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{{Otheruseslist|『機動戦士ガンダム00』1stシーズンに登場するロックオン(ニール)|2ndシーズン以降に登場するロックオン(ライル)|ロックオン・ストラトス (2代目)}}
 
{{Otheruseslist|『機動戦士ガンダム00』1stシーズンに登場するロックオン(ニール)|2ndシーズン以降に登場するロックオン(ライル)|ロックオン・ストラトス (2代目)}}
 
{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Lockon Stratos]]
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::Lockon Stratos]]<ref>[http://www.gundam00.net/tv/character/03.html Character]、機動戦士ガンダム00[ダブルオー]、2022年1月29日閲覧。</ref>
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム00}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム00}}
 
*{{登場作品 (人物)|劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-}}
 
*{{登場作品 (人物)|劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-}}
 
| 声優 = {{声優|三木眞一郎|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|三木眞一郎|SRW=Y}}
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|高河ゆん}}(原案)<br/>{{キャラクターデザイン|千葉道徳}}(アニメ版)
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
}}
 
}}
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| 身長 = [[身長::185 cm]]
 
| 身長 = [[身長::185 cm]]
 
| 体重 = [[体重::67 kg]]
 
| 体重 = [[体重::67 kg]]
| 血液型 = [[血液型::B]]
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| 血液型 = [[血液型::O型]]
 
| 所属組織 = {{所属 (人物)|ソレスタルビーイング}}
 
| 所属組織 = {{所属 (人物)|ソレスタルビーイング}}
 
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|プトレマイオスチーム}}
 
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|プトレマイオスチーム}}
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}}
 
}}
 
'''ロックオン・ストラトス'''(ニール)は『[[機動戦士ガンダム00]]』の登場人物。
 
'''ロックオン・ストラトス'''(ニール)は『[[機動戦士ガンダム00]]』の登場人物。
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
[[ソレスタルビーイング]]に所属する[[ガンダムデュナメス]]の[[ガンダムマイスター]]。
 
[[ソレスタルビーイング]]に所属する[[ガンダムデュナメス]]の[[ガンダムマイスター]]。
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国連軍との戦いの最中、[[ティエリア・アーデ]]を庇った際に利き目である右目に傷を負い、周囲に制止をかけられながらも、後の戦況を考え治療を拒む。そして最終決戦の中、仇である[[アリー・アル・サーシェス]]と相打ちに近い形となり、大破したデュナメスと[[GNドライヴ|太陽炉]]、そして[[ハロ]]を残したまま帰らぬ人となった。
 
国連軍との戦いの最中、[[ティエリア・アーデ]]を庇った際に利き目である右目に傷を負い、周囲に制止をかけられながらも、後の戦況を考え治療を拒む。そして最終決戦の中、仇である[[アリー・アル・サーシェス]]と相打ちに近い形となり、大破したデュナメスと[[GNドライヴ|太陽炉]]、そして[[ハロ]]を残したまま帰らぬ人となった。
   −
彼の死はソレスタルビーイングの誰もに大きな衝撃を与えることとなった。ロックオンを慕っていた[[刹那・F・セイエイ]]とティエリア、想いを寄せていた[[フェルト・グレイス]]の三人は彼の死を特に悲しんだ。だが、ロックオンの遺志は残されたソレスタルビーイングメンバーへと受け継がれていく。なお、ロックオンは自身の死後の2ndシーズンと劇場版において(意識不明の重体に陥った)刹那の夢の中に現れて、彼にメッセージを贈っている。その後、ELSとの対話に向かう刹那から「この世界で生きられない俺の代わりに、この世界を生きてくれ」とメッセージを受け取っている。
+
彼の死はソレスタルビーイングの誰もに大きな衝撃を与えることとなった。ロックオンを慕っていた[[刹那・F・セイエイ]]とティエリア、想いを寄せていた[[フェルト・グレイス]]の3人は彼の死を特に悲しんだ。だが、ロックオンの遺志は残されたソレスタルビーイングメンバーへと受け継がれていく。なお、ロックオンは自身の死後の2ndシーズンと劇場版において(意識不明の重体に陥った)刹那の夢の中に現れて、彼にメッセージを贈っている。その後、ELSとの対話に向かう刹那から「この世界で生きられない俺の代わりに、この世界を生きてくれ」とメッセージを受け取っている。
    
そのコードネームはずばり'''「成層圏の狙撃手」'''。刹那には『成層圏の向こう側まで狙い撃つ男』と自己紹介している。彼がスカウトされたのは元々スポーツ射撃の優秀な選手であったためで、MSパイロットとしても常人離れした狙撃能力を発揮するほか、常に手袋を着用し、視力にも気を使うなど自らを律している。
 
そのコードネームはずばり'''「成層圏の狙撃手」'''。刹那には『成層圏の向こう側まで狙い撃つ男』と自己紹介している。彼がスカウトされたのは元々スポーツ射撃の優秀な選手であったためで、MSパイロットとしても常人離れした狙撃能力を発揮するほか、常に手袋を着用し、視力にも気を使うなど自らを律している。
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更に遠距離戦のみならず近接戦闘もこなせ、『00』パイロットの中で最強説が囁かれるサーシェスが搭乗する接近戦用MS[[ガンダムスローネツヴァイ]]が相手で、しかも右目が見えないというハンデを背負いながらも接近戦で互角以上に渡り合った。驚くべき事にTV本編では[[トランザム]]未使用である(SEではトランザム終了後で性能低下を起こしている状態)。剣戟戦に優れる刹那ですらトランザムを発動しなければサーシェスを撃退できなかった点も考えると、「1stシーズンのガンダムマイスターの中で、パイロットとしての能力が最も優れているのはニール」だとする説も見受けられる。
 
更に遠距離戦のみならず近接戦闘もこなせ、『00』パイロットの中で最強説が囁かれるサーシェスが搭乗する接近戦用MS[[ガンダムスローネツヴァイ]]が相手で、しかも右目が見えないというハンデを背負いながらも接近戦で互角以上に渡り合った。驚くべき事にTV本編では[[トランザム]]未使用である(SEではトランザム終了後で性能低下を起こしている状態)。剣戟戦に優れる刹那ですらトランザムを発動しなければサーシェスを撃退できなかった点も考えると、「1stシーズンのガンダムマイスターの中で、パイロットとしての能力が最も優れているのはニール」だとする説も見受けられる。
   −
マイスターのメンバーでは(年齢不詳のティエリアを除き)最年長で、より良い人間関係を多く築き、そして彼の生き様は[[プトレマイオス]]のクルーらの行動にも多大な影響を残している。
+
マイスターの中では(年齢不詳のティエリアを除き)最年長であり、年齢以前に協調性が乏しい者も多い中で兄貴分として良い人間関係を築き上げており、死後も彼の生き様は[[プトレマイオス]]のクルーらの行動に多大な影響を残すこととなった。
    
陽気で温厚な[[性格]]が災いして、相棒のハロにすら[[貧乏クジ同盟|貧乏クジ]]を引かされる事も多いが。
 
陽気で温厚な[[性格]]が災いして、相棒のハロにすら[[貧乏クジ同盟|貧乏クジ]]を引かされる事も多いが。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
原作での直接の登場が1st終盤までなことや弟[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]の存在ゆえに、1stシーズンの原作再現がされない限りは参戦が難しい(例外があったが)。
+
[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]との兼ね合いなど生存させにくい事情が多いのもあり、1stシーズンを取り扱わない作品では故人としての登場に留まっており、プレイアブルでの参戦機会はやや少ない。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
 
:初登場作品。原作同様、機体の特性を活かしての長距離射撃が主な役割となる。リアル系の中でもかなり能力値が高く、[[ハロ]]も[[サブパイロット]]に付くため文句無しに一軍。主人公である[[クロウ・ブルースト|クロウ]]、[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]、[[青山圭一郎|青山]]とは[[貧乏クジ同盟|気苦労仲間]]として意気投合し仲良くなり、他の[[ZEXIS]]メンバーともよく絡むため、作品の登場人物の中でもかなり目立っている部類に入る。
 
:初登場作品。原作同様、機体の特性を活かしての長距離射撃が主な役割となる。リアル系の中でもかなり能力値が高く、[[ハロ]]も[[サブパイロット]]に付くため文句無しに一軍。主人公である[[クロウ・ブルースト|クロウ]]、[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]、[[青山圭一郎|青山]]とは[[貧乏クジ同盟|気苦労仲間]]として意気投合し仲良くなり、他の[[ZEXIS]]メンバーともよく絡むため、作品の登場人物の中でもかなり目立っている部類に入る。
:戦闘時の台詞は余裕に満ちた、或いは飄々としたものが多いが、テロリストが相手の場合は原作設定を反映して苛烈なものへと変化する。原作では足を止めての狙撃が多かったためか、自軍のスナイパーでは唯一[[ヒット&アウェイ]]を持たないので急いで養成しよう。第36話のエンドデモで顔グラフィックが眼帯の付いたものに変更される。第48話「夜明けの鐘」で死亡するが、残り2ステージな上、[[ガンダムデュナメス|デュナメス]]にかけた改造費は戻ってくるので、あまり気にならないといえば気にならない。なお、死亡シーンは[[DVE]]で再現されるため必見である。
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:戦闘時の台詞は余裕に満ちた、或いは飄々としたものが多いが、テロリストが相手の場合は設定に則って苛烈なものへと変化する。原作では足を止めての狙撃が多かったためか、自軍のスナイパーでは唯一[[ヒット&アウェイ]]を持たないので急いで養成しよう。第36話のエンドデモで顔グラフィックが眼帯の付いたものに変更される。第48話「夜明けの鐘」で死亡するが、残り2ステージな上、[[ガンダムデュナメス|デュナメス]]にかけた改造費は戻ってくるので、あまり気にならないといえば気にならない。なお、死亡シーンは[[DVE]]で再現されるため必見である。
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
:既に故人の為登場しないが、度々キャラクターの会話で名前が出てくる。[[メメントモリ]]攻略ルートを通ると第34話「白き牙」において、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の夢に出てくる。[[キャラクター事典]]をコンプリートするには必須なので、一度は通っておこう。
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:既に故人の為直接は登場しないが、度々キャラクターの会話で名前が出てくる。[[メメントモリ]]攻略ルートを通ると第34話「白き牙」において、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の夢に出てくる。[[キャラクター事典]]をコンプリートするには必須なので、一度は通っておこう。
 
:なお、『第2次Z破界篇』にて刹那に狙撃のコツを伝授していたエピソードが判明する。そのお陰で[[アニュー・リターナー|アニュー]]が救えると言うサプライズが。兄は死してなお、[[ロックオン・ストラトス (2代目)|弟]]を救ったのだ。
 
:なお、『第2次Z破界篇』にて刹那に狙撃のコツを伝授していたエピソードが判明する。そのお陰で[[アニュー・リターナー|アニュー]]が救えると言うサプライズが。兄は死してなお、[[ロックオン・ストラトス (2代目)|弟]]を救ったのだ。
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦UX]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}}
 
:劇場版準拠なので死亡後だが、第38話「防人たち」の戦闘中イベントにて、[[ELS]]との接触で人事不省になっていた刹那の意識に[[皆城乙姫]]の干渉と共に接触する形で登場。'''2ndシーズンで刹那の夢に出て来た時の事を覚えている節がある。'''
 
:劇場版準拠なので死亡後だが、第38話「防人たち」の戦闘中イベントにて、[[ELS]]との接触で人事不省になっていた刹那の意識に[[皆城乙姫]]の干渉と共に接触する形で登場。'''2ndシーズンで刹那の夢に出て来た時の事を覚えている節がある。'''
;[[スーパーロボット大戦BX]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}
 
:『UX』と同様だが、今回は刹那の夢自体があっさりと済んでいるため本人が出るのは[[ELS]]との真の対話の時で台詞が一言だけ。弟との区別の為か、本名の「ニール」表記。
 
:『UX』と同様だが、今回は刹那の夢自体があっさりと済んでいるため本人が出るのは[[ELS]]との真の対話の時で台詞が一言だけ。弟との区別の為か、本名の「ニール」表記。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 
:他の作品と異なり'''死亡しない'''。結果、[[ロックオン・ストラトス (2代目)|生き別れの弟]]と再会し、肩を並べて戦うという展開を迎える。
 
:他の作品と異なり'''死亡しない'''。結果、[[ロックオン・ストラトス (2代目)|生き別れの弟]]と再会し、肩を並べて戦うという展開を迎える。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 +
:今回も死亡しない。原作再現で離脱後に『00』2ndシーズン最終決戦シナリオで戦線復帰、ライルと共にロックオンとして刹那の援護に回る。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 +
:序章ワールド3より加入。2020年9月からはティエリアに対応した支援ユニットパーツとしても登場。
 +
:原作同様に負傷するが負傷箇所が明言されていないからか、本作では眼帯姿を用意されていない。1章Part12「世界を止めて」で戦死するが、眼帯の再現がないためか、[[ダリル・ダッジ]]の特攻を喰らって動きが鈍った隙をサーシェスに突かれるという形に変更されている。
 +
:システム上、死亡後のシナリオでもユニットとしてのガンダムデュナメスの使用自体は可能だが、戦死以降デュナメスのパーツ自体の追加はないため、実用を求めるのであれば愛が必要となる。
 +
:3章Part6でライルが実装されたが、今回はシステム上'''弟と同一パイロット扱い'''。ステータスや精神コマンドも共有されており、弟のオーブで兄も強化されるようになった反面、乗り換え扱いになるため兄弟同時編成は不可能。
   −
== パイロットステータス設定の傾向 ==
+
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
[[射撃]]・[[技量]]・[[命中]]に優れ、自軍でもトップクラス。僅差ではあるが、マイスター中で最も[[防御]]の初期値が高い。原作では高い格闘能力も見せたが、[[格闘 (能力)|格闘]]の初期値は射撃系としてはやや高め程度で、成長タイプの都合で伸びも悪い。
+
[[射撃 (能力)|射撃]]・[[技量]]・[[命中]]に優れ、自軍でもトップクラス。僅差ではあるが、マイスター中で最も[[防御]]の初期値が高い。原作では高い格闘能力も見せたが、[[格闘 (能力)|格闘]]の初期値は射撃系としてはやや高め程度で、成長タイプの都合で伸びも悪い。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
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:有用な精神を豊富に習得し、どれも低コストで使用出来る。[[サブパイロット]]のハロは[[集中]]も所持している。
 
:有用な精神を豊富に習得し、どれも低コストで使用出来る。[[サブパイロット]]のハロは[[集中]]も所持している。
 
:ただし、序盤は防御系の精神コマンドが無い(しかも[[ロックオン・ストラトス (2代目)|弟]]の[[ケルディムガンダム|ケルディム]]と違って[[バリア]]も無い)。このため、撃ち合いには弱いので、注意。
 
:ただし、序盤は防御系の精神コマンドが無い(しかも[[ロックオン・ストラトス (2代目)|弟]]の[[ケルディムガンダム|ケルディム]]と違って[[バリア]]も無い)。このため、撃ち合いには弱いので、注意。
 +
;[[X-Ω]]
 +
:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[熱血]]'''
 +
:;パイロットパーツ装備時
 +
::'''[[狙撃]]、[[絆]]、[[魂]]+'''
 +
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 +
:'''[[狙撃]]、[[必中]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[集中]]、[[刮目]]'''
   −
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
+
=== [[特殊スキル]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]
 
:'''[[ブロッキング]]、[[気力+ (命中)]]、[[援護攻撃]]L2'''
 
:'''[[ブロッキング]]、[[気力+ (命中)]]、[[援護攻撃]]L2'''
 
:愛機デュナメスと援護攻撃による連続攻撃は頼りになる。ロックオンの高い技量のお陰でブロッキングによる切り払い、シールド防御が高確率で発動するため、撃墜される心配があまり無い。気力+(命中)の効果で気力上昇のスピードも速く、[[連続行動]]を発動させ易い。
 
:愛機デュナメスと援護攻撃による連続攻撃は頼りになる。ロックオンの高い技量のお陰でブロッキングによる切り払い、シールド防御が高確率で発動するため、撃墜される心配があまり無い。気力+(命中)の効果で気力上昇のスピードも速く、[[連続行動]]を発動させ易い。
 
:しかし、前述の通りスナイパーキャラのくせに[[ヒット&アウェイ]]がないのが、大問題。また、GNスナイパーライフルは弾数が6と少ないので、[[Bセーブ]]が無いと援護攻撃の連発ですぐに弾切れになる。
 
:しかし、前述の通りスナイパーキャラのくせに[[ヒット&アウェイ]]がないのが、大問題。また、GNスナイパーライフルは弾数が6と少ないので、[[Bセーブ]]が無いと援護攻撃の連発ですぐに弾切れになる。
 +
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 +
:'''[[ガンダムマイスター]](ロックオン)'''
 +
:照準値が増加する。気力130以上のとき、ステージ中一度だけ「[[捨て身]]」(レベルが上がると「[[直撃]]」も追加される)がかかる。
 +
:データ上同一パイロットである都合上、[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]の分の特殊スキルもそのまま適用されるが、ニールのスキルとして実装されたのは本スキルのみ。
   −
=== 固有[[エースボーナス]] ===
+
=== [[エースボーナス]] ===
 
;クリティカル率+40%
 
;クリティカル率+40%
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』。高いクリティカル率にさらに40%も加算する恐ろしいボーナス。習得してしまえば、よほどの事が無い限り、ほぼ確実に[[クリティカル]]を叩き出す。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』。高いクリティカル率にさらに40%も加算する恐ろしいボーナス。習得してしまえば、よほどの事が無い限り、ほぼ確実に[[クリティカル]]を叩き出す。
:[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]の完全上位互換のボーナスであり、どう考えても離脱前提のボーナスであるのが解ってしまうのが悲しいが、使用可能期間の長さと、下記のハロを合わせて考えればやはり習得しない手はない。
+
:[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]の完全上位互換のボーナスであり、あまりに強力すぎるためどう考えても離脱前提のボーナスであるのが解ってしまうのが悲しい。
:更に、永久離脱時に獲得していると、[[強化パーツ]]のハロも入手できる。
+
:ただし永久離脱時に獲得していると、[[強化パーツ]]のハロも入手できる。使用可能期間の長さと、死してなお残るものを合わせて考えればやはり習得しない手はない。
   −
== パイロットBGM ==
+
=== 支援効果 ===
;「DAYBREAK'S BELL」
+
{| class="wikitable"
:1stシーズン前期OPテーマ。
+
|-
;「FIGHT」
+
!パーツ!!メイン効果!!サブ効果!!精神コマンド!!専用演出対応
:[[トランザム]]発動時には強制的にこの[[BGM]]になる。デフォルトのBGMとしても設定可能。
+
|-
 +
!マイスターのムードメーカー
 +
|ビーム強化III||タイプ強化IV(防御)||[[挑発]]||[[ガンダムヴァーチェ]]<br />([[ティエリア・アーデ]])
 +
|-
 +
|}
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
102行目: 124行目:  
;[[刹那・F・セイエイ]]
 
;[[刹那・F・セイエイ]]
 
:チームメイト。初期のミッションでは彼とコンビを組むことが多く、色々と面倒見させられていた。刹那も内心ではその事に感謝しており、「大人」として[[信頼]]していた。
 
:チームメイト。初期のミッションでは彼とコンビを組むことが多く、色々と面倒見させられていた。刹那も内心ではその事に感謝しており、「大人」として[[信頼]]していた。
:ある事が切っ掛けでお互いの行動理念を共有するようになり、それは刹那の戦争根絶の一言「俺たち(俺達こそ)がガンダム」にも影響している。死してもなお、ロックオンの存在は刹那に強い影響を与えている。
+
:刹那の来歴を知ったことで一時険悪になりかかるが、それがきっかけとなってお互いの行動理念を共有するようになり、それは刹那の戦争根絶の一言「俺たち(俺達こそ)がガンダム」にも影響している。死してもなお、ロックオンの存在は刹那に強い影響を与えている。
 
:再世篇では刹那に[[狙撃]]のコツを伝授していた事が判明する。
 
:再世篇では刹那に[[狙撃]]のコツを伝授していた事が判明する。
 
;[[アレルヤ・ハプティズム]]
 
;[[アレルヤ・ハプティズム]]
114行目: 136行目:  
;[[フェルト・グレイス]]
 
;[[フェルト・グレイス]]
 
:死と隣り合わせであるロックオンを心配し、お互い優しく接していく。
 
:死と隣り合わせであるロックオンを心配し、お互い優しく接していく。
:また、ロックオンは1st第9話ではフェルトに対して(本来ならば守秘義務のある)自身の本名および過去について明かしている。そして、フェルトはロックオンに淡い想いを寄せるようになるが……
+
:また、ロックオンは1st第9話ではフェルトに対して(本来ならば守秘義務のある)自身の本名および過去について明かしている。そして、フェルトはロックオンに淡い想いを寄せるようになる。
 
;[[グラハム・エーカー]]
 
;[[グラハム・エーカー]]
 
:[[ユニオン (00)|ユニオン]]のエースパイロット。アザディスタン王国での初戦闘ではロックオンの精密射撃を回避、受け止めただけでなく[[ビームサーベル]]を使わない事を信条としているロックオンに初めてビームサーベルを使わせた。
 
:[[ユニオン (00)|ユニオン]]のエースパイロット。アザディスタン王国での初戦闘ではロックオンの精密射撃を回避、受け止めただけでなく[[ビームサーベル]]を使わない事を信条としているロックオンに初めてビームサーベルを使わせた。
135行目: 157行目:  
:『第2次Z破界篇』では、彼に刹那同様の扱い辛さを感じている。
 
:『第2次Z破界篇』では、彼に刹那同様の扱い辛さを感じている。
 
;[[キラ・ヤマト]]
 
;[[キラ・ヤマト]]
:『第2次Z破界篇』では彼に気遣いをかけられ、その際に「全てを終わらせるまで死なない」と返答するのだが……
+
:『第2次Z破界篇』では彼に気遣いをかけられ、その際に「全てを終わらせるまで死なない」と返答する。
 
;[[ムウ・ラ・フラガ]]
 
;[[ムウ・ラ・フラガ]]
 
:ロックオン(ニール)と同じ21世紀の[[ガンダムシリーズ]]における[[主人公]]にとっての兄貴分。
 
:ロックオン(ニール)と同じ21世紀の[[ガンダムシリーズ]]における[[主人公]]にとっての兄貴分。
168行目: 190行目:  
=== バンプレストオリジナル ===
 
=== バンプレストオリジナル ===
 
;[[クロウ・ブルースト]]
 
;[[クロウ・ブルースト]]
:[[ソレスタルビーイング|CB]]に投降し、協力を申し出た彼に刹那のお守りを押し付ける。[[貧乏クジ同盟|貧乏くじ]]と貧乏で言われることも。歳が近いこともあって馬が合うのか会話も多く、'''親友'''といっても良い仲になっている。
+
:[[ソレスタルビーイング|CB]]に投降し、協力を申し出た彼に刹那のお守りを押し付ける。[[貧乏クジ同盟|貧乏くじ]]と貧乏で言われることも。歳が近いこともあって馬が合うのか会話も多く、'''親友'''と言ってもいい仲になっている。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』終盤でロックオンが戦死した際は「最期まで貧乏くじかよ…! 馬鹿野郎が!!」と仲間であり親友でもあったロックオンの死には怒りながらもその死を嘆き、深く悲しんでいた。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』終盤でロックオンが戦死した際は「最期まで貧乏くじかよ…! 馬鹿野郎が!!」と仲間であり親友でもあったロックオンの死には怒りながらもその死を嘆き、深く悲しんでいた。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』でも彼の事を思い返す場面が多く存在し、([[リ・ブラスタB|後継機次第で]])ロックオンの意思を継いで世界の歪みを狙い撃つ。ミシェルとは逆に、二代目ロックオンのライルともすぐに打ち解けている。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』でも彼の事を思い返す場面が多く存在し、([[リ・ブラスタB|後継機次第で]])ロックオンの意思を継いで世界の歪みを狙い撃つ。ミシェルとは逆に、二代目ロックオンのライルともすぐに打ち解けている。
184行目: 206行目:  
:第3話より。[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]の「[[地球]]へ降下したガンダムをどうやって[[軌道エレベーター]]で[[宇宙]]に戻すのか?」という疑問に答えて。
 
:第3話より。[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]の「[[地球]]へ降下したガンダムをどうやって[[軌道エレベーター]]で[[宇宙]]に戻すのか?」という疑問に答えて。
 
:ソレスタルビーイングのガンダムマイスター達が神出鬼没の活動が出来る秘密の一つは、この辺りにも有るようだ。
 
:ソレスタルビーイングのガンダムマイスター達が神出鬼没の活動が出来る秘密の一つは、この辺りにも有るようだ。
 +
;「ああ、イヤだイヤだ…こういう弱いものいじめみたいなの…早く武装解除しろって!」<br />「狙い撃つぜ…」
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:同話。南アフリカの内戦に武力介入する際、相手とあまりに戦力の差がありすぎる事に一人愚痴をこぼす。決め台詞も明らかにやる気がない。
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:後に登場する[[チームトリニティ]]との方針の違いがこの時点ですでに表れている。
 
;「容赦しねぇ…お前らに慈悲なんかくれてやるか…!」<br />「今日の俺は…容赦ねぇぞ」
 
;「容赦しねぇ…お前らに慈悲なんかくれてやるか…!」<br />「今日の俺は…容赦ねぇぞ」
 
:第8話より。紛争根絶を開始したCBに対する報復として、無差別テロを起こした[[テロリスト]]集団を上の台詞通りに容赦無く殲滅した。
 
:第8話より。紛争根絶を開始したCBに対する報復として、無差別テロを起こした[[テロリスト]]集団を上の台詞通りに容赦無く殲滅した。
197行目: 222行目:  
:第19話より。刹那がかつて自分の家族の命を奪ったテロリスト集団に所属していた事実を知り、ロックオンは彼に銃口を向ける。しかし、刹那は動じず、自分は命ある限り紛争根絶のために生きるという決意を「そうだ…俺が、ガンダムだ」と言う締めで示したことで、ロックオンは刹那の心情を信用してこう言う。それに対し刹那は「ありがとう。最高の褒め言葉だ」と返した。
 
:第19話より。刹那がかつて自分の家族の命を奪ったテロリスト集団に所属していた事実を知り、ロックオンは彼に銃口を向ける。しかし、刹那は動じず、自分は命ある限り紛争根絶のために生きるという決意を「そうだ…俺が、ガンダムだ」と言う締めで示したことで、ロックオンは刹那の心情を信用してこう言う。それに対し刹那は「ありがとう。最高の褒め言葉だ」と返した。
 
;「絶対に許さねえ…! てめえは、戦いを生み出す権化だ!」
 
;「絶対に許さねえ…! てめえは、戦いを生み出す権化だ!」
:第23話より。[[アリー・アル・サーシェス]]を評して。これに対しサーシェスも「同じ穴のムジナが!」と返す。
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:第23話より。[[アリー・アル・サーシェス]]を評して。これに対しサーシェスも「同じ穴のムジナが!」と返す。同話でのサーシェスとの掛け合いは三木氏と藤原氏の感情がぶつかりあった場で、監督をはじめとするスタッフ陣や声優陣を戦慄させたほどであった。
 
:確かに世間一般から見ればテロリストにすぎないロックオンらソレスタルビーイングだが、サーシェスとは背負っている覚悟も信念も根本から全く違う。
 
:確かに世間一般から見ればテロリストにすぎないロックオンらソレスタルビーイングだが、サーシェスとは背負っている覚悟も信念も根本から全く違う。
 
:なお、『第2次Z破界篇』でもサーシェスへの特殊戦闘台詞として採用されている。
 
:なお、『第2次Z破界篇』でもサーシェスへの特殊戦闘台詞として採用されている。
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;「太陽炉を頼むぜ。あばよ…相棒」
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: サーシェスにデュナメスを破壊されてしまった後、まだ無事なGNドライヴをデュナメスと共にプトレマイオスに届けるようにハロに指示を出し、見送った後に発言。
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: 相棒に別れを告げたロックオンはサーシェスの注意を逸らすために自身の命を囮とした最後の作戦に打って出る…
 
;「何やってんだろうな、俺は…」<br />「けど、こいつをやらなきゃ…仇を取らなきゃ…俺は前に進めねぇ…世界とも、向き合えねぇ…」<br />「だからさぁ…狙い撃つぜぇぇぇぇッ!!」
 
;「何やってんだろうな、俺は…」<br />「けど、こいつをやらなきゃ…仇を取らなきゃ…俺は前に進めねぇ…世界とも、向き合えねぇ…」<br />「だからさぁ…狙い撃つぜぇぇぇぇッ!!」
:同じく第23話より。サーシェスとの戦いの際、乗機を破壊されるものの、外部からGNアームズを操縦し、[[ガンダムスローネツヴァイ]]に狙いを定めた際の発言。
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:ガンコントローラーを大型GNキャノンの残骸に接続し、[[ガンダムスローネツヴァイ]]に狙いを定め、魂の一撃を放った際に発言。
 
;「わかってるさ…こんな事をしても…変えられないかもしれないって……元には戻らないって…」<br />「それでも…これからは…明日は…ライルの生きる未来を……」
 
;「わかってるさ…こんな事をしても…変えられないかもしれないって……元には戻らないって…」<br />「それでも…これからは…明日は…ライルの生きる未来を……」
 
:サーシェスとの対決後、[[宇宙]]を漂いながら。この時、初めて[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]の名前が登場し、第9話でロックオン(ニール)と同じ容姿をした人物が登場した事や、この時彼の脳裏に過ったパーティーの光景で[[食べ物・料理|料理]]が五人分用意されていた事、ロックオン(ニール)視点のハズのその光景に両親と妹とロックオン(ニール)らしき人物が映っていた事等と合わせて、ロックオン(ニール)に弟がいるという[[伏線]]となった。
 
:サーシェスとの対決後、[[宇宙]]を漂いながら。この時、初めて[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]の名前が登場し、第9話でロックオン(ニール)と同じ容姿をした人物が登場した事や、この時彼の脳裏に過ったパーティーの光景で[[食べ物・料理|料理]]が五人分用意されていた事、ロックオン(ニール)視点のハズのその光景に両親と妹とロックオン(ニール)らしき人物が映っていた事等と合わせて、ロックオン(ニール)に弟がいるという[[伏線]]となった。
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:ドラマCD「MISSON-2306」に於いて、刹那からミッション初日の感想を聞いて。想像できたんなら止めてやれよ。
 
:ドラマCD「MISSON-2306」に於いて、刹那からミッション初日の感想を聞いて。想像できたんなら止めてやれよ。
 
;「彼女の恋人になっちまえよ。そうすりゃあ、完全監視が可能だ。」
 
;「彼女の恋人になっちまえよ。そうすりゃあ、完全監視が可能だ。」
:ドラマCD「MISSON-2306」に於いて、ルイスを監視する任務に就いた刹那に言い放った無茶振り。ルイスには既に沙慈がいる上に、この時の刹那は完全にルイスに嫌われていたので無理な要求である。刹那も気乗りしなかったが、「CBに沈黙は許されない」と言われ、刹那は翌日口説きに行ったが…
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:ドラマCD「MISSON-2306」に於いて、ルイスを監視する任務に就いた刹那に言い放った無茶振り。ルイスには既に沙慈がいる上に、この時の刹那は完全にルイスに嫌われていたので無理な要求である。刹那も気乗りしなかったが、「CBに沈黙は許されない」と言われ、刹那は翌日口説きに行った。
 
;「お、お父さん、そんなふしだらな真似許しませんよ!」
 
;「お、お父さん、そんなふしだらな真似許しませんよ!」
 
:上記ドラマCD内で刹那がグラハムに襲われかけている際に乱入して二人を引き剥がしながら放った一言。同CD内で周囲のマイスターのキャラが崩壊していく中、ギリギリのラインを保っていたはずのロックオンが、ついに壊れた瞬間であった。
 
:上記ドラマCD内で刹那がグラハムに襲われかけている際に乱入して二人を引き剥がしながら放った一言。同CD内で周囲のマイスターのキャラが崩壊していく中、ギリギリのラインを保っていたはずのロックオンが、ついに壊れた瞬間であった。
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:『第2次Z破界篇』第33話「天を突く命」より。[[カミナ]]が戦死したときの台詞。
 
:『第2次Z破界篇』第33話「天を突く命」より。[[カミナ]]が戦死したときの台詞。
 
:[[キラ・ヤマト|キラ]]は、これを聞いて「奴」がロックオン自身のことであることを見抜き、以前から感じていた彼の生き方への懸念から窘める台詞を吐く。
 
:[[キラ・ヤマト|キラ]]は、これを聞いて「奴」がロックオン自身のことであることを見抜き、以前から感じていた彼の生き方への懸念から窘める台詞を吐く。
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;「確かに空気は読めちゃいないが、武力介入はソレスタルビーイング本来の計画だ。どうこう言うつもりはねえ」<br />「だが、お前達は民間人を巻き込んだ…! それだけはやっちゃいけなかったんだよ!」
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:『第2次Z破界篇』第35話「悪意の矛先」より、チームトリニティとの戦闘前会話。
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:テロで家族を失った身であるロックオンからしてみればトリニティの過激な武力介入はテロリストとなんら変わりは無かった。
 
;「いや…俺はバカは的にしないのさ」
 
;「いや…俺はバカは的にしないのさ」
:KPSA時代の過去を明かした刹那との和解後、クロウから「[[ファイヤバグ]]」であった自身も標的にするかと問われ、吹っ切ったかのように上述の言葉を返す。
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:同話、KPSA時代の過去を明かした刹那との和解後、クロウから「[[ファイヤバグ]]」であった自身も標的にするかと問われ、吹っ切ったかのように上述の言葉を返す。
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:これに対するクロウの返答は'''「ありがとう、最低の褒め言葉だ」'''だった。
 
;「付き合ってやってる俺や青山達の存在が、どれだけ貴重か分かったろ? ま…これも貧乏クジ役の務めだな」
 
;「付き合ってやってる俺や青山達の存在が、どれだけ貴重か分かったろ? ま…これも貧乏クジ役の務めだな」
 
:『第2次Z破界篇』第48話「夜明けの鐘」にて、クロウの軽口に気兼ねなく付き合える間柄であった事を示す台詞。
 
:『第2次Z破界篇』第48話「夜明けの鐘」にて、クロウの軽口に気兼ねなく付き合える間柄であった事を示す台詞。
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:[[アルヴァトーレ]]撃墜後、ZEXIS全員を送り出した後に。CBの力である[[GNドライヴ]]、半身であるガンダムを「相棒」に委ね、ロックオンは[[宇宙]]に出る。
 
:[[アルヴァトーレ]]撃墜後、ZEXIS全員を送り出した後に。CBの力である[[GNドライヴ]]、半身であるガンダムを「相棒」に委ね、ロックオンは[[宇宙]]に出る。
 
:瀕死の身体で彼が最後に見たもの、それは戦火が広がるとは思えないほど美しい[[地球]]だった……。
 
:瀕死の身体で彼が最後に見たもの、それは戦火が広がるとは思えないほど美しい[[地球]]だった……。
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=== 単独作品 ===
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;ライル「なんでここに兄さんが!?」
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;「俺だってソレスタルビーイングのガンダムマイスターなんだ!ゆっくり休んでなんていられるか!」
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;「やるぞ、ライル!」
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;ライル「ああ、わかったよ!トランザム!」
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:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』第9章第8話「世界の再生」より。
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:今作ではロックオン(ニール)は死亡せず、負傷して自軍から離脱していたが『00』2ndシーズン最終シナリオで援軍に駆けつける。ニールとライル、二人のロックオン夢の競演である。
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:余談だが上記ではライルと書いているが実際には二人とも名前が『ロックオン』表記であり、交互に喋り、顔もまったく同じな為少しややこしかったりする。
    
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
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*1stシーズン第23話においてロックオン・ストラトスの死亡シーンは曖昧な点が有ったため、「ロックオンは実は生きていて、2ndシーズンに登場するのではないか」とする声が一部のファンからはあった。しかし、スタッフはそんな考えは全く無かったようで「次話(1st第24話)で死亡した」と語っている。水島精二監督もまたインタビューにおいて「ロックオンは死にました」と明言している。
 
*1stシーズン第23話においてロックオン・ストラトスの死亡シーンは曖昧な点が有ったため、「ロックオンは実は生きていて、2ndシーズンに登場するのではないか」とする声が一部のファンからはあった。しかし、スタッフはそんな考えは全く無かったようで「次話(1st第24話)で死亡した」と語っている。水島精二監督もまたインタビューにおいて「ロックオンは死にました」と明言している。
 
**その後、[[プレイステーション2]]用ソフト『機動戦士ガンダム00 ガンダムマイスターズ』の特典映像にて'''ロックオン生存説を一掃する為に、ロックオンの死亡シーンを明確にして'''ファンに衝撃を与えた。本来、[[機動戦士ガンダムSEED|TV版]]で死亡が明確だったのにスペシャルエディションで[[黒歴史|その描写を消して]]、実際に[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|続編]]で復活した[[ムウ・ラ・フラガ|彼]]とは真逆である。
 
**その後、[[プレイステーション2]]用ソフト『機動戦士ガンダム00 ガンダムマイスターズ』の特典映像にて'''ロックオン生存説を一掃する為に、ロックオンの死亡シーンを明確にして'''ファンに衝撃を与えた。本来、[[機動戦士ガンダムSEED|TV版]]で死亡が明確だったのにスペシャルエディションで[[黒歴史|その描写を消して]]、実際に[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|続編]]で復活した[[ムウ・ラ・フラガ|彼]]とは真逆である。
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**『機動戦士ガンダム00 スペシャルエディション』の追加カットでも死亡シーンが追加。爆発で吹き飛ばされメットが割れ、覗き見えるその目に光が無く、亡骸が宇宙を漂うという壮絶な最後が描かれた。
 
**映像以外での死亡シーンに関しては、大森倖三氏による[[漫画|漫画版]]では'''[[アルヴァアロン]]のビームを生身のままで受ける'''。[[小説|ノベライズ版]]では、本編同様に'''GNアームズの残骸の爆発に巻き込まれる'''のではあるのだが、'''爆発に飲み込まれ、身体が跡形もなく消滅した'''。
 
**映像以外での死亡シーンに関しては、大森倖三氏による[[漫画|漫画版]]では'''[[アルヴァアロン]]のビームを生身のままで受ける'''。[[小説|ノベライズ版]]では、本編同様に'''GNアームズの残骸の爆発に巻き込まれる'''のではあるのだが、'''爆発に飲み込まれ、身体が跡形もなく消滅した'''。
 
**一方、[[ニンテンドーDS]]用ソフト『機動戦士ガンダム00』では、原作のストーリーが「三国合同軍事演習」の終了時点(1st第16話)までしか再現されない為、ロックオンは死亡しない。
 
**一方、[[ニンテンドーDS]]用ソフト『機動戦士ガンダム00』では、原作のストーリーが「三国合同軍事演習」の終了時点(1st第16話)までしか再現されない為、ロックオンは死亡しない。
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