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385 バイト追加 、 2022年4月19日 (火) 06:57
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*外国語表記:[[外国語表記::LOST BARREL]]
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{{登場メカ概要
*[[登場作品]]:[[鉄のラインバレル (原作漫画版)]]
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| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|鉄のラインバレル (原作漫画版)}}
*分類:[[マキナ]]・バレルシリーズ
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| デザイン = {{メカニックデザイン|清水栄一}}
*頭頂高:20.2m
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦UX}}
*[[全長一覧|全高]]:22m
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}}
*重量:53.3t
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*[[動力・エンジン・エネルギー|動力]]:電力
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*装甲材質:ニューロカーボン・ナノセラミック
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*MMI:電脳
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*開発者:[[城崎天児]]
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*製作:ムラマツ重工
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*所属:[[加藤機関]]⇒某組織⇒単独行動
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*意匠:左二つ巴
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*[[ファクター]]:[[沢渡拓郎]]
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*メカニックデザイン:清水栄一
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{{登場メカ概要
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| タイトル = スペック
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| 分類 = [[マキナ]]・バレルシリーズ
 +
| 頭頂高 = [[頭頂高::20.2 m]]
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| 全高 = 22 m
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| 重量 = [[重量::53.3 t]]
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| エネルギー = 電力
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| 装甲材質 = [[装甲材質::ニューロカーボン・ナノセラミック]]
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| MMI = [[MMI::電脳]]
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| 開発者 = [[開発::城崎天児]]
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| 所属 = {{所属 (メカ)|加藤機関}} ⇒ 某組織 ⇒ 単独行動
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| 意匠 = 左二つ巴
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| 乗員人数 = 1名
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| ファクター = [[パイロット::沢渡拓郎]]
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}}
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'''ロストバレル'''は『[[鉄のラインバレル (原作漫画版)]]』の[[登場メカ]]。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
[[シャングリラ (ラインバレル)|シャングリラ]]第三艦橋に封印されていた11体目の[[マキナ]]。[[城崎天児]]の手によって世界で初めて完成した大型マキナであり、全てのマキナのベースとなった存在。正式な名称は存在せず、ラインバレルの存在が確認された後に久嵩によって「ロストバレル」と通称されている。
 
[[シャングリラ (ラインバレル)|シャングリラ]]第三艦橋に封印されていた11体目の[[マキナ]]。[[城崎天児]]の手によって世界で初めて完成した大型マキナであり、全てのマキナのベースとなった存在。正式な名称は存在せず、ラインバレルの存在が確認された後に久嵩によって「ロストバレル」と通称されている。
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基本スペックはラインバレルと同等であるが、「マキナ殺し」として開発された同型機とは異なり、修復力・攻撃力はあくまで通常のマキナの域を出ず、オーバーライドも使用不可能。しかし、試作一号機であるがゆえ実験的な部分もかなり多く持っており、一部の性能は浩一そのものとなった現状のラインバレルをも凌ぐ。
 
基本スペックはラインバレルと同等であるが、「マキナ殺し」として開発された同型機とは異なり、修復力・攻撃力はあくまで通常のマキナの域を出ず、オーバーライドも使用不可能。しかし、試作一号機であるがゆえ実験的な部分もかなり多く持っており、一部の性能は浩一そのものとなった現状のラインバレルをも凌ぐ。
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主な武装は両脇にマウントされたビームソード。これはエグゼキューターの原型となった装備である。その本体であるテールスタビライザーには、開発元と思しき「ムラマツエンジニアリング」というローマ字表記が確認できる。
 
主な武装は両脇にマウントされたビームソード。これはエグゼキューターの原型となった装備である。その本体であるテールスタビライザーには、開発元と思しき「ムラマツエンジニアリング」というローマ字表記が確認できる。
また、人型のマキナ([[ヒトマキナ]]除く)でありながら単独で飛行可能で<ref>同じく飛行可能な人型のマキナであるラインバレルやヴァーダントは飛行時間に制限がある</ref>、20巻のイラストに北欧まで辿り着いている光景がある。
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また、人型のマキナ([[ヒトマキナ]]除く)でありながら単独で飛行可能で<ref>同じく飛行可能な人型のマキナであるラインバレルやヴァーダントは飛行時間に制限がある</ref>、20巻のイラストに北欧まで辿り着いている光景がある。飛行時にはテールスタビライザーをウイングのように展開する。
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=== 劇中での様相 ===
 
経緯は不明ながらシャングリラの第三艦橋に在るハンガーに[[ファクター]]不在のまま死蔵されていた。これは、真のオーバーライドのトリガーである「全マキナへのファクター生成」を防ぐための手段である。
 
経緯は不明ながらシャングリラの第三艦橋に在るハンガーに[[ファクター]]不在のまま死蔵されていた。これは、真のオーバーライドのトリガーである「全マキナへのファクター生成」を防ぐための手段である。
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しかし、浩一が完全に人を捨てて「正義の味方」となったことを確認したことで第四の原則が有効となったことで、他のマキナ共々ファクターの意志を無視してラインバレルの指揮下に入った。
 
しかし、浩一が完全に人を捨てて「正義の味方」となったことを確認したことで第四の原則が有効となったことで、他のマキナ共々ファクターの意志を無視してラインバレルの指揮下に入った。
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その後シャングリラに回収され、月面決戦にて華型ヒトマキナを撃墜すべく出撃。他の無人アルマ部隊が全滅する中、満身創痍となりながら中枢まで斬り込み、電脳の破壊に成功。華型の爆発に巻き込まれ、沢渡ともども消滅した。
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その後シャングリラに回収され、月面決戦にて華型ヒトマキナを撃墜すべく出撃。他の無人アルマ部隊が全滅する中、満身創痍となりながら中枢まで斬り込み、電脳の破壊に成功。華型の爆発に巻き込まれ、消滅した。
    
==登場作品と操縦者==
 
==登場作品と操縦者==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦UX]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦UX}}
:ユニットアイコンのみの登場。このため登場するマキナでは唯一戦うコトが出来ない。しかも、原作と違いデウス戦が決着するため、それに伴いこの機体も割を食う形で以後登場しなくなる。
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:初登場作品。ユニットアイコンのみの登場。このため登場するマキナでは唯一戦うコトが出来ない。しかも、原作と違いデウス戦が決着するため、それに伴いこの機体も割を食う形で以後登場しなくなる。
 
:エンディングでは新型サイコギア隊と海動&真上、さらには加藤機関の面々にまで追われている。
 
:エンディングでは新型サイコギア隊と海動&真上、さらには加藤機関の面々にまで追われている。
    
===単独作品===
 
===単独作品===
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
:ユニットとして登場。実質的な初登場作品。
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:ユニットとして初参戦。
    
==装備・機能==
 
==装備・機能==
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;ビームソード
 
;ビームソード
 
:確認されている唯一の武器。両脇にある柄は単なる出力機であり、テールスタビライザーが本体である。そのためテールスタビライザーと有線で接続されている。
 
:確認されている唯一の武器。両脇にある柄は単なる出力機であり、テールスタビライザーが本体である。そのためテールスタビライザーと有線で接続されている。
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=== [[特殊能力]] ===
   
;オーバードライブ
 
;オーバードライブ
:ロストバレル特有の秘匿機能。ラインバレルのオーバーライドと伍する高速移動を可能にし、また本機の周囲に転送フィールドを周囲に纏うことで触れるもの全てを転送させ、あらゆる攻撃を無効化してしまうという常軌を逸した能力を与える。
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:ロストバレル特有の秘匿機能。ラインバレルのオーバーライドと伍する高速移動を可能にし、また本機の周囲に転送フィールドを纏うことで触れるもの全てを転送させ、あらゆる攻撃を無効化してしまうという常軌を逸した能力を与える。
:自機のシステムの奥深くに城崎天児によって何重にも鍵をかけて封印されていたが、沢渡が何らかの手によってその封印を解いた。
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:自機のシステムの奥深くに城崎天児によって何重にも鍵をかけて封印されていたが、沢渡が何らかの手<ref>この機能を最初に使用したのは第2次ニューヨーク奪還戦時のため、その前に入手したパルド、ロックとロストバレル自身の電脳を利用して封印を解除した可能性がある。</ref>によってその封印を解いた。
:ラインバレルのオーバーライドと異なり常時転送フィールドを展開できるが、テールスタビライザーにシステムが集約されているため、大きく破損すると使用することすらできなくなる欠点もある。
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:ラインバレルのオーバーライドと異なり常時転送フィールドを展開できるが、テールスタビライザーにシステムが集約されているため、大きく破損すると使用できなくなる欠点がある。
 
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=== 移動タイプ ===
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;[[空]]・[[陸]]
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:「ユダ」での登場時に影があるため、飛行できると思われる。なお、飛行時にはテールスタビライザーをウイングのように展開する。
      
==関連機体==
 
==関連機体==