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{{Otheruseslist|「[[OGシリーズ]]」の登場メカ|『[[闘将ダイモス]]』の登場人物|リオン大元帥|『[[マクロス30 銀河を繋ぐ歌声]]』の登場人物|リオン・榊|『[[革命機ヴァルヴレイヴ]]』の登場人物|七海リオン}}
{{登場メカ概要
{{登場メカ概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Lion]]
| 外国語表記 = [[外国語表記::Lion]]
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]])
*{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}}
*[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}}
| SRWでの分類 = [[機体]]
}}
{{登場メカ概要
| タイトル = スペック
| 分類 = 空戦型[[アーマードモジュール]]<br />【[[リオンシリーズ]]】
| 分類 = 空戦型[[アーマードモジュール]]<br />【[[リオンシリーズ]]】
| 生産形態 = 量産機
| 型式番号 = DCAM-004(RAM-004)
| 型式番号 = DCAM-004(RAM-004)
| 全高 = 20.1 m
| 全高 = 20.1 m
| 所属 = {{所属 (メカ)|ディバイン・クルセイダーズ}}<br />{{所属 (メカ)|ノイエDC}}<br />{{所属 (メカ)|地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍}}<br />など
| 所属 = {{所属 (メカ)|ディバイン・クルセイダーズ}}<br />{{所属 (メカ)|ノイエDC}}<br />{{所属 (メカ)|地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍}}<br />など
}}
}}
{{登場メカ概要
| タイトル = スペック<br>(タイプT)
| 分類 = 空戦型[[アーマードモジュール]]
| 型式番号 = DCAM-004T
| 全高 = 20.1 m
| 重量 = [[重量::32.7 t]]
| 浮揚機関 = [[テスラ・ドライブ]]
| 主なパイロット = [[パイロット::テンザン・ナカジマ]]
}}
{{登場メカ概要
| タイトル = スペック<br>(タイプF)
| 分類 = 空戦型[[アーマードモジュール]]
| 型式番号 = DCAM-004F
| 全高 = 20.1 m
| 重量 = [[重量::36.8 t]]
| 浮揚機関 = [[テスラ・ドライブ]]
| 主なパイロット = [[パイロット::リョウト・ヒカワ]]
}}
{{登場メカ概要
| タイトル = スペック<br>(タイプV)
| 分類 = 空戦型[[アーマードモジュール]]
| 型式番号 = DCAM-004V
| 全高 = 20.1 m
| 重量 = [[重量::37.1 t]]
| 浮揚機関 = [[テスラ・ドライブ]]
}}
'''リオン'''は『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』の[[登場メカ]]。
== 概要 ==
== 概要 ==
『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』に初登場した、[[ディバイン・クルセイダーズ]](以下、[[DC]])の[[アーマードモジュール]]。『[[リオンシリーズ]]』の雛形。言うなれば、OGシリーズ版の[[ザク]]に相当する機体。認識コードはDCAM-004だが、[[L5戦役]]の後に[[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]]に制式採用され、RAM-004に変更された。
『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』に初登場した、[[ディバイン・クルセイダーズ]](以下、[[DC]])の[[アーマードモジュール]]。『[[リオンシリーズ]]』の雛形。言うなれば、OGシリーズ版の[[ザク]]に相当する機体。認識コードはDCAM-004だが、[[L5戦役]]の後に[[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]]に制式採用され、RAM-004に変更された。
[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]が独自に開発し、DCと関係の深いイスルギ重工が生産を担当している。また、ほぼ全ての機体に「学習オートマトン利用による[[EOT]]と従来型機位制御との統合(Learning-automation Integtated EO-technology and cONventional maNeuvering)」システム、略して『LIEOonN(リィオーン)』あるいは『LIEON(リオン)』システムが搭載されている。
[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]が独自に開発し、DCと関係の深いイスルギ重工が生産を担当している。また、ほぼ全ての機体に「学習オートマトン利用による[[EOT]]と従来型機位制御との統合(Learning-automation Integtated EO-technology and cONventional maNeuvering)」システム、略して『LIEOonN(リィオーン)』あるいは『LIEON(リオン)』システムが搭載されている。機体設計は[[F-32シュヴェールト]]をベースとしており、小型化した[[テスラ・ドライブ]]を搭載している為、[[DC戦争]]当時においては、連邦軍を相手にその高い空戦能力で翻弄した。単純な構造である為に生産コストが安く、費用対効果が高い為、色々とカスタマイズされ、大量のバリエーションを生み出し、量産された名機である。
[[F-32シュヴェールト]]をベースとしており、外見はどちらかというと手足の生えた戦闘機。ただし、小型化した[[テスラ・ドライブ]]を搭載している為、当時の連邦軍の量産[[パーソナルトルーパー|PT]]である[[量産型ゲシュペンストMk-II]]を、その高い空戦能力で翻弄した。また、単純な構造である為に生産コストが安く、費用対効果が高い為、色々とカスタマイズされ、大量のバリエーションを生み出し、量産された名機である。直接の後継機は存在しないが、カスタム機のうち[[バレリオン]]、[[ガーリオン]]が独立採番されており、技術そのものは[[プロジェクトTD]]へと受け継がれた。ちなみにソニックブレイカーを使うだけの出力は保持しているが、装甲やフレームの問題で使用できない模様([[アーマリオン]]がリオンに比べて重装甲になったのはこのため)。
しかし、「手足の生えた戦闘機」という人型機動兵器を目指した機体としては発展途上ある為か、ソニックブレイカーを使うだけの出力は保持しながらも装甲やフレームの問題で使用できず<ref>[[アーマリオン]]がリオンに比べて重装甲になったのはこの為である。</ref>、攻撃面に欠け、特に近接戦闘能力は不得意であるという問題点があり、[[エアロゲイター]]を始めとする異星人勢力を相手には、連邦側の運用する[[量産型ゲシュペンストMk-II]]を始めとした[[パーソナルトルーパー]]と比べると、性能不足が否めなかった。この為、異星人勢力等に対抗できるだけの力を得るには、発展型と言える[[バレリオン]]や[[ガーリオン]]の完成まで待たねばならなかったが、技術そのものは[[プロジェクトTD]]へと受け継がれている。また、後に本機も直接的な後継機として[[レリオン]]が開発される事になっている。
他のリオンタイプのバリエーション機には、[[テンザン・ナカジマ]]が強引に受領したテストタイプの「'''タイプT'''」、武装強化型で[[リョウト・ヒカワ|リョウト]]が搭乗した「'''タイプF'''」、近接戦闘用に機動力を高めた「'''タイプV'''」、宙間戦闘用に強化された「[[コスモリオン|タイプC]]」 、陸上戦闘用に強化された「[[ランドリオン|タイプL]]」、水中戦闘用に強化された 「[[シーリオン|タイプS]]」、『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS|OGS]]』のOG1シナリオでリョウト機のタイプFを改造した「[[アーマリオン]]」が存在する。
本項では『DCAM-004 リオン』及びその直接の派生機についてのみ記載する。タイプC、タイプL、タイプS等については、'''[[リオンシリーズ]]'''のページ及び、各機体のページを参照されたし。
=== バリエーション機 ===
=== バリエーション機 ===
==== リオン・タイプT ====
==== リオン・タイプT ====
『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION|OG]]』(及び『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS|OGS]]』のOG1シナリオ)で、[[テンザン・ナカジマ]]が最初に乗っていたテストタイプの機体。
カラーリングは彼のパーソナルカラーである黄色。調整中のため不安定とされるが、ゲーム中では通常のリオンと変わらない性能を持っている。ディバイン・ウォーズでは白い[[アイビス・ダグラス|アイビス]]機と[[スレイ・プレスティ|スレイ]]機も登場した。
==== リオン・タイプF ====
==== リオン・タイプF ====
リオンのバリエーションの一種で、武装面を中心に性能を強化されている。[[リョウト・ヒカワ|リョウト]]機は、搭乗者もろとも[[ハガネ]]隊に鹵獲され、後にリョウトが[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]を裏切りハガネ隊に編入された。元々高かった空戦能力を更に強化してある為、非常に高い回避性能を持つ。
リオンのバリエーションの一種で、武装面を中心に性能を強化されている。[[リョウト・ヒカワ|リョウト]]機は、搭乗者もろとも[[ハガネ]]隊に鹵獲され、後にリョウトが[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]を裏切りハガネ隊に編入された。元々高かった空戦能力を更に強化してある為、非常に高い回避性能を持つ。
==== リオン・タイプV ====
==== リオン・タイプV ====
近接戦闘用に強化されたタイプで、肉弾戦用の武器が追加されている他、機動性もタイプF並みに強化されている。総合的な強さはシリーズでも随一で、[[ガーリオン]]並みの強さを誇る。
近接戦闘用に強化されたタイプで、肉弾戦用の武器が追加されている他、機動性もタイプF並みに強化されている。総合的な強さはシリーズでも随一で、[[ガーリオン]]並みの強さを誇る。
SRWの代表的なお約束の一つである「高性能な脱出装置」だが、このリオンは'''射出座席'''という生々しい、そして巨大ロボットの搭載機器としては非常にレアな脱出装置が搭載されている<ref>現実の射出座席は非常に危険なシロモノで、リオンの射出座席も熱線や鉄塊の飛び交う現実以上に危険な空に身一つで放り出される点は変わっていない(某クイズ番組よろしく'''ボッシュート'''を思い浮かべればいい)。戦闘機ならまだしも、ロボットにこの射出座席機構を採用したのは何かの冗談かと紛うほどである。</ref>。[[ボルテスV|敗北が許されない]]わけでも[[ランスロット|超性能のワンオフ実験機]]でもないただの[[やられメカ]]という事を考えれば地味に恐ろしい仕様である。しかも、『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION|OG1]]』のL5戦役ではその優れた生産性を活かし、地球側の主戦力の一つとして急ピッチで大量生産されている事も考慮すると[[アーマード・トルーパー|AT]]を彷彿させなくもない(流石にあれよりはかなりマシだが)。
SRWの代表的なお約束の一つである「高性能な脱出装置」だが、このリオンは'''射出座席'''という生々しい、そして巨大ロボットの搭載機器としては非常にレアな脱出装置が搭載されている<ref>現実の射出座席は非常に危険なシロモノで、リオンの射出座席も熱線や鉄塊の飛び交う現実以上に危険な空に身一つで放り出される点は変わっていない(某クイズ番組よろしく'''ボッシュート'''を思い浮かべればいい)。戦闘機ならまだしも、ロボットにこの射出座席機構を採用したのは何かの冗談かと紛うほどである。</ref>。[[ボルテスV|敗北が許されない]]わけでも[[ランスロット|超性能のワンオフ実験機]]でもないただの[[やられメカ]]という事を考えれば地味に恐ろしい仕様である。しかも、『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION|OG1]]』のL5戦役ではその優れた生産性を活かし、地球側の主戦力の一つとして急ピッチで大量生産されている事も考慮すると[[アーマード・トルーパー|AT]]を彷彿させなくもない(流石にあれよりはかなりマシだが)。
実際、アラドは『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]』にてイルムから'''脱出装置が作動していたら爆風で死んでいた'''と告げられている。この時は脱出装置が作動しなかったことがかえって幸いし、コクピットブロックごと吹き飛ばされた(≒[[サザビー|カプセル]]型の脱出装置と同じ状態?)ために運良く助かっている(『[[スーパーロボット大戦OG Record of ATX|RoA]]』では'''圧潰したコックピットブロックに挟まれていた'''せいで通常なら'''内蔵破裂を起こしてもおかしくない衝撃'''を受けており爆発炎を肺が吸わなかった事もある)。
実際、アラドは『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]』にてイルムから'''脱出装置が作動していたら爆風で死んでいた'''と告げられている。この時は脱出装置が作動しなかったことがかえって幸いし、コクピットブロックごと吹き飛ばされた(≒[[サザビー|カプセル]]型の脱出装置と同じ状態?)ために運良く助かっている(『[[スーパーロボット大戦OG Record of ATX|RoA]]』では'''圧潰したコックピットブロックに挟まれていた'''せいで通常なら'''内臓破裂を起こしてもおかしくない衝撃'''を受けており爆発炎を肺が吸わなかった事もある)。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
=== [[OGシリーズ]] ===
=== [[OGシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}}
:汎用アーマードモジュール。主に敵機として大量に戦線に投入される。キョウスケ編ではイベントでのみ、[[ゼンガー・ゾンボルト]]が乗る場面がある。リュウセイ編ではリョウト機のタイプFが運用可能。機動力が高い上、デフォルト武装のレールガンが中々優秀な武器なため強化すると便利。
:初登場作品。汎用アーマードモジュール。主に敵機として大量に戦線に投入される。キョウスケ編ではイベントでのみ、[[ゼンガー・ゾンボルト]]が乗る場面がある。リュウセイ編ではリョウト機のタイプFが運用可能。機動力が高い上、デフォルト武装のレールガンが長射程・多弾数に加えてそこそこの威力と中々優秀な武器で、Wゲージも豊富なため強化すると便利。
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}}
:序盤戦の敵という特徴上、敵ではない。
:序盤戦の敵という特徴上、敵ではない。
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}
:GBA版でリオンが配置されていた場所には、その地形に適応したバリエーション機が配置されている。それぞれの地形適応がSなので、強くなったといえる。
:GBA版でリオンが配置されていた場所には、その地形に適応したバリエーション機が配置されている。それぞれの地形適応がSなので、強くなったといえる。
;[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG外伝}}
:時代遅れの間に合わせの機体というべき扱い。ゲーム中では[[NPC]]にとっては脅威なので、素早く倒そう。
:時代遅れの間に合わせの機体というべき扱い。ゲーム中では[[NPC]]にとっては脅威なので、素早く倒そう。
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
:灰色のタイプVのみ登場。既にリオンシリーズの世代交代が進んでおり、旧式機なのだが、[[ノイエDC]]などの経済基盤の弱い組織には有りがたい機体なのかまだ現役である。[[ゲスト]]や[[ルイーナ]]が鹵獲した機体も登場するが、敵ではないだろう。
:灰色のタイプVのみ登場。既にリオンシリーズの世代交代が進んでおり、旧式機なのだが、[[ノイエDC]]などの経済基盤の弱い組織には有りがたい機体なのかまだ現役である。[[ゲスト]]や[[ルイーナ]]が鹵獲した機体も登場するが、敵ではないだろう。
;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}
:
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;レールガン
;レールガン
:左腕に内蔵されたメインウェポン。高い空戦能力を予備弾倉の重量で失う事が無いように、軽い弾頭を高速で射出するレールガンがメインウェポンに選ばれた。
:左腕に内蔵されたメインウェポン。高い空戦能力を予備弾倉の重量で失う事が無いように、軽い弾頭を高速で射出するレールガンがメインウェポンに選ばれた。
;ホーミングミサイル
;[[ミサイル|ホーミングミサイル]]
:右腕にオプション装備として装着。
:右腕にオプション装備として装着。