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2,561 バイト追加 、 2023年9月23日 (土) 07:01
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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Lancerow Dawell]]
   
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|機動新世紀ガンダムX}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動新世紀ガンダムX}}
 
| 声優 = {{声優|竹村拓|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|竹村拓|SRW=Y}}
| キャラクターデザイン = 西村誠芳
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|西村誠芳}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦R}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦R}}
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
| 種族 = 地球人([[スペースノイド]])
+
| 種族 = [[種族::地球人]]([[スペースノイド]])
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+
| 性別 = [[性別::]]
| 年齢 = 34歳
+
| 年齢 = [[年齢::34]]歳
| 身長 = 181cm
+
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| 体重 = 69kg
+
| 体重 = [[体重::69 kg]]
 
| 瞳の色 = ブルーグレー
 
| 瞳の色 = ブルーグレー
 
| 髪の色 = レッド
 
| 髪の色 = レッド
| 所属 = [[宇宙革命軍]]
+
| 所属 = {{所属 (人物)|宇宙革命軍}}
| 階級 = 大佐
+
| 階級 = [[階級::大佐]]
 
}}
 
}}
 
'''ランスロー・ダーウェル'''は『[[機動新世紀ガンダムX]]』の登場人物。
 
'''ランスロー・ダーウェル'''は『[[機動新世紀ガンダムX]]』の登場人物。
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外伝『UNDER THE MOONLIGHT』で彼らしき人物がコロニー代表として姿を見せている。
 
外伝『UNDER THE MOONLIGHT』で彼らしき人物がコロニー代表として姿を見せている。
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「コロニー側のニュータイプとしてガンダム相手に戦った」という点では、ファーストガンダムにおける[[シャア・アズナブル]]に似ているが、「戦後も軍に身を置き、ニュータイプの英雄として祭り上げられる」という立ち位置は[[アムロ・レイ]]に近い。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦Z]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
:ガンダムX系では珍しく唯一カットインでパイロットスーツを着ている。最初は敵だが、無条件で仲間になる。能力的にはジャミルより更に高く自軍でもトップクラスなのだが、今回フェブラルが無いのが残念。専用クラウダに乗せても良いが、[[ブロッキング]]を活かせる剣も盾も持たない為多少もったいない。どちらかというと[[ベルティゴ]]あたりに乗せたほうが活躍できる。今作では「NTとしての力をほとんど失っている」という設定の為か、ジャミルと同様にNTレベルが1で固定されている。なお、[[ガンダムエックス]]や[[ガンダムエックス・ディバイダー]]に乗せると、『かつて、自分を苦しめたライバルの愛機に自分が乗り込むという皮肉』を口にする戦闘台詞がある。
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:音声初収録。ガンダムX系では唯一カットインでパイロットスーツを着ている。最初は敵だが、無条件で仲間になる。能力的にはジャミルより更に高く自軍でもトップクラスなのだが、今回フェブラルが無いのが残念。専用クラウダに乗せても良いが、[[ブロッキング]]を活かせる剣も盾も持たない為多少もったいない。どちらかというと[[ベルティゴ]]あたりに乗せたほうが活躍できる。今作では「NTとしての力をほとんど失っている」という設定の為か、ジャミルと同様にNTレベルが1で固定されている。なお、[[ガンダムエックス]]や[[ガンダムエックス・ディバイダー]]に乗せると、『かつて、自分を苦しめたライバルの愛機に自分が乗り込むという皮肉』を口にする戦闘台詞がある。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
:会話シーン中で名前のみ登場。宇宙革命軍として、[[サイデリアル]]の脅威からコロニーを守っている模様。
 
:会話シーン中で名前のみ登場。宇宙革命軍として、[[サイデリアル]]の脅威からコロニーを守っている模様。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦R]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦R}}
:初登場作品。[[ネオ・ジオン]]に所属しており、ジャミルの[[説得]]で味方になる。また、ジャミルの撃墜数次第で、かつての乗機である[[フェブラル]]も入手可能。[[能力]]的にはジャミルと同等なのでかなり使える。
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:初登場作品。[[ネオ・ジオン]]に所属しており、ジャミルの[[説得]]で味方になる。また、ジャミルの撃墜数次第で、かつての乗機である[[フェブラル]]も入手可能。[[能力]]的にはジャミルと同等なのでかなり使える。仲間にした場合はエンディングでネオ・ジオンの外務次官に着任し、地球との交渉に出向く。
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== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== パイロットステータス ==
 
前大戦のエースなだけありジャミルと同等の高いリアル系能力を持つ。ただストーリーの都合上参戦が遅めなのが難点。
 
前大戦のエースなだけありジャミルと同等の高いリアル系能力を持つ。ただストーリーの都合上参戦が遅めなのが難点。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
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;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
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:'''[[直感]]、[[集中]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[友情]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦R|R]]
 
;[[スーパーロボット大戦R|R]]
 
:'''[[集中]]、[[加速]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[てかげん]]、[[覚醒]]'''
 
:'''[[集中]]、[[加速]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[てかげん]]、[[覚醒]]'''
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=== [[特殊スキル]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
:'''[[直感]]、[[集中]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[友情]]'''
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:'''[[ニュータイプ (X)]]L1、[[ブロッキング]]、[[見切り]]'''
 
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
   
;[[スーパーロボット大戦R|R]]
 
;[[スーパーロボット大戦R|R]]
:'''[[ニュータイプ (X)|ニュータイプ (X)L7]][[防御|防御L3]][[援護攻撃|援護攻撃L1]][[援護防御|援護防御L1]][[指揮官|指揮L2]]'''
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:'''[[ニュータイプ (X)]]L7、[[防御#スーパーロボット大戦R|防御]]L3、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L1、[[指揮官|指揮]]L2'''
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
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:'''[[ニュータイプ (X)|ニュータイプ (X)L1]]、[[ブロッキング]]、[[見切り]]'''
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=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
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=== [[小隊長能力|隊長効果]] ===
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
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;命中率+10%、回避率+10%
:'''命中率+10%、回避率+10%'''
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:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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:[[宇宙革命軍]]総統。上官。
 
:[[宇宙革命軍]]総統。上官。
 
;[[ジャミル・ニート]]
 
;[[ジャミル・ニート]]
:15年前の戦争では激戦を繰り広げた間柄。
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:15年前の戦争では激戦を繰り広げた間柄。ガロードにジャミルが新連邦軍に復帰しているのかを尋ねるなど、ランスローは現在でもジャミルの動向を意識しているが、実は当時直接の面識はなく、最終話直前で初めて顔を合わせることになった。
 
:コミックボンボンで連載された漫画版『ガンダムX』の単行本には、当時のジャミルとランスローの対決が描かれている。
 
:コミックボンボンで連載された漫画版『ガンダムX』の単行本には、当時のジャミルとランスローの対決が描かれている。
 
;[[ティファ・アディール]]
 
;[[ティファ・アディール]]
:クラウド9であった際、若干ニュータイプの共鳴らしきものを見せる。
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:クラウド9で会った際、若干ニュータイプの共鳴らしきものを見せる。
 
;[[ガロード・ラン]]
 
;[[ガロード・ラン]]
 
:初の宇宙戦で対峙、圧倒的実力差を見せ付ける。その後、ティファからガロードのことを聞かされる。そしてジャミルのことを尋ねるのだが、その事実は彼の価値観を大きく変貌することとなった。
 
:初の宇宙戦で対峙、圧倒的実力差を見せ付ける。その後、ティファからガロードのことを聞かされる。そしてジャミルのことを尋ねるのだが、その事実は彼の価値観を大きく変貌することとなった。
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;ニコラ・ファファス
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:[[宇宙革命軍]]のスパイ。ランスローと共に戦乱の気運が高まる世界の動向を危惧していた人物。最終的にザイデルの和平交渉への転換を進言した結果反逆罪で処刑されてしまう。
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:自分が処刑されることは覚悟の上での行動であり、彼の処刑によってランスローはザイデルへの不信感を強め、自身もまた行動を起こさなければならないこと決意を持たせた。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
;[[ハマーン・カーン]]
 
;[[ハマーン・カーン]]
:[[スーパーロボット大戦R|R]]では上司。[[スーパーロボット大戦Z|Z]]ではザイデルの護衛としてアプリリウス同盟締結の場に立ち会ったときに興味を持たれ、ニュータイプという言葉を自分なりにきちんと捉えているようだと評された。
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:[[スーパーロボット大戦R|R]]』では上司。[[スーパーロボット大戦Z|Z]]ではザイデルの護衛としてアプリリウス同盟締結の場に立ち会ったときに興味を持たれ、ニュータイプという言葉を自分なりにきちんと捉えているようだと評された。
;[[クワトロ・バジーナ]]([[シャア・アズナブル]])
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;クワトロ・バジーナ([[シャア・アズナブル]])
:Rではジャミルとの共闘することになった際に彼に激励される。原作の立ち位置も似ている。
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:『R』ではジャミルとの共闘することになった際に彼に激励される。原作の立ち位置も似ている。
 
:エンディングではキャスバル・レム・ダイクンとして大統領に就任した彼の外務次官となっている。
 
:エンディングではキャスバル・レム・ダイクンとして大統領に就任した彼の外務次官となっている。
 
;[[アムロ・レイ]]
 
;[[アムロ・レイ]]
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;「あれは[[Gファルコン]]!」
 
;「あれは[[Gファルコン]]!」
 
:第32話サブタイトル。
 
:第32話サブタイトル。
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;「そうだ、だからお前に聞く。ジャミルはまだ連邦軍にいるのか?」
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:第33話。宇宙革命軍のサテリコン殲滅作戦に参加し、ガロードのガンダムダブルエックスに接触した際に。連邦軍にジャミルがいることを気にしている事から現在でも強いライバル意識を持っていることが窺える。
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:しかし、ジャミルがニュータイプの戦争利用や悪用を防ぐために軍に戻らずに紛争している事をガロードから知らされ、驚愕することになる。
 
;「ジャミルの奴、人を育てる才能もあったんだな…」
 
;「ジャミルの奴、人を育てる才能もあったんだな…」
:第34話。見事にティファをかっさらって行ったガロードを見送りながら。
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:第34話。見事にティファをかっさらって行ったガロードを見送りながら。宇宙革命軍のダリア作戦を徹底的に妨害したガロードを穏やかな表情で見送る当たり、ティファの無事が確定した事の安堵やコロニーレーザーの使用を快く思っていなかった事が窺える。
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:ちなみにこの直後にガロードのガンダムダブルエックスが放ったサテライトキャノン第三射でコロニーレーザーは大破し、ダリア作戦は完全に破綻。しかし、どうやらニコラ共々戦争にならなかったことを安堵していた模様。
 
;「実を言うと、私はあの方が苦手でな…」
 
;「実を言うと、私はあの方が苦手でな…」
:[[ザイデル・ラッソ]]からお茶の誘いを受けて。ニュータイプの意義を見失った彼にとって、ニュータイプ至上主義を掲げ、自身を英雄と祀り上げるザイデルのやり方は居心地の悪いものなのだろう。ちなみにニコラからも「私もです」と返答されており、ザイデルの人望の希薄さが伺える。
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:第34話より。[[ザイデル・ラッソ]]からお茶の誘いを受けて。ニュータイプの意義を見失った彼にとって、ニュータイプ至上主義を掲げ、自身を英雄と祀り上げるザイデルのやり方は居心地の悪いものなのだろう。ちなみにニコラからも「私もです」と返答されており、ザイデルの人望の希薄さが伺える。
;「お止めください!そんなものはなかったんですよ、始めから。そうだろ、ジャミル」
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;「お止めください! そんなものはなかったんですよ、始めから。そうだろ、ジャミル」
 
:第39話(最終回)。D.O.M.E.からニュータイプの真実を聞かされながらも、ニュータイプを求めようとするザイデルを制止。ランスローも新たな一歩を踏み出したのだった。
 
:第39話(最終回)。D.O.M.E.からニュータイプの真実を聞かされながらも、ニュータイプを求めようとするザイデルを制止。ランスローも新たな一歩を踏み出したのだった。
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== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
 
;[[フェブラル]]
 
;[[フェブラル]]
:本編開始前に登場した機体。最後はガンダムXと相打ちとなるが、無傷で済んだ。
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:本編開始前に搭乗した機体。最後は[[ジャミル・ニート|ジャミル]]の[[ガンダムエックス]]と相打ちとなるが、ランスロー自身は無傷で済んだ。
 
;[[クラウダ]]
 
;[[クラウダ]]
 
:本編で搭乗した機体。専用機にはブレードアンテナがある。
 
:本編で搭乗した機体。専用機にはブレードアンテナがある。