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863 バイト追加 、 2023年11月19日 (日) 09:12
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
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[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]に乗り込み戦う少年。
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[[熱海]]郊外の屋敷で祖父・[[兜十蔵|十蔵]]と弟・[[兜シロー|シロー]]と3人で暮らしながら、バイクレーサーを志す高校生だったが、[[Dr.ヘル]]の配下である[[あしゅら男爵]]に十蔵を殺され、死の際にマジンガーZを託されたことで、大いなる運命に巻き込まれていく。
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幼少時に(表向きでは)両親を亡くしたために十蔵をかなり慕う所謂「お爺ちゃんっ子」であり、祖父を貶されると激昂し、その相手を容赦なく滅多打ちにした事も。
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'''熱海の影番'''でもあり、全国の番長クラスの猛者たち数十人を一人で相手取り優勢に立つなど、生身での腕っ節も相当なものである。
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=== 他メディアの甲児との主な相違点 ===
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基本設定はこれまでの各メディア版から大きく変貌していないが、性格付けは原作漫画や現在の時代背景に併せた見直しが図られている。そのためもっと繊細な面や葛藤する場面も覗かせている。
 
基本設定はこれまでの各メディア版から大きく変貌していないが、性格付けは原作漫画や現在の時代背景に併せた見直しが図られている。そのためもっと繊細な面や葛藤する場面も覗かせている。
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[[食べ物・料理|料理]]の腕もプロの料理人並に上手い(ちなみに「家事が得意」という設定は、漫画版準拠)という一面を持つが、一番の違いは武器名の叫び方であり、例えば「ロケット・パンチ」等と途中で区切るようにして叫ぶことが多い。
 
[[食べ物・料理|料理]]の腕もプロの料理人並に上手い(ちなみに「家事が得意」という設定は、漫画版準拠)という一面を持つが、一番の違いは武器名の叫び方であり、例えば「ロケット・パンチ」等と途中で区切るようにして叫ぶことが多い。
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幼少時に(表向きでは)両親を亡くしたために[[兜十蔵]]をかなり慕う所謂「お爺ちゃんっ子」であり、祖父を貶されると激昂し、その相手を容赦なく滅多打ちにした事も。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
 
:スパロボ初の『[[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]』設定で登場。本作が'''声付き作品では初となる石丸博也氏が演じない兜甲児'''の初登場であり、同時に[[声優]]の赤羽根健治氏も本作でスパロボ初参加となった。
 
:スパロボ初の『[[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]』設定で登場。本作が'''声付き作品では初となる石丸博也氏が演じない兜甲児'''の初登場であり、同時に[[声優]]の赤羽根健治氏も本作でスパロボ初参加となった。
:ストーリー再現が途中までしかないため、明かされない謎が多くある。また、スパロボではTV版同様世界平和を守るために明確な意思を持って戦うスタンスを基本としている。
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:ストーリー再現が途中までしかないため、明かされない謎が多くある。また、当初は殺された十蔵の仇討ちを強く望んでいたが、やがてそれまでのスパロボに登場したTV版の甲児同様、世界平和を守るために明確な意思を持って戦うスタンスを基本とした。
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
 
:引き続き登場。今回はストーリー終盤までの原作再現がなされており、[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]もゴッドスクランダー追加で強化される。
 
:引き続き登場。今回はストーリー終盤までの原作再現がなされており、[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]もゴッドスクランダー追加で強化される。
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
:音声が新規収録された。[[早乙女アルト]]らと共に[[陣代高校]]編入生として本編序盤から登場。また、エーストークでは彼の裏番時代を垣間見る事が出来る。今回は[[ミケーネ帝国]]との戦いが独自の展開に変更されており、暗黒大将軍ではなく[[ハーデス神]]と戦うことになる。
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:音声が新規収録された。[[早乙女アルト]]らと共に[[陣代高校]]編入生として本編序盤から登場。また、エーストークでは彼の影番時代を垣間見る事が出来る。今回は[[ミケーネ帝国]]との戦いが独自の展開に変更されており、暗黒大将軍ではなく[[ハーデス神]]と戦うことになる。
 
:今作では[[シモン]]共々'''パワーアップに際して[[ゲッター線]]を照射されることになり、'''天獄篇予告においてもマジンガーZの真なる力が示唆されている。[[號]]によって告げられるこの事実が、'''[[マジンカイザー|神をも越え悪魔を倒せる魔神]]'''を指すのか、はたまた'''[[マジンガーZERO|因果の輪廻の只中にある、世界をも滅ぼす魔神]]'''を指しているのかは依然として不明である。[[世界観]]は『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』の世界である[[UCW]]と『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』の世界である[[ADW]]が融合した世界であるため、'''[[兜甲児|TV版の甲児]]がどこかにいた可能性もある'''。
 
:今作では[[シモン]]共々'''パワーアップに際して[[ゲッター線]]を照射されることになり、'''天獄篇予告においてもマジンガーZの真なる力が示唆されている。[[號]]によって告げられるこの事実が、'''[[マジンカイザー|神をも越え悪魔を倒せる魔神]]'''を指すのか、はたまた'''[[マジンガーZERO|因果の輪廻の只中にある、世界をも滅ぼす魔神]]'''を指しているのかは依然として不明である。[[世界観]]は『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』の世界である[[UCW]]と『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』の世界である[[ADW]]が融合した世界であるため、'''[[兜甲児|TV版の甲児]]がどこかにいた可能性もある'''。
 
:パイロット能力としては「[[精神コマンド]]『鉄壁+』が'''消費SP20'''で使える」という点である。早期にブロンズエンブレムを取得できれば「SP回復15回復」の恩恵が出来る上、[[アクエリオンEVOL|アクエリオン]]メンバーの[[ミコノ・スズシロ]]の[[エースボーナス]]「自チーム全パイロットに「[[エレメント能力|繋ぐ力]]」の効果が及ぶ」と併せて「SP回復20回復」という効果を適用できる。これにより鉄壁の無限使用が可能となり、破壊力ある攻撃もノーダメージ同然でやり過ごすことができる。
 
:パイロット能力としては「[[精神コマンド]]『鉄壁+』が'''消費SP20'''で使える」という点である。早期にブロンズエンブレムを取得できれば「SP回復15回復」の恩恵が出来る上、[[アクエリオンEVOL|アクエリオン]]メンバーの[[ミコノ・スズシロ]]の[[エースボーナス]]「自チーム全パイロットに「[[エレメント能力|繋ぐ力]]」の効果が及ぶ」と併せて「SP回復20回復」という効果を適用できる。これにより鉄壁の無限使用が可能となり、破壊力ある攻撃もノーダメージ同然でやり過ごすことができる。
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
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:今作は[[兜甲児 (OVA)|別世界の兜甲児]]と共演することとなる。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
 
:原作終了後設定で、第1章より参戦。エルドランチームの小学生達とは既知の関係であり、兄貴分の立場に収まっている。
 
:原作終了後設定で、第1章より参戦。エルドランチームの小学生達とは既知の関係であり、兄貴分の立場に収まっている。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
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:今作は[[兜甲児 (OVA)|別世界の兜甲児]]と共演することとなる。
      
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
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:マジンガーZEROに取り込まれた際のもの。ZEROの超装甲と底力の相乗効果は苦戦必至の内容である。
 
:マジンガーZEROに取り込まれた際のもの。ZEROの超装甲と底力の相乗効果は苦戦必至の内容である。
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=== [[エースボーナス|固有エースボーナス]] ===
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=== [[エースボーナス]] ===
;気力130以上で、与ダメージ1.2倍
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;気力130以上で、与ダメージが1.2倍になる。
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』で採用。要するに[[アタッカー]][[マジンパワー]]と同じと考えればいい。
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:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』『[[スーパーロボット大戦V|V]]』『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で採用。
:『V』や『X』においても同様の内容であり、何とアタッカーとの相乗効果を狙える。本作のZEROやカイザーの異常なまでの強さの一端がここにある。
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:要するに[[アタッカー]]であり、真マジンガー版では機体能力から削除されている[[マジンパワー]]の代替となる。
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:『V』や『X』では何とアタッカーと同時習得ができ効果が乗算される。本作のZEROやカイザーの異常なまでの強さの一端がここにある。
 
;撃墜エース:気力(初期気力+5、気力上限+10)
 
;撃墜エース:気力(初期気力+5、気力上限+10)
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でのもの。『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』の[[兜甲児|旧TV版の方]]と同じものになり、マジンパワー相当でなくなっているが、『OE』では[[気力]]によるダメージの上昇幅が大きいのでこれも十分有用。
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:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。
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:『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』の[[兜甲児|旧TV版の方]]と同じものになり、マジンパワー相当でなくなっているが、『OE』では[[気力]]によるダメージの上昇幅が大きいのでこれも十分有用。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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;[[フリット・アスノ]]
 
;[[フリット・アスノ]]
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』で[[キオ・アスノ|キオ]]にゲームを通してMSの操縦に慣れさせていたことに関し、やはりというか「うちのお爺ちゃんみたいだ」と自分の境遇に重ね合わせた。
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』で[[キオ・アスノ|キオ]]にゲームを通してMSの操縦に慣れさせていたことに関し、やはりというか「うちのお爺ちゃんみたいだ」と自分の境遇に重ね合わせた。
      
=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
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;「そういう意味では、あのハマーンって人…ちょっと怖くて、みんなの求心力となるリーダーってタイプじゃないな」
 
;「そういう意味では、あのハマーンって人…ちょっと怖くて、みんなの求心力となるリーダーってタイプじゃないな」
 
:序盤で[[ハマーン・カーン|ハマーン]]を評して。
 
:序盤で[[ハマーン・カーン|ハマーン]]を評して。
:実際、ハマーンはカリスマはあるものの『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]』にて[[グレミー・トト|グレミー]]に反乱を起こされた事を考えると、的を得ているとも言える。
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:実際、『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]』にて[[グレミー・トト|グレミー]]に反乱を起こされた事を考えると、的を射ているとも言える。
 
;「まだまだですよ。利き手を封印してた竜馬さんと互角じゃね」<br/>「いつもとトマホークを持つ手が逆でしたからね」
 
;「まだまだですよ。利き手を封印してた竜馬さんと互角じゃね」<br/>「いつもとトマホークを持つ手が逆でしたからね」
 
:DLC「ダイナミック・ウォー」クリア時に、[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]から「立派に一人前だ」と評価されたことに対して。
 
:DLC「ダイナミック・ウォー」クリア時に、[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]から「立派に一人前だ」と評価されたことに対して。
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