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902 バイト追加 、 2023年4月1日 (土) 22:08
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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Yoran Pailsen]]
   
| 登場作品 = [[ボトムズシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ボトムズシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー}}
 
*{{登場作品 (人物)|装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー}}
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| 声優 = {{声優 (登場作品別)|大塚周夫|ボトムズシリーズ}}
 
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|大塚周夫|ボトムズシリーズ}}
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|塩山紀生}}
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|塩山紀生}}
| 初登場SRW = [[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
 
| SRWでの分類 = [[NPC]]
 
| SRWでの分類 = [[NPC]]
 
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'''ヨラン・ペールゼン'''は「[[ボトムズシリーズ]]」の登場人物。
 
'''ヨラン・ペールゼン'''は「[[ボトムズシリーズ]]」の登場人物。
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
[[ボトムズシリーズ]]を通して登場するギルガメス軍の将校で、ギルガメス・バララント[[百年戦争]]時の階級は大佐、終戦時に少将に昇進した。長年続いた戦争の毒気にあてられたのか、いつしか「理想の軍隊」の育成に心血を注ぐようになり、その理想は[[レッドショルダー]]隊の設立等で実行された。
 
[[ボトムズシリーズ]]を通して登場するギルガメス軍の将校で、ギルガメス・バララント[[百年戦争]]時の階級は大佐、終戦時に少将に昇進した。長年続いた戦争の毒気にあてられたのか、いつしか「理想の軍隊」の育成に心血を注ぐようになり、その理想は[[レッドショルダー]]隊の設立等で実行された。
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レッドショルダーによる第三次サンサ戦役の功績で少将に昇進し栄華を極めるが、直後に異常なまでに多い訓練中の死亡者の数や、レッドショルダー隊の虐殺行為等が露見した事で失脚。一時メルキア連邦情報省の者に軟禁されるが事前に手を打ち脱出し、その後は[[秘密結社]]に身を寄せてしぶとく己の理想を成そうとしていた。
 
レッドショルダーによる第三次サンサ戦役の功績で少将に昇進し栄華を極めるが、直後に異常なまでに多い訓練中の死亡者の数や、レッドショルダー隊の虐殺行為等が露見した事で失脚。一時メルキア連邦情報省の者に軟禁されるが事前に手を打ち脱出し、その後は[[秘密結社]]に身を寄せてしぶとく己の理想を成そうとしていた。
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やがて、秘密結社の協力で「[[パーフェクトソルジャー]]」(PS)である[[イプシロン]]の開発に成功するが、ペールゼンに恨みを持つ[[グレゴルー・ガロッシュ|グレゴルー]]、[[バイマン・ハガード|バイマン]]、[[ムーザ・メリメ|ムーザ]]、そしてキリコら元レッドショルダー隊員に潜伏先を襲撃され、瀕死のバイマン機の攻撃を受けて死亡した。
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やがて、秘密結社の協力で「[[パーフェクトソルジャー]]」(PS)である[[イプシロン]]の開発に成功するが、ペールゼンに恨みを持つ[[グレゴルー・ガロッシュ|グレゴルー]]、[[バイマン・ハガード|バイマン]]、[[ムーザ・メリメ|ムーザ]]、そしてキリコら元レッドショルダー隊員に潜伏先を襲撃されてしまう。イプシロンを嗾けて一時は優勢に立つも、[[アーマード・トルーパー|AT]]ではなくイプシロンの手でキリコを殺させることに拘ったせいで、[[フィアナ]]の妨害をうけてしまい、業を煮やして自ら銃口をキリコに向けたところで背後にいた瀕死の[[スコープドッグTC・LRS]](バイマン機)の機銃掃射を受けて蜂の巣にされ死亡。イプシロン以外の護衛部隊は全滅し、基地も部下により爆破された。
    
=== キャラクターの総評 ===
 
=== キャラクターの総評 ===
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
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;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
:初登場作品。大体原作通りだが、本作では[[バーコフ分隊]]を結成させたのもペールゼンという事になっている。最期は[[バイマン・ハガード|バイマン]]に加え、グレゴルーやムーザらの一斉射撃で死亡した。
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:初登場作品。大体原作通りだが、本作では[[バーコフ分隊]]を結成させたのもペールゼンという事になっている。最期は[[バイマン・ハガード|バイマン]]に加え、グレゴルーやムーザらの一斉射撃で死亡するという、原作以上に悲惨な末路を遂げた。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
 
:こちらも原作同様の役回り。本作ではバイマンと[[ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ|ザキ]]に止めを刺される。
 
:こちらも原作同様の役回り。本作ではバイマンと[[ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ|ザキ]]に止めを刺される。
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;[[スーパーロボット大戦30]]
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:直接登場しないが、サイドミッション「接触」にてキリコが名前を心中で出している。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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:ペールゼンとその研究成果を自らの出世の為に利用しようとしたが、実は逆にペールゼンに利用されていた事に気付かず、最期は逃亡の為の生け贄にされてしまう。
 
:ペールゼンとその研究成果を自らの出世の為に利用しようとしたが、実は逆にペールゼンに利用されていた事に気付かず、最期は逃亡の為の生け贄にされてしまう。
 
;[[ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ]]
 
;[[ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ]]
:部下に命じて、彼にある「処置」を施させる。その目的は…?
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:部下に命じて、彼にある「処置」を施させる。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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=== ペールゼン・ファイルズ ===
 
=== ペールゼン・ファイルズ ===
 
;「真実は、常に残酷だ。そしてそれは、認め難くもある。そうではないかね、ドクター?」
 
;「真実は、常に残酷だ。そしてそれは、認め難くもある。そうではないかね、ドクター?」
:モナド攻略戦の最中、キリコの発言により[[バーコフ小隊]]の面々が自分たちも[[異能生存体]]であると確信、あるいは思い込もうとし、口々に「俺達は死なねえ!」と叫びながら敵中に突撃している頃、ペールゼンがメンケンに語った言葉。その言葉通り、直後に[[ダレ・コチャック|コチャック]]が被弾したことを皮切りに不死であるはずの小隊員たちは次々と落命し、彼らはキリコ以外の面々は単なる近似値に過ぎないという「残酷な真実」を目の当たりにすることとなる。またこの場面は、本来ウォッカムの命令でペールゼンに拷問する立場であるはずのメンケンが、何故かペールゼンの部下であるかのように(実際にはそうであるのだが)振舞っており、ウォッカムも認識違いをしており、近々彼も残酷な真実を味わわされることになる伏線でもある。
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:モナド攻略戦の最中、キリコの発言により[[バーコフ分隊]]の面々が自分たちも[[異能生存体]]であると確信、あるいは思い込もうとし、口々に「俺達は死なねえ!」と叫びながら敵中に突撃している頃、ペールゼンがメンケンに語った言葉。その言葉通り、直後に[[ダレ・コチャック|コチャック]]が被弾したことを皮切りに不死であるはずの小隊員たちは次々と落命し、彼らはキリコ以外の面々は単なる近似値に過ぎないという「残酷な真実」を目の当たりにすることとなる。またこの場面は、本来ウォッカムの命令でペールゼンに拷問する立場であるはずのメンケンが、何故かペールゼンの部下であるかのように(実際にはそうであるのだが)振舞っており、ウォッカムも認識違いをしており、近々彼も残酷な真実を味わわされることになる伏線でもある。
    
;「コアの暴走を自然現象と捉える君達がうらやましい。多くを悩まずに済む。私には偶然とは思えない。モナドにはキリコがいたのだ!」
 
;「コアの暴走を自然現象と捉える君達がうらやましい。多くを悩まずに済む。私には偶然とは思えない。モナドにはキリコがいたのだ!」
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;「私は、間違っていたのかも知れん……危険過ぎる、キリコはあまりにも……''殺せ!''」
 
;「私は、間違っていたのかも知れん……危険過ぎる、キリコはあまりにも……''殺せ!''」
 
:その後、イプシロンに叩きのめされながらも自らの元にたどり着いたキリコの姿を見たペールゼン。かつて感じたキリコに対する恐怖が蘇ったのか、その言葉は自信に満ちたものではなく、弱々しい老人のそれであった。
 
:その後、イプシロンに叩きのめされながらも自らの元にたどり着いたキリコの姿を見たペールゼン。かつて感じたキリコに対する恐怖が蘇ったのか、その言葉は自信に満ちたものではなく、弱々しい老人のそれであった。
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;「ぬぅぅおおおおぉぉー!」
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:最期の台詞。どんな悪党だろうが権力者だろうが、弾が当たればあっけなく死んでしまうボトムズシリーズに相応しい末路であった。
 
<!-- == スパロボシリーズの名台詞 == -->
 
<!-- == スパロボシリーズの名台詞 == -->
  
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