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4,973 バイト除去 、 2014年10月20日 (月) 10:33
考察の項目と内容を削除。色々書いてしまいましたが、そもそもスレチなのでは? と思ったので;
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;静死の棺
 
;静死の棺
 
:ラ・ギアスを地上や並行世界含む、ありとあらゆる世界から完全に遮断し、絶対・相対問わず全ての時間を停止させる現象。事実上の世界滅亡である。アストラル体でもあるヨーテンナイとその彼女と契約を交わした崇使のみが自由に動ける。三邪神の分身とボゼッションした四体の魔装機神、そしてクロスゲート。それらから取り出したアストラルエネルギーを原動力としている。
 
:ラ・ギアスを地上や並行世界含む、ありとあらゆる世界から完全に遮断し、絶対・相対問わず全ての時間を停止させる現象。事実上の世界滅亡である。アストラル体でもあるヨーテンナイとその彼女と契約を交わした崇使のみが自由に動ける。三邪神の分身とボゼッションした四体の魔装機神、そしてクロスゲート。それらから取り出したアストラルエネルギーを原動力としている。
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== 考察 ==
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『魔装F』38話「終わりゆく世界」で彼女の口から明かされた「調和の結界」の設定は疑問点や矛盾点が多い。
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*「結界を張っているのはヨーテンナイであり、ラングランの王族たちは結界へ魔力を送っているつもりでヨーテンナイへと魔力を送っていた」と説明された。ではどうしてそんな事態になっていたのか? シュウは「調和の結界があったからこそラングランが築かれた」と説明しているので、恐らく王族たちは地下深くに何が潜んでいるのかを知らないまま、地表にあった『調和の塔』を魔力で動く便利な道具だと思って利用したのではないだろうか。魔力を送れば結界が強まり、逆に送らなければ弱まる。しかし実際はそう見せかけられていただけで、ヨーテンナイの匙加減一つだったのではないだろうか。
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*ヨーテンナイが生きているということは、5000年前(ラングラン戦記)の時代に起きた破壊神ヴォルクルス(と調和神ラスフィトート)の降臨は、彼女の身命を脅かす規模の「邪神復活」ではなかったということになる。ならば「ヨーテンナイの調和の結界」は3柱の邪神の完全体の降臨を妨げる効果しかなく、この事件の後にラングランが結界に手を加え、分身体も復活できないようアップデートした、とも考えられる(ヨーテンナイのものはヴォルクルス分身の復活を妨げないが、「神聖ラングランの調和の結界」はヴォルクルスの分身の復活を妨害できる)。だが、上述したように結界の効力が彼女の匙加減だったとすれば、アップデートされているように見せかけられている可能性もある。
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*魔装機神Ⅰの「魔力弾事件」で結界は一時的に消失したとされている。もしもFで語られた通りなら、「調和の結界」が消失した時点でヨーテンナイの命は失われ、同時に三邪神の完全体が復活を果たしラ・ギアスは滅んでしまっていたはずである。これもまた上述の通り、結界はヨーテンナイによって意図的に弱められていただけで、本当は消失していなかった、つまり彼女の匙加減だったのではないだろうか。ヨーテンナイの計画には三邪神の分身体が必要であり、それには封印を程よく弱めなければならない。だが唐突に結界を弱めてはあまりに不審すぎる。故に彼女はラングラン王を殺害させ、「王が死に魔力供給が途切れた」というもっともらしい理由で「調和の結界」の消失を偽装したのではないだろうか。ラ・ギアスの誰も結界が別の人物に張られているとは思わないだろうから、騙すことは難しくなかったであろう。「平和を保つための、結界を維持する魔力供給」が「世界破滅への加担、しかも供給とは無関係に結界は弱化」というなら、あまりに報われない話である。フェイルに至ってはそのために寿命を限界まで削っているので、不憫すぎる。
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*「[[地上人召喚事件]]」でシュウとルオゾールが破壊してまわったヴォルクルスの「五大封印」と「調和の結界」の関係は不明。「五大封印」が解けた事からヴォルクルスの分身体が完全体に近づいた事と、「調和の結界」が貼り直されてなおROE以降はかなり容易に分身体が呼び出されている事を考えると、「五大封印」はヴォルクルスの封印に特化した別の封印であり、「調和の結界」だけではカバーしきれない邪神の封印を補助するものだと推測される。あるいは調和の結界=邪神の封印であることを隠すためにヨーテンナイが過去に教団以外の配下(例えば崇使など)に用意させたダミーという可能性もあるが。(五大封印が破壊されると同時に封印を弱め、効力があったように見せかけた)
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*様々な矛盾点は、大体が「ヨーテンナイの偽装」で説明できてしまう。なにせ5万5千年も隠れおおせていたのだから、自分の存在を隠蔽するのにはかなり気を使っていたと思われる。ヨーテンナイは封印の為ラングラン地下から動けないため、もし見つかってしまえば逃げ場はなく徹底抗戦しかなくなるためだろう。目的を達成するための時間は十分に十分すぎるほどあり、「未必の故意」という気長な心構えで事に当たっていたため、その分偽装に労力を割くことができたのであろう。
      
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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