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591 バイト追加 、 2012年12月28日 (金) 00:58
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小手調べに一度戦った後、デビルガンダムの特性により即座に再生、CPSの因果律操作でガイアセイバーズを抹消しようとした。
 
小手調べに一度戦った後、デビルガンダムの特性により即座に再生、CPSの因果律操作でガイアセイバーズを抹消しようとした。
 
しかし、ウルトラ兄弟が捨て身で力をウルトラマンに集中させて放った宇宙が崩壊するほどのエネルギーの光線で、ゼストの力が中和されてCPSを作動できなくなり、再生が間に合わないほどの深いダメージを負う。
 
しかし、ウルトラ兄弟が捨て身で力をウルトラマンに集中させて放った宇宙が崩壊するほどのエネルギーの光線で、ゼストの力が中和されてCPSを作動できなくなり、再生が間に合わないほどの深いダメージを負う。
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ラストバトルでガイアセイバーズの猛攻を受け、最期は[[SRX]]の天上天下一撃必殺砲で溶け崩れながら吹き飛んだ。
 
ラストバトルでガイアセイバーズの猛攻を受け、最期は[[SRX]]の天上天下一撃必殺砲で溶け崩れながら吹き飛んだ。
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OGSの最序盤、イングラムの目覚めに際してほんのわずかだけ登場(OGSの内部データでは「仮面の男」表記になっている)。仮面のデザインや配色が微妙に変わっておりややこしくなっている。遠隔操作でイングラムに枷を与え、傀儡として操った。前述の通り、アウレフ・バルシェムに憑依したネフェシュ(=何処かの世界のイングラム・プリスケン)を以前から知っていたかのような台詞があり、また今作での彼は単独で神になるのではなく、ゴッツォの一員として霊帝を出し抜こうとしている節がある。また、OG外伝の終了まで登場することはなく、本格的に活動するのは第2次OGから。ちなみに同じく顔を隠した形で登場したクォヴレーは内部データでは「クォヴレー・ゴードン」名義になっており、登場が確認できる。
 
OGSの最序盤、イングラムの目覚めに際してほんのわずかだけ登場(OGSの内部データでは「仮面の男」表記になっている)。仮面のデザインや配色が微妙に変わっておりややこしくなっている。遠隔操作でイングラムに枷を与え、傀儡として操った。前述の通り、アウレフ・バルシェムに憑依したネフェシュ(=何処かの世界のイングラム・プリスケン)を以前から知っていたかのような台詞があり、また今作での彼は単独で神になるのではなく、ゴッツォの一員として霊帝を出し抜こうとしている節がある。また、OG外伝の終了まで登場することはなく、本格的に活動するのは第2次OGから。ちなみに同じく顔を隠した形で登場したクォヴレーは内部データでは「クォヴレー・ゴードン」名義になっており、登場が確認できる。
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<!--本作でもバルマー星人で、第2次OGでは[[アルテウル・シュタインベック]](この「アルテウル」は「ウルトラ」のアナグラム)を[[名乗り|偽名]]、[[ニブハル・ムブハル]]と組んで暗躍。「α」同様、全能なる調停者となって己に待つ破滅の運命を変える事を目論んでいた。なお、記憶の共有などではなく「SHO」「α」を経てこちらの世界に転生した、というのが正しいようだ。
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<!--本作でもバルマー星人で、第2次OGでは[[アルテウル・シュタインベック]](この「アルテウル」は「ウルトラ」のアナグラム)を[[偽名|名乗り]]、[[ニブハル・ムブハル]]と組んで暗躍。「α」同様、全能なる調停者となって己に待つ破滅の運命を変える事を目論んでいた。なお、記憶の共有などではなく「SHO」「α」を経てこちらの世界に転生した、というのが正しいようだ。
    
その一環として[[ツェントル・プロジェクト]]や[[フェリオ・ラドクリフ]]らリ・テクへ出資したり、異世界からの訪問者である[[アクセル・アルマー]]との接触を図っていた他、自らの手足となる連邦軍特殊部隊「[[ガイアセイバーズ]]」を編成して司令官となるなど、ストーリー初期から活発に活動していた。また、「α」シリーズでの記憶を持っているらしく、[[アストラナガン]]のデータをもとに[[ガリルナガン]]を開発、配下の[[アーマラ・バートン]]に与えて暗躍させた。
 
その一環として[[ツェントル・プロジェクト]]や[[フェリオ・ラドクリフ]]らリ・テクへ出資したり、異世界からの訪問者である[[アクセル・アルマー]]との接触を図っていた他、自らの手足となる連邦軍特殊部隊「[[ガイアセイバーズ]]」を編成して司令官となるなど、ストーリー初期から活発に活動していた。また、「α」シリーズでの記憶を持っているらしく、[[アストラナガン]]のデータをもとに[[ガリルナガン]]を開発、配下の[[アーマラ・バートン]]に与えて暗躍させた。
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なお、本作では素顔を見せているが、この素顔は「スーパーヒーロー作戦」でザブラ星人に整形される前の顔をリデザインしたものである。なので、SHOのファンの中にはアルテウルの顔を見た時点で「もしやこいつは…?」と勘付いたユーザーも多い。
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なお、本作では素顔を見せているが、この素顔は「スーパーヒーロー作戦」でザラブ星人に整形される前の顔をリデザインしたものである。なので、SHOのファンの中にはアルテウルの顔を見た時点で「もしやこいつは…?」と勘付いたユーザーも多い。
    
中盤で謀を巡らせ、用済みとなった[[グライエン・グラスマン]]を暗殺し、その罪を鋼龍戦隊に被せて連邦軍の実権を握る。以降は鋼龍戦隊を執拗に狙うが、悉く失敗する。また、表向きは地球連邦軍であったため(異星人である上、最終的な目的は個人的なものであるため当然だが)、叩けば埃が出てくるような面々を集めた事、捏造のスキャンダルを流されても根本的な対策を取らないなど、後先を考えていない行動や言動から、配下の[[リー・リンジュン|カーリー・ナウマン]]や[[ミツコ・イスルギ]]など、次第に周囲から疑惑の眼差しを向けられるようになる。
 
中盤で謀を巡らせ、用済みとなった[[グライエン・グラスマン]]を暗殺し、その罪を鋼龍戦隊に被せて連邦軍の実権を握る。以降は鋼龍戦隊を執拗に狙うが、悉く失敗する。また、表向きは地球連邦軍であったため(異星人である上、最終的な目的は個人的なものであるため当然だが)、叩けば埃が出てくるような面々を集めた事、捏造のスキャンダルを流されても根本的な対策を取らないなど、後先を考えていない行動や言動から、配下の[[リー・リンジュン|カーリー・ナウマン]]や[[ミツコ・イスルギ]]など、次第に周囲から疑惑の眼差しを向けられるようになる。
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α世界の記憶を持っているらしく、攻撃デモにはジュデッカ、アストラナガン、ディス・アストラナガン、そしてナシムとゲベルのシルエットが映る。ただ、肝心の「因果の鎖」についてはイングラムやクォヴレー程の認識がなかったらしく、暗躍の仕方も「偽名を使い素顔のまま行動する」など、αと比べると「黒幕」的な雰囲気が欠けている。
 
α世界の記憶を持っているらしく、攻撃デモにはジュデッカ、アストラナガン、ディス・アストラナガン、そしてナシムとゲベルのシルエットが映る。ただ、肝心の「因果の鎖」についてはイングラムやクォヴレー程の認識がなかったらしく、暗躍の仕方も「偽名を使い素顔のまま行動する」など、αと比べると「黒幕」的な雰囲気が欠けている。
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ちなみに、本作でOGにおいてイングラムやエアロゲイターを操り、L5戦役を起こした黒幕であった事が判明した(要するに、L5戦役において収集した戦力を霊帝やアインストとの戦いに使おうとしていた)。-->
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ちなみに、本作でOGにおいてイングラムやエアロゲイターを操り、L5戦役を起こした黒幕であった事が判明した(要するに、L5戦役において収集した戦力を霊帝やアインストとの戦いに使おうとしていた)。
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偽名や[[エア・クリスマス]]のカラー、[[アダマトロン]]の胸部などを見るに、相変わらずウルトラマンへの執着が見られる。-->
    
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
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:スーパーヒーロー作戦より。台詞だけ見ると、ある意味夢見る純粋な子供のような台詞である。
 
:スーパーヒーロー作戦より。台詞だけ見ると、ある意味夢見る純粋な子供のような台詞である。
 
;「人間は自分達が何もしなくても「'''ウルトラマンが守ってくれるさ'''」と思い込んでいる都合のいい連中だ」
 
;「人間は自分達が何もしなくても「'''ウルトラマンが守ってくれるさ'''」と思い込んでいる都合のいい連中だ」
:スーパーヒーロー作戦の最終戦で言った台詞。完全に民衆を見下しているが、ヒーローの在り方に一石を投じた発言でもある。
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:スーパーヒーロー作戦の最終戦で言った台詞。完全に民衆を見下しているが、ヒーローの在り方に一石を投じた発言でもある。この発言を受けたのかは不明だが、近年のウルトラシリーズでは地球人だけで脅威に立ち向かう傾向が多く、果ては地球の怪獣を全滅させた。
 
;「今思えば……ユーゼス=ゴッツォという人間は、40年前に死んだ……」<br />「お前達が知る……本当のユーゼスはすでに死んでいるのだ……」<br />「だから私は……仮面で、偽りの素顔を隠した……」<br />「フ、フフフ……私も……ユーゼス=ゴッツォの影……40年前のユーゼスの邪念に縛られた偽りの存在に過ぎないのかもしれん……」
 
;「今思えば……ユーゼス=ゴッツォという人間は、40年前に死んだ……」<br />「お前達が知る……本当のユーゼスはすでに死んでいるのだ……」<br />「だから私は……仮面で、偽りの素顔を隠した……」<br />「フ、フフフ……私も……ユーゼス=ゴッツォの影……40年前のユーゼスの邪念に縛られた偽りの存在に過ぎないのかもしれん……」
 
:一撃必殺砲で倒された後の呟き。
 
:一撃必殺砲で倒された後の呟き。
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:「再有生」を行っている存在について問われて「死してもなお別の世界に、同一人物として生まれ変わる」「それを成したのは『神』である」という、いかにも[[呪われし放浪者]]そのものの特徴を持つユーゼス。Zの世界観を採用すれば、CPSで因果律改変を目論んだ彼は、まさしく太極に対する「大罪人」であり、「烙印」を押されるだろう存在である。さらにガイオウが倒そうとした、恐らくZシリーズ最後の敵は「神」。ここまで来ると、本当にZシリーズとの関連を疑いたくなってくる。
 
:「再有生」を行っている存在について問われて「死してもなお別の世界に、同一人物として生まれ変わる」「それを成したのは『神』である」という、いかにも[[呪われし放浪者]]そのものの特徴を持つユーゼス。Zの世界観を採用すれば、CPSで因果律改変を目論んだ彼は、まさしく太極に対する「大罪人」であり、「烙印」を押されるだろう存在である。さらにガイオウが倒そうとした、恐らくZシリーズ最後の敵は「神」。ここまで来ると、本当にZシリーズとの関連を疑いたくなってくる。
 
;「時間と空間が交錯し、お前は古の忌憶を垣間見る」<br />「これは[[ジュデッカ|黒き地獄]]」<br />「これは[[アストラナガン|黒き天使]]」<br />「これは[[ディス・アストラナガン|黒き銃神]]」<br />「これは[[ナシム・ガンエデン|古き]][[ゲベル・ガンエデン|人祖達]]」<br />「至高の知識が、お前の脳髄を焼滅させる……」<br />「エルヨゥン・イェダ・ドーマー!」
 
;「時間と空間が交錯し、お前は古の忌憶を垣間見る」<br />「これは[[ジュデッカ|黒き地獄]]」<br />「これは[[アストラナガン|黒き天使]]」<br />「これは[[ディス・アストラナガン|黒き銃神]]」<br />「これは[[ナシム・ガンエデン|古き]][[ゲベル・ガンエデン|人祖達]]」<br />「至高の知識が、お前の脳髄を焼滅させる……」<br />「エルヨゥン・イェダ・ドーマー!」
:追加ルートでの戦闘時。クロスゲート・パラダイム・システムを完成させたことにより、因果律を支配できるようになったことで放つ力の一端。その中には、この世界には存在しないはずの「因果律の番人」達の剣が佇んでいる。
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:追加ルートでの戦闘時。クロスゲート・パラダイム・システムを完成させたことにより、因果律を支配できるようになったことで放つ力の一端。その中には、この世界には存在しないはずの「因果律の番人」達の剣が佇んでいる。「至高の知識が」のくだりのせいで「知恵熱」などとも言われる。
 
;「この流れはまさか……!」<br />「我の未来は変動するはずだ……!」
 
;「この流れはまさか……!」<br />「我の未来は変動するはずだ……!」
 
:同じく戦闘時。本作のユーゼスはαの彼と違い、イングラムが己の分身だった事実も、因果の鎖に繋がれている限り未来が変えられないことも知らないようだ。今までとは異なるやり方を取らない限り、彼の願いは決して叶わないのだ。
 
:同じく戦闘時。本作のユーゼスはαの彼と違い、イングラムが己の分身だった事実も、因果の鎖に繋がれている限り未来が変えられないことも知らないようだ。今までとは異なるやり方を取らない限り、彼の願いは決して叶わないのだ。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*『[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ|DW]]』最終戦でイングラムの肉体を完全に乗っ取ったが、その声はαのユーゼスとは異なり(乃村健次氏が演じていた)キャストでは「仮面の男」となっていた。イングラムの肉体だったため違う声にしたのか、それとも声の設定を変えたのかは不明。
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*『[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ|DW]]』最終戦でイングラムの肉体を完全に乗っ取ったが、その声はαのユーゼスとは異なり(乃村健次氏が演じていた)キャストでは「仮面の男」となっていた。イングラムの肉体だったため違う声にしたのか、それとも声の設定を変えたのかは不明。<!--第2次OGの設定を鑑みると若い頃と年を取った姿という違いがあるため声が違うということになる。-->
 
*[[シヴァー・ゴッツォ]]のBGMの名称が「ZEST SEVEN」となっているのはウルトラマンの力を手にした超神ゼストの後継者…すなわち、ウルトラセブンのオマージュという意味が込められているという説が有力。
 
*[[シヴァー・ゴッツォ]]のBGMの名称が「ZEST SEVEN」となっているのはウルトラマンの力を手にした超神ゼストの後継者…すなわち、ウルトラセブンのオマージュという意味が込められているという説が有力。
 
*明言されてはいないが、ユーゼスのモチーフとなったのはイングラム同様、『ヒーロー戦記』の[[ギリアム・イェーガー]](と言うより、アポロン総統)と思われる。ギリアム役の田中秀幸氏は『ウルトラマンメビウス』以降のウルトラシリーズにてウルトラ兄弟の長兄・ゾフィーの声を演じており、偶然とは言え、超神ゼスト、「ZEST SEVEN」の事を考えると因縁めいたものになっている。
 
*明言されてはいないが、ユーゼスのモチーフとなったのはイングラム同様、『ヒーロー戦記』の[[ギリアム・イェーガー]](と言うより、アポロン総統)と思われる。ギリアム役の田中秀幸氏は『ウルトラマンメビウス』以降のウルトラシリーズにてウルトラ兄弟の長兄・ゾフィーの声を演じており、偶然とは言え、超神ゼスト、「ZEST SEVEN」の事を考えると因縁めいたものになっている。
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