差分
→登場作品と操縦者
{{登場メカ概要
{{登場メカ概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Lewloola]]
| 外国語表記 = [[外国語表記::Rewloola]]<ref>[http://www.gundam-cca.net/ms/12.html MS]、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』公式サイト、2022年2月6日閲覧、2022年2月5日閲覧。</ref>
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}
| 主な搭乗員 =
| 主な搭乗員 =
;【艦長】
;【艦長】
:[[イリア・パゾム]](ダブルフェイク)<br />[[ライル]](逆シャア)<br />[[ヒル・ドーソン]](UC)
:[[ライル]](逆シャア)<br />[[ヒル・ドーソン]](UC)
;【同乗者】
;【同乗者】
:[[シャア・アズナブル]](逆シャア)
:[[ナナイ・ミゲル]](逆シャア)
:[[ナナイ・ミゲル]](逆シャア)
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'''レウルーラ'''は『[[ガンダムシリーズ]]』の[[登場メカ]]。
'''レウルーラ'''は「[[ガンダムシリーズ]]」の[[登場メカ]]。
== 概要 ==
== 概要 ==
[[シャア・アズナブル]]率いる[[ネオ・ジオン#第2次ネオ・ジオン抗争時|新生ネオ・ジオン]]艦隊の総旗艦。総帥であるシャアの乗艦を前提として開発されている為、カラーリングは当然「赤」である。
[[シャア・アズナブル]]率いる[[ネオ・ジオン #第2次ネオ・ジオン抗争時|新生ネオ・ジオン]]艦隊の総旗艦。'''総帥であるシャアの乗艦を前提として開発されている為、カラーリングは当然「赤」である'''。
[[グワダン]]を更に発展させた設計。全長は[[グワジン級大型戦艦]]よりもコンパクトではあるが、[[モビルスーツ]]運用能力や火力に優れており、それらに関しては第2次ネオ・ジオン抗争時においても最大級であったともされている。カタパルトデッキは上下の2箇所に設置されている。
シャアの専用艦でもある為か、専用の執務室やリビングルームといった[[戦艦]]としては贅沢な仕様もあった。
=== 劇中における様相 ===
=== 劇中における様相 ===
正確な竣工時期は不明であるものの、第2次ネオ・ジオン抗争よりも3年前となる[[宇宙世紀]]0090年には既にその存在が確認されており、当時は旧ネオ・ジオンの生き残りとなる[[イリア・パゾム]]が艦長を務め、[[テロリスト]]集団カラードと共に、地球連邦軍アラハス隊と交戦している([[漫画]]『ダブル・フェイク アンダー・ザ・ガンダム』)。
正確な竣工時期は不明であるものの、第2次ネオ・ジオン抗争よりも3年前となる[[宇宙世紀]]0090年には既にその存在が確認されており、当時は旧ネオ・ジオンの生き残りとなる[[イリア・パゾム]]が艦長を務め、[[テロリスト]]集団カラードと共に、地球連邦軍アラハス隊と交戦している([[外伝]][[漫画]]『ダブル・フェイク アンダー・ザ・ガンダム』)。
シャア率いる新生ネオ・ジオンが表舞台に現れた宇宙世紀0093年の[[第2次ネオ・ジオン抗争]]では[[ライル|ライル中佐]]が艦長を務め、作戦士官である[[ナナイ・ミゲル]]も乗艦し、[[地球連邦軍]]の[[ロンド・ベル隊]]と幾度も交戦する。[[フィフス・ルナ]]攻防戦では総帥のシャアを乗せて出撃し、[[ギュネイ・ガス]]の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]を援護すべく、本艦より[[サザビー]]が出撃した。[[ルナツー]]の奇襲作戦時は[[スウィートウォーター]]に秘匿されており、代わりに同じ形状をしたダミーバルーンが参加している。そして決戦となる[[アクシズ]]攻防戦では、前線で積極的には戦わず、ほぼ後方に近い位置で待機していたが、ロンド・ベル隊の爆破工作や[[アムロ・レイ]]の搭乗する[[νガンダム]]の引き起こした[[サイコフレーム|アクシズショック]]によって落下は阻止されて失敗。その後、シャアの消息が掴めなくなった結果、撤退して乗員と共に行方不明となった(『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』)。
シャア率いる新生ネオ・ジオンが表舞台に現れた宇宙世紀0093年の[[第2次ネオ・ジオン抗争]]では[[ライル|ライル中佐]]が艦長を務め、作戦士官である[[ナナイ・ミゲル]]も乗艦し、[[地球連邦軍]]の[[ロンド・ベル隊]]と幾度も交戦する。[[フィフス・ルナ]]攻防戦では総帥のシャアを乗せて出撃し、[[ギュネイ・ガス]]の[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]を援護すべく、本艦より[[サザビー]]が出撃した。[[ルナツー]]の奇襲作戦時は[[スウィートウォーター]]に秘匿されており、代わりに同じ形状をした[[バルーンダミー]]が参加している。そして決戦となる[[アクシズ]]攻防戦では、前線で積極的には戦わず、ほぼ後方に近い位置で待機していたが、ロンド・ベル隊の爆破工作や[[アムロ・レイ]]の搭乗する[[νガンダム]]の引き起こした[[サイコフレーム|アクシズ・ショック]]によって落下は阻止されて失敗。その後、シャアの消息が掴めなくなった結果、撤退して乗員と共に行方不明となった(『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』)。
アクシズ・ショックから3年後となる宇宙世紀0096年の[[ラプラス事変]](別名:第3次ネオ・ジオン抗争)では、主であるシャアを失った結果、[[フル・フロンタル]]率いるネオ・ジオン残党軍「[[袖付き]]」に降り、総旗艦として運用されており、艦長も[[ヒル・ドーソン|ヒル・ドーソン大佐]]に引き継がれている。前回の戦いにおける損傷の修復をされても改修は受けていないが、第2次ネオ・ジオン抗争時では既に最高クラスの戦艦であった為、現役艦として通用する性能を維持している。また、所属しているモビルスーツとは異なり、本艦には袖付きの象徴となるエングレービングは施されていない。終盤には[[ネオ・ジオング]]の要となる「ハルユニット」の運搬も行っており、フロンタルの乗機である[[シナンジュ]]とのドッキング作業等も本艦で行われているのだが、最終決戦時、'''運悪くも「グリプス2」から放たれた[[コロニーレーザー]]の軸線上に展開していた為に、僚艦の[[ムサカ級]]2艦と共に轟沈'''。10年近くにも及んだ航行歴に、遂に幕を閉じる事になった(『[[機動戦士ガンダムUC]]』)。
なお、『UC』の漫画版となる『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』では、二隻のレウルーラ(同型艦)が登場している。
なお、『UC』の漫画版となる『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』では、二隻のレウルーラ(同型艦)が登場している。
=== [[旧シリーズ]] ===
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})
:第37話「ゲストとインスペクター」にて、条件次第で[[ジャマイカン・ダニンガン|ジャマイカン]]が乗って敵として登場。
:初登場作品。第37話「ゲストとインスペクター」にて、条件次第で[[ジャマイカン・ダニンガン|ジャマイカン]]が乗って敵として登場。
:ガンダム系艦船としては性能は高いが、ジャマイカンが1回行動しかできないのでそこまで強くない。しかし2回行動可能な[[サイコガンダムMk-II]]や[[ドーベン・ウルフ]]が同時に現れるため厄介。
=== [[αシリーズ]] ===
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
:[[ナナイ・ミゲル|ナナイ]]が乗る。[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]絡みのイベントを起こすと撤退するため、ある意味撃墜は難しい。
:[[ナナイ・ミゲル|ナナイ]]が乗る。[[シャア・アズナブル|クワトロ]]絡みのイベントを起こすと撤退するため、ある意味撃墜は難しい。
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
::耐久力と火力が上昇、といってもやはり戦う機会は無いに等しいので宝の持ち腐れである。
::耐久力と火力が上昇…といってもやはり戦う機会は無いに等しいので宝の持ち腐れである。
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}
:ナナイが乗る。HPは高いが強敵ではない。[[ハマーン・カーン|ハマーン]]休戦ルートでは[[ネオ・ジオン]]との最終決戦で、[[αナンバーズ]]によって撃沈する。
:ナナイが乗る。HPは高いが強敵ではない。最終決戦以外のマップではひたすら防御に徹するため、HPが95000にもなる本艦を撃沈するのは至難の業。最終決戦手前のマップでは撃沈できたとしても、HPを回復してマップの奥まで退避してしまう。登場マップでは[[ハマーン・カーン|ハマーン]]休戦ルート53話のみレウルーラの撃沈が勝利条件の一つだが、幸いこれ以外にも勝利条件があるのでやり込み派以外は放置推奨。
:ハマーン休戦ルートでは落着した[[オルファン]]を舞台とした[[ネオ・ジオン]]との最終決戦で、[[αナンバーズ]]によって撃沈する。何気に'''映像作品において、大気圏内でレウルーラが戦闘する唯一のシーン'''でもある。ハマーンと戦うルートの場合、ネオ・ジオンとの最終決戦で[[アクシズ]]の中に沈む。
=== [[Zシリーズ]] ===
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
:『第2次α』から11年ぶりの登場。ロボット大図鑑の参戦作品は『逆襲のシャア』となっているが、艦長は『UC』のヒルである。
:『第2次α』から11年ぶりの登場。出典は『逆襲のシャア』だが、艦長は『UC』のヒル。
:性能的には[[指揮系統中枢]]を持っている以外、特に見るべきところはない。
:性能的には[[指揮系統中枢]]を持っている以外、特に見るべきものは無い。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
:性能的には『時獄篇』と変わりはない。原作と違い[[コロニーレーザー]]に巻き込まれず、[[Z-BLUE]]の手で撃沈させられた。
:性能的には『時獄篇』と変わりは無い。原作と違い[[コロニーレーザー]]に巻き込まれず、[[Z-BLUE]]の手で撃沈させられた。
=== COMPACTシリーズ ===
=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}
:隠しシナリオに進むと、ナナイが乗ってくる。
:隠しシナリオに進むと、ナナイが乗ってくる。
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
:'''撃墜すると、ゲームオーバーとなってしまうので注意。'''
:'''撃墜すると、ゲームオーバーとなってしまうので要注意'''([[#スパロボシリーズの名場面|スパロボシリーズの名場面]]を参照)。
=== 携帯機シリーズ ===
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦D]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦D}}
:シナリオ上で名前のみ登場し、序盤の[[ネオ・ジオン]]ルートではこの艦内で会話している。
:シナリオ上で名前のみ登場し、序盤の[[ネオ・ジオン]]ルートではこの艦内で会話している。
;[[スーパーロボット大戦BX]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}}
:シナリオ上でのみ登場。
:シナリオ上でのみ登場。
=== VXT三部作 ===
=== VXT三部作 ===
;[[スーパーロボット大戦V]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦V}}
:宇宙ルート第38話でのみ登場する。撃墜するとそのまま轟沈するため扱いが悪い。
:船体の中部が黒色の『UC』版。宇宙ルート第38話でのみ登場する。撃墜するとそのまま轟沈するため扱いが悪い。
:その為か、第40話でフロンタルが[[地球艦隊・天駆]]の援護に現れた際にも、この艦ではなくムサカに座乗している。
:その為か、第40話でフロンタルが[[地球艦隊・天駆]]の援護に現れた際にも、この艦ではなく[[ムサカ級軽巡洋艦|ムサカ]]に座乗している。
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}
:今作ではようやくライルが艦長となった。撃墜しても轟沈はせず撤退し、[[DLC|ボーナスシナリオ]]「彗星の軌跡」でもシャア達の母艦として運用されている。シャアの[[T3]]加入以後は[[ルーディー・ピーシーザルト|ルーディー]]が護衛についている。
:船体の中部が赤色の『CCA』版。今作ではようやくライルが艦長となった。撃墜しても轟沈はせず撤退し、[[ダウンロードコンテンツ|ボーナスシナリオ]]「彗星の軌跡」でもシャア達の母艦として運用されている。シャアの[[T3]]加入以後は[[ルーディー・ピーシーザルト|ルーディー]]が護衛についている。
=== 単独作品 ===
=== 単独作品 ===
;[[新スーパーロボット大戦]]
;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦}}
:パイロットはナナイではなく[[一般兵]]。宇宙編で敵として2回登場するが、倒せるのは1度のみ。
:パイロットはナナイではなく一般兵。宇宙編で敵として2回登場するが、倒せるのは1度のみ。
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]
:;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}
::フリーバトルに登場。
::フリーバトルに登場。
;[[スーパーロボット大戦64]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}
:終盤で1マップのみ登場。完全平和ルートを通りかつ地球圏に残留を選ばないと戦えないレアな敵。[[ネオ・ジオン兵]]が乗る。
:終盤で1マップのみ登場。完全平和ルートを通り、かつ地球圏に残留を選ばないと戦えないレアな敵。[[ネオ・ジオン兵]]が乗る。
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
:シナリオ中の背景、およびマップアイコンでのみ登場。ライルやナナイが後方で指揮を取っており、直接戦闘には参加しない。
:シャアが消息不明になってからはフロンタルに奪われてしまっていたが、シャアの復帰に合わせて奪還された。
== 装備・機能 ==
== 装備・機能 ==
;ミサイルランチャー
;ミサイルランチャー
:艦首に10基装備。
:艦首に10基装備。
==== その他 ====
;ハイパーメガ粒子砲
:本来は搭載されていない。スパロボではMAP兵器として装備されている。
=== [[特殊能力]] ===
=== [[特殊能力]] ===
== 関連機体 ==
== 関連機体 ==
;[[グワジン級大型戦艦]]
;[[グワジン級大型戦艦]]
:[[ジオン公国軍]]が建造した大型戦艦。
:[[ジオン公国軍]]が建造した大型戦艦。レウルーラは、その流れを汲む。
;[[サダラーン]]
:同じ系列であり異母兄弟的な関係となる。
== 余談 ==
== 余談 ==
*漫画『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』では、宇宙世紀0099年にネオ・ジオン/ヌーベル・エゥーゴ共同軍が奪還し、旗艦として運用する。最後は地球連邦軍との交戦において撃沈された(ただし、こちらは『UC』とは繋がらない設定)。
*[[外伝]][[漫画]]『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』では、宇宙世紀0099年にネオ・ジオン/ヌーベル・エゥーゴ共同軍がレウルーラを奪還し、旗艦として運用する。最後は地球連邦軍との交戦において撃沈された(ただし、こちらは『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』とは繋がらない設定)。
== 脚注 ==
<references />
== 資料リンク ==
*[[GUNDAM:レウルーラ]]
{{ガンダムシリーズ}}
{{ガンダムシリーズ}}
{{DEFAULTSORT:れうるうら}}
{{DEFAULTSORT:れうるうら}}