差分

526 バイト追加 、 2023年7月30日 (日) 18:09
1行目: 1行目:  
{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Molotov]]
   
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|宇宙の騎士テッカマンブレード}}
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|宇宙の騎士テッカマンブレード}}
 
| 声優 = {{声優|小杉十郎太}}
 
| 声優 = {{声優|小杉十郎太}}
| 種族 = 地球人([[テッカマン]])
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦J}}
| 性別 = 男
+
| SRWでの分類 =
 +
}}
 +
 
 +
{{登場人物概要
 +
| タイトル = プロフィール
 +
| 種族 = [[種族::地球人]]([[テッカマン]])
 +
| 性別 = [[性別::]]
 
| 所属 = アルゴス号→[[ラダム]]
 
| 所属 = アルゴス号→[[ラダム]]
 
| テッカマン = '''[[テッカマンランス]]'''
 
| テッカマン = '''[[テッカマンランス]]'''
 
}}
 
}}
 +
'''モロトフ'''は『[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]』の登場人物。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
18行目: 24行目:  
「エビル以上の完全なテッカマン」と豪語しているだけあり、実際にテッカマンのスペックでは素のエビルと同等、そして戦闘スキルもシンヤ以上の物を持っていた可能性もある。しかし、その慢心から来る油断が結果的に自身の破滅を招いてしまったと言える。
 
「エビル以上の完全なテッカマン」と豪語しているだけあり、実際にテッカマンのスペックでは素のエビルと同等、そして戦闘スキルもシンヤ以上の物を持っていた可能性もある。しかし、その慢心から来る油断が結果的に自身の破滅を招いてしまったと言える。
   −
人間時代の描写は、[[相羽ケンゴ]]と[[フォン・リー]]の結婚式が決まった際には、他の乗組員たちと共に拍手を送っていたシーンのみであり、元々の人間性は不明のままだが、テッカマンになったことで負の感情が増大した[[相羽シンヤ]]の例を鑑みるに、功名心が強い人物だったのかもしれない。
+
人間時代の描写は、[[相羽ケンゴ]]と[[フォン・リー]]の結婚式が決まった際、他の乗組員たちと共に拍手を送っていたシーンのみであり、元々の人間性は描かれずだったが、テッカマンになったことで負の感情が増大した[[相羽シンヤ]]の例を鑑みるに、功名心が強い人物だったのかもしれない。
 
  −
コミックコンプ版ではブラスター化したブレードの危険性を一目で見抜き、最大火力で仕留めるという最善手を選択している。ブレードをナメきっていたアニメ版より、幾分かマシな判断力を備えていたが、それでも倒されてしまったことは変わらなかった。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦J]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}
 
:初登場作品。大体原作通り。大抵は他の[[テッカマン]]とセットで出てくる。終盤では[[ブラスターテッカマンエビル]]を目にしているにも関わらず自分は完璧なテッカマンだと主張するが、エビルとの実力差は歴然だとしか言えない。場合によっては[[相羽ミユキ|ミユキ]]と刺し違えるが、無論ミユキ生存フラグが立っている場合はランスだけが死亡する。
 
:初登場作品。大体原作通り。大抵は他の[[テッカマン]]とセットで出てくる。終盤では[[ブラスターテッカマンエビル]]を目にしているにも関わらず自分は完璧なテッカマンだと主張するが、エビルとの実力差は歴然だとしか言えない。場合によっては[[相羽ミユキ|ミユキ]]と刺し違えるが、無論ミユキ生存フラグが立っている場合はランスだけが死亡する。
;[[スーパーロボット大戦W]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
:こちらでも大体原作通りだが、『[[スーパーロボット大戦J|J]]』よりは単独で出てくることが多い。第二部初頭でミヒロの噛ませ犬にされたり、[[精神コマンド]]を全開にした[[ガウルン]]に突っ込むという勇者ロボ軍団もビックリの勇気(?)を発揮しては呆気なく叩きのめされたりと碌な目に遭わない。[[ラング]]と泥仕合していたりもする。そのヘタレ極まりない姿や活躍(?)ぶりから、ユーザーからは同作屈指のネタキャラとして扱われる趣も。<ref>ネットでは'''「テッカマセランス」'''の愛称で親しまれる程。</ref>最期は第2部でのオーブ攻防戦で死亡する。
+
:こちらでも大体原作通りだが、『[[スーパーロボット大戦J|J]]』よりは単独で出てくることが多い。第二部初頭でミヒロの噛ませ犬にされたり、[[精神コマンド]]を全開にした[[ガウルン]]に突っ込むという勇者ロボ軍団もビックリの勇気(?)を発揮しては呆気なく叩きのめされたりと碌な目に遭わない。[[ラング]]と泥仕合していたりもする。そのヘタレ極まりない姿や活躍(?)ぶりから、ユーザーからは同作屈指のネタキャラとして扱われる趣も<ref>ネットでは'''「テッカマセランス」'''の愛称で親しまれる程。</ref>。最期は第2部でのオーブ攻防戦で死亡する。
 
  −
== パイロットステータス設定の傾向 ==
  −
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
  −
;[[スーパーロボット大戦J|J]]
  −
:'''[[斬り払い]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[底力]]L7、[[援護攻撃]]L3、[[指揮官|指揮]]L1、[[コンボ]]L2'''
  −
; [[スーパーロボット大戦W|W]]
  −
: '''[[斬り払い]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[底力]]L7、[[援護攻撃]]L3、[[指揮官|指揮]]L1、[[コンボ|マルチコンボ]]L2'''
      
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
54行目: 51行目:  
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
;[[ミヒロ・アーディガン]]
 
;[[ミヒロ・アーディガン]]
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』の第2部冒頭、本人曰く機嫌が悪い<ref>「揺れる想いと小さな決意」の会話から察するにエビルの復帰が近いのが原因と思われる</ref>時に、彼女達[[ヴァルストークファミリー]]に遭遇。腹いせに余裕を見せながら彼女達に襲い掛かるが、逆に彼女達に返り討ちにあってしまう。
+
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』の第2部冒頭、本人曰く機嫌が悪い<ref>「揺れる想いと小さな決意」の会話から察するにエビルの復帰が近いのが原因と思われる。</ref>時に、彼女達[[ヴァルストークファミリー]]に遭遇。腹いせに余裕を見せながら彼女達に襲い掛かるが、逆に彼女達に返り討ちにあってしまう。
 
;[[ガウルン]]
 
;[[ガウルン]]
 
:『W』では彼にもボコボコにされる。
 
:『W』では彼にもボコボコにされる。
86行目: 83行目:  
:ブラスター化を果たし、ペガスから現れたブレードを見て言い放った一言。確かにこの時点でのブレードはブラスター化前の姿だった。しかしこの台詞の直後…。
 
:ブラスター化を果たし、ペガスから現れたブレードを見て言い放った一言。確かにこの時点でのブレードはブラスター化前の姿だった。しかしこの台詞の直後…。
 
;「ブラスターテッカマンだと!?ば、馬鹿な…我ら以上の完全体など存在しない!これでも食らえぇぇぇーッ!」<br />「フッ、他愛もない…ムッ!?」<br />「何ッ!?」
 
;「ブラスターテッカマンだと!?ば、馬鹿な…我ら以上の完全体など存在しない!これでも食らえぇぇぇーッ!」<br />「フッ、他愛もない…ムッ!?」<br />「何ッ!?」
:「進化したテッカマン」の姿を目の当たりにし、そんな物など認められるかとばかりにブレードに両肩部からテックレーザーを乱射するも、煙の中から現れたブレードに頭部を鷲掴みにされてしまう。
+
:「進化したテッカマン」の姿を目の当たりにし、そんな物など認められるかとばかりにブレードに両肩部からテックレーザーを乱射するも、煙の中から現れたブレードに首を鷲掴みにされてしまう。更には壁をも突き破り、ブレードはランスを圧倒的な力で地下から地上へと岩盤を砕きながら突き進んでいった。
 +
:ただ、「我ら以上の完全体など存在しない!」というモロトフの台詞もまた事実であり、恐ろしいほどの強さを発揮したブレードの[[ブラスター化]]という進化は恐ろしい代償を伴うものであった。
 
;「は、離せ!!ボルテッカァァーッ!!」<br />「フッ……いくら進化したといえど、この至近距離からのボルテッカではひとたまりも…」<br />「…何ィ!?まさか!?」
 
;「は、離せ!!ボルテッカァァーッ!!」<br />「フッ……いくら進化したといえど、この至近距離からのボルテッカではひとたまりも…」<br />「…何ィ!?まさか!?」
:もはやモロトフを象徴するモノとなってしまった一連のセリフ。[[ブラスターテッカマンブレード]]の力や速度についていけず、何とか隙を見つけてボルテッカを放った後に'''[[死亡フラグ|中段の言葉を呟いた]]'''。当然、お約束通りにブレードは無傷。'''「やったか!?→やってない」'''の図式は健在であった。
+
:もはやモロトフを象徴するモノとなってしまった一連のセリフ。[[ブラスターテッカマンブレード]]の力に圧倒されつつも、何とか隙を見つけてボルテッカを放った後に'''[[死亡フラグ|中段の言葉を呟いた]]'''。当然、「仲間の決死の行動でパワーアップした直後の初陣」のお約束通りにブレードは無傷。'''「やったか!?→やってない」'''の図式は健在であった。
 
;「うぅわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ―――ッ!」
 
;「うぅわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ―――ッ!」
:ブレードのクラッシュイントルードを何とか回避しつつラダム獣の群れの中に逃げ込むも、ブラスターボルテッカの奔流からは逃れられず、モロトフはアラスカの大地に散った。<br />余談だが、この時にアフレコに使用していた'''集音マイクもボルテッカの犠牲になった。'''
+
:ブレードのクラッシュイントルードを何とか回避しつつラダム獣の群れの中に逃げ込むも、放たれたブラスターボルテッカの奔流からは逃れられず、モロトフはラダム獣の群れと纏めてアラスカの大地に散った。
 +
:余談だが、この時にアフレコに使用していた'''集音マイクもボルテッカの犠牲になった。'''
    
=== 漫画版 ===
 
=== 漫画版 ===
105行目: 104行目:  
:『[[スーパーロボット大戦J|J]]』第43話「Darkside Of The Moon」より。Jに於ける最期の台詞。レイピアと刺し違えると言う壮絶な散り様だが、条件次第によってはレイピアは生き残ってしまう。
 
:『[[スーパーロボット大戦J|J]]』第43話「Darkside Of The Moon」より。Jに於ける最期の台詞。レイピアと刺し違えると言う壮絶な散り様だが、条件次第によってはレイピアは生き残ってしまう。
 
;「どうした、小娘? 先ほど、私の攻撃を防いだ気迫はどこにいった?」
 
;「どうした、小娘? 先ほど、私の攻撃を防いだ気迫はどこにいった?」
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』第2部第28話「宇宙に一人だけの」に於けるミヒロとの戦闘前会話。この時点では余裕だが…。
+
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』第28話「宇宙に一人だけの」に於けるミヒロとの戦闘前会話。この時点では余裕だが…。
 
;「ちっ…遊びが過ぎたか。帰るぞ…!」
 
;「ちっ…遊びが過ぎたか。帰るぞ…!」
 
:同上。撤退時台詞。捨て台詞を残して撤退する彼の姿には哀愁が漂っている。
 
:同上。撤退時台詞。捨て台詞を残して撤退する彼の姿には哀愁が漂っている。
 
;「認めん! 認めんぞ! このような事は! 最強のテッカマンはこの私だ!」  
 
;「認めん! 認めんぞ! このような事は! 最強のテッカマンはこの私だ!」  
:『W』第2部第42話「暁の閃光」より。ブラスター化したブレードに叩きのめされながらも立ち向かおうとするが…。
+
:『W』第42話「暁の閃光」より。ブラスター化したブレードに叩きのめされながらも立ち向かおうとするが…。
 
;「わ、私が敗れるだと…!? 馬鹿な…馬鹿なあああああっ!!」
 
;「わ、私が敗れるだと…!? 馬鹿な…馬鹿なあああああっ!!」
 
:同上。『W』の断末魔。結果は覆らず、モロトフはオーブの大地に散った。
 
:同上。『W』の断末魔。結果は覆らず、モロトフはオーブの大地に散った。
 +
 +
== 余談 ==
 +
*コミックコンプ版ではブラスター化したブレードの危険性を一目で見抜き、最大火力で仕留めるという最善手を選択している。ブレードをナメきっていたアニメ版より、幾分かマシな判断力を備えていたが、それでも倒されてしまったことは変わらなかった<ref>主であるはずのオメガがブレードを蘇生した際に、ボルテッカに介入できる能力を与えていた事が倒される原因だったので仕方がないが。</ref>。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
11,637

回編集