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[[相良宗介]]の[[ミスリル]]での同僚で、宗介と同じミスリルの陸戦コマンドSRT(特別対応班)に所属し、コールサインはウルズ2。
 
[[相良宗介]]の[[ミスリル]]での同僚で、宗介と同じミスリルの陸戦コマンドSRT(特別対応班)に所属し、コールサインはウルズ2。
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元々はアメリカ海兵隊の所属であった中国系アメリカ人で、親の決めた結婚に反発して軍に入隊<ref>海兵隊に入隊する際には、結婚式場を抜け出してウェディングドレス姿のまま募集場に駆け込んだらしい。担当官が余りのことに諫めようとしたが、父親が空軍将校であることを告げると、すぐさま入隊を歓迎されたという。</ref>。海兵隊を不名誉除隊後ミスリルに転じた経歴を持つ。元海兵隊なので放送禁止用語まで混ぜた罵倒はお手の物。
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元々はアメリカ海兵隊の所属であった中国系アメリカ人で、親の決めた結婚に反発して軍に入隊<ref>海兵隊に入隊する際には、結婚式場を抜け出してウェディングドレス姿のまま募集場に駆け込んだらしい。担当官が余りのことに諫めようとしたが、父親が空軍将校であることを告げると、すぐさま入隊を歓迎されたという。</ref>。海兵隊を不名誉除隊後ミスリルに転じた経歴を持つ。ミスリルの陸戦ユニットは実戦経験者しか採用しない方針であり、米軍では女性兵士は前線に配置されないことが通常であるため、なんらかの複雑な事情を抱えているらしい。元海兵隊なので放送禁止用語まで混ぜた罵倒はお手の物。
    
工学の修士を持ち、電子戦のスペシャリストである。[[M9 ガーンズバック]]の開発にも参加したほど。
 
工学の修士を持ち、電子戦のスペシャリストである。[[M9 ガーンズバック]]の開発にも参加したほど。
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姉御肌の人物で[[クルツ・ウェーバー|クルツ]]と[[相良宗介|宗介]]の隊長格であり、[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]とも仲がよい。
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姉御肌の人物で[[クルツ・ウェーバー|クルツ]]と[[相良宗介|宗介]]の隊長格であり、[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]とも仲がよい。また上官の[[アンドレイ・セルゲイビッチ・カリーニン|カリーニン]]および[[ゲイル・マッカラン|マッカラン]]からも高く評価されており、下士官ながら負傷転属した将校の代わりにSRTのサブリーダーに抜擢された。
    
作中ではビールを飲む描写が度々見られるが、これは酒の好み以外にも「ビール以外のアルコールを飲むと自分の周りで不幸な事が起こる」という彼女のジンクスに引っ張られている為。その牙城も「猫と子猫のロックンロール」でテッサと喧嘩になってしまった事で崩壊してしまうのだが…
 
作中ではビールを飲む描写が度々見られるが、これは酒の好み以外にも「ビール以外のアルコールを飲むと自分の周りで不幸な事が起こる」という彼女のジンクスに引っ張られている為。その牙城も「猫と子猫のロックンロール」でテッサと喧嘩になってしまった事で崩壊してしまうのだが…
また、作中何度も撃墜されては生き残るという不死身ぶりを見せている。その不死身ぶりは続編「アナザー」でも発揮されている。
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また、作中何度も撃墜されては生き残るという不死身ぶりを見せている。その不死身ぶりは続編「アナザー」でも発揮されている。ただ、これは手ごろなやられ役であるという、作劇上の都合もある。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:マオのことをファーストネームで呼ぶ数少ない人物。
 
:マオのことをファーストネームで呼ぶ数少ない人物。
 
;[[ベルファンガン・クルーゾー]]
 
;[[ベルファンガン・クルーゾー]]
:旧知の友人であり、「ベン」と呼んでいる。
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:旧知の友人であり、「ベン」「メリッサ」と呼びあう。非常に親しい間柄で、いつも折り目正しいクルーゾーも、マオと二人の時は下士官時代の砕けた口調となる。ミスリルの女性陣に男女の仲を想像されるほどだが、「直属の上司と部下でお互い責任のある立場の間は」と語っており、別の意味で距離が近すぎので恋愛には至らないという主旨のことを語っている。
 
;[[千鳥かなめ]]
 
;[[千鳥かなめ]]
 
:護衛対象であり、友人の一人。
 
:護衛対象であり、友人の一人。
 
;クララ・マオ
 
;クララ・マオ
:『アナザー』に登場するクルツとの間にできた実娘。ちなみに名付け親はテッサ。
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:『アナザー』に登場するクルツとの間にできた実娘。SRW未登場。ちなみに名付け親はテッサ。
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;[[アンドレイ・セルゲイビッチ・カリーニン]]
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:陸戦ユニットの指揮官で上司。情を介さない堅物親父という面に文句はあるが、有能にして信頼できる上官。
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;[[ゲイル・マッカラン]]
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:マオいわく「散々世話になった上官」とのこと。細かな経緯は不明だが、西太平洋戦隊「トゥアハー・デ・ダナン」結成前、クルーゾーと共に一時期彼の元で作戦行動に従事していたらしい。少女時代から軍隊生活まで、男社会で苦労してきたマオにとって、能力をまっすぐ評価しナンバー2にまで抜擢した彼は恩人と言って言い過ぎではないのだろう。
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;キャステロ
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:上官。ベヘモスに殺されかけたマオを救出した後、囮となって戦死した。SRW未登場。
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:余談だが、原作の挿絵担当の四季童子氏はフルメタと同じく角川から出版されている「モンスターコレクションノベル」でも一部挿絵を担当しており、マオ、キャステロとほぼ同じ顔のキャラが登場する。しかも、二人は夫婦であり、マオのそっくりさんの本名はマオの娘と同じクララである。原作者賀東招二氏のお遊びかもしれない。
 
;[[サビーナ・レフニオ]]
 
;[[サビーナ・レフニオ]]
 
:敵。同じく電子戦に長けた者同士死闘を繰り広げ、苦戦の末に打ち破った。その後、レナードの計画の頓挫で精神の均衡を失って暴走した彼女を射殺した。
 
:敵。同じく電子戦に長けた者同士死闘を繰り広げ、苦戦の末に打ち破った。その後、レナードの計画の頓挫で精神の均衡を失って暴走した彼女を射殺した。
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