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1,600 バイト追加 、 2023年11月19日 (日) 11:58
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
一度だけ、自分が受けるダメージを大幅に軽減する[[精神コマンド]]。軽減率は作品によって異なる。[[略語|略字]]は「'''不'''」。初出は『[[スーパーロボット大戦R]]』で、「被ダメージを強制的に10にする」効果。
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一度だけ、自分が受けるダメージを大幅に軽減する[[精神コマンド]]。軽減率は作品によって異なる。[[略語|略字]]は「'''不'''」。初出は『[[スーパーロボット大戦R]]』で、「被ダメージを強制的に10にする」効果。2014年の『[[第3次スーパーロボット大戦Z]]』以降の作品では「被ダメージを1/8に軽減する」へ変更された。そのため、[[装甲]]や[[防御]]の値が低い機体やパイロットが不屈を使用しても大ダメージになるリスクが高まった。
    
ダメージを固定値にする効果の場合、「[[熱血]]」や「[[魂]]」の効果よりも優先される。また、「不屈」が掛かった状態で被弾した際に[[バリア]]が発動するか、といったバリアとの関係は作品ごとに異なる。
 
ダメージを固定値にする効果の場合、「[[熱血]]」や「[[魂]]」の効果よりも優先される。また、「不屈」が掛かった状態で被弾した際に[[バリア]]が発動するか、といったバリアとの関係は作品ごとに異なる。
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「[[ひらめき]]」と同じく1回の戦闘の安全を確保する精神コマンドであるが、そちらと異なり被弾するので[[気力]]を上げられるのが利点。一方、被弾によるバリア発動でENを消耗したり、[[特殊効果]]を受けてしまうのが難点。
 
「[[ひらめき]]」と同じく1回の戦闘の安全を確保する精神コマンドであるが、そちらと異なり被弾するので[[気力]]を上げられるのが利点。一方、被弾によるバリア発動でENを消耗したり、[[特殊効果]]を受けてしまうのが難点。
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戦闘に入った時点で発動してしまう「ひらめき」と違い、被弾して初めて効果を発揮するため、回避能力の高いユニットが所持していると場持ちが良く、被弾時の保険として非常に有用。ただし、使い勝手が良すぎるためか[[リアル系]]のエース級パイロットが所持していることは稀である。
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戦闘に入った時点で発動してしまう「ひらめき」と違い、被弾して初めて効果を発揮するため、回避能力の高いユニットが所持していると場持ちが良く、被弾時の保険として非常に有用。使い勝手が良すぎるためか、特に第三次Z以前は[[リアル系]]のエース級パイロットが所持していることは稀である。
    
また、「不屈」と「ひらめき」を併用すれば、2回分攻撃への保険を掛けられる。ただし、一人のパイロットが両方を持つケースは殆ど無く、可能なのは多人数乗りユニットが多い。
 
また、「不屈」と「ひらめき」を併用すれば、2回分攻撃への保険を掛けられる。ただし、一人のパイロットが両方を持つケースは殆ど無く、可能なのは多人数乗りユニットが多い。
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エフェクトはR~Jの場合だと直方体の柱が展開される演出であり、それ以後のタイトルだと極彩色の円状の光がユニットアイコンを囲う演出。
    
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
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;[[スーパーロボット大戦V]]
 
;[[スーパーロボット大戦V]]
 
:「閃き」共々『BX』同様に1戦闘中効果がある仕様になり、[[エネミーフェイズ]]中に[[精神コマンド]]を使用可能になったことで援護攻撃が加えられる時を狙ったりとより効果的に使える。
 
:「閃き」共々『BX』同様に1戦闘中効果がある仕様になり、[[エネミーフェイズ]]中に[[精神コマンド]]を使用可能になったことで援護攻撃が加えられる時を狙ったりとより効果的に使える。
:なお本作のダメージ軽減処理はバリア効果を受けた後の段階で行われるため、バリア持ちのユニットが使っても『BX』のような無茶苦茶な固さにはならないが、バリアを貫通されない限り消費されないのは同じ。
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:なお本作のダメージ軽減処理はバリア効果を受けた後の段階で行われるため、バリア持ちのユニットが使っても『BX』のような無茶苦茶な固さにはならないが、バリアを貫通されない限り消費されない点は同じ。
 
:上述の通り、エネミーフェイズ中にも精神コマンドを使用できるので、厄介な特殊効果を持つ敵からの攻撃に対しては、不屈を持つパイロットは不屈ではなく、他のパイロットが持つ[[先見]]で身を護ると良いだろう。
 
:上述の通り、エネミーフェイズ中にも精神コマンドを使用できるので、厄介な特殊効果を持つ敵からの攻撃に対しては、不屈を持つパイロットは不屈ではなく、他のパイロットが持つ[[先見]]で身を護ると良いだろう。
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;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
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:システムの違いから効果が全く異なり、通常バトルでは「一定時間、被ダメージを大きく軽減」、VSバトルでは「1度だけ次に受けるダメージを90%軽減」という効果。
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;[[スーパーロボット大戦DD]]
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:『R』と同様の「一度だけ被ダメージを強制的に10にする」効果を久々に採用。
 
;[[PROJECT X ZONE]]
 
;[[PROJECT X ZONE]]
 
:[[ゼンガー・ゾンボルト]]の専用スキルとして登場。XPを25%消費し、自身が組むペアユニットの防御力を15%上昇させる。
 
:[[ゼンガー・ゾンボルト]]の専用スキルとして登場。XPを25%消費し、自身が組むペアユニットの防御力を15%上昇させる。
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:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』等では「ひらめき」を覚えず、終盤の対ボス戦に不安があったが、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』以降「不屈」が追加されてボス戦にも安心して参加させられるようになった。
 
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』等では「ひらめき」を覚えず、終盤の対ボス戦に不安があったが、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』以降「不屈」が追加されてボス戦にも安心して参加させられるようになった。
 
:『A PORTABLE』では[[エース]]ボーナスにより、[[気力]]130以上で毎ターン自動的に掛かる。
 
:『A PORTABLE』では[[エース]]ボーナスにより、[[気力]]130以上で毎ターン自動的に掛かる。
;[[兜甲児]] / [[デューク・フリード]]
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;[[兜甲児]][[デューク・フリード]]
 
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』では、鉄也と同じエースボーナスを持つ。
 
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』では、鉄也と同じエースボーナスを持つ。
 
;[[海動剣]]
 
;[[海動剣]]
 
:回避能力の高い[[真上遼|真上]]メイン時の保険として機能しやすいが、下記の竜馬達と同様の問題も。
 
:回避能力の高い[[真上遼|真上]]メイン時の保険として機能しやすいが、下記の竜馬達と同様の問題も。
 
;[[流竜馬]]
 
;[[流竜馬]]
:ゲッターは防御面に難を抱えることが多く、常時使用しておきたいが、多用すると「[[熱血]]」用の[[精神ポイント]]が足りなくなるのが困りもの。
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:ゲッターは防御面に難を抱えることが多く常時使用しておきたいが、多用すると「[[熱血]]」用の[[精神ポイント]]が足りなくなるのが困りもの。
 
;[[一文字號]]
 
;[[一文字號]]
 
:乗機の位置付け的に竜馬と同じ問題を抱えている。
 
:乗機の位置付け的に竜馬と同じ問題を抱えている。
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;[[フェルト・グレイス]]
 
;[[フェルト・グレイス]]
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』以外の作品において習得する。おそらく、1st第9話で窮地に陥った際に叫んだ名台詞「生き残る!」に由来するものと思われる。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』以外の作品において習得する。おそらく、1st第9話で窮地に陥った際に叫んだ名台詞「生き残る!」に由来するものと思われる。
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では上述の「不屈バリア」により、'''[[プトレマイオス2改]]の[[GNフィールド]]で16000以下の全ダメージを無効化する事ができる'''。文字通り、「生き残る」事も可能だろう。
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:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では上述の「不屈バリア」により、[[プトレマイオス2改]]の[[GNフィールド]]で16000以下の全ダメージを無効化する事も可能。
 
;[[ケーン・ワカバ]]
 
;[[ケーン・ワカバ]]
 
:血気盛んな熱血型リアル系パイロットの代表格。
 
:血気盛んな熱血型リアル系パイロットの代表格。
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;[[ガロード・ラン]]
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:次回予告のナレーションでも「少年の純情は不屈だった」と言われたとおり、初参戦かつ「不屈」未実装の[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]を除き習得。愛機の運動性をしっかり弄っておけば、不屈を長持ちさせることも出来る。
 
;[[ダイゴウジ・ガイ]]
 
;[[ダイゴウジ・ガイ]]
 
:典型的な熱血型リアル系。乗機の[[エステバリス]]の回避能力が高いため、概要に挙げたように被弾時の保険としての使い方ができ、使い勝手が良い。
 
:典型的な熱血型リアル系。乗機の[[エステバリス]]の回避能力が高いため、概要に挙げたように被弾時の保険としての使い方ができ、使い勝手が良い。
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;[[ヒイロ・ユイ]]、[[デュオ・マックスウェル]]、[[トロワ・バートン]]、[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]、[[張五飛]]
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:作品は異なるが、全員取得したことがある。特にヒイロとデュオは機体の運動性が高いため有用。
 
;[[ゴジラ]]
 
;[[ゴジラ]]
 
:劇中で描かれた「[[核ミサイル|水爆実験]]に耐えきった強靭な生命力や、人類側の兵器および他怪獣の猛攻に怯まない」事に由来するものと思われる。
 
:劇中で描かれた「[[核ミサイル|水爆実験]]に耐えきった強靭な生命力や、人類側の兵器および他怪獣の猛攻に怯まない」事に由来するものと思われる。
:なお、『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』に参戦したゴジラ (ミレゴジ) には[[強化パーツ]]用のスロットが存在していないので、防御力アップの為に「不屈」を使うのも一つの手だろう。
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:[[強化パーツ]]スロットが存在していないため、防御力アップ手段として重要。
 
;[[リュウセイ・ダテ]]
 
;[[リュウセイ・ダテ]]
 
:[[R-1]]の性能と[[念動力]]により回避能力が高く、ダイゴウジ・ガイ同様に使い勝手が良い。乗機が[[SRX]]になると相性が悪くなるが、[[ライディース・F・ブランシュタイン|ライ]]の「ひらめき」(「[[直感]]」) との併用で安心してボスに挑める。
 
:[[R-1]]の性能と[[念動力]]により回避能力が高く、ダイゴウジ・ガイ同様に使い勝手が良い。乗機が[[SRX]]になると相性が悪くなるが、[[ライディース・F・ブランシュタイン|ライ]]の「ひらめき」(「[[直感]]」) との併用で安心してボスに挑める。
 
;[[カズマ・アーディガン]]
 
;[[カズマ・アーディガン]]
 
:[[ヴァルホーク|初期機体]]はリアル系、[[ヴァルザカード|後期機体]]はスーパー系という、リュウセイに似た特徴を持つ。後半は「ひらめき」との併用も可能に。
 
:[[ヴァルホーク|初期機体]]はリアル系、[[ヴァルザカード|後期機体]]はスーパー系という、リュウセイに似た特徴を持つ。後半は「ひらめき」との併用も可能に。
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;[[アニエス・ベルジュ]]
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:カズマ同様、最初はリアル系だが途中からグレー系、そしてスーパー系寄りの機体に変遷していく。[[オデュッセア]]になれば、特殊回避で回避率の担保が可能となる。
    
== 同じ効果を含む要素 ==
 
== 同じ効果を含む要素 ==