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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| 読み = さまのすけ・ドーディ
 
| 読み = さまのすけ・ドーディ
| 外国語表記 = [[外国語表記::Samanosuke Dodi]]
   
| 登場作品 = [[J9シリーズ]]
 
| 登場作品 = [[J9シリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|銀河烈風バクシンガー}}
 
*{{登場作品 (人物)|銀河烈風バクシンガー}}
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| 声優 = {{声優|森功至|SRW=Y}}
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|小松原一男}}
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{{登場人物概要
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| タイトル = プロフィール
 
| 異名 = かっ飛びの佐馬
 
| 異名 = かっ飛びの佐馬
 
| 種族 = [[種族::地球人]]
 
| 種族 = [[種族::地球人]]
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| 年齢 = [[年齢::18]]歳
 
| 年齢 = [[年齢::18]]歳
 
| 所属 = {{所属 (人物)|銀河烈風隊}}
 
| 所属 = {{所属 (人物)|銀河烈風隊}}
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|小松原一男}}
+
| 役職 = [[役職::特別隊員]]
 
}}
 
}}
 
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'''佐馬之介・ドーディ'''は『[[銀河烈風バクシンガー]]』の登場人物。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
「'''かっ飛びの佐馬'''」の通称(ロードネーム)を持つ風来坊。一人称は「俺」または「拙者」。クールそうに振舞っているが、根は割とお調子者のようで時々ボロが出ることも。
 
「'''かっ飛びの佐馬'''」の通称(ロードネーム)を持つ風来坊。一人称は「俺」または「拙者」。クールそうに振舞っているが、根は割とお調子者のようで時々ボロが出ることも。
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仕込み刀を使用した剣や棒術、バイクの腕も抜群で、流れ者であったゆえに実戦経験も豊富。通常時には諜報活動を担当している。以前はカジノの用心棒などを生業としていたらしく、第9話ではその時に誤って手にかけた刑事の子供達から仇として狙われる事もあった。
 
仕込み刀を使用した剣や棒術、バイクの腕も抜群で、流れ者であったゆえに実戦経験も豊富。通常時には諜報活動を担当している。以前はカジノの用心棒などを生業としていたらしく、第9話ではその時に誤って手にかけた刑事の子供達から仇として狙われる事もあった。
   −
隊規違反によりジューロ・南を討った際に、現場に居合わせたジューロ・南の義理の妹キャシー・ルーと知り合い、後に付き合う事となる。
+
隊規違反により総局長補佐であったジューロ・南を討った際に、現場に居合わせたジューロ・南の妹キャシー・ルーと知り合い、後に付き合う事となる。
    
物語終盤でジル・クロードに[[暗殺]]され、[[バクシンガー]]への[[合体]]を封じられる。頼みの[[量産型バクシンガー]](一人乗り)も資金不足により生産が遅れ、烈風隊は滅びの道を歩むことになる。
 
物語終盤でジル・クロードに[[暗殺]]され、[[バクシンガー]]への[[合体]]を封じられる。頼みの[[量産型バクシンガー]](一人乗り)も資金不足により生産が遅れ、烈風隊は滅びの道を歩むことになる。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦GC]][[スーパーロボット大戦XO|XO]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO|XO}}
:バクシンガーは他のJ9シリーズのように単独変形しないのでサブパイロット固定。基本的には「[[加速]]」「[[不屈]]」要員。ディーゴが抜けてからは「[[気合]]」の負担も考える必要も。
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:初登場作品。バクシンガーの[[サブパイロット]]。基本的には「[[加速]]」「[[不屈]]」要員。ディーゴが抜けてからは「[[気合]]」の負担も考える必要も。
   −
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== パイロットステータス ==
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]・[[スーパーロボット大戦XO|XO]]
 
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]・[[スーパーロボット大戦XO|XO]]
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[ディーゴ・近藤]]
 
;[[ディーゴ・近藤]]
:銀河烈風総局長。通称「ドン・コンドール」。斜に構えている佐馬も、ディーゴの命令には素直に従う。
+
:銀河烈風総局長。斜に構えている佐馬も、ディーゴの命令には素直に従う。
 
;[[真幌羽士郎]]
 
;[[真幌羽士郎]]
:銀河烈風一番隊隊長。通称「ビリー・ザ・ショット」。
+
:銀河烈風一番隊隊長。
 
;[[シュテッケン・ラドクリフ]]
 
;[[シュテッケン・ラドクリフ]]
:銀河烈風副長。通称「もろ刃のシュテッケン」。
+
:銀河烈風副長。通
 
;[[ライラ・峰里]]
 
;[[ライラ・峰里]]
:銀河烈風特別隊員。通称「不死蝶のライラ」。当初は彼女に気を持ち、ビリーといい感じになったりしたのを悔しがったりしていた。
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:銀河烈風特別隊員。当初は彼女に気を持ち、ビリーといい感じになったりしたのを悔しがったりしていた。
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=== SRW未登場の人物 ===
 
=== SRW未登場の人物 ===
 
;ジューロ・南
 
;ジューロ・南
:烈風隊の総局長補佐に就いた人物。後に烈風隊の規則に反した行動をとった為、ビリーに代わって彼を討った。
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:烈風隊の総局長補佐に就いた人物。後に烈風隊の規則に反した行動をとった為、ビリーに代わって彼を討った。「こんな世の中だから自分が殺されても誰も恨むな」と妹のキャシーに言い残していたため、目前で討ってしまうものの彼女は佐馬を恨む行為には出なかった。
 
;ペペ・コスタ、チコ・コスタ
 
;ペペ・コスタ、チコ・コスタ
 
:オレンジ惑星海にあるトーミ星から旅してきた兄妹。第9話で行き倒れていた二人をリー兄妹と一緒に介抱したが、かつて佐馬が死なせてしまった秘密捜査官フランコ・コスタが二人の父であり、その仇である自分を探していることを知る。
 
:オレンジ惑星海にあるトーミ星から旅してきた兄妹。第9話で行き倒れていた二人をリー兄妹と一緒に介抱したが、かつて佐馬が死なせてしまった秘密捜査官フランコ・コスタが二人の父であり、その仇である自分を探していることを知る。
 
;キャシー・ルー
 
;キャシー・ルー
:ジューロ・南の義理の妹。恋人同士になり、最終決戦前に佐馬との子供を宿すが、それが[[死亡フラグ]]となってしまった。
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:ジューロ・南の妹(姓が違うのは小さい頃別々に預けられたからとのこと)。養殖場のトラックの運転中にうっかり接触事故を起こしたことで図らずも知り合い、佐馬に手当てを行う。後に恋人同士になり、最終決戦前に佐馬との子供を宿すが、それが[[死亡フラグ]]となってしまった。
 
;ジル・クロード
 
;ジル・クロード
:最終決戦前に彼の手によって…。
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:最終決戦前に彼の手によって暗殺される。
 
<!-- == 他作品との人間関係 == -->
 
<!-- == 他作品との人間関係 == -->
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;「いやっはっはは、ファンファンちゃんかわゆい」<br />「へいへい、ファンファンちゃんのご教授なら何でもやっちゃうもんねぇ」
 
;「いやっはっはは、ファンファンちゃんかわゆい」<br />「へいへい、ファンファンちゃんのご教授なら何でもやっちゃうもんねぇ」
 
:第5話でリー兄妹の妹ファンファンのカンフー指導を受けている際に。デレデレしながらクラパチーノ(SRW未登場)と一緒に囃したてており、しかもいざやってみるやすっ転ぶ始末でもはやクールキャラの様相など微塵もない。
 
:第5話でリー兄妹の妹ファンファンのカンフー指導を受けている際に。デレデレしながらクラパチーノ(SRW未登場)と一緒に囃したてており、しかもいざやってみるやすっ転ぶ始末でもはやクールキャラの様相など微塵もない。
;クラパチーノ「佐馬さ~ん、踊りませんか~?」<br />「アホかお前!拙者は男と抱き合う気はないの!!」<br />クラパチーノ(抱き合う…?)
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;クラパチーノ「佐馬さ~ん、踊りませんか~?」<br />「アホかお前!拙者、男と抱き合う趣味は無いの!!」<br />クラパチーノ「抱き合う…?」
 
:第7話でカルモ・ダクス(SRW未登場)を油断させるための餌として開催されたパーティーのさなか、クラパチーノに対し口走った迷台詞。今回もお目当てのライラがビリーと一緒に踊っていたのを悔しげに見ていたところに声を掛けたので、八つ当たりのごとく怒鳴り散らされたクラパチーノは戸惑うほかなかった。
 
:第7話でカルモ・ダクス(SRW未登場)を油断させるための餌として開催されたパーティーのさなか、クラパチーノに対し口走った迷台詞。今回もお目当てのライラがビリーと一緒に踊っていたのを悔しげに見ていたところに声を掛けたので、八つ当たりのごとく怒鳴り散らされたクラパチーノは戸惑うほかなかった。
 
:ちなみにこのパーティーでは皆ゴーゴーのようなダンスを踊っていたのだが、社交ダンスの方が彼の趣味なのだろうか?
 
:ちなみにこのパーティーでは皆ゴーゴーのようなダンスを踊っていたのだが、社交ダンスの方が彼の趣味なのだろうか?
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:第11話で難民の女の子に遊んでとせがまれての返答。女の子は意味が分からずキョトンとしており、隣にいたライラにも「バカね」と笑われたが、当人は素であった様子。…微妙に節操ないようにも見える。
 
:第11話で難民の女の子に遊んでとせがまれての返答。女の子は意味が分からずキョトンとしており、隣にいたライラにも「バカね」と笑われたが、当人は素であった様子。…微妙に節操ないようにも見える。
 
;「フフ…! そういうことなら、拙者も熱を出したいもんだぜ」
 
;「フフ…! そういうことなら、拙者も熱を出したいもんだぜ」
:第13話にて、高熱で倒れたビリーをライラが看病すると聞いて、からかって見せた一言。
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:第13話にて、高熱で倒れたビリーをライラが看病すると聞いて、からかって見せた一言。正直、この熱病の正体を知っていたならとても言えた台詞ではなかっただろう。
 
;「ぶはっ、ロングー星もの!?」
 
;「ぶはっ、ロングー星もの!?」
:第15話。スポンサーのセゾンJr.を迎えてコーヒーを飲んでいるさなか、ファンファンからロングー星産と聞いた途端、ライラは顔をしかめ佐馬は思わず吐き出した。結構、失礼な気がしないでもない。
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:第15話。スポンサーのセゾンJr.を迎えてコーヒーを嗜むさなか、ファンファンからロングー星産と聞いた途端、ライラは顔をしかめ佐馬は思わず吐き出した。結構、失礼な気がしないでもない。
 
;「まったく、男同士の友情もあそこまで行くと恋人か夫婦だぜ」
 
;「まったく、男同士の友情もあそこまで行くと恋人か夫婦だぜ」
 
:同上話でシュテッケンが遠く離れたオフス星に別行動を取り、落ち着かない様子のディーゴを見ての[[サザンカ・ビアンカ|問題]][[アマノ・ヒカル|発言]]。多分に冗談を含んだ台詞ではあろうが、事実ジューロ・南の進言もあって結局他のメンバー共々オフス星に向かった後、救援される形になったシュテッケンがディーゴと繰り広げた口論は最終的に意地の張り合いになってしまい、まさしく夫婦喧嘩のごとき様相を為していた。
 
:同上話でシュテッケンが遠く離れたオフス星に別行動を取り、落ち着かない様子のディーゴを見ての[[サザンカ・ビアンカ|問題]][[アマノ・ヒカル|発言]]。多分に冗談を含んだ台詞ではあろうが、事実ジューロ・南の進言もあって結局他のメンバー共々オフス星に向かった後、救援される形になったシュテッケンがディーゴと繰り広げた口論は最終的に意地の張り合いになってしまい、まさしく夫婦喧嘩のごとき様相を為していた。
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;「ビリー。ジューロのことだがな…代わってやってもいい」<br />「好きな奴を<ruby><rb>殺</rb><rt>や</rt></ruby>るのは辛い事さ…いくら烈風隊の更正の為でもな。…もっとも、ジューロがバーチカル星にいればの話だがな」
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:第18話より。失踪したジューロ・南の捜索に出る中、彼が脱走者だと判った際の汚れ役を買って出る。先だってカシム・タローンの反乱に手を貸したテディ・ベインを討ったばかりで、特にジューロは相当親しくなっていた為陰鬱な様子のビリー。そんな優しすぎる彼を気遣っての事だが、これが思わぬ運命へと自らを導くことに…。
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;「会わなかった事にしてもいいが…」
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:その後キョウラーク星の隣、バーチカル星のサーモンレイクの湖畔にてジューロを発見。逃げ隠れもせず追っ手を待ち受けていたという彼に対し、ビリーの事も考え見逃すことも申し出るも、ジューロももう付いていけないとは言え『烈』に殉じると覚悟を決めた様子であった。
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;「キャシー…。 いつでもいいんだぜ…?」<br />キャシー「……鳩が、好きなの?」<br />「ああ…」<br />キャシー「あんた……いい人ね」<br />「え…?」
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:結果妹の目前でジューロを討ってしまうに至り、言い残した通り待ち受けたゴーショタワーのバルコニーへとやってきたキャシーを前に、自責の念から無抵抗で敵討ちされようとする佐馬。しかしキャシーは兄の遺言から直ちにその行為に移るでもなく、鳩に餌やりをしていた様子を見て笑いかける。自分を許してくれるのかと戸惑いながらも、彼女と共に見上げた空には鳩が飛び立っていった。
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:なお、続く第19話にてバイクの展覧会にてキャシーを誘っている様子も描かれており、さほどの遺恨になることはなかった模様。
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;「あいつ、いつの間にか調理場の主(ぬし)になっちまって。図々しい」
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:第25話より、[[新惑星連合]]のゴーショシティ占拠戦から佐馬に救助され、烈風隊に居ついて知らぬ間に給仕係になっているキャシーを見て。佐馬はこのように憎まれ口を叩いていたが、隊士達からも親しまれている様子からライラには「かっ飛びさんとしては、気が気じゃないってとこよね」とからかわれた。
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;「まったく、アステロイド狼は気が疲れるぜ…」
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:第26話より。視力を失っても戦列を離れようとしないビリーがシュテッケンと本気で剣を交える事態になり、一同は騒然。ファンファンに至っては泣き出してしまった。「こうでもしなければ判ってもらえなかった」とビリーは弁解するも、彼らアステロイド育ちの気性には佐馬も気を揉んだのだった。
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;「みっともねえ……キャシー…」
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:第38話より。最終決戦を前にサンダビーダ要塞内の自然エリアでキャシーとデートを楽しんでいたが、侵入していたジル・クロードとその配下達により致命傷を負わされて。満開の桜の下、ディーゴに続き新たな犠牲者となってしまった。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
 
;サイクロン
 
;サイクロン
:[[バクシンガー]]の左脚を構成。
+
:[[バクシンガー]]の左脚を構成する水色のサイドカー。
 
;[[バクシンガー]]
 
;[[バクシンガー]]
 
:サブパイロット。
 
:サブパイロット。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*SRWシリーズでは現在の時点で再現されていないが、銀河烈風隊の5人は途中で[[パイロットスーツ]]を衣替えする。他の4人がそれぞれ新調されたヘルメット着用だったのに対し、佐馬だけはティアラを付けていた。
+
*SRWシリーズでは現在の時点で再現されていないが、銀河烈風隊の5人は途中(原作第26話)で[[パイロットスーツ]]を衣替えする。他の4人がそれぞれ新調されたヘルメット着用だったのに対し、佐馬だけはティアラのような冠を着用している。
 
[[Category:登場人物さ行]]
 
[[Category:登場人物さ行]]
 
[[Category:J9シリーズ]]
 
[[Category:J9シリーズ]]
 
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