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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
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| 外国語表記 = [[外国語表記::metabee]]<ref>アニメ第22話作中、スカイライティングによる文章の表記。</ref>
 
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|メダロット}}
 
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|メダロット}}
 
| 声優 = 竹内順子
 
| 声優 = 竹内順子
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==== 武装 ====
 
==== 武装 ====
 
;ミサイル
 
;ミサイル
:頭部パーツ。頭のツノからミサイルを撃ち出す。アニメ版や漫画版では「反応弾」と呼ばれる事が多い。初出の『1』では回避された際にランダムでダメージ、『2』では命中自体が完全にランダムと仕様が安定していなかったが、『3』以降は追尾性能を持つ設定により[[必中|必ず敵機に命中する]]仕様で固定化された。
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:頭部パーツ。頭のツノからミサイルを撃ち出す。アニメ版や漫画版では「反応弾」と呼ばれる事が多い<ref>なお、『2』以降に登場するKBT型モデルチェンジ機であるベイアニットは頭部パーツが「ハンノーダン」となっているため、間違えやすい。</ref>。
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:初出の『1』では回避された際にランダムでダメージ、『2』では命中自体が完全にランダムと仕様が安定していなかったが、『3』以降は追尾性能を持つ設定により[[必中|必ず敵機に命中する]]仕様で固定化された。
 
;リボルバー
 
;リボルバー
 
:右腕パーツ。右前腕部に装備された単発のライフル。
 
:右腕パーツ。右前腕部に装備された単発のライフル。
 
;サブマシンガン
 
;サブマシンガン
:左腕パーツ。左前腕部に装備された二連装機関銃。『X-Ω』では通常攻撃として採用。
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:左腕パーツ。左前腕部に装備された二連装機関銃。メタビーは特にアニメだと事あるごとにリボルバー共々人に向けて乱射するが、そのギャグ描写でも'''電柱が抉れる'''程の危険性を持つ。
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:『X-Ω』では通常攻撃として採用。
 
;オチツカー
 
;オチツカー
 
:脚部パーツ。二脚タイプの脚部で、機動性よりは装甲をやや重視している。
 
:脚部パーツ。二脚タイプの脚部で、機動性よりは装甲をやや重視している。
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:『2』におけるメダフォース。基本威力と装備パーツの攻撃力を合計したダメージを与える。
 
:『2』におけるメダフォース。基本威力と装備パーツの攻撃力を合計したダメージを与える。
 
:いっせいしゃげきはアニメ『メダロット』でも用いられ大いに活躍したメダフォースだが、名に反して武器を使うわけではなく、両腕を前に突き出して渾身のエネルギー波を放つ技になっている。また、いっせいしゃげきのみがバンクシーンで多用されるため、「メダフォース」自体が技名であるかのような扱いになっている。しかし、続編の『メダロット魂』では違法改造されたルール無用のデスメダロット相手に通用しなくなってしまっている。
 
:いっせいしゃげきはアニメ『メダロット』でも用いられ大いに活躍したメダフォースだが、名に反して武器を使うわけではなく、両腕を前に突き出して渾身のエネルギー波を放つ技になっている。また、いっせいしゃげきのみがバンクシーンで多用されるため、「メダフォース」自体が技名であるかのような扱いになっている。しかし、続編の『メダロット魂』では違法改造されたルール無用のデスメダロット相手に通用しなくなってしまっている。
:『X-Ω』では必殺スキルとして採用。演出はアニメ版に近い。
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:ゲーム版でも実装当初は名前通り多数の武装を放つ演出だったが、『2』の[[ゲームボーイアドバンス|GBA]]リメイク作である『弐CORE』以降はアニメ同様のエネルギー波が採用されるようになる。
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:『X-Ω』では必殺スキルとして採用。演出は『弐CORE』以降のもの。
 
;バーサーク
 
;バーサーク
 
:『2』におけるメダフォース。攻撃力の上昇。
 
:『2』におけるメダフォース。攻撃力の上昇。
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;[[天領イッキ]]
 
;[[天領イッキ]]
 
:パートナーである少年。アニメ・漫画では彼を振り回しよく反発するが、ゲーム版ではイッキが大人しい性格のためか反発する場面はあまり無い。
 
:パートナーである少年。アニメ・漫画では彼を振り回しよく反発するが、ゲーム版ではイッキが大人しい性格のためか反発する場面はあまり無い。
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;天領ジョウゾウ、天領チドリ
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:イッキの両親。実質上新しい家族として接しているが、アニメ版では第2話の段階で既に一家に馴染んでいる。
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:特にチドリに対しては「母上」と呼んで敬っている。
 
;あがたヒカル / [[快盗レトルト]]
 
;あがたヒカル / [[快盗レトルト]]
:『1』の主人公であり、イッキとメタビーを引き合わせた張本人。アニメ版ではメタビーの名付け親になっている。
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:『1』の主人公であり、イッキとメタビーを引き合わせた張本人。
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:アニメ版ではメタビーの名付け親になっているが、その後レトルトとして盗んだレアメダルがメタビーのメダルと気づいてしまったがため、回収を試みていたがイッキがメタビーをパートナーとして求めたため断念。以降は様々な方向から二人を見守っている。
 
;めたびー(初代メタビー)
 
;めたびー(初代メタビー)
 
:ヒカルのパートナーである先代メタビー。アニメ版及び漫画版『4』において、それぞれ異なった形ではあるが激闘を繰り広げる事となる。
 
:ヒカルのパートナーである先代メタビー。アニメ版及び漫画版『4』において、それぞれ異なった形ではあるが激闘を繰り広げる事となる。
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;「さっき、ポンコツメダロットって言ってたよな」<br />「誰がポンコツだって?」
 
;「さっき、ポンコツメダロットって言ってたよな」<br />「誰がポンコツだって?」
 
:アニメ『メダロット』第1話「うごけ!ポンコツメダロット」より。メダロット狩りとの初戦を終えた後、初めてメタビーが自分の意思を見せたシーン。なかなか起動しなかったメタビーに対しての、起動のきっかけとなった罵倒を根に持っており、'''イッキに対してサブマシンガンを乱射'''。ゲーム等では「メダロット三原則(メダロット三ヶ条)」の「人を傷つけてはいけない」という項目が存在するのだが、アニメでは第1話からこれである<ref>とはいえ、メタビーのメダルが人工ではない天然のレアメダルであることは第1話の時点で明かされているため、結果的に設定上不都合はないのだが…。</ref>。
 
:アニメ『メダロット』第1話「うごけ!ポンコツメダロット」より。メダロット狩りとの初戦を終えた後、初めてメタビーが自分の意思を見せたシーン。なかなか起動しなかったメタビーに対しての、起動のきっかけとなった罵倒を根に持っており、'''イッキに対してサブマシンガンを乱射'''。ゲーム等では「メダロット三原則(メダロット三ヶ条)」の「人を傷つけてはいけない」という項目が存在するのだが、アニメでは第1話からこれである<ref>とはいえ、メタビーのメダルが人工ではない天然のレアメダルであることは第1話の時点で明かされているため、結果的に設定上不都合はないのだが…。</ref>。
;「確かに、アイツの物真似は完璧だ。メダフォースまで…」<br />「でも俺達は、レアメダルの力だけで戦ってきたわけじゃあない」<br />「所詮物真似は物真似。魂まで真似できねぇのさ!」
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;「す、スイカ!? 何故だ、何故かオレの本能が刺激される~!?」
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:アニメ『メダロット』第2話「逆襲のスクリューズ」。見え見えの罠に釣り餌として置かれたスイカに何故か反応してしまう。メダルがカブトムシだからなのだろうか…?
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;「喰らえ! 反応弾!!」
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:同話より。対ペッパーキャット(SRW未登場)戦において頭部パーツ・ミサイルでトドメを刺す際の台詞。
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:先述の通り、メディアミックスではミサイルを「反応弾」と呼称することは多いが、アニメではこのシーンが初の「反応弾」である。
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;「確かに、アイツの物真似は完璧だ。メダフォースまで…」<br />「でもオレ達は、レアメダルの力だけで戦ってきたわけじゃあない」<br />「所詮物真似は物真似。魂まで真似できねぇのさ!」
 
:アニメ『メダロット』第45話「強敵! エジプトの女王」より。3on3の世界大会にてタワラーマを代表とするエジプト代表との試合に勝利した際に。
 
:アニメ『メダロット』第45話「強敵! エジプトの女王」より。3on3の世界大会にてタワラーマを代表とするエジプト代表との試合に勝利した際に。
 
:彼女の愛機エンプレスパトラは相手の動きをメダフォースまで含めて模倣することができる強敵だったが、いっせいしゃげきのオリジナルとコピーが激突した隙を狙って急接近し、エンプレスパトラを殴り倒したのが勝負の決め手となっていたための台詞。
 
:彼女の愛機エンプレスパトラは相手の動きをメダフォースまで含めて模倣することができる強敵だったが、いっせいしゃげきのオリジナルとコピーが激突した隙を狙って急接近し、エンプレスパトラを殴り倒したのが勝負の決め手となっていたための台詞。
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;KBT-01 メタルビートル
 
;KBT-01 メタルビートル
 
:『DS』以降に登場する3代目モデルのメタルビートル。胸部に会話用スピーカーのようなディテールがある。
 
:『DS』以降に登場する3代目モデルのメタルビートル。胸部に会話用スピーカーのようなディテールがある。
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;KBT-03 カンタロス
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:『R』以降に登場するメタルビートル。正式名称は「メタルビートル2020」で、2020年に発売されたタイプ。通常のメタルビートルより細部が角ばったデザインが特徴。
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: 外伝作品の主人公を務めるりんたろうの愛機。作品によってはりんたろう本人のカスタマイズが行われている。
 
;KBT-05 サイカチス
 
;KBT-05 サイカチス
 
:『3』『4』『BRAVE』及びアニメ『魂』における後継機。
 
:『3』『4』『BRAVE』及びアニメ『魂』における後継機。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*第1作の主人公・あがたヒカルのパートナーメダロットである初代メタビーと全く同じ名前であるが、アニメでは名前を決める際にヒカルが言った名前をイッキが採用し、漫画版では初代の活躍にあやかってイッキが名付けた<ref>漫画版では「あがたヒカルの活躍以降、KBT型にメタビーと名付けることが流行した」という設定があり、彼ら以外にも複数の「メタビー」が登場している。なお、このネーミングが広がりすぎたのかメダロット8の漫画では「由緒正しい名前」としてKBT型にメタビー、KWG型にロクショウと名付けた主人公が「ポチとタマかよ」と笑われてしまう場面がある。</ref>。そのため、互いのメタビーは明確な別メダロットであるのだが、二機とも揃ってパートナーを振り回すなど非常に似た性格であり、漫画版では初代の関係者一同から「似てる」と評されたり初代と同一機だと誤解される場面が多く描かれており、初代メタビーの旧知の仲である[[ロクショウ]]ですら初代と混同する程であった<ref>漫画版ではさらに「カブトメダルが飼い犬によって拾われた」という共通点もある。</ref>。
 
*第1作の主人公・あがたヒカルのパートナーメダロットである初代メタビーと全く同じ名前であるが、アニメでは名前を決める際にヒカルが言った名前をイッキが採用し、漫画版では初代の活躍にあやかってイッキが名付けた<ref>漫画版では「あがたヒカルの活躍以降、KBT型にメタビーと名付けることが流行した」という設定があり、彼ら以外にも複数の「メタビー」が登場している。なお、このネーミングが広がりすぎたのかメダロット8の漫画では「由緒正しい名前」としてKBT型にメタビー、KWG型にロクショウと名付けた主人公が「ポチとタマかよ」と笑われてしまう場面がある。</ref>。そのため、互いのメタビーは明確な別メダロットであるのだが、二機とも揃ってパートナーを振り回すなど非常に似た性格であり、漫画版では初代の関係者一同から「似てる」と評されたり初代と同一機だと誤解される場面が多く描かれており、初代メタビーの旧知の仲である[[ロクショウ]]ですら初代と混同する程であった<ref>漫画版ではさらに「カブトメダルが飼い犬によって拾われた」という共通点もある。</ref>。
*先述した通り、身長は1mにも満たない約75cmで、歴代SRWで操作可能なユニットでは最も小さい。同じく操作可能なユニットで最大サイズと思われ、『X-Ω』でも実装されている[[天元突破グレンラガン (ガンメン)|天元突破グレンラガン]]との身長差は天文学的数字となる。
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*先述した通り、身長は1mにも満たない約75cmで、全長がはっきりしており、かつ歴代SRWで操作可能なユニットでは最も小さい<ref>なお、詳細な身長は不明だがメタビーと同クラスなのが[[ヘボット]](推定1m以下)、もっと小さいのが[[ゴマボ]](小学生が抱っこできるサイズ)である。</ref>。同じく操作可能なユニットで最大サイズと思われ、『X-Ω』でも実装されている[[天元突破グレンラガン (ガンメン)|天元突破グレンラガン]]との身長差は天文学的数字となる。
    
== 脚注 ==  
 
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