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*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED DESTINY}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED DESTINY}}
| 声優 = {{声優|子安武人|SRW=Y}}
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*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER}}
| 初登場SRW = [[第3次スーパーロボット大戦α]]
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| 声優 = {{声優 (登場作品別)|子安武人|機動戦士ガンダムSEED,機動戦士ガンダムSEED DESTINY|SRW=Y}}
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| 初登場SRW =  
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; ムウ
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: {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦α}}
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; ネオ
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: {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
}}
 
}}
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| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
 
| 異名 = [[異名::不可能を可能にする男]](自称)<br />[[異名::エンデュミオンの鷹]]<ref>ただし、負け戦の中で渾名されたので、本人は謙遜している。この背景には、負け戦を美しく脚色する事でメンツを保とうという上層部の思惑があり、ムウの活躍はその為に利用された形である。</ref>
 
| 異名 = [[異名::不可能を可能にする男]](自称)<br />[[異名::エンデュミオンの鷹]]<ref>ただし、負け戦の中で渾名されたので、本人は謙遜している。この背景には、負け戦を美しく脚色する事でメンツを保とうという上層部の思惑があり、ムウの活躍はその為に利用された形である。</ref>
 +
| 別名 = '''ネオ・ロアノーク'''
 
| 種族 = [[種族::地球人]]([[ナチュラル]])
 
| 種族 = [[種族::地球人]]([[ナチュラル]])
 
| 性別 = [[性別::男]]
 
| 性別 = [[性別::男]]
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| 階級 = [[階級::大尉]] → [[階級::少佐]] → [[階級::大佐]] → [[階級::一佐]]
 
| 階級 = [[階級::大尉]] → [[階級::少佐]] → [[階級::大佐]] → [[階級::一佐]]
 
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}}
'''ムウ・ラ・フラガ'''は『[[機動戦士ガンダムSEED]]』および『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の登場人物。
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'''ムウ・ラ・フラガ''' / '''ネオ・ロアノーク'''は『[[機動戦士ガンダムSEED]]』および『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の登場人物。
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
'''「エンデュミオンの鷹」'''の[[異名]]で知られる[[地球連合軍]]の[[エース]]。その異名の由来となった「高い空間認識能力が要求されるガンバレルを搭載した[[メビウス・ゼロ]]を駆って、[[ザフト]]の[[モビルスーツ|MS]][[ジン (SEED)|ジン]]を5機落とす」等、その名に恥じぬ実力と戦績を誇る。
 
'''「エンデュミオンの鷹」'''の[[異名]]で知られる[[地球連合軍]]の[[エース]]。その異名の由来となった「高い空間認識能力が要求されるガンバレルを搭載した[[メビウス・ゼロ]]を駆って、[[ザフト]]の[[モビルスーツ|MS]][[ジン (SEED)|ジン]]を5機落とす」等、その名に恥じぬ実力と戦績を誇る。
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オーブの[[マスドライバー]]を経由して[[宇宙]]へ上がった後、廃棄[[コロニー]]「[[メンデル]]」においてムウは[[ライバル|宿敵]]の[[ラウ・ル・クルーゼ]]から彼の出生の秘密を知らされる。[[ヤキン・ドゥーエ戦役|第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦]]でクルーゼと対峙するが、機体は中破する。そして、敵艦[[ドミニオン]]からアークエンジェルへと放たれた陽電子砲をその身を挺して防ぎ、MIA(戦闘中行方不明)となった。
 
オーブの[[マスドライバー]]を経由して[[宇宙]]へ上がった後、廃棄[[コロニー]]「[[メンデル]]」においてムウは[[ライバル|宿敵]]の[[ラウ・ル・クルーゼ]]から彼の出生の秘密を知らされる。[[ヤキン・ドゥーエ戦役|第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦]]でクルーゼと対峙するが、機体は中破する。そして、敵艦[[ドミニオン]]からアークエンジェルへと放たれた陽電子砲をその身を挺して防ぎ、MIA(戦闘中行方不明)となった。
   −
==== もう一つの結末 ====
+
=== SEED DESTINY ===
高山瑞穂氏の[[漫画|漫画版]](コミックボンボン版)では、ヤキン・ドゥーエでの最終決戦にてストライクが中破した後、メビウス・ゼロに[[乗り換え]]ている。
+
前作における'''第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦時に死亡した…かに見えたが、「奇跡の生還」を果たして[[地球連合軍]]に救出されていた'''。[[ロード・ジブリール]]によって偽の記憶を植えつけられ、「'''ネオ・ロアノーク'''」となる。
   −
TV版と異なり、クルーゼの[[プロヴィデンスガンダム]]に苦戦を強いられていたキラの[[フリーダムガンダム]]助けるべく、プロヴィデンスをメビウス・ゼロのガンバレルのワイヤーで拘束。'''「キラに対して自分の搭乗機体ごと撃たせ、クルーゼを道連れにして死亡する」という壮絶な戦死を遂げた'''<ref>その為、[[続編]]である'''高山瑞穂氏の漫画版(コミックボンボン版)『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』に登場するネオ・ロアノークはムウ・ラ・フラガとは別人'''、という設定になっている。しかも、劇中で戦死を遂げる上に、その正体も一切語られない。なお、「ムウと何らかの関係がある」という裏設定が存在する模様。</ref>
+
[[仮面キャラ|仮面]]を被り、ジブリール直属の[[地球連合軍]]特殊部隊「[[ファントムペイン]]」の[[指揮官]]となり、[[スティング・オークレー|スティング]]、[[アウル・ニーダ|アウル]]、[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]の3人の[[エクステンデッド]]を部下に持つ。
   −
=== SEED DESTINY ===
+
[[ザフト]]の最新型[[モビルスーツ]]「セカンドステージシリーズ」を奪取し、追撃を受けながらも持ち前の指揮能力で相手を出し抜き、上層部からの命令は遵守する優秀な軍人。その一方、ムウだった時と同じように陽気な面や部下思いな面が強く、エクステンデッドへの罪悪感も見られる。
前作における'''第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦時に死亡した…かに見えたが、「奇跡の生還」を果たして[[地球連合軍]]に救出されていた'''(その後の顛末は'''[[ネオ・ロアノーク]]'''を参照)。物語の終盤、[[記憶喪失|喪っていた記憶]]を取り戻して「ムウ・ラ・フラガ」に戻る。
+
 
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パーソナルカラーは赤紫で、搭乗機は[[宇宙]]では[[エグザス]]、地上では[[ウィンダム]]を駆り、[[ナチュラル]]ながら([[SEED]]を持つ)[[コーディネイター]]であるシンやアスランと互角以上に渡り合った。
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脱走したステラをシンから託された際、彼女を戦いから遠ざけるよう約束するも彼の権限ではそれもままならず、やむを得ずベルリンでは[[デストロイガンダム]]に乗るステラの護衛に付く。なお、この出撃の前に廊下で[[スウェン・カル・バヤン]]、[[シャムス・コーザ]]らとすれ違っている。
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ベルリンにおけるキラとの戦闘で機体を撃墜され外へ投げ出されたネオは気絶して、[[アークエンジェル]](以下、「AA」と表記)に収容され、ムウ・ラ・フラガであると判明。
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初めはムウとしての記憶の戻らないネオだったが、収容後に行われた身体検査の結果、AAに残されていたムウの身体記録と完全に一致した事や、AAで過ごす内に失った記憶の一部が徐々にフラッシュバックし始めた事で、自身の「過去」が偽りだった事を知る。暫くはAAで拘束されたまま過ごすが、ザフトのオーブ侵攻の際に解放され[[スカイグラスパー]]でAAの援護に回り、戦闘後にAAと共に戦うことを誓った。その後[[カガリ・ユラ・アスハ]]から[[アカツキ・オオワシ装備|アカツキ]]を託された。最終局面で[[ミネルバ]]の陽電子砲をその身で受け止めた際にネオがフラッシュバックを起こし、ムウとしての記憶を取り戻した。そして、アカツキでザフトを正面突破し、[[レクイエム]]を破壊。勝利に貢献した。その後は愛する[[マリュー・ラミアス]]との感動の再会をし、戦後は共に[[オーブ連合首長国|オーブ]]で過ごした。
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=== キャラクターの総評 ===
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ネオ・ロアノークは([[記憶喪失|記憶を失っていた間]]の行動とはいえ)ステラの死等、様々な悲劇の一因を生み出した人物でもある。しかし、[[アークエンジェル隊]]ではその事に関して言及していない。一方、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』や『[[スーパーロボット大戦L|L]]』では、その事に関してかなり[[スパロボ補正|フォロー]]がされている。
 +
 
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なお、ネオが着用する仮面は(ネオ役の声優である子安武人氏が演じた)[[ゼクス・マーキス]]が被っている頭部と目元を隠すヘルメットのようなもの。これは視聴者へのミスリードを誘う為の物<ref>とはいえ声優がムウと同じ子安武人氏なので、勘の良い視聴者には「ネオの正体=生還を果たしていたムウ」と見当を付けられていたのだが。</ref>であり、劇中において仮面を被っていた理由は一切語られていない。しかし、公式外伝『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]』では[[アッシュ・グレイ]]がネオと同じようなデザインの仮面を着用していた事から、あるいは記憶を消すような効果が有るのかもしれない。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
:当初はネオとして登場。その後、[[チラム]]での戦闘で撃墜され、万丈に回収されて[[アークエンジェル]]に届けられ、[[オーブ連合首長国|オーブ]]戦では[[アカツキ (オオワシ装備)]]に乗って[[スポット参戦]]。終盤、ようやく正式参戦する。
+
:当初はネオとして登場。敵としては主に専用[[ウィンダム]]で、[[セツコ・オハラ|セツコ]]編で何度も交戦する。その後、[[チラム]]での戦闘で撃墜され、万丈に回収されて[[アークエンジェル]]に届けられ、[[オーブ連合首長国|オーブ]]戦では[[アカツキ (オオワシ装備)]]に乗って[[スポット参戦]]。終盤、ようやく正式参戦する。
:その後、イベントが発生して名前が「ムウ・ラ・フラガ」に変更。名前が変わるだけで、特に能力の変更はない。成長タイプがスーパー系なので[[回避]]がリアル系で最低数値と致命的な欠点を持つ。ただ乗機アカツキが硬く小隊員としては使い勝手が良い部類で、使い方次第では強力。
+
:なお上述のように本作はスパロボ補正があるので、原作と違い自身の記憶が作り物であることを認識しているセリフを吐くほか、原作再現編でもifルートステラ生存状態でも、参入時にはネオとしての行動を悔いている真情を吐露する会話を見ることが出来る。ちなみに声バグ被害者の代表格でもある。
:条件を満たして[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]を生存させていると彼女に「ネオはもういないんだ」と言い、[[シン・アスカ|シン]]に「[[ネオ・ロアノーク]]の代わりは任せる」と心の中で呟く。
+
:その後、イベントが発生して名前が「ムウ・ラ・フラガ」に変更。名前が変わるだけで、特に能力の変更はない。能力値が[[キラ・ヤマト|キラ]]達に負けている。成長タイプがスーパー系なので[[回避]]がリアル系で最低数値と致命的な欠点を持つ。さらに乗機の[[アカツキ・オオワシ装備|アカツキ]]の攻撃力も負けている。さらに終盤近い参戦なので、能力値を上げる期間もない……と悪いことだらけである。小隊員として大人しくしたほうがいいが、強くしたいのなら[[ブロッキング]]を取得して、技量値を上げることを勧める。ただ乗機アカツキが硬く小隊員としては使い勝手が良い部類で、使い方次第では強力。
 
+
:条件を満たして[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]を生存させていると彼女に「ネオはもういないんだ」と言い、[[シン・アスカ|シン]]に「ネオ・ロアノークの代わりは任せる」と心の中で呟く。
=== Scramble Commanderシリーズ ===
+
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク}}
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}
+
::ユルゲンスと共に[[013特命部隊]]の指揮を執る。専用台詞の設定が完全にネオとムウが切り分けられてはいないようで、バトルシアターでキラに援護させると「ムウさん」と呼ばれる…。
:序盤はネオとして敵に、後半は味方になる。このゲームでは[[改造]]値と[[能力]]値が周回引継ぎなので、使おうと思えば使える。なお、原作にあった[[スカイグラスパー]]での出撃はシステム上難しいせいか、[[ストライクルージュ]]になっている。
+
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 +
:既にムウに戻っており、第2次Zでは本人が直接登場することは無いが、とある場面でシンの口から名前が出てくる。
 +
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 +
:地球防衛部隊の一員として顔見せ程度に登場する。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
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:『J』同様、最終的なステータスはSEED込みの[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]に若干劣るが、カガリ用だった[[ジュリ・ウー・ニェン|3]][[マユラ・ラバッツ|人]][[アサギ・コードウェル|娘]][[召喚攻撃|召喚]]をムウも行えるようになった。プレアとは[[能力]]値が全て同一(性格・[[精神コマンド]]・[[特殊技能]]が違う)。
 
:『J』同様、最終的なステータスはSEED込みの[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]に若干劣るが、カガリ用だった[[ジュリ・ウー・ニェン|3]][[マユラ・ラバッツ|人]][[アサギ・コードウェル|娘]][[召喚攻撃|召喚]]をムウも行えるようになった。プレアとは[[能力]]値が全て同一(性格・[[精神コマンド]]・[[特殊技能]]が違う)。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦K}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦K}}
:ルートによってはいきなりこちらの姿で現れることもある。原作同様にカガリから[[アカツキ]]を譲って貰う。特殊技能による能力の上乗せがないので、例によって最終的なステータスはSEED系ではカガリの次に低く、[[二軍]]に回されることもしばしばで、SEED込みのカガリには火力で完全に負ける。
+
:仮面を被った状態での出番は非常に少なく、ベルリンルートのみしか交戦する機会がない。原作同様にカガリからアカツキを譲って貰う。特殊技能による能力の上乗せがないので、例によって最終的なステータスはSEED系ではカガリの次に低く、[[二軍]]に回されることもしばしばで、SEED込みのカガリには火力で完全に負ける。
:しかも、『W』では[[Xアストレイ]]と[[ガンバレルダガー]](ついでに[[メビウス・ゼロ]])に乗れるというアドバンテージがあったが、今回はアカツキが誰でも乗れる上にドラグーンも誰でも使えてしまうので、エースを張ることは困難である。大人しくPUのサブに徹しよう。
+
:しかも、『W』では[[Xアストレイ]]と[[ガンバレルダガー]](ついでにメビウス・ゼロ)に乗れるというアドバンテージがあったが、今回はアカツキが誰でも乗れる上にドラグーンも誰でも使えてしまうので、エースを張ることは困難である。大人しくPUのサブに徹しよう。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦L}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦L}}
:今回もアカツキは汎用機扱いだが、[[コーディネイター]]技能の撤廃で過去作のようにSEED系で能力最弱ということが無くなり、更にデフォルトで[[ガード]]と[[見切り]]を習得と相対的にも能力的にも大幅に強化された。そのお陰でキラやアスランには一歩譲るものの、十分に一軍を張ることも可能である。今作ではデストロイの攻撃からオーブを守るアカツキの姿を見て記憶を取り戻している。
+
:原作通りベルリン戦でアークエンジェルに回収されるが、記憶を取り戻す描写が異なり、カガリがアカツキでオーブをデストロイの攻撃から守ろうとしている姿を見て思い出している。記憶を取り戻した後はファントムペイン時代の事に関して「生きて償う」と発言している。敵として戦う機会は一度しかないが、ネオが[[見切り]]と[[ガード]]を取得している上に専用ウィンダムの地形適応が空Sなので油断は禁物である。
 +
:今回もアカツキは汎用機扱いだが、[[コーディネイター]]技能の撤廃で過去作のようにSEED系で能力最弱ということが無くなり、更にデフォルトで[[ガード]]と[[見切り]]を習得と相対的にも能力的にも大幅に強化された。そのお陰でキラやアスランには一歩譲るものの、十分に一軍を張ることも可能である。
 +
 
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=== Scramble Commanderシリーズ ===
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}
 +
:序盤はネオとして敵に、後半は味方になる。このゲームでは[[改造]]値と[[能力]]値が周回引継ぎなので、使おうと思えば使える。なお、原作にあった[[スカイグラスパー]]での出撃はシステム上難しいせいか、[[ストライクルージュ]]になっている。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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:原作同様、ドミニオンから放たれたローエングリンを防ぐが、キラとアキトたちが庇った事でMIAにならずに済んだ(なお、ネオとしての役割は[[ミスター・ブシドー]]が一部担っている)。
 
:原作同様、ドミニオンから放たれたローエングリンを防ぐが、キラとアキトたちが庇った事でMIAにならずに済んだ(なお、ネオとしての役割は[[ミスター・ブシドー]]が一部担っている)。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:第2章の時点ではストーリーには登場せず、追加機体のパイロットとしてのみ登場。全てのストライク(生ストライク、エール(SR)、ランチャー、ソード、パーフェクト)のパイロットを務める。
+
:生ストライク、エール、ランチャー、ソード、パーフェクト、アカツキ(シラヌイ装備)のパイロットとして登場。パイロットとしては常にムウとなる。パーフェクトはスパロボ初登場で、ソードに搭乗するのはSRWオリジナルとなる。
;[[スーパーロボット大戦DD]]
+
:ネオはサポートユニットとして登場。
:PV2で確認。
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 +
:序章ワールド3から登場するNPC。機体が整備中らしく、戦うことができない。
 +
:1章からは[[スカイグラスパー]]に乗り、キラの支援をする(シナリオ中での設定のみでユニットとしては使用不可)。
   −
== パイロットステータス設定の傾向 ==
+
== パイロットステータス ==
 
<!-- === [[能力|能力値]] === -->
 
<!-- === [[能力|能力値]] === -->
   
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
 
:'''[[集中]]、[[加速]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[直撃]]、[[愛]]'''
 
:'''[[集中]]、[[加速]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[直撃]]、[[愛]]'''
 +
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 +
:'''[[集中]]、[[不屈]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[直撃]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦J|J]]
 
;[[スーパーロボット大戦J|J]]
 
:'''[[集中]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[愛]]'''
 
:'''[[集中]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[愛]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦W|W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W|W]]
 
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[直撃]]、[[愛]]'''
 
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[直撃]]、[[愛]]'''
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
  −
:'''[[集中]]、[[不屈]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[直撃]]'''
   
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
 
:'''[[集中]]、[[熱血]]、[[直撃]]'''
 
:'''[[集中]]、[[熱血]]、[[直撃]]'''
 +
:;パイロットパーツ装備時
 +
::'''[[直感]]、[[不屈]]、[[奇跡]]'''
   −
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
+
=== [[特殊スキル]] ===
 +
;[[ドミニオン]]のローエングリンを阻止してみせた再現か、[[シールド防御]]発動率の内部補正値が高く設定されていることが多い。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
:'''[[底力|底力L6]][[カウンター|カウンターL6]][[援護攻撃|援護攻撃L2]]'''
+
:'''[[底力]]L6、[[カウンター]]L6、[[援護攻撃]]L2'''
 +
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 +
:'''[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L3、[[カウンター]]L7、[[指揮官]]L3'''
 
;[[スーパーロボット大戦J|J]]
 
;[[スーパーロボット大戦J|J]]
:'''[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[シールド防御]]、[[底力|底力L7]][[援護攻撃|援護攻撃L3]][[援護防御|援護防御L3]][[指揮官|指揮L2]][[コンボ|コンボL3]]'''
+
:'''[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[シールド防御]]、[[底力]]L7、[[援護攻撃]]L3、[[援護防御]]L3、[[指揮官]]L2、[[コンボ]]L3'''
 
;[[スーパーロボット大戦W|W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W|W]]
:'''[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[シールド防御]]、[[底力|底力L9]]、[[援護攻撃|援護攻撃L2]]、[[支援要請|支援要請L1]]、[[指揮官|指揮L2]][[コンボ|マルチコンボL3]]'''
+
:'''[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[シールド防御]]、[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L2、[[支援要請]]L1、[[指揮官]]L2、[[コンボ|マルチコンボ]]L3'''
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
+
;[[スーパーロボット大戦K|K]]
:'''[[底力|底力L9]]、[[援護攻撃|援護攻撃L3]]、[[カウンター|カウンターL7]]、[[指揮官|指揮官L3]]'''
+
:'''[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[シールド防御]]、[[底力]]L7、[[指揮官|指揮]]L4、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[コンボ|アタックコンボ]]L2'''
 +
;[[スーパーロボット大戦L|L]]
 +
:'''[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[シールド防御]]、[[見切り]]、[[ガード]]、[[指揮官|指揮]]L4、[[底力]]L7、[[援護攻撃]]L3、[[援護防御]]L3、[[コンボ|アタックコンボ]]L3'''
    
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
 
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
+
;命中率+10%、獲得経験値+20%
:'''命中率+10%、獲得経験値+20%'''
+
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
+
;命中率+10%、回避率+20%
:'''命中率+10%、回避率+20%'''
+
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。
 +
 
 +
=== サポートアビリティ ===
 +
;ファントムペイン指揮官
 +
:SR。命中率大アップ。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
145行目: 184行目:  
;[[ムルタ・アズラエル]]
 
;[[ムルタ・アズラエル]]
 
:[[アークエンジェル]]と[[ドミニオン]]の最終決戦で、暴走した彼が放ったローエングリンからアークエンジェルの艦橋を[[エールストライクガンダム|ストライク]]で庇い、ブリッジを守り抜くものの機体が爆散した。この時ムウは戦死したかに思えたが…。
 
:[[アークエンジェル]]と[[ドミニオン]]の最終決戦で、暴走した彼が放ったローエングリンからアークエンジェルの艦橋を[[エールストライクガンダム|ストライク]]で庇い、ブリッジを守り抜くものの機体が爆散した。この時ムウは戦死したかに思えたが…。
 +
;[[ジェラード・ガルシア]]
 +
:地球連合加盟国のユーラシア連邦軍少将。宇宙要塞アルテミスに補給に立ち寄った際に、大西洋連邦の新造戦艦とモビルスーツの拿捕を目論んだ彼に拘束された。ただし、ガルシアは月面のグリマルディ戦線に参加していた将官の一人であり、「ムウがグリマルディ戦線で五機のジンを落とした活躍には励まされた」とも発言し、「'''エンデュミオンの鷹殿'''」とそれなりの敬意を払う姿勢を見せている。
    
==== [[ザフト]] ====
 
==== [[ザフト]] ====
158行目: 199行目:  
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
 
==== [[ファントムペイン]] ====
 
==== [[ファントムペイン]] ====
;[[ステラ・ルーシェ]]
+
;[[スティング・オークレー]][[アウル・ニーダ]][[ステラ・ルーシェ]]
:ネオだった頃の部下。『[[Z]]』では記憶を取り戻した際に「ネオはもういない」と彼女に告げた。
+
:直属の部下たち。彼らから慕われており、ネオも彼らを可愛がっているが、彼らの記憶を不本意ながらも操作し、道具として扱い続けていることに罪悪感を抱く。後に自分も記憶操作された人間だったという皮肉な事実を後に知る。
;[[スティング・オークレー]]
+
:[[SC2]]やKでは、ネオ自身の手でスティングを討つ事もできる。
:ネオだった頃の部下。『[[SC2]]』や『[[K]]』では[[デストロイガンダム]]に乗った彼と対峙し、心ならずも自ら手にかける事に。
+
;[[ロード・ジブリール]]
;[[アウル・ニーダ]]
+
:彼の直接の上司。彼の命令には逆らえなかった。
:ネオだった頃の部下。
      
==== [[ミネルバ隊]] ====
 
==== [[ミネルバ隊]] ====
194行目: 234行目:  
;[[ジュドー・アーシタ]]、[[ルー・ルカ]]
 
;[[ジュドー・アーシタ]]、[[ルー・ルカ]]
 
:『第3次α』では一時的に部下になる。
 
:『第3次α』では一時的に部下になる。
 +
;[[パプテマス・シロッコ]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では上司。
 +
;[[ブラン・ブルターク]]
 +
:『Z』では頼れる部下。
 +
;[[フォウ・ムラサメ]]、[[ロザミア・バダム]]
 +
:『Z』では部下。
 +
;[[ジェリド・メサ]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク|ZSPD]]』では一時的な部下。彼に悩みを打ち明けられ、相談に乗る場面もある。
   −
==== 正暦作品 ====
+
==== その他 ====
 +
;[[トロワ・バートン]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』では序盤はネオの指揮下に入っているが、彼がスパイであることにはネオも気付けなかった模様。
 
;[[ギム・ギンガナム]]
 
;[[ギム・ギンガナム]]
 
:『[[Z]]』では[[声優ネタ]]で彼とアスハムと[[中断メッセージ]]にて共演。彼らのテンションの高さに呆れ返る。
 
:『[[Z]]』では[[声優ネタ]]で彼とアスハムと[[中断メッセージ]]にて共演。彼らのテンションの高さに呆れ返る。
 
;[[グエン・サード・ラインフォード]]
 
;[[グエン・サード・ラインフォード]]
 
:『Z』にて彼の指揮するブラックドール軍団を最悪の趣味と酷評した。
 
:『Z』にて彼の指揮するブラックドール軍団を最悪の趣味と酷評した。
  −
==== 西暦作品 ====
   
;[[ロックオン・ストラトス]]
 
;[[ロックオン・ストラトス]]
 
:『[[CC]]』では同じタイミングで負傷、その際に互いを「罪な男」と呼び合う。
 
:『[[CC]]』では同じタイミングで負傷、その際に互いを「罪な男」と呼び合う。
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:『W』では[[キスシーン|ものすごく恥ずかしい場面]]を彼女に見られてしまう。
 
:『W』では[[キスシーン|ものすごく恥ずかしい場面]]を彼女に見られてしまう。
 
;[[アスハム・ブーン]]
 
;[[アスハム・ブーン]]
:『[[Z]]』では[[声優ネタ]]で彼とギンガナムと[[中断メッセージ]]にて共演。彼らのテンションの高さに呆れ返る。
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:『[[Z]]』では[[声優ネタ]]で彼とギンガナムと[[中断メッセージ]]にて共演。彼らのテンションの高さに呆れ返る。『ZSPD』では一時的な同僚。
 
;[[エンブリヲ]]
 
;[[エンブリヲ]]
 
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』イベント「スパクロフェスティバル2」では彼が声や雰囲気がクルーゼと似ていることから「『楽しみは後にとっておくのだ』とか言い出すんだろ」と痛烈に批判した。
 
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』イベント「スパクロフェスティバル2」では彼が声や雰囲気がクルーゼと似ていることから「『楽しみは後にとっておくのだ』とか言い出すんだろ」と痛烈に批判した。
 +
;[[ビショット・ハッタ]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]』ではジブリールと手を組んだ彼と共にヨーロッパを攻撃するが、ネオ自身は内心ではジブリール共々彼の人間性も軽蔑していた。
 +
;[[シャイア・トーブ|シャイア]]たち[[グローマ]]の面々
 +
:『Z』では序盤に[[コルニクス|謎の機動兵器]]に襲撃される彼女たちを救援する。
 +
;[[ユルゲンス]]
 +
:『ZSPD』では彼と共に[[013特命部隊]]の指揮を執る。
 +
;[[アネモネ]]
 +
:『ZSPD』では自身の仮面について正直に答えた事で、気に入られる。
    
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
243行目: 299行目:  
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
=== 機動戦士ガンダムSEED ===
 
=== 機動戦士ガンダムSEED ===
 +
;「不可能を可能にする男かな? オレは」
 +
:第7話。アルテミス脱出後、ブリッジクルーと共に月軌道へ上がる為のルート選定中の一幕。「最速ルートはデブリ帯を通過するルートだが、高速でデブリ帯に突入すればAAまでもがデブリの仲間入りをしてしまう」というマリューとノイマンの会話を聞き、ムゥはルート選定と水不足を一度に解決する方法を思い付いた。
 +
:今作で最初に彼が「不可能を可能にする男」と自称したシーンである。
 
;「俺たちは生きてる。ってことは、生きなきゃならないってことなんだよ」
 
;「俺たちは生きてる。ってことは、生きなきゃならないってことなんだよ」
:第7話。アークエンジェルの水不足解消のため、近くにあった廃コロニー、ユニウスセブンの氷を拝借しようという提案をする。ユニウスセブンはテロで壊滅したコロニーであり、いわば墓荒らしのような形になるために、他のクルーは躊躇していた。死者の尊厳は守られるべきだが、生きている人間が最優先という彼の信念が伺える。
+
:同じく第7話。アークエンジェルの水不足解消のため、近くにあった廃コロニー、ユニウスセブンの氷を拝借しようという提案をする。ユニウスセブンは地球連合軍の核攻撃で20万人以上の犠牲者を出して崩壊したプラント型コロニーであり、いわば墓荒らしのような形になるために、他のクルーは躊躇していた。死者の尊厳は守られるべきだが、生きている人間が最優先という彼の信念が伺える。
 
;「そういう情けねぇことしか出来ねぇのは俺達が弱いからだろ。俺にもお前にも、艦長や副長を非難する権利はねぇよ…」
 
;「そういう情けねぇことしか出来ねぇのは俺達が弱いからだろ。俺にもお前にも、艦長や副長を非難する権利はねぇよ…」
:第10話。咄嗟にラクスを人質としたナタルの判断を非難するキラに対して諭す。
+
:第10話。咄嗟にラクスを人質としたナタルの判断を非難するキラに対して諭す。地球連合軍のネルソン級戦艦1隻、ドレイク級護衛艦2隻の先遣艦隊も全滅した上に、アークエンジェル内の避難民の存在も考えれば、このような手段も仕方がないのだろう。
 
;「悪気はないんだ。皆、お前を仲間だと思っている」
 
;「悪気はないんだ。皆、お前を仲間だと思っている」
 
;キラ「分かっています」
 
;キラ「分かっています」
252行目: 311行目:  
;キラ「知っています!」
 
;キラ「知っています!」
 
;「なら迷うな! 命取りになるぞ!」
 
;「なら迷うな! 命取りになるぞ!」
:第30話。ブリッツガンダムを倒した事でAA整備班から歓待を以て迎えられるキラだったが、ブリッツのパイロットがアスランの親友だった事を知るキラとしては、人を殺して来た事を褒め称えられる事に強い拒否感を抱く。しかし一部の整備員は「今更何を言うのか」と陰口を叩く。
+
:第30話。ブリッツガンダムを倒した事でAA整備班から喝采を以て迎えられるキラだったが、ブリッツのパイロットがアスランの親友だった事を知るキラとしては、人を殺して来た事を褒め称えられる事に強い拒否感を抱く。マードック等の親交の深かった整備兵はキラに対して失言だったと気付いたのだが、一部の整備員は「今までも散々殺しておきながら、今更何を」と陰口を叩く。
:それを前に、改めて自分がしている事に苦悩するキラに、ムゥは『戦時中の軍人にとっての"殺し"は、ただの殺人者のそれと同じではない』と諭し、キラの迷いを諫めるのだった。
+
:それを前に改めて自分がしている事に苦悩するキラに、ムゥは『戦時中の軍人にとっての"殺し"は、ただの殺人者のそれと同じではない』と諭し、キラの迷いを諫めるのだった。
 
;「くっそおおおおおおお!!」
 
;「くっそおおおおおおお!!」
 
:第31話。トールの死のショックから床に泣き崩れたミリアリアの肩に手を伸ばすも、被弾して艦に戻ってきたムウにその資格はなかった。常に明るさを絶やさなかった彼女が悲しむ姿に慰めも励みの言葉もかける事もできず、やり場のない怒りと悔しさ、そして己の無力さに彼は壁に拳を叩きつけることしかできなかった。
 
:第31話。トールの死のショックから床に泣き崩れたミリアリアの肩に手を伸ばすも、被弾して艦に戻ってきたムウにその資格はなかった。常に明るさを絶やさなかった彼女が悲しむ姿に慰めも励みの言葉もかける事もできず、やり場のない怒りと悔しさ、そして己の無力さに彼は壁に拳を叩きつけることしかできなかった。
 +
:小説版ではエースパイロットとして厳しい戦場を生き延びてきたため、彼には「自分より若く、生き延びるべき部下が先に死んでしまった事が繰り返された」事を悔やんでいる。
 
;「ここ、並んで。自分の番が来たらそれを見せて乗るんだ。いいな」「俺、ちょっと忘れもん」
 
;「ここ、並んで。自分の番が来たらそれを見せて乗るんだ。いいな」「俺、ちょっと忘れもん」
 
:第34話。パナマ行きの船に乗る前にマリューにもう一目会おうと列から離れる。この行為によりムウは基地内の異変を察知し、潜入したクルーゼと鉢合わせとなりサイクロプスの存在を知る事となる。またフレイも釣られてか列を離れており、結果的に自分のみならず、アークエンジェルの面々とフレイのその後の運命を変える事になった。
 
:第34話。パナマ行きの船に乗る前にマリューにもう一目会おうと列から離れる。この行為によりムウは基地内の異変を察知し、潜入したクルーゼと鉢合わせとなりサイクロプスの存在を知る事となる。またフレイも釣られてか列を離れており、結果的に自分のみならず、アークエンジェルの面々とフレイのその後の運命を変える事になった。
262行目: 322行目:  
;「俺の親父ってさ…傲慢で横暴で疑り深くてさ。俺がガキの頃死んだけど、そんな印象しかなくてさ」<br />「けど信じられるか? こんなの…なんで…こんな…おまけに失敗作? テロメアが短くて老化が早いって…なんだよそりゃ!?」<br />「奴には過去も未来も、もしかしたら自分すらないんだ」
 
;「俺の親父ってさ…傲慢で横暴で疑り深くてさ。俺がガキの頃死んだけど、そんな印象しかなくてさ」<br />「けど信じられるか? こんなの…なんで…こんな…おまけに失敗作? テロメアが短くて老化が早いって…なんだよそりゃ!?」<br />「奴には過去も未来も、もしかしたら自分すらないんだ」
 
:[[コロニー]][[メンデル]]内で[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]が父親アル・ダ・フラガの[[クローン]]である事を知った後、マリューに自身の父親について語っていた。
 
:[[コロニー]][[メンデル]]内で[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]が父親アル・ダ・フラガの[[クローン]]である事を知った後、マリューに自身の父親について語っていた。
;「へへ…やっぱ、俺って不可能を可能に…!!」
+
;「へへ……やっぱ俺って、不可能を可能に……!!」
 
:原作終盤、[[ドミニオン]]のローエングリンから[[アークエンジェル]]を守るために盾になった際の台詞。この直後、ローエングリンに耐えられなかったストライクは爆発し、ムウも戦死した。
 
:原作終盤、[[ドミニオン]]のローエングリンから[[アークエンジェル]]を守るために盾になった際の台詞。この直後、ローエングリンに耐えられなかったストライクは爆発し、ムウも戦死した。
 +
:反物質ビーム砲であるローエングリンは物理的な手段での防御は不可能とされ、ストライクの装備では防御できないはずであった。しかし命と引き換えにとはいえAAを守り切って見せた彼は、最期の最期で正真正銘の'''不可能を可能にする男'''になったのであった。
 
:爆散したストライクの残骸の中に彼のヘルメットが漂っている事から戦死は確実かと思われた。しかし、後のSEでは諸々の事情によりなんと'''ヘルメットが消されており'''、生存説が急浮上した。詳しくは[[#余談|余談]]の欄を参照。
 
:爆散したストライクの残骸の中に彼のヘルメットが漂っている事から戦死は確実かと思われた。しかし、後のSEでは諸々の事情によりなんと'''ヘルメットが消されており'''、生存説が急浮上した。詳しくは[[#余談|余談]]の欄を参照。
 
;「クルーゼ!! キサマに引導を渡すのはこの俺様だあっ」
 
;「クルーゼ!! キサマに引導を渡すのはこの俺様だあっ」
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=== 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ===
 
=== 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ===
 +
;「よーし、行こう。…慎ましくな」
 +
;「さーて、ようやくちょっとは面白くなるぞ、諸君」
 +
:ガーティ・ルー級特殊戦闘艦の艦橋でアーモリー・ワン襲撃直前の台詞。ネオの初台詞であり、この時点で多くの視聴者に[[ムウ・ラ・フラガ]]を連想させた。
 +
;「見つけたぜ?子猫ちゃん」
 +
:インド洋を航行するミネルバを地球軍スペングラー級強襲揚陸艦「J・P・ジョーンズ」で捕捉した際の台詞。ムウと同一人物臭を感じる台詞。
 +
;「ああ、ステラもこれでまた、戦わないとな。でないと怖いものが来て、私達を殺す」
 +
:ステラに怖いものを殺せば、ステラも心から解放されると言った。
 +
;「ま、いっか」
 +
:スティングが命令を無視して突っ込んでいった際の台詞。細かい戦闘に関しては部下の裁量に任せるという放任主義者であった。スティングも束縛する事が無い指揮官だからこそ、ネオを気に入っていると小説版で描写されている。
 +
;「ちっ、あいつら…!」
 +
:ベルリンにて現れたアークエンジェルを見るにつけ。艦名などではなく、「そこに乗艦している者達」を意識した発言をしている辺り、封じられた記憶が微かにでも蘇ってきたのかもしれない。
 +
;「やれやれ…いつ少佐になったんだ、俺は? 大佐だって言ったろうに…捕虜だからって、勝手に降格するなよ」<br />「なんだよ、一目惚れでもしたかい?」
 +
:ベルリンでの戦闘で撃墜後アークエンジェルに回収され、医務室のベッドの上で目を覚まして。軽い発言で根は変わってないところを見せると、マリューは涙した。
 +
;「しっかし、この艦は一体何をしているんだ?この間は俺たちと戦って…、今度は、ザフトが敵かよ?」
 +
:その後アークエンジェルの医務室でキラたちと会話をしている際、入室してきたマリューを見ながらの言葉。それまでは自分を捕虜にしたキラがインパルスにやられたことをからかったり、インパルスのパイロットに会ったことがあることなどを話したネオだが、自分に対して複雑な視線を向けるマリューに対しては戸惑いがちな口調になった。
 +
;「なんでお前までそう呼ぶの?俺はネオ・ロアノーク、た・い・さ!」
 +
:アスランにムウと言われるとネオとして反論。その直後までアスランはムウが前大戦で戦死したはずであることは忘れていたらしく、珍しくびっくりしている(当然の反応だが)。
 +
;「アンタが苦しいのは分かってるつもりだ、でも、俺も苦しい…」
 +
:マリューを気遣い、[[アークエンジェル]]で彼女を守るため戦うことを決意した。
 +
;「アークエンジェルはやらせん!!……っ!マリュー……!俺は……!」
 +
:ミネルバのタンホイザーをアカツキで真っ向から受け止めて。その瞬間、いつかの記憶が再来し…
 +
;「大丈夫だ!もう、俺は、どこにも行かない!」
 +
:上記より。その後「終わらせて帰ろう、マリュー」といい、ムウとしての記憶が戻った。
 +
;「えらい数だな、こりゃあ…が、数だけいたってねえ!」
 +
:[[アカツキ]]を駆り、複数の[[ザフト]]機をあっさり撃墜するムウ。完全復活して生き生きとしている。
 
;「…大丈夫だ! もう、俺はどこへも行かない!! 終わらせて帰ろう、マリュー!!」
 
;「…大丈夫だ! もう、俺はどこへも行かない!! 終わらせて帰ろう、マリュー!!」
 
:『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の終盤、記憶が戻った時に言った台詞。余談だが、「どこへも行かない」は小説版『SEED』のムウの最期の台詞でもあった。
 
:『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の終盤、記憶が戻った時に言った台詞。余談だが、「どこへも行かない」は小説版『SEED』のムウの最期の台詞でもあった。
297行目: 383行目:  
;「やめろ、プレア。それじゃやっている事はあのクルーゼと同じだ…!」
 
;「やめろ、プレア。それじゃやっている事はあのクルーゼと同じだ…!」
 
:『[[W]]』の第51話でキラがクルーゼと共に[[ジェネシス]]の光に飲み込まれた後、余命いくばくもない自分がやるべき役目だったと後悔していた[[プレア・レヴェリー|プレア]]に対して。
 
:『[[W]]』の第51話でキラがクルーゼと共に[[ジェネシス]]の光に飲み込まれた後、余命いくばくもない自分がやるべき役目だったと後悔していた[[プレア・レヴェリー|プレア]]に対して。
 +
;「因果なもんだ…。記憶のない俺が、記憶を欲しがる少女を指揮するとは」
 +
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』[[セツコ・オハラ|セツコ]]編第26話「ホンコン・シティ」より。フォウの[[サイコガンダム]]を見ての独白。この台詞は先述した原作の設定とは矛盾しているが、後述するアナザーサイドでのモノローグのように、Zの世界のネオは既に自分の記憶や素性に疑念を持っている節がある。
 +
;「わかった…。罪を償うというわけではないが、俺も自分の出来る事をするつもりだ」
 +
:『Z』第51話ミネルバ一時残留ルート「決別」より。ステラ死亡時にシンと対面した際、彼にステラの死の原因はネオ(=ムウ)にあることを責められ、「一生許さないし、恨みを背負ったまま生きてもらう」と言われた際に返した台詞。
 +
;「お、俺はムウ・ラ・フラガ一佐だ…! よろしくな」
 +
:同上。ステラ仲間フラグを立てた状態でシンと対面した際の台詞。因みにこの時点ではムウとしての記憶は戻っていないのでその場にいたキラに驚かれている。必死で誤魔化そうとするあたり、上記のステラが死んだ場合や原作ルートのときと比べると少ししまらない。
 +
;「それは謝る! 土下座でも何でもする! 殴りたいなら、殴ってもいい! でも、ちょっと待て!」
 +
:上記の挨拶を終えた直後、約束を破ったことに怒るシンに責められた時の台詞。情けないことこの上ない。この後ステラがやって来て事なきを得るものの、シンは『第2次Z再世篇』の時点でもネオが約束を破った事について根に持っている事が伺える発言をしている。
 
;ステラ「ネオ…ムウって誰?」<br />ムウ「俺の本当の名前だ。ステラ…もうネオはいないんだよ」<br />ステラ「そうなんだ! でも、大丈夫! シンがステラを守ってくれるから!」<br />ムウ(それを聞けば安心だ。シン…[[ネオ・ロアノーク]]の代わりはお前に任せるぞ)
 
;ステラ「ネオ…ムウって誰?」<br />ムウ「俺の本当の名前だ。ステラ…もうネオはいないんだよ」<br />ステラ「そうなんだ! でも、大丈夫! シンがステラを守ってくれるから!」<br />ムウ(それを聞けば安心だ。シン…[[ネオ・ロアノーク]]の代わりはお前に任せるぞ)
 
:『Z』のifルートにて記憶を取り戻した後の[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]とのやり取り。ステラの反応がやけにあっさりしているが、ムウ本人は彼女の言葉に納得したようで、自分の代りを[[シン・アスカ|シン]]に託す。
 
:『Z』のifルートにて記憶を取り戻した後の[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]とのやり取り。ステラの反応がやけにあっさりしているが、ムウ本人は彼女の言葉に納得したようで、自分の代りを[[シン・アスカ|シン]]に託す。
 
;「サイコとデストロイ…。黒い人形とは最悪の趣味だぜ」
 
;「サイコとデストロイ…。黒い人形とは最悪の趣味だぜ」
:『Z』第58話での[[グエン・サード・ラインフォード|グエン]]が指揮する[[サイコガンダム]]と[[デストロイガンダム]]の部隊に対して。  
+
:『Z』第58話「メモリーズ」より。[[グエン・サード・ラインフォード|グエン]]が指揮する[[サイコガンダム]]と[[デストロイガンダム]]の部隊に対して。  
 +
;(上層部の期待ね…。こんなアクの強い面子を集めて、簡単に言ってくれるよ)
 +
:『[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク|ZSPD]]』アナザーサイドレコード第1話「発令」において[[013特命部隊]]の初期面子が集合した際のモノローグ。
 +
;「さて…隊長をやる以上、それなりの腕は見せなきゃ話にならんな…! 名前負けと言われん程度にはやってみせるさ!」
 +
:同上。初戦闘時の[[戦闘前会話]]。アクの強い連中ばかりが集う[[013特命部隊]]の「[[指揮官]]」としての力量を示すべく、最前線へと果敢に斬り込む。
 +
;「意味を求める事は無意味か…。確かにそうかもな…冷静に考えれば、こんな状況で連邦だ、プラントだ、チラムだといがみ合ってる場合じゃあない…それでも人間は戦いをやめない…。どこかでおかしいと思いながらも命令に従うしかない俺も含めて…思考の停止…。それは生きる事の放棄みたいなもんだな…」
 +
:『ZSPD』アナザーサイドレコード第4話「発令」に於けるモノローグ。実はこの台詞、直前に会話していた[[シュラン・オペル|シュラン]]にそっくりそのままあてはまる。
 
;「ああ。[[サコン・シロウ|サコン先生]]の指示通りにリハビリをしたら、徐々に昔の記憶が戻ってきてね…」<br />「完全ってわけじゃないが、少なくとも自分がムウ・ラ・フラガだって事は思い出したよ」
 
;「ああ。[[サコン・シロウ|サコン先生]]の指示通りにリハビリをしたら、徐々に昔の記憶が戻ってきてね…」<br />「完全ってわけじゃないが、少なくとも自分がムウ・ラ・フラガだって事は思い出したよ」
 
:『[[スーパーロボット大戦K|K]]』第19話前編「星の扉、運命の扉・前編」より。『K』で記憶を取り戻した理由。良いのか、そんなので。
 
:『[[スーパーロボット大戦K|K]]』第19話前編「星の扉、運命の扉・前編」より。『K』で記憶を取り戻した理由。良いのか、そんなので。
 
;「ごめんな、スティング…」
 
;「ごめんな、スティング…」
 
:『K』第19話後編「星の扉、運命の扉・後編」に於けるデストロイに乗った[[スティング・オークレー|スティング]]が撃墜時の台詞。全てを忘れてしまったかつての部下の死に、沈痛な様子であった。
 
:『K』第19話後編「星の扉、運命の扉・後編」に於けるデストロイに乗った[[スティング・オークレー|スティング]]が撃墜時の台詞。全てを忘れてしまったかつての部下の死に、沈痛な様子であった。
 +
;「あのジブリールって奴、実は俺も嫌いでね。少しおせっかいさせてもらうぜ!」
 +
:『L』第27話「戦うべき敵」より。オーブ戦で出撃した際の台詞。原作では[[ミネルバ]]だった件がジブリールになっている。
 +
;「…!?」<br />(こ、この光景…前にも…どこかで…!)<br />(!? そうだ! 俺は…俺は!)
 +
:同上。[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]の[[アカツキ]]が[[デストロイガンダム|デストロイ]]の攻撃からオーブを守るのを見て。
 
;「ようやく思い出した…。自分が誰なのか…俺が今、なぜここにいるのか!」<br />「守って見せるさ。なんたって俺は…」<br />「不可能を可能にする男だからな!」
 
;「ようやく思い出した…。自分が誰なのか…俺が今、なぜここにいるのか!」<br />「守って見せるさ。なんたって俺は…」<br />「不可能を可能にする男だからな!」
 
:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』第27話「戦うべき敵」より。エンデュミオンの鷹、完全復活の瞬間である。
 
:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』第27話「戦うべき敵」より。エンデュミオンの鷹、完全復活の瞬間である。
311行目: 415行目:  
;レイ「ムウ・ラ・フラガ…。お前も消えなくてはならない。お前の父親のクローン…世界を闇に包もうとしたラウ・ル・クルーゼの犯した罪と共に!」<br />ムウ「ついでに言っちまえば、俺にはファントムペイン時代に犯した罪もある。だが、それは生きて償う! だからお前も戻って来い! 仲間達のところに…!」<br />レイ「たわ言を! 俺はギルのために戦わねばならない!」<br />ムウ「よせ! そうやって、ひとりで闇を抱えたままじゃクルーゼと同じになっちまうぞ!」
 
;レイ「ムウ・ラ・フラガ…。お前も消えなくてはならない。お前の父親のクローン…世界を闇に包もうとしたラウ・ル・クルーゼの犯した罪と共に!」<br />ムウ「ついでに言っちまえば、俺にはファントムペイン時代に犯した罪もある。だが、それは生きて償う! だからお前も戻って来い! 仲間達のところに…!」<br />レイ「たわ言を! 俺はギルのために戦わねばならない!」<br />ムウ「よせ! そうやって、ひとりで闇を抱えたままじゃクルーゼと同じになっちまうぞ!」
 
:『L』第33話「選ばれた未来」に於ける[[レイ・ザ・バレル|レイ]]と戦闘前会話。仲間と決別して[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]のために戦う事を選んだレイに対して、[[ネオ・ロアノーク|自らの過去]]を踏まえて説得しようとする。
 
:『L』第33話「選ばれた未来」に於ける[[レイ・ザ・バレル|レイ]]と戦闘前会話。仲間と決別して[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]のために戦う事を選んだレイに対して、[[ネオ・ロアノーク|自らの過去]]を踏まえて説得しようとする。
 +
;([[ネオデュランダル]]か…何の因果かね)
 +
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』イベント『NOT ALONE』にて、[[スバル・イチノセ|スバル]]の乗機の名前を聞いて。言うまでもなく、[[ギルバート・デュランダル|彼]]の事を思い出したのだろう。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
 +
=== 劇中での搭乗機体 ===
 
;[[メビウス・ゼロ]]
 
;[[メビウス・ゼロ]]
 
:ムウが搭乗する宇宙戦用[[モビルアーマー]]。ムウはこの機体で[[ザフト|敵軍]]の[[ジン (SEED)|ジン]]5機を撃墜し、「エンデュミオンの鷹」という[[異名]]で呼ばれるようになった。
 
:ムウが搭乗する宇宙戦用[[モビルアーマー]]。ムウはこの機体で[[ザフト|敵軍]]の[[ジン (SEED)|ジン]]5機を撃墜し、「エンデュミオンの鷹」という[[異名]]で呼ばれるようになった。
 
;[[スカイグラスパー]]
 
;[[スカイグラスパー]]
 
:ストライクの支援機。[[空|大気圏内]]での戦闘で使用された。
 
:ストライクの支援機。[[空|大気圏内]]での戦闘で使用された。
;[[M1アストレイ]]
  −
:[[オーブ軍]]の主力[[量産型]]MS。原作では搭乗していない機体だが、GBA用ソフト『機動戦士ガンダムSEED 友と君と戦場で。』では条件次第で[[乗り換え]]が可能。
   
;[[ストライクガンダム]]
 
;[[ストライクガンダム]]
 
:[[フリーダムガンダム|フリーダム]]に[[乗り換え]]た[[キラ・ヤマト|キラ]]から譲られた[[モビルスーツ|MS]]。[[ナチュラル]]用OSが搭載されている。
 
:[[フリーダムガンダム|フリーダム]]に[[乗り換え]]た[[キラ・ヤマト|キラ]]から譲られた[[モビルスーツ|MS]]。[[ナチュラル]]用OSが搭載されている。
331行目: 436行目:  
::HDリマスター版のワンシーンでのみ搭乗している。
 
::HDリマスター版のワンシーンでのみ搭乗している。
 
:
 
:
:;ガンバレルストライク
+
;[[エグザス]]
::空間認識能力に優れているムウの為に開発された「ガンバレルストライカー」を装備したストライク。
+
:ネオ時にアーモリーワン襲撃事件で搭乗。
::[[ゲームボーイアドバンス|GBA]][[コンピュータゲーム|ソフト]]『機動戦士ガンダムSEED 友と君と戦場で。』でのみ、搭乗する事ができる(ただし、[[隠し要素|隠し機体]])。
+
;[[ウィンダム]]
 +
:ネオ時に地上で搭乗した赤紫色の専用機。本体は一般機と変わらないが、装備するジェットストライカーはリミッターを解除された特別仕様。
 
;[[アカツキ (シラヌイ装備)]]
 
;[[アカツキ (シラヌイ装備)]]
 
:[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]が乗っていた[[アカツキ (オオワシ装備)|アカツキ]]の宇宙戦仕様。彼女に代わって(当時記憶を失っていた)ムウが乗ることになる。
 
:[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]が乗っていた[[アカツキ (オオワシ装備)|アカツキ]]の宇宙戦仕様。彼女に代わって(当時記憶を失っていた)ムウが乗ることになる。
 +
 +
=== 他作品での搭乗機体 ===
 +
;[[M1アストレイ]]
 +
:原作では搭乗していない機体だが、GBA用ソフト『機動戦士ガンダムSEED 友と君と戦場で。』では条件次第で[[乗り換え]]が可能。
    
=== SRWでの搭乗機体 ===
 
=== SRWでの搭乗機体 ===
350行目: 460行目:  
*『機動戦士ガンダムSEED』の監督である福田己津央氏がクリエイティブプロデューサーを務めているアニメ『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]]』の第14話にて、とあるホテル名に彼の名前(漢字で'''夢有羅布楽雅'''と書く)が使われた事で話題を呼んだ。
 
*『機動戦士ガンダムSEED』の監督である福田己津央氏がクリエイティブプロデューサーを務めているアニメ『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]]』の第14話にて、とあるホテル名に彼の名前(漢字で'''夢有羅布楽雅'''と書く)が使われた事で話題を呼んだ。
 
**そして、『クロスアンジュ』が参戦した『[[スーパーロボット大戦V]]』でも'''ムウ本人を差し置いて登場。'''彼がどういう感想を抱くか、見たかったところである。
 
**そして、『クロスアンジュ』が参戦した『[[スーパーロボット大戦V]]』でも'''ムウ本人を差し置いて登場。'''彼がどういう感想を抱くか、見たかったところである。
*劇中でムウが年下の男性に『'''坊主'''』、そして年下の女性には『'''子猫ちゃん'''』と言う言葉遣いは、ムウ役の[[声優:子安武人|子安武人]]氏本人の口癖から来るものである。
  −
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== 資料リンク ==
  −
*[[GUNDAM:ムウ・ラ・フラガ]]
      
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
 
<references />
 
<references />
    +
== 資料リンク ==
 +
*[[GUNDAM:ムウ・ラ・フラガ]]
 
{{ガンダムシリーズ}}
 
{{ガンダムシリーズ}}
 
{{DEFAULTSORT:むう ら ふらか}}
 
{{DEFAULTSORT:むう ら ふらか}}
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