ち合わせる。年齢よりも子供っぽい面も時折見せる他、嗜好等に関しても意外と子供で、甘いお菓子が好きだったり、ネズミとニンジンを苦手としており<ref>放映当時の書籍「決定版大あばれロボット図鑑」参照。</ref>、原作では月2000円のお小遣い(給料)<ref>現代の観点で見れば、ブラック企業も真っ青なトンデモ安月給となるが、放映当時の物価や貨幣価値と照らし合わせれば、結構な額となっている。</ref>でお菓子を買ったり、漫画を読んだりする等意外と普通な一面も持つ。戦闘以外の普段着の服装に関しては青いショートトレンチにズボンと大人っぽくなっているが、紫のマフラーを身に着けている。愛車は、ロケットパンチ付きのバイク(「ジェットバイ」とも呼称)。
   −
スパロボでは彼は特訓ばかりしてるように思えるが、原作では月2000円のお小遣いでお菓子を買ったり、漫画を読んだりするなど意外と普通な一面も持つ。
+
7歳の時に孤児院から[[兜剣造]]に引き取られて、マジンガーのパイロットとしての使命を宿命づけられる形で英才教育を受けた経験から、元から天賦の才能に恵まれたその肉体は超人的な身体能力を獲得するまでに至っており、徒手空拳の戦いは勿論、武器を用いた戦闘術やあらゆる銃器を縦横無尽に使いこなす射撃能力、高性能の戦闘用ロボットやバイクを始めとする乗り物の操縦技術をベテランの域にまで身につけている。パイロットとしても戦士としとも、あらゆる能力において甲児を完全に凌駕し<ref>甲児の場合は、成り行きでマジンガーZのパイロットとして戦わざるを得なくなり、常に手探り状態でDr.ヘル率いる機械獣軍団と戦う事になっていた為、これらに関しては仕方の無い部分もある。</ref>、鉄也自身も「'''[[戦闘のプロ]]'''」を自負している。肉体面だけでなく勘や洞察力にも優れており、科学要塞研究所で引き取る事になった甲児の弟であるシローが、剣造と血縁関係にある事も密かに気付いていたが、剣造がそれを明かさないのには何か理由があると察してたのか、敢えて話題に出そうとはしなかった。
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一方、剣造から戦闘関連の訓練や教育を受けていたのに対し、コミニュケーション能力関連の教育はあまり受けられなかったらしく、プロフェッショナルとしての自覚や責任感は強い反面、自分にも他人にも厳しく、シローがガールフレンドのハルナをいじめっ子達から守る為に負けた際も、身の程を弁えないシローの方が悪いと突き放してしまった事もある<ref>この結果、悔しさからシローはボス達に特訓してもらうのだが、自分に強くなる協力をしてくれなかった癖に負けて悔しがる鉄也の姿に反発した結果、動物を虐める等してすっかり暴力的になってしまい、彼を諭してくれる牧師の存在が無ければ、完全に道を踏み外してしまう所だった。</ref>。剣造以外の目上の人間に対しても高圧的で失礼な言動や態度に出てしまう事も少なくない等、礼節や配慮に欠けてしまっており、その都度ジュンやボス、シローといった周囲の人間達が謝罪する等してフォローを入れる事になっている。また、自分とミケーネの戦いに巻き込まれた少女・カオリの愛犬であるジョンが死んでしまった際は、自身のせいでジョンが死んだと責められ、「あんたなんかジョンの百倍も千倍も苦しめばいいのよ!」とまで言われたショックから出撃拒否する程苦悩する等、精神面において脆さを見せる事もあった。ちなみに、日常的に戦闘訓練を受けていたのと同時に学校通学による義務教育もちゃんと受けており、少なくとも中学校は卒業している。しかし、自分を育ててくれた剣造には肉親の情の様な物を感じている一方、小学生の頃より学校以外の時間では孤島で過酷な訓練を強制的に受けさせられ、学生らしい思い出もロクに作れなかった事等から、やはり当時は剣造を冷たい人間と思って恨んでいた事をシローに明かしている。
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その内側には「孤児」である事へのコンプレックスを内包しており、これはパートナーのジュンも少なからず抱いていると言えるのだが、鉄也の場合は「孤児=家族のいない身で生きてきた」という自らの境遇に対し、強烈なプライドや自尊心、自己憐憫、存在意義等が非常に複雑に絡み合っており、そこにマジンガーのパイロット、そして戦闘のプロとしての自負心や承認欲求等も加わる事で、結果的に「家族を持つ者」に対する根強い羨望や差別意識が生じる事になってしまっていた。また、時には同じ「孤児」の境遇の者に対しても心無い事を言ってしまう事があり、自身のサポートをしてきたジュンに対し「戦闘獣の撃破に貢献していない」と馬鹿にして喧嘩になったり、自分と違って支えてくれる人物が誰もおらず自暴自棄にしか生きられなかった[[生田信一郎]]の事を「若さを浪費しているだけ」と見下した発言をした事もある。
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=== 劇中の様相 ===
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前作『マジンガーZ』の最終話にて、新たな侵略者であるミケーネ帝国の[[戦闘獣]]の前に瀕死の重傷を負わされた甲児とマジンガーZが危機的状況に陥る中、[[科学要塞研究所]]の無重力空間内での待機していた鉄也は、剣造からのスクランブル要請を受け、グレートで出撃。初の実戦でありながらも、マジンガーZでは全く歯が立たなかった戦闘獣[[グラトニオス]]と戦闘獣ビラニアス(SRW未登場)の2体を難無く撃破して見せ、その圧倒的な実力を見せつけた。
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続編『グレートマジンガー』の第1話より本格的にミケーネ帝国との戦いが始める事になり、[[闇の帝王]]の傘下となる[[7つの軍団]]に属する多種多様な戦闘獣を前に、鉄也は「戦闘のプロ」と呼ぶに等しい戦闘力とタフネス精神により幾度もの窮地を切り抜けていく。途中でパートナーのジュンの搭乗する[[ビューナスA]]や前作で甲児達と共に戦ったボスの搭乗する[[ボスボロット]]、更にはシローが搭乗する[[ロボットJr.]]等も参戦。戦いがより混迷と熾烈を極めていく中、ミケーネの大幹部である[[暗黒大将軍]]自らが[[ミケロス]]で戦闘の指揮を執る形で修理作業中であった科学要塞研究所を襲撃し、敵の戦闘獣ジュランの腐食弾によって一時撤退せざるを得なかった隙を突かれ、科学要塞研究所のグレート発射口を潰されてしまう。暗黒大将軍から剣造とグレートの引き渡しを要求され、止む無く剣造が従おうとする中、一か八かの賭けに出る形で出撃に成功<ref>描写されていないが、腐食弾で融解した発射口をブレーンコンドルで破壊したと思われる。</ref>し、反撃。スクランブルダッシュを破壊されながらも戦闘獣ジュラン、バニガン、ダンザニアを次々と撃破し、遂に死を覚悟して自ら出撃した暗黒大将軍と一騎打ちを演じ、満身創痍の状態になりながらも撃破する事に成功した。
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しかしその後、ミケーネでは、前作で甲児とマジンガーZに敗れて死亡した[[Dr.ヘル]]を改造して復活させた[[地獄大元帥]]が新たな大幹部となる。狡猾で天才的な頭脳を持ち合わせた地獄大元帥の生み出したより強力な戦闘獣と狡猾な策略の前に苦しめられ、ファイヤーオン時の隙を突かれてグレートを奪われてしまったり、十字架に磔にされて戦闘獣ラミレスで痛めつけられる、戦闘獣バトラーズによってグレートの内臓コンピューターを狂わされ味方へ攻撃させられるといった展開もあり、戦闘獣ソルゴスの計器破壊光線によって動きを封じられた時には、初めて「死」への恐怖を覚えた程苦しめられる事になった。単純な力任せな戦い方だけでは勝てない地獄大元帥の冷酷非情で容赦無いやり方の前に、次第に鉄也とグレートの力でも苦戦を繰り返す展開となっていく中、被害や犠牲の拡大化を恐れた弓教授によって、遂にアメリカにいた甲児が呼び戻され、マジンガーZが復活する事になった。
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だが、グレートとマジンガーZのダブルマジンガーが揃い周囲が喜ぶ中、甲児の帰国記念パーティーで親子での再会を素直に喜ぶ事になった甲児と剣造の姿を目の当たりにした鉄也は、兼ねてより心の中に燻っていた「孤児」という境遇にある事へのコンプレックスが表面化。パーティー時に襲撃してきたミケーネとの戦いでは何の問題も無く協力し合って敵を撃破しているのだが、自分の居場所が失われかねない事への危惧から甲児に対する敵愾心を募らせていく事になってしまう。その後、まるで別人の様に豹変してしまった鉄也は、飛行訓練中に故意の妨害行為を行ったり、ミケーネ対策の作戦会議中にも甲児の提案をとにかく反対する等、ジュンや剣造、弓教授から見ても不安を隠せずにいる程、甲児との確執を深めていく。そして、遂には剣造の判断によって決まった「敵戦闘獣を敢えて撤退させ、ミケーネの本拠地を突き止めて決戦に挑む」という作戦でさえも、甲児の提案である事が気に入ら無いのを理由に無視。甲児と共闘する形で戦闘獣[[ゴールドフェニックス]]にダメージを与えるはずが、スタンドプレイに走った鉄也は、彼を囮にして危機に陥らせるだけでなく、エネルギーを消耗したゴールドフェニックスも逃がさず撃破してしまう。自分が甲児よりも優れた存在である事を周囲に見せつけて得意気になっている姿に、同じ境遇のジュンでさえも殴って叱責される程であったが、鉄也は一向に考えを改めない所か、ひたすら甲児に勝つ事ばかりに執着し、聞く耳を持とうとしなかった。この結果、監視していた地獄大元帥によって鉄也と甲児の不和に気付かれてしまう事になり、ミケーネ側は残る戦力全てを投入して総力戦を挑む事を決定。地上側は完全に後手に回った事態となってしまう事になる。
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[[光子力研究所]]の元で一人孤立していた甲児の元へ[[ミケーネス]]やキャットルーが暗殺に乗り出し、更には戦闘獣グレート・マンモスまでもが襲撃する中、シローの懇願にも利く耳持たず見捨てようとする鉄也であったが、甲児達の仲間を思いやる様や剣造の言葉を聞いて自分の過ちを悟った鉄也は出撃。しかし、時既に遅く、出撃直後に太陽を背にして現れた戦闘獣[[バルカニア]]の攻撃をコックピット付近で受けてしまった鉄也は、鍛えられた肉体のおかげで致命傷にはならなかったものの重傷を負ってしまい、何とか撃破した後、爆風に吹き飛ばされた影響で気を失ってしまう。その結果、鉄也の危機を救おうと剣造は分離した科学要塞研究所で地獄大元帥の指揮する[[無敵要塞デモニカ]]へ[[特攻]]してしまい、彼は息子の甲児に看取られながら死亡。死神によって死へと誘われる悪夢に襲われながら、覚醒した鉄也はジュンから剣造が落命してしまった事実を聞かされ、奮起してボスに協力してもらう形で甲児達の元へと向かい、甲児のマジンガーZに支えられながら総力を挙げて地獄大元帥の撃破に成功。遂にミケーネの勢力を壊滅させるのだった。
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全てが終わり病院で療養を送る中、自らの身勝手さが原因で剣造を死なせてしまい、甲児とシローの二人を本当の孤児にしてしまった事を後悔していた鉄也は、自らを気遣うジュンの前で、これまで見せる事のないまでに弱気となっていた。しかし、ジュンからの励ましを受けたジュンは、剣造が命懸けて見せた自身への「[[愛]]」に応える為にも、必ず再起する事を誓うのだった。
    
TV版最終話で前作のヒーロー・兜甲児に主役ポジションを奪われ、本来の主人公としては報われぬまま幕引きを迎えた印象が強いが、スタッフも引け目を感じていたのか、後に制作された劇場版『決戦!大海獣』では彼の活躍にかなりのウェイトを置き、主役の[[デューク・フリード]]さえ霞むほどの存在感を見せ付けた。
 
TV版最終話で前作のヒーロー・兜甲児に主役ポジションを奪われ、本来の主人公としては報われぬまま幕引きを迎えた印象が強いが、スタッフも引け目を感じていたのか、後に制作された劇場版『決戦!大海獣』では彼の活躍にかなりのウェイトを置き、主役の[[デューク・フリード]]さえ霞むほどの存在感を見せ付けた。
    
後日談である小説『スーパーロボット大戦』(著・団龍彦)においては、後述の『ゴッドマジンガー』の焼き直し的な一面や弓教授や早乙女博士不在の状況もあってマジンガーチーム・ゲッターチーム全体の指揮官的な立場になっている(再起不能にはなっていないので、当然グレートに乗る)。なお、ここでは甲児との関係は「兄弟のようなもの」と評されている。
 
後日談である小説『スーパーロボット大戦』(著・団龍彦)においては、後述の『ゴッドマジンガー』の焼き直し的な一面や弓教授や早乙女博士不在の状況もあってマジンガーチーム・ゲッターチーム全体の指揮官的な立場になっている(再起不能にはなっていないので、当然グレートに乗る)。なお、ここでは甲児との関係は「兄弟のようなもの」と評されている。
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=== [[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]] ===
 
=== [[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]] ===
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原作ではギャグを飛ばしたり、漫画を読んで夜更かしして寝坊するなど年相応にコミカルな一面も普通に持っているが、スパロボでは他作品の主人公達との差別化の為か殆ど再現されず、『戦闘のプロ』といったシビアさやニヒルさばかりが目立つ傾向にある。
 
原作ではギャグを飛ばしたり、漫画を読んで夜更かしして寝坊するなど年相応にコミカルな一面も普通に持っているが、スパロボでは他作品の主人公達との差別化の為か殆ど再現されず、『戦闘のプロ』といったシビアさやニヒルさばかりが目立つ傾向にある。
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スパロボでは甲児が「鉄也さん」と呼んでいるが、本来原作では「鉄也くん」と呼ばれる(COMPACT・COMPACT2・GBA版[[A]]のみ君付けで呼ぶ)。それどころか永井豪や石川賢の漫画版、「INFINITY」では'''「鉄也」と呼び捨て'''にされている(鉄也も甲児を呼び捨て)。「鉄也さん」は旧シリーズにおいてなされた呼び方がそのまま定着してしまったもので、おそらく鉄也の年齢を初期設定の22歳と想定した、或いは甲児の年齢を「マジンガーZ」スタート時の16歳と想定した為と思われる。
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スパロボでは甲児が「鉄也さん」と呼んでいるが、本来原作では「鉄也くん」と呼ばれる(COMPACT・COMPACT2・GBA版[[A]]のみ君付けで呼ぶ)。それどころか永井豪や石川賢の漫画版、「INFINITY」では'''「鉄也」と呼び捨て'''にされている(鉄也も甲児を呼び捨て)<ref>「INFINITY」では以前は互いに「くん」付けで呼んでいたが、共闘するうちに'''まどろっこしくなったので呼び捨てになった'''、という理由付けもされている。</ref>。「鉄也さん」は旧シリーズにおいてなされた呼び方がそのまま定着してしまったもので、おそらく鉄也の年齢を初期設定の22歳と想定した、或いは甲児の年齢を「マジンガーZ」スタート時の16歳と想定した為と思われる。
    
ただし、ダイナミックサイドも団龍彦氏の小説作品『スーパーロボット大戦』にて「'''甲児は年上に敬語くらい使える'''」とこの設定を認めており、同作では甲児は鉄也を「さん」付けし、OVA版でも甲児は鉄也を「さん」付けで呼ぶ。更に遡れば、前述の[[グレートマジンガー (桜多吾作版)|桜多吾作版]]でも「さん」付けの呼称が見られる。
 
ただし、ダイナミックサイドも団龍彦氏の小説作品『スーパーロボット大戦』にて「'''甲児は年上に敬語くらい使える'''」とこの設定を認めており、同作では甲児は鉄也を「さん」付けし、OVA版でも甲児は鉄也を「さん」付けで呼ぶ。更に遡れば、前述の[[グレートマジンガー (桜多吾作版)|桜多吾作版]]でも「さん」付けの呼称が見られる。
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=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
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;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}
:[[第2次]]には不在だったが、リメイクにあたり追加された。これに伴い[[グレートマジンガー]]も甲児の乗り換えではなく鉄也が乗ってくることに。この展開は[[第3次]]と矛盾しており、本人も「本当は出るつもりはなかったが…」というメタ発言らしき台詞をこぼしている。[[気合]]を持つため甲児より火力が高いが、[[ひらめき]]を持たないのでラスボス戦で使うには少々心許ない。グラフィックが第3次や第4次の流用の多い今作だが、顔グラが新規のものとなっておりかなり若々しくイケメン。
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:[[第2次]]』には不在だったが、リメイクにあたり追加された。これに伴い[[グレートマジンガー]]も甲児の乗り換えではなく鉄也が乗ってくることに。この展開は『[[第3次]]』と矛盾しており、本人も「本当は出るつもりはなかったが…」というメタ発言らしき台詞をこぼしている。[[気合]]を持つため甲児より火力が高いが、[[ひらめき]]を持たないのでラスボス戦で使うには少々心許ない。グラフィックが第3次や第4次の流用の多い今作だが、顔グラが新規のものとなっておりかなり若々しくイケメン。
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}
 
:初登場作品。後半にジャブローにてジュンとともに仲間に加わる。この際、第2次でグレートのみが登場し、鉄也が出なかった事が作中でネタになっている。グレートマジンガーの性能と併せて即戦力となる実力を持つが、宇宙での適正が低い為、終盤の宇宙戦では[[精神コマンド]]が優秀で宇宙での適正が高い[[グレース・マリア・フリード|マリア]]にグレートマジンガーのパイロットの座を奪われる可能性がある。ちなみに顔グラから察するに22歳版らしく、物凄い老け顔となっている。
 
:初登場作品。後半にジャブローにてジュンとともに仲間に加わる。この際、第2次でグレートのみが登場し、鉄也が出なかった事が作中でネタになっている。グレートマジンガーの性能と併せて即戦力となる実力を持つが、宇宙での適正が低い為、終盤の宇宙戦では[[精神コマンド]]が優秀で宇宙での適正が高い[[グレース・マリア・フリード|マリア]]にグレートマジンガーのパイロットの座を奪われる可能性がある。ちなみに顔グラから察するに22歳版らしく、物凄い老け顔となっている。
;[[スーパーロボット大戦EX]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦EX}}
 
:[[ラ・ギアス]]に召喚されるがその際に負傷している。そのため、マリアが操縦しているグレートに同乗して仲間に加わる。使うにはシナリオ終了後に乗り換えさせる必要があるが、今回は[[スペイザー]]系の機体が登場しないため、そのままマリアを乗せたままというプレイヤーも多いだろう。リューネ編の「めぐりあい」ルートでも甲児がグレートに乗っているのでやはり影が薄い。総合的な能力は悪くないが、[[2回行動]]のレベルが遅く、甲児のようにひらめきが無いのが弱点。
 
:[[ラ・ギアス]]に召喚されるがその際に負傷している。そのため、マリアが操縦しているグレートに同乗して仲間に加わる。使うにはシナリオ終了後に乗り換えさせる必要があるが、今回は[[スペイザー]]系の機体が登場しないため、そのままマリアを乗せたままというプレイヤーも多いだろう。リューネ編の「めぐりあい」ルートでも甲児がグレートに乗っているのでやはり影が薄い。総合的な能力は悪くないが、[[2回行動]]のレベルが遅く、甲児のようにひらめきが無いのが弱点。
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
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;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
 
:グレートが[[ブロッケン伯爵]]に奪われたため、ジュンの[[ビューナスA]]に同乗しての登場。シナリオ中で奪還するため、今回は乗り換えさせる必要は無い。スーパー系で始めると、甲児の口からEXの後に行方不明になっていた事が語られる。能力は高いが、第3次と同様にやはり宇宙適正がネックとなるので、場合によっては終盤は[[加速]]や[[鉄壁]]を生かしたスペイザー要員として運用するのも手である。また顔グラが新規になり恐らく18歳版になったが、老け顔は変わらず。
 
:グレートが[[ブロッケン伯爵]]に奪われたため、ジュンの[[ビューナスA]]に同乗しての登場。シナリオ中で奪還するため、今回は乗り換えさせる必要は無い。スーパー系で始めると、甲児の口からEXの後に行方不明になっていた事が語られる。能力は高いが、第3次と同様にやはり宇宙適正がネックとなるので、場合によっては終盤は[[加速]]や[[鉄壁]]を生かしたスペイザー要員として運用するのも手である。また顔グラが新規になり恐らく18歳版になったが、老け顔は変わらず。
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
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:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}
 
::初めて声が入る。戦闘BGM「おれはグレートマジンガー」が初採用。
 
::初めて声が入る。戦闘BGM「おれはグレートマジンガー」が初採用。
 
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;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
:スーパー系シナリオ「絆」にてピンチに陥った甲児を救う為に登場。能力自体は甲児とほぼ同値だが[[覚醒]]が無く[[SP]]に劣るので、実際の所劣化していると言わざるを得ない。相変わらず宇宙Bに加えひらめきも持たず、2回行動の習得レベルが非現実的なのもネックとなる。愛機のグレートは[[マジンカイザー]]に比べ取り立てて優れる点が無く、宇宙でも活躍させたいのなら甲児からカイザーを借りるのもやむ無しと言う所。労に見合う手段ではないが、[[ボスボロット]]や[[ビューナスA]]等の[[修理]]・[[補給装置]]を用いたレベリングで無理やり2回行動を習得させるのも一手。顔グラが一新され、かなり若々しい印象を与える。
 
:スーパー系シナリオ「絆」にてピンチに陥った甲児を救う為に登場。能力自体は甲児とほぼ同値だが[[覚醒]]が無く[[SP]]に劣るので、実際の所劣化していると言わざるを得ない。相変わらず宇宙Bに加えひらめきも持たず、2回行動の習得レベルが非現実的なのもネックとなる。愛機のグレートは[[マジンカイザー]]に比べ取り立てて優れる点が無く、宇宙でも活躍させたいのなら甲児からカイザーを借りるのもやむ無しと言う所。労に見合う手段ではないが、[[ボスボロット]]や[[ビューナスA]]等の[[修理]]・[[補給装置]]を用いたレベリングで無理やり2回行動を習得させるのも一手。顔グラが一新され、かなり若々しい印象を与える。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}
:劇場版のシチュエーションでピンチに陥った甲児の前に現れる。以降は[[マクロス]]が[[宇宙]]に行っている間、[[スーパーロボット]]不在の極東支部を防衛していた。後半に味方になるが、[[ロンド・ベル]]隊に対して批判的な言動が一部見受けられ、α外伝の伏線となっている。今作での[[グレートマジンガー]]の性能と鉄也の能力自体は悪くないのだが、参戦が遅い為に影が薄くなりがち。これまで互換性能だった甲児と違い[[射撃]]が高いという特徴があるが、今回は活用はしにくいか。
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:劇場版のシチュエーションでピンチに陥った甲児の前に現れる。以降は[[マクロス]]が[[宇宙]]に行っている間、[[スーパーロボット]]不在の極東支部を防衛していた。後半に味方になるが、[[ロンド・ベル]]隊に対して批判的な言動が一部見受けられ、α外伝の伏線となっている。今作での[[グレートマジンガー]]の性能と鉄也の能力自体は悪くないのだが、参戦が遅い為に影が薄くなりがち。これまで互換性能だった甲児と違い[[射撃 (能力)|射撃]]が高いという特徴があるが、今回は活用はしにくいか。
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
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:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
::[[格闘 (能力)|格闘]]、[[射撃]]、[[技量]]がかなり高くなり、1軍として申し分ない実力を持つ。[[加速]]の代わりに[[ひらめき]]を覚え、ボス戦の備えも万全になった。高い技量値を生かすなら[[クリティカル]]率の高い大車輪ロケットパンチを持つ強化型マジンガーZに乗せ換えてやると鬼に金棒。
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::[[格闘 (能力)|格闘]]、[[射撃 (能力)|射撃]]、[[技量]]がかなり高くなり、1軍として申し分ない実力を持つ。[[加速]]の代わりに[[ひらめき]]を覚え、ボス戦の備えも万全になった。高い技量値を生かすなら[[クリティカル]]率の高い大車輪ロケットパンチを持つ強化型マジンガーZに乗せ換えてやると鬼に金棒。
 
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;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}
:オリジナル[[主人公]]がいないα外伝における、事実上の[[主人公]]の1人。現代編では極東支部ルート第4話が最も早い初登場で、兜博士と共に[[ティターンズ]]の捕虜となりながらも、密かに隠した[[グレートマジンガー]]のファイヤー・オンに成功し、[[DVE]]も付く優遇振り。その後も[[リリーナ・ドーリアン]]の完全平和主義を否定しつつも彼女が見せた勇気は認めるイベントや、[[プリベンター]]の方針に反発するなど、鉄也がメインとなって絡む描写が続く。その後の未来世界ではジュンとともに最初からいる現代組でしばらく出番が多く、[[兜甲児|甲児]]への嫉妬と境遇による苦悩、そして彼との和解と成長がストーリー上で描かれた。未来世界で冒頭彼の視点で行動させたのは、単独行動が可能な人物ということで抜擢されたらしい。
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:オリジナル[[主人公]]がいない『α外伝』における、事実上の[[主人公]]の1人。現代編では極東支部ルート第4話が最も早い初登場で、兜博士と共に[[ティターンズ]]の捕虜となりながらも、密かに隠した[[グレートマジンガー]]のファイヤー・オンに成功し、[[DVE]]も付く優遇振り。その後も[[リリーナ・ドーリアン]]の完全平和主義を否定しつつも彼女が見せた勇気は認めるイベントや、[[プリベンター]]の方針に反発するなど、鉄也がメインとなって絡む描写が続く。その後の未来世界ではジュンとともに最初からいる現代組でしばらく出番が多く、[[兜甲児|甲児]]への嫉妬と境遇による苦悩、そして彼との和解と成長がストーリー上で描かれた。未来世界で冒頭彼の視点で行動させたのは、単独行動が可能な人物ということで抜擢されたらしい。
:今回から能力は完全に甲児の上位互換となり、特に[[射撃]]、[[技量]]が高く、サンダーブレークが射撃属性となったグレートとも相性が良い。出番の多さから技能ポイントも稼ぎやすく、後半はカイザーに乗せる手もある。ただし[[援護]]の習得がマジンガー系では一番遅い、また防御・回避系の[[精神コマンド]]が[[鉄壁]]しかないため、終盤のボス戦は注意が必要になるなど、尖った性質も持つ。
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:今回から能力は完全に甲児の上位互換となり、特に[[射撃 (能力)|射撃]]、[[技量]]が高く、サンダーブレークが射撃属性となったグレートとも相性が良い。出番の多さから技能ポイントも稼ぎやすく、後半はカイザーに乗せる手もある。ただし[[援護]]の習得がマジンガー系では一番遅い、また防御・回避系の[[精神コマンド]]が[[鉄壁]]しかないため、終盤のボス戦は注意が必要になるなど、尖った性質も持つ。
 
:ストーリー上必ず[[ダンテ]]に洗脳され、一時的にグレートと共に味方の時の能力のまま敵対するが、倒すとゲームオーバーになる。だが経験値は入るため、(通常は強制出撃キャラに限られるが)あらかじめ[[修理]]などでレベルを上げておくと、[[修理]]や[[補給]]ができないキャラも[[全滅プレイ]]でレベル99にしやすい。また高難易度ルートでは洗脳状態で登場する前にダンテを撃破すると、そのマップでは味方合流後も敵対したまま進行し、撃墜してもゲームオーバーにならないが、'''このマップのストーリーが台無しになる'''ため注意。こちらの方法なら上記のレベル上げができるキャラの範囲も大幅に増える。
 
:ストーリー上必ず[[ダンテ]]に洗脳され、一時的にグレートと共に味方の時の能力のまま敵対するが、倒すとゲームオーバーになる。だが経験値は入るため、(通常は強制出撃キャラに限られるが)あらかじめ[[修理]]などでレベルを上げておくと、[[修理]]や[[補給]]ができないキャラも[[全滅プレイ]]でレベル99にしやすい。また高難易度ルートでは洗脳状態で登場する前にダンテを撃破すると、そのマップでは味方合流後も敵対したまま進行し、撃墜してもゲームオーバーにならないが、'''このマップのストーリーが台無しになる'''ため注意。こちらの方法なら上記のレベル上げができるキャラの範囲も大幅に増える。
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
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;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
 
:『α外伝』を経て、精神的に成長した描写が多い。洗脳をはねのけるために自分の脚を拳銃で撃ちぬくなどの荒療治も行った。『[[鋼鉄ジーグ (TV)|鋼鉄ジーグ]]』の[[司馬宙]]との絡みが多く、人間でなくなったことでヤケになる宙に自分の経験を語ったり、一緒に訓練したりしていた。ミケーネ帝国との激戦が描かれ、小隊長能力も対ミケーネ戦に有利となっている。
 
:『α外伝』を経て、精神的に成長した描写が多い。洗脳をはねのけるために自分の脚を拳銃で撃ちぬくなどの荒療治も行った。『[[鋼鉄ジーグ (TV)|鋼鉄ジーグ]]』の[[司馬宙]]との絡みが多く、人間でなくなったことでヤケになる宙に自分の経験を語ったり、一緒に訓練したりしていた。ミケーネ帝国との激戦が描かれ、小隊長能力も対ミケーネ戦に有利となっている。
 
:引き続き能力の高さの他、新たに[[気迫]]を覚えるため、マジンパワーが即発動できる点が心強い。
 
:引き続き能力の高さの他、新たに[[気迫]]を覚えるため、マジンパワーが即発動できる点が心強い。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
:[[主人公]]の一人、[[トウマ・カノウ]]の指南役として、鬼コーチぶりを発揮している。
 
:[[主人公]]の一人、[[トウマ・カノウ]]の指南役として、鬼コーチぶりを発揮している。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦Z]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
 
:原作終了後、ゲッターチームに協力して[[恐竜帝国]]と戦っていたという設定。[[兜甲児|甲児]]への嫉妬が原因で兜博士を死なせてしまった事や、恐竜帝国との決戦で[[巴武蔵|武蔵]]をみすみす死なせてしまった事を許せず、姿を消して山篭りをしていた。[[光子力研究所]]奪還作戦で甲児がバリアの突破に失敗した際に何の前触れもなく駆けつけ、グレートブースターで[[バリア]]を破壊して甲児を援護した(この時、「あれではパイロットもタダでは済まない」と言われているが、特に怪我をした様子もなかった)。山篭り中に[[不動GEN]]と出会い、意気投合したらしい。[[アポロ]]に嫉妬するシリウスにかつての自分を重ねてアドバイスする場面もあった。同じ境遇を背負う故か、斗牙の行動にも理解を示す。セツコルートにおいては勝平、エイジらとともにアークエンジェルのクルー達の矛盾点の批判役を担う。
 
:原作終了後、ゲッターチームに協力して[[恐竜帝国]]と戦っていたという設定。[[兜甲児|甲児]]への嫉妬が原因で兜博士を死なせてしまった事や、恐竜帝国との決戦で[[巴武蔵|武蔵]]をみすみす死なせてしまった事を許せず、姿を消して山篭りをしていた。[[光子力研究所]]奪還作戦で甲児がバリアの突破に失敗した際に何の前触れもなく駆けつけ、グレートブースターで[[バリア]]を破壊して甲児を援護した(この時、「あれではパイロットもタダでは済まない」と言われているが、特に怪我をした様子もなかった)。山篭り中に[[不動GEN]]と出会い、意気投合したらしい。[[アポロ]]に嫉妬するシリウスにかつての自分を重ねてアドバイスする場面もあった。同じ境遇を背負う故か、斗牙の行動にも理解を示す。セツコルートにおいては勝平、エイジらとともにアークエンジェルのクルー達の矛盾点の批判役を担う。
:顔グラは[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|AP]]で新規のものが登場していた為か、その流用となっている。
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:顔グラは『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|AP]]』で新規のものが登場していた為か、その流用となっている。
    
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT}}
 
:[[兜甲児|甲児]]とほぼ同様の能力。[[マジンガーZ]]と違い[[グレートマジンガー]]が宇宙Aなため宇宙でも活躍可能。必修精神コマンドは[[努力]]、[[ド根性]]、[[熱血]]。
 
:[[兜甲児|甲児]]とほぼ同様の能力。[[マジンガーZ]]と違い[[グレートマジンガー]]が宇宙Aなため宇宙でも活躍可能。必修精神コマンドは[[努力]]、[[ド根性]]、[[熱血]]。
:;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]
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:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}}
 
::援護システムの導入により使い勝手が上昇。しかし、援護Lvが2まで成長する甲児にはやや劣る。必修精神コマンドは[[ド根性]]、[[熱血]]。ただし[[必中]]を修得しないパターンが2つあり、そのうち片方は[[集中]]があるのだが残りの1つは命中率アップ関係を一切修得しないため、このパターンであった場合は使用しつづけるのは難しい。
 
::援護システムの導入により使い勝手が上昇。しかし、援護Lvが2まで成長する甲児にはやや劣る。必修精神コマンドは[[ド根性]]、[[熱血]]。ただし[[必中]]を修得しないパターンが2つあり、そのうち片方は[[集中]]があるのだが残りの1つは命中率アップ関係を一切修得しないため、このパターンであった場合は使用しつづけるのは難しい。
 
:
 
:
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇}}
 
:シーン1ラストで宇宙に送る選択をしたらメンバーから外れる。甲児を宇宙に送った場合は最後まで使用可能。なお、精神コマンドのパターンによっては最後に[[自爆]]を覚えるがこれは桜多版の設定を意識したものであると思われる。
 
:シーン1ラストで宇宙に送る選択をしたらメンバーから外れる。甲児を宇宙に送った場合は最後まで使用可能。なお、精神コマンドのパターンによっては最後に[[自爆]]を覚えるがこれは桜多版の設定を意識したものであると思われる。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇}}
 
:第1部で宇宙に送った場合、引継ぎをしなかった場合に登場する。
 
:第1部で宇宙に送った場合、引継ぎをしなかった場合に登場する。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}
 
:精神コマンドのパターンによっては[[魂]]を覚えるが、その場合ひらめきを覚えない困った奴。活躍させたいなら魂は諦めよう。
 
:精神コマンドのパターンによっては[[魂]]を覚えるが、その場合ひらめきを覚えない困った奴。活躍させたいなら魂は諦めよう。
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
:COMPACT2同様、宇宙に送るか否かで活躍のタイミングが変わる。[[量産型グレートマジンガー]]を入手するには鉄也がいる必要があり、戦力的なバランスも考えると地上に残して第1部で活躍した方が良い。[[統率]]を持ち熱血を早めに覚えるボスキラーだが、ひらめきを覚えるのが遅い。『[[機動戦艦ナデシコ|ナデシコ]]』の参戦により、「[[なぜなにナデシコ]]」へ飛び入り出演するイベントが追加されている。
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:『COMPACT2』同様、宇宙に送るか否かで活躍のタイミングが変わる。[[量産型グレートマジンガー]]を入手するには鉄也がいる必要があり、戦力的なバランスも考えると地上に残して第1部で活躍した方が良い。[[統率]]を持ち熱血を早めに覚えるボスキラーだが、ひらめきを覚えるのが遅い。『[[機動戦艦ナデシコ|ナデシコ]]』の参戦により、「[[なぜなにナデシコ]]」へ飛び入り出演するイベントが追加されている。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}
:[[フォルカ・アルバーク]]を[[修羅]]のスパイではないかと疑っていたが、次第に認めるようになる。<br />甲児や[[ボス]]と比べて[[特殊技能]]に恵まれていない。
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:[[フォルカ・アルバーク]]を[[修羅]]のスパイではないかと疑っていたが、次第に認めるようになる。甲児や[[ボス]]と比べて[[特殊技能]]に恵まれていない。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦A]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
 
:アニメ終盤の[[兜甲児|甲児]]との反目が描かれていて、スパロボでは珍しく本来通り「鉄也くん」とくん付けで甲児に呼ばれる。スーパー系では序盤に登場するが、本格参戦は中盤から。また、[[量産型グレートマジンガー|量産型グレート]]の入手条件に鉄也の撃墜数があるため、優先的に敵を撃破させよう。また[[兜甲児|甲児]]同様に隠しステータスの地形適応が宇宙Bなため、最終的に使われなくなる。
 
:アニメ終盤の[[兜甲児|甲児]]との反目が描かれていて、スパロボでは珍しく本来通り「鉄也くん」とくん付けで甲児に呼ばれる。スーパー系では序盤に登場するが、本格参戦は中盤から。また、[[量産型グレートマジンガー|量産型グレート]]の入手条件に鉄也の撃墜数があるため、優先的に敵を撃破させよう。また[[兜甲児|甲児]]同様に隠しステータスの地形適応が宇宙Bなため、最終的に使われなくなる。
;[[スーパーロボット大戦R]]
+
:第17話の暗黒代将軍との決戦時グレートマジンガー搭乗前提のセリフになっているので他の機体に乗っていると見せ場が台無しになる(PSP版ではグレート固定出撃になっている)。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦R}}
 
:またしても負傷により参戦が遅れる。取り巻く状況は違っているが、α外伝同様にリリーナの平和主義を非難している(プリベンターの一員という設定だったジュンの幼なじみである[[生田信一郎|生田]]を失ったことによるが)。
 
:またしても負傷により参戦が遅れる。取り巻く状況は違っているが、α外伝同様にリリーナの平和主義を非難している(プリベンターの一員という設定だったジュンの幼なじみである[[生田信一郎|生田]]を失ったことによるが)。
;[[スーパーロボット大戦D]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦D}}
 
:[[イグニス]]に兜博士を殺された為、[[兜甲児|甲児]]と共に宿敵として追う。[[ジョシュア・ラドクリフ|ジョッシュ]]を主人公に選んだ場合、地上ルートではお互いの反目と和解が描かれ、以後[[ルイーナ]]の事で疑いつつも[[ギュネイ・ガス]]と共にジョッシュの相棒兼親友のポジションを確立する。[[グラキエース]]や[[ウェントス]]が仲間になった時は拳銃を突きつけた。
 
:[[イグニス]]に兜博士を殺された為、[[兜甲児|甲児]]と共に宿敵として追う。[[ジョシュア・ラドクリフ|ジョッシュ]]を主人公に選んだ場合、地上ルートではお互いの反目と和解が描かれ、以後[[ルイーナ]]の事で疑いつつも[[ギュネイ・ガス]]と共にジョッシュの相棒兼親友のポジションを確立する。[[グラキエース]]や[[ウェントス]]が仲間になった時は拳銃を突きつけた。
    
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander}}
 
:第1話から登場。グレートの性能は高いが、'''味方にグレートマジンガーの登場人物が誰もいない'''のが寂しい。攻略本にも「孤独の剣鉄也」と書かれてしまった。
 
:第1話から登場。グレートの性能は高いが、'''味方にグレートマジンガーの登場人物が誰もいない'''のが寂しい。攻略本にも「孤独の剣鉄也」と書かれてしまった。
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}
 
:[[兜甲児|甲児]]同様序盤から使える。甲児とはいつの間にやら和解する。
 
:[[兜甲児|甲児]]同様序盤から使える。甲児とはいつの間にやら和解する。
    
=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
;[[スーパーロボット大戦T]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
 
:『INFINITY』設定で音声初収録。第1話から参戦。世界観に合わせて、[[地球連邦軍]]に所属している。原作同様連邦軍では前線から宣伝役まで幅広く活躍しており、[[炎ジュン|ある事情]]からVTXユニオンに出向する。『INFINITY』版設定である事を反映して従来以上に「頼れる年長者パイロット」としての面が強く描写されており、もうすぐ父親になるという事もあり「親」としての自覚を垣間見せる言動も多く見せる。
 
:『INFINITY』設定で音声初収録。第1話から参戦。世界観に合わせて、[[地球連邦軍]]に所属している。原作同様連邦軍では前線から宣伝役まで幅広く活躍しており、[[炎ジュン|ある事情]]からVTXユニオンに出向する。『INFINITY』版設定である事を反映して従来以上に「頼れる年長者パイロット」としての面が強く描写されており、もうすぐ父親になるという事もあり「親」としての自覚を垣間見せる言動も多く見せる。
:なお、上記ノベライズ版の大佐設定は宇宙世紀ガンダムシリーズとの兼ね合いからか変更されており、本作では大尉となっている。
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:なお、上記ノベライズ版の大佐設定は宇宙世紀ガンダムシリーズとの兼ね合いからか変更されており、本作では大尉となっている。<ref>地球連邦軍では士官学校を卒業していないと少佐以上の階級に昇進できないため。原作の[[アムロ・レイ|アムロ]]も同様の理由で生前の最高階級は大尉止まりだった。</ref>
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:『グレートマジンガー』の主人公であったためか、他の主人公格のキャラクターに用意されている各作品のボス格との戦闘前会話イベントも同様に用意されている。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦64]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
 
:性格が原作に近くなり、甲児とは初対面時から何かにつけ突っかかる場面が多い。ルートによっては[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]の完全平和主義に賛同しかねて一時離脱したりする。[[グレートマジンガー|グレート]]の性能は高いがやはり宇宙Bは痛い。[[マジンガーZ]]、[[グレンダイザー]]、[[真・ゲッター1]]と[[合体攻撃]]が追加されたため、地上でなら活躍してくれる(尤も地上マップが一番多いのは離脱する完全平和ルートなのだが)。宇宙では極力被弾しないようにして、[[合体攻撃]]で攻撃力不足補いながら戦うことも可能。
 
:性格が原作に近くなり、甲児とは初対面時から何かにつけ突っかかる場面が多い。ルートによっては[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]の完全平和主義に賛同しかねて一時離脱したりする。[[グレートマジンガー|グレート]]の性能は高いがやはり宇宙Bは痛い。[[マジンガーZ]]、[[グレンダイザー]]、[[真・ゲッター1]]と[[合体攻撃]]が追加されたため、地上でなら活躍してくれる(尤も地上マップが一番多いのは離脱する完全平和ルートなのだが)。宇宙では極力被弾しないようにして、[[合体攻撃]]で攻撃力不足補いながら戦うことも可能。
;[[スーパーロボット大戦MX]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}
 
:『[[UFOロボ グレンダイザー]]』の第1話から物語は始まるため、リハビリ中の鉄也はちょっと遅れての参戦。今回のマジンガー勢はグレンダイザーを除き、原作再現は劇場版がメイン。[[ギルギルガン]]との戦いにおける[[流竜馬|竜馬]]との確執と和解、[[光波獣ピクドロン]]との戦いにおけるグレートブースター追加、[[ドラゴノザウルス|決戦!大海獣]]のイベントが再現されている。
 
:『[[UFOロボ グレンダイザー]]』の第1話から物語は始まるため、リハビリ中の鉄也はちょっと遅れての参戦。今回のマジンガー勢はグレンダイザーを除き、原作再現は劇場版がメイン。[[ギルギルガン]]との戦いにおける[[流竜馬|竜馬]]との確執と和解、[[光波獣ピクドロン]]との戦いにおけるグレートブースター追加、[[ドラゴノザウルス|決戦!大海獣]]のイベントが再現されている。
;[[スーパーロボット大戦NEO]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦NEO}}
 
:甲児と同じく、ゲーム機系の作品でTV版の設定での登場は現状、これが最後。
 
:甲児と同じく、ゲーム機系の作品でTV版の設定での登場は現状、これが最後。
 
:今回は『α』初期と同じように部隊のメンバーが居ない時に[[日本]]を守っていたため、中盤からの参戦となる。なお、その間の事で『[[熱血最強ゴウザウラー|ゴウザウラー]]』の[[電気王]]と因縁がある。今回は頼れる兄貴分キャラとして登場しており、チームを纏め上げたり、甲児と竜馬の喧嘩を仲裁したりしている。
 
:今回は『α』初期と同じように部隊のメンバーが居ない時に[[日本]]を守っていたため、中盤からの参戦となる。なお、その間の事で『[[熱血最強ゴウザウラー|ゴウザウラー]]』の[[電気王]]と因縁がある。今回は頼れる兄貴分キャラとして登場しており、チームを纏め上げたり、甲児と竜馬の喧嘩を仲裁したりしている。
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:名義としてはTV版だが、デザインや性格などには[[剣鉄也 (OVA)|OVA版]]の設定が混ざっている。[[兜甲児|甲児]]の事は「兜」と呼んでいるが、OVAには登場しなかった[[兜剣造]]が登場しているなど混在範囲はまちまち。[[流竜馬 (OVA)|OVA準拠の性格]]で口が悪い[[流竜馬|竜馬]]からも「鉄也さん」と呼ばれるなど、兄貴分としての一面は今作でも健在。
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:リリース時より登場。名義としてはTV版だが、デザインや性格などには[[剣鉄也 (OVA)|OVA版]]の設定が混ざっている。[[兜甲児|甲児]]の事は基本的に「兜」と呼んでいる<ref>2020年9月開催のイベント「蒼き誓い」のシナリオでは『[[スーパーロボット大戦D]]』のシナリオが再現されているため、TV版同様「甲児君」と呼んでいる。</ref>。またOVAに登場しなかった[[兜剣造]]が登場しているなど混在範囲はまちまち。[[流竜馬 (OVA)|OVA準拠の性格]]で口が悪い[[流竜馬|竜馬]]からも「鉄也さん」と呼ばれるなど、兄貴分としての一面は今作でも健在。
 
:2018年1月には『INFINITY』名義で期間限定参戦。『INFINITY』版での登場は本作が初となる。
 
:2018年1月には『INFINITY』名義で期間限定参戦。『INFINITY』版での登場は本作が初となる。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
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:『INFINITY』版。本作での軍階級は中尉になっている。
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:序盤のサイドミッションで[[兜シロー|シロー]]と共に加入するが、このサイドミッションを逃すとキーミッション「ねらわれた都市学園」まで加入しない。さらに同ミッションで鉄也が一時離脱するため、正式加入はさらに後になってしまう。また、鉄也が仲間にならないと[[マジンガーZ]]も「ねらわれた都市学園」まで入手できないため、可能な限り序盤で加入させたい。
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:一時離脱中でも「決戦のセフィーロ」で発言するバグがある。『T』同様に主人公扱いされており、ボス格との戦闘前会話もある。
    
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
過去の作品では甲児と同値で差は見受けられなかったが、[[スーパーロボット大戦α|α]]からは差別化が図られ、[[格闘 (能力)|格闘]]はもちろんだが、[[射撃]]、[[技量]]も高くなった。伊達に「[[戦闘のプロ]]」は名乗っていない能力となった。
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過去の作品では甲児と同値で差は見受けられなかったが、[[スーパーロボット大戦α|α]]からは差別化が図られ、[[格闘 (能力)|格闘]]はもちろんだが、[[射撃 (能力)|射撃]]、[[技量]]も高くなった。伊達に「[[戦闘のプロ]]」は名乗っていない能力となった。
    
他のスーパー系にも言えるが過去の作品では[[地形]]適応の[[宇宙]]Bに悩まされた。[[強化パーツ]]や養成による補強や育成もできず、宇宙では攻撃力も自慢の防御力もガタ落ちであった。
 
他のスーパー系にも言えるが過去の作品では[[地形]]適応の[[宇宙]]Bに悩まされた。[[強化パーツ]]や養成による補強や育成もできず、宇宙では攻撃力も自慢の防御力もガタ落ちであった。
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;[[スーパーロボット大戦α|α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
 
:'''[[根性]]、[[努力]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[鉄壁]]、[[加速]]'''
 
:'''[[根性]]、[[努力]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[鉄壁]]、[[加速]]'''
 +
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α for DC]]
 +
:'''[[根性]]、[[努力]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[鉄壁]]、[[ひらめき]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]
 
:'''[[ド根性]]、[[努力]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[鉄壁]]、[[気合]]'''
 
:'''[[ド根性]]、[[努力]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[鉄壁]]、[[気合]]'''
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]、[[スーパーロボット大戦MX|MX]]
+
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]、[[スーパーロボット大戦MX|MX]]
 
:'''[[必中]]、[[鉄壁]]、[[努力]]、[[不屈]]、[[熱血]]、[[気迫]]'''
 
:'''[[必中]]、[[鉄壁]]、[[努力]]、[[不屈]]、[[熱血]]、[[気迫]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
204行目: 231行目:  
;[[スーパーロボット大戦D|D]]
 
;[[スーパーロボット大戦D|D]]
 
:'''[[加速]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[鉄壁]]、[[突撃]]'''
 
:'''[[加速]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[鉄壁]]、[[突撃]]'''
;[[スーパーロボット大戦T|T]]
+
;[[スーパーロボット大戦T|T]]、[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
:'''[[不屈]]、[[直感]]、[[突撃]]、[[鉄壁]]、[[熱血]]([[魂]])、[[気迫]]'''
 
:'''[[不屈]]、[[直感]]、[[突撃]]、[[鉄壁]]、[[熱血]]([[魂]])、[[気迫]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]
 
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]
231行目: 258行目:  
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]
 
:'''[[底力]]、[[切り払い|切り払いL1]]、[[援護|援護L1]]'''
 
:'''[[底力]]、[[切り払い|切り払いL1]]、[[援護|援護L1]]'''
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
+
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]
 
:'''[[底力|底力L9]]、[[切り払い|切り払いL3]]、[[カウンター|カウンターL6]]'''
 
:'''[[底力|底力L9]]、[[切り払い|切り払いL3]]、[[カウンター|カウンターL6]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
244行目: 271行目:  
;[[スーパーロボット大戦R|R]]
 
;[[スーパーロボット大戦R|R]]
 
:'''[[底力|底力L8]]、[[防御|防御L1]]、[[援護攻撃|援護攻撃L1]]、[[援護防御|援護防御L2]]'''
 
:'''[[底力|底力L8]]、[[防御|防御L1]]、[[援護攻撃|援護攻撃L1]]、[[援護防御|援護防御L2]]'''
;[[スーパーロボット大戦T|T]]
+
;[[スーパーロボット大戦T|T]]、[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
:'''[[底力]]L6、[[見切り]]L3、[[ガード]]L1、[[サイズ差補正無視]]L1'''
 
:'''[[底力]]L6、[[見切り]]L3、[[ガード]]L1、[[サイズ差補正無視]]L1'''
 
;[[スーパーロボット大戦64|64]]
 
;[[スーパーロボット大戦64|64]]
253行目: 280行目:  
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』にて採用。ミケーネ帝国勢の敵と戦うには彼を小隊長にするといいだろう。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』にて採用。ミケーネ帝国勢の敵と戦うには彼を小隊長にするといいだろう。
 
;命中率+10%、クリティカル率+10%
 
;命中率+10%、クリティカル率+10%
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』にて採用。
+
:『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』にて採用。
 
;命中率+10%、クリティカル率+20%
 
;命中率+10%、クリティカル率+20%
 
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』にて採用。
 
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』にて採用。
   −
=== 固有[[エースボーナス]] ===
+
=== [[エースボーナス]] ===
 
;気力130以上でPP開始時に「[[不屈]]」がかかる。
 
;気力130以上でPP開始時に「[[不屈]]」がかかる。
 
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』にて採用
 
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』にて採用
263行目: 290行目:  
:『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』にて採用。
 
:『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』にて採用。
 
;精神コマンド「熱血」が、精神コマンド「魂」に変化する
 
;精神コマンド「熱血」が、精神コマンド「魂」に変化する
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』にて採用。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』『[[スーパーロボット大戦X|X]]』における[[剣鉄也 (真マジンガー)|真マ版鉄也]]のエースボーナスと同一。
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:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』『[[スーパーロボット大戦30|30]]』にて採用。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』『[[スーパーロボット大戦X|X]]』における[[剣鉄也 (真マジンガー)|真マ版鉄也]]のエースボーナスと同一。
:同作では[[マジンパワー]]がZ、グレート両機に採用されているため、最終盤Zに追加武装が来るまでは最大火力が勝ることになる。
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:『T』では[[マジンパワー]]がZ、グレート両機に採用されているため、最終盤Zに追加武装が来るまでは最大火力が勝ることになる。
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:『30』ではマジンパワーは後半になってから追加される代わりにグレートにグレートブースターが追加され、更に[[マジンカイザー]]もほぼ同等の最大攻撃力を持つため最大火力の差に開きが少なくなった。
    
=== サポートアビリティ ===
 
=== サポートアビリティ ===
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;「おれはグレートマジンガー」
 
;「おれはグレートマジンガー」
 
:オープニング。
 
:オープニング。
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;「勇者はマジンガー」
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:エンディング。IMPACT、MX、APで採用されている
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
420行目: 450行目:  
;[[デボネア]]
 
;[[デボネア]]
 
:Tにおける絶対に許せない敵の一人。世界に滅びと絶望を齎そうとするばかりでなく、自分の「[[ノヴァ|娘]]」を使い捨ての道具同然に扱った彼女に対して、「親」として強い怒りを向ける。
 
:Tにおける絶対に許せない敵の一人。世界に滅びと絶望を齎そうとするばかりでなく、自分の「[[ノヴァ|娘]]」を使い捨ての道具同然に扱った彼女に対して、「親」として強い怒りを向ける。
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;[[マクレーン]]
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:『30』では合体に失敗して悩んでいた彼に戦士としての心構えと誇りを説き、合体へと導いた。
    
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
446行目: 478行目:  
:[[α外伝]]ではヒイロと同様に他人に気持ちを伝えるのが苦手であると彼に評されるが、好意的には見られておらず、未来編に置いては[[ガンダム試作2号機]]の追撃を優先しなかったカトルを責めた為に激しい喧嘩をする場面も。
 
:[[α外伝]]ではヒイロと同様に他人に気持ちを伝えるのが苦手であると彼に評されるが、好意的には見られておらず、未来編に置いては[[ガンダム試作2号機]]の追撃を優先しなかったカトルを責めた為に激しい喧嘩をする場面も。
 
:[[D]]ではグラキエースへの憎悪と嫉妬に駆られた際に彼に諭された。
 
:[[D]]ではグラキエースへの憎悪と嫉妬に駆られた際に彼に諭された。
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:余談ながら、『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY|INFINITY]]』版の鉄也と声優が同じである。
 
;[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]
 
;[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]
 
:Dにてグラキエースへの憎悪と嫉妬に駆られた際にデュオやヒイロ達と共に彼に諭された。[[α外伝]]では[[ガンダム試作2号機]]の追撃より味方の救出を優先した彼を責めてデュオと対立することに。
 
:Dにてグラキエースへの憎悪と嫉妬に駆られた際にデュオやヒイロ達と共に彼に諭された。[[α外伝]]では[[ガンダム試作2号機]]の追撃より味方の救出を優先した彼を責めてデュオと対立することに。
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==== ガンダムSEEDシリーズ ====
 
==== ガンダムSEEDシリーズ ====
 
;[[シン・アスカ]]
 
;[[シン・アスカ]]
:[[Z]]の原作ルートでは、仲間である彼の説得を必死に行う。他の面々と比べると感情的では無いが、シンの精神状態が極めて不安定である事を看破し、その危険性を指摘しつつも堂々と迎え撃とうとした辺り、彼を戦士として認めていたと思われる。
+
:[[Z]]』の原作ルートでは、仲間である彼の説得を必死に行う。他の面々と比べると感情的では無いが、シンの精神状態が極めて不安定である事を看破し、その危険性を指摘しつつも堂々と迎え撃とうとした辺り、彼を戦士として認めていたと思われる。
 
;[[キラ・ヤマト]]
 
;[[キラ・ヤマト]]
:[[Z]]では彼の不殺の信念の矛盾点を鋭く指摘し、激しく非難した。
+
:『Z』では彼の不殺の信念の矛盾点を鋭く指摘し激しく非難したが、『[[ZSPD]]』では彼も含めたメンツと雑談を交わしている事から、普通に会話する程度には関係性が改善されている模様。
 
;[[アスラン・ザラ]]
 
;[[アスラン・ザラ]]
:[[Z]]のセツコ編38話ではキラとシンの事しか頭に入っていない彼の優柔不断な行動に怒りを露にしていた。
+
:『Z』のセツコ編38話ではキラとシンの事しか頭に入っていない彼の優柔不断な行動に怒りを露にしていた。
 
;[[ラクス・クライン]]、[[マリュー・ラミアス]]
 
;[[ラクス・クライン]]、[[マリュー・ラミアス]]
:[[Z]]の終盤に共闘を申し出た彼女達に対してそれまでの行いを咎め、徹底して非難の言葉をぶつけた。これまで散々戦場を掻き乱しておきながら、今更になって何食わぬ顔で協力を申し出る彼女達の態度が許せなかったのだろう。通常ルートに至っては、月面での共闘の際に「少しでもおかしな行動を見せたら後ろからでも撃つ」と言うほど、彼女達に対しては怒気を発していた。
+
:『Z』の終盤に共闘を申し出た彼女達に対してそれまでの行いを咎め、徹底して非難の言葉をぶつけた。これまで散々戦場を掻き乱しておきながら、今更になって何食わぬ顔で協力を申し出る彼女達の態度が許せなかったのだろう。通常ルートに至っては、月面での共闘の際に「少しでもおかしな行動を見せたら後ろからでも撃つ」と言うほど、彼女達に対しては怒気を発していた。
    
=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
530行目: 563行目:  
:ソルゴスを討ち果たすも、帰還した鉄也を待っていたのは事切れた陽一少年だった…。
 
:ソルゴスを討ち果たすも、帰還した鉄也を待っていたのは事切れた陽一少年だった…。
 
;「本当に良く来てくれた。ありがとう」
 
;「本当に良く来てくれた。ありがとう」
:53話。アメリカから帰国した甲児と共闘して勝利を得た際、お互いに称え合いながらの甲児への感謝の台詞。この時点では甲児と良き戦友と言える関係を築いていたが…。
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:53話。アメリカから帰国した甲児と共闘して勝利を得た際、お互いに称え合いながらの甲児への感謝の台詞。この時点では甲児と良き戦友と言える関係を築いていた。
 
;「フッ、俺達には何年経っても巡り合う肉親なんて無いんだもんな。」
 
;「フッ、俺達には何年経っても巡り合う肉親なんて無いんだもんな。」
 
:54話。甲児と剣造の再会で居場所を無くしたと感じ、管制室でジュンと寂しく呟く。
 
:54話。甲児と剣造の再会で居場所を無くしたと感じ、管制室でジュンと寂しく呟く。
566行目: 599行目:  
;「俺は戦闘のプロだぜ、外しはしない!」
 
;「俺は戦闘のプロだぜ、外しはしない!」
 
:[[合体攻撃]]時の台詞。IMPACTが初出で、PV等でもよく採用されており、インターネット上では「'''プロ'''」という仇名で親しまれる。
 
:[[合体攻撃]]時の台詞。IMPACTが初出で、PV等でもよく採用されており、インターネット上では「'''プロ'''」という仇名で親しまれる。
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:後の『[[スーパーロボット大戦T|T]]』ではINFINITY版の鉄也が、回避時に上記の台詞の一部分をアレンジした台詞を言っている。
 
;「甲児君、なれてないなんて言うなよ!」
 
;「甲児君、なれてないなんて言うなよ!」
 
:スパロボにおいて甲児との合体攻撃の際にたまに言う台詞。戦闘になれてない、とかそう言う意味なのだろうが、なぜかそっち系だとネタにされる。
 
:スパロボにおいて甲児との合体攻撃の際にたまに言う台詞。戦闘になれてない、とかそう言う意味なのだろうが、なぜかそっち系だとネタにされる。
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:第61話「運命の矢」で、全ての[[使徒]]の殲滅した[[NERV]]の今後の動向について[[神隼人|隼人]]達とディスカッションを展開していた際、図らずも[[碇ゲンドウ|ゲンドウ]]の真意そのものを言い当てる。
 
:第61話「運命の矢」で、全ての[[使徒]]の殲滅した[[NERV]]の今後の動向について[[神隼人|隼人]]達とディスカッションを展開していた際、図らずも[[碇ゲンドウ|ゲンドウ]]の真意そのものを言い当てる。
 
;「甲児君、この戦いが終わったら所長を君に紹介するよ」<br />「その時にはきっと所長も君に会ってくれるだろう。だから、お互い必ず生きて帰ろうぜ」
 
;「甲児君、この戦いが終わったら所長を君に紹介するよ」<br />「その時にはきっと所長も君に会ってくれるだろう。だから、お互い必ず生きて帰ろうぜ」
:高熟練度ルート第66話「絶望の宴は今から始まる」にて、甲児と家族についての話になった際に。鉄也は自分達が孤児であること、そして「所長が自分の親代わりである」ことを明かし、この約束を甲児と交わす。この時点では甲児の良き兄貴分にしか見えなかったが…
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:高熟練度ルート第66話「絶望の宴は今から始まる」にて、甲児と家族についての話になった際に。鉄也は自分達が孤児であること、そして「所長が自分の親代わりである」ことを明かし、この約束を甲児と交わす。この時点では甲児の良き兄貴分にしか見えなかった。
    
'''[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]'''
 
'''[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]'''
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:極東支部ルート第4話「正義は我にあり」でグレート初出撃に際しての台詞だが、何と'''野田圭一氏による[[DVE]]'''である。
 
:極東支部ルート第4話「正義は我にあり」でグレート初出撃に際しての台詞だが、何と'''野田圭一氏による[[DVE]]'''である。
 
;「俺の世界じゃ3日経とうが一週間経とうが、親の仇討ちをする奴の方が多いぜ」<br />「もっとも、親ってのがいればの話だがな」
 
;「俺の世界じゃ3日経とうが一週間経とうが、親の仇討ちをする奴の方が多いぜ」<br />「もっとも、親ってのがいればの話だがな」
:第11話「なんで掟を破るのさ」で3日の掟に反して一週間に殺された親の仇であるティンプを追っていることを[[ダイク]]たちに笑われたジロンに対して。
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:第11話「なんで掟を破るのさ」で、マップ中の選択肢で「ジロンを止めない」を選択した場合のシナリオエンドデモより。3日の掟に反して一週間に殺された親の仇であるティンプを追っていることを[[ダイク]]たちに笑われたジロンに対して。自身の境遇を自嘲しつつもジロンを擁護すると同時に、3日の掟に疑問を抱いている。
 +
:なお、ジロンを止めた場合も掟に疑問を抱き、シビリアンがイノセントを恐れている事を看破している。
 
;「…機械獣ごときに手こずっているようじゃ先が思いやられるぜ」
 
;「…機械獣ごときに手こずっているようじゃ先が思いやられるぜ」
 
:ビニシティルート第18話「機械の獣たち」で甲児と再会した鉄也が言い放った台詞。当然甲児の怒りを買うこととなり、二人の確執が始まる。
 
:ビニシティルート第18話「機械の獣たち」で甲児と再会した鉄也が言い放った台詞。当然甲児の怒りを買うこととなり、二人の確執が始まる。
603行目: 638行目:  
:[[DVE]]となっており、α外伝における鉄也の苦悩を表している台詞の一つ。
 
:[[DVE]]となっており、α外伝における鉄也の苦悩を表している台詞の一つ。
 
;「兜甲児…お前を殺す…」
 
;「兜甲児…お前を殺す…」
:熟練度14以下ルート第28話「暗黒大将軍の挑戦」または熟練度15以上ルート第26話「果てしなき大空に誓う」にて、ガレリィと[[ダンテ]]の手により操られたときの台詞。操られていた状況とはいえ甲児に激しい嫉妬を抱いてしまった、鉄也の偽らざる本心が突き詰めた形で現れている。もちろん甲児はヒイロの物真似でもしてんのかよ?」と困惑した。
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:熟練度14以下ルート第28話「暗黒大将軍の挑戦」または熟練度15以上ルート第26話「果てしなき大空に誓う」にて、ガレリィと[[ダンテ]]の手により操られたときの台詞。操られていた状況とはいえ甲児に激しい嫉妬を抱いてしまった、鉄也の偽らざる本心が突き詰めた形で現れている。もちろん甲児は「ヒイロの物真似でもしてんのかよ?」と困惑した。
 
;「俺のことはいい!たとえ俺が死んでも、悲しむ者は誰もいないからな!」
 
;「俺のことはいい!たとえ俺が死んでも、悲しむ者は誰もいないからな!」
 
:同話で洗脳が解けた後に、自らを犠牲に危機を乗り越えようとした際に。鉄也の死生観、そして果てしない孤独が垣間見えるが、甲児は「馬鹿なことを言うんじゃねえ」と本音でぶつかる。今まで共に戦ってきた仲間であり兄弟であり、見捨てることはできない、と。そのことを告げられることでようやく目が覚め…
 
:同話で洗脳が解けた後に、自らを犠牲に危機を乗り越えようとした際に。鉄也の死生観、そして果てしない孤独が垣間見えるが、甲児は「馬鹿なことを言うんじゃねえ」と本音でぶつかる。今まで共に戦ってきた仲間であり兄弟であり、見捨てることはできない、と。そのことを告げられることでようやく目が覚め…
610行目: 645行目:  
;「ば、馬鹿な……!お、俺は甲児君に…何の借りも返していないんだぞ……この俺に…兄弟の絆を教えてくれた甲児君に…!う…うう…うおおおおおっ!!!」
 
;「ば、馬鹿な……!お、俺は甲児君に…何の借りも返していないんだぞ……この俺に…兄弟の絆を教えてくれた甲児君に…!う…うう…うおおおおおっ!!!」
 
:月ルート第36話「奪われた真・ゲッターロボ」にて、バット将軍によって捕らえられた甲児が撃墜された時の台詞。
 
:月ルート第36話「奪われた真・ゲッターロボ」にて、バット将軍によって捕らえられた甲児が撃墜された時の台詞。
:爆散するZを目の当たりにし、鉄也は悲しみと後悔のままに慟哭する。しかし、次の瞬間…?
+
:爆散するZを目の当たりにし、鉄也は悲しみと後悔のままに慟哭する。
 
;「甲児君、君との約束…今、確かに果たしたぜ」
 
;「甲児君、君との約束…今、確かに果たしたぜ」
 
:エンディングにて。甲児との確執を乗り越えた鉄也は、かつて甲児と交わした約束通り、科学要塞研究所の所長、すなわち[[兜剣造]]博士を甲児とシローに紹介するのであった。
 
:エンディングにて。甲児との確執を乗り越えた鉄也は、かつて甲児と交わした約束通り、科学要塞研究所の所長、すなわち[[兜剣造]]博士を甲児とシローに紹介するのであった。
752行目: 787行目:  
:周囲にもよっぽど解りやすい憎悪と嫉妬だったらしく、甲児にも「気持ちはわかるが、ちょっと最近おかしい」と言われてしまうほど。
 
:周囲にもよっぽど解りやすい憎悪と嫉妬だったらしく、甲児にも「気持ちはわかるが、ちょっと最近おかしい」と言われてしまうほど。
 
;「そんなことは、俺だってわかっている。そうとも、わかっているさ。だが、仇がそこにいる。この憎しみは、どこへいけばいい。この憤りを、どこにぶつければいい」
 
;「そんなことは、俺だってわかっている。そうとも、わかっているさ。だが、仇がそこにいる。この憎しみは、どこへいけばいい。この憤りを、どこにぶつければいい」
:上記の台詞の後に吐露した本心。直後にジュンやカトル、ヒイロの言葉を受けて、負の感情を鎮めようとするが…
+
:上記の台詞の後に吐露した本心。直後にジュンやカトル、ヒイロの言葉を受けて、負の感情を鎮めようとする。
 
;「まだふっきれたとはいえない。だがだからこそ、お前とグラキエースの戦いをみたい。俺には、戦いの中で判断することしかできないからな」
 
;「まだふっきれたとはいえない。だがだからこそ、お前とグラキエースの戦いをみたい。俺には、戦いの中で判断することしかできないからな」
 
:M-1『暗黒の皇帝』のシナリオエンドデモにて、最後の分岐ルート選択場面より。鉄也のグラキエースに対する見方や認識が変わってきている事を覗わせる。
 
:M-1『暗黒の皇帝』のシナリオエンドデモにて、最後の分岐ルート選択場面より。鉄也のグラキエースに対する見方や認識が変わってきている事を覗わせる。
802行目: 837行目:  
;「俺は人を失う悲しみなら痛いほど知っている。この身を以ってな」
 
;「俺は人を失う悲しみなら痛いほど知っている。この身を以ってな」
 
:上記の台詞の後、竜馬から「てめえは命の重みってヤツをわかってんのかよ!」と言われた際の返答。鉄也が甲児への嫉妬で[[兜剣造|剣造]]博士を死なせてしまったことを今でも悔やんでいることが伺い知れる台詞である。
 
:上記の台詞の後、竜馬から「てめえは命の重みってヤツをわかってんのかよ!」と言われた際の返答。鉄也が甲児への嫉妬で[[兜剣造|剣造]]博士を死なせてしまったことを今でも悔やんでいることが伺い知れる台詞である。
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'''[[スーパーロボット大戦30|30]]'''
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;「あそこは…俺と同じような生き方を歩む者達にとって大切な場所だ…」<br />「俺も戦士として生きるために苛酷な訓練を受けてきた…」<br />「だが、それと同じくらいの愛情を受け、その思い出が今の俺を作っている…」<br />「学園の生徒達はそれさえも持つ事が許されない…」<br />「彼等にとって戦い以外の思い出はあの学園での生活だけだ…」
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:キーミッション「ねらわれた都市学園」でグランツェーレ都市学園を命懸けで守った後に吐露した思い。ラビッツのメンバーからは感謝されるものの、無茶が祟って[[Dr.ヘル]]にさらわれる事となった。
    
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
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=== 戦闘台詞 ===
 
;「ええと……スペシャルデラックス……なんとかボロットパンチ!」
 
;「ええと……スペシャルデラックス……なんとかボロットパンチ!」
 
:鉄也を[[ボスボロット]]に乗せて、「スペシャルDXボロットパンチ(スペシャルデラックスゴールデンデリシャスボロットパンチ)」を繰り出した時の台詞。長ったらしい技の名前など殆ど覚えていなかった。
 
:鉄也を[[ボスボロット]]に乗せて、「スペシャルDXボロットパンチ(スペシャルデラックスゴールデンデリシャスボロットパンチ)」を繰り出した時の台詞。長ったらしい技の名前など殆ど覚えていなかった。
 
;「しまった! 手元が狂ったか!?」
 
;「しまった! 手元が狂ったか!?」
 
:ボロットホームランを[[ロボットJr.]]に乗った鉄也が使用し、[[ボスボロット]]の差し出した[[ボール]]ではなく、その頭部をかっ飛ばした時の台詞。毎回狂うのは、[[戦闘のプロ]]として考えもの。なお、他のキャラでもアニメ演出は同じ。
 
:ボロットホームランを[[ロボットJr.]]に乗った鉄也が使用し、[[ボスボロット]]の差し出した[[ボール]]ではなく、その頭部をかっ飛ばした時の台詞。毎回狂うのは、[[戦闘のプロ]]として考えもの。なお、他のキャラでもアニメ演出は同じ。
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=== 旧シリーズ ===
 
;「すまない。ほんとうは でるつもりは なかったんだが…」
 
;「すまない。ほんとうは でるつもりは なかったんだが…」
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』第15話「シロッコの影」より。FC版[[第2次]]では不参戦だった故のメタ台詞。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』第15話「シロッコの影」より。FC版[[第2次]]では不参戦だった故のメタ台詞。
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;「やりすぎだぞ、ジュン!」
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:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])「グレートマジンガー奪回」より。同シナリオではブロッケン伯爵の奪ったグレートマジンガーに、ジュンのビューナスAが隣接すれば、グレートを取り返せるのだが、気力150にしたジュンにクリティカルを狙わせ続ければ撃破可能であり、その際の台詞。
 +
;「まあ、修理すれば使えるから、結果的には問題なかったか」
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:同じく「グレートマジンガー奪回」より。妙に軽いノリ。確かにSRWでは修理すれば、基本は次のシナリオで使えるので間違いでは無いのだが…。
 +
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=== VXT三部作 ===
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;「風が語りかけてきたぞ。美味い、美味すぎる…と」
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:『T』シークレットシナリオ「楽園グルメ紀行」より。[[ホイ・コウ・ロウ|中華料理店のサカモトさん]]の絶品グルメを表した時の一言。
 +
:元ネタは埼玉県銘菓「十万石饅頭」のキャッチコピーだが、山梨で暮らしている鉄也がなぜ埼玉銘菓のCMを知っていたかは謎。(恐らく同商品のTVCMのナレーションが[[声優:野田圭一|野田圭一]]氏だったからと思われる。『T』の鉄也は関俊彦氏演ずる『INFINITY』版だが)
 +
;(老人特有の都合のいい記憶の書き換えが起きている…! これは、急がないと適当な嘘を並べられるぞ!)
 +
:『T』シークレットシナリオ「正義と勇気を友にして」より。[[ネロ (ガン×ソード)|ネロ]]達に「剣造が課した訓練でヒーヒー言ってた」「訓練後は汗と涙を流してぶっ倒れてた」と事実にない事を言われ、'''ある意味、最大のピンチを迎える'''。
 +
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=== 単独作品 ===
 +
;(こいつ……マジか? マジでいったのか? まさかな……)
 +
:『64』OZルート「破滅への序曲」より皆で食事をしている際に、[[コウ・ウラキ]]の人参嫌いの話から、[[ショウ・ザマ]]の「人参を食べると目が赤くなる」という発言への胸中での突込み。このショウの発言には、毒舌の鉄也ですら突込みを口に出せなかったようだ。
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;(……おいおい……やっぱマジかよ)
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:同上。上記のショウの話が本気だと確信しての突込み。一緒に食事をしていたジュンやリョウ、[[デビッド・ラザフォード|デビッド]]達も呆気に取られていた。
 
;「オッサンだと…?」<br />「…オッサン……」<br />「俺はまだ…10代だ」
 
;「オッサンだと…?」<br />「…オッサン……」<br />「俺はまだ…10代だ」
:『MX』(『MX PORTABLE』)第18話(「月へ向かう」ルート)「火星からの逃亡者」より。銀河にオッサン呼ばわりされた際の反応。銀河の非礼を叱責する事無く、老け顔である事を自覚している<ref>元々の初期設定では20代前半だったこともあり、どう贔屓目に見ても10代には見えない。</ref>旨の発言を残してはいるが、その場から立ち去る様子が妙に痛々しい。
+
:『MX』(『MX PORTABLE』)第18話(「月へ向かう」ルート)「火星からの逃亡者」より。銀河にオッサン呼ばわりされた際の反応。銀河の非礼を叱責する事無く、老け顔である事を自覚している<ref>元々の初期設定では20代前半だったこともあり、どう贔屓目に見ても10代には見えない。『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』の公式アンソロジー4コマでもゲッターチームの3人から「鉄也君はそうとうなノンビリ者(=逆ウラシマ現象)なんだろうな」と言われ「なにさ!」と泣くというネタまであったほど。</ref>旨の発言を残してはいるが、その場から立ち去る様子が妙に痛々しい。
 
:なお、後に原作においても『INFINITY』にて'''鉄也が自身の白髪を発見してショックのあまり大騒ぎしたとされており'''、『MX』での一幕を思い出したユーザーも多かったとか。
 
:なお、後に原作においても『INFINITY』にて'''鉄也が自身の白髪を発見してショックのあまり大騒ぎしたとされており'''、『MX』での一幕を思い出したユーザーも多かったとか。
;(老人特有の都合のいい記憶の書き換えが起きている…!これは、急がないと適当な嘘を並べられるぞ!)
  −
:『T』シークレットシナリオ「正義と勇気を友にして」より。[[ネロ (ガン×ソード)|ネロ]]達に「剣造が課した訓練でヒーヒー言ってた」「訓練後は汗と涙を流してぶっ倒れてた」と事実にない事を言われ、'''ある意味、最大のピンチを迎える'''。
      
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
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:;[[ブレーンコンドル]]
 
:;[[ブレーンコンドル]]
 
::
 
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 +
;[[量産型グレートマジンガー]]
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:[[グレートマジンガー (桜多吾作版)|漫画版]]で搭乗。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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