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| 声優 = {{声優|田中敦子|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|田中敦子|SRW=Y}}
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}
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| 初登場作品 = [[スーパーヒーロー作戦]]
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦α}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦α}}
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
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| タイトル = プロフィール<br />(SRWシリーズ)
 
| タイトル = プロフィール<br />(SRWシリーズ)
 
| 本名 = [[本名::ヴィレッタ・プリスケン]]
 
| 本名 = [[本名::ヴィレッタ・プリスケン]]
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| 別名 = ヴェート・バルシェム
 
| 種族 =  
 
| 種族 =  
 
;[[αシリーズ]]
 
;[[αシリーズ]]
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;OGシリーズ
 
;OGシリーズ
 
:[[階級::大尉]](地球連邦軍)
 
:[[階級::大尉]](地球連邦軍)
}}
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|コールサイン=スピリア0}}
 
'''ヴィレッタ・バディム'''は『[[スーパーヒーロー作戦]]』の[[主人公]]。
 
'''ヴィレッタ・バディム'''は『[[スーパーヒーロー作戦]]』の[[主人公]]。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
シリーズが進むにつれ、能力や精神コマンドが微妙に弱体化している。『α』では[[念動力]]のレベルが9まで上がったのだが、『α外伝』以降レベル上限が3まで低下し、OGシリーズではなんと念動力を失ってしまった。ただしSRXチームとの連係は光るものがあるので一概に弱いとは言い難い部分もある。中々強い機体にも恵まれない。今後強力な専用機が用意されるといいのだが(もっとも、競合相手であるマイが『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では[[バンプレイオス]]の[[サブパイロット]]になっていたり、OGシリーズでは[[ART-1]]を手に入れたりして[[R-GUNパワード]]自体も念動力を使用しない仕様に変更されているため同機のメインパイロットに納まりつつある)。
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シリーズが進むにつれ、能力や精神コマンドが微妙に弱体化している。『α』では[[念動力]]のレベルが9まで上がったのだが、『α外伝』以降レベル上限が3まで低下し、OGシリーズではなんと念動力を失ってしまった。ただしSRXチームとの連係は光るものがあるので一概に弱いとは言い難い部分もある。中々強い機体にも恵まれない。今後強力な専用機が用意されるといいのだが(もっとも、競合相手であるマイが『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』では[[バンプレイオス]]の[[サブパイロット]]になっていたり、OGシリーズでは[[ART-1]]を手に入れたりして[[R-GUNパワード]]自体も念動力を使用しない仕様に変更されているため同機のメインパイロットに納まりつつある)。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
αシリーズでは数少ない(味方オリジナルパイロットとしては唯一の)皆勤賞のキャラである。
 
αシリーズでは数少ない(味方オリジナルパイロットとしては唯一の)皆勤賞のキャラである。
;[[スーパーロボット大戦α]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}
:スパロボシリーズ初登場。今作から苗字が「'''バディム'''」になった。序盤は敵、[[隠し要素/α|隠し要素]]の条件付で終盤に[[R-GUNパワード]]のパイロットになるが、彼女との二択で加入するレビが[[奇跡]]を使えるなどの理由で優先されがち。敵の時は念動力を得ていない。αシリーズでは、正気の頃のイングラムの指示でスパイとしてバルマー側にいたことになっている。能力的にはイングラムに匹敵するが、参戦時期を考えると[[SRX]]の合体要員になるのが一般的。このαでのヴィレッタのバストアップ絵は、目が小さく髪もあまり長くないなど、以降の作品でのデザインとはっきりとした違いがある。戦闘台詞も高圧的でイングラムそっくり。
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:SRW初登場。今作から苗字が「'''バディム'''」になった。序盤は敵、[[隠し要素/α|隠し要素]]の条件付で終盤に[[R-GUNパワード]]のパイロットになるが、彼女との二択で加入するレビが[[奇跡]]を使えるなどの理由で優先されがち。敵の時は念動力を得ていない。αシリーズでは、正気の頃のイングラムの指示でスパイとしてバルマー側にいたことになっている。能力的にはイングラムに匹敵するが、参戦時期を考えると[[SRX]]の合体要員になるのが一般的。このαでのヴィレッタのバストアップ絵は、目が小さく髪もあまり長くないなど、以降の作品でのデザインとはっきりとした違いがある。戦闘台詞も高圧的でイングラムそっくり。
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
+
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
 
::本作では敵対時にも念動力を習得しているが、限界Lvが6にダウンし成長も非常に鈍い。能力も技量がやや上昇したが何故か格闘が'''120'''と大幅にダウンしている。[[かく乱]]と[[魂]]を失い、代わりに[[加速]]と[[ひらめき]]が追加。SRX合体時はPS版と変わらず[[気合]]要員か。
 
::本作では敵対時にも念動力を習得しているが、限界Lvが6にダウンし成長も非常に鈍い。能力も技量がやや上昇したが何故か格闘が'''120'''と大幅にダウンしている。[[かく乱]]と[[魂]]を失い、代わりに[[加速]]と[[ひらめき]]が追加。SRX合体時はPS版と変わらず[[気合]]要員か。
 
:
 
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;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}
:月ルート5話で一時加入後、8話開始時に正式に加入。搭乗機は今回も[[R-GUNパワード]]。能力は全体的に高めで新技能の[[指揮官]]を持つが、念動力が最大2へと大幅ダウンし(しかも5話時点では覚えてすらいない)、[[魂]]を忘れ、[[援護]]もなく、R-GUNの性能も含め戦力的には弱くは無いがいまひとつパッとしない。未来での加入が後半から終盤に差し掛かる辺りと非常に遅いのも難点。物語における役割はサポートとアドバイザーである。
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:月ルート5話で一時加入後、8話開始時に正式に加入。搭乗機は今回も[[R-GUNパワード]]。能力は全体的に高めで新技能の[[指揮官]]を持つが、念動力が最大2へと大幅ダウンし(しかも5話時点では覚えてすらいない)、[[魂]]を忘れ、[[援護]]もなく、R-GUNの性能も含め戦力的には弱くは無いがいまひとつパッとしない。未来での加入が後半から終盤に差し掛かる辺りと非常に遅いのも難点。物語における役割はサポートとアドバイザーである。エンディングでは前大戦での敵対組織への参画疑惑で投獄される。
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
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;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
:[[αナンバーズ]]に合流すべく、[[レーツェル・ファインシュメッカー]]と共に[[ヒュッケバインMk-III]]を駆る。SRXチームから唯一の参戦という大抜擢だが、今回もサポート役。小隊員として優秀。
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:[[αナンバーズ]]に合流すべく、[[エルザム・V・ブランシュタイン|レーツェル・ファインシュメッカー]]と共に[[ヒュッケバインMk-III]]を駆る。SRXチームから唯一の参戦という大抜擢だが、今回もサポート役。小隊員として優秀。性格は前回と違い強気に下がっている。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
:今回もサポートとアドバイザー役としての役目。SRXチームの隊長として、乗機は[[R-GUNパワード]]で固定。能力と[[精神コマンド]]のバランスが良い。なお、射撃値がリュウセイより高いので、必殺砲を撃つ際はヴィレッタの方が敵に与えるダメージが大きい。ちなみに、オプションの『ガイダンスシナリオ』にも講師として出演。
 
:今回もサポートとアドバイザー役としての役目。SRXチームの隊長として、乗機は[[R-GUNパワード]]で固定。能力と[[精神コマンド]]のバランスが良い。なお、射撃値がリュウセイより高いので、必殺砲を撃つ際はヴィレッタの方が敵に与えるダメージが大きい。ちなみに、オプションの『ガイダンスシナリオ』にも講師として出演。
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=== 単独作品 ===
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
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:2020年3月のイベント「それぞれの大義のために」にて参戦。乗機は[[R-GUNパワード]]。[[SRX]]とのXΩスキル演出にてボイスが入っている。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
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:2022年6月のイベント「天下無敵のスーパーロボット」で初登場。[[R-GUN]]に搭乗して[[スポット参戦]]する。
 +
:2023年6月の第15回制圧戦「デッド・エンド・シュート」にて正式参戦。乗機はR-GUNパワード。
    
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}}
 
:[[エアロゲイター]](ゼ・バルマリィ帝国)と地球の間で二重スパイを行う彼女の姿が見られる。本作のみ「[[強運]]」を持っている。専用のテーマ曲も登場した。
 
:[[エアロゲイター]](ゼ・バルマリィ帝国)と地球の間で二重スパイを行う彼女の姿が見られる。本作のみ「[[強運]]」を持っている。専用のテーマ曲も登場した。
;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}}
 
:SRXチームの隊長に就任。R-GUNパワードも登場し、SRXとの合体攻撃要員になれるが、マイも可能なので枠の奪い合いとなる。
 
:SRXチームの隊長に就任。R-GUNパワードも登場し、SRXとの合体攻撃要員になれるが、マイも可能なので枠の奪い合いとなる。
;[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}
:OG1シナリオではリメイク版と同様に強運を持つ。OG2,5で追加された[[ART-1]]に登場する事が出来る数少ないパイロットの1人だが、念動力が無いのでR-GUNパワードが事実上の専用機となる。
+
:OG1シナリオのみ、『α』第一作をイメージした『第2次α』以降とは異なるグラフィックが使用されており、リメイク前と同様に強運を持つ。OG2,5で追加された[[ART-1]]に搭乗する事が出来る数少ないパイロットの1人だが、念動力が無いのでR-GUNパワードが事実上の専用機となる。
;[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG外伝}}
 
:R-GUNパワードの武装が変更され、念動力をもたないヴィレッタとの相性が更に良くなった。シナリオ的な出番は少ないが、戦闘では大いにお世話になるだろう。
 
:R-GUNパワードの武装が変更され、念動力をもたないヴィレッタとの相性が更に良くなった。シナリオ的な出番は少ないが、戦闘では大いにお世話になるだろう。
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
 
:貴重な「統率」持ちの一人であり、一撃必殺砲でマキシマムブレイクを開始できるという強みを持つ。何の因果か、初登場作品の[[ガイアセイバーズ|所属部隊]]と[[ガイアセイバーズ (OG)|同じ名前の部隊]]と戦う羽目になってしまったが、メタ的に言えばヴィレッタのせいでガイアセイバーズと戦う事になったと言えなくもない(何せ、'''ヴィレッタがバディム姓を名乗っているのでバディムの名前は使えない''')。
 
:貴重な「統率」持ちの一人であり、一撃必殺砲でマキシマムブレイクを開始できるという強みを持つ。何の因果か、初登場作品の[[ガイアセイバーズ|所属部隊]]と[[ガイアセイバーズ (OG)|同じ名前の部隊]]と戦う羽目になってしまったが、メタ的に言えばヴィレッタのせいでガイアセイバーズと戦う事になったと言えなくもない(何せ、'''ヴィレッタがバディム姓を名乗っているのでバディムの名前は使えない''')。
;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}
 
:宇宙ルート第2話より参入。エースボーナスの変更で合体攻撃要員としても単独でも立ち回りやすくなった。
 
:宇宙ルート第2話より参入。エースボーナスの変更で合体攻撃要員としても単独でも立ち回りやすくなった。
 
;[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]]
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=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
 
;[[スーパーヒーロー作戦]]
 
;[[スーパーヒーロー作戦]]
:初登場作品であり、本作の女主人公。自然と動物を愛する心優しい性格。男主人公であるイングラムとの選択制で、苗字もイングラムと同じ「'''プリスケン'''」だった。ちなみに後の歴史では彼女がこの作品にいた流れはIFとなっている。
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:初出作品。本作の女主人公。自然と動物を愛する心優しい性格。男主人公であるイングラムとの選択制で、苗字もイングラムと同じ「'''プリスケン'''」だった。ちなみに後の歴史では彼女がこの作品にいた流れはIFとなっている。
 
:なお彼女を主人公にしても、テキストは一人称を「俺」から「私」に変えただけで、イングラムとほぼ同じである。故に「彼ってその人の事かい?」と男扱いを受けるイベントもある。
 
:なお彼女を主人公にしても、テキストは一人称を「俺」から「私」に変えただけで、イングラムとほぼ同じである。故に「彼ってその人の事かい?」と男扱いを受けるイベントもある。
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;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
 
:'''[[加速]]、[[集中]]、[[直感]]、[[熱血]]、[[士気]]、[[気合]]'''
 
:'''[[加速]]、[[集中]]、[[直感]]、[[熱血]]、[[士気]]、[[気合]]'''
 +
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
 +
:'''[[集中]]、[[加速]]、[[気合]]'''
 +
:;パイロットパーツ装備時
 +
::'''[[狙撃]]、[[熱血]]、[[再動]]'''
 +
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 +
:'''[[気合]]、[[必中]]、[[狙撃]]、[[熱血]]、[[集中]]、[[刮目]]'''
 +
:正式参戦時の精神。イベント「天下無敵のスーパーロボット」における[[スポット参戦]]時はこのうち「必中」が使用可能。
 
;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION|OG1]]
 
;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION|OG1]]
 
:'''[[偵察]]、[[集中]]、[[加速]]、[[狙撃]]、[[熱血]]、[[見切り]]'''
 
:'''[[偵察]]、[[集中]]、[[加速]]、[[狙撃]]、[[熱血]]、[[見切り]]'''
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;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]
 
:'''[[念動力|念動力L2]]、[[指揮官|指揮官L2]]、[[切り払い|切り払いL2]]'''
 
:'''[[念動力|念動力L2]]、[[指揮官|指揮官L2]]、[[切り払い|切り払いL2]]'''
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:本作から念動力の最大レベルが大幅ダウン。設定でも「'''微弱ながら念動力を持つ'''」というテキストに改められたため、それに併せての変更と思われる。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
 
:'''[[念動力]]L3、[[援護攻撃]]L3、[[援護防御]]L3、[[支援攻撃]]'''
 
:'''[[念動力]]L3、[[援護攻撃]]L3、[[援護防御]]L3、[[支援攻撃]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION|OG1]]
 
;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION|OG1]]
 
:'''[[強運]]、[[援護]]L3、[[集中力]]、[[ガンファイト]]L5、[[インファイト]]L5'''
 
:'''[[強運]]、[[援護]]L3、[[集中力]]、[[ガンファイト]]L5、[[インファイト]]L5'''
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:OGシリーズでは念動力を喪失。しかしそれを差し引いても一線級のラインナップ。
 
;[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS|OGs]](OG1)
 
;[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS|OGs]](OG1)
 
:'''[[強運]]、[[援護攻撃]]L3、[[援護防御]]L3、[[集中力]]、[[ガンファイト]]L5、[[インファイト]]L5'''
 
:'''[[強運]]、[[援護攻撃]]L3、[[援護防御]]L3、[[集中力]]、[[ガンファイト]]L5、[[インファイト]]L5'''
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:統率によるMB一撃必殺砲の瞬間的火力は、リュウセイ以上。射撃特化の養成をし易いヴィレッタならば理論値限界を目指すことも不可能ではない。
 
:統率によるMB一撃必殺砲の瞬間的火力は、リュウセイ以上。射撃特化の養成をし易いヴィレッタならば理論値限界を目指すことも不可能ではない。
 
:重要な集中力や恩恵を受けやすい見切りをデフォで修得しているため、養成の負担が少ない部類なのも有難い。その一方で、念動力が無いため[[R-GUNパワード]]の念動フィールドを使えず防御に難あり。よって援護防御は上書き推奨となる。
 
:重要な集中力や恩恵を受けやすい見切りをデフォで修得しているため、養成の負担が少ない部類なのも有難い。その一方で、念動力が無いため[[R-GUNパワード]]の念動フィールドを使えず防御に難あり。よって援護防御は上書き推奨となる。
 +
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 +
:'''スピリア0'''
 +
:攻撃力・照準値が増加する。攻撃を命中させたときの気力上昇量が増加する。
 +
:'''冷静沈着(ヴィレッタ)'''
 +
:照準値が増加する。気力上限が増加する。
 +
:'''[X]SRXチーム'''
 +
:攻撃力・照準値・HPが増加する。
 +
:'''ガンファイト(ヴィレッタ)'''
 +
:攻撃力が増加する。自分のアクション開始時に気力が上昇する。
   −
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
+
=== [[小隊長能力]] ===
;クリティカル率+10%、獲得経験値+20%
+
;クリティカル率+10%、獲得経験値+20%
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]][[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]での能力。
+
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。
    
=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
141行目: 168行目:  
:イングラムと全く同じボーナス。[[SP]]上昇が素直にありがたい。
 
:イングラムと全く同じボーナス。[[SP]]上昇が素直にありがたい。
 
;クリティカル率+20%、技量+10
 
;クリティカル率+20%、技量+10
:第2次OGではこちら。
+
:『第2次OG』。
 
:実質[[クリティカル]]率+30%であるが、[[技量]]そのものが上昇するため、[[再攻撃]]を養成しやすくなる。
 
:実質[[クリティカル]]率+30%であるが、[[技量]]そのものが上昇するため、[[再攻撃]]を養成しやすくなる。
 
;特殊スキル「集中力」の効果+10%
 
;特殊スキル「集中力」の効果+10%
:OGMDではこちら。
+
:『OGMD』。
 
:[[集中力]]の効果が実に五割増しになるという優れもので、こちらからも最大火力のSRXの合体攻撃を連射出来るようになる。
 
:[[集中力]]の効果が実に五割増しになるという優れもので、こちらからも最大火力のSRXの合体攻撃を連射出来るようになる。
   190行目: 217行目:  
;[[ギリアム・イェーガー]]
 
;[[ギリアム・イェーガー]]
 
:二重スパイであるヴィレッタを真っ先に信用した人物。ヴィレッタもSRXチームとは別の意味で信頼を寄せている。また、ヴィレッタはギリアムのオマージュとして設定されたキャラクターの一人である。
 
:二重スパイであるヴィレッタを真っ先に信用した人物。ヴィレッタもSRXチームとは別の意味で信頼を寄せている。また、ヴィレッタはギリアムのオマージュとして設定されたキャラクターの一人である。
 +
:なお、『DD』で明かされたプライベートをSRXチームより先に唯一知っている人物である。
 
;[[エクセレン・ブロウニング]]
 
;[[エクセレン・ブロウニング]]
 
:ヴィレッタのクールさから「お姉様」と呼ぶ。後にラミアと合わせて「[[美人三姉妹]]」にされる。
 
:ヴィレッタのクールさから「お姉様」と呼ぶ。後にラミアと合わせて「[[美人三姉妹]]」にされる。
196行目: 224行目:     
== 版権作品との人間関係 ==
 
== 版権作品との人間関係 ==
 +
;[[ヒイロ・ユイ]]、[[デュオ・マックスウェル]]、[[トロワ・バートン]]、[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]、[[張五飛]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では彼女の名字であるバディムが[[新西暦]]50年代に存在した犯罪組織の名であることに気付いた。もしかしたら、[[スーパーヒーロー作戦|αより前の宇宙]]での[[虚憶]]が呼び起されたのかもしれない。
 
;[[ファ・ユイリィ]]
 
;[[ファ・ユイリィ]]
 
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』にて、一緒に[[マオ・インダストリー]]にいた仲間。[[マリーメイア軍]]が月の本社を攻めてきた際は、彼女も[[メタス]]に乗って、ヴィレッタと共に戦った。
 
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』にて、一緒に[[マオ・インダストリー]]にいた仲間。[[マリーメイア軍]]が月の本社を攻めてきた際は、彼女も[[メタス]]に乗って、ヴィレッタと共に戦った。
204行目: 234行目:  
=== 戦闘台詞 ===
 
=== 戦闘台詞 ===
 
;「私に出会った不幸を呪いなさい」
 
;「私に出会った不幸を呪いなさい」
:イングラムやライと同じ言い回し。
+
:イングラムやライ、レオナと同じ言い回し。
 
;「今度は別の相手を狙うことだ」
 
;「今度は別の相手を狙うことだ」
 
:同上。クォヴレーも似たような言い回しをする。
 
:同上。クォヴレーも似たような言い回しをする。
212行目: 242行目:  
:ヴィレッタの決め台詞。射撃系必殺武器の名前のあとにこの台詞を言う。ちなみにイングラムを始め、彼に繋がる人物は大抵この台詞がある。格闘武器の場合は「デッド・エンド・スラッシュ」となる。また[[アルトアイゼン・リーゼ]]のエリアル・クレイモア使用時には「デッド・エンド・ファイア」になる。
 
:ヴィレッタの決め台詞。射撃系必殺武器の名前のあとにこの台詞を言う。ちなみにイングラムを始め、彼に繋がる人物は大抵この台詞がある。格闘武器の場合は「デッド・エンド・スラッシュ」となる。また[[アルトアイゼン・リーゼ]]のエリアル・クレイモア使用時には「デッド・エンド・ファイア」になる。
 
;「フッ、死ぬのが怖いか…!?」<br />「お前の命運は…私の手で尽きることになる!」<br />「私への下手な手出しは命取りになる……」<br />「見えるよ…お前の死が!」<br />「己の無力を悔やむがいい……」<br />「我が敵を食らい尽くせ!アサシン・バグス!」<br />「これは死にゆくお前に贈る指輪だよ」
 
;「フッ、死ぬのが怖いか…!?」<br />「お前の命運は…私の手で尽きることになる!」<br />「私への下手な手出しは命取りになる……」<br />「見えるよ…お前の死が!」<br />「己の無力を悔やむがいい……」<br />「我が敵を食らい尽くせ!アサシン・バグス!」<br />「これは死にゆくお前に贈る指輪だよ」
:αの敵ヴィレッタの台詞。イングラムのクローンだけあって悪役らしい台詞ばかり。α以降の作品では敵対することが少なくなり、敵らしい台詞もあまり言わなくなったので結構貴重。ちなみに一部の台詞は第3次αにてスペクトラが使用。
+
:αの敵ヴィレッタの台詞。イングラムのクローンだけあって悪役らしい台詞ばかり。α以降の作品では敵対することが少なくなり、敵らしい台詞もあまり言わなくなったので結構貴重。ちなみに一部の台詞は第3次αにてスペクトラが使用するほか、「お前の命運〜」は味方時でも言う。
 
;「アヤ、任せる!」<br />「任せるわ、アヤ」
 
;「アヤ、任せる!」<br />「任せるわ、アヤ」
 
:一撃必殺砲の時の台詞なのだが……必殺砲を連発するとこの台詞を頻繁に聞くことになり、そのためにヴィレッタは事あるごとにアヤに問題を丸投げするキャラという扱いをファンから受ける事になってしまう。しかも、[[OGS]]の[[中断メッセージ]]で公式にネタ化した。ちなみに理由は、OGではR-GUNの制御にT-LINKシステムが必要(マイ搭乗時はツインコンタクトが可能)なので、念動力のないヴィレッタには使えないため。ちなみにイングラムも死に際にヴィレッタに「任せる」発言をしている。なお、念動力者であるαではこの台詞はない。
 
:一撃必殺砲の時の台詞なのだが……必殺砲を連発するとこの台詞を頻繁に聞くことになり、そのためにヴィレッタは事あるごとにアヤに問題を丸投げするキャラという扱いをファンから受ける事になってしまう。しかも、[[OGS]]の[[中断メッセージ]]で公式にネタ化した。ちなみに理由は、OGではR-GUNの制御にT-LINKシステムが必要(マイ搭乗時はツインコンタクトが可能)なので、念動力のないヴィレッタには使えないため。ちなみにイングラムも死に際にヴィレッタに「任せる」発言をしている。なお、念動力者であるαではこの台詞はない。
228行目: 258行目:  
:『第2次α』クスハ編エンディングより。
 
:『第2次α』クスハ編エンディングより。
 
;「マイナスの感情をプラスの力に変えるのは、本人の目指す先をどこに据えるかにあるわ」<br />「…あなたにも自分なりの決着をつける日が来る事を祈らせてもらうわ」
 
;「マイナスの感情をプラスの力に変えるのは、本人の目指す先をどこに据えるかにあるわ」<br />「…あなたにも自分なりの決着をつける日が来る事を祈らせてもらうわ」
:[[第3次α]]中盤での[[セレーナ・レシタール|セレーナ]]への忠告。この言葉を禅問答とばかりに、鼻で笑う(ような顔グラを見せる)セレーナであったが…。
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:[[第3次α]]中盤での[[セレーナ・レシタール|セレーナ]]への忠告。セレーナはこの言葉を禅問答とばかりに、鼻で笑う(ような顔グラを見せる)。
 
;「私に生まれの星などありません。ただ、この銀河に生きる一人の人間として、己が使命を全うするだけです」
 
;「私に生まれの星などありません。ただ、この銀河に生きる一人の人間として、己が使命を全うするだけです」
 
:第43話より。[[ズフィルード|創世神]]への生贄となる事以外、己の存在意義を見出せないでいた[[アルマナ・ティクヴァー|アルマナ]]へ、自身の存在意義を語る。この遣り取りが指針となったのか、アルマナはヴィレッタの言葉を反芻する。
 
:第43話より。[[ズフィルード|創世神]]への生贄となる事以外、己の存在意義を見出せないでいた[[アルマナ・ティクヴァー|アルマナ]]へ、自身の存在意義を語る。この遣り取りが指針となったのか、アルマナはヴィレッタの言葉を反芻する。
 +
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=== 単独作品 ===
 +
;「ダンシング・メイド・スタジアムよ」<br />「その名の通り、メイドのコスチュームを着てダンスバトルをするイベントよ」
 +
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』2022年6月のイベント「天下無敵のスーパーロボット」より。バーでの飲みと並んで彼女が休暇でのプライベートの行動として挙げたもの。バーと真逆の世界に居る彼女の姿に、チームの面々は(マイ以外)揃って驚愕していた。
 +
;「だからこそだ。特定のコミュニティとだけ接触していても、コミュニケーションスキルは向上しない」<br />「ダンシング・メイド・スタジアムはアマチュアの出場者でも企業が運営する事務所に仮所属することになり…」<br />「イベントではファンとの距離がスタッフによって管理、確保される。つまり、握手会や撮影会が安全に行われるのよ」<br />「身元は偽装しているし、そもそもコスチュームプレイ…変装しているから、問題ない」<br />「事実、気づいたのはギリアム少佐だけだった」
 +
:その後、リュウセイからの疑問に対して大真面目に答える。どこからどう突っ込めばいいのか…。ギリアムはネット上の画像からヴィレッタのプライベートに気づき探りを入れたらしいが、それで探るギリアムもギリアムである。
    
=== OGシリーズ ===
 
=== OGシリーズ ===
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最終搭乗機は[[R-GUNパワード]]なのだが、それまでは他の機体に乗り込んでいることが多い。
 
最終搭乗機は[[R-GUNパワード]]なのだが、それまでは他の機体に乗り込んでいることが多い。
 
;[[R-GUN]]
 
;[[R-GUN]]
:『[[スーパーヒーロー作戦]]』における主人公機。Rシリーズの1機でもある。
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:『[[スーパーヒーロー作戦]]』における主人公機。Rシリーズの1機でもある。『OG』でもDC戦争時に搭乗、後にイングラムに譲られ、展開次第では再びそのシートに座ることも。
 
:;[[R-GUNパワード]]
 
:;[[R-GUNパワード]]
::『[[スーパーヒーロー作戦]]』における主人公機の真の姿。[[第3次α]]ではこの機体に久々に搭乗する。[[OG外伝]]では[[合体攻撃]]の関係からマイを[[ART-1]]に乗せることが多くなると思われるので、必然的にパワードはヴィレッタの所に戻ってくることが多くなるだろう。それを想定してか、合体攻撃の「天上天下一撃必殺砲」も再調整され、ヴィレッタ版は大幅に使いやすくなっている。
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::『[[スーパーヒーロー作戦]]』における主人公機の真の姿。[[第3次α]]ではこの機体に久々に搭乗する。[[OG外伝]]では[[合体攻撃]]の関係からマイを[[ART-1]]に乗せることが多くなると思われるので、必然的にパワードはヴィレッタの所に戻ってくることが多くなるだろう。それを想定してか、ブーメランも念動力無しでも使用可能になり、合体攻撃の「天上天下一撃必殺砲」も再調整され、ヴィレッタ版は大幅に使いやすくなっている。
 
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;[[ゲシュペンストMk-II・タイプS]]
 
;[[ゲシュペンストMk-II・タイプS]]
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:[[OGs]]で登場した、[[OG1]]時代の愛機。
 
:[[OGs]]で登場した、[[OG1]]時代の愛機。
 
;[[ゲシュペンストMk-II・タイプR]]
 
;[[ゲシュペンストMk-II・タイプR]]
:[[OG2]]時代の愛機。R-GUNパワードが出るまでの繋ぎだが、R-GUNをマイに運用させる場合は、彼女はゲームを通じてこれに搭乗することになる。
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:[[OG2]]時代の愛機で、ギリアムから譲られた。R-GUNパワードが出るまでの繋ぎだが、R-GUNをマイに運用させる場合は、彼女はゲームを通じてこれに搭乗することになる。
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;[[ビルトシュバイン]]
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:『OGs』の『OG2』シナリオではこの機体に搭乗してスポット参戦。R-GUNと同じくかつてのイングラムの乗機であり、ヴィレッタもまたイングラム同様にピーキーなこの機体を自在に扱う技量を持っている。
 
;[[ヒュッケバインMk-III|ヒュッケバインMk-III・タイプL]]
 
;[[ヒュッケバインMk-III|ヒュッケバインMk-III・タイプL]]
 
:[[第2次α]]の時の愛機。優秀な小隊員機である。
 
:[[第2次α]]の時の愛機。優秀な小隊員機である。
 
;[[ガーバインMk-III]]
 
;[[ガーバインMk-III]]
:ヒュッケバインMk-IIIを偽装した[[ジ・インスペクター]]での乗機。
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:ヒュッケバインMk-IIIを偽装した[[ジ・インスペクター]]での乗機。上記の『第2次α』を踏襲しての描写と思われる。
 
;[[ハバクク]]<br>[[エゼキエル]]<br>[[アンティノラ]]
 
;[[ハバクク]]<br>[[エゼキエル]]<br>[[アンティノラ]]
 
:[[エアロゲイター]]時代の機体。OGではアンティノラが存在しないため、搭乗しない。ハバククも存在はするが最初からエゼキエルに乗っているため搭乗しない。
 
:[[エアロゲイター]]時代の機体。OGではアンティノラが存在しないため、搭乗しない。ハバククも存在はするが最初からエゼキエルに乗っているため搭乗しない。
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*'''少佐に出世しない'''ことが寺田プロデューサーから語られている。これは、ヴィレッタを演じる田中敦子氏の代表作『攻殻機動隊』の主人公・草薙素子の階級が元ネタ。飛び級出世(中佐以上)が起こる可能性も否定できないが。
 
*'''少佐に出世しない'''ことが寺田プロデューサーから語られている。これは、ヴィレッタを演じる田中敦子氏の代表作『攻殻機動隊』の主人公・草薙素子の階級が元ネタ。飛び級出世(中佐以上)が起こる可能性も否定できないが。
 
*ヴィレッタ役の田中敦子氏とイングラム役の古澤徹氏は同郷(群馬県前橋市)生まれの幼稚園時代の同級生である。また、田中氏がテレビアニメ『ふしぎ遊戯』で古澤徹氏の役を愛する青龍七星士・房宿を演じた繋がりもあった(房宿の容貌は少しヴィレッタに似ている)。
 
*ヴィレッタ役の田中敦子氏とイングラム役の古澤徹氏は同郷(群馬県前橋市)生まれの幼稚園時代の同級生である。また、田中氏がテレビアニメ『ふしぎ遊戯』で古澤徹氏の役を愛する青龍七星士・房宿を演じた繋がりもあった(房宿の容貌は少しヴィレッタに似ている)。
*イングラムを含むチーム内では唯一、歌詞つきの個人専用曲を持たない(TIME DIVER、MARIONETTE MESSIAHは元々イングラム、マイの曲)。
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*αシリーズではイングラムを含むチーム内では唯一、歌詞つきの個人専用曲を持たない(TIME DIVER、MARIONETTE MESSIAHは元々イングラム、マイの曲)。OGシリーズでは、WOMAN THE COOL SPYが専用曲となる。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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