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== 伊佐未勇(Yuu Isami) ==
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{{登場人物概要
*[[登場作品]]:[[ブレンパワード]]
+
| 読み = いさみ ゆう
*[[声優]]:白鳥哲
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::Yuu Isami]]
*種族:地球人(日本人)
+
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|ブレンパワード (TV)|ブレンパワード}}
*性別:男
+
| 声優 = {{声優|白鳥哲|SRW=Y}}
*[[年齢]]:17歳
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|いのまたむつみ}}
*所属:[[リクレイマー]](伊佐未ファミリー)→[[ノヴィス・ノア]]
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
 +
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 +
}}
   −
[[ブレンパワード]]』の[[主人公]]。
+
{{登場人物概要
 +
| タイトル = プロフィール
 +
| 種族 = 地球人(日本人)
 +
| 性別 = 男
 +
| 年齢 = 17歳
 +
| 所属 = [[リクレイマー]](伊佐未ファミリー)→[[ノヴィス・ノア]]
 +
}}
 +
'''伊佐未勇'''は『[[ブレンパワード (TV)|ブレンパワード]]』の[[主人公]]。
   −
幼少期は祖母・直子の元で育つが、母・翠によって[[グランチャー]]の抗体となるべく連れ戻された。その後は深海遺跡[[オルファン]]で[[リクレイマー]]の主導的な役割を担う伊佐未ファミリーの一員として暮らしていた。
+
== 概要 ==
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幼少期は祖母・直子の元で育つが、母・翠によって[[グランチャー (アンチボディ)|グランチャー]]の抗体となるべく連れ戻された。その後は深海遺跡[[オルファン]]で[[リクレイマー]]の主導的な役割を担う伊佐未ファミリーの一員として暮らしていた。
   −
[[プレート]]回収作業中に偶然出会った[[宇都宮比瑪]]に触発されて、両親たちの唱える思想に疑問を抱き、17歳の誕生日に[[ユウ・ブレン]]と共に[[オルファン]]を離脱。対立する[[ノヴィス・ノア]]の一員となる。対オルファンの先兵となったものの、元リクレイマーという微妙な立場から真意を理解されず孤立することが多かった。
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[[プレート]]回収作業中に偶然出会った[[宇都宮比瑪]]に触発されて、両親たちの唱える思想に疑問を抱き、17歳の誕生日に[[ユウ・ブレン]]と共にオルファンを離脱。対立する[[ノヴィス・ノア]]の一員となる。対オルファンの先兵となったものの、元リクレイマーという微妙な立場から真意を理解されず孤立することが多かった。
   −
行動力に富んでいるが、複雑な家庭環境のせいか性格はやや神経質で独りよがり。痛烈な皮肉や捻くれた言動も多い。精神的には未熟で繊細。理屈だけで物事を推し進める大人たちには反感を抱くが、自身も相当な頭でっかちで理屈っぽく頑固。また、周囲から孤立し疎外された者を庇いたてる性格(彼の優しさでもあり、ひねくれ者との見方も出来る)。家族やかつての同僚たちとの激しい戦いに身を投じたことで苦悩を続け、思い詰めた末、オルファンを危険な存在とみなして葬り去ろうとまで考えていた。そうした直情的で短絡的な考え方を比瑪からは常々諫められる。戦いを通じて様々な考えを持つ人々と触れ合ったことでオーガニックエナジーを観念的な存在としてとらえるようになり、オルファンへの考え方を改める。戦いの経験を通じて仲間たちとも認め合うようになり、性格も穏やかになった。終盤には姉・依衣子とも和解を果たす。
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行動力に富んでいるが、複雑な家庭環境のせいか[[性格]]はやや神経質で独りよがり。痛烈な皮肉や捻くれた言動も多い。精神的には未熟で繊細。理屈だけで物事を推し進める大人たちには反感を抱くが、自身も相当な頭でっかちで理屈っぽく頑固。また、周囲から孤立し疎外された者を庇いたてる性格(彼の優しさでもあり、ひねくれ者との見方も出来る)。家族やかつての同僚たちとの激しい戦いに身を投じたことで苦悩を続け、思い詰めた末、オルファンを危険な存在とみなして葬り去ろうとまで考えていた。そうした直情的で短絡的な考え方を比瑪からは常々諫められる。戦いを通じて様々な考えを持つ人々と触れ合ったことでオーガニックエナジーを観念的な存在としてとらえるようになり、オルファンへの考え方を改める。戦いの経験を通じて仲間たちとも認め合うようになり、性格も穏やかになった。終盤には姉・依衣子とも和解を果たす。
   −
女性関係は意外に手が早く、興奮のあまり1年ぶりに再会、次いで喚く彼女を黙らせるために2度、比瑪の唇を奪った。[[カナン・ギモス]]とは微妙な仲。また実の姉弟でありながら、依衣子とは互いに異性として意識し合っている。[[ネリー・キム]]とは僅かな時間で分かり合い喪う。素直でない上、根が子供故に比瑪への愛情をなかなか認めない。
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女性関係は意外に手が早く、興奮のあまり1年ぶりに再会、次いで喚く彼女を黙らせるために2度、比瑪の唇を奪った。[[カナン・ギモス]]とは微妙な仲。また実の姉弟でありながら、依衣子とは互いに異性として意識し合っている。[[ネリー・キム]]とは僅かな時間で分かり合い喪う。素直でない上、根が子供故に比瑪への[[愛|愛情]]をなかなか認めない。
   −
[[グランチャー]]の抗体として幼少から育成されたことで高い戦闘力を持ち、抗体としての影響もあって非常に好戦的だった。そうした過去に罪悪感を抱いていたが次第に呪縛を解かれる。[[アンチボディ]]に注ぐ愛情はとても強く、廃棄処分から救った[[ユウ・ブレン]]とは強い信頼関係で結ばれていた。また、オルファン時代の愛機であるユウ・グランとはどうしてもエナジーの波長が合わず、高いパフォーマンスはこなすものの勇の搭乗は勇とグランに過大な負荷を強いるものであった。そのため、勇はユウ・グランに乗らないことを決める。家族に求められるグランチャー乗りとしての自分を捨てる上、パイロットが乗らなくなったアンチボディはやがて硬化し死んでしまうが、それでも勇はこれ以上ユウ・グランを苦しめることができず、穏やかな死を迎えさせる。この体験は勇のトラウマとなり、寂しさの記憶の一つとしてオルファンが見せる幻影にも現れた。傷ついた[[ユウ・ブレン]]を取り込み再リバイバルにより強力に生まれ変わった[[ネリー・ブレン]]は、相反する二つの性格が融合したせいで当初うまく行かなかったが、比瑪の協力もあって愛機とする。
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グランチャーの抗体として幼少から育成されたことで高い戦闘力を持ち、抗体としての影響もあって非常に好戦的だった。そうした過去に罪悪感を抱いていたが次第に呪縛を解かれる。[[アンチボディ]]に注ぐ愛情はとても強く、廃棄処分から救ったユウ・ブレンとは強い[[信頼]]関係で結ばれていた。また、オルファン時代の愛機であるユウ・グランとはどうしてもエナジーの波長が合わず、高いパフォーマンスはこなすものの勇の搭乗は勇とグランに過大な負荷を強いるものであった。そのため、勇はユウ・グランに乗らないことを決める。家族に求められるグランチャー乗りとしての自分を捨てる上、パイロットが乗らなくなったアンチボディはやがて硬化し死んでしまうが、それでも勇はこれ以上ユウ・グランを苦しめることができず、穏やかな死を迎えさせる。この体験は勇のトラウマとなり、寂しさの記憶の一つとしてオルファンが見せる幻影にも現れた。傷ついたユウ・ブレンを取り込み再リバイバルにより強力に生まれ変わった[[ネリー・ブレン]]は、相反する二つの性格が融合したせいで当初うまく行かなかったが、比瑪の協力もあって愛機とする。
 
  −
ブレンパワードの人間関係は主人公の勇を中心にまっぷたつに分かれる。中盤以降に登場したカント、ネリー、ナッキィを除く全員が例外なく『勇のかつての敵だったが今は味方。あるいはその逆』に相当する。
      
富野作品の主人公たちは極めて特徴的な容姿を持つ者が多いが、勇は例外的に特筆すべき特徴がないものの、性格面のアクの強さは一二を争う。
 
富野作品の主人公たちは極めて特徴的な容姿を持つ者が多いが、勇は例外的に特筆すべき特徴がないものの、性格面のアクの強さは一二を争う。
  −
ちなみに、白鳥哲氏の[[声優]]デビューキャラである。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:初登場作品。白鳥氏はこの作品でスパロボ初参加となった。当初はどの[[主人公]]ルートでも敵サイドとしての登場であるが、すぐに味方となる。小隊長として運用するならば、[[合体攻撃]]可能な[[宇都宮比瑪|比瑪]]と[[小隊]]を組むのがベストか。[[集中]]・[[ひらめき]]・[[気合]]・[[熱血]]・[[必中]]・[[魂]]と、リアル系の小隊長として理想的な[[精神コマンド]]を持っているのが特徴。その一方、小隊員としては小隊に還元できるものを一つも持っておらず、独りよがりでスタンドプレーの多い彼の個性を反映している(ただしブレンの持つ広域バリアは小隊の防御力向上に役立つ)。
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:初登場作品。担当声優の白鳥氏はこの作品でスパロボ初参加となった。当初はどの[[主人公]]ルートでも敵サイドとしての登場であるが、すぐに味方となる。小隊長として運用するならば、[[合体攻撃]]可能な[[宇都宮比瑪|比瑪]]と[[小隊]]を組むのがベストか。[[集中]]・[[ひらめき]]・[[気合]]・[[熱血]]・[[必中]]・[[魂]]と、リアル系の小隊長として理想的な[[精神コマンド]]を持っているのが特徴。その一方、小隊員としては小隊に還元できるものを一つも持っておらず、独りよがりでスタンドプレーの多い彼の個性を反映している(ただしブレンの持つ広域バリアは小隊の防御力向上に役立つ)。
 +
 
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=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦J]]
 
;[[スーパーロボット大戦J]]
:スポット参戦の後、中盤で味方に。[[精神コマンド]]は[[第2次α]]と全く同じである。ちなみに、ラスボスとの戦闘前会話が各作品の[[主人公]]に用意されているが、何故か会話は彼ではなく[[宇都宮比瑪|比瑪]]の方に用意されている。<br />ちなみに同じ声である『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[サイ・アーガイル|サイ]]との絡みは特に無かった。
+
:スポット参戦の後、中盤で味方に。[[精神コマンド]]は[[第2次α]]と全く同じである。ちなみに、ラスボスとの戦闘前会話が各作品の[[主人公]]に用意されているが、何故か会話は彼ではなく[[宇都宮比瑪|比瑪]]の方に用意されている。
 
  −
== パイロットステータスの傾向 ==
      +
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
サイズが小さく小回りの利くブレンパワードのパイロットだけあって[[回避]]に優れる。[[命中]]も高い。また、リアル系パイロットにしては珍しく[[防御]]も少し高い。
 
サイズが小さく小回りの利くブレンパワードのパイロットだけあって[[回避]]に優れる。[[命中]]も高い。また、リアル系パイロットにしては珍しく[[防御]]も少し高い。
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=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[スーパーロボット大戦J|J]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[スーパーロボット大戦J|J]]
:[[集中]]、[[ひらめき]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[必中]]、[[魂]]
+
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[必中]]、[[魂]]'''
:本作ではサイズ差によるダメージ低下を無視できる技能・能力が存在しないため、サイズの小さいブレン達では巨大な敵に対し与えるダメージが減少してしまう。そこで魂を活用して少しでもダメージの底上げを図ろう。回避面は集中、ひらめき等の精神を保有しているので安心。無双プレイがしやすいもポイント。
+
:本作ではサイズ差によるダメージ低下を無視できる技能・能力が存在しないため、サイズの小さいブレン達では巨大な敵に対し与えるダメージが減少してしまう。そこで魂を活用して少しでもダメージの底上げを図ろう。回避面は集中、ひらめき等の精神を保有しているので安心。無双プレイがしやすいのもポイント。
   −
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
+
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
;[[抗体反応|抗体反応L9]][[切り払い|切り払いL4]][[気力+ (命中)]]、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]、[[コンボ]]
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;[[スーパーロボット大戦J|J]]
 +
:'''[[抗体反応]]L9、[[切り払い]]L4、[[気力+ (命中)]]、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]、[[コンボ]]'''
 
:抗体反応が普通にプレイしていても実現可能なレベルでL9に到達する。このため、攻撃力・命中率・回避率に強力な補正がかかるので頼もしい。気力+ (命中)をデフォルトで所持している珍しいパイロット。これだけでも気力面は問題ないが、[[気力+ (回避)]]も養成で習得させてやれば、更に物凄い勢いで気力が上昇する。また、ブレンは主兵装の大半がEN消費系の武器のため、[[Eセーブ]]を習得させて継戦能力を高めるといい。後は[[SP回復]]を習得させれば文句なしのエースパイロットとして活躍してくれる。
 
:抗体反応が普通にプレイしていても実現可能なレベルでL9に到達する。このため、攻撃力・命中率・回避率に強力な補正がかかるので頼もしい。気力+ (命中)をデフォルトで所持している珍しいパイロット。これだけでも気力面は問題ないが、[[気力+ (回避)]]も養成で習得させてやれば、更に物凄い勢いで気力が上昇する。また、ブレンは主兵装の大半がEN消費系の武器のため、[[Eセーブ]]を習得させて継戦能力を高めるといい。後は[[SP回復]]を習得させれば文句なしのエースパイロットとして活躍してくれる。
    
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
 
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]
+
;回避率+10%
:回避率+10%
+
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』で採用。[[小隊攻撃]]には最終命中率+20%の補正がかかる。このため回避が非常に高くてもこの最終補正だけは無効化出来ず被弾してしまう恐れがある。装甲の薄いブレン系には特に危険な問題となる。そんな中この能力はたった10%といえど、最終回避率に補正がかかるので僅かながら小隊攻撃の危険を軽減出来る。地味ながら優秀な能力である。
:[[小隊攻撃]]には最終命中率+20%の補正がかかる。このため回避が非常に高くてもこの最終補正だけは無効化出来ず被弾してしまう恐れがある。装甲の薄いブレン系には特に危険な問題となる。そんな中この能力はたった10%といえど、最終回避率に補正がかかるので僅かながら小隊攻撃の危険を軽減出来る。地味ながら優秀な能力である。
     −
== [[BGM|パイロットBGM]] ==
+
== パイロットBGM ==
 
;「Ground Zero」
 
;「Ground Zero」
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]で採用。本当はジョナサン(バロンズゥ)やバロンの曲のはずだが、この曲は勇を始めとするブレンパワード系パイロットの全てに登録されている(そのため、曲再生をパイロット優先にすると非常に妙な感じになる)。主題歌「IN MY DREAM」は機体曲。
+
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』で採用。本当はジョナサン(バロンズゥ)やバロンの曲のはずだが、この曲は勇を始めとするブレンパワード系パイロットの全てに登録されている(そのため、曲再生をパイロット優先にすると非常に妙な感じになる)。主題歌「IN MY DREAM」は機体曲。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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:傷ついた勇を助けた余命幾許もない女性。彼女との出会い、そして別れが勇に大きな影響を与える。
 
:傷ついた勇を助けた余命幾許もない女性。彼女との出会い、そして別れが勇に大きな影響を与える。
   −
== 他作品の人間関係 ==
+
== 他作品との人間関係 ==
 
   
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
;[[アムロ・レイ]]
 
;[[アムロ・レイ]]
:[[第2次α]]中盤のネオ・ジオンルートでは、[[リクレイマー]]への対応を先送りにされた苛立ちから、彼に痛烈な皮肉を浴びせる。ちなみにVN作戦ルートを通った場合は、特に反抗的な態度を見せる事も無い。ネリーと別れた後の勇に対して、「彼はいい出会いをした」と評している。
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:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』中盤のネオ・ジオンルートでは、[[リクレイマー]]への対応を先送りにされた苛立ちから、彼に痛烈な皮肉を浴びせる。ちなみにVN作戦ルートを通った場合は、特に反抗的な態度を見せる事も無い。ネリーと別れた後の勇に対して、「彼はいい出会いをした」と評している。
 
;[[カミーユ・ビダン]]、[[ジュドー・アーシタ]]
 
;[[カミーユ・ビダン]]、[[ジュドー・アーシタ]]
:[[第2次α]]で競演。直接的な絡みは少ないが、ジュドーが勇を出会った頃のカミーユに似ていると評した。[[富野作品]]の[[主人公]]の中では両親との関係がギクシャクした故に神経質な性格となった点が共通。
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:『第2次α』で競演。直接的な絡みは少ないが、ジュドーが勇を出会った頃のカミーユに似ていると評した。富野作品の[[主人公]]の中では両親との関係がギクシャクした故に神経質な性格となった点が共通。
 
;[[キラ・ヤマト]]
 
;[[キラ・ヤマト]]
:[[J]]で共演。自身も姉達と銃を向け合う関係になった事もあり、自分と同じく親しい人間に銃を向けざるを得なくなってしまった彼の苦しみに理解を示す。
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:[[スーパーロボット大戦J|J]]』で共演。自身も姉達と銃を向け合う関係になった事もあり、自分と同じく親しい人間に銃を向けざるを得なくなってしまった彼の苦しみに理解を示す。
    
=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
 
;[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]]
 
;[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]]
:[[J]]で共演。実姉と戦う所が共通しており、それに関連したイベントがある。
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:[[スーパーロボット大戦J|J]]』で共演。実姉と戦う所が共通しており、それに関連したイベントがある。
    
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
 
;[[真田ケン太]]
 
;[[真田ケン太]]
:SRWでは彼も[[オルファン]]の意思を感じ取れる設定である為、会話は多い。
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:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では彼も[[オルファン]]の意思を感じ取れる設定である為、会話は多い。
 
;[[OVA (ゴーショーグン)|OVA]]
 
;[[OVA (ゴーショーグン)|OVA]]
:[[第2次α]]にて、[[真田ケン太|ケン太]]との別れが迫りつつある事を予感し、不安を抱く彼女へ相談相手を買って出る。相手がロボットとは言え、積極的に他者と関わろうとする勇の変化に、周囲も彼の成長振りを実感した。
+
:『第2次α』にて、[[真田ケン太|ケン太]]との別れが迫りつつある事を予感し、不安を抱く彼女へ相談相手を買って出る。相手がロボットとは言え、積極的に他者と関わろうとする勇の変化に、周囲も彼の成長振りを実感した。
 
;[[竜崎一矢]]
 
;[[竜崎一矢]]
:[[第2次α]]にて[[クスハ・ミズハ|クスハ]]が新しい栄養ドリンクの開発をしているところを見た彼に「世の中には知らない方がいいこともあるぞ」と警告する。
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:『第2次α』にて[[クスハ・ミズハ|クスハ]]が新しい栄養ドリンクの開発をしているところを見た彼に「世の中には知らない方がいいこともあるぞ」と警告する。
    
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
;[[クスハ・ミズハ]]
 
;[[クスハ・ミズハ]]
:[[第2次α]]にて彼女の作った栄養ドリンクの犠牲者になる。
+
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』にて彼女の作った栄養ドリンクの犠牲者になる。
 
;[[アイビス・ダグラス]]
 
;[[アイビス・ダグラス]]
:[[第2次α]]で、人類が銀河に進出する事の意味を巡り、序盤から彼女と何度か対話を重ね、互いの価値観のズレを補い合っていく。
+
:『第2次α』で、人類が銀河に進出する事の意味を巡り、序盤から彼女と何度か対話を重ね、互いの価値観のズレを補い合っていく。
 
;[[カルヴィナ・クーランジュ]]
 
;[[カルヴィナ・クーランジュ]]
 
:一緒にネリー・キムに癒される。
 
:一緒にネリー・キムに癒される。
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:津波を跳ね除けた時。
 
:津波を跳ね除けた時。
 
;「ごめん、覚えていない」
 
;「ごめん、覚えていない」
:原作11話において[[クインシィ・イッサー]]が、勇に昔の大切な思い出を語ったシーンでの切り返し。いい雰囲気になりかけていたのだが、この一言で彼女はキレてしまった。無理も無い。尚、小説版の最終話では実は照れ隠しだと説明している……なおタチが悪い気がしなくもない。
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:第11話において[[クインシィ・イッサー]]が、勇に昔の大切な思い出を語ったシーンでの切り返し。いい雰囲気になりかけていたのだが、この一言で彼女はキレてしまった。無理も無い。尚、小説版の最終話では実は照れ隠しだと説明している……なおタチが悪い気がしなくもない。
 
;「馬鹿か!おまえは!図体がでかいからってパイロットが乗ったグランチャーと戦えるほど、おまえは良く出来ちゃいないんだ!親父達が何と言おうとおまえ達は人間を乗せる為のスペースを用意して生まれたんだ、それは何故だか分かるか、ええ?おまえ達がこの地球の進化の歴史の中で学んだ事だよな。人間の反射神経と判断力と感性、それに生殖だけは人間のものを利用するつもりだからだ、こいつのコピーは面倒だもんな!しかし、力を行使する事は自分達のものにした。フッ、人間って奴は力の使い方を知らないエゴイスティックな動物だからだろう?だからおまえ達は、おまえ達に必要な人間だけを摂取して、地球が育てた生物の生体エネルギーの全てを吸収して銀河旅行をするつもりだ!それがおまえ達だ!けどそういうおまえ達が何故かグランチャーとブレンパワードという二つに分かれて生まれた。しかも雄と雌との関係でもない。もっと根源的に、陰陽とか、プラスマイナスぐらいはっきりと反発し合う習性をもっている、何故だよ!?一つで完全無欠に永遠であるものなどこの世の中にはない。だからこうやってぐちゃぐちゃに生まれてきたんなら、オルファンだってそうだろう!?自分の反対にあるものと戦って探しているものがあるんだろう!?ビー・プレートとかもう一人のオルファンとかさ!オーガニックで有機的なものが1つのものであるわけはないのに!貴様、おまえは!比瑪程度の女に唆されて…うっ?…馬鹿野郎!」
 
;「馬鹿か!おまえは!図体がでかいからってパイロットが乗ったグランチャーと戦えるほど、おまえは良く出来ちゃいないんだ!親父達が何と言おうとおまえ達は人間を乗せる為のスペースを用意して生まれたんだ、それは何故だか分かるか、ええ?おまえ達がこの地球の進化の歴史の中で学んだ事だよな。人間の反射神経と判断力と感性、それに生殖だけは人間のものを利用するつもりだからだ、こいつのコピーは面倒だもんな!しかし、力を行使する事は自分達のものにした。フッ、人間って奴は力の使い方を知らないエゴイスティックな動物だからだろう?だからおまえ達は、おまえ達に必要な人間だけを摂取して、地球が育てた生物の生体エネルギーの全てを吸収して銀河旅行をするつもりだ!それがおまえ達だ!けどそういうおまえ達が何故かグランチャーとブレンパワードという二つに分かれて生まれた。しかも雄と雌との関係でもない。もっと根源的に、陰陽とか、プラスマイナスぐらいはっきりと反発し合う習性をもっている、何故だよ!?一つで完全無欠に永遠であるものなどこの世の中にはない。だからこうやってぐちゃぐちゃに生まれてきたんなら、オルファンだってそうだろう!?自分の反対にあるものと戦って探しているものがあるんだろう!?ビー・プレートとかもう一人のオルファンとかさ!オーガニックで有機的なものが1つのものであるわけはないのに!貴様、おまえは!比瑪程度の女に唆されて…うっ?…馬鹿野郎!」
:原作14話、ブレン屈指の長台詞。無茶をした[[ユウ・ブレン]]を叱るが内心では心配しており、この後戻ってきたブレンに対して「'''痛いところは無いか?'''」「'''悪口を言ったつもりはないぞ'''」と気遣うような発言もしている。
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:第14話、ブレン屈指の長台詞。無茶をした[[ユウ・ブレン]]を叱るが内心では心配しており、この後戻ってきたブレンに対して「'''痛いところは無いか?'''」「'''悪口を言ったつもりはないぞ'''」と気遣うような発言もしている。
 
;「貴様のやった事、どんな理由があろうと犬畜生以下だ!鬼だ!外道の極みだ!うわああああ!」
 
;「貴様のやった事、どんな理由があろうと犬畜生以下だ!鬼だ!外道の極みだ!うわああああ!」
 
:ジョナサンから姉(こちらは嘘の可能性が高いが)、そして母と肉体関係を持ったことを聞かされての台詞。両親に反発していた勇だが、流石に[[ライバル]]に親子丼かまされて黙ってはいられなかったようだ。
 
:ジョナサンから姉(こちらは嘘の可能性が高いが)、そして母と肉体関係を持ったことを聞かされての台詞。両親に反発していた勇だが、流石に[[ライバル]]に親子丼かまされて黙ってはいられなかったようだ。
138行目: 145行目:  
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
;「いや…俺がはぐれた時、お前もああいう風に心配してくれたのかなと思って」
 
;「いや…俺がはぐれた時、お前もああいう風に心配してくれたのかなと思って」
:[[第2次α]][[キンケドゥ・ナウ|キンケドゥ]]と[[ベラ・ロナ|べラ]]の再会を見守りつつ、比瑪に発した台詞。<br />比瑪本人は必死に否定するも、[[クマゾー]]と[[真田ケン太|ケン太]]によって暴露される事に。
+
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』第43話「スーパーロボット軍団、怒りの大反撃!!」に於けるアイビス編の追加場面より。[[キンケドゥ・ナウ|キンケドゥ]]と[[ベラ・ロナ|べラ]]の再会を見守りつつ、比瑪に発した台詞。
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:比瑪本人は必死に否定するも、[[クマゾー]]と[[真田ケン太|ケン太]]によって暴露される事に。
 
;「一矢…世の中には知らない方がいいこともあるぞ」
 
;「一矢…世の中には知らない方がいいこともあるぞ」
:[[第2次α]]クスハ編・第45話にて。クスハの新しい栄養ドリンクの開発光景を見た一矢に対して。クスハの特製栄養ドリンクが相当トラウマになっていることがうかがえる。
+
:『第2次α』クスハ編・第45話にて。クスハの新しい栄養ドリンクの開発光景を見た一矢に対して。クスハの特製栄養ドリンクが相当トラウマになっていることがうかがえる。
 
;「オルファンも地球を愛していた。なのに、同じ地球人である俺たちが地球を愛さないでどうする!?」<br />「理屈を!人を助けるために人を殺す事が、正しい方法であるものか!」
 
;「オルファンも地球を愛していた。なのに、同じ地球人である俺たちが地球を愛さないでどうする!?」<br />「理屈を!人を助けるために人を殺す事が、正しい方法であるものか!」
 
:[[シャア・アズナブル|シャア]]との最終決戦に於ける戦闘前会話。勇に同意しながらも、[[アクシズ]]落としを「革新の為に必要な行為」と返す彼の言葉を否定する。
 
:[[シャア・アズナブル|シャア]]との最終決戦に於ける戦闘前会話。勇に同意しながらも、[[アクシズ]]落としを「革新の為に必要な行為」と返す彼の言葉を否定する。
 +
 +
== 搭乗機体 ==
 +
;ユウ・グランチャー
 +
:リクレイマー時代の愛機。
 +
;[[ユウ・ブレン]]
 +
:
 +
:;[[ネリー・ブレン]]
 +
::
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*その風貌や、研究に明け暮れ子供を顧みない親への反抗心から親元を離れるという部分が、この作品から数年後に発売された『[[スーパーロボット大戦D]]』の[[主人公]]・[[ジョシュア・ラドクリフ]]のモチーフとなった可能性があるのかもしれない(ただし、ジョッシュは[[キリコ・キュービィー|もう一人モチーフになった可能性がある人物]]がいるためか、荒れていたのは本編以前でゲーム本編中はやたらと老成している)。
+
*映画監督や舞台俳優に携わっていた白鳥哲氏の[[声優]]デビュー作品とデビューキャラである。アフレコも舞台と同じ様に収録をしていた。
**さらに、声優が勇と同じ白鳥哲氏であるという点では「[[機動戦士ガンダム00]]」の[[アンドレイ・スミルノフ]]がそれに該当している。
+
*その風貌や、研究に明け暮れ子供を顧みない親への反抗心から親元を離れるという部分が、この作品から数年後に発売された『[[スーパーロボット大戦D]]』の[[主人公]]・[[ジョシュア・ラドクリフ]]のモチーフとなった可能性があるのかもしれない(ただし、ジョッシュは[[キリコ・キュービィー|もう一人モチーフになった可能性がある人物]]がいるためか、荒れていたのは本編以前でゲーム本編中はやたらと老成している)。
<!-- == 商品情報 == -->
+
**さらに、声優が勇と同じ白鳥哲氏であるという点では『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[アンドレイ・スミルノフ]]がそれに該当している。
<!-- *<amazon>B000BUNV78</amazon> -->
+
 
<!-- == 話題まとめ == -->
  −
<!-- *[[namazu:伊佐未勇]] (全文検索結果) -->
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<!-- == 資料リンク == -->
  −
<!-- *[[一覧:伊佐未勇]] -->
  −
<!-- == リンク == -->
   
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