ラー・カイラム

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ラー・カイラムは『ガンダムシリーズ』の登場メカ

ラー・カイラム
外国語表記 Ra Cailum[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
母艦
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スペック
分類 ラー・カイラム級機動戦艦
全長 487 m
全幅 165 m
浮揚機関 ミノフスキークラフト(UC)
搭載可能MS 12機 → 16機(UC)
開発 ヴィックウェリントン社
所属組織 地球連邦軍
所属部隊
逆シャア・UC
ロンド・ベル
閃ハサ
第13独立艦隊
主な搭乗員
艦長
ブライト・ノア
副艦長
メラン
操艦士
トゥース
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概要

機体概要

宇宙世紀0090年代における地球連邦軍の主力戦艦。単に「ラー・カイラム」と呼ぶ場合は、ネームシップであるロンド・ベル隊に旗艦として配備された1番艦を指す。

ホワイトベース等のペガサス級強襲揚陸艦を思わせる白を主体としたカラーリングである他、艦体前半部はサラミス級巡洋艦、ブリッジ以降の機体後半部はアレキサンドリア級重巡洋艦、砲の配置はマゼラン級戦艦、カタパルト配置はアーガマ級強襲揚陸艦を元にした設計である。

また、ブリッジは通常ブリッジと戦闘ブリッジが存在する。これもかつての連邦軍大型戦艦であるバーミンガムやドゴス・ギアに通じる要素である。

これまでの連邦軍宇宙艦艇の集大成と言える高性能艦で、モビルスーツの運用能力と火力を両立させており、単艦でも戦線を張れる性能を誇る。

劇中での様相

ブライト・ノアが艦長に就任し、ネオ・ジオン軍と激戦を繰り広げた。

宇宙世紀0096年の「ラプラス戦争」には新型ミノフスキークラフトを試験的に搭載し、MSのテストのため地上のトリントン基地へ降りている。また、宇宙世紀0105年の「マフティー動乱」においても現役で運用されていた。

登場作品と操縦者

スパロボで最も多く参戦している味方母艦。今のところ、ネームシップのラー・カイラム以外はスパロボに参戦していない。また、『UC』OVA劇中ではまともに戦闘場面がなかったためか、『UC』参戦後も基本『逆襲のシャア』出典での登場という形式を取っている。

ブライトが搭乗する母艦では最強の性能を持っている。ただしシリーズ初期は例によって火力が低く、他の作品の母艦と比べてもHPが低い傾向がある為、マップ兵器が役に立たなければただのお荷物であった。しかし、近年では性能そのものが強化され、トーレスサエグサメランといったサブパイロットが追加された事もあり、充分に第一線で運用できるようになっている。一時期の作品では核ミサイルを装備している場合もあったが、近年では廃止されている。

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦
初登場作品。ホワイトベース隊最後の旗艦。ラー・カイラムに乗っていても、「ホワイトベース隊」である。
ただでさえ乗り換えタイミングが終盤な上に、大気圏突入イベントによる移動不可マップや囮として別行動になる事もありまともに扱えるのは2ステージのみ。最終面も基地内マップであるため、最後の最後で出撃できなくなる。
第2次スーパーロボット大戦G
リーンホースJr.に乗り換えるため、最後の旗艦ではなくなった。
第3次スーパーロボット大戦
それまでと同様に「戦艦は改造できない」という本作の仕様が足を引っ張り、限界反応の低さから必中を使わないと攻撃が当たらない。とは言えブライトが幸運持ちで終盤には2回行動もできるので、決して使えないユニットではない。
ちなみに機体性能はHPが1500向上した一方で、武装面はやはりバルカンの攻撃力が上がっただけである。何故バルカンしか改良してくれないのか…。
スーパーロボット大戦EX
名前のみの登場。リューネの章にて竜馬の口から『第3次』後に解体されてしまった事が明かされる。
第4次スーパーロボット大戦S
やはりブライト最後の艦で、終盤のシナリオ「栄光の落日」をクリアした際に乗り換える。元々はジャミトフ宇宙へと逃れる為にラサにあったティターンズの秘密基地に置いてあったという設定。『第3次』時のものは上記の通り解体されたはずなので、本作(及び『F完結編』)のものはラー・カイラム級の同型艦なのだろう。
ネェル・アーガマから改造を引き継ぐ。MAP兵器を持っているのは大きいが、ブライトが2回行動できないと有効に使えず、さらにブライトが熱血を持たない為に一度に敵を殲滅する火力は期待できない上、幸運を持っていないのもマイナス。
しかしアーガマやネェル・アーガマと違い、常にオーラシップと別行動を取るため、最終面以外では母艦として活用せざるを得なくなる。
スーパーロボット大戦F完結編
終盤シナリオ「悲しみのカトル」クリア後に補給物資の1つとしてギリアムから受領、そのままブライトがネェル・アーガマから乗り換える。ジャミトフがシャングリラにティターンズの戦力として隠していたらしい。
ネェル・アーガマと比較すると、HP・EN・装甲が少し増えただけで、武装には一切の変化がない。残念ながらブライト自身の使い勝手を改善する程の性能は無く、他の母艦に比べ激励を覚えない事からも、総合的に母艦としての有用性は高くない。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
『第2次』『第3次』に登場。本作は先に『CB版第3次』を開発し、それをベースに『CB版第2次』を開発するという手法を取っているため、FC版には無かったMAP兵器が追加されている。
ハイパーメガ粒子砲の攻撃力はネェル・アーガマから更に100上昇して1100になったが、やはりSFC版の1500には全く及ばない。一応、フル改造すればSFC版を超えて1600になる上、ブライトの2回行動解禁がLv49に改善されてもいるが、他を差し置いてまでラー・カイラムに資金を注ぎ込むかは微妙なところ。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
弾数制の武器が全て弾数20とやたら豊富になり、主砲の火力もようやくまともになった。補強してやれば雑魚戦は十分こなせるので、母艦を戦力として考えるなら起用もアリかもしれない。頑張ればラスト直前で2回行動も見えてくる。
サポートを求めるなら素直にゴラオングラン・ガランに席を譲ろう。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
メインメガがEN消費制になりその他の弾数も減少と燃費は悪くなったが、それと引き換えに火力は飛躍的に向上。さらにブライト熱血を習得したこともあり、一線級のMSに匹敵する活躍が期待できる。
スーパーロボット大戦α外伝
キングスレーの谷に埋まっていたものをムーンレィスに強奪され、宇宙へ飛び立とうとしているところをこちらが奪い返すというかたちで入手する。一時的とはいえ、一般兵が乗り込み敵対するという非常に珍しい登場パターン。
α』から火力は上がったが、メインメガは弾数20からEN消費60になりその他の弾数も減少と燃費は大きく悪化。地上戦が不得手というのはそのままなため地上戦メインの本作と相性が悪く、サブパイロットも不在のため今一つ感が拭えない。また、バージョンによっては宇宙ルート第35話でフリーズバグを発生させてしまうことがあるので注意したい。
最終的に未来で発掘したものを現代に持ち帰ってしまうが、『第2次α』以降に使用しているものが未来のものかどうかは不明(本機に限った話ではないが)。
なお、本作での扱われ方は∀ガンダムに登場したウィルゲム(SRW未参戦)とほぼ同じである。
第2次スーパーロボット大戦α
中盤で加入。トーレスのサブパイロット昇格やサイズ差によるダメージ補正の登場、終盤の核ミサイル追加などによって、従来より強力になった。マップ兵器も完備しており、加速・幸運・気合が使えるので雑魚狩りに向く。とはいえ覚醒がないのでなかなかその持ち味を生かしにくいのだが。武器が全体攻撃とマップ兵器ばかりで、ブライトの援護攻撃がほぼ死んでいるのは残念。
核はルートによりハマーンカムランから供給される。前者の方が入手時期が早い。しかしバラルの園に核を打ち込んで大丈夫なのだろうか。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
一時離脱期間もあるが、序盤から使える戦艦の1つ。『第2次α』で供給された核ミサイルは外されているが、終盤にカムランから再び供給される。だが、「ブルーコスモスと同じ手段をザフトに使うべきではない」というブライトとアムロの意向により、『SEED』シナリオ終了まで長いことお預けとなる。
全体攻撃ばかりなのも、高Lvまで伸びるブライトの援護攻撃がほとんど死に技能になっているのも前作と変わらず。核解禁まではアークエンジェルと比べ、艦自体の性能は劣る点が目立つが、序盤から不足のないブライトの能力がそれをカバーする。そのため序盤から改造しておく価値はあり、分岐にもよるが何だかんだ終盤まで使える印象が強い。戦艦全体として攻撃力が上がった一方、気力を要求されることが多くなった本作にあって、気力制限なしで全体攻撃ができるのは雑魚狩りにおける大きなメリット。マップ兵器の存在もあり、無限湧きマップでは特に活躍が見込める。

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇 / 天獄篇
『第3次α』から9年ぶりの登場。登場作品は従来通り『逆襲のシャア』扱いであるが、ブライトは『UC』設定、シリーズ初登場のメランサブパイロット(それまではトーレスらが代役)を務める。据え置き機での作品においては、本作のグラフィックが最新作『30』まで使用されている。
また、シリーズ通して乗り代わり対象だったネェル・アーガマとの同時運用と、色々な面で初物尽くし。メランが「鉄壁」を覚えるので、頑丈。機動戦艦の名よろしく、単艦で戦線を張れる。一方、核ミサイルは装備されなかった。
また、今作のブライトは本当にラー・カイラムでアクシズを押す。原作とは違い超エネルギーがごまんと存在する世界の戦艦なので、無茶でもないのかも知れない。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
後半にアーガマに代わってロンド・ベル旗艦となる。一応、アーガマ改造を引き継ぐ。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
珍しく第2部とはいえ第1話から使用可能。ロンド・ベルの旗艦となる。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
ワープ能力がない為、終盤エルシャンク母艦の座を譲る。しかし、隠しシナリオに進むと、母艦として返り咲く。また、スパロボでは珍しく「大気圏内を航行できない」という設定が使われている。
スーパーロボット大戦IMPACT
シナリオでの扱いはリメイク前と同じだが、P武器のサブメガ粒子砲がつくなど戦闘力は格段に増した。しかし本作にはナデシコという強力なライバル艦が……。燃費が良く、V-UPユニットWを付けた場合での全戦艦中で最も高い攻撃力を持てるという利点はあるものの、第3部中盤で離脱し、隠しシナリオまで帰ってこないという酷い話がある(つまり隠しシナリオに行かない場合は永久離脱となる)。その隠しシナリオ前編(100話)では強制出撃である。ブライトが激励を習得するため、ある程度は育てておいても損はないだろう…改造はともかく。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
終盤、木星に行く直前にブライトが乗艦。通常のエンジンであるラー・カイラムでは木星に行くまでかなりの時間を要するはずなのだが、その辺りの説明は一切無かった。
ナデシコと比べると性能は一段落ちるが、ブライトの能力が高いため燃費の良いメガ粒子砲を改造すれば十分一線で戦える。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
何とHPが33000と大幅に増えている。
スーパーロボット大戦R
序盤と終盤に登場。序盤は轟沈してしまう。今回より武装にマップ兵器核ミサイルが追加。ただし、ブライトが命中率を上げる精神コマンドを覚えないため、使い勝手はあまりよくない。
スーパーロボット大戦D
最初から最後までブライトが乗り続ける。特筆すべきは最初から装備されている核ミサイル。フル改造時の攻撃力は1周目の自軍では最高の6350(マップ兵器版は5250)にもなる。艦長であるブライトとの相性も良く、精神コマンド」はマップ兵器の核ミサイル、援護攻撃は通常兵装の核ミサイルで有効活用でき、非の打ち所がない。気力制限こそ高めだが、本作では激励要員が揃う前から気力上げ要員がいるので序盤から早期解禁できるのも利点。
核ミサイルは地上や施設内でも使用できるので、「アドラステアを撃沈すると核爆発するかもしれん! 気を付けろ」→「核爆発に巻き込まれるなよ! 核ミサイル発射!」なんて事も。気密性のないダイアナンAボスボロットMC形態のガーランドと援護に来るトラッシュの皆さんにとっては迷惑どころの話ではないだろう。
本作の戦艦としては、格が違うマクロス7バトル7があるが、乗員数5(終盤は4)対1でも戦闘力に限れば引けを取らないほど。欠点は弾数が少ないところか。幸い、強化パーツスロットは最多の4なので増強はしやすい。
本作は対ギシン星間帝国戦の為、シリーズとしては初めて太陽系を出た。また、本作は物語冒頭でブライトやアムロがネオ・ジオンに捕らえられた状態で始まる関係上、この艦のクルーも大半がネオ・ジオン兵で構成されている。無論、ブライトやアムロの監視の意味もあるのだろうが、艦長であるブライトの指示にはしっかりと従うため、シャアも相応の人材を考慮してクルーを配置したものと思われる。
スーパーロボット大戦BX
『逆シャア』と同時参戦でないためか、ユニットアイコンでのみの登場で加入しない。終盤、ELSとの決戦に際してBXを援護するために駆けつけた。

VXT三部作

スーパーロボット大戦V
第24話で加入。『第3次Z』と異なり機銃のP属性が無くなっているため進撃戦では若干不利になったものの、ブライトが艦隊指揮を持つため重要度が上がっている。
最終話では宇宙世紀世界の戦艦代表として強制出撃なので、定期的に出撃・戦闘させたりサブオーダーの枠を優先的に回してレベルを上げておかないと厳しい部分がある。他の強制出撃艦であるヤマトナデシコCにも同様の事は言えるが、本艦は加入の遅さや使い勝手面での地見さから育成を疎かにされがちなので要注意。
スーパーロボット大戦X
今作では未参戦だが、ジュドー達の会話の中で用語辞典に登録される。
スーパーロボット大戦T
宇宙ルート第12話にて加入。補給装置が実装されている。他の戦艦勢に比べて火力の上限が低い分苦労するが、艦長ブライトの技量がニュータイプ系主人公に次ぐレベルで高い次元にあるため(カミーユやキンケドゥにも劣らない水準)、技量を伸ばしてクリティカルで補ったり「再攻撃」の取得で補ったりすることも十分可能。補給とブライトの「先見」によるサポート、艦隊指揮とエースボーナスによる全体の底上げなど、機体改造がしっかりしていれば堅実な強さを十分に発揮する。
なお、本作ではエイム・プレズバンドら暁の会による後押しで建造されたことが説明されている。

単独作品

新スーパーロボット大戦
宇宙編の母艦として中盤に登場。本作では乗り換えがないためブライト唯一の乗艦となる。地形適応は一応空Aだが、隠しシナリオ「狂気の力」には出撃できない。
機体性能は『第4次S』と殆ど変わらないが、武器性能はやや下方修正が施されている。マップ兵器のハイパーメガ粒子砲は攻撃力が100低下。メガ粒子砲は射程の穴と命中補正が改善された反面、攻撃力が150下がり、射程に至っては9から6へと一気に低下してしまった。攻撃力については武器改造費が安くブライトの遠攻撃も高いため問題にはならないが、射程の低下は痛い。
本作のブライトは幸運を覚えないため、削りに留めるようハイパーメガ粒子砲の改造はあまりしない方がいい。また、必中気合に変更された都合からブライトの命中補正系精神コマンドが集中のみになり、攻撃に回るなら運動性をしっかり補強しておこう。V2バスターガンダムを手に入れたい場合に、本機のマップ兵器でシャトルをわざと1機撃墜するという出番もある。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。
スーパーロボット大戦64
シリーズ屈指の戦艦の乗り換えの多い本作のブライトの最後の乗艦。
しかし、終盤の『逆襲のシャア』シナリオのみの登場のため、非常に出番が少ない。また、シナリオによってはヘンケンがブライトに代って艦長を務めることも。
スーパーロボット大戦MX
今回のブライトの乗艦は最後までネェル・アーガマの為登場しないが、エンディングで新たに建造された戦艦として名前が挙がっている。
スーパーロボット大戦X-Ω
SR戦艦ユニットとして登場。獲得バトルユニット経験値をアップさせるスキルを持つ貴重なユニット。後に[Ω]SSR版も追加。
スーパーロボット大戦DD
序章ワールド2から登場。基本的にユニットアイコンのみの登場。ユニコーンガンダムを搭載して南米へ降下する予定だったが、大気圏突入前のネオ・ジオンとの戦闘で進入角度がずれてしまい極東支部を訪れるという、ワールド2のイメージ元である『α』をオマージュした展開から始まる。
第1章からは母艦の無いワールド1のスーパーロボット軍団もラー・カイラムに乗りこむことになるが、これは旧シリーズをイメージしたものだろうか。
また第2章Part6でのブライトのセリフによれば、本作のラー・カイラムは海中への潜水が可能らしい。
2023年3月に実装されたHi-νガンダムの「ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー(MAP)」では、戦闘演出に登場。ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャーへエネルギーを供給するためにケーブルを伸ばすシーンが再現されている。
スーパーロボット大戦30
ミッション「新たな物語」から登場。今回は補給装置持ちの母艦の座をリーンホースJr.に譲っている。その為、本作では『攻撃力が低い』『補給装置も無い』『精神コマンドによるサポートも微妙』という、やや使いにくい艦になっている。強みは『先見激励による戦闘サポート』が得意なことと、『艦隊指揮+指揮官L4』による味方のサポートで、『自軍の回避を安定させる』ということに長けている。ただ、本艦の強みはドライストレーガーでも可能。しかも、あちらは自軍最高の性能を誇る万能戦艦。その為、自軍の回避能力を特別に高めたいとき以外は採用されにくいだろう。
『Vガンダム』と共演しているからか、同型艦が主力艦として配備済みらしく、各地の戦線ミッションでは現地防衛指揮官であるコーネリア統合軍司令といった味方NPCの乗艦としてもアイコンのみ登場する。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

連装メガ粒子砲
本艦の主砲である2連装メガ粒子砲塔。前面3基(上部2基、下部1基)、後方1基の計4基8門を装備。
近年のシリーズでは援護攻撃全体攻撃により高い威力と性能がある。『X-Ω』では「メガ粒子砲」名義で戦艦アクションに採用。
対空機銃
22基を装備。艦のあらゆる場所に設置されており、敵機の接近を許さない。まともに当たればギラ・ドーガも撃墜可能。
スパロボではP武器であることが多いが、プレイヤーの使用頻度は低い武器。一応『第3次Z』以降は照準値ダウンの特殊効果が追加。
『V』以降はP属性が削除されて移動後攻撃手段が一切無くなったため、ブライトヒット&アウェイを早急に養成したい所。
ブライトの「弾幕を張れ!」などの台詞に欠かせない。
艦首ミサイルランチャー
艦首左右に射出口が6基ある。主に大型ミサイルを発射する。
核ミサイル
戦略級の威力がある核兵器。艦首ミサイルランチャーから発射。本編ではカムランから提供され、アクシズ破壊の為に使用した。カムラン曰く「博物館行きの代物」らしい。
提供されたのは合計で15基で、2基は通常ミサイルに混ぜ込んで牽制、9基がミサイル第六波の本命、4基が最後の切り札として発射され、最後の切り札の内の1発を除きシャアギュネイのビームショットライフル及びファンネルによって迎撃されている
スパロボでは『R』『D』および『第2次α』『第3次α』で武装として採用。『DD』では第1章part13のマップ内イベントにて原作通り使用している。元々正規の武装ではないためか、情勢への配慮かは不明だが採用作品は少ない。
武装としては通常の全体攻撃と、着弾指定型のマップ兵器の2種類がある。あろうことか、気密性がない機体が結構いるのに地球上だろうと屋内だろうと撃てる
後部ミサイルランチャー
後部に1基装備。迎撃用小型ミサイルやバルーンダミーを発射する。

必殺技

メガ粒子砲一斉射
第3次Z』で追加されたMAP兵器

その他

メインメガ粒子砲
本艦のメガ粒子砲はメイン・サブの区別はなく全て同じものだが、旧来のSRWではメイン・サブの2種が存在する場合がある。
戦闘アニメでは2基の砲塔からの連続射撃。
サブメガ粒子砲
同上。設定上は副砲は存在しない。戦闘アニメでは1基の砲塔からの単発射撃。P武器であることが多い。
主砲
』ではメガ粒子砲とは別に攻撃力の低い武器として実装。戦闘アニメでは上部前方のメガ粒子砲塔からの射撃。
ハイパーメガ粒子砲
本来の設定では搭載されていない。αシリーズ辺りまでのスパロボではMAP兵器として装備されている。旧シリーズ等ではアーガマ等から乗り換えだったことも要因の一つと思われる。
近年の作品では、上記のメガ粒子砲一斉射に置き換えられている。

特殊能力

搭載
強化パーツ使用
これらは母艦としての標準的能力。
補給装置
『T』でのみ採用。前作『X』の同じガンダム系母艦である「メガファウナ」が持っていた物を引き継いだ形となった。
次作『30』ではリーンホースJr.に譲ったため純粋な戦闘母艦に戻っている。

移動タイプ

飛行可能。原作では初期型は大気圏内の飛行は不可能であるが、数年後には戦艦にもミノフスキークラフトがデフォルトで備えられている。

サイズ

2L(LL)

カスタムボーナス

戦艦特殊パーツの使用範囲2倍。
A PORTABLE
『メガ粒子砲一斉射』の攻撃力+300、最大EN+60
第3次Z』、『V』、『T』、『30

機体BGM

「翔べ!ガンダム」
第2次』にて。
「颯爽たるシャア」
第2次G』『第3次』『第4次』にて。
「MAIN TITLE」
「SegmentIII SALLY(出撃)」
「SegmentVI GUNDAM(ニュー・ガンダム)」

関連機体

ラー・カイラム級

宇宙世紀0120年の各紛争や0120年のコスモ・バビロニア戦争でも同型艦が主力艦として多数実戦投入されている。一番艦就役から30年以上経っているが、この頃も第一線級の戦力として高い能力を誇る。ただし、各外伝作品に登場する艦は最終的に悉くが撃沈している。

機動戦士Vガンダム』の時代、宇宙世紀0150年代まで同型艦が活躍し続けている息の長い艦である。ザンスカール戦争では流石に旧式化してしまっているが、ビームシールドの搭載やミノフスキークラフトの搭載が行われている。

アドミラル・ティアンム
機動戦士ガンダムF90』に登場。名前は『機動戦士ガンダム』に登場したティアンム提督から来ている。
第1次オールズモビル戦役で投入されたが、オリンポスキャノンによって撃沈した。
エイブラム
ゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラ戦記0122』にて登場するラー・カイラム級機動戦艦。
第2次オールズモビル戦役で投入された。
ラー・グスタ
機動戦士ガンダムF91』にて登場。
フロンティアサイドに駐留していた部隊の所属であり、フロンティアIVに向けてメガ粒子砲で砲撃して民間人を巻き添えにした。SRW未登場。
小説版ではしばらくして砲撃が停止したため、撃沈もしくは拿捕されたとみられる。
エイジャックス(SRW未登場)
『機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91』に登場。
ジャンヌ・ダルク(SRW未登場)
機動戦士Vガンダム』に登場。艦首にビームシールドを搭載するなど、近代化改修が施されている。ムバラク・スターン提督とジン・ジャハナムが搭乗。

関連機

クラップ級巡洋艦
ラー・カイラム級と同時期に開発された地球連邦軍の宇宙巡洋艦。ラー・カイラムを小型化したような外見で、基本部分も同一のパーツで設計されている。

主な艦載機

宇宙世紀0093年時

νガンダム(Hi-νガンダム)
リ・ガズィ
ジェガン

宇宙世紀0096年時

デルタプラス
ジェスタ
バンシィ

脚注

  1. MS、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』公式サイト、2022年2月6日閲覧、2022年2月5日閲覧。

資料リンク