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16 バイト追加 、 2014年12月22日 (月) 09:53
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昔はやはりというか何というか、見た目通りの相当な荒くれ者だったようだが、シエロとの出会いを経て大きく性格が変わったようである。特に営業や人付き合いの基本はシエロによって徹底的に叩き込まれたようで、右腕の親指を立てて左目のみ開いてのスマイル顔、通称『'''ヒートスマイル'''』が師匠直伝の特技。しかし、スマイルを向けられる側からすれば受ける印象は「暑苦しい」の一言で、全編を通じてこのスマイルが出る度に「(暑苦しい…)」「(暑苦しい人だな…)」「(なんと暑苦しい男だ…)」等のリアクション…というか顰蹙([[ミヅキ・立花]]には「毒」とまで評される)が絶えない。
 
昔はやはりというか何というか、見た目通りの相当な荒くれ者だったようだが、シエロとの出会いを経て大きく性格が変わったようである。特に営業や人付き合いの基本はシエロによって徹底的に叩き込まれたようで、右腕の親指を立てて左目のみ開いてのスマイル顔、通称『'''ヒートスマイル'''』が師匠直伝の特技。しかし、スマイルを向けられる側からすれば受ける印象は「暑苦しい」の一言で、全編を通じてこのスマイルが出る度に「(暑苦しい…)」「(暑苦しい人だな…)」「(なんと暑苦しい男だ…)」等のリアクション…というか顰蹙([[ミヅキ・立花]]には「毒」とまで評される)が絶えない。
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最初に公開された時はプレイヤー達の評判は見た目からして濃そう、暑苦しそうといった評価で、当初は芳しいものではなかったが、実際に蓋を開けてみると、想像以上に突き抜けた熱さを持ち、強くて良い奴……更に好感が持てる彼の人間性に加え、今までにないその暑苦しさとギャグあり涙あり熱い血潮ありで痛快なストーリーを展開。さらに鬱展開まっしぐらとなるフラグに対してもクラッシャー振りを発揮して、次々とフラグを崩壊させるなどの活躍により、現在では非常にファンが多い。ゲームの発売前後でファンの評価が逆転したという意味では、歴代の主人公の中でも異質な存在である。また、性格設定他の様々な諸要因から女性主人公の[[セツコ・オハラ|セツコ]]とは何かと対照的な面が多く、良い意味でよく比較されることが多い。
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ヒートスマイルの影に隠れやすいが、実はオカルト系の比喩や事象へのカウンター的な意味合いで自分を'''『天使』'''と評することもある。<br/>髪は炎の様な赤だが、ある程度の長さからオレンジ色になっている。
 
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なお、彼は現在登場している主人公の中では2番目の年長者(1番は29歳の[[ゼンガー・ゾンボルト]])で、民間人の主人公では最年長となる。また、搭乗機についても乗り換えは元より形態変化すら(イベント以外では)発生しないという珍しいパイロットでもある。この手のパイロットとしては、後のLの主人公[[南雲一鷹]]がいる。
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ヒートスマイルの影に隠れやすいが、実はオカルト系の比喩や事象へのカウンター的な意味合いで自分を'''『天使』'''と評することもある。<br/>
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髪は炎の様な赤だが、ある程度の長さからオレンジ色になっている。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:破界篇で隠しキャラとして出てきた師匠は今回登場しなかったため、感動の再会は実現しなかった。
 
:破界篇で隠しキャラとして出てきた師匠は今回登場しなかったため、感動の再会は実現しなかった。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
:名前のみ言及、どこかの世界に転移させられてしまったと予想されている。なお連獄篇のPVには一人だけ出ておらず、また寺田プロデューサーも言葉を濁している。
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:名前のみ言及、どこかの世界に転移させられてしまったと予想されている。また、連獄篇のPVには一人だけ出ておらず寺田プロデューサーも言葉を濁している。
    
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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;「黙ってろ、三下!」
 
;「黙ってろ、三下!」
 
:一度攻撃を防がれたのにもかかわらず自分を狙おうとするレーベンに対してのセリフ。清々しいまでの一蹴っぷりである。
 
:一度攻撃を防がれたのにもかかわらず自分を狙おうとするレーベンに対してのセリフ。清々しいまでの一蹴っぷりである。
;「決めたぜ、アサキム! お前の曲がった根性は俺が叩き直す!」<br />「もう恨みも憎しみもねえ!! とことんまで付き合ってやるぜ!!」
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;「決めたぜ、アサキム! お前の曲がった根性は俺が叩き直す!」<br />「もう恨みも憎しみもねえ!! とことんまで付き合ってやるぜ!!」
 
:「俺達の行き先」にて、アサキムとの戦闘前会話。しがらみも因縁も超え、「修理屋」ザ・ヒートが真っ向から挑みかかる。
 
:「俺達の行き先」にて、アサキムとの戦闘前会話。しがらみも因縁も超え、「修理屋」ザ・ヒートが真っ向から挑みかかる。
 
;「てめえはエーデルの命令ならどんな事でもやるのかよ!?」<br />「そんな野郎は獅子じゃねえ!頭の中が空っぽの飼い犬だ!」
 
;「てめえはエーデルの命令ならどんな事でもやるのかよ!?」<br />「そんな野郎は獅子じゃねえ!頭の中が空っぽの飼い犬だ!」
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;「三味線を弾いてんじゃねえぞ。お前ならもっとやれたはずだろうが」
 
;「三味線を弾いてんじゃねえぞ。お前ならもっとやれたはずだろうが」
 
:軌道エレベーターでのアサキムとの決戦後。あっさり敗北を認めたアサキムが本気を出していなかったことを見抜き、怒るというより呆れる。
 
:軌道エレベーターでのアサキムとの決戦後。あっさり敗北を認めたアサキムが本気を出していなかったことを見抜き、怒るというより呆れる。
;「レントンやアポロだって命懸けてんだ! 大人が体張らねえでどうすんだよ!」
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;「レントンやアポロだって命懸けてんだ! 大人が体張らねえでどうすんだよ!」
 
:彼が「大人」であることをよく表したセリフ。
 
:彼が「大人」であることをよく表したセリフ。
 
;ジ・エーデル「放せ! 放せよ、ザ・クラッシャー! ボクの望む世界の邪魔をするな!」<br />ランド「お前の野望をぶっ壊し、世界を修理するのが俺! ザ・ヒート・クラッシャーだ!」<br />ジ・エーデル「暑苦しい! 近寄るな! この破壊魔!」<br />ランド「往生しな、ジ・エーデル! 地獄まで付き合うぜ!」<br />ジ・エーデル「い、嫌だ! こんな暑苦しいラストだけは嫌だああああああっ!!」
 
;ジ・エーデル「放せ! 放せよ、ザ・クラッシャー! ボクの望む世界の邪魔をするな!」<br />ランド「お前の野望をぶっ壊し、世界を修理するのが俺! ザ・ヒート・クラッシャーだ!」<br />ジ・エーデル「暑苦しい! 近寄るな! この破壊魔!」<br />ランド「往生しな、ジ・エーデル! 地獄まで付き合うぜ!」<br />ジ・エーデル「い、嫌だ! こんな暑苦しいラストだけは嫌だああああああっ!!」
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;「それが、ザ・ヒートの生き様だからな!」
 
;「それが、ザ・ヒートの生き様だからな!」
 
:エンディングで、メールとの再会を果たした後の一言。この言葉とヒートスマイルで、ランド編の幕は閉じられた。
 
:エンディングで、メールとの再会を果たした後の一言。この言葉とヒートスマイルで、ランド編の幕は閉じられた。
;ランド「知ってるか、鬼? 米一粒には八十八人の神様がいるんだぜ!」<br/>メール「あんた達が腐らせたお米の粒は数え切れない程あるんだよ!」<br/>ランド「ってなわけだ! その数え切れない神様の代わりに俺がお前達をぶん殴る! 食い物を粗末にするような奴はあの世で反省しやがれ!!」
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;ランド「知ってるか、鬼? 米一粒には八十八人の神様がいるんだぜ!」<br/>メール「あんた達が腐らせたお米の粒は数え切れない程あるんだよ!」<br/>ランド「ってなわけだ! その数え切れない神様の代わりに俺がお前達をぶん殴る! 食い物を粗末にするような奴はあの世で反省しやがれ!!」
 
:ZSPD「食べたくて合体」で[[百鬼帝国]]相手に発生する戦闘前会話。「米一粒に~」というのは、米という字は分解すると八十八となり、そこから転じて八十八の神が宿る、と信じられていたことから。が、ランドはいつそんな事を覚えたのだろうか?
 
:ZSPD「食べたくて合体」で[[百鬼帝国]]相手に発生する戦闘前会話。「米一粒に~」というのは、米という字は分解すると八十八となり、そこから転じて八十八の神が宿る、と信じられていたことから。が、ランドはいつそんな事を覚えたのだろうか?
 
;「そうでもないぜ。美味い飯は酒を進ませるからな」<br />「酒、飯、酒、飯、酒、飯のコンビネーション!さらにシメの飯!最高だぜ!」
 
;「そうでもないぜ。美味い飯は酒を進ませるからな」<br />「酒、飯、酒、飯、酒、飯のコンビネーション!さらにシメの飯!最高だぜ!」
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== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
 
その性格と人間関係ゆえか、迷台詞にも事欠かない。人柄と併せて[[クロウ・ブルースト|クロウ]]と通ずるものがある。
 
その性格と人間関係ゆえか、迷台詞にも事欠かない。人柄と併せて[[クロウ・ブルースト|クロウ]]と通ずるものがある。
;メール「敵接近! 右? え~と、左? もうよくわかんない!」<br />ランド「お前は敵の回し者か!?」
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;メール「敵接近! 右? え~と、左? もうよくわかんない!」<br />ランド「お前は敵の回し者か!?」
 
:戦闘台詞の一つで、敵機の方向に混乱するメールに呆れての台詞。これに限らず二人の掛け合いは漫才じみたものが多く、是非とも実際に聞いて確かめていただきたい。
 
:戦闘台詞の一つで、敵機の方向に混乱するメールに呆れての台詞。これに限らず二人の掛け合いは漫才じみたものが多く、是非とも実際に聞いて確かめていただきたい。
 
;「仕方ねえだろ! 俺はミイヤ・ラウジンのファンなんだから!」
 
;「仕方ねえだろ! 俺はミイヤ・ラウジンのファンなんだから!」
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;「できねぇ!」
 
;「できねぇ!」
 
:「俺が俺であるために」より、シュランに[[モビルスーツ]]の操縦が出来るのかと聞かれた時、それはそれは熱い笑顔で返した。なお「ザブングル」の世界出身なので、設定上[[ウォーカーマシン]]の操縦は当然できる。
 
:「俺が俺であるために」より、シュランに[[モビルスーツ]]の操縦が出来るのかと聞かれた時、それはそれは熱い笑顔で返した。なお「ザブングル」の世界出身なので、設定上[[ウォーカーマシン]]の操縦は当然できる。
;ジエー「ええい! 頭が高いぞ、修理屋!! こちらにおわす御方こそ~」<br />ランド「へへ~! し、知らぬこととはいえ、とんだご無礼を!」<br />エーデル「お、お顔を上げてください!」
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;ジエー「ええい! 頭が高いぞ、修理屋!! こちらにおわす御方こそ~」<br />ランド「へへ~! し、知らぬこととはいえ、とんだご無礼を!」<br />エーデル「お、お顔を上げてください!」
 
:エーデルとの初対面でのやり取り。無論元ネタは「水戸黄門」である。
 
:エーデルとの初対面でのやり取り。無論元ネタは「水戸黄門」である。
 
;「同情するぜ。俺もお前さんも、もうちょっと本業の方で評価されたいもんだ」
 
;「同情するぜ。俺もお前さんも、もうちょっと本業の方で評価されたいもんだ」
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:[[エグゼクター|無人機軍団]]との初戦闘時に発生する戦闘前会話。メールからのお許しが出た事で「ザ・クラッシャー」としての本分を全開にするが、傍らでメールは煽り過ぎた事を後悔していた。
 
:[[エグゼクター|無人機軍団]]との初戦闘時に発生する戦闘前会話。メールからのお許しが出た事で「ザ・クラッシャー」としての本分を全開にするが、傍らでメールは煽り過ぎた事を後悔していた。
 
;「しまった…! きれいにカウンターが入った!」
 
;「しまった…! きれいにカウンターが入った!」
:第2次Z初登場時に[[クロウ・ブルースト|クロウ]]を撃墜した時の台詞。本人曰く、「'''力が入り過ぎた!'''」との事。
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:第2次Z初登場時に[[クロウ・ブルースト|クロウ]]を撃墜した時の台詞。本人曰く「'''力が入り過ぎた!'''」との事。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
彼の名前の'''Land'''は読んで字の通り、英語で「地」だが、一方[[メール・ビーター]]の'''Mer'''は[[フランス語]]で「海」を表し、師匠の[[シエロ・ビーター]]の'''Cielo'''はスペイン語で「空」を表す。すなわち、3人がそれぞれ'''空・陸・海'''を意味している形となる。
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*彼の名前の'''Land'''は読んで字の通り、英語で「地」だが、一方[[メール・ビーター]]の'''Mer'''は[[フランス語]]で「海」を表し、師匠の[[シエロ・ビーター]]の'''Cielo'''はスペイン語で「空」を表す。すなわち、3人がそれぞれ'''空・陸・海'''を意味している形となる。
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*最初に公開された時はプレイヤー達の評判は「見た目からして濃そう」「暑苦しそう」といった評価で当初は芳しいものではなかったが、実際に蓋を開けてみると想像以上に突き抜けた熱さを持ち、強くて良い奴……更に好感が持てる彼の人間性に加え、今までにないその暑苦しさとギャグあり涙あり熱い血潮ありの痛快なストーリーを展開。更に鬱展開まっしぐらとなるフラグに対してもクラッシャー振りを発揮して、次々とフラグを崩壊させるなどの活躍により、現在では非常にファンが多い。ゲームの発売前後でファンの評価が逆転したという意味では、歴代主人公の中でも異質な存在である。
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**また、性格設定他の様々な諸要因から女性主人公の[[セツコ・オハラ|セツコ]]とは何かと対照的な面が多く、良い意味でよく比較されることが多い。
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*現在登場しているバンプレストオリジナルの主人公の中では2番目の年長者(1番は29歳の[[ゼンガー・ゾンボルト]])で、民間人の主人公では最年長となる。また、搭乗機についても乗り換えは元より形態変化すら(イベント以外では)発生しないという珍しいパイロットでもある(この手のパイロットとしては『[[スーパーロボット大戦L]]』の[[南雲一鷹]]がいる)。
 
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